秋になった。
だからというわけでもないが,またいろいろと実験してみる。
少し過去の@を呼び出し、『願いのスタッフ』3本でいろいろ願って、そうしておいて残り回数が0になった3本のスタッフをまとめて『凡庸の巻物』1巻ですべて初期化できるのかどうか、念のため、再度確認してみる。
すると,できた。できてしまった。やはり気のせいではなかったようだ。
これはすごい。というか,このあたり,このゲームはザルのようだ。まあ,もともとこういう形での長時間プレイを想定していたゲームではないので,仕方がないのかもしれない。
このザル状態(というかバグ)を本気で利用するのはいささか気が引ける。何か遊びに使ってみるというあたりがせいぜいだろうか。
ちなみに,先日ネットで情報を仕入れた『*獲得*の指輪』(推定だが、何回でも高級品を願えるというアイテムではないか)を願ったところ,
「
何かが転がってきたがすぐに消えた。
」
という表示が出た。
おそらくこれは,現在のこのゲームには存在していないアイテムなのだろう(ちなみに本プレイのゲームバージョンはver1.01。2014年に改訂された最新版)。
この『*獲得*の指輪』は,過去の古いバージョンの名残なのではないかと推測する。バージョンアップの過程で,プレイバランスをやや難しい方向に寄せたという話も読んだことがあるので,そうした特殊なアイテムは,機能を減らされるか,あるいは消失させられてしまったのではなかろうか。
もともとがタイムアタックゲームのはずなので、そうした”大きすぎる偶然の要素”は外すのが正しいものと思われた。
同様に,『願いのスタッフ』で『★リンギル』先生を呼び出して装備し、『追加攻撃の輪(+2)』を装備したところ、片腕だけで627の攻撃力となった。これはすごい。片腕だけで通常の@の二刀流をはるかに超えている。
もっとも,これは単純な『★リンギル』の能力だけではなく『勇者のアミュレット』のサポートの力が大きかったらしい(このアミュレットを外したら打撃数値がかなり低くなったことからの推測)。
さらにふと思いついて、もう一つ『★リンギル』を所望してみたら、なんとできてしまった。
これ、どういうこと?
『★一つの指輪』実験のときも感じたけれど,このあたりも『願いのスタッフ』回りのバグといえばバグかもしれない。それとも,並行世界から同じ★アイテムを無制限に呼び出せるという解釈なんだろうか(まあ確かに同じ★でも性能が少しずつ違う場合もあるようなので、これはこれで良いのかもしれない)。
そこで、『★リンギル+追加攻撃の指輪+2』の二刀流を試みた。
所有している『追加攻撃の指輪(+2)』を両手に備え、★リンギルさんを両手に装備したところ、なんと打撃の期待値が両手合わせて1250を越えてしまった。恐ろしい攻撃力である。打撃力がHPを上回っているのはさすがというばかりだ。
このTinyAngbandでは,『追加攻撃の指輪』は,片手にしても両手に効果が行き渡るという設定らしい。今回の場合には,両手の打撃に2+2=4の攻撃回数が加わったことになる。もともとこの@ではリンギルは7回打撃回数があり,それに4回の追加攻撃が加わることで両手共に11回ずつの打撃回数を実現することに成り,結果的に左右を足して1200overとなったようだ。なんということだろう。
#何か計算が合わない気もするが…
ついでに、ACは140以上、加速も素で+40近くある(★クブラゴル+★リンギルx2+★ネッサブーツ+★アーケン石だし,そりゃそうだ)。
正真正銘の化け物の誕生だ。
ちなみに,同じリンギルを両手に持った場合では,右手も左手も同じダメージになった。利き手という概念はなさそうだ。
この装備に『殺戮のガントレット』などを追加したら,さらに攻撃力が向上するのかもしれない。またいつか試してみよう。
今度は、4つの基本元素の”免疫”機能を持った装備をすべて呼び出して装備し、深層で戦ってみる。具体的には『★ドワーフ王アザガルのマンゴーシュ』で火免疫、そしてエルフの最強指輪『★ヴィルヤ』で電撃免疫である。ちなみに,酸免疫は『★トゥオルの影のクローク』,冷気免疫は『☆ミスリルの超鎧』にすでに備わっている。
さて,攻撃力はどうなっただろう。
『★リンギル』の二刀流に比べればさすがに多少は落ちたが,それでも攻撃力は1000を超えている。『★アザガルのマンゴーシュ』の打撃力もそれほど低いものではなさそうだ。それでなおかつ全元素免疫&反魔法装備である。
スピードは+28と多少落ちる(おいおい)が,薬を飲めば40近い超高速である。問題はない。
これで戦うと,どうなるのだろう。
試してみよう。
早速、23階に潜り,女王入りのaの巣の中に堂々と割り込んで、好き放題縦横無尽してみるが、気になるほどのダメージは受けない。酸&火免疫万歳である。
aの群れの中で適当に動き回る。アリさんは動く先々で消滅して行くわけだが,女王アリの召還速度が早いので,あっという間に空間が呼び出されたaで埋まる。そこをまたわしわしと蹂躙して行くことを繰り返す。
不思議なことに,ダメージはほとんど受けていないのに,なぜか『ひどい傷』と言った表示が出てくる。なんだろうこれ。傷の深さなどが勘案され,ダメージ回復に影響しているようだ。が,これもさほどのことはない。『致命傷回復の薬』でほぼ治る。
画面もろくに見ないで適当に縦横に@を動かしていたら,気がつかないうちに女王アリを倒してしまい,aは全員消滅していた。
これはすごい。これまでのaに対応するための苦労は何だったのだろうか。
また、寝ている赤や青のDに一度接敵して起こしておいて、その後特に何もしないであちらの攻撃を受け続けてみたが、ほとんどダメージを受けない。
すべての元素攻撃に対して無条件のガードがかかるわけなので、『耐性の薬』も飲む必要がない。あちらが気合でブレスを吐いても、こちらは特に何も感じない。体当たりで少し削られるが、ターンが少し進むとすぐに戻ってしまう。挙句の果てには、こちらは突っ立ったままで何もしていないのに、Dの方がびびって勝手に逃げ出す始末である。
おーい,待ってくれよ。
その後もいろいろ試してみたが,たいていの敵は、1、2合打ち合わせると勝手に死ぬ。
そして,黄色Hも赤Cも赤aも,どんなブレスを吐こうと気にならない(Mのガスのブレスと緑bの暗黒のブレスだけはダメージがよく分からなかったが)。
好きなときに好きなところに行ける。
地下世界の自由人@である。
強いなあ。
なんだかわからんが。
そこで、26階まで降りて、試しに御大サウロンさんとやりあってみることにした。ちなみに,本家『指輪物語』ではこの人がラスボスだが,このゲームではラスボス一歩手前の中間管理職である。
このオレンジ色のpさんにお目にかかるのは始めてである。
一応、敬意は表しておきたい。
よろしくお願いします。礼。
さて、ご尊顔を拝したのはいいものの、早速,いろいろと召還に囲まれてしまい,本体を攻撃するのが面倒になった。こういうときの常套手段である『テレポートアウェイのロッド』はなんとなく持ってきていない。困ったな。どうしたものか。
と思ったのもつかの間、なんとサウロンさん自身が積極的に近づいてきてくれる。よせばいいのに,細い廊下で,自分で召還した部下を押しのけてまで宿敵@に肉薄してきてくれるのだ。ある意味、上司の鏡だ。もっとも,部下としては『あの,自分,何のために呼ばれたんでしょうか』と思わざるを得なかろう。
おかげで、とてもありがたく、サウロンさんを直接ガシガシと攻撃することができ、それほど苦労せず、割とあっさりと倒した。体力回復の薬もほぼ不要であった(さすがにダメージ0とは行かず,1000あった体力が800程度まで削られたが,その程度であった)。何回か”魔力の渦”なるものに巻き込まれたりしてはいたようだが,それが何か?という感じだった。
引っ込み思案の「キリス・ウンゴルの番人」諸君もボスを見習うと良いと思った。
サウロンさんを倒したあとは、さすがに被召還諸君をすべて倒す義理もなく,面倒だったのでレベルテレポートでふわふわと上昇して撤収し,そのまま『★アーケン石』の発動で無事お家に帰った。
なるほどなあ。
これが@の最終形態なのか。
化け物ですわ。
そして,少し寂しい気持ちになった。
上限という概念が具体的に見えてしまうのは,なんだか悲しい。
とはいうものの,実際にここに到達できるかどうかは分からないし,到達できるとしてもずいぶんと先の話になるだろう。そして,そこまでにはまだまだ色々な経験を積む必要があるだろう。もしかしたら,これよりも効果的な別なアイテム類の組み合わせを見つけてしまうかもしれないし,まだお目にかかっていない最終ボスのモルゴスさんを相手に戦うには,また何か別の要素が求められる可能性もある。
もう少し未来を探して彷徨してみようと思う。
ということで、今週は実験に専念する週と相成った。
潜ってみた(『歌ってみた』風味で)。
しばらくの間、『防衛者』さんと『エルフの*鑑定*ソード』の組み合わせを試してみた。
特に問題はないのだが、打撃が570程度だ。先日”リンギル無双”を試したからというわけではないが、さすがにもう少し打撃力があってもよいのではないかと思い、武器の交換を検討した。
耐性パズルを考えつつ、いろいろと選んでみる。
まずは『★アングリスト』と『★アランルース』(浮遊機能がある)で組んでみた。かなりの打撃が期待できると思ったのだが、値としては580程度でほとんど変わらない。実は防衛者さんの打撃は決して小さくはなかったのだ。
とはいえ、いずれも相手に致命的な鋭い傷を負わせることができる刀であり、小刻みにではあるが、十分敵を倒す力はある。
また『★アランルース』さんは、攻撃力もさることながら、加速+4というのがある意味すごい。これで素の状態で加速+33である。もう『スピードの薬』いらないよな。自宅にも手荷物にも99服ずつ溜まってるけど。
この装備でいろいろ探索してみるが、実のところ、特にこれという収集物もない。とりあえずは潜るたびに『抹殺の巻物』『周辺抹殺の巻物』などを無難にひとつずつ持ち帰る程度のプレイである。
『切れ味のグレート・ソード』というものをはじめて拾うが、鋭いという以外にこれという特徴はないようだ。一応家に置いてはおくが,例の『装備品を鍛える』で鍛えてみるべきかどうかは迷う。
例のごとく『邪悪存在退散のスタッフ』さんは大活躍である。
ちなみに、先日から『テレポートアウェイのロッド』を数本持ち歩いていたのだが、ついぞ使わないことに気がついた。gピットのときも感じたのだが、今の@にとっては、群れた危険な相手を飛ばしても、危険が分散するばかりで、あまり良いことがない。ということで、お家に戻っていただくことと相成った。
先にも述べたが、最終戦の対召還部隊には必要かもしれない。そのときのことはそのとき考えよう。
その後、地下に出向いたところ、こんなことがあった。
ある階でj(ゼリー)のピットがあった。このゲームでは割と良くある。jはテレパシーでは検知できないので、空白だと思っていた部屋に突入したらjピットで、瞬間的に酸のブレスの大嵐に見舞われてえらいことになった経験が何回かある。
jの酸のブレスは強烈で、とにかく持ち物は壊すわ装備は劣化させられるわおまけに倒してもドロップはほとんどないわで、戦ってもいいことがない。j自体の速度は遅いのだが、ピットとなると数が数なので、一瞬にしてものすごい量の攻撃を食らうことになる。
そこで、これまでは触らぬ神に祟りなし的に静かに避けて通っていた。
しかし、考えてみると、今は自分には酸免疫がある。もしかしたら、この状態でjピットに突入してみても、ダメージを受けないのではないだろうか。
ということで、早速試してみる。
入り口をノックし、jさん達のお部屋におそるおそるお邪魔する。
何があるかわからないので、比較的低姿勢で行こう。
こんにちは~ちょっと失礼しま~す(顔をのぞかせる)~~通りすがりの君主15歳ですが…(ぶしゃー!!)
すかさず襲い来る酸ブレスの嵐。ぬおおおおお。こっちの言うことなんぞ聞いちゃいない。そりゃそうだが。
が、この@、まったくダメージを受けない。
こ、これが酸免疫の力か(”これがイデの力か”風に)。
押し寄せるブレスをものともせず、『★アングリスト』さんと『★アランルース』さんは、いずれも鋭く敵を”切り裂いて”いく。ぶよぶよしたj(ゼリー)さん達をひたすらばっさりと切り裂き続け、次々と倒していく。ノーダメージで。
これはすごい。
うひょひょひょひょ、という喜びの声が湧き出る。
酸免疫、おそるべし。
もうjピットが怖くないなんて、なんて素敵。
『★トゥオルの影のクローク』さん、もうあなたなしでは生きていけないわ。
今回気がついたのは、黄緑jと深緑jは倒してもほぼ何もないけれど、黒灰jは、倒せばそれなりのドロップがあることだった。とはいうものの、あたり一面に飛び交う酸のブレスの嵐の中で、大概のものは溶けて消えてしまうのであった。きっと貴重な巻物や薬やスタッフなどもあったのだろうが(推測)、すべて消失してしまうのだ。無常である。
ということで、もし今後jピットを相手にするのであれば、最初にまず怒れる黄緑j&深緑jをすべて倒しておいて、残った黒灰jを一匹ずつ相手をするのがよさそうだ(黒灰jは自分の見る限りあまりブレスを吐かないし)。本来は、こういうときに『テレポートアウェイのロッド』を使うのだろうなあ。
その後しばらくして,なんとなく,少々前のdumpリストを眺めていたら,なんと,当時持っていた、なんということのない(と思っていた)ヘルメット
『☆ハヌゴンド』
さんに,実は”酸免疫”が備わっていたことを発見した。
☆鉄ヘルメット『ハヌゴンド』 (+7,+7) [5,+19] (+4赤外線視力) {+魅赤*酸}
それは魅力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは酸に対する完全な免疫を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
地下20階。今度は赤dのピットに遭遇した。
赤dはヤングドラゴンないしはベビードラゴンである(色の区別が微妙すぎて画面を見ただけではよくわからないし、実のところ両者の質的な違いもよくわからない)。いずれも炎のブレスを吐いてくる面倒なお相手である。そもそも”こういうの”を相手にするために火免疫属性が欲しいと思いつつ世界を彷徨っている昨今なのだが,なかなか入手できないまま,こうして対峙するはめに陥っている。
どうしようかなあ,と思いつつおそるおそる近づいていったら,そのピットの目の前に,よりによって『*破壊*の巻物』が落ちている。
なるほど,神様。そういうことなんですね。よくわかりました。
ということで,即座に『*破壊*の巻物』を読み上げ,あたり一面を灰燼に帰せしめた。
さらばだ,d諸君よ。また会おう(できれば火免疫属性をゲットした後に)。
さて、21階。
特にこれというものがあるわけではなさそうなのに、雰囲気が真っ赤である。
『悪い予感がする』
とのことで、しばらくわくわくする。なんだなんだ。
と思ったら、特に何もなく、真っ白の『なんて退屈なところだ』に変わっていた。なんだったんだろう。このゲームは時々こういうところがある。
もしかしたらだが、引っかかるととんでもない召還が行われるトラップなどがあったのかもしれない。が、それを『全感知のロッド』6本の力で乗り越えていたのだろう。そう信じることにした。
引き続いて階を降りてLと戦う。これはリッチという種族で、先日もスタッフの魔力を吸収してくれた面倒な相手である。死人の魔法使いかなにかなのだろうか。
まずは『邪悪存在退散のスタッフ』でチャレンジする。効果はあるようだが、8回使いきっても溶けるところまではいかない。なるほど。かなり硬いようだ。
いくつか召還もされ、ごたごたしているうちに、挙句の果てに強制的に遠距離テレポートをさせられた。しかも2回も。遠距離からはるばる戻ったらまた戻されたわけだ。なんだか腹が立つ。一応は反魔法装備があるはずなのに。
後から思ったのが,もしかして,この強制テレポートを防ぐためには,”反魔法装備”ではなく,”反テレポート装備”が必要なのだろうか。これまで、何のためにこの能力カテゴリが独立して存在しているのかよくわからなかったのだが、こういうところで使うものなのか?
