TinyAngband日記 第06巻

第50週

戦術再検討

 先週末の結論としては、『★アザガルマンゴーシュ』さんで火の免疫を利用するという戦術には、いろいろと問題があったというものであった。

 そこで、とりあえず火免疫については先日まで使っていたクロスボウ『☆ベレギシル』さんにあらためて出てきていただくこととした。

 アザガルさんは火免疫以外の機能が一切ないので、なかなか使いにくいというのが実際のところである。

 現在の採用装備は、一つの装備が複数の機能を持っていることが前提となる。そうでないと、何かの装備を交換した瞬間に必須機能(テレパシー、浮遊、加速など)がなくなってしまい、その機能部分を埋めるために他の装備の検討をせねばならず、玉突き的にいろいろな装備の交換が発生してしまうためである。

 そして、4元素の免疫装備がすべて揃ってしまったわけなので、まず第一にその維持を目的として装備を決めることになっている。

 これがなんとも言えず、あちらを立てればこちらが立たない感じである。4元素免疫を保つと、基本性能のなかで***(上限値オーバー)となる要素がほぼ消えてしまうし、加速も微妙になる。

 とはいえ、今更免疫装備を外す気にもなれない。火炎も酸も冷気も電撃も、遠距離攻撃でかつ強力なダメージを与えてくる”ブレス”の効果を無くしてくれるというのはとても楽だからだ。

 現在微妙なのは、電撃免疫である。この装備は2種類あるのだが、そのいずれもが電撃免疫以外の機能がほとんどないに等しい。

 もっとも、「電撃免疫ブーツ」は加速+5という素晴らしい副次機能を持っているので、それはそれだけでも意味がある。これは貴重品だ。むしろ、『★タラトル』さんの方に電撃免疫以外の機能がほとんどないことが問題である。
 なので、昨今は『★タラトル』さんは使っていない。


 ということで、次の目標は、電撃免疫装備であり、かつ浮遊とか反魔法装備のアイテムが出るまで粘ることだろうか。

 特に浮遊機能は、意外にこれをもった★や☆装備が出てこない。最初のころは『(防衛者)』さんに、しばらく前は『★アランルース』さんに頼っていたし、現在は『☆』の盾にお願いしている。この機能に該当して、なおかつ他の機能も充実している換え装備がなかなか見つからない。

 できることなら、この浮遊機能は武器ないしは盾装備「以外」で充当したいと考えている。なぜかといえば、武器についてはいろいろな選択肢を想定しておきたいし、なんといっても武器は(最終的には)打撃力を一番の条件として選択したいからである。

 …そういえば、エルフの指輪のなかで最強とされる「★ヴィルヤ」さんなら、電撃免疫と同時にほかのすべての基本機能に+3してくれるらしいので、こちらであれば使い勝手も良い気がする。するのだが、しかしとてつもなくレアなことは確からしいので、そもそも入手できるとは思えない。

 ということで、しばらくはいかんともし難い微妙な状態のまま、深層をうろうろすることになりそうである。

ぶらぶら作戦です!

 一方で、「当面の」武器装備については、正直なところ別に何でもかまわないわけで、そうなると、とりあえず現場で拾ったものを使ってみようか、という気になった。

 そこで、武器インベントリを空けた状態で、手ぶらで潜ってみることにした。現場で何かいい武器が拾えれば、それを適当に使ってしのぐ、という算段である。


 さて、早速潜ってみよう。

 地下21階である。

 素手状態で2回攻撃の打撃力がわずか”92”程度だが、なんとなくファイヤージャイアントやドラゴンとかも普通に倒してしまえる。不思議である。これ、実はバグなんじゃないだろうか。それとも、ある種の拳法の伝承者のように、武器を持たない拳とか指とかで、すごい勢いで相手を殴りつけていたりするのだろうか。あたたたたたたぁっ!
 真相はよくわからない。

 しばらく進んだところで、
「溶解のスピア (1d6) (+7,+6)」
を拾って、2回ほど『武器強化の巻物』でパワーアップし、(+9,+9)となる。

 これで打撃は7回攻撃で409となった。いくら@のこぶしが硬くても、さすがにこの方が良いよね。

 なお、Angbandの中で、武器装備を一切持てないという縛りがあるキャラクターがあるらしい。ただし、素手の打撃力が半端ないという噂である。
 しかし、そうなると、このキャラクターは武器アイテムを装備できないわけなので、武器 どうするのだろう。魔法とかそういうもので何とかなるのだろうか。

 などと考えつつ、次にjピットを平らげていたところ、
『ドラゴンスレイヤーのグレート・ソード『焔豹』 (3d6) (+9,+9) (+1攻撃) 』
をひろった。こういう装備をjピットで拾うのは珍しい。

 たまたま拾っていた巻物で*鑑定*したところ、こんな風なものだった。

『ドラゴンスレイヤーのグレート・ソード『焔豹』 (3d6) (+9,+9) (+1攻撃) {+攻r酸電/動} 』
それは耐久力に影響を及ぼす
それは打撃回数に影響を及ぼす
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。

 この武器では攻撃回数は8回となり、打撃力は524と相成った。なるほどなあ。
 ついでに耐久力が936まで増したのはうれしいことだ。
 しばらくこれでしのいでみよう。


 しばらくいろいろうろうろして、こんなものを拾う。

『反魔法のアミュレット』
『勇者のアミュレット (+4,+5) [+5] (+6)』
『力の鉄冠 (+4,+3) [0,+8] (+1)』
『鋭敏の宝冠『紅龍』 [0,+7] (+4隠密)』
『追加攻撃のバスタード・ソード (3d4) (+6,+8) (+1攻撃)』
『溶解のスピア (1d6) (+9,+9)』

 とりあえず、全部売ってみる。

 頼りにしていた件の『ドラゴンスレイヤー』さんも売ってしまう。
 最高価格とは言わないまでも、結構な値段で売れる。
 どうもありがとう。

 次の探検も、また拾ったもので何とかしようという目論見である。

店間違い

 さて、また23階に潜る。相変わらず手ぶらである。

 武器が手に入らず、素手とスタッフさんでTピットや赤Cの群れを蹂躙したりしていた。さすがに手間がかかった。あの人たちは固い。おかげで拳も痛い。

 すると、そこに街があった。

 深層の街らしく、やはり化け物類に襲われていたっぽいので、適当に退治しておく。

 平和になった商店街でいろいろと売りさばくのだが、うっかりして買値の最高値が15000$の美術商に『勇者のアミュレット』などを売ってしまう。店の買値をきちんと確認していなかった。しまったなあ。

 それにしても武器が手に入らない。店にも特に買うべき武器は何もない。
 現状、素手である。

 隅の方にドラゴンがいたので、さすがにこの人を倒せば何か手に入るだろうと
向かっていったのだが、お金しか落としてくれなかった。なんということか。

 参ったな。
 これで24階に出向くとか、舐めてるのかと怒られそうだ。

 まあ、一応行ってみよう。
 やばそうなら逃げようっと。 ←てきとう

がっかり高級品

 さて、24階。
 やっと何か高級品武器を拾った。やったぜ!

 鑑定してみると、なんとまあ…

『(妖刀)レイピア (2d6) (-10,+11) (-3) {呪われている, %}』

 ええ…

 装備できないよこれ。精度が-10とか、素手のほうがましじゃないですか。おまけに呪われているので、現状では一度装備したら外せない。

 武器を鍛える店舗は地上にしかないので、仮に地下に街があってもこの武器を使えるように修正することはできない。どうしたものか。

 と思ったら、同じ場所に
『凍結のスピア (1d6) (+5,+3)』
も落ちていたので、何とかこちらを装備することができた。

 とはいえ、打撃は367しかない。
 素手よりはましとはいえ、厳しいなあ。

滅びし神

 すると、ドラゴンに守られたとりでのようなところの中心に、何か武器があることが見て取れた。これは行けるだろうか。何かいいものがあるといいのだが。

 と思ったらただの『へビィフレイル』で、しかも呪われていた。悲しい。
 すでに滅んだ神の祭壇なのかもしれない。

 次に、近くにいたタイタンさんを倒して、ようやく多少はまともな装備
『ジャイアントスレイヤーのグレイブ『旭虎』 (2d6) (+9,+11) (+2) 』
を得ることができた。

 打撃は469までのびた。また、久々に腕力が***となった。

 さらにjピットを平らげるが、今回はこれというものはなかった。

挑発と報復

 オレンジpさんがいたので、いつものように適当にうろうろして召還をお願いする。
 いつものようにいろいろと出てくる。

 その途上、
『(吸血)グレート・ソード『天燕』 (3d6) (+11,+12) {経|吸/巨}』
を拾う。これはいつもの通り、D系には鉄板装備なので、装備して対応する。
ソーサラーさんはなぜかワイバーンをよく召還するので、ちょうどよい。

 途中、召還の中に番人が含まれていた(!)らしく、多重一斉召還状態に陥る。結構な広場で対応したのがいけなかった。周囲をWとLに囲まれ、一瞬危機感を覚える。幻覚状態にも陥った。