というか、このゲーム的には”テレポートは魔法に入りません”ということなのか? 魔法領域じゃないと言うのなら,実はこれは科学技術なのか? もしそうだとしたら,これはこれでとんでもない科学レベルではなかろうか。
どうにも不可解である。
このとき弓は持っていたが、矢弾を持っていなかったので、仕方なく接敵して叩き潰した。どうせ『邪悪存在退散のスタッフ』さんは残り回数0回なので、吸収される心配もなく,問題はなかった。次は『クロスボウの矢』を用意しておこうかなあ。
とりあえず、一度地上に戻って体制を立て直す。
あらためて地下に潜る。
22階、23階、と進んでいく。特に問題はない。一瞬躊躇したが、とりあえずそのまま24階に突入する。緊張する。
入ってすぐ、黒いOの小群を蹂躙したところで、『黒曜石の指輪』というアイテムが登場する。
久々の新アイテムである。
わくわくしながら鑑定したところ、
『王者の加護の指輪(+17)』
さんの登場であった。ぱんぱかぱーん。
王者さん,お初にお目にかかります。お噂はかねがね。主にネット上で。
ということで、試験的に装備してみるのだが、実のところ正直よくわからなかった。ACが130少々から150まで一気に増えたのはわかった。が、それ以外はぴんとこない。打撃が上がるわけでもない。
自宅で*鑑定*してみると、”劣化耐性”があるという結果が出た。これも聞いていた通りである。このゲームの中には”劣化攻撃”を仕掛けてくる敵がいて、油断をしていると★装備といえども性能劣化させられる。これを仕掛けられると、人によっては心が折れそうになるそうだ。大ボス・途中ボスのお二人や、ナズグルの皆さんがこの攻撃法を持っているとのことである。
ちなみに,この劣化耐性はまさに「この指輪」にしかない機能らしい。確かに,他の☆装備などでは見たことがない気がする。
というか、実はそもそもこのゲーム、耐性スロットに「劣化」が存在していない(本家Angbandには普通にあるようだ)。
自分的にも、これまで劣化の被害にあまりあったことがない気がする?ので、このあたり、よくわからない。9名のナズグルさん達を相手にしたときに、もしかしたら生じていたのかもしれないが、自分は気がつかなかった。
ぶっちゃけた話をしてしまうと、戦いの最中にこちらの装備を微妙に呪ったりしている余裕があるようなら、むしろその分打撃を加える方が効果が高いと思われる。少々呪われたところで、こちらの攻撃力には大して影響がないからだ。
『王者』さんには、とりあえずお家でお茶でも飲んでいていただくことにした。またボス戦あたりにご登場願うことになるかもしれない。ならないかもしれない。
少しの間、この24階付近の深層で戦ってみる。意外だったのは、それほどの強敵が出てこないことだ。恐れていたUさんもお一人がいただけで、タイマンで問題なく対応させていただいた。召還持ちの黄色Pさんにも出会わなかった。これならば、むしろ16階とか17階とかの方がピットで恐ろしい思いをすることが多いのではあるまいか。ドロップの質を考えると、このあたりでの戦いを重視した方が効率はよさそうだ。
ちなみに、25階まで潜ってしまうと、バルログの長である「ゴズモグ」さんがご登場あそばされる可能性が出てくる。この方は中ボスのトップランクで、というより、サウロン先生とモルゴス大先生以外に、ここまで唯一残ったユニークモンスターである。
他にもユニークモンスターはたくさんたくさんいたのだけれど、この縛りプレイに入る前にすべて倒してしまった。このゴズモグさんも現状で倒せなくはないのだけれど、倒してしまうとこのゲーム世界の終わりが近づいてきてしまう。ので、当面そこまでは行かないでおこうと思っている。
『ウィザードリィ』というゲームにはまったプレイヤーの中には,いついつまでもこのダンジョンで探検を続けていたい,と思う人も珍しくなかったらしい。このTinyAngbandにおいても,実はこのプレイヤーは同じことを感じている。世界に親しみを覚えているのだ。そこそこ強くなると,自分の強さに余裕が出てきて,『俺強ぇ』感を楽しめる。そして、もっと世界を探索したくなる。そして,その要望に応えるだけの奥深さが,その世界にはある。いいゲームなのだろう。
もっとも,あちらはレベル3桁なんぞは珍しくもないらしいので,『俺強ぇ』の次元が異なる気もする。さすがにAngband系の世界では、いくら強くなっても矢野先生のように”裸殴り”2発でラスボスのモルゴスさんを倒せるようになるとは到底思えない。
そして、いつの間にやら貯金は1200万$を超え、経験値も700万を超えていたのだが、しかしいずれもゲームの進行にはほぼ無意味なのであった。どうしたものか。ちなみに『レベルアップの薬』も30巻ほど溜まっている。
気がつくと、魅力が18/200を超えている。調べてみると『★ネッサブーツ』さんのおかげでずいぶんと@魅力が復活しているようだ。現在の耐久力が18/197なので、それを越えているのはなかなかすごい。実は”賢さ”も18/187となかなかの値を示している。低いのは知能(18/60)ばかりである。
そして、正直、このゲームの”賢さ”と”知能”の明確な違いがいまひとつ読み取れないプレイヤー(職業:心理学者)であった。
鋭いけれど打撃力が微妙だった『★アングリスト』さんに変えて『★鍛冶の神アウレのウォーハンマー』さんを装備したところ、二刀流の打撃が合わせて700を超えた。すごい。これはありかもしれない。
ということで試してよう。
とりあえず24階で戦ってみる。そこそこの強さのように感じる。先ほどまでと比べて、少しだけであるが、戦闘が早く終る気がする。リンギル実験のときほどではないが、かなり強い武器なのは確かだ。
しばらくこれで行くことにしようと思う。
ということで、数回にわたり24階で戦う。そこそこの戦果を得る。
この程度の階層だと、Dを倒したときなどにはいろいろなものが落ちている。中の一つ以上は高級品以上が含まれている。ありがたいことだ。
しかしながら、なんとなく敵も強くなっている気がする。雑魚のはずのnさんなど、的確に免疫のない火炎と稲妻のブレスを吐いて@の持ち物を壊しにかかってくる。どうしたものか。というか、お前らこれわざとだろ。もしかして,@の装備を学習しているのだろうか。
自宅に戻り、いろいろと拾ったものを売ろうとしたのだが、美術商は『もう店がいっぱいで置く場所がありません』と断られた。仕方なく、腹も減ったので宿屋でビールとつまみで体力をつけ(なぜか他の食事は出してくれない)一晩眠る。一晩たったら、もう美術商の品も捌けていて、あっさりと売ることができた。わずか一晩でこの捌けっぷり、お宅、ずいぶんとご繁盛ですなあ。
ついでにブラックマーケットを散策していると、なんと『邪悪存在退散のスタッフ』さんが4本まとめて売られているではありませんが。ちなみに一本あたり4700$ということで、ブラックマーケットでこの価格ということは、ぼったくりなしの「市場価値」的には1000$いかない程度ではなかろうか。結構貴重品なんだが,価格的には意外なくらい安価である。
なお、この街では、武器装備や防具装備については、稀にではあるが、店舗で『☆装備』のアイテムが店頭に並んでいることがある。ちょっとわくわくする。
しかし、一方で、指輪や巻物、薬の類については、ブラックマーケット以外では”特殊なもの”が売られていることがない。スタッフやワンド、ロッド類も同様だ。これらについては、常に一般的な物だけが売られており、その枠をはみ出すことがない。こうした店舗による”スタンスの相違”があるのは、プレイヤーとしては少し不思議な感じがする。というか、この設定の意図がよくわからないと思った。
さて、この『邪悪存在退散のスタッフ』についてはちょっと考えてしまったが、今現在、手持ち以外に自宅にも8本もあることもあり、ここはスルーすることとした。
普段あまり行かない雑貨屋さんになんとなく顔を出してみたら、『オログの人形』というものが売られていた。調べてみると、なんと『投げたときにペットに変化する』とのことであった。へええ。
一つ買ってみよう。
実際に使うのは来週ということで、今週はいったんこのあたりで終わりにしておこうと思う。
疲れたような、そうでもないような、不思議な週だった。そして『王者の加護の指輪』さんに初めて出会ったのは感動的だった。
先週拾った『オログの人形』を地上で投げてみた。
すると、緑色のTが出現した。ペットという位置づけらしく、こちらに敵対してはいないようだ。街の人を襲うこともない。なかなかよくできたオログさんである。人間性を吟味しているからかな(by Avalon小説版)。
名前がないのもなんなので、とりあえず、”山田オログ”さんという仮名をつけた。まんまである
Tのいる位置にこちらが移動しても、単に『ペットのオログを押しのけた』という表示で、位置が変わるだけで、攻撃としては解釈されない。そうか、押しのけるんだ。
なるほど。
そこで、その山田さんに『こちらについて来る』という命令を出してみたのだが、これがなかなかついて来ない。よく考えてみると、今の@は加速+28というとんでもない状況であるので、ペットがついて来ることができないのだ。
それはそうだ。サイボーグ009が加速装置で起動している時に、仲間が一緒にはついていけないのと同じである。
しばらく地上で二人して行ったり来たりしてみたのだが、この速度差によって、一緒に行動するということができない。
また、二人して地下に飛ばされるということもできないようで、部屋の入り口に一緒に入ろうとしても@一人しか入れない。
残念ながら,戦力にはなりそうにない。
とりあえずは、腹が減っているのかもしれない、と思い、nethackのように、食べ物を投げればこちらに親近感が沸いてくるのか?と仮定して、隣にいた山田さんに向かって『エルフの行糧』を投げつけてみた。
ところが、これがどうも”攻撃”として解釈されてしまったようで、山田さんが怒った。たまたまそのときに、彼が建物入り口に立っていたので、それを押しのけようとしたところ、今度はその動作がシステムに”攻撃”と解釈されてしまい、一瞬でペットTを殺してしまった。
あれえ。
すまぬ、山田さん。
なんとも難しいものであった。
他にもペットを試してみたのだが,なかなか上手く活用することができなかった。もう少し考える必要がありそうだ。
24階でどたばたしていたところ,『★ベルスロンディング』というロングボウを拾う。これは相当に強力で,しかもその直後に『殺戮の追尾の矢 (+20,+18)』という,これまたすさまじい矢を33本も拾ってしまった。実はこれってコンビなんだろうか?
これは,弓自体で(+20,+22)というすさまじい補正がかかるうえに,それに加えて放つ矢の補正がかかるということになるので,結構な打撃になる。この組み合わせだと命中補正が合計+40,打撃も合計+40である。おそらくだが、純粋な打撃面では、このゲーム中の最強の弓はこの『★ベルスロンディング』さんではあるまいか。
まともに当たりさえすれば、ラスボスのモルゴス先生もこの『★弓』と『特殊矢33本』のセット+『追加射撃の指輪』だけで,結構なところまで追い込めてしまう予感がする。
そういえば『追加攻撃の指輪』は+2まで見かけたことがあるが、『追加射撃の指輪』は+1までしか見たことがない。こちらも不思議といえば不思議だ。
が,これを装備するとなると,当然『★クブラゴル』さんの加速+10が消え去る。微妙なところである。
そこで、しばらくは,『★ベルスロンディング』さんとその相棒の『凶悪な矢』のお二方共には、お家でお休みいただくこととした。
もし加速+10の『★リンギル』さんを拾えれば,『★クブラゴル』さんに代えて『★ベルスロンディング』さんの登板もないわけではない気がしてきた。
もっとも,そうなると,対ラスボス戦以外の用途で,ロングボウで射ることができる矢弾を集めなければいけないんだよなあ。『★クブラゴル』さんをツモったときに,普通の矢はすべて捨ててしまったわけで,あらためて集めるのはとても面倒くさい。というか,そもそも我が家にはもう置く場所がない。
結局,いろいろ『★リンギル』さん次第なんだなあ。
もし矢弾の問題で『★クブラゴル』さんを続投させ,『★ベルスロンディング』さんを登板させないとしたら,『★リンギル』さんを拾った場合には,おそらく『スピードの指輪』を外すことになるだろう。そうすれば,劣化耐性のある『王者の加護の指輪』,火耐性のある『ナルヤ』,そして電撃免疫機能のある善側の指輪の最終兵器である『ヴィルヤ』さんなどを装備することができるようになる。それはそれで心躍る。
もう少しいろいろ考えて見ようと思う。
またもや自宅インベントリが溢れてきた。
そこで,満を持して『*獲得*の巻物』を19階まで潜って読んだ。
ぬおおおお(気合の声)
そして,おおかたの予想通り、一つは『アンデッドスレイヤーのウォーハンマー』という微妙なものだった。もう一つは『スピードの指輪+10』であった。今回はこの二つだけであった。
後者は本来はなかなかのモノであったと思うのだが,現状で『スピードの指輪+11』をはめているので,入れ替わることがない。世の中のTinyAngbandの装備記録では『スピードの指輪+15』まで見たことがあるので,まだ先はあるとはいえ,これ以上の加速指輪が出てくることは普通の意味ではあまり期待できないだろう。
これは守護神の性質にも依存するのかもしれない。ウルモ様を守護神とするこのプレイでは、特別製の指輪やアミュレットはめったに出てこない。一方、世間のプレイ記録では☆指輪とかが目だって出ていたりするものもあるので、もしかしたら他の神様の場合にはいろいろなサポートのある『☆加速指輪』の存在も可能性として否定できない。
あくまで推測に過ぎないが。
#この推測は正しかったことは後からわかった
すぐ後に,通常の『獲得の巻物』も拾って読んだのだが,こちらもまた『追加攻撃のハルベルト』という,またもやなんともいえないものであった。とはいえ,神様からの賜りモノに文句をつけてはいけない。
いずれ美術商に並び,世間の皆様に神の美の力を示すことになるのだ。
ともあれ,これで貴重な自宅インベントリが一つ空いたわけで,問題はない。
20階で,とてもとても久々に『無敵の薬』を拾う。ここまででようやく2服目である。なんとレアなことか。『願いのスタッフ』すら3本拾っているというのに,それ以下とは。
しかし、この薬、持続時間はわずか5ターンで、しかも無敵終了時に1ターン無防備になるという噂をどこかで読んだ(オリジナルのangbandの場合か?)。そうなると、使い物にはならないなあ。使うとしても、ラスボスを倒してすぐにテレポートするとかかなあ。
そもそも、この薬はどうやって使うことを想定されているのだろうか。
19階で赤いpのピットに遭遇する。
この赤い人はメイジである。この人達は,いうなれば雑魚ではあるのだが,召還使いでもある。
おもむろに戦ってみたところ,これがある意味”大変”だった。
この赤い人の皆さんは,一言で言うなら『弱い番人』である。
赤p自身は打たれ弱くて@の打撃一撃で死ぬのだが,その前に召還をかけてくる。そして,p自体が雑魚なので,召還された相手も微妙な雑魚ばかりである。
とはいうものの,その中には赤dとかu,nといった,嫌~なブレスを吐いてくる連中がたくさんいて,結局は大切な『テレポートの巻物』『聖預言の巻物』などを多数燃やされてしまう羽目に陥った。ぐぬぬ。
貯めた資源を、その資源の正しい目的のために消費するのであれば、問題はない。しかし、単に燃やされたり消されたりするのはなんだか腹が立つ。そういうものなのだ。
こういうときのために,一刻も早く火免疫機能を入手したいと思う@であった。
おまけに,ショートテレポートアウェイをかけられるので,うざくて仕方がない。ちょっと歩いたり戦うだけですぐに周囲のどこか近くに飛ばされてしまう。
まずは,赤p自身を殲滅しなければ,召還&テレポート地獄が延々と続くことになるので,上下左右に飛ばされつつも,pの隣に来たときにはすかさず一撃を入れて殺し,また飛ばされ,召還を相手に戦い,隙間を縫ってじわじわとpに近づき,運よく隣接できたら叩き殺し,また飛ばされ,というのを延々と繰り返した。
正直、無駄に疲れる。
赤い人,もういいかげんにしてくれ~(CV:笑い飯 from ”デザインあ”)。
自分自身はあまりダメージも受けないのだが,とにかく飛ばされてしまうのが面倒で,画面上で自分がどこにいるのかがわからなくなる。これがわりと”うざい”。なるほど、こういうときには反テレポート機能が大事になるわけだと理解する。
ともかく、ひたすら上記を繰り返し,なんとか100人ほどいらした赤pさんご一行を殲滅する。そうしたら残りは召還された雑魚の皆様をひたすら叩き殺すターンである。こちらは割とすぐに終わる。
ぶっちゃけ,大赤字だった。赤い人だけに。
強くても弱くても,ぜんぜん割に合わない。
もう召還持ちピットと戦うのはやめよう。
そう決意する@であった。
これがオレンジp(上級魔術師であるソーサラー)のピットになると,召還がさらに強力になり,DとかVとかWとかが呼ばれて飛び出て大変なことになるわけで,相応のドロップを期待するにしても,やはり割に合わないだろうという気がする。
などとぼやきつつ、少し上昇して19階にて『*体力回復*の薬』を拾う。これで9服目。これもまたレアだなあ。
ちなみにレベルアップの薬はすでに30服たまった。
21階にて『凡庸の巻物』ゲット。すぐお家に戻る。これで17巻まで戻してきた。
jピットに出会う。
先日の戦いの反省を活かし、まずはお怒り様の多い黄緑jを殲滅し、次に残った深緑jを叩き、最後にドロップの多い黒灰jを倒す、という順番で戦うことにした。これはある程度の効果があり、そこそこ多くのドロップを確認することができた。
これが”学び”の成果である。
ご不要になった『イルミネーションのロッド』77本を売り飛ばす。67000$ほどになった。
同じくもはや不要な『周辺感知のロッド』16本と『帰還のロッド』32本も処分したところ、前者は144000$、後者は115000$になった。まずまずのお金である。
そして、貯金が1300万$を超えた。もはや買うモノもなく,意味もない金額ではあるが,フィクション・ノンフィクションを問わず,行動の自由度を保証するための資源としての「金銭」という持ち物は、少ないよりも多い方がよろしいのであろう。
そして22階にてまたもや『獲得の巻物』をゲット。
最近よく拾うのではあるが、例のごとくがっかり感が半端ない”賜り物”が多い。理由はよくわからないが、昨今はそういうことになっている。
そこで、なんとなくだが、この巻物を拾ってすぐに読んでしまうのが良くないのではないか、と考えた。ある程度の時間、持ち物として所有することでよいことが起きるのではあるまいか。そこで、この巻物をしばらく荷物として持って、それからしばらくして読んでみることにした。それなりに”溜め”を作ってみたのだ。
さて、結果は。
『ドラゴンスレイヤーのモーニング・スター『耀隼』 (2d6) (+9,+12) (+1) 』
うん、そういうの全然関係ないね。
同じく22階で『☆フェアノールのランプ『燦燕』 (+4) 』なるものを拾う。
この『フェアノールのランプ』というのは、”指輪物語の前日譚である”シルマリルの物語”で、フェアノールという天才が作った謎の光源である。永久に光が絶えることがない謎のアイテムで、発光原理等は現在に至るまで誰も理解していないという代物である。天才すげー。
そして、ゲーム的には比較的初期に拾うはずの光源でもある(らしい)。一応自分もかつて拾ったことがあったような気もするのだが、なにぶんそのころには他の光源や、そもそも今使っている『★アーケン石』などが装備されていたので、出番がなかったように思う。
けだし、今回は銘入りで+4という謎の数値がついている。
自宅に戻って調べたところ、灯りとしてはもちろん、腕力や魔法使用、生命力吸収耐性、テレポートを邪魔するという機能がついていた。うむ,悪くない。
最後の”反テレポート”機能は、一般的にはダメ機能とみなされているようだが、昨今のテレポート飛ばされ事案の頻発に伴い、この機能は割かし重要なのではないかと思うようになった。現在の@は自分から積極的に逃げることもあまりなくなっているので,あまり障害にならないのではないかと思う。もしそこまで追い詰められているのであれば,むしろ『★アーケン石』さんに帰還させてもらうことにして,時間を稼ぐのが正しい手筋だろう。
とはいうものの、これがかけられるのは,まさにその御大『★アーケン石』さんがかかっている首周りの部位であって、さすがにこの『★アーケン石』を除いて出陣するわけには行かない。『周辺感知のロッド』がない今となっては千里眼機能は必須だし,そもそも『帰還のロッド』を総じて売り飛ばした後なので、迷宮深部から一気に帰って来れなくなってしまうためである。
一応自宅には置いておくけれども、実際にどの程度活用するのか、ということになると、いささか自信がないのだった。持っておいて現場に応じて交換するのがせいぜいというところかもしれない。
今度、余裕があったら持ち物の中に入れてみよう。
23階にて、ひっそりと祭られていた祭壇のような感じのスペースに、『アーティファクト生成の巻物』が登場した。なるほど、このありがたい巻物を祭るのは正しいと思われる。いただいて、すぐに帰る。
とはいえ、当面は保留である。これで3巻溜まっている。いつか何かに使ってみたい。
同じく23階にて、『吸血ランス』を入手した。これは、以前使って調子の良かった『吸血ランス』(青Dピットとの戦いの現場で拾った例のあれ)の、さらに数値が良いものであった。
お金も溜まったことなので、今回、このランスを『装備品を鍛える』ところで鍛えてみようと考えた。
さて、どうなるだろうか。
11万$ほどの請求書と、鍛えられたらしき装備品が届いた。
いかがなものでしょう。
丁寧に箱を開けてみる(つもり)。
『(吸血)ランス『翔隼』 (2d8) (+16,+10) {{経|沌吸/人}} 』
敵に”カオス的な効果”を及ぼすそうである。
実は、昔から、この”カオス的な効果”というのがよくわからなかった。ので、試してみることにしようと思いつつ、虎視眈々と機会を窺う。
さて、そんなある日のこと(実際には割と直後だが)、23階にて縦長の卍型の地形に出会った。永久壁でできた細長い通路の中に、適度な強さのモンスターさん達が静かにたたずんでいる。
こういう地形とモンスターの群れはどうやら”ヴォールト(Valut)”と呼ぶのがこの世界の常識らしい。なるほど。今まで知らなかった。
で、問題の『吸血ランス』さんの試運転として、そのValutでいろいろ戦ってみる。
感想。
悪くはないんだが。が。
思ったよりも打撃を含めた総合力が弱い気がした。どうも、『カオス』的な効果というのが効かない敵がいるようで、この階層ではその数代わりと多いのではないか、という感じがした。また、吸血の頻度が低く、あまり効果を感じられなかった。もしかしたら,この『吸血武器』には,隠しパラメータがあり,吸血頻度と成功率が一つ一つ違うのではないかという気がしてきた。あくまで印象であるが。
特に、吸血機能はゴーレムさんたちには効かないため、実質的に『★アランルース』さんだけで戦うことになってしまい、いまひとつ効率が悪かった。
とは言うものの、何とか全体を平らげて、そしてさらにこんなものを賜った。
『☆スモール・ソード『ヒムレグ』 (2d6) (+10,+10) (+1攻撃) {{+攻具赤r乱;明/邪巨!!}} 』
#%allの銘を刻み、たまたま拾った巻物で*鑑定*している
魔法道具利用をサポートしてくれるのは助かる。実際の戦闘に使うかどうかはさておいて、ありがたいものである。
なお『*破壊*の巻物』を拾っていたため、物は試しと、アイテムを漁り終わったところで、永久壁のあるあたりで読んでみたところ、見事に永久壁を残してあたり一面が破壊された。なるほどなあ。この壁は本当に永久なんだなあ。
残り2回となった『邪悪存在退散のスタッフ』のスタッフを、巻物で充填したところ、残り5回となった。まだ巻物はあったので、連続で充填したところ、なんと
「
乱暴な充填によりスタッフが爆発した!
」
というメッセージと共に『邪悪存在退散のスタッフ』さんが壊れてしまった。
なんと悲しいことだろうか。これまでずいぶんお役に立ってくれたあのスタッフさんが…
とはいうものの、自宅にはまだあと8本あるので、今後気をつけて使うことにした。少なくとも、連続充填は危険なようだ。間を空けねばいけないらしい。まだ5回だから大丈夫,というわけではないようだ。
そして、ついに『対邪悪結界の巻物』が自宅で99巻溜まってしまった。ああ。もうここから先は拾ったら使うしかない。
そういえば、どれかのアイテムで、発動が”対邪悪結界”になっていたものがあった気がする。その気になれば、これとこの巻物の合わせ技で、そこそこの防御にはなりそうだ。
なお,この『対邪悪結界の巻物』は,ピンチに陥った時にサポートとして使うアイテムである。邪悪な相手の攻撃が当たりにくくなるらしい。が,持続時間がそれほど長くなく,一時しのぎにしかならない。おまけに,普段はこの@はとても強いので,あまりピンチに陥らない。陥るときは,番人ピットのように強烈過ぎてどうしようもないときであり,そもそも巻物一つでどうにかなるようなものでもない。ちなみに,この特徴は,『ヒーローの薬』にも当てはまる。
このバランスの悪さ,如何ともし難い。毎度思うが、ある意味よくできた?ゲームである。
23階にて、あらためて『鑑定のロッド』を拾う。これで手持ち12本目である。これはこれで嬉しい。
そのまま24階に潜る。
すると、またもや永久壁に囲まれた地形+眠れるモンスターの群れの集合体であるValutが出現する。今度は割と大型である。こういう珍しい地形が立て続けに出るとは、今日はすごい日だ。
ちなみに”valut”の中にいらっしゃる皆さんは多種多様で、たいてい寝ているが、同一種類の100匹が群れている”pit”は例外なく全員起きて、怒っている。この状態はかなり違う。
後者は最初から@を殺す気満々の100人が本気で正面からぞろぞろと向かってくるわけだが、前者は基本的にはこちらがちょっかいを出さなければ起きては来ないし、そもそもケンカをする気もあまりないことが多い。それでいて,雰囲気を表す言葉は最悪のピンクで『死の幻の云々で気絶しそうになった』と出てくるので,終わってみるといささか拍子抜けすることもある。
さて,いつもの準備をして、ちまちまと回り込み、中をとてとてと歩いて退治する。
黄色P(タイタン)さんが若干一名いらしたものの、特に問題なく、召還もなく叩き潰させていただいた。
さてさて,大鑑定大会のお時間である。例のごとく12本の『鑑定のロッド』さん一同が大活躍する。あまりにもたくさんドロップがあり,一度だけ”このアイテムはまだ充電中です”の表示が出たが,鑑定自体はほぼ問題なかった。
高級品はたくさんあったものの、残念ながら、★や☆はなかった。24階という大深度の大型Valutだったというのに、残念である。すこしがっかりした。
それにしても『★リンギル』出ないなあ。それほどレアリティが高いわけではないということらしいのだが。
#このレアリティの情報は誤解だったことが後日判明した。その性能にたがわず、『★リンギル』はとんでもなくレアなアイテムであった。いくらプレイしても、出なくても不思議ではなかった
そこから先、しばらくして、どういうわけかゲームの保存ができなくなった。
昼間にWindowsのアップデートをかけて、そのまま再起動をかけないでプレイしたせいだろうか。
ここから先は、プレイしても意味がなくなってしまった。
ということで、今週はこのあたりで終ることにする。もう時間も遅い。
この週末はプレイヤー的にいささか長くやりすぎていたので、ちょうど良かったのだと思った。神様からのご忠告であろう。
24階に潜ってすぐに『アーティファクト生成の巻物』を発見。あわてて戻る。
ありがたし。
かなり前に、攻撃回数+5という破格の武器『地震のメイス』をブラックマーケットで50万$(よく考えればすごい値段だ!)ほどで購入していた。ので、それを使ってみようと試みた。例の装備品を鍛えるところで鍛えたところ、追加機能は「魔法道具利用補助」ですばらしいと思ったのだが、なんと攻撃回数が+4回に減ってしまった。これは衝撃である。こういうことってあるんだ。なんで減るんだよお。
メリット半減とまでは言わないが、しかしがっかり感が半端ない。
また、無銘の『ミラーシールド』を同じく”装備を強化する”で強化しようとしたら、なぜか対象に入らなかった。これは意味がある制約なのか、それともバグなのかわからなかった。無銘だし、これという”鍛えられない理由”がないように思われるのだが、どうなんだろう。
仕方なく、先ほど拾った『アーティファクト生成の巻物』でこの『ミラーシールド』に対して☆装備を生成してみたのだが(こちらは普通にできた)、全体として”いまひとつ”というところだった。せめて浮遊機能があればなあ。
また、名前をつける段で、ついそのままエスケープキーを押したところ、名前がないままに決まってしまい、《》という謎の名前になってしまった。確か、どんな武器でも適当な名前をつける方法があったはずなのだが、ゲーム内で調べてもよくわからなかった。
さすがにこれはいずれ何とかしたい。
ともあれ、この銘入り『地震のメイス』を使って地下で戦ってみるのだが、以前と同様、数回刃をふるうごとに地震が発生し、あたりが瓦礫の山になってしまう。制御ができれば使い道もあるのだが、この人にはこちらの命令が届かず、勝手に発動する。@が通り過ぎるところ、すべてが瓦礫の山と化す。うむむむむ。
こりゃだめだ。次行ってみよう。
ということで『地震のメイス』さんに代えて『★アウレハンマー』を装備した。
また、不要と思われた『追加攻撃の魔術師の杖』を売り飛ばす前に念のために装備してみた。打撃は低い。8回も攻撃できるのに240しかない。
機能としては、”魔力消費が低くなる”という表示になっているのだが、そもそもこの@は魔法が使えない。ほぼ意味のないアイテムであるが、念のため使ってみる。
アランルースさんはお休みいただいた。ただ、この組み合わせだと浮遊がなくなってしまうので、いささか怖いところもある。
さて、いざ潜ってみるのだが。
打撃自体はただ少ないだけですんでいる。が、やはり現状で浮遊機能がなくなっているので、そのおかげで水や溶岩であっさりと体力が削れていく。わかっていたことではあるけれど、さすがにこれはまずいと思った。
そこで『★アウレハンマー』さんには速攻でお帰りいただき、吸血装備を鍛え上げたもう一つの装備
『(吸血)ランス『天虎』(2d8) (+14,+12) {{経浮|吸}}』
さんに、たまたま浮遊機能がついていたのを活用することにした。しかし、打撃は二つあわせて500少しというところである。いかにも寂しい。
やってることが、なんだかよくわからなくなっていると自分でも思う。
ただ,装備を売ってしまう前に,本当に不要な装備なのかを確認するという意味においては,必要な行為ではあるまいか。また,せっかく手元に転がり込んでくれた有難い装備品さんに対して,一度も活躍させずに即スルーするというのもいささか心苦しいところもある。ので,一回くらいは能力を発揮していただくということにしたい。できるのであれば。
そうこうしているうちに,22階でなんと『体力回復のロッド』ゲット。全体と通して、これでようやく2本目である。いい道具ではあるのだが、たぶん使わないだろうなあ。とはいえ、超貴重品ではあるので、一応持ち帰る。
と、そこであまり考えずにアリさんの巣窟に突撃したところ、炎をいやというほど吐かれてしまい『テレポートの巻物』『聖預言の巻物』そして、なんとまあ『邪悪存在退散のスタッフ』さんがパリパリと燃やされてしまった。うかつであった。
以前試験していた”俺強ええ”状態の幻影が残っていた。あれはあくまで火免疫を装備したらこうなるという試験だったのだが、つい今の自分の実力のような気がしてしまった。
お前はまだまだ未熟者なのだ。
大いに反省である。
資源が幾分か消えたので、その補充を目的に、そのままなんとなく上昇していく。
19階にて『永続のローブ』を拾う。先日防具屋さんに銘入りのものが売られていた(かつスルーした)”いろいろ護るローブ”の、”並み”の物である。道端に落ちているのははじめて見た。このプレイにおいては、とても珍しいアイテムなのは確かだ。
が、正直今となっては不要である。
そもそも鎧部分はもうあの冷気免疫等々のある現在の装備『☆超ミスリル鎧』で事実上決まりであろう。
jピットを学習したとおりに殲滅していく。作業である。
再度自宅から持ってきた『邪悪存在退散のスタッフ』さんが、いろいろ使って、残り5回のところで充填したら、またもや爆散した。なんだそれ。ちょっと勘弁してくださいよ。かなり間を空けてからの充填だったのに。運が悪いとはこのことか。それとも、まだ自分が把握していない制約条件があるのか。
しばらく潜るが、何もない。静かなものである。悪いことも良いこともない。各種の資源の補充や、またスピードの指輪の+3とか+4を拾って金に替えるという生活を繰り返す。まあ、現実世界で考えると、この3万$の換金は日本円にして100万円近いものがあるわけで、たかだか数十分潜ってこの金額というのは、そこそこ割のいい稼ぎではあるが、しかしこれ以上金を貯めてもどうしたものかというところだ。
24階から始まって、12階まで上り、また潜る。
16階にて、永久壁のないValutのようなものを殲滅するが、特に何も出てこない。とりあえずは、先に減らされた『テレポートの巻物』などをちまちまと貯めなおしている。
そして、jピットをちまちまと平らげているところで、時間が来てしまった。いつもなら、必ず地上の自宅に戻って終るところが、珍しくも、中途半端なところでこの週を終える。外出中でのプレイだったので、こういうこともある。
全体を通してほぼ何もない週だった。
たまにはこういう週があってもいいのだろう。
先週の続き、16階jピットからスタートする。黒灰jを残してとりあえず平らげる。次いで黒灰色を叩き殺す。ドロップを漁る。役に立つものが少々、それ以外が大半である。とはいえ、ないよりはましである。
いろいろ漁っていて思うこと。
店舗で買えるためかもしれないが、『テレポートの巻物』が存外拾えない。これは、(どういうわけか)火のブレスで真っ先に燃やされてしまう対象であることもあり、なかなか溜まらない。自宅にもまだ40巻ほどしか溜まっていない。むしろ、レアなはずの『レベル・テレポートの巻物』の方がはるかに良く溜まる(自宅でも手荷物でも99巻完スト)のが不思議だ。
いっそ『テレポートの巻物』をストックするためだけに一桁の階を往復しても良いくらいである。
まあ,もう通常プレイに戻っているわけなので,普通に店で買ってもいいんだけどね。
などと考えつつ、補充しながら潜る。
ここで、久々に『鑑定のロッド』13本目、14本目を立て続けに拾う。ことのほか嬉しい。
潜っていたら『★パウアニンメン』というガントレットを拾う。
『★パウア』シリーズ、まだ残っていたの! ←愕然とした表情で
何かといえば、このゲームには、どういうわけか手装備のところに機能的にそっくりな3つのアーティファクトのガントレットである
『★ガントレット『パウアネン』 [2,+15]』
『★ガントレット『パウアニンメン』 [2,+15]』
『★ガントレット『パウラエゲン』 [2,+15]』
が存在している。そして、悲しいことに、そのすべてが微妙な性能で、中盤以降はいまいち使えないのだ。
以前から悩んでいるのだが、こういう★アイテムはどうしたらいいのだろうか。悩ましい。不意に”たんすの肥やし”という言葉が心に浮かんでくる。そしてそのたんすももう限界を迎えて久しい。こういう宝物は,世に放つほうが世のため人のためだよなあ。お金のために手放すわけではないので、美術館があったら是非寄付したいものだと思う。
ちなみに,同様の例でダガーの『★サンク』シリーズ(『★デサンク』『★ナルサンク』『★ニムサンク』)というのもある。有効さに悩むのもほぼ同様である。
さらに潜り続けるが、あまり収穫がない。
せっかく拾った『獲得の巻物』も、読んでみたら『仙術の魔法書[魔道大成]』でかなりがっかりする。やれやれである。ここまで落ちたら、ある意味あきらめもつく。むしろ,次はもう少し何とかなるような気すらしてきた。
ここで21階にて、久々に『凡庸の巻物』入手。すぐに帰宅する。これで18巻。『幽鬼の指輪』さん達をこの巻物で粛清?したときの巻数に戻ったのではないか。
自宅に戻り、整理整頓にいそしむ。
とはいえ、すでにもういろいろいっぱいになって久しい。
そこで、この裸一貫プレイの中盤にしばらく装備していた(でも矢がないのであまり弓としては利用しなかった)『銘入り加速+4ショートボウ』に別れを告げる。永らくいろいろお世話になりました。お疲れ様でした。
ついでに美術商で3万$になった。ありがたや。加速があると高く売れるのはどの装備でも同じである。
他にも、せっかく強化したけれど打撃回数が減ってがっかりした先の
『地震のヘヴィ・フレイル『嵐豹』 (3d6) (+11,+12) (+4攻撃)』
にもさようならを言う。打撃回数はいいのだが、やはり地震が多くて実質的には使えなかった。これ、もしも地震発生が発動でコントロールできるようになったら、かなり強かったんだがなあ。pitも含めてかなりの程度”怖い者なし”状態になるはずである。
(聖戦士)さんたちも、実は一度もまともに装備したことがない。バランスが微妙である。自宅にたくさんいらっしゃるので、うちお一人を美術商にお連れする。
♪アタック、アタック、アターック、俺は戦士~(違うし古い)
そうこうしているうちに『全復活の薬』がついに99服溜まってしまう。ほどほどのレアリティであり、めったに拾えなかったのだが、ようやく完ストした。これでもう拾っても使うしかない。
というより、実はこの薬、最近全然使った覚えがない。以前は,なにかあるたびに能力のいずれかが減らされてしまい,回復するためにこの薬を使っていた。が,ここのところ、反魔法装備を備えているためか、そもそもステイタス異常がほとんど生じなくなった。そうなると,この薬をなんのために持っているのかよくわからなくなって来た。ボス戦ではいるのだろうか。
ちなみに、最近は同様の理由で?Vからの経験吸収被害もほとんどないので、『経験値復活の薬』も溜まる一方となっている。嬉しいんだか空しいんだかよくわからない。
このあたり、どうしたものだろうか。
実は,rogueの実装だと,こうしたときの薬にも使い道がある。
たとえば,体力が満タンのときに『体力回復の薬』を飲むと,上限のHPが”1”だけ伸びるのだ。わずか1ではあるのだが,しかし10回繰り返せば+10,20回繰り返せば+20になるわけで,実はバカにできない。もしこのTinyAngbandの今回のプレイで上記の実装がなされていたとしたら,おそらく@の体力は今の値+50以上は上昇していたはずだ。それだけカンストしてから拾って”無駄飲み”をしている。
薬の無駄感を減らすためにも,こうしたタイプの実装はあってもいいのではないかなあ。レベルが50でカンストになり,なおかつこのTinyAngbandには『増強の薬』が出ない分,こういう地味な積み重ねで@をパワーアップをさせていただけないだろうかと思う。
22階にて、広場にてボーっと歩いていたら、不意にモンスター軍団に囲まれる。罠を踏んだわけではなさそうだ。どうやら召還使いの集団?に視野の外から襲われているようだった。
本体の群れはどうも画面下のほうにいるようなのだが、視野の外でよく見えない。召還モンスター達を磨り潰しては下って行くのだが、倒す端からわらわらと増えてくる。何だか面倒なことになってきた。
すると、灰色のgが数匹見えてきた。
キリス・ウンゴルの番人だ。
こいつらか。
先日のgピットにおけるむなしい戦いと撤退を思い出す。
不意に怒りに駆られる。
こいつら、ぶち殺す。
逃がさない。
一匹残らず殲滅してやる!