 そこで、『聖預言の巻物』と『対邪悪結界の巻物』を若干消費しつつ対応する。なるほど、これはなかなか溜まらないわけだ。
 わかってはいるのだが、やはり舐めてはいけない。

宝の山

 テレポートするpを微妙に追いかけつつ召還に対応し、ダンジョン中に3箇所ほどのアイテムの山を築く。なかなかの量だ。そのたびに赤青のDやらWやLといったところを叩きのめし、女王アリをいただくaの群れを蹂躙し、黄色Pさんなどを腕力で殴り倒していく。

 ときどき割とえらい目に遭いつつも、なんとか生還する。

 最終的にこのあたりを”置き去り”にした。

『魔術師の杖 (1d2) (+6,+7)』
『耐冷のドラゴン・アーマー [15,+14]』
『凍結のスピア (1d6) (+5,+3)』
『溶解のグレート・ソード (3d6) (+10,+4)』
『(祝福)グレイブ (2d6) (+9,+11) (+1)』
『賢者のアミュレット [+3] (+5探索)』
『高速度のスリング (x2) (+11,+10) (+1加速)』
『電撃のクローク [1,+11]』
『人殺しのヘヴィ・フレイル (3d6) (+9,+7) (+2)』
『ドラゴンスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+6,+11) (+1)』
『耐電のミラー・シールド [10,+9]』
『力の鉄冠『紅虎』 (+3,+2) [0,+7] (+2)』
『デーモンスレイヤーのバスタード・ソード (3d4) (+8,+10) (+1)』
『エルフの金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+12]』
『人殺しのグレート・ソード (3d6) (+7,+8) (+1)』
『(妖刀)レイピア (2d6) (-10,+11) (-3) {呪われている, }』
『アニマルスレイヤーのスピア (1d6) (+8,+12) (+1)』
『鋭敏の金の冠『碧鳳』 [0,+10] (+1探索)』
『勇者のアミュレット (+2,+5) [+7] (+7)』
『追加攻撃のショート・ソード (1d7) (+9,+11) (+1攻撃)』

 まったく、これだけあれば一財産である。1年くらいは遊んで暮らせそうだ。
『耐冷のドラゴン・アーマー [15,+14]』とか、よく見ると結構珍しい。

 この階層に街があれば…と思わざるを得ない展開である。
 逆に考えれば、たとえば街のある階層にオレンジpさんのような召還持ちの人がいれば、いろいろと稼がせていただくことができるということだ。

 もっとも、いまさら金を稼いでどうなるものもでもない立場ではあるのだが。
 財産はそろそろ2300万$に届こうとしている。

 また、ここでも『追尾クロスボウの矢』を一度に100本以上見つけてしまう。さすがにもういいよという気になり、置いていく。すでに手持ちで170本以上あるのだ。重くてかなわない。自宅にも300本あるし。

 スピードのロッドをさらに一本拾って9本となる。これはうれしい。もっとも、このロッドの回復力を鑑みると、もうこれ以上は要らないのではないかという気になってくる。ずいぶん使っているはずなのだが、2本以上が同時に充電状態になったところを見たことがない気がするのだ。

 ロッドで必要なのは、おそらく『体力回復のロッド』だろう。あれはいざというときにまだ必要になりそうだ。ただし、確実性を考えると、この機能だけは、ロッドではなく、薬を持ち歩いた方が良いのかもしれない。『体力回復の薬』自体は割と高頻度で落ちているので、自然に補充ができてしまう。あえて無尽蔵に使えるロッドでなくても問題はないのかもしれない。

 むしろ、スピードについてはほぼ『スピードのロッド』の発動で対応できているため、『スピードの薬』自体はもはや自宅にも貯めておく必要がなくなりつつある気もしてきた。

 そして、お土産はこんな感じに。

『妖精のグレート・ソード (3d6) (+10,+12) (+2加速)』
『(祝福)ブロード・アックス (2d6) (+11,+6) (+2) {+賢;活祝}』
『ジャイアントスレイヤーのグレイブ『旭虎』 (2d6) (+9,+11) (+2)』
『☆ランス『ハヌアング』 (2d8) (+16,+17) (+2加速)』
『(聖戦者)モーニング・スター (3d6) (+10,+11) [+1] (+3) {%}』

ついでに
『(吸血)グレート・ソード『天燕』 (3d6) (+11,+12) {経|吸/巨}』
も装備しているので持ち帰りとなる。今回はこの装備のおかげでなんとかしのげたようなものだ。吸血装備はDやPの皆さんにはとても有効である。HPを心配しなくて良いのは気が楽だ。

 しかし、持ち物の合計は274.9kgで現在の289%となっている。この@にして、相当にヘヴィーな状況といえよう。


 さて、自宅に戻り☆を*鑑定*する。

『☆ランス『ハヌアング』 (2d8) (+16,+17) (+2加速) {+速r冷乱獄|凍}』
それはスピードに影響を及ぼす
それは冷気によって大きなダメージを与える
それは寒さへの耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、いるだろうか…耐性はもう基本要らないのよね…

 と思ったものの、とりあえず装備をしてみることにした。一応スピードのサポートもあるようだし、冷気ダメージ追加もあり、また精度も打撃力もほどほどに大きい。せっかくの☆装備なので、一度も使わずに世に出ていただくのもそれはそれで残念だからだ。

安価な番人

 25%割り引きの「キリス・ウンゴルの番人の人形」を手に入れる。

 昔から、この割引というのがよくわからない。店で売られているアイテムの中には、理由は不明だが割り引きでうられているものがある。通常は25%引き程度だが、時には90%引きという大幅な割引もある。

 この”安い”ということの意味が解釈できずにいる。素直に”バーゲンセール”と解釈していいということなのか、それとも何か危ういモノを秘めているからこそのこの割引なのか、そのあたりが分からないのだ。

 とりあえず持っていこう。

 すると、下ってしばらくして
『アーティファクト生成の巻物』
を手に入れる。うわーい。うれしい。

呪術師組合

 北西の隅の部屋に青いpの群れがいた。”東夷の呪術師”という人たちの集団であった。これだけまとまっているというのはやはり呪術研修とかそういうものなのだろう。基本雑魚の皆様だが、何があるかわからないのがピットである。とりあえずは加速して向かう。

 部屋に入ると、よくわからないが何かがちまちまとえらい勢いで飛んできて、体力が削られる。900を超えていた体力が、あっというまに600台まで落ちて行く。あれよあれよという感じだ。なんだこれ。

 ログをみると、どうも”悪臭雲の呪文”という攻撃を唱えられているようだ。これには免疫がないし、またガスのようなものなので、反射機能も働かない。そして、一つ一つはたいしてダメージ効果がない呪文だが、100名も集団で唱えられるとかなりの効果があるということのようだ。塵も積もれば山となるということわざを実感する。

 もっとも、不思議なことに、仲間同士にも効果があるらしく?その呪文のためか、幾人かの呪術師さんたちがお亡くなりになっていたようだ。気のせいかもしれないが。

 とりあえず『体力回復のロッド』を振って一発でHPを元に戻す。そして、ちまちまと青いpを一人ひとり倒していく。

 最初が一番大変だったが、一度減り始めたら後は何とかなる。
 少し時間はかかったが、最後には殲滅する。
 こちらの皆さんには召還能力はなかったようなので、気が楽といえば気が楽だった。

オレンジp vs 安売り番人

 オレpさん相手の恒例の挑発の儀だが、今回は『キリスウンゴルの番人の人形』さんを連れてきているので、少し楽ができるかと思った。安売りとはいえ、番人は番人だ。召還能力を使ってたぶん何とかしてくれるだろう。互いに召還を使いあって集団戦闘になるに違いない。
 召還祭りだ、やっほー!

 ただし、こうした”召還合戦”を行う場合に困るのは、@が現場にいると誰が味方で誰が敵なのかよくわからなくなることだ。つまり、@が現場にいて下手に助太刀などをしてしまうと、動くだけで味方を殺してしまう危険性があるわけだ。

 召還は多種多様なので、互いに召還をしあうと乱戦模様になる。先日の『邪悪存在退散のスタッフ』さんによるフレンドリーファイヤー事件を鑑みると、一斉攻撃は味方も敵も区別なくダメージを与えてしまうようだし、そうなるとその場の全員が敵になりかねない。

 ということで、『番人の人形』を召還されたLあたりに投げつけ、こちらは戦術的撤退ということでテレポートして距離をとって観察することとした。

 はい、さようなら。ひゅるるる~(テレポート的な擬音)。

 あまり離れていると何もわからないのだが、適当な距離に近づくと、なにやら乱戦模様の状況が心に飛び込んでくる。テレパシーの一種なのだろうか。あちらの召還者とこちらの召還者が入り乱れて戦っている。あちらもこちらもoやP、Lなどを呼び集めての殴り合いである。

 がんばれ~、安売りの人~  ←ひどい応援

 なかなかいい感じの戦いが続いていたようなのだが、しばらくしたら、
”少し悲しい気持ちになった”
という心情がどこかから伝わってきた。

 おそらく、このときに味方の番人さんがお亡くなりになったということだろう。ドラゴンに火でも吐かれてしまったのだろうか。

 そして、番人さん自身の召還者のなかには召還使いがいなかったようで、意外にあっさりと番人さんとその召還の仲間たちは打ち滅ぼされてしまったようだ。悲しい。

 …やっぱり安売りだったからかなあ。

 しかたなく、直接に現場に出向いてあたりの敵を倒し、さらにソーサラーさんに挑発を続ける。どうもソーサラーさんが2,3人いるようだ。もしかしたら、ソーサラーさんがソーサラーさんを呼び出していたのかもしれない。そういうことがあるとしたら、だが。

 ソーサラーさんは、稀に番人やタイタンさんといった、より高級召還能力を持った召還使いを呼び出してしまうことがあるような気がする。そうした皆さんが、さらにソーサラーさんなどを再召喚してしまうこともあるので、循環召還的な状況に陥る場合がある。

 まあ、それでも昔のこのゲームのように「女王アリが女王アリを呼ぶ」仕様よりははるかにましだろうと思われる。
 これはこれで、考えるだに恐ろしい。

アイテムたち

 そして、いつものように大量の高級残存物を残して、こんなものを持ち帰る。
 今回は武器・防具系のアイテムはすべて置き去った。

『*体力回復*の薬』
『2巻のアーティファクト生成の巻物』 ←割とうれしい
『2本の抹殺のスタッフ』
『*破壊*のスタッフ』
『17本の火炎の追尾クロスボウの矢』

『生成』さんはいつのまにか2巻に増えていた。増殖だ。自宅では全部で8巻になった。どう使おうか、悩ましいところだ。

 家に帰ってみたら、実は『火炎の追尾クロスボウの矢』ははじめての入手だったと判明した。意外だった。

溢れる矢弾

 しかし、矢弾もたくさん溜まってしまい、正直なところ、自宅のインベントリを使いすぎている。

 クロスボウの矢弾だけで、『(通常の)クロスボウの矢(2d5)』『鋼鉄のクロスボウの矢(3d5)』そして『追尾クロスボウの矢(6d5)』の3種類があり、その各々に、”ドラゴンキラー”・”火炎”・”冷気”・”電撃”・”破邪”・”殺戮”等の属性つきの特殊矢が存在する(酸の特殊機能は存在しないようだ)。さらに、その中で、精度と打撃力が異なるバリエーションはまとまらずに別々にインベントリを消費する。

 現在の@のステイタス(レベル50)では、最大(+10,+10)まではお金で矢弾を鍛えることができるのだが、それ以上の数値にはできない。拾った段階で(+4,+6)や(+3,+7)というレベルの矢弾であれば、鍛えて(+10,+10)にして両者をまとめてしまうことができるのだが、(+10,+11)や(+12,+10)といった数値の矢弾はまとめることができないのだ。
 偶然に同じ数値の物を拾えば別だが、もともとがかなりレアなアイテムであり、さらに+10以上の数値が同じということは確率的に低い。そのため、高級な特殊矢はどうしても少数ずつで別インベントリを占めてしまう。いっそ矢弾を劣化させることができれば、とすら思ってしまう。

 さらにいえば、”殺戮”の矢弾は、その性質上すべて(+10,+10)以上であり、一つ一つが独立したインベントリを占めざるを得ない。強力なのはありがたいが、実のところ扱いに迷う。ラスボス前後の装備としてとって起きたいのは山々だが、そうした特殊矢がたくさん出てきてしまうと置き場的に困ることになる。

 きちんと数えてはいないのだが、結局、矢弾のインベントリだけで20種類近くを占めてしまっているような気がする。通常の『クロスボウの矢』は、いくら特殊機能があったとしても、件の『追尾クロスボウの矢』が大量にあふれている今となっては、実際には使わないわけなので、無駄といえば無駄だ。今回も、貴重品のはずの『追尾クロスボウの矢』を100本以上現場に残している。矢弾は持ち帰って売り飛ばしても、たいした金額にはならないので、そうせざるを得ない。
 どうしたものかというところだ。

 今後は、通常の『クロスボウの矢』については、たとえ特殊機能を備えていたとしても拾わない、という方針で行くしかなさそうだ。今後のアイテム類の溜まり具合によっては、もしかしたら、すでにある『(普通の)クロスボウの矢』の特殊矢も、まとめて処分してしまうことすらあるかも知れない。
 ああ、なんだかもったいないなあ。

まとめ

 ということで、今週はこんな感じと相成った。

 免疫が完備できた状態での戦い方について、もう少しいろいろと装備に融通を利かせたいところなのだが、いかんともし難い現状を認識しつつある。
 むしろ、免疫に頼るなということなのかなあ。

 ここから先はどう戦えばよいのだろう。

 などと考えつつ、静かに終える。

第51週

 とりあえず先週と同様に手ぶらで潜ることにした。

 すると、広場に番人が二人いて、各々が召還をしてくる。
 加速したり巻物を読んだりしたが、なかなか敵が倒せない。

 よく考えてみると当たり前だ。素手で戦ってるのだから。道理で相手が固いわけだ。

 Lが増えてきたためか、経験値吸収や幻覚攻撃の被害にも遭い始める。

 さすがに収拾がつかなくなり、いったんテレポートする。
 少しはなれたところに着地する。

 うむ。どうしたものか。

 単体同士なら問題はないので、そのあたりのドラゴンなどを素手で殴りつけて平らげてみるが、残念ながらまともな武器装備をまったく落とさない。現状で、高級品以上でないと即破壊、という仕様でプレイしているので、転がっている普通の武器を使えない。これが存外辛い。

 しばらく困っていたが、問題の戦場の隣の部屋に出向いたところ、中で溢れたモンスターたちがそちらにもやってきていた。

 そこでしばらく戦って、ようやく
『電撃のグレート・ソード『燦虎』 (3d6) (+10,+13) (+2赤外線視力) 』
を入手できた。やれやれである。
 しばらくはこれで凌ぐことにしよう。

 その次に入手できた
「粉砕の戦闘用つるはし (4d8) (+9,+9) (+4) {%}」
を装備してしばらく戦ったところ、突如地形が変わった。いきなり地震が起きたようだ。
 何だ?そういう特殊イベントなのか?

 さらにしばらく戦ったところ、またもや地震が起きた。

 むむむむ?

 …*鑑定*していないので明確ではないが、どうやら、この「粉砕のつるはし」には適当な間隔で地震を起こす効果があるような気がする。

 これは吉なのか、凶なのか。

 しばらく悩みつつ使っていたが、これはこれでやはり辛い。以前のように『周辺感知のロッド』を無尽蔵に振れる状況なら別だが、現在は地形把握は『★アーケン石』さんに任せてしまっているため、破壊された地形をすぐには確認できないのだ。

『★アーケン石』さんは、”千里眼”という「その時のその階の構造のすべてを見通せる(ただし罠は見えないものもある)」超便利機能を備えていると同時に、地上への”帰還”機能も持っている。最悪の場合にすぐに「帰還」態勢に入れるよう、この『★アーケン石』さんは常に発動可能な状態に保っておきたい。そうなると、この装備はできるだけ温存しておきたいのだ。地震が起きるたびに千里眼を発動させていては、いざというときに逃げられなくなりそうだ。

 ということで、装備を『銘入りの電撃グレートソード』に戻す。
 無事に地震は収まった。


 次に拾った
『 (聖戦者)メイス『耀隼』 (2d4) (+17,+12) [+4] (+2) 』
を装備しようとしたところ、『電撃ソード』さんが呪われているので脱げないと来た。

 そこで、こんなこともあろうかと現場で拾って持ち歩いていた『解呪のスタッフ』を一振りして呪いを解き、装備を交換する。
 こういうところ、存外先読みが大事である。

 ここしばらく、どういうわけか雑魚相手にどんどん体力を削られた(300台まで低下)。ような気がしたのだが、もしかしたら、装備が呪われて免疫機能が消失していたためかもしれない。そういうことがあるならば、だが。

 さらに、ふと気がつけば、7服もあったはずの『ヒーローの薬』を飲みこそねていたことに気がついた。うっかりもいいところである。
 もっとも、7服程度では持続時間があまりないような感じでもあった。

 引き続いてそのまま2階上に上がる。
「少しは運が向いてきたようだ…」
とのことだったが、無銘の『(聖戦士)』さんをお一人保護しただけで特に何もなかったので、自宅に戻った。もちろんこれも運といえば運だ。

『粉砕のつるはし』さんは最高値の30000$で売れた。なぜだろう?売値も45000$くらいだったので、そこそこの価値だったようだ。地震武器ってそういうものなの?単に迷惑なだけかと思っていたので、少し驚いた。