と大見得は切ったものの、召還野郎どもにかなり苦労する。怒った番人諸君は、あちらはあちらでナチュラルに容赦がない。2ターンに1回くらいの頻度でDとかLを含んだモンスターが@の周りに分隊単位で召還されてくる。
そこで、『聖預言の巻物』『ヒーローの薬』『邪悪存在結界の巻物』『スピードの薬』と、有効アイテムをすべて使って対応する。ついでに、ゴーレム以外なら吸血装備がほどほどにものを言うだろう。
本気の闘いである。
一面にあふれかえる召還の群れを一匹ずつ丁寧にすり潰しながら、十数名ほどいた番人たちに一歩また一歩とじわじわと近づき、これまた一人ひとり接敵して殴って殴って叩き潰して行く。先日の赤い人との戦いもこの形だった。このあたりは、不器用な戦士が召還使いと戦う際の共通の対処法だろうという気がする。基本的には気合と根性の積み重ねである。
その過程で、例のごとく、被召還者の火属性の連中に物資をいろいろと燃やされる。こんちくしょうめ。例のごとく『テレポートの巻物』など、使わないのにどんどんなくなる。まあ悔しい。結局使わないならいいんじゃないかという話もあるが,それはそれ,これはこれである。
やはり火免疫は必須だ。
もっとも、手を抜いて(というかすっかり忘れて)『全耐性の薬』を飲まなかった自分も悪い。ちなみに、飲んだら自分に対してブレスのダメージが薄くなるのは知っているのだが、ブレスによるアイテムの消耗も減るのかどうかはよく知らないままだ。薬を飲んで持ち物が壊れなくなるというのもおかしな話だが、もしかしたら、効くのかもしれない。次から意識して試してみよう。
一面のモンスターに囲まれて,だばたばと戦い続ける。赤青Dや赤C、白g(鉄ゴーレム),そしてLなどにかわるがわる攻撃され、一時は体力が1000から800程度まで削られる。”ひどい傷”という表記も出現する。そこで,久々に『体力回復の薬』をまじめに飲んで回復する。この薬は”一粒300HP”回復する地下世界のグリコである。
で,こいつを飲んで、新しい顔をもらった某パンマンのごとく元気一杯に復活する。復活したら,まただばだばと殴る蹴る斬る潰すの繰り返し。
ああ、なんだか戦ってる感じがする。久しぶりだな。こういうの。
これが戦場の風だ。
遠方に散っていた番人を含めて一人ずつ平らげ、なんとか召還の増加を防ぎ、残った召還モンスター(こちらもびびって遠方に逃げ去ったものも多い)を追いかけて倒す。
ほどほどの時間をかけてこの階の中原を平定する。
そして宣言する。
「
聞くがいい、このダンジョンの有象無象の住民たちよ。
我@こそが”君主”である。
」
やっとのことで、戦が終る。
さすがに,少しほっとしてしまう。
かなりの敵を倒したものの、残念ながら、ここではそれほどのドロップはなかったようであった。
しかし、久々に熱くなったので、これはこれでよいのだろう。
またまた『鑑定のロッド』を拾う。本日3本目。手持ち15本目になる。今日はこのロッドが豊作の日だ。こういう偏りがあるのも面白い。役に立つものなので、何本拾っても嬉しいものだ。ここまで数がそろったら,もういくら大きなValutでも鑑定が間にあわなくなることはないだろう。
#と,このときは思っていた
23階付近をうろうろしていると,黄色P(タイタン)に強制逆テレポートで接敵させられた。むむむ。
とはいえ、下手に遠方から無闇に召還技を使われるよりも、戦士としてはるかに好感が持てる。自分自身で戦おうという意思を感じるからだ。
ご招待ありがとうございます。よござんす、相手をして差し上げましょう。
ということで、黄Pさんを一通りしばき倒させていただいたところで、
『☆鎖かたびら『ネイサンヴァゴール』 (-2) [12,+13] (+9赤外線視力) {{+賢赤r暗乱;麻(賢}}
を拾う(現場で拾った巻物で*鑑定*した)。
えらく威勢のいい名前だけど、これ、いるかなあ? 今は一応取っておくけど、結局使わない予感がぷんぷんする。そもそも、”赤外線視力”という能力が、ゲームのどこに現れているのかが未だによくわからないのだ。
しばらくして『邪悪存在退散のスタッフ』を拾う。爆散してから初めてである。わーい。この前壊れたばかりだったので、素直に嬉しい。
このスタッフを先日立て続けに壊してしまっていたのは、実は『(追加攻撃の)魔術師の杖』を装備していたためではないかという気がし始める。この杖は、魔力消費を抑えるという機能を持っているのだが、もしかしたら、そのために杖の魔力が消費されていないという状態になっていて、その上で充填をしたので爆発したのではないかという推論をしている。だから、戦士がこういう形で使うのには、はじめから問題があったのかもしれない。あくまで推論だが。
この杖は,武器としては、打撃回数は多い(8回)がトータルの打撃力としては低く、性質的に戦士には役に立たない装備だとわかった。そこで、外して美術商に出向いていただく。追加攻撃が評価されたのであろう、最高額の3万$になった。さようなら。これまでありがとう。
23階にて
『★クローク『コルイン』 [1,+10] {{r酸電炎冷毒!!}}』
を拾う。
すべての耐性があり、また発動すると全二重耐性になるというありがたい逸品だが、正直やはり微妙な気がする。すでに免疫が2耐性あって、それ以外についても一次耐性はあるし『全耐性の薬』は例のごとくずいぶん前から自宅も手持ちも99服持っている。ので、この段階で拾ってもそれほどの意味はない。最初のプレイの序盤に拾えていたら、そこそこ嬉しかったろうに。
どのみち、クロークは酸免疫付きの『★トゥオルの影のクローク』さんで今のところはほぼ決まりであろう。
一応,酸免疫はもう一つ『★トゥーリン王のスモールシールド』にも備わっている。こちらも選択肢としてあることはあるのだが,シールド装備となると,肝心な打撃力が弱くなりすぎる気がしてならない。もしもとても強い弓(『★ベルスロンディング』さん)をベースに戦うように戦略を変更した場合には,こちらのシールドの利用も十分にあり得ると思われる。そして,それはそれで,今度はクロークの選択に悩むことになるだろう。
地上に戻り、自宅の整理整頓をして、不要と思われる武器をいくつか売ってあらためてスペースを空ける。そろそろ☆や★装備に手をつけなければ立ち行かなくなりそうだ。
そんなこんなで、今週は★装備を二つも拾ったものの、どちらもいかんともし難い感じであった。
全体として、先週よりはかなりドラマチックであったといえようか。
このゲームの初期動作状態が気になったので(特にキーバインドが最初からrogueキーバインドだったのかどうか)、あらためてこのゲームをダウンロードし、適当な初期状態から少しプレイしてみた。
キャラクターをランダムに選んだところ、”ドゥネダインの戦士の女性(51歳)”で、守護神がネスサ様になった。
この守護神の方は、今の君主@が履いている『加速+5ブーツ』の持ち主であるのだが、それ以外に、レベルアップ時にはご謹製の特別製☆アミュレットを賜られる方である。もしかしたら,これまで見たことがないアイテムが見られるかもしれない。しれないが,概してそういうのはレベルが相当に高くなってからであろうとも思っていた。
で、すぐに(というか一瞬で)終った必要事項の確認後も、しばらくの間なんとなくプレイしていたのだが、なんと、地下1階ないし2階から『☆アミュレット』が出現した。特に神様から賜ったわけでもなく、普通に部屋に落ちていた『装飾のアミュレット』を鑑定したら、☆付きであった。
『☆装飾のアミュレット『紅虎』 (+14,+0) (+2) {+賢r電炎;活明瞬}』
えええええ!? なんだこれは?初めて見たぞ!? 世の中にはこんなものもあるのか!
性能的には、打撃精度のボーナスに加えて、勝手に任意のタイミングでテレポートさせてくれるもので、少し歩くたびに毎回『テレポートしますか?』と聞かれて正直やや邪魔なときもあるのだが、しかし、テレポートが自在にできる装備だと思うと、なかなかすごい。緊急脱出装置として使えるかもしれない(よく探せば自分の持ち物の中にすでにそういう装備があるかもしれないが)。
その後も、レベル5のアップ時には能書きどおりに『☆アミュレット』をいただけた。ただし、なぜか、神様からの賜わりものなのにヘヴィーな呪いがかかっていて、この@には1万$(!!)で販売される『*解呪*の巻物』を読まないと外せなくなってしまったりもしたが(この段階で1万$を稼ぐのはかなり辛かった)、確かに、『特別製のアミュレット』は存在した。しかも、その後ももう一つ拾った。1階から3階までの探索の間に、割と普通にいくつも転がっていた。わずか30分の探索の間に3つ入手である。
なんだかすごい。同じゲームとは思えない。
それどころか、ブラックマーケットには、
『☆氷の指輪『猛鷲』 (+0,+14) [+12] (+4探索) {+魅探赤r電}』
なるものまで売られていた。ちなみに気になるお値段は、63593$の大安売り。買えないけど。
なんだこれ。どういうこと。
拾ったアミュレットと売っている指輪の二つをあわせると、打撃精度と打撃パワーに各々+14のボーナスがつく。これは結構とんでもない底上げである。『勇者のアミュレット』での(+5,+7)といった底上げの比ではない。
ハーフオークの戦士@でのプレイ時には考えられない。一年近くやっていて、特別なアミュレットや☆つきの指輪など、ブラックマーケットも含めて、ダンジョンのどこにも見たことがなかったのだから。
つまり、これは、プレイする@の性質(あるいは守護神の性格)によってダンジョンに落ちているアイテムの性質が変わってくるということを意味している。
アウレ信仰のハーフオークの戦士には,こうした形での賜りものはないということであろう。それどころか,賜りものとして存在しないだけではなく,決してダンジョンで遭遇することもないということなのだ。不思議な設定だと思った。
#と、このときは思っていた
また,ネット上でこの種のゲームについて読んだ噂話の中で,そのアイテムをつかえないキャラクターでプレイしているときほど,そのアイテムを拾い易いというものがあった。たとえば,武器を一切つかえない制約のある@(格闘家)をプレイしている時に限って,早期に『★リンギル』さんを拾う,などである。
もしかしたら,このゲームは本当にそういう風にできているのかもしれない。
などと考えつつ、この一時テストプレイを終えた。
さようなら、女戦士のネイサン@。プレイヤーとしての自分があなたに会うことはもうないだろう。あなたと私の道が交わったのは一瞬だった。願わくば、この後も引き続いてあの世界で果敢に冒険を続けられますよう。
そうそう、このゲームは特に何もせずとも最初からrogueキーバインドであった。自分がこのゲームに触れた際に、抵抗なくあっさり入り込めた理由はそこにあったのかもしれない。
さて、元の”15歳の君主@”プレイに戻る。
御大『★トゥルカスの指輪』に代えて『追加攻撃の指輪(+2)』を装備してみた。耐久力は900台まで落ちたが、打撃もまた二刀流で900台まで上昇した。もう一方の『スピードの指輪』は+11という超速度なので、こちらはまだ外せない。もし『★リンギル』先生が入手できれば、こちらも外してもう一つある『追加攻撃の指輪+2』を装備する予定である。
戦ってみたが、たしかに微妙に楽だ。ドラゴンも番人もこれまでよりも短いターンで倒せている。もともとが耐久力については最近はそこまで削られないし、体力回復の薬が潤沢なので、何とかなりそうだ。
23回で繰り返し潜ってみる。いろいろと高級品を拾うのだが、特別製はない。拾ったらろくに*鑑定*もせずに美術商に流してしまう。実のところ、それほどの金にならないが、しかし他にどうしようもない。もし万一火免疫装備があったら買い戻すつもりだが,そういうことも今のところはないようだ。
『体力復活のロッド』を拾ったのがせめてもの喜びだろうか。これで3本目だ。もっとも、どのくらい溜まっても、薬の確実性に勝るものはないとわかっている。
散々使って残り3回になった例の『邪悪存在退散のスタッフ』を、現場で拾った巻物で充填したところ、なぜかまたもや爆散してしまう。なんだろうこれ。もう魔力関係の道具は持っていないはずなのだが。
それにしても,最近この『邪悪存在退散のスタッフ』の爆発逸失が多すぎる。明らかに拾うペースを上回る。もう頼るなということだろうか。
などなど,いろいろ考えて、また昇って行くことにした。
そうして地下16階まで上昇してみたと思いねえ。
階に出た瞬間に青いDの群れが至近距離にいた。全感知も千里眼も何もない。テレパシーだけで余裕の検知である。
ワイバーンのピットであった。
うひょ。
大変だ。ちょっと背筋が凍る。
それにしてもまた16階か。いいかげんにしてくれ。何だこの魔の階層は。呪いでもかかってるのだろうか。
それはさておいて,今回は、あえてアナグマを掘らずに、速度と攻撃力を頼りに隠れて飛び出し、隠れて飛び出しを繰り返す。
今回は吸血武器がない。良い武器をそろえている&『追加攻撃の指輪+2』の影響で打撃力自体は900を超える。だが、”稲妻のブレス”でガンガン削られる。
以前と同様の『ヒーローの薬』『聖預言の巻物』『スピードの薬』に加えて、さすがに今回はきちんと『全耐性の薬』を飲み、まじめに戦う。
それでも、繰り返しブレスにさらされると体力が700近くまで削られる。すごい威力だ。今の@には電気免疫はないので,必ず多少のダメージを食らう。数匹の青Dが立て続けにブレスを吐くと,相応に削られる。即座に死の危機に陥る感じではないが、しかし決して楽な戦いではない。
二重耐性が備わっていたとしても、1ブレスあたり数十~100HP程度が削られるので,HPを確認せずに夢中で戦っていると、うっかり頓死する危険が十分にある。そこで,その都度きちんとHPをモニターし,200以上削れてきたら『癒しの薬』や『体力回復の薬』をマメに飲んで回復する。
そして,こういうときの吸血武器は本当に効果的だったんだなあと悟る。同じ相手と戦うと、そのありがたみがよくわかる。
かなり緊張しつつ、いつものようにランボーのごときゲリラ戦で100匹の青いDをなんとか殲滅する。
さて、ワイバーンさんは物持ちだ。
大変な量のドロップになった。
数えてみると,23個フルドロップのこまが15コマあり、それ以外にもいくつかのコマに10個以上のドロップが密集している。ここまでの本ゲームプレイ史上最大の鑑定大会だ。
ひたすら鑑定をする15本の『鑑定のロッド』が完全に息切れを起して,”わしらまだ充電してますけん,勘弁してつかあさい”と休みを要求すること十数回。すさまじい。これだけあって,まだ足りてなかったんだ。
高級品装備がどかどかと出てくる。数え切れない。それ以外にも、+5あたりの『スピードの指輪』がいくつも転がっている。
普段ののんきな平穏状況とのギャップが著しい。
あれ、『☆鋭敏の鉄冠『ヒマシア』』というものが鑑定の段階では確かにあったのに、拾い上げようとしたら見当たらなくなっていた。なんだこれ。
と思ったら、落ちているアイテムを見るリストでエンターキーを押したところ,リストの続きが見られた。初めて知ったぞ。おいおい、もしかしたら,これまで見逃していたアイテムがたくさんあったってことか。なんてこった。しまったな。
#もしかしたら,そうした見逃した中に『★リンギル』さんとかが入っていたのではないかという危惧が微妙に出てきた気がする。が,どの道”鑑定”はしていないので大丈夫だろうとは思うのだが…
とりあえず、『どうしても持って帰りたい』と感じた装備だけを拾って、ある部屋の隅に積み上げておく。
すべての山の鑑定を終わったところで、その積み上げたものをあらためて眺めるが、とてもすべて持ち帰ることはできない。『永続のローブ』?すまんな。無理無理。
☆装備は5つ、そして固定一品物では『★マエズロスのマンゴーシュ』さんがご登場あそばされる。ああ,こっちのマンゴーシュか…とか言ってはいけない。
☆装備くらいは持ち帰ろうとしたのだが、そのままでは、それすら厳しくなりそうだった。
そこで、考え方を大きく変えた。
”金で買えるものは買いなおそう!”