お得な買い物

 ためしに、地上の店舗で『90%引きのモーニングスター』を購入し、装備して戦ってみた。補正が一切ない、素の武器である。この手の”並の品”は、現在の設定では、@が拾おうとすると自動的に壊されてしまうわけだが、店で買う分には普通に装備できる。

 90%引きというのは半端ではなく安い。もし安売りについてのデメリットがあるのなら、この装備ではっきりと表面化するはずだ。

 さて、この武器を装備し、いつものように戦ってみるが、それほど悪くはない。少なくとも、素手よりは相当マシだ。
 壊れたり、何かおかしなことが起きたりするということもない。
 もしかしたら、割引というのは単にお得なだけなのではなかろうかという気がしはじめる。

 とはいえ、しばらくしてこんなアイテムを拾ったので、無事交代していただく。

『毒殺の粉砕のメイス『耀鷹』 (5d8) (+11,+7) (+3)』

 ダイス目の大きな武器の代表格、『粉砕のメイス』さんの銘入り特殊装備である。これはなかなかいけてると思われたので、装備をこちらに交換する。

 とはいえ、90%引きの『モーニングスター』さんは、それはそれで、お値段の割にはとても有効な買い物であったともいえた。
 どうもありがとうございました。

 と御礼を述べつつその場に残置する。

やばいブツ

 なぜかガレ場にソーサラーさんがお二人ほどいらっしゃった。
 いつものようにうろうろしてみる。

 さて、その結果、
『☆硬革よろい『グアダグニア』 [6,-23] (-5) {呪われている} 』
を見つけた。

 ☆装備で呪われているアイテムなど、明らかにやばそうだ。基本防御力は+だが、魔法による加工がマイナス方向に向いていて、ついでに付帯機能も大きくマイナスということで、これはさすがに放置だろう。改善の余地もない。*鑑定*する気にもなれない。
 名前的にもぐだぐだな感じが濃厚である。

 たまたま『*解呪*の巻物』もこの場で拾ってはいるのだが、しかし、リスクが高すぎるだろう。以前のように”永遠の呪い”だったらまったくもって困ったことになる。

 等々とぼやきながら戦う。戦って、こんな物たちを見出す。

『追加攻撃のハルベルト (3d5) (+9,+9) (+1攻撃)』
『鋭敏の金の冠 [0,+11] (+3探索)』
『地震のヘヴィ・フレイル (3d6) (+6,+8) (+4)』
『ミスリル製鎖かたびら (-1) [20,+7]』×2着
『高精度のロングボウ (x3) (+11,+12) (+1)』
『エルフのフル・プレート・メイル (-3) [15,+13] (+1隠密)』
『至福の地アマンのクローク [1,+18] (+2隠密)』
『(防衛者)グレート・ソード『耀燕』 (3d6) (+11,+12) [+8] (+4隠密)』
『耐冷の革製スケイル・メイル (-1) [8,+7]』
『忍びの鉄鋲底の靴『碧龍』 [6,+15] (+1隠密)』
『ドラゴン・ブーツ [5,+6]』
『ドラゴン・シールド [8,+5]』
『テレパシーの宝冠『烈燕』 [0,+9] (+2)』
『護りのショート・ソード (1d7) (+10,+9) [+15]』

 ためしにこれを装備したらACが180になった。すごいものだ。なるほどなあ。[+15]ってそういうことなんだ。

 結論として、以下のものを置き去った。

『エルフの鉄鋲底の靴 [6,+11] (+1隠密)』
『デーモンスレイヤーのグレート・アックス (4d4) (+7,+10) (+2)』
『焼棄のブロード・アックス (2d6) (+8,+7)』
『耐性の金属製スモール・シールド [5,+10]』
『知能の鋼鉄ヘルメット [6,+8] (+3)』
『オークスレイヤーのランス (2d8) (+7,+7) (+1)』
『耐性の金属製スケイル・メイル (-2) [10,+13]』
『反射の革製ラージ・シールド『燦龍』 [6,+12]』
『護りのブロード・アックス (2d6) (+10,+8) [+14]』
『力の金の冠 (+4,+1) [0,+6] (+1)』
『邪悪存在退散のスタッフ』×2本

 例のごとく、一財産である。
 そうして以下を持ち帰る。

『*体力回復*の薬 {!k!q}』
 2巻の『抹殺の巻物 {!k}』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』
『西方国のスモール・ソード (2d6) (+12,+10) (+1) {%}』
『毒殺の粉砕のメイス『耀鷹』 (5d8) (+11,+7) (+3)』
『高精度のロングボウ『翔狼』 (x3) (+16,+14) (+2赤外線視力)』

 なお、
『☆硬革よろい『グアダグニア』 [6,-23] (-5) {呪われている}』
は置いていった。結局正体は不明なままである。これで免疫機能とかあったら心が痛くなるところだが、革の鎧なのでさすがにそれはあるまい。どのみち鎧装備なので、今の超鎧と交換することはまずないだろう。

 これはこれでもったいない気もしないではないが、まあ仕方があるまい。☆アイテムの”呪い”を軽く見てはいけないというのは、以前学んだところでもある。あの時は『凡庸の巻物』さんのお世話になった。本当に、命からがら、という感じだった。

 ためしに、件の『エルフの*鑑定*ソード』を持ち歩くというのはどうだろうと考えた。どうせ武器はその場で拾うことにしていたわけだし、この装備でも問題はないだろう。

矢弾天国

 自宅に戻って矢弾装備のインベントリを数えてみたら、20どころではなく、33もあった。プレイヤーも@も、思わずうなる。しかも、これは時間と共に増えていく傾向にある。今後もそうなるだろう。
 どうしたものかなあ。

*鑑定*ソード推参!

 ともあれ、その『*鑑定*エルフソード』を装備して潜ってみた。この装備は装備なりに、発動以外の+要素もあり、知能と器用さと魅力に+2がついている。

 いくつかの装備を拾い、その場で鑑定してみる。なるほど、確かにこれば便利だ。便利だが、実のところ、*鑑定*の時間間隔がゲーム時間内で7分ほどあるため、プレイがやや間延びした感じになる。

獲得!

 地下14階まで上昇して、物資を稼ぐ。

 そして、地下15階で『獲得の巻物』をゲット。どうしたものか。
 とりあえず読む。

 てぃっ!

ミ『守りの鉄ヘルメット [5,+26]』

 …ありがとうございました、神様。

 ただ、すいません、申し訳ありませんが、これはこの場に置いておかせていただきます。いえ、ありがとうございます。はい、今後とも、よろしくお願いいたします。失礼します。

 …あれ、気がついたら『癒しのロッド』が30本になっている。いつのまに?
 むしろこっちが神様からの賜わりものということなのか?

黄色い悪夢(ナイトメア)

 そして、その後、物資収集のためになんとなくうろうろしていたところで、地下19階で壊滅的な事態に遭遇してしまう。こういうこと、多いなあ。

 黄色P、すなわちタイタンのピットである。
 巨人系で最強、そして召還使い。
 その怒れるタイタンさんが100人である。

タイタンピットとの遭遇の図。
 なお、この状況を追体験したい方はこちらをダウンロードして展開し、「Dr.Who F19 vs タイタンピット」をTinyAngbandに読み込ませると同じ状況が体験できる。あなたはこの状況を突破できるだろうか。
 ちなみにプレーヤーはもう一度チャレンジしたがやはり死亡した。良いところまでは行くが、対召喚戦闘中に集中力が切れると、その瞬間に集団岩投げで死ぬ。

 正直、まったく自信がなかった。一人でも状況によっては対応に苦労するのがタイタンさんである。それはよくわかっていた。

 そして、それがわかっていたつもりで、実際にはなおまだ油断していた。

 そう、甘かったのだ。


 ここから先は、@が見た悪夢の断片である。
 そう思って欲しい。


 恐る恐るピットに近づいた瞬間、何が起きたのかわからないうちに、強制テレポートでピットの近くに引き寄せられ、そして体力が400台を割っていた。かろうじてピットの外側の通路ではあった。そう思っていた。そして、900以上あった体力がいきなり半減以下である。

 なんだ?!何が起きた!?


 とりあえず、『体力回復のロッド』を振って体力を回復した。
 体力は600台にまで回復していた。していたはずだった。
 一息つけて、次の手立てを考えることができる。まだそう思っていた。

 後から考えれば、『体力回復のロッド』で500HP回復していてもなおまだ600台、というところで、異常に気が付くべきだったのかもしれない。
 しかし、それは後から思い当たった話だ。


 そして、次の瞬間に、あっというまにHPが削られて、一気にマイナス150程度になって死んだ。


 何がなんだかわからないうちに、死んだ。


 へ????


 これはすごい。

 驚くより先に、感心した。


 ログを見る限り、タイタンの群れに岩を投げつけられて死んだ?ようだ。しかし、@は壁の向こう側にいたはずなのだ。

 もしかしたらだが、壁だと思っていた一部が削れていて、そこから猛烈な勢いで岩が飛んできていたのかもしれない。あるいは、これまでプレイヤーが知らないなんらかの特殊攻撃だったのかもしれない。生命力を直接吸収するなどの。

 いずれにしても、一撃100から200ダメージ程度はありそうなので、おそらく十人前後のタイタンに同時に攻撃を受けたのに違いない。100人もいればそうなるか。


 そして、あらためて驚いた。
 こんな感じであっさり死ぬのか。

 岩の群れに潰されてぺちゃんこになっている@の図が頭に浮かぶ。
 この地下世界を思うままに蹂躙してきた、あの頑強な@が、ろくな抵抗もできず、なすすべもなく死んでいる。たった2ターンで。

 ログでは、死ぬ間際に「溶ける~」などと叫んでいたことになっていたが、さすがにこれは違うだろう。酸免疫は完璧だったはずだ。死ぬ間際の台詞はランダムに選ばれていて、内容には特に意味がなかったと思う。


 いやはや、すごいものだ。
 マジメに用心深く戦って、しかもフル装備で死んだのは本当に久々だ。

 というか、このフル装備でマジメに戦う状態になってからは初めてだったかもしれない。
 と思って、一応確認してみたが、たしかに、このレベル50状況になってから、縛りプレイなしで戦って死んだ記録は残されていなかった。つまりはじめての「まじめな死」ということだ。
 いやはや、恐ろしい。

『スピードのロッド』を振るのを忘れていたとか、『ヒーローの薬』を飲むのを忘れていたとか、『★苦痛のグレイブ』装備なら、とか、吸血武器があれば、とかそういう次元の問題ではない。免疫が完全だからなんとかなるということでもない。実際、ならなかった。どうしようもなかった。

 ああすれば勝てた、こうすれば戦えた、等、そういう後悔とは無縁の力の差であった。この@にして。

 あれは根本的に勝てない相手(集団)だ。番人ピットに匹敵するか、あるいは魔法や岩投げ攻撃がある分だけ、はるかに危険な相手だった。

 @の167あるACなど、”紙きれ”のようなものだった。あの黄色Pピット連中とまともにやりおうとするのであれば、少なくともACが300以上、できれば400程度なければいけない気がする。そして、そんな値を実現する装備は、このゲームには存在しないだろう。先の神様から頂いた堅いヘルメット装備的なアイテムを加えて、ACを重視することにしたとしても、せいぜい200を超えるか超えないか、というところである。

 そもそも、このゲームに「岩投げ」に対する防御や免疫のしくみがない以上、不条理といえばこれほどの不条理はない。

 タイタンに限らず、岩投げをする巨人系のピットはすべからく同じことが当てはまりそうだ。以前、たまたま赤いPのピットをスルーしたことがあったけれど、もし相手をしていたら、同じようになすすべなく死んでいた可能性が高かったのだろう。あの時、たまたま手荷物がいっぱいだったので無視したのだが、それは偶然の幸運だったのだ。

 仮に群れをピットから拡散させ、ばらばらにして、一人ひとり相手をする体制に持ち込めたとしても、この敵には穴熊戦法が通じない。なぜなら、このタイタンさんには相手をテレポートさせてしまう能力があり、穴熊から強制的に引きずり出されてしまう可能性が高いためだ。

 これを防ぐためには、”反テレポート機能”を備えたアイテムを装備する必要があるが、これは自らがテレポートすることも防いでしまうため、諸刃の剣となる。また、反テレポート装備自体がかなりレアであり、そうした装備のその他の機能を鑑みると、そう簡単に実戦配備できる代物がない。

 しかも、本体を相手にする前に召還部隊と一戦を交えなければいけないので、単に対巨人用の吸血装備だけを用意しておけばよいということにはならない。LやらWの群れの相手も想定しなければいけないだろう。そこにさらに番人やらオレンジp諸氏が呼ばれてきたら…もう考えるだに恐ろしい。

 いやはや、これは大変だ。

 世の中に勝てない相手がいるということを知るのもまた経験である。

 そして、群れというのは恐ろしい。量がある程度の閾値を越えると質の変化をもたらすということはわかっているのだが、その一例を見た思いだった。

タイムマシン発動

 ということで、世界を黄色Pピットを発見した段階に巻き戻し、手持ちで50巻を越えている『*破壊*の巻物』さんにその真価を発揮していただくこととした。


 ピットから少し離れた通路で立ち止まる。ここならば引き寄せられる心配はない。

 荷物からおもむろに件の巻物を取り出し、厳かに読み上げる。


 なむはむだはむ。 ←深い意味はない


 一瞬の轟音と共に地形が楕円形に崩壊し、タイタンさん達は壊滅した。位置の問題か、4人ほど残ったようだが、たいした問題にはならなかった。瓦礫を蹴散らして、召還部隊もろとも黄色Pさんを適当に平らげて終わりである。

”タイマン”でさえあれば、今の@はおそらくラスボス相手でもたいした手間はかからないだろう。
 そう、あくまで100人の相手だったことが問題なのだ。


 雰囲気は白い。

「なんて退屈なところだ…」

 そうだねえ(感慨深く)。


 しかし、16階同様、19階も恐ろしいときは恐ろしいのだ。
 実感した。


 とはいえ、特に何も得ていないので、とりあえず、そのまま18階に上がる。本来今回は物資調達のための探索行のはずだったのだから。

 そして、なんだかよくわからないうちに、『追加射撃の指輪』だけ4つも拾っていた。

久々の爆発

 そのまま上下左右にうろうろして地下20階。

 Tピットがあったので、消耗していたスタッフさんを充填しようとしたところ、こんなタイミングで爆発雲散霧消してくれた。ああああもう。いっそ『爆発のスタッフ』に改名してやろうか。
 
 これ、何が原因なんだろう。相変わらずよくわからない。単なる運なのだろうか。
 連続がいけないのだろうか。

 しかし、どうしたものか。

 仕方なく、地道に一匹一匹平らげる。実に面倒くさい。

 そして、まだ家に帰れない。
 手持ちの空きインベントリに余裕があるからだ。いつもとはえらい違いである。

暖かい地上

 22階まで来て、何とか家に帰れる土産が揃ったので帰る。

 帰宅の途上で
『35個の 殺戮の丸い小石 (1d2) (+9,+12)』
なるものを見つける。

 ただの石なのに精度が高いし打撃力も高い。どんな代物なのだろうか。激しくとげとげしていたりするのだろうか。いや、でも丸い小石って書いてあるよな。だから丸いんだ。そして殺戮なんだ。意味がわからない。
 そしてスルーする。面白いけど、使わないから。

 そうこうしつつ、

『(吸血)スモール・ソード (1d6) (+8,+4)』
『エルフのロング・ソード『嵐鷹』 (2d5) (+14,+15) (+1隠密)』
『滅邪のグレイブ (2d6) (+5,+9) (+2)』
『神罰のハルベルト (3d5) (+9,+13) (+4)』
『ドラゴンスレイヤーの切り裂きの大鎌 (8d4) (+8,+6) (+1)』

 とりあえずこんなところを持ち帰る。
 やっと家に帰れる。ほっとする。


 地上にて、宿屋で休んで鋭気を養う。ビールをぐっと一杯引っ掛ける。これぞ1420年もの、まちがいなし!

 …今日はとても疲れた気がするなあ。何でだろう。よくわかんないけど。

魔術師の武器

 さて、新しい朝が来た。希望の朝である。特に意味はない。


 早速、22階から24階まで潜ってみる。
 結果的に、こんなものを拾った。

『(祝福)ランス (2d8) (+5,+10) (+2) {感}』
『耐性のミスリル製鎖かたびら (-1) [20,+11]』
『高速度のロングボウ (x3) (+7,+6) (+1加速)』
『★クォータースタッフ『エリリル』 (1d9) (+3,+5) (+4)』

『耐性のミスリル鎖かたびら』は、本来であればこれだけで万歳三唱ものではあるのだが、この@に限っては出番がない。以前にも述べたが、現行の鎧が超神装備だからである。

 ここでの注目は、今週初めての★装備だ。
 ひゃっほー!お★様だぜ!