そこで、荷物の中で”金で買えるもの”は置いておくことにした。具体的には『ヒーローの薬』と『テレポートの巻物』である。なんてこった。これまでの貯めていく努力はなんだったのかと小一時間。
ということで、『ヒーローの薬』はその場で飲みまくり、『テレポートの巻物』は置き去った。
なにやってんだあんた,と思われた方は,”君子豹変す”という格言を思いだしていただきたい。考え方を柔軟に変えてこその一流プレイヤーなのだ。たぶんそうなのだ。きっとそうに違いない。
そして、気のせいかもしれないが、このときに一気飲みした『ヒーローの薬』の効果が地上に戻ってからもずいぶん長く続き、時間的に累積していたような気がした。この薬はそういう仕組みなのだろうか。だとしたら、戦闘の前にあらかじめ大量に飲んでおくという準備ができるのかもしれない。
まだこういうことが学べるのもおもしろい。
また、『致命傷回復の薬』は、そもそもが『体力回復の薬』の完全下位互換だったので、それも置き去る。というか、その場で一気にすべて飲んでしまう。少し腹が満たされた以外には,特にいいことも悪いことも起きなかった。
そして、そこまでしても、残念ながら、特殊矢のいくつかは置き去りにせざるを得なかった。なんということだ。珍しくも素の『ダイヤモンド・エッジ』まで見つかったが、特殊なものではなかったので、泣く泣く置いてきた。本当なら『アーティファクト生成の巻物』の元ネタにしたかったのだが。こういう時じゃなくて,お土産が少ない時に出てきてほしいなあ。
とにかくものが大量で、ただでさえ置く場所がない我が家がさらに狭くりそうだ。
さて、自宅に貯めてあった『*鑑定*の巻物』をまとめて持ち出し(これも最終的なリストラの対象になっている。お店で買えるため)さらに{%all}の銘を刻んで、皆様の正体を白日の下にさらしてみる。
「
『☆クローク『ノヴラエア』 [1,+17] (+3) {{+腕魅r獄;浮(腕}} 』
『☆金属製ラージ・シールド『ベレグメルロン』 [8,+18] (+3) {{+器魅r獄}}』
『☆金属製ラージ・シールド『ブルイロクエン』 [8,+20] (+4) {{+賢具r毒獄;麻経浮}}』
『☆宝冠『ヒマシア』 [0,+18] (+4赤外線視力) {{+赤r電恐}} 』
『☆ダガー『エグラレグ』 (3d4) (+10,+11) {{投[魔|沌/デ(知!!}}』
『★丈高きマエズロスのマン・ゴーシュ (2d5) (+12,+15) (+3) {{+速知器;麻視/オト巨}}』
『ジャイアントスレイヤーのスピア『焔隼』 (1d6) (+10,+15) (+2攻撃) {{+攻腕;投麻|凍/巨}}』
『27本の 破邪の鋼鉄のクロスボウの矢』
『24本の 火炎のクロスボウの矢』
『23本の 電撃のクロスボウの矢』
」
『☆ヒマシア』さんはさすがにいらないかなあ。
ということで、美術商で12000$で世に出ていただいた。というか、この値段になるんだ。ある意味驚いた。
シールドの『☆ベルグメルロン』さんについては、装備したらなんと魅力がカンストした。このゲーム史上初めてだ。が、そこまでであった。器用さはすでにカンストしているし,それ以上の効果はない。地獄耐性も他にある(特にすぐお隣の『ブルイロクエン』)ので,不要と判断して同上である。
一方,『☆エグラレグ』さんは、なんと珍しくも反魔法装備だった。これはとっておきたい。とはいえ、投げて使うという武器って,投げたらなくなってしまわないのだろうか。
『★丈高きマエズロスのマン・ゴーシュ (2d5) (+12,+15) (+3) {{+速知器;麻視/オト巨}}』
さんは,加速3も含めて一応有効と判定した。あまり使わないかもしれないが、どの道★装備は保存しておく腹積もりだ。
普通ならスルーする銘入りの『ジャイアントスレイヤーのスピア『焔隼』』さんは,なんと追加攻撃が+2回あることから,保留とした。うまく使えれば打撃力の向上に寄与してくれそうだ。
だが、自宅にももう置くスペースがない。
さて、どうしてみよう。
いろいろと自宅アイテムを再確認して考える。
『啓蒙の薬』は千里眼がある以上意味を成さない(探索の途上で見つけて飲むこともあるのだが、千里眼以上の情報を提供してくれることがない)ので、売り飛ばすことにした。
ちまちま貯めていた77服を売り飛ばしたら55000$になった。まあまあである。
『賢者のアミュレット』さんも最近出番が絶えてなかったので、美術商へ出向していただく。30000$となる。
実のところ、アミュレット枠はかなり初期から『勇者のアミュレット』さんに頼っている。打撃とACに若干のプラスがあるのが有難い。
『★夕星』さんもいらっしゃるのだが、今のところお休みいただいている。耐久力がやや不足気味な昨今なので,このあたりはそろそろ見直しても良いかもしれない。
ドラゴンシリーズのワンドでらう『ドラゴンの火炎のワンド』と、同じく『冷気のワンド』も事実上使わないだろう。可能性があるとしたら、多少パワーが上の『ドラゴンブレスのワンド』だけだ。ということで、こちらの2本も貯めていた数十本を叩き売る。2つあわせて6万$というところ。
『永続のローブ』もレアではあるが、役には立たない気がする。念のために”装備品を鍛える”で鍛えてみたが、確かに耐久力+2が大きかったものの、さすがに定常装備の『ミスリルの超鎧』の代わりにはならない。冷気免疫の効果は大きい。
ということで、売り飛ばす。鍛えたときには12万$ほどかかったが、売ったときにはわずか3万$である。大赤字だ。
それにしても,店の買取の上限が3万$というのはどうにかならないものだろうか。この制約のゲーム面での意味がよく分からないと思った。相応の品は、きちんとした価格で買い取っていただきたいと強く思う。
事実上不要の『テレポートのスタッフ』8本もまとめて叩き売る。こちらはそれほどの金にはならなかった。『スピードのスタッフ』はまだなんとなくとってある。
『至福の地アマンのクローク』
『灼熱のエルフのクローク』
『電撃の影のクローク』
も、もはや不要ということで美術商行きである。これまで役に立ってきた気がしないではないが,時代が変わったということなのか。
最後になんとなく寄ってみたブラックマーケットに『鑑定のロッド』が売られていた。今回みたいなことがまたないとも限らないので,念のため買っておくこととした。これで16本である。どうせなら、自宅の10本も持ち歩こうかなあ。全部で26本になれば,おそらく消費と回復が釣り会って,永久に鑑定ができるのではなかろうか。重いけど。
割と大規模な自宅改組となった。
とりあえず,一度、ありがたそうなシールド『☆ブルイロクエン 』さんを装備して潜ってみることにした。このシールドは,浮遊機能と魔法道具利用に+があるので,試してみる。
何回か潜ってみた。みたのだが,どうにも微妙な感じだ。片腕での打撃は560以上あるのだが,少し足りない気もする。ACが156と大きいからといって,なにかいいことがある感じがあまりしない。削られるときは削られる。
もっとも,それほどの危険な場面もない。先ほどのワイバーン相手の大立ち回りの後であるためか,世界も平和に感じられる。そして,得るものもあまりない。なぜか『*鑑定*の巻物』を一度に6巻拾ったり,『高速度のクロスボウ+1』などを拾って細々と売りさばく程度である。
『*武器強化*の巻物』を拾って期待せずに読んでみたところ,『火炎のクロスボウの矢(+10,+10)』が(+10,+11)になったのは驚いた。天文学的な低確率を乗り越えたようだ。
15階にて,白いgのピットを発見する。灰色ではないので,番人ということはないようだ。ゴーレムなのは確かだ。
接近してみたところ,鉄ゴーレムさん達の群れであった。
この鉄ゴーレムさんはとにかく硬い。そして,倒しても何も落とさない。経験値の蓄積が無意味になった現在では,正直どうでもいい相手である。
とりあえず、少しだけ戦ってみる。吐いてくるのは冷気のブレスだけだったので,冷気免疫持ちとしては特に問題はなかったが,直接攻撃がそこそこ強く,油断しているとあれよあれよとHPが100単位で削られる。倒せば倒したで相応の経験値が得られそうではあるのだが、レベルが完ストしている今、今更経験値もなにもない。
うーん。なんだかなあ。
そこで,一旦ピットを離れ,隅にあった広大なガレ場を掘ることにした。
で,少し掘ったら『凡庸の巻物』を見つけた。
ので,方針を変更する。
ピットからさまよい出ていた鉄ゴーレムさん数匹を、@の豪腕で文字通り叩き潰しながら,鉄ゴーレムさん達のピットの近所まで足を伸ばし,持っていた『*破壊*の巻物』で事を終わらせる。特に必要な行為というわけではないのだが,倒しきれない敵への,半ば腹いせのようなものだ。
ごめんね,みなさん。さようなら。
すぐに自宅に戻って『凡庸』さんを丁寧にしまいこむ。これで19巻目である。
16階にて,
『至福の地アマンの毛皮のクローク [3,+14] (+2隠密)』
『力の金属製スモール・シールド『天鷲』 (+2,+2) [5,+15] (+1)』
を拾う。
後者を装備したところ,ACは少し減ったものの,打撃力と耐久力が若干アップしたので,少しの間この装備で試してみる。いずれもそれほど大きな変化ではない。
ついでに『レベルアップの薬』を拾う。持ち帰る。32服目になる。
そのまま繰り返し潜っていく。今度は下へ。下へ。
21階にて『*武器強化*の巻物』でクブラゴルさんが2回立て続けにパワーアップしたのには驚いた。こう言うことがある日なんだなあ。今日はたまたま満月なのだが、そういうのに関係あるのだろうか。nethackみたいに。
結果として,現状で
『★クロスボウ『クブラゴル』 (x5) (+13,+14) (+10加速) {{+速r炎;警倍!!}}
となった。オリジナルが(+10,+14)だそうなので,なんだかすごくてありがたい。
銘をつけ損ねた『☆ミラーシールド』さんに,#をつけて銘を刻むとその名前になるというのを試しているが,上手くいかない。半角・全角も試したのだが,なんら変化がない。何がおかしいのか,よくわからない。
他の拾い物に試してみると,こちらは普通に上手く行く。どうも,アーティファクト生成の巻物で作った☆アイテムについては,その瞬間に名前をつけなければならず,あとから命名することはできないようだ。不思議でならない。素直にエンターキーを押しておけば、システム側で”それっぽい名前”をつけてくれるのだが、時々ついエスケープキーを押してしまう。すると無銘になってしまうよ
うだ。
すごいパワーだと個人的に思っていた
『魔法道具支配のアミュレット (+4)』
を美術商に売ったところ,なぜかわずか2340$となった。空しい。
少し装備を組み変える。この無銘(になってしまった)『☆ミラーシールド』さんを装備する。すると,対盲目機能がこのシールドについてくるので,『★スランドゥイル王の帽子』を代えることが可能になる。ただし,テレパシー装備に限る。そこで,『☆鉄ヘルメット『サウアドリング』』さんにご登板願うと,合計でACが169まで上がり,なおかつ耐久力が1000を超えることがわかった。ついでに魅力もカンストしたが,ほぼおまけだ。打撃は相変わらず600に届かないが,少しこれで試してみよう。
Tピットに殴りこんで,『邪悪存在退散のスタッフ』先生に活躍していただいた。そこで,残りわずか1回となったところで,万全を期して『魔力充填の巻物』さんで充填をしたところ,またもや大爆発である。どういうことなのか,あいかわらず法則性が見つけられない。
以前は残り回数6回で充填して12回とかになったことすらあったのに。こんなことなら、しばらく前にブラックマーケットに4本セットで売られていたこのスタッフを全部買っておくのだった。次に見つけたら買い占めよう。
それにしても”乱暴な充填”ってどういうことなんだろう? 地上に戻ったときの店舗での充填では決して爆発はしないので,ここから先は現場で拾った『魔力充填の巻物』での充填は控えた方がよいのかもしれない。さもなければ”充填はスタッフを使いきってから”というマナーで行くかどうか,というところである。さすがに空のスタッフに充填するときには爆発はしないだろうという目算である。
赤いaが数匹いるところに宝物の入っている箱があるのが見えた。
そこで,『耐性の薬』を飲んでスピードの薬を飲んで聖預言の巻物を読んで等,用心して出向いた。急いでその箱のところに走っていったのだが……すぐ目の前で,火のブレスに箱が燃やされた。空しかった。仕方なく、そのひとつ先にあった武器に手を伸ばそうとしたら、こちらも焼失した。ああああなんてこった。アリさんも怒っていたので,すぐにトンずらした。
接近の方向を間違えた。こう言う場合には,無理にでも壁を掘って別方向から近づくべきだった。反省しきりである。
そこで気がついた。もしかしたら『ヒーローの薬』や『聖預言の巻物』で加算される打撃の精度やパワーは,通常の装備よりも二刀流の方が,その有効さが広がるのではないだろうか。各々の武器に効果があるからだ。盾にもガード力が加算されるようだが,おそらくそれよりも武器二本に各々加算される精度の方が実質的に倍の効果を持つように思う。
という意味では,やはりここは二刀流が無難かもしれない。
と思って選ぼうするのだが,現在の盾装備にある”盲目耐性”のある武器がほとんどない。
自宅倉庫を漁ってやっとみつけたのが
『☆ランス『エグラヴィスタ』 (2d8) (+16,+12) (+3隠密) {+器魅隠r炎毒盲;明|焼凍(賢}』
である。
打撃は左右を足して700程度,ACも耐久力も減ってしまい,すでにカンストしている器用さと魅力にさらに磨きがかかってしまうあたり,正直いろいろ微妙だが,まずは試してみよう。
とりあえず潜る。
すると、白いPさんがこんなものを落としてくれた。
『☆フル・プレート・メイル『ヴィンデイシル』 (-3) [15,+13] (+4探索) {{+器耐探r盲恐!!}}』
『ドラゴン・ブーツ [5,+8] {{r毒乱獄}}』
いずれも不要な感じであるが,とりあえず前者はキープとしておいて後者をブラックマーケットに出向していただいた。
このあたりの選択は難しい。
いろいろ試すが,やはりどことなく打撃に威力がない。
あらためて考えた。
盲目については,大量に所持している『癒しの薬』を飲めば即座に解決するということもあるので,ここはあえて装備でガードすることはぜずに,打撃力を期待して
『★鍛冶の司アウレのウォー・ハンマー 』
に復帰登板していただくこととした。原状の保有装備で,打撃力でこの方に勝る装備はないためだ。
なんだかんだで,結局ここに帰ってくるようだ。
24階にて『鑑定のロッド』を獲得。手持ち17本目。これはこれでgood。
しばらくそのあたりの深層で戦うが,残念ながら獲られたアイテムがほぼない。
疲れてきたし,時間的にも遅くなった。そこで,自宅に戻って終えることとした。
ふりかえると,いろいろあったものの,今週の目玉は実は”自宅の大改装”だったようだ。
地上からのスタートであった。
雑貨屋さんに、珍しくも『ハイ・プリーストの人形』が売られていた。
そこで、なんとなく購入してみた。
以前の経験から、地上で使ってしまうと意味がないことがわかっている。そこで地下に潜ってから使ってみることとした。
22階である。割と深層だ。
さて、早速見つけたoピットを件の『邪悪存在退散のスタッフ』さんで蹂躙した後、おもむろにうろうろする。右下にあったTピットも同様に平らげた。
なんだかありがたい感じの
『☆ドラゴン・ヘルム『ヴォルメレス』 [8,+20] (+4探索)』
さん(アーティファクトのドラゴンヘルムは初めて見たかもしれない)とか『邪悪存在退散のスタッフ』さんを改めてもう一本拾ったりしたが、それはここでのメインイベントではなかった。
さて、この人形をどうしたものかと考えた。
と、そこでヒドラさんがいた。@を永らく追いかけて動いていて、けっこう生きがいい。
そこで、このお人形さんをこの緑Mに投げて見た。
さて、颯爽と具現化した青いpさんである。おもむろに緑Mさんにアタックを仕掛けるが、
『ヒドラは気に留めていない』
とのことであった。うむ。そりゃそうだ。この緑Mさんの堅さには定評がある。この人程度がまじめに殴っても,そう簡単にはダメージが与えられないだろう。
だが、この青pの人の本領は召還使いということだ。
さて、誰を呼んでくれるかな?
まずは白いLだった。リッチさんである。
人形に召還されたモンスターがどういう振る舞いをするのかが少し不安だったが、とりあえず呼び出したpの味方になっているようだ。二人してヒドラさんを攻撃してくれている。
が、いかんせん、効果がない。硬い岩をグーパンチでぽかすかと殴っている感じだ。
挙句の果てに、ガスのブレスを吹かれた青pさんは恐れおののいて逃げ始めた。リッチさんは勢い込んでMに触れてはみるものの、相手が悪くてまるで効果がない。
厳しいですなあ。
@は部屋の陰に隠れて、ビール片手に観戦モードである。
がんばれ、青い人~!ついでに白い人も~!
しばらくしたら、ようやく青pさんは勇気を取り戻したようだ。そうだ。その意気だ。がんばれ、がんばれ♪
そしてついにやってくれた。
赤いD文字,すなわちドラゴンさんの召還である。
すごいぞ。やればできるじゃないですか。
これでヒドラさんといい勝負になるかもしれない。
本領発揮というところだ。
ドラゴンが火焔のブレスを吐く!食らえ、ヒドラ!
さすがに多少はダメージが通ったようだ。
うわーい。敵に回すと嫌だけど、味方にするとうれしいものだ。
と、喜んだのもつかの間。
ヒドラのブレスを浴びて青pさんが死んだ。ブレス2回は耐えられないようだ。
さすがヒドラだ。ガスのブレスがきついこと。
ちなみに,召還された赤Dさんも火のブレスを吐いていたようだが,このブレスは味方であるところの青pさんとか白Lさんには打撃として効いていないようだ(たぶん)。よかったよかった。フレンドリーファイヤーはないということか。
タイミング的にDのドラゴンブレスと青pの死亡が近接していたので,最初はてっきり赤Dのブレスで青pが燃えたのかと思って愕然としていたのだが,よくよくログをさかのぼって見たら,青pの死んだ理由は緑Mのガスのブレスによるものであった。
ちょっとほっとした@であった。
#とはいえ、このことは、必ずしもフレンドリーファイアがないことを意味してはないと後から思った
その後、残されたDとLのタッグがMをぽかぽかと殴ったり殴られたりをしている。が、お互いにダメージを与えられない程度の小競り合いが延々と続く。うーん。つまらんな~。あ、ビールお替りお願いします。←誰にだ
ドラゴンの火焔のブレスはかろうじて打撃があるようだが、いかんせん頻度が低い。吐くには吐くなりのエネルギーがいるのか,めったに口を開かない。それ以外は引っかいたり触ったり,かわしたりかわされたりと,お互いほとんど効果のない攻撃を仕掛けあったりしている。
@はいささか退屈になっている。
もっとまじめにやらんかい!
すると、まじめにやった結果なのか,リッチがヒドラをテレポートさせてしまったではありませんか。はるか遠くのかなたまで。
われ,なんてことしてくれるんじゃ!
実に厄介なことになった。これではせっかくいる仲間が戦ってくれないではありませんか。
このままではどうしようもないので、隅っこに飛んでいった緑Mを、@が自ら囮になって、LとDさんのいるところまで誘導することにした。
仕方なく、あたりを適当にうろうろしつつ緑Mの近くに行ったり戻ったりする。ヒドラさんもそれとなく空気を読んでこちらに近づいてくれるようだ。そうだ,その調子だ。
そーれ,行ったり来たり。行ったり来たり。うろうろ。うろうろ。
ああ,面倒くさい。
さて、そうしてなんとかある程度の近場まで誘導してきたところで、ようやくMがわれらが赤Dさんの視野に入ってきた。
ここで満を持してのドラゴンブレスである。
燃えよドラゴン!