 お家に戻って*鑑定*させていただいた。

『★クォータースタッフ『エリリル』 (1d9) (+3,+5) (+4)』
「秀でし輝き」を意味する名を持つ、伝説のイスタリの黄金に輝くスタッフだ。この魔法使の友は、多くの隠された物事に対する、鋭い視点と鮮明な知識をもたらす。
始動したときの効果...
鑑定 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは魔力の消費を押さえる。
それは永遠の明かりを授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 …ええっと、すいません、「鋭い視点と鮮明な知識をもたらす」のであれば、できれば”鑑定”ではなくて”*鑑定*”であって欲しいのですが…

 とちょっとだけ思ってしまう。10ターンの間隔は確かに短いけれど、『鑑定のロッド』を有り余るほど持ち歩いている現在の@にとっては、ほとんど意味がない機能になってしまっている。残念だ。顕現されたタイミングが悪かったというべきか。もし偶然に初期のころにこれを賜わっていたら、相当にありがたかったことだろう。

 また、これに該当する”伝説のイスタリ”が、具体的には誰のことなのかがよくわからないと思った。ガンダルフには『★グラムドリンク』さんがいるわけなので、他の誰かなのだろうけれども、よくわからない。サルマンはもはや伝説のイスタリではないし、ラダガストはこうした攻撃武器の装備になじまない感じがする。ということは、二人ないし四人いたとされる”青のイスタリ”の誰かなのだろうか。
 だが、定かではない。

 良く見たら、これは『スタッフ』と呼ばれている。ということは、これは実は武具ではなく魔法の杖の類なのだろうか。やはりよくわからない。黄金の杖など、指輪物語の中では出てきた覚えがない。
 もしかしたら、指輪物語の前日である他の物語に、そういう類の杖が出てきているのだろうか。

#後日調べたところ,この「クオータースタッフ」というのは両手で使う”武器”の一種だった。見たところ普通の”長い棒”であった(こちら参考)。”こん棒”という訳もあるようだが,我々のイメージする”こん棒”はこれほど長くはないし,そもそも原始人的な皆さんが片手で振り回す類のものなので,少し違う気がした。

 それはともかく、とりあえず、さすがに(+3,+5)は低いので、地上の武器処で(+10,+10)まで鍛えてから装備してみた。

 知能が140まで上がった!
 賢さも207まで上がった!
 そして打撃力が7回攻撃で378まで下がった!
 えええええ?!

 こういうものか…仕方ないかも。もともと打撃用の装備ではなさそうだし。

 一方で、「消費魔力減少」の項目にはじめて*がついている。つまりこれは、魔法使いやそれに類する職種のための攻撃装備なのだろう。これを装備して戦えば、いろいろなロッドやスタッフの発動確率が上がったり、充填までの時間が短縮されたりするのだろうか。

 うーん。
 どうしたものか。
 一回だけこれで行ってみようか。ちょっと自信ないけど。

★トゥルカス様、御出陣!

 あと、一応、先の死亡事故を鑑みて、体力回復機能については、ロッドではなく薬を持っていくことを計画した。失敗がないからである。現状で90服近くあるので、かなり重い。でも背に腹は代えられない。

 また、指輪スロットが反魔法のためだけに使われているのはもったいないと思った。
 そこで、反魔法装備を別の装備
『 ☆ドラゴン・グローブ『ブリルソニエル』 [4,+18] (+4) {+腕賢器耐r電毒恐[魔} 』
さんで代替し、指輪スロットには久々に
『★トゥルカスの指輪』
先生にご登板いただくこととした。

 お久しぶりです、先生。
 これで、腕力、器用さ、耐久力共に***となった。久々にHPが1100を超えた。『体力回復の薬』と併せて、多少は安心できる。『★クブラゴル』さんを外して以来、微妙に不足気味だった加速も、これでようやく戻ってきた感じがする。

突然の小部屋

 ということで、地下24階に。

 と、いきなり2x2の小部屋の中に飛んで入ってしまう。もちろん回りは皆さんいろいろと愉しんでいらっしゃる感じである。
 加速して蹂躙させていただく。すいませんねえ。

 最終的に、この階では
『☆ヘヴィ・フレイル『ホルメモルグル』 (4d6) (+14,+11) [+7] (+2)』
『☆金属製スモール・シールド『ディンルヒウ』 [5,+20] (+4)』
を入手した。

 最近には珍しくヒットの階である。
”なんとかモルグル”という名前はいささか不吉なものを感じなくはないが、こちらについては別段呪われているアイテムというわけではなさそうだ。

勤勉な仲間

 例のごとくソーサラーさんを挑発しているときに赤ドラゴンが出てきたので、とりあえず、せっかくということで、しばらく前から持ち歩いていた『鉄ゴーレムの人形』さんを投げつけてみた。先日の”レッツゴー三匹”の皆様と同じ種族である。

 割といい感じでマジメに戦ってくれるのだが、いかんせんスピードが遅い。@が別口の召還ワイバーン戦っていると、その鉄ゴーレムさんと戦っていたはずの赤Dが、うろうろと@に近づいてきてしまう。ゴーレムさんはドラゴンの速度に追いつけないようだ。おかしいな、鉄ゴーレムさんって結構素早いと思っていたんだけど。

 仕方なく、こちらで助太刀した。もっとも、赤Dはほとんど体力が残っていなかった感じで、一撃浴びせた段階で、あちらの体力はすでに真っ赤であった。鉄ゴーレムさんの冷気のブレスは相応にダメージが大きかったようだ。結局わずか2回の攻撃でドラゴンを倒してしまう。

 ペットに敵を倒させると経験値もドロップも入手できないので、これはこれでよかったのかもしれない。むしろ鉄ゴーレムさんが気を利かせてくれたのか?などと思わなくもなかったのだが。が。

 その後、逃亡中のオレンジpを探して広場を追っていったところ、広場の隅の方に隠れているのを見つけた。

 そこで、接近して右左に更なる挑発を試みていた。そーれそれ。あ、そーれそれ。召還をお願いしますよ、ミスター。そーれそれ。などと目の前でへらへらと踊りを披露しつつ、適当な敵が降臨するのを待っていた。


 ところが、はるか遠方より、そのソーサラーさん目がけて、我が鉄ゴーレムさんが必殺の冷気のブレスを吐いてくれたりした。
 見事にソーサラーさんは死亡した。

 えええええ!?

 あれ…いや、もちろんいいんですけど…ええ、ごくろうさまでした…


 ということで、しばらくして敵が居なくなったので鉄ゴーレムさんを放す。
 お疲れ様でした~また今度ね~。

 …まじめに働く、実にお堅い人だった。鉄ゴーレムだけに、とでも言っておこう。

かんてい!

 気を取り直して自宅に戻り、*鑑定*を行う。さて、どうなりますやら。

『☆金属製スモール・シールド『ディンルヒウ』 [5,+20] (+4) {+賢r電炎毒乱;明}』
それは賢さに影響を及ぼす
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 …これはとりあえず不要かなあ…ということで30000$で世の中を啓蒙していただく。☆だけに、たしかに結構なお値段ではある。AC25ということで、結構硬いからかもしれない。

 さて、お次。ヘヴィ・フレイルさん。

『☆ヘヴィ・フレイル『ホルメモルグル』 (4d6) (+14,+11) [+7] (+2加速) {+速賢耐r酸轟/ト動}』
それは賢さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは酸への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは実際に使ってみて、微妙ではあるものの、加速+2がなかなか良いので装備してみた。

『★トゥルカス』先生等を合わせて、現状の加速は+29である。自宅段階ですでに耐加重250%程度でこの加速度なので、我らが加速装置の皆様はとてもよくがんばっているといえるだろう。すごいものだ。

 ということで、これを装備して少々潜ってみた。
 加速についてはトータルで文句ない。しかし、打撃が相変わらず弱い。

 やや頭を悩ませる。

まとめ

 というところで今週は終えた。

 久々の死亡事故などもあり、かなり心臓に悪い週末であった。
 いやはや、何事も舐めてかかってはいけませんなあ。

 幸か不幸か、世界はいつまでももスリリングであり、どんなことでも勉強になるものだ。

第52週

 あの後、いろいろ考えてみたのだが、あちらを立てればこちらが立たない昨今、打撃力をきちんと抑えておきたければ、やはりあのお方にご登板願うしかないだろう。

 ということで、
『★苦痛のグレイブ』
さんのご登板と相成った。

 装備してみると、なんとまあ、現段階での装備で打撃期待値が700以上ある。さすがとしか言いようがない。これが”すべての相手”に効果を持つわけだ。下手な特殊効果や当てにならないスレイに期待するよりも、この方が素直といえるだろう。

 ついでに、先日の計画通り、『体力回復のロッド』⇒OUT、『体力回復の薬』⇒INとした。かなり重くなるが、確実性を重視した。通常の状態ではほぼ使うこともないアイテムだが、先日のように万が一ということもある。

 この状態でも一応すべての免疫は保たれているし、加速は25あるし、必要な耐性や能力は一通り揃っているし、打撃もそこそこある。

 まずまずの組み合わせではなかろうか。

 ということで、潜ってみる。

★苦痛さんの真価

 これがすごかった。

『★苦痛』さん、おそるべし。

 たいていの敵は一合打ち合わせると死ぬ。
 硬くて困っていた緑M(ヒドラ)さんも、3撃であっさりと倒れる。鉄ゴーレムさんも同じく3撃だった。ちなみにドラゴンの皆様は2撃だ。
 何てことだ。
 すごい装備だなあ。