ぶおおおおおお。
ヒドラさんはようやく死んだ。やっとの思いである。
長さだけは特筆すべき戦いであった。
ちなみに,残念ながら、モンスターがこうした「@の手下の皆様」による攻撃で死んだ場合には、まったく$のドロップがないようだ。が,この程度は些細な問題であろう。
ここまでの結論として”味方のモンスターがいるというのはそれなりにうれしい”ものだと思った。
なお,召還主が死んだ場合でも,基本的に残されたモンスターは@のペットという扱いになってくれた。近くに寄っても攻撃して来ない。ほっとするよね,こういうの。
その後も、残されていた敵である狼を相手に、Dさんが炎を吐いてくれたり、死の呪文(おいおい、君達そんなの知ってたの!?)を唱えてくれたり、Lさんが地獄の矢の呪文を唱えてくれたりして、一緒に敵と戦ってくれる。嬉しい。仲間意識が芽生える。
Dさんは,狼の群れや、アリの群れをブレスで一掃してくれた。相性の問題でちょっと時間はかかったけれど,赤いP(ファイヤージャイアント)まで倒してくれた。さすがである。
ありがたいなあ。
とはいえ、いつまでも同じ階に留まってはいられない。さすがに敵もいなくなってしまった。
最後にお礼を述べて、この階から帰還することにした。
どうもありがとう。
君たちのことは忘れない。
『ペットに命令する』コマンドで『ペットを放す』を行ったところ、赤Dと白Lの二人の相棒がその場で消えた。無事に故郷に帰って行ったのだろう。
さようなら,みんな。
少し寂しくなった。
またいつかどこかで会おう。
後からこのペットたちとまたどこかで不意に出会えるような実装があればいいと思う(敵とペットを明示的に識別するしくみが必要だが)。
ふと思ったのだが,こういうときに『クローンモンスターのワンド』や『スピードモンスターのワンド』を持っていると,援軍の増殖や強化に使えるのだろう。次にいい感じの人形が売られていたら,買っておいて,これらのワンドで増強することを考えてみようと思う。
もっとも,今の状況ではこれらの「敵性ワンド類」は自動的に破壊してしまうので,まずはこの『自動破壊』を止めることが必要なようだ。
さて、おうちに戻って装備をまとめなおし,宿屋で一晩休んでまだ潜る。
『邪悪存在退散のスタッフ』さんで,例のごとくoピットを蹂躙し,次いでTピットに突入した。途中まで平らげて,きちんと残り0回としたスタッフを,その場に持っていた『魔力充填の巻物』で充填したところ、なんとまたもや爆散である。
えええええ!?
いったいどういうことだよこれ(激怒)。空の状態で爆発されてしまっては,もうどうしようもないではないか。
魔力充填の巻物ってやばいのか?もうこれ使えないじゃん。
それとも,何か今の装備に未知の問題があるのだろうか?
結局,この装備なしで残りのTピットに挑むことになり,割と時間がかかった。
うむ。『邪悪存在退散のスタッフ』はもはや必須アイテムだ。それだけに貴重である。これ以上失うわけには行かない。
それにしても,どうして途中からこんなに暴発するようになってしまったのだろう。昔はいくらでも充填できていたのに。なにか装備が変わったことに関連していそうな印象なのだが,よくわからない。
ああ,『邪悪存在退散の”ロッド”』があればなあ。10本くらいまとめて持っていたいものだ。
『鑑定のロッド』を拾う。18本目。こちらはナイス。
地下23階にて『*体力回復*の薬』を拾う。久々である。これで10服目となった。体力を一服で1200回復するというすさまじい効果の薬である。死ぬ間際に飲むことになりそうだ。だが、タイミングを間違えるとたぶん頓死する。
その代わり『神罰のヘヴィ・フレイル (3d6) (+13,+9) (+4) 』と『殺戮の指輪 (+12,+10)』さんのどちらに居残っていただくか悩んだ末、どちらも使わないとは思うのだが、なんとなく前者をその場に置き去った。後者はもしかしたら万一使う可能性が0ではないと思われたためである。精度と打撃に10以上の追加効果があるのはバカにならない。二刀流ならなおさらである。
とはいえ『スピードの指輪+11』と『追加攻撃の指輪+2』との選択で迷う今となっては,この『殺戮の指輪』をまとう条件は限られてくるであろうという気もする。
23階にて『*獲得*の巻物』を入手。うおおお。すごい。すごいんだけど,どうしたものだろうかとしばし悩む。
とりあえず,少しの間持ち歩くことにしてみよう。
その間うろうろしていると,『☆金の冠『ヴィンデアシア』 [0,+13] 』を拾う。さすがに☆装備なので,持ち帰ることとする。
その後、そろそろ帰ろうと思い,最後に『*獲得*の巻物』について考える。持ち帰ってしまうと例のごとく自宅インベントリの問題が生じる。性質的に貯めてどうするというアイテムでもない。
これはこの場で読むしかないだろう。あくまで期待せずに。
ということで,読んでみたところ
『アンデッドスレイヤーのグレイブ (2d6) (+10,+10) (+2) 』
『耐電の革製ラージ・シールド [6,+7] 』
うん。期待していなかった。そういうものだろう。他の拾得物との関係上,どちらもその場に置き去ることになってしまった。ああ,悲しい。とはいえ,特にシールドの類はよほどのすごい属性がない限りは安く買い叩かれるので,こういうことになるのは致し方なしというところか。まさかと思うが、電気免疫とかなっただろうな。
ちなみに,☆冠を*鑑定*したところ,
『☆金の冠『ヴィンデアシア』 [0,+13] {{r乱;活}}』
となった。うーん。即座に美術商に派遣する。もちろんありがたいんだけど,重なる属性が多い。
『守りのエルフのクローク『耀隼』 [4,+19] (+3隠密) {{+隠探r冷!!}}』
こちらも同上。そもそも冷気耐性は現状で”免疫”があるので不要なのだ。
さらに『壊滅のロッド』を拾う。これで6本目。そこそこレアなアイテムなのは確かだ。が,役に立つのか立たないのか,正直よくわからない。効能も使うタイミングもよくわからないままだ。いつか試す日が来るだろうか。
”自動拾いエディター”なるものを初めて起動してみた。
いろいろ調整してみたところ,ほどほどに便利になったような気がする。価値のある巻物は勝手に拾ってくれるようになり,また価値のないものは半自動で破壊してくれるようになった。これも完全全自動でもいいんだがなあ。
『モルグルのなんとか』は,どうも価値があるとみなされているのか,呪われているのだが,なぜか%allの銘をつけて保持してくれている。これが『妖刀』さんにも当てはまるといいのだが。
と思ったところで,都合よく折れて呪われた『妖刀』さんが落ちていた。拾ってみると,きちんと拾える。わーい。嬉しいことだ。
その後,自宅に持ち帰り『*解呪*の巻物』で呪いを解いて,あり余る金の力で精度をマイナスからプラスにひたすら改善し,最後に*鑑定*したところ,以下のようになった。
『(妖刀)ショート・ソード (3d7) (+10,+22) (-2) {+知賢r獄;怒呪[瞬|吸切/竜オト巨動}』
なんと,テレポートを邪魔してくれるらしい。これはこれで使い道によってはよいかもしれない。ただし,知能と賢さをマイナスにしてくれている。これがどう出るか,気になる。また,『妖刀』さん独特の”反感”は相変わらずで,その階のかなりのモンスターを激怒敵対状態にしてくれる。隠密の効果をなくすこのデメリットは計り知れない。
もっとも,ラスボスを相手にするときには,敵の皆さんは無条件で激怒しているはずなので,実際にはあまり状況は変わらない。こちらに対するテレポートアゥエイを妨害してくれるので,メリットが大きいかもしれない。ということで,最終装備候補の一つではあろう。
ふと思いついたのだが、ピットと戦うときに反感を持った装備を使うと、割と皆さん逃げずにきちんと攻めてきてくれたりするのだろうか。もしそうなら、使う意味は多少ある気がする。
そういえば,この妖刀さんを”装備を鍛える”で鍛えたらどうなるのだろうか。あるいは、そもそも鍛えることができるのだろうか(選択肢の候補に入るのか)。
少し気になったので,いつか試してみたい。
しかし,いつまでたっても火免疫が入手できない。具体的には,『★アザガル王のマンゴーシュ』さん,ないしはガンダルフが持っていた指輪である『★ナルヤ』さんのことだ。ついでにいうなら『★リンギル』さんや『★フェアノールブーツ』さんも,実験以外のまともな形ではお目にかかっていない。『願いのスタッフ』を3本も拾っているこの@にして,この有様である。
まあ、『願いのスタッフ』は素で3本拾っているわけなので、少なくとも3つまでは欲しいアイテムを願ってもいいわけだが。だが。
なにか、ここでこのスタッフの力を借りるのは負けた気がする。
ある意味、このゲームで一番大事だと思える部分をごまかしてしまう気がするのだ。
だから、今は『願いのスタッフ』には頼らない。
いつかまた、別な形で頼ることはあるかもしれないけれど。
とはいえ、ここから先は,かなりの危ない橋を渡らなければ,これらのアイテムの入手はできない,ということかもしれないと思う。
そこで,ついに意を決して25階に侵入する。
場合によっては、バルログさんのトップであるゴズモグさんとの対決も辞さず、という覚悟である。
さて,降りてすぐ,さっそく黄色Pさん,つまりタイタンさんに遭遇する。目が合って1ターン,即効で召還軍団に周りを囲まれる。うわあ。何だこの人。
その後も、数回に渡って召還モンスターの群れに囲まれ,火焔のブレスで巻き物の類を容赦なく燃やされる。体力も存外削られてしまい,『重傷』という表示になる。勘弁してくれ。仕方なくまじめにテレポートした。本格的にやばくなる前に逃げろ、というのが鉄則だからだ。
それにしても、戦術的撤退(別名”逃亡”)は久々だ。
しかし、このまま地上に逃げ帰る気もしなかった。
そこで、ダンジョンの他の部分をうろうろして様子を伺い,なぜか一人佇んでいたUさんを恐る恐る蹴散らしてみたりしたあとで,あらためて”召還地獄”に突入した。
今度は,召還野郎共で大変になっていた部屋ではなく,反対の一本道側から突入した。やはり途中でいろいろと呼ばれはしたが,所詮一本道なので,地味にげしげしと叩き潰して黄色Pに肉薄する。だが,次々と召還を呼ばれて近づけない。本当に一歩一歩,じわじわと迫っていく。
最後になんとかやっとの思いで召喚源のタイタンに接敵して叩き殺す。
ちなみに,今回は
『(吸血)バトル・アックス『猛鷲』 (3d8) (+10,+13) (+3) {{+耐;経|吸}} 』
さんについてきてもらっている。やはり吸血機能があるといろいろと楽だ。これが反テレポート機能のついた先の『妖刀』さんだったら,逃げ出すこともできずに大変なことになっていたかもしれない(まあ装備を外せばいいんだけど)。
しかし,そうはいうものの,せっかくの『妖刀』さんの打撃と切れ味をまったく使わずに放置するのもどうかという気がした。特に,今回の『妖刀ショートソード』さんは,折れていたのをわざわざ拾って修復して,マイナス数値をプラスに上げて鍛え上げたものだ。そこまでしたのにぜんぜん使わないのはどうかという気もした。
そこで,一度地上に戻り,先ほど拾った『妖刀』さんについてきてもらうことにした。銘入り『吸血バトルアックス』さんは一度お休みである。
さて,また潜るか。
とりあえず25階での戦いを続ける。
いつくかの小競り合いの後,
『賢明のドラゴン・ヘルム [8,+11] (+4)』
を拾う。ドラゴンヘルムで特殊機能とは驚いた。
*鑑定*の結果,
『賢明のドラゴン・ヘルム [8,+11] (+4) {{+賢r暗轟獄(賢}}』
となった。微妙である。一応取っておこうかなあ、という程度か。しばらくしたら売り飛ばすかもしれないけど。@はあまり賢くなくても良いのだ。戦士だから。むしろ、耐久性と器用さと腕力がポイントだ。
お人形さん遊び以来,なんとなく欲しかった
『回復モンスターのワンド』
『スピードモンスターのワンド』
『クローンモンスターのワンド』
を拾ってみる。自動拾いエディターのおかげで,これまで無条件に壊していたこれらのワンドを拾うことができるようになった。自宅スペースの問題はあるものの,いつかお人形さんを使う時に活用してみたい。
最近お世話になっていた『スピードのスタッフ』を一時的に置いておこうとしたところ,溶岩の上に置いたことになってしまい,燃えてなくなった。不注意であった。
この深さだと,灼熱の溶岩が部屋の中に当たり前のように露出しているので,こういうことがよくあるらしい。よく考えればすごいところだ。そして,そんなところで(浮遊しているとはいえ)平然と歩き回って長々と探索をして,挙句の果てにとんでもない化け物の群れと戦い続けているこの@は,実際とんでもない人だと思う。
そういえば,映画”ホビット”で出てきたドラゴン”スマウグ”の迫力は相当なものだった。あんなもの、生身の人間がどんなにがんばっても、絶対に勝てる相手ではないということがはっきりわかる存在として描かれていた。スマウグならずとも、ドラゴンという種族は相当に巨大で、強力なブレスを吐く強大なモンスターだ。そんなものが100匹も集まっているピットを、幾度も壊滅させるこの@は、やはり化け物の中の化け物なのだろう。装備に負っているところは多いとはいえ,すごいものだ。
そんなこんなで何回か深層で戦ってみたが、『妖刀』さんはたしかに打撃としては大きい。切れ味も鋭くて素晴らしい。のだが,さすがに”反感”が強すぎる。
この深い階層で、モンスターが総じて全力でこちらに向かってくるのは少し疲れる。さすがに隠密が一切効かなくなるのは不利な面が大きい気がする。
そこで,自宅に戻り,『妖刀』さんに代えて
『★ブロード・アックス『バルクケレド』 (2d6) (+13,+19) (+3)』
さんを装備した。装備としては初登場である。総打撃数は800をかろうじて超える程度である。が,通常の戦いであれば問題はないだろう。
このときはそう考えていた。
地下25階での戦いを続ける。
激戦が続く。相当に物品を消耗するが,そのための貯蓄でもある。ここまでは予想通りである。その後も何回か地上と25階を往復する。得るものはあったが,実のところあまり印象に残っていない。
すると,往復数回目に、青Dと赤Dの混在したピットに遭遇した。このパターンは,このゲームで初めてだった。
思い返せば、これまで出会ってきたドラゴン系ピットは、どういうわけか3つともすべて青D(ワイバーン)のみの単一種ピットであった。モンスターのレベルとしては、おそらく赤いDの通常のドラゴンよりも青いDのワイバーンの方がレベルが多少上という印象があった(赤Dは火焔のブレスだけを吐くが、青Dは冷気のブレスと稲妻のブレスの両方を吐けると思われるため)。なので、以前から、赤Dピットに出会っていないのはむしろ不思議だと感じていた。
また、火炎免疫のない状態で赤Dピットに出会ったらどうなるか、以前考えたことがあったが、有効な対応手段がないという結論に達していた。
この2種類の混在ピットということは、難易度はかなり高い。免疫のない”炎”と”稲妻”の両方のブレスが襲ってくるということだ。
そして,こんなことなら吸血装備を持ってくるのだったと後悔するが,時すでに遅い。世の中こういうものだ。
ともあれ,マジメに対応せざるを得ない。
『スピードの薬』と『耐性の薬』を飲み、ついでに『ヒーローの薬』をまとめ飲みする(これはどうも効果が時間的に累積する印象があったため)。
吸血装備がない以上,直接切り込むのはリスクが高いと判断した。そこで,通路に引っ込んで多少距離を置き、近づいてきたモンスターに対して、持っていた『クロスボウの矢』で射る。射る。射る。射まくる。相性の関係で、赤Dには『冷気のクロスボウの矢』,青Dには『火炎のクロスボウの矢』で対応する。ひたすら射ちまくる。
数匹を倒した段階で、明らかな矢弾の不足に気がつく。これら2種類の矢は、各々20本ずつ程度しかないのだ。高確率で回収もできるとはいえ、虚空に消えてなくなることもあるわけで、このままだと、とても足りない。相手の出方によっては、タイミングが悪いと回収も難しい。
そこで、一瞬潮が引いたタイミングで現場を離れた。そこで、この戦闘現場以前に見つけていた通常の矢弾を探し出し、装備に加えることにした。見つかったのはあくまで通常の『鋼鉄のクロスボウの矢』で、それほどの追加打撃特性もない(+8,+5という程度)が、この際贅沢を言ってはいられない。数としては30本近くある。
そこで、基本的には上記の戦法で戦い、最後に死にそうなときの”とどめ”には、特殊矢がもったいないので、現場で拾った上記の普通の『鋼鉄のクロスボウの矢』でダメ押しをすることにした。これなら特殊矢の消費をある程度抑えることも可能だ。
さらに、タイミングを見計らって前線を押し上げ、積極的に矢弾を回収する。回収してはまた定位置に戻る。これを繰り返して矢弾の補給をつなぐ。この手段で果して最後まで対応できるだろうか。
戦う。戦う。
際どい戦いが続く。時おり矢弾が切れ,無理をして前線に出向いて直接打ち合いながら回収する。ダメージを喰らっては『体力回復の薬』をマメに飲み込む。
とにかくいろいろと燃やされる。特に『レベル・テレポートの巻物』が,一時期は99巻フルで溜まっていたのに,今はもう10巻少々しかない。この巻物は最近まったく使っていないので,減った分はすべて戦いの過程で燃やされたということになる。なんということだろう。著しい無駄だ。
くそう,一刻も早く”火炎免疫の装備”がほしい。そのためにこんなに苦労しているのに,そこまでの過程が果てしなく遠い。いつになったら手が届くのだろうか。
そんなこんなで、じわじわと一匹、また一匹と矢の連射で殺していく。
相変わらず緊張する。そしてとても地味な作業である。
火炎も稲妻も共に,ブレスを吐かれると、『耐性の薬』を飲んで二重耐性を張っていてもHPが100近く削られる。数匹連戦するうちに、気がつくと体力が700を割っていることもある。単調な作業であるがゆえに、夢中になっていると危ない。やはり油断していると普通に死ねる相手だ。
例のごとく,ドロップは山のようである。とはいえ,今回は自動拾いの編集をしたことから,役に立たないアイテムは自動的に破壊してくれる(とはいえ,ダイヤモンドエッジまで破壊されたのは失敗だった。これはいずれ修正しなければ)。それなりに便利である。
初期にいきり立った連中が突っ込んでくるのをクロスボウで迎撃し,ある程度を退治した。とはいえ,実のところまだ8割方は残っている。ドラゴンとワイバーンの混成部隊が80匹である。書いていて自分で驚く。
そして,戦闘が続くに連れて,有効な特殊矢弾がじわじわと減りつつある。どうしたものか。拾い物で多少の補充はしたものの,修正値の問題なのか,その拾った普通矢がなかなか当たらない。3発連続で外すこともままある。その間に接近されてしまう。こうなるともう近接戦闘しかない。
このままでは危ない。
@は果たしてこの赤青地獄を無事突破できるのか!
緊迫の事態を向かえつつ,今週はここまで!
チャンネルはそのまま,次週を待て!