 続いてベビードラゴンさん達のピットを発見する。
 何のダメージも食らわずに全滅させてしまう。
 我ながらひどいよね。ベビーなのに。容赦ないよね。


 さて、今回の収穫物はこんな感じであった。

『ドラゴン・シールド [8,+3]』
『ドラゴン・シールド [8,+1]』
『ドラゴン・シールド [8,+6]』
『ドラゴン・グローブ [4,+7]』
『知能の金属帽子 [3,+7] (+2)』
『知能の金属帽子『燦龍』 [3,+14] (+2)』
『耐酸のフル・プレート・メイル (-3) [15,+5]』
『耐火のフル・プレート・メイル (-3) [15,+7]』
『耐電の金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+9]』
『ドラゴン・ヘルム [8,+2]』
『ドラゴンスレイヤーのパイク (2d5) (+7,+7) (+1)』
『テレパシーの宝冠 [0,+9]』
『魔術師の杖 (1d2) (+4,+6)』
『スピードの指輪 (+10)』
『守りのクローク [1,+19]』
『賢者の鉄冠 [0,+7] (+3)』
『ドワーフの軟革ブーツ [2,+20] (+1)』
『粉砕の戦闘用つるはし (3d8) (+6,+7) (+4) {%}』
『殺戮のモーニング・スター (3d6) (+7,+10) {%}』
『ドラゴンスレイヤーのブロード・アックス (2d6) (+8,+7) (+1)』
『ミラー・シールド [10,+8]』
『ミスリル製鎖かたびら (-1) [20,+7]』
『23本の 追尾の矢 (6d4) (+4,+3)』

この辺を置いて、以下を持ち帰る。
そう、これは置き去ったリストなのだった。よく見ると、銘入りの装備とかもあるのだが。が。さらにさらに『スピードの指輪(+10)』とかもあるのだが。これを置いていくとか、普通はありえんだろう。正気の沙汰ではない。
 それはそれとして、以下を持ち帰る。

『凡庸の巻物』
『抹殺の巻物 {!k}』
『(防衛者)レイピア (1d6) (+13,+10) [+7] (+4隠密)』
『(聖戦者)グレート・ソード (4d6) (+10,+15) [+2] (+1) {%}』
『デーモンスレイヤーのグレート・アックス『嵐虎』 (4d4) (+9,+10) (+1)』
『(吸血)モーニング・スター (2d6) (+8,+8)』
『粉砕の戦闘用つるはし (3d8) (+6,+7) (+4) {%}』
『強力射のロングボウ (x4) (+12,+9) {r轟;倍}』

 いつものように、貯めるべきものは貯め、世に役立たせるべきものは世に出ていただく。

異変?

 ところが、2回目に潜ったときは、『★苦痛』さんの打撃ダメージが弱くなっていた。
 Mも3回どころか数回殴ってやっと消滅した。赤いアリすら一撃では倒せなかった。
 あれ?何が変わったんだろう?

 明らかに、先ほどと比べて倒すまでの打撃回数が増えている。どの敵にも共通である。
 何かがおかしい。

 見た目、数値上は何も変わっていないし、呪いもかかっていない。その他の装備も変えていない。なんだなんだ?
 もしかして、装備してからの時間がダメージに効いてきたりするのだろうか?
 いやさすがにまさかね。

 ともあれ、素手の状態でもドラゴンを倒せてしまうことなどと合わせて、実はこのあたり、微妙にバグ臭い印象を持っている。

 いろいろとよくわからないままに、このあたりを持ち帰る。

『力の革製ラージ・シールド (+4,+5) [6,+12] (+2)』
『焼棄のスモール・ソード (1d6) (+12,+6)』
『殺戮のロング・ソード (4d5) (+9,+8) {%}』
『西方国のスピア (2d6) (+4,+13) (+1) {r恐}』
『(聖戦者)ハルベルト (4d5) (+8,+15) [+2] (+2) {%}』
『*解呪*の巻物』

爆散条件の謎

 スタッフさんの充填を2回繰り返したら爆発四散した。あれまあ。連続充填がいけないのだろうか。

 このスタッフは、昔はすごい勢いで充填できて、最大使用回数12回まで記録していたはずだ。
 当時といったい何が変わったのかが、わからないままだ。

 次にこのあたりを持ち帰る。

『凡庸の巻物』
『抹殺の巻物 {!k}』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』
『ダイヤモンド・エッジ (7d5) (+8,+8) {%all}』
『ジャイアントスレイヤーのメイス (2d4) (+5,+8) (+1) {+腕;麻|電/巨}』
『ジャイアントスレイヤーのヘヴィ・フレイル (3d6) (+8,+12) (+1) {+腕;麻|凍/巨}』
『高精度のクロスボウ (x4) (+13,+11) (+1)』

『凡庸の巻物』さんは34巻となり、『抹殺』さんはなんと80巻を超えた。もうすぐ持ち帰るのも打ち止めになってしまいそうだ。そうなったら現場で使うしかないのだろうか。

増殖!!

 さて、またもや恒例の”オレンジpさん挑発の儀”のお時間である。

 今回は、こんなこともあろうかとあえて持っていた『クローンモンスターのワンド』で、現場にいたpさんを増殖させてみる。

 以前ドラゴンを増殖させたことがあったが、そのときは増殖させたドラゴンからのドロップはほとんどなかった。なるほど、と思った。クローン増殖させたモンスターはあくまで単一個体であり、一匹がドロップをしたら残りは何も落とさないようだった。

 しかし、今回は、召還する能力を持ったモンスターを増殖させている。この場合には、ドロップを落とすのは当人ではなく、召還された相手なので、別個体となるだろう。一人ひとりのソーサラーさんが別々の召還を行うわけなので、ドロップを落とすモンスターも別枠扱いになるはずである。

 さて、目の前にいるオレンジpさんに、『クローンモンスターのワンド』を振りまくる。あっという間に9人のソーサラーさんが誕生する。件のナズグルさんたちの数とはあまり関係がない。たまたまである。

 どんどん増えるオレンジのpさん。
 そして、召還者もその分どんどん増える。
 楽しい。

 召喚されたドラゴンさんなどを蹴散らしてドロップを鑑定し続ける。

隊長!

 ここで、途中『東夷の隊長の人形』を拾った。人形が落ちているのは実のところとても珍しい。

 とりあえず、期待もせずに適当に白いLあたりに投げてみたら、この隊長さんが存外優秀であった。

 この人も実は召還使いだったのだ。そして、自分の部隊の手下を次々と呼び出し、戦ってくれた。戦力としては微妙な味方だが、面積としてあたりを埋めてくれるので、その分、敵の召還数が少なくなるのだ。これは儲けものだった。

 呼び出された手下の狂戦士さんたちも、鋭意努力して敵を攻撃してくれている。なかなかのチームワークだ。この隊長さんのFacebookがあれば、”いいね”を押したいところである。

 そこにオレンジpさんも対抗していろいろと呼び出している。合戦の様相を呈してきた。
 なかなか楽しいぞ。
 がんばれー、隊長! いいぞ、狂戦士!

 で、その後、ぐでぐでと戦いが続く。ログを眺める限り、お互いに致命的なダメージを与えることができないようだ。NPC同士だと割とそういうものなんだよなあ。昔から。

 しばらくして、オレンジpさんに呼ばれたと思しき青いDが、遠方から必殺のブレスを吐き、己の召還主もろとも、我らが隊長一味を滅ぼしてしまった(ように見えた)。ひどいわ。

 なんだかねえ。


 最終的に、なんだかんだで相当なアイテムが出現する。
 検討の結果、結局このあたりを置き去りにする。

『アンデッドスレイヤーのヘヴィ・フレイル (3d6) (+7,+5) (+2)』
『耐冷のフル・プレート・メイル (-3) [15,+5]』
『灼熱のエルフのクローク [4,+13] (+4隠密)』
『電撃のロング・ソード (2d5) (+7,+8)』
『オークスレイヤーのレイピア (1d6) (+8,+14) (+2)』
『忍びのクローク [1,+8] (+3隠密)』
『28本の 冷気のクロスボウの矢 (2d5) (+8,+9)』
『勇者のアミュレット (+5,+2) [+6] (+6)』
『エルフのクローク [4,-1] (+1隠密)』
『賢者のアミュレット [+3] (+4探索)』
『影のクローク [6,+8]』
『ミラー・シールド [10,+5]』
『追加攻撃のバスタード・ソード (3d4) (+7,+8) (+1攻撃)』
『忍びのクローク [1,+11] (+1隠密)』
『忍びの毛皮のクローク [3,+7] (+1隠密)』
『エルフの革製スケイル・メイル (-1) [8,+10] (+1隠密)』
『腕力のセスタス (+1,+2) [5,+12] (+1)』
『浮遊の硬革ブーツ [3,+6]』
『(吸血)メイス『烈隼』 (2d4) (+13,+9)』
『エルフのグレート・ソード (3d6) (+12,+13) (+2隠密)』
『25本の 破邪のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+7) (145/362)』

 相変わらずとんでもない残置物である。この@の後にこっそりついて行って、戦場をうろうろできる人がいれば、濡れ手に粟という感じで簡単にお金儲けができるだろう。
 もっとも、この深層にこっそりついていける人など、どこにもいないだろうけれども。