…地獄の釜の底で一人戦い続ける@。襲いくるDの群れ。赤く染まる雰囲気。荒れ狂うブレスの嵐の中に@は希望という名の夢を見る。溢れかえる宝の山と、冷たく輝く一つの鎧。虎穴に入らずんば虎子を得ずという。だが,果たしてそれは本当に虎の子か。
次回『永遠の絶望』
25階という深層で戦い続ける@。次々と襲いかかる赤や青のDの群れに立ち向かう@だったが…
先週に引き続いての「vs. 赤青ドラゴンピット」の継続戦闘である。
ひたすらクロスボウで対応を続ける。下手に接敵するよりも,相手がびびって逃げ出してくれるため,ダメージが少ない。相手に戦う気が無くなると,その間はこちらにブレスを吐かないためだ。
倒したら前に進んでドロップ群を鑑定しつつ,がらくたを破壊しつつ,矢弾を回収しつつ,そして再度接近してきた相手と戦いつつ、わずかずつ,わずかずつ,じわじわと事態を進行させる。
しかし、一気に攻め寄せられると存外厳しい。最前線で矢弾が直撃するDはひるんだとしても,その後ろのDがブレスを吐いてくるためだ。弓矢の命中率も100%ではない。矢弾が外れてあたふたしているうちに距離を詰められる。接敵されると相応に体力を削られる。これには参った。
ちなみにブレスを吐かれると、その軌道上にあるドロップのうち、燃える性質のもの(巻物や薬)は消滅してしまうことが多い。悲しい。
ちなみに、このゲームには、『貫通する矢』がないので、一直線に並んでくる敵を効率よく平らげる方法が存在しない。
何かいい対応策がないだろうかと悩む。3巻あった『聖預言の巻物』もすでに燃やされたか使い切ったかという状況である。
この状況,何とかならないか。
そう渇望しつつ戦い,前進し,また戻ることを繰り返す。こういう時によく出てくる、”あるもの”を探していたのだ。
すると、しばらくして,あまた散らばる高級品ドロップ山の中に、期待していたものを見つけることができた。
『(吸血)ロングソード(+6,+8)』
であった。
銘も何もない、”普通”の吸血武器だったが、当面はこれで十分である。よっしゃよっしゃ。
とりあえずこの拾った装備で緊急対応することに決める。これで直接接敵しても対応がかなり楽になる。
数匹と対峙するが、なるほど、これは体力的には楽になった。距離を詰められて直接打ち合っても、相手からHPを吸収して復活してしまう。おかげでHPがそれほど下がらなくなるし、心なしか倒すまでのターン数も減ったような気がする。
さすが吸血武器さんである。心強い。
さらに、そうして倒したDのドロップの中から
『(吸血)首切りソード『紅豹』 (4d5) (+13,+12) (+2)』
なる強力アイテムをゲットした。
吸血かつ耐久力アップ(久々に4桁に戻る)というありがたさ満載の武器で戦うことに成功する。
よし来た。これで勝つる!
さらにここで
『★ロング・ソード『オルクリスト』 (2d5) (+10,+15) (+3隠密)』
さんをゲットした。別名を『なぐり丸』ともいう、指輪物語的にも由緒正しい★武器だ。
しかし、今は採用するタイミングではなさそうだ。他の高級品・特別品軍団と同じく、一度離れた場所にキープしておく。戦いが終った後にあらためて取りに来る目算である。
数匹ずつまとめて向かってくるDの群れを『クロスボウ』の連射と銘入りの『吸血首切りソード』の打撃と吸血で倒す。大量のドロップを鑑定する。有用なものを離れたところに持ち帰る。また近づいていくと,その動きに釣られてDさん達がまた向かってくる。これが十数回にわたり繰り返される。
この波状攻撃に対して、各種クロスボウの矢を間髪入れずにつるべ打ちに放ちまくり、さらにその放った矢弾を必死に回収する。距離を詰められたら吸血武器の出番である。がしがしと打ち込んで相手の体力を吸い取っては殺す。一匹殺したらまた次だ。
上記の地味なゲリラ戦を繰り返し,なんとかこの階を制した。
今回も長かった。週をまたいで延べ1時間近くかかっていたのではないか。
キーを押す回数が多く、さすがに疲れた。
このあたり、実はマクロをうまく組めばもう少し楽にプレイできるのかもしれない。
さて,お楽しみタイムである。すさまじい量のドロップをあらためて鑑定する。
いつものように18本の『鑑定のロッド』の皆様が大車輪で活躍する。さすがに数回は息切れしていたようだが,18本という数が功を奏し,おおむね問題はなかった。
今回は,大半のがらくたアイテムはドラゴンに焼かれるか,あるいは(自動拾いエディタの編集の成果として)@が自ら半自動的に破壊した。そして残った高級品以上のアイテムだけ持ち帰る選抜のターゲットになるのだが,これだけでもまだ山のようにある。これも無駄といえば無駄だ。山のような高級アイテムを前に置き去りにするのは心にも悪い。どの階層で戦っても、有効なのはほんの一握りだけなのだ。どうせなら,無駄のない方がよい。
無銘の『守りの鋼鉄ヘルメット』など,(+5,+32)とかの数値で一瞬びびる。これだけで大半の攻撃をある程度軽減できるのではあるまいか。すごいものだ。とはいえ,すごいものなのだが,それ以上の特殊機能が何もなく,この段階では置き去りにせざるを得ない。銘がないので”装備品を鍛える”ところで鍛えてもよかったのかもしれないが,追加される機能はせいぜい1つなので,現場投入ができるかといえば,おそらくできないだろうという気がする。
仮に”テレパシー機能”がつけばまた話は変わるかもしれない(現在装備中の鋼鉄ヘルメット『☆サウアドリング』さんも,基本的にテレパシー装備として利用している)が,もしかしたら,先の例のように肝心な防護数値が低下する可能性もあり,予断を許さない。
#ここまで書いて思うのだが,こういう基本数値が大きい装備は(無銘の場合には)むしろきちんと持ち帰って”鍛える”ことで活用の道が開けたのかもしれない。以降はもう少し考えようと思った
ともあれ,せめて☆装備くらいは持ち帰ろうと努力する。その反面,3人もいた『防衛者』さん『聖戦者』さんたちや『殺戮のなんとか』さん,その他もろもろ銘入りのアイテム達も含めて容赦なく置き去っていく。心が痛む。
クロスボウではない,通常の矢についても,『殺戮の矢』『追尾の矢』『冷気の追尾の矢』など,錚々たるメンツが置き去りにされる。これだけあれば,あの最強弓『★ベルスロンディング』さんを実運用できるのではあるまいか,と思えるほどの矢の量だった。こちらも断腸の思いである。
いずれ,将来的に,世界を二つに分けて,クロスボウである『★クブラゴル』さんを採用し続けた世界と,ロングボウである『★ベルスロンディング』さんに変更した世界とで,世界線を分けてプレイしてみたくなるくらいである。
後者の場合には,『スピードの指輪』と『追加射撃の指輪』を採用して,弓戦士(アーチャー)もどきとして戦う事も十分選択肢に入りそうだ。以前から繰り返しているが,『★リンギル』さんがツモれれば,加速+10をこちらでカバーできるため『★ベルスロンディング』さんの登板も十分に可能性としてあり得るのだ(矢弾とインベントリの問題は一旦脇に置いておくとして)。
#もっとも,最強の打撃武器である『★リンギル』さんを装備しておいて”アーチャー”プレイというのも,それはそれでどうかという感じだが…
いつもながら,こういうのは嬉しいような空しいようなで,やや途方にくれる。
そこで、例のごとく、使える装備は現場で使い、またお金で買えるものも使ってしまう。『ヒーローの薬』をまたもや飲みまくりである。そうして無理やり空けたインベントリに☆装備群を詰め込む。
しかし,もう25階はいい。ドロップはいいので割は悪くはないのだが,いかんせん疲れる。火と電撃の免疫がないので,容赦なくものが壊される。火免疫装備を得る目的の戦いで,火攻撃に激しくダメージを与えられるのはいささか本末転倒という気もした。
なんとなく,そこで確保していた”呪われている”ことがわかっていたはずの
『☆フル・プレート・メイル『イフンソンド』 (+2) [15,-17] (-5赤外線視力)』
を試しに装備してしまったら,とても面倒なことになった。
現場で拾ってもっていた『解呪のスタッフ』を『魔力充填の巻物』全3巻で充填して,そのパワーをすべて使い果たしても解決できず,地上に戻って満を持して購入した『*解呪*の巻物』でも解決できなかったからさあ大変。*鑑定*してよく調べたら,なんと『永遠の呪い』がかかっているとのことだった。
これは、超高価な『*解呪*の巻物』でも解くことができない、このゲーム最強の呪いなのだ。
そして、呪われた装備は脱ぐことができない。永久に。
しまった、なんてことだ。
とりあえず,応急処置として,いつもの”装備品を鍛える”ところで,防護力の-17を+10までお金をかけて改善する。これで一応鎧として使えなくはない。とはいえ,脱げないことに変わりはない。そして,この鎧が脱げないと,大事な”冷気免疫”がなくなってしまう。
一瞬,絶望する。
この呪われた鎧を装備したままでこの先を戦いきれるとも思えない。どうすればいいんだ。時間を巻戻すか?前回保存したのは、おそらくDピットとの戦いの最中だったと思う。またあの戦いを繰り返すのは悪夢以外の何物でもない。
どうすればいいんだ。
と,ここで大切なことを思いだす。
そうだ,こういうときのための『凡庸』さんではないか。
そこで,自宅から『凡庸の巻物』を取り出し,読み、おもむろにこの『☆イフンソンド』さんにかける。まばゆい閃光と共に,☆さんはただの平凡な『フル・プレート・メイル』に成り下がってくれた。おかげさまで,無事に脱ぐことができ,元の『☆超ミスリルの鎧』さんをあらためて装着した。
”冷気免疫,装着完了”である。
ほっとした。心の底から。
そして思う。
『凡庸』さん,ありがとう。あなたは人生の恩人だ。
それにしても,迂闊なことはするものではないと反省した。これだけプレイしてきて、”永遠の呪い”がかかったアイテムが,件の『★一つの指輪』以外に存在するとは考えてもみなかった。あの『★ペルシエル王妃の鉄冠』ですら,普通に(?)”重い呪い”で『*解呪*の巻物』を使って呪いを解いている。なので,まさか、落ちている☆装備に,よりによって”永遠の呪い”がかかっていることがあろうとは,思ってもみなかった。こういうこともあるのだなあ。
落ちていたときから呪われている特別製の☆装備は危険なのだとよくわかった。”特別な装備”にかかっている呪いもまた”特別製”だということか。
今後は,少なくとも*鑑定*するまでは呪われた装備を身につけるのは止めよう。
その他,いろいろもって帰ったものの,*鑑定*をかけたところ以下のようになった。
『☆革製スケイル・メイル『ホルメグラム』 (-1) [8,+15] (+2赤外線視力) {+腕器赤r暗}』
『至福の地アマンの影のクローク『天虎』 [6,+17] (+2隠密) {r乱;感}』
『☆革製ラージ・シールド『ヴィンデアヒウ』 [6,+14] (+4) {+耐r冷盲乱}』
こちらの皆様は,すべて美術商に出向いていただいた。
結局こうなるのだなあ。仕方ないけど。
火免疫までの道のりは遠い。
今回の成果は,むしろ最後に入手して装備した銘入りの吸血ソード
『(吸血)首切りソード『紅豹』 (4d5) (+13,+12) (+2)』
さんである。微妙に足りなくなっている耐久力に+2してくれる吸血ソードとは,実にありがたかった。
とはいえ、実はその前に装備していた
『(吸血)バトル・アックス『猛鷲』 (3d8) (+10,+13) (+3) {{+耐;経|吸}}』
さんとほぼ同格であり、強いていえば後者の方が耐久性能が1だけ優れている。
これと比較したら劣ると言えるのだろうが、しかし『紅豹』さんの方は”現場で見つけられたもの”としては最高の運に近かったと思う。このおかげで赤青Dピットを完食できたようなものだ。
本当にありがたかった。
なにやら気がつけば、財産がついに1400万$を超えた。空しい。
激戦の後,しばらく地上で休んで各店舗のウインドウショッピングなどをしている。短い休暇でリフレッシュ、というところだろうか。
すると,雑貨屋さんで,なんと『タイタンの人形』が売られていた。
タイタンさんは,とても強い黄色のPである。まずご本人の実力からしてかなり強く(おそらく通常のP一族の頂点であろうか),ついでになんと”召還使い”でもある。これは期待できるかもしれない。ちなみに気になるお値段は1200$ということで,効果を考えれば破格であろう。
これに,先に拾っていた『クローンモンスターのワンド』やら『スピードモンスターのワンド』をかけまくれば,最強の@軍団ができあがるのではあるまいか。いぇーい。
ただ,この最強軍団をどこでどのタイミングで使うのか,が問題になる。
このお人形さんは,一度リリースしてしまうと,ペットとして連れて帰るということができない(おそらく)。再度人形に戻すということもできないので,本当に使い捨てに近くなる。それゆえに,使い方はよーく考えなければいけない。
あらかじめ敵のピットがいると分かっていれば持ち歩くこともあるのだが,それが予想できれば苦労はない。あくまでランダムだからこそのrogue likeゲームである。とはいえ、常にこの人形さんと『クローンモンスターのワンド』等のサポートツールを持ち歩くわけにも行かない。
また,仮に『クローンモンスターのワンド(9回分)』が有効だとしたら,この黄色Pさんは最大10人まで増殖させることができるはずだ。その10人が各々召還を試みるわけだから,現場が大変なことになるのは目に見えている。おそらく味方の召還モンスターだけで辺り一面ぎゅうぎゅう詰めで,身動きがとれなくなるはずだ。その場の脱出にはテレポートが必須になる。
この大軍団に対抗させたいのは,やはりピットである。できれば,倒してもあまりドロップの期待できない黄Hピットとか,あるいはゴーレム軍団のピットなどであろうか。赤Cピットなども”相手にとって不足なし”というところだろう。
一度はそうしたピットと集団vs集団戦を行ってみたい。
などと,取らぬ狸の皮算用的な思考をふらふらとさまよわせるプレイヤーであった。
果たして,このタイタンさんが活躍するのはいつになることやら。
では、今週はここまで。
さて、またもや地味に1階から潜りなおしてみる。
スピードの薬などを拾いなおしていく。
途中12回に、たまたま街に遭遇したくらいで、特にイベント的なものは何もない。13階のガレ場も特に大きな収穫はない。
14階で『邪悪存在退散のスタッフ』を拾った。これは収穫だ。
そして15回で『凡庸の巻物』をゲット。これはもう家に帰ろう。
この巻物は、これまでの最大巻数の19巻に戻った。増えたからなんだということもないのだが、なんとなくうれしい。強いて言えば”目指せ99巻!”というところか。
潜りなおした地下15階で、今度は
『追加攻撃のスピア『翔鷲』 (1d6) (+8,+7) (+1攻撃) {+攻器;投}』
を入手。
ついでに『抹殺の巻物』と『周辺抹殺の巻物』を一つずつ入手。
深くなってくると少しずつお土産も豪華になってくる。
ありがたいことである。
さて、魔の16階だが、今回は幸先よく、降り立った隣のマスになんと『鑑定のロッド』19本目が転がっていた。なんという幸運。
引き続いて
『粉砕の戦闘用つるはし (2d8) (+8,+7) (+3) {|震}』
を入手。これは、地震を起こしてしまうので、どうかと思うが、逆に緊急脱出装置として使えるかもしれない。”発動”が地震だったらいいのだが。
さて、幸いにも特に恐ろしいこともなかった16階を通り過ぎ、17階に入る。少しほっとする。
緑に輝く『ミスリルの弾 (6d2)』なるものも見つけるが、さすがに持ち帰る余裕がない。使い道もない。スリング使いだったらかなりうれしいアイテムになるが、この@はクロスボウ使いだ。たぶん最後までそうじゃないかと思う。
そして、この17階においてもなぜかまたもや『凡庸の巻物』を見出す。お土産ができた。
即座に帰還する。紆余曲折はあったものの,ついに20巻に到達した。
ということで、また地下に戻る。
ドラゴンを倒したら『マン・ゴーシュ』があった。どきどきしながら鑑定してみたら、
『(防衛者)マン・ゴーシュ『耀隼』 (1d5) (+13,+13) [+1] (+3隠密)』
とある。
うーん、いや、もちろん『防衛者』さんなので結構なものだとは思うんだけど、期待していたものとは少し違う。しかし文句など言えない。
jピットを通常手続きで蹂躙する。例のごとく特筆すべきものはないが、いくつかの有効な薬をゲットする。補給物資を集めるという目的には適っている行為だ。
『光のグレート・ソード (3d6) (+9,+12) (+3)』も拾う。
『20本の 破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5)』
『29本の 追尾クロスボウの矢 (6d5) (+4,+4) (225/375)』
など拾う。
有効かどうかは持ち帰らないと確認できない気がする。
ということで、家に帰る。
『破邪の鋼鉄のクロスボウの矢』は、自宅に持ち帰ったところ、すでに99本を越えてしまっていた。そこで、結局持ち帰った29本をすべて持ち歩くことにした。『追尾クロスボウの矢』は、実は自宅に99巻溜まっているのだが、さらにもう一山追加しつつある。
正直、特殊矢が溜まりに溜まっているので、『普通の矢』を貯めるのも今更どうなのかという気もするのだが、まあいいかと思う。矢弾は回収率もほどほどに高いので、そんなに消耗しないが、いざという時には頼りになる装備ではあるので、備えておくにこしたことはない。
でも貯めておいても実質的な意味はなく、持ち歩かなければいけないのが辛いところである。おまけに矢弾は実は結構重い。加速を多少犠牲にして持ち運んでいる状態だ。
21階で『抹殺のスタッフ』を拾う。貴重品だと思われるので、帰宅することにした。
『火炎の鉄弾』も落ちていた。これはこれでとても珍しいアイテムだけれども、やはり使うことはないだろう。溜めおく場所があれば、なんとなく溜めておきたい気がしないでもないのだが。
『ドラゴンブレスのワンド』を持ち帰ったところ、ついに20本、100息分が溜まった。
ということで、他にもいくつかのアイテムを拾ったものの、ついに★や☆アイテムは出現しなかった。
そこで、今週はこれで終わりとした。
今週は補充週だったということになるのだろう。
おかげで『スピードの薬』や『癒しの薬』、そして『耐性の薬』はほぼ全快した。『体力回復の薬』も90服を超え、使わない『全復活の薬』も90服近くになった。また来週から戦う準備ができたというものだ。
とりあえず、はじめから深層に潜る。@はさておいて、プレイヤーが疲れないうちにマジメに戦っておこうという算段である。
すると、22階にて、
『☆追加射撃の指輪『蒼鷹』 (+4)』
なるものをはじめて拾う。ちなみに,未知の指輪としてではなく”鑑定済みの指輪の特殊例”という形で最初から正体が判明していた気がする。
それにしても,なんだこれ? この戦士@プレイでは☆つきの指輪自体初めてだし、それが追加射撃の指輪だというのも驚きだ。
何が+4されるのだろうか。射撃回数?まさかね。
その直後。今度は
『★モーニング・スター『血流の刺』 (3d6) (+8,+22) (+4)』
を拾う。★装備ということは何か由来があるのだろうが、よくわからない。
引き続いて『爆発の薬』。これで5服目になる。
別世界で試験をしてみたところ、投げるとそこそこの打撃になるようだ。雑魚を数匹一掃できる程度だった。一撃500打撃だそうなので,ボス戦にまとめて5服も投げれば、ほどほどの効果があるかもしれない。これを100服貯めるのは大変そうだ。
さて,問題の☆指輪を*鑑定*したところ、
『☆追加射撃の指輪『蒼鷹』 (+4) {+知器具;射}』
であるとわかった。
知能をサポートしてくれるのはいいとして、現状で器用さはすでにカンストしている。魔法道具利用がどの程度有効に機能するのかはわからない。もしかしたら、例のスタッフの充填の成功率が上がったりするのだろうか。
結局、トータルで使えるのか使えないのか、今の自分には判断しにくい。
とはいえ『追加攻撃+2』と『スピードの指輪+11』がないのは辛そうだ。これら『☆追加攻撃の指輪』とかだったら、また話は変わるのだが。
そういえば、指は10本あるというのに指輪が2つしか着けられないというのは、よく考えたらおかしな話だ。
ちなみに『★モーニング・スター『血流の刺』』さんは、通常通りのとげとげのついた丸い鉄の塊で、打撃力が+22というすごいパワーではあった。これは、『ヒーローの薬』や『聖預言の巻物』で精度を上げれば結構いけるかもしれないが、現在の『★アランルース』さんに取って代わるようなものではなさそうだ。
『★アランルース』さんは、打撃は大きいし、加速は+4あるし、その上浮遊機能まであるのだから、なかなか外せない。
もしも『★リンギル』さんを拾ったとしても、『★アランルース』さんを外す積極的な理由が見つからなければ、そのままにしているかもしれない。例外が、『★リンギル』を拾った上に、なおかつ火免疫装備の武器『★アザガルのマンゴーシュ』さんを拾った場合であろうか。この場合にはさすがに『★アランルース』さんの出番がなくなるが、そのときには浮遊機能をどこかでサポートしなければならなくなる。これはこれで難しい装備選択になるだろう。
それにしても、しばらく前から
『アンデッドスレイヤーのダガー『嵐狼』 (1d4) (+8,+8) (+1)』
さんがずっとBMで売れ残っているのが不思議だ。例のごとく自分は要らないのだが。
むしろ、この類については、文字通り売るほどあるといっても良いだろう。
『ドラゴンブレスのワンド』を立て続けに2本追加で拾う。一応持ち帰る。まともな意味で使う日が来るかどうかはわからない。これで110吹きである。ドロップが期待できる相手に使ってはいけないし、そもそも22本も持ったらかなり重くなるので、使い道があるのかどうかがよくわからない。
いつかはさようならを言う日が来るのかもしれないが、今ではなさそうだ。
サラマンダーの群れにいくつかアイテムを燃やされる。腹が立ってきたので、拾って持っていた『*破壊*の巻物』で消滅してもらった。火免疫よ、いつ俺の手元に来てくれるのだ。
『勇者のアミュレット (+5,+4) [+6] (+6)』
を拾うのだが、総合値としては今の装備品のほうが上である。30000$で世の中を啓蒙していただく。
23階にて
『☆セスタス『アエグドラウグ』 [5,+17] (+4加速)』
を拾う。セスタスで加速4とかちょっとすごい気がしてきたが、どうなんだろう。
今装備中の『☆セスタス』が基本要素パワーをかなり与えてくれているので、余り気味の速度追加を狙っての交代は利口とは言い難い気がする。そもそも今のものがレアな”反魔法装備”目的の装備なので、交代は難しいだろう。
これに関連して、基本的に、何かの機能をたった一つの装備で担っていると、その装備の変更が難しくなる。もし可能であれば、すべての機能を複数の装備で担えると良いのだが。そうすれば装備交換の自由度が高くなる。しかし、これはこれでまた目指すところが高いところにありそうだ。
今現在、単一の装備に支えられている機能は以下である。
いずれも、なくなると困るものばかりで、特に浮遊とテレパシーは必須中の必須である。
これらを何とかして装備で二重にカバーリングできるかどうかが問題である。
カバー範囲の広い『防衛者』さんを使えばある程度はいけるのだが、そうなると今度は打撃が小さくなる。というか、そもそもいろいろな武器を試したいわけなので、武器を固定してしまうわけには行かない。
今現在は、そうした浮きスロットは武器スロットの二つ目だけである(現在は耐久力+2の『吸血武器』が採用されているが、打撃が微妙に弱い)。
『妖精』の装備を鍛えてみるが、いまひとつである。ついでに『(妖刀)ショートソード』さんも鍛えてみるが、こちらも特に大きな変化がないように見える。さすがに鍛えてみたら反感がなくなるとかはないようだ。残念。
お金に余裕があるのでいろいろと試せるのはいいことだ。
今週はこんなところで地味に終えた。
いい加減お家(というか自宅で眠れないのだから実質的には”倉庫”)がまたもや狭くなってきた。
そこで,いろいろなものをあらためて吟味した。
よく考えてみると,『エルフの行糧』を自宅に持っておく意味はない。なぜなら,この自宅の近所には宿屋兼酒場があり,行けばすぐにビールとつまみを出してもらえるからだ。@はこれで鋭気を養うことができる。だから,自宅に行糧を置いておいても,実質的な意味がなかった。宅飲みはしないのがこの世界の掟らしい。
そこで,99個溜まっていたこれをすべてBMに売り飛ばす。全部合わせても380$程度にしかならなかったが,まあいいだろう。どの道,旅の持ち物の中には99個溜まり続けて、なおかつ日々拾い食いを続けているのだ。いつでも食べられる。飢餓に悩まされる心配がないのは、とても幸せな世界だ。
また『聖唱歌の巻物』64巻についても,もういいかげん処分の対象にしようと思った。とはいえ,戦闘時には「祝福」機能で相応のサポートを担ってくれるわけなので,一度に全て持っていくのではなく,仮にその場に置き去っても惜しくない程度の個数だけを持っていくことにした。戦闘時にはなるべく忘れずに読もうと思う。
70服近くある『致命症回復の薬』は、ダイス目の関係であまり回復が期待できないのと、『癒しの薬』でも確実に50回復が見込めること、なにより『癒しの薬』には幻覚からの回復機能があるため、こちらを優先することにしたい。ということで、この自宅の『致命傷回復の薬』についてはほぼ廃棄というか売り飛ばす形になる。
さて、そんなこんなで地下23階である。
入ってすぐに『獲得の巻物』を得る。とりあえず例のごとく期待しないでその場で読んだところ、
『☆影のクローク『ミスラエア』 [6,+11]』
なるものを頂いた。正体がわからないが、持ち帰ってみよう。
ついでに『邪悪存在退散のスタッフ』さんも拾う。ありがたい。これで自宅10本目である。やっと二桁だ。
さて、お家で*鑑定*したところ
『☆影のクローク『ミスラエア』 [6,+11] {r炎盲轟;視明[炎魔}』
となった。なんとなくドロロンという風情だ。特に意味はない。
珍しい反魔法装備だが、逆にそれ以外の機能は微妙である。酸免疫の装備と交換することがあるかどうか、難しいところだ。
『殺戮の革グローブ』も微妙だったので、とりあえず”装備品を鍛える”で鍛えてみたところ、
『殺戮の革グローブ『耀豹』 (+2,+9) [1,+12] (+4赤外線視力) {+赤}』
というなんともいえないものになってしまったので、こちらは売る。まあガントレットとかとは違って、しょせん『革グローブ』だしなあ。
例の如く、10万$かけて改良して、売値は5000$そこそこである。装備の改善はバクチだとわかる。夢を買うようなものだ。
『(聖戦者)折れた剣『焔龍』 (2d2) (+9,+9) [+1] (+2) {%}』
なるものを拾う。折れた特殊剣はとても珍しい。特に聖戦者は初めてだ。直したらどうなるのだろうか。
ということで、自宅に戻り、21000$かけて直したらこうなった。
『(聖戦者)ショート・ソード『焔龍』 (2d7) (+11,+13) [+1] (+2) {r獄(器}』
うむ。なるほど。耐地獄であるか。とっておくか?どうなんだ?
ちなみに、そのご近所でもう一本拾っていた無銘の聖戦者さんは
『(聖戦者)スモール・ソード (2d6) (+9,+8) [+2] (+1攻撃) {+攻(知}』
であった。攻撃+1は大きいのか、と思ってためしに装備してみたが、残念ながら+1をしても400を超えていなかった。まあいうてもスモールソードだしねえ。装備する意味はなさそうだ。仮にお金をつぎ込んで(+10,+10)にしても、たぶん大差はないだろう。
こちらは美術商さんに出向いていただき30000$で世に出ていただいた。
ともあれ、こういう高級品がまとめて落ちていたということは、かつてそのあたりが強い戦士たちによる激しい戦場だったというとに違いない。
21階にて
『俊敏のドラゴン・グローブ [4,+5] (+4) {+器r冷盲乱}』
を拾う。ドラゴングローブにしては珍しい属性だが、使えるのかどうかよくわからない。
『追尾の矢』と『冷気の追尾の矢』を拾って持ち帰る。なんとなく、『★ベルスロンディング』さんの活用に備えている。いつか使いたいような気がしないでもないようだ。
地上の雑貨屋で、たった一つだけ
『冷気の丸い小石 (1d2) (+5,+6)』
なるものを見つけた。冷気でダメージを与える石らしい。世の中にはいろいろなものがあるものだ。
改めて22階。
降りた近所で『邪悪存在退散のスタッフ』を拾う。立て続けになんだかありがたい。
と、次の瞬間、視野の外から火焔のブレスが襲ってきた。例のごとく『レベル・テレポートの巻物』が燃やされる。なにが起きた?
『全感知のロッド』を振ったところ、怒り狂った赤いC(ヘルハウンド)さんの群れがご近所にいることがわかった。Cシリーズは犬的な動物のはずなのだが、なぜかテレパシーでなかなか検知できない(aも同様だが、こちらはアリなので検知できない理由はまだ感覚的にわかる)。
すでに@は検知されているらしく、こちらの動きに従ってあちらはうろうろと動いている。下手に動くと近づかれる。
この赤いCさんについては、戦ってもいいことがないので、まじめに相手をする意味はない。
ということで、しばらく逃げ惑ったが、面倒になったので、辺りに落ちていた『地震のスタッフ』で押しつぶそうとした。のだが、これが意外に効果がなかった。相手は押しつぶされて苦しんではいるが、しかし死ぬところまでは行かない。2,3回試したが、効果が加算されているという感じがしない。むしろ、閉じていたはずの通路を開いてしまう結果となり、あわてて逃げる。このあたりは相手を含めて周囲を”壊して”しまう『*破壊*の巻物』とは効果がずいぶん異なるようだ。
これまでこのあたりのアイテムをマジメに活用してこなかったので、今更ながらなのだが、新しく知った。
ともあれ、見つからないようにこっそりと北方面へ移動し、上への階段の手前にいた赤Cさん一匹だけを殺戮して上る。ブレスを吐いてこなかったのは本当に助かった。
ということで、そそくさと21階に上昇する。
その上の21階では、珍しくも水色S(フェイズスパイダー)のピットというものに捕まりかけた。これは、一度捕縛されるとショートテレポートで飛ばされたり引き戻されたりを繰り返される。相手を全滅させるまで終らない。例のごとく100匹はいる水色Sをどうしてやってものかと思っていたが、その飛ばされた勢いを利用してかろうじて脱出に成功した。助かった。
そのままそこには近寄らず、一通り階をあさった後、またもや階段を登る。
その後は、なんとなく、そのまま上に上にと登っていった。
各階を巡りつつ、階段があったら登り続けた。本当に、なんとなくである。
そして、ふと気がついたら、地上に出ていた。
旅の途上で特に何か気になることもなかった。時々の小競り合いはあったものの、全体としては平穏なものだった。これが普通の”旅”というものだと思われた。普段の@の旅があまりに殺伐としすぎているので、なにか拍子抜けするが、まあこれはこれでよい。
自宅に戻り、なんとなく、自宅の『調査のロッド』7本を売り飛ばした。2万$程度になった。
正直、このロッドは使い方がいまひとつよくわからない。
その後、地上から一気に地下に戻ることにした。すると、地下22階に戻された。歩いて戻ってくるのは、一気に帰還するのと違って、元に戻る際にはカウントされないようだ。ふーん、そうなんだ。
その後、22階と23階を探検する。『賢者のアミュレット』とか『耐性のアミュレット』x2などを拾って持ち帰る。ほどほどのお金になる。
23階に下りて、よりによって出現コマのすぐ隣に寝ていたDを倒したところ
『エルフのドラゴン・ブーツ [5,+10] (+1隠密)』
が出てきた。こんなのがあるのか。おどろく。普通、”ドラゴン何とか”というのは騒々しく、隠密度が高い”エルフの何とか”とはベクトルが正反対なのだが、両者が合体したものがあるとは面白い。もっとも、使えるかどうかは別の話である。
そして、4つ部屋の一つのドラゴンを倒したところで、なんと
『★上級王ギル=ガラドのミラー・シールド [10,+10] (+4)』
なるありがたいものを拾う。
こんなところにこんなものがあったのか。ただの王様じゃなく、”上級王”という響きがなかなかカッコイイ。
ひきつづいて
『☆ロング・ソード『ドルダグニア』 (3d5) (+19,+17) (+1攻撃)』
を拾うが、これも割とすごい。基本の精度&打撃力に加えて追加攻撃+1と、強烈な打撃力である。
おいおい
『(妖刀)グレート・ソード (4d6) (-11,+17) (-2) {呪われている}』
さんまでいるじゃないですか。使えないけど。
『邪悪存在退散のスタッフ』もなんと2本も見つけた。2本目は残り回数が5回と少なかったので、他の2本もあえて無駄に使って5回分にしてインベントリをまとめた。
戦士には無意味なレアアイテムの『魔術師の杖』も見つけたのだが、これはさすがに使えないので置いていく。
他にも、ピンク色に輝く『粉砕のメイス』とか『賢明の鉄ヘルメット』とか『耐冷の鎖かたびら』『耐冷の金属性スケイルメイル』とか『耐酸の金属製ブリガンダイン・アーマー』とか『追加攻撃のマン・ゴーシュ (1d5) (+11,+10)(+1攻撃)』とか『ドラゴンスレイヤーのショート・ソード (1d7) (+5,+9)』とか『影のクローク』等々、幾多の高級品たちを置き去りにしている。*鑑定*できないので、一部の銘入り装備について、真の正体がわからないままに置き去ることになるのが残念でならない。
しかし、ピットやヴァリュートでもないのにこの豪華さ。ありがたいのだが、例の如くいささか空しくもなる。
そして、なんとここで北西の隅に見つけたのが赤いPのピットであった。
内部で赤いPの人たちがうろうろと動いている。すでにこちらは感知されているようだ。不思議なことに、一匹ずつ赤いDと青いDが混ざっているのが面白い。このゲームのピットには時々こういう不思議なことがある。
おっと、よく見たら、キリスウンゴルの番人までいる。
幸いにも、両端の通路は岩でふさがれている。テレポート機能もない皆様であるので、こちらからちょっかいを出さなければ、影響はなさそうである。
赤Pさんはファイヤージャイアントで、倒せばそこそこのモノを落としてくれる。Dピットを倒してきた@ならば,このPピットも倒せば倒せないことはなさそうだ(と、このときは思っていた)。が、今更これ以上のものを持ち帰れない。もし仮に何かが出てきても、持ち帰れない以上、倒すのは無駄であろう。
ということで、おとなしく自宅に跳んで戻ることにした。
さようなら、赤Pの諸君。また今度遭ったらそのときはやり合おうじゃないですか。
…そのときは火免疫装備を持っていたいものだなあ…。
さて、地上に戻って*鑑定*と改良をしてみる。
『★ギル・ガラドのミラー・シールド』さんは、
『★上級王ギル=ガラドのミラー・シールド [10,+10] (+4) {{+賢魅探r酸電暗;反明(賢魅!!}』
となっていた。なかなかすごい機能数である。
とはいえ、実のところ、すでに得られている耐性ばかりであり、また反射は『超ミスリルの鎧』さんが持っている機能である。単純にシールドとしてみた場合でも+10というところで、それほど堅いわけではない。発動も”まぶしい光”となっていて、よくわからない。神話時代のありがたい装備ではあるのだが、どうしたものかというところだ。
ともあれ、自宅に納め、安置する。
『☆ロングソード『ドルダグニア』』さんは
『☆ロング・ソード『ドルダグニア』 (3d5) (+19,+17) (+1攻撃) {+攻賢r炎|電/デ!!}』
ということがわかった。ためしに装備したところ、なんと単体での打撃が460もあり、両腕をあわせて850近くになった。精度も+20近くであり(あの『★アランルース』兄貴と同じ値)し、すごいものだ。打撃装備の代表である『★アウレのウォーハンマー(+19,+21)』並か、打撃の追加分を考慮すればそれ以上のパワーだ。生ぬるい”火の耐性”とか”デーモンスレイ”とかいらないから,”テレパシー”か”浮遊機能”があればなあ…と思うのは贅沢というものか。
妖刀さんは呪いを解いて、精度改善・装備鍛錬したところ
『(妖刀)グレート・ソード『烈豹』 (4d6) (+10,+21) (-2) {r暗獄!!}』
となった。地獄耐性を持つ妖刀とか、ちょっと面白い。ちなみに妖刀さんは常に10万$ちょうどで鍛錬される気がする。
ダイス目の大きい『殺戮のバスタードソード』も鍛錬して
『殺戮のバスタード・ソード『燦鷲』 (7d4) (+13,+12) {|凍!!}』
となった。
このあたりは正直生かせるかといえば、たぶん生かせないのだが、少しの間は取っておこうかと思う。
次いで潜った同じく23階。
『☆スピア『ディムソニエル』 (3d6) (+12,+17) (+3)』
を箱の中から見つけ出す。
戻って地上で*鑑定*したところ
『☆スピア『ディムソニエル』 (3d6) (+12,+17) (+3) {+賢;麻|焼}』
となった。うーん。要らないかもなあ。せっかくなので、一応取っておくか?
ということで、今週はここまでとなった。
なんだか妙な疲労が溜まった。本格的な冬が始まったので、もしかしたらプレーヤーは風邪でも引いたのかもしれない。
@の頑健さを見習いたいものだ。