世界崩壊ふたたび

 ここまで来たところで、またもや画面異常が発生して中断せざるを得なくなった。
 いつものことだが、そういうものだろう

 ということで、この日の探索はここで取りやめる。

続報

 翌日、続きを行う。
 昨日は残したモノを記したが、そのときに持ち帰ったモノはこんな感じであった。

『西方国のロング・ソード (3d5) (+10,+14) (+1) {%}』
『2振の 西方国の首切りソード (4d5) (+10,+13) (+1)』
『ダイヤモンド・エッジ (7d5) (+10,+10) {%all}』
『電撃のヘヴィ・ランス『翔虎』 (4d8) (+10,+10) (+2)』
『(吸血)メイス『烈隼』 (2d4) (+13,+9)』
『粉砕のメイス (5d8) (+9,+4)』
『☆ロングボウ『ナエアファナ』 (x3) (+19,+16)』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』

『西方国の首切りソード』は、たまたままったく同じ属性のものが二振り入手できたようで、インベントリ上ではまとめられていた。珍しい。こういうこともあるのか。
#もしかしたらだが、ゲームを再起動した際のバグかも知れないという気がしてきた(後述)

 さて、『☆ロングボウ』さんである。

☆ロングボウ『ナエアファナ』 (x3) (+19,+16) {r盲(器}』
それはあなたの器用さを維持する。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、これはなんとも言えない。正直、不要かなあ。

 美術商で1万$程度だった。☆装備の中では安い方だったかもしれない。こういうこともある。

 小ざかしい戦いを繰り返したためか、よく見たら装備が5つも呪われていてACが162から142まで低下していた。ちょっと驚いた。
 安い『解呪の巻物』一巻ですべて何とかなったのは助かった。

 その後も潜っては拾い、潜っては拾いを続けていく。

『凡庸の巻物』
『2巻の 周辺抹殺の巻物 {!k}』
『勇者のアミュレット (+5,+3) [+9] (+3)』
『耐火のフル・プレート・メイル (-3) [15,+8]』
『人殺しのレイピア『天鳳』 (1d6) (+9,+12) (+2) {r酸;浮}』

 引き続いてこちらも拾う。

『2つの 追加射撃の指輪』
『ドラゴンスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+8,+8) (+1)』
『アニマルスレイヤーのランス (2d8) (+7,+4) (+2)』
『(祝福)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+6,+6) (+2)』

 また、今回は、一度に3本の『邪悪存在退散のスタッフ』を拾った。最近、立て続けに爆散させたり残置したりしていたので、こうした形で大量に補充できるとそこそこ安心する。

驚異の大宝物殿

 地下24階にて、よくわからないものすごい迷路的な構造物を見つけてしまう。
 中身はすべてアイテム。周りは基本的に永久壁で覆われている。

 雰囲気は完全にピンク。「死の幻がうんぬん」である。

 だが、ピットではない。あくまでタイマン勝負を繰り返すヴァリュートである。
 そして、この@は、タイマンであればほぼ死角はない。

 見たところ、外周はすべて永久壁だ。掘れない。だが、これまでの経験では、よくよく探せば何とかなる場所が1箇所空いているはずだ。


 そう思って周囲を探していたら、下方に一箇所だけ削れる場所があり、そこを掘ったら進入ができた。
 いざ、勝負。

 延々と渦を巻くような通路だ。四角い小区分の群れように見えて、実際には分岐のない一本道だった。検知したところ、DやUもいるようだ。

 はじめよう。

 一人ひとりタイマンで叩き潰す。潰したら落ちているアイテムを鑑定する。すごいことに、どんな雑魚が持っているアイテムでも、最低でも高級品以上だ。うわあ。

 鑑定したら、次の壁を崩して、待ち構えているモンスターさんと一騎打ち。これをひたすら繰り返す。

 一本道なので、逃げようがない。また、逃げる気もない。逃げる必要もない。
 ひたすらまっすぐに進んで敵を叩きのめしていく。

 しばらくして、迷宮の最も奥に到達し、モンスターを一匹残らず退治した。そして、アイテムもすべて鑑定した。

とんでもない天国

 その結果、とんでもないことになった。”いい意味”でというべきなのかどうかはわからない。

 なんと、この構造物の中には”これだけのもの”が落ちていたのだ。

『耐冷の金属製ラージ・シールド [8,+12]』
『守りの鋼鉄ヘルメット [6,+35]』
『西方国のレイピア (2d6) (+15,+16) (+2) {%all}』
『アンデッドスレイヤーのレイピア (1d6) (+9,+12) (+2)』
『高速度のロングボウ (x3) (+14,+12) (+2加速)』
『トロルスレイヤーのグレート・アックス『嵐龍』 (4d4) (+19,+11) (+1)』
『浮遊のドラゴン・ブーツ [5,+11]』
『鋭敏の鉄冠 [0,+9] (+1探索)』
『凍結のレイピア (1d6) (+15,+9)』
『賢者の宝冠 [0,+13] (+1)』
『追加攻撃のメイス (2d4) (+10,+13) (+1攻撃)』
『耐性の金属製ラージ・シールド [8,+16]』
『耐酸の金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+13]』
『光のハルベルト『焔鷹』 (3d5) (+16,+18) (+2)』
『スピードの指輪 (+12)』 ←おいおい…
『エルフのフル・プレート・メイル (-3) [15,+13] (+3隠密)』
『切れ味のグレート・ソード (3d6) (+9,+9) (+5)』
『19本の 火炎のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+11) (165/412)』
『17本の 破邪の矢 (2d4) (+10,+12)』
『力の宝冠 (+1,+3) [0,+10] (+3)』
『オークスレイヤーのグレート・ソード『旭鷲』 (3d6) (+18,+16) (+1)』
『神罰のグレート・アックス (4d4) (+16,+15) (+1)』
『美貌の金属帽子『耀隼』 [3,+15] (+3赤外線視力)』
『極寒の毛皮のクローク [3,+12]』
『耐電の金属製ラージ・シールド [8,+10]』
『アニマルスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+14,+13) (+2)』
『耐火のフル・プレート・メイル (-3) [15,+12]』
『麻痺知らずの革グローブ [1,+13]』
『強力射のクロスボウ (x5) (+11,+15)』
『エルフの粉砕のメイス (5d8) (+12,+14) (+1隠密)』
『滅邪のムチ (1d6) (+9,+10) (+2)』
『耐冷のミスリル製鎖かたびら (-1) [20,+9]』
『殺戮のスモール・ソード (3d6) (+9,+7) {%all}』
『忍びのクローク [1,+14] (+1隠密)』
『27本の ドラゴンキラーの追尾の矢 (6d4) (+12,+13)』
『光の首切りソード (4d5) (+15,+13) (+2)』x2
『賢明の金属帽子『猛豹』 [3,+13] (+4)』
『強力射のクロスボウ (x5) (+12,+17)』
『人殺しのモーニング・スター (2d6) (+13,+13) (+1)』
『殺戮の革グローブ (+3,+5) [1,+11]』
『力の金の冠 (+2,+4) [0,+12] (+3)』
『耐火の金属製スケイル・メイル (-2) [10,+14]』
『耐火の金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+6]』
『西方国のグレート・ソード (4d6) (+13,+12) (+2) {%all}』
『守りのクローク [1,+12]』
『毒殺のヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+10)』
『アニマルスレイヤーのムチ (1d6) (+10,+12) (+1)』
『耐冷のフル・プレート・メイル (-3) [15,+12]』
『テレパシーの金の冠 [0,+11]』
『(防衛者)ロング・ソード (2d5) (+17,+13) [+4] (+4隠密)』
『鋭敏の宝冠 [0,+11] (+5探索)』
『溶解のヘヴィ・フレイル (3d6) (+11,+10)』
『耐電の金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+10]』
『妖精のロング・ソード (2d5) (+9,+14) (+1加速)』
『(防衛者)ロング・ソード (2d5) (+13,+10) [+4] (+3隠密)』
『耐火の鎖かたびら (-2) [12,+10]』
『アンデッドスレイヤーのウォー・ハンマー (3d3) (+9,+12) (+1)』
『耐性のフル・プレート・メイル (-3) [15,+11]』
『力の金属製ラージ・シールド『嵐鷹』 (+1,+2) [8,+13] (+1)』
『光のグレイブ (2d6) (+7,+10) (+3)』
『エルフの硬革よろい (-1) [6,+9] (+1隠密)』
『溶解のウォー・ハンマー (3d3) (+15,+11)』
『滅邪のグレート・ソード (3d6) (+14,+10) (+1)』
『反射の革製ラージ・シールド『烈豹』 [6,+9] (+4加速)』
『焼棄のグレート・ソード (3d6) (+13,+13)』
『(吸血)ロング・ソード (2d5) (+10,+13)』x2
『守りのクローク [1,+22]』 x2
『凍結の切り裂きの大鎌 (8d4) (+10,+11)』
『凍結のムチ (1d6) (+9,+9)』
『エルフの硬革よろい (-1) [6,+9] (+1隠密)』
『トロルスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+15,+11) (+1)』
『(破邪)グレート・アックス (4d4) (+9,+15) (+2)』
『地震のヘヴィ・フレイル (3d6) (+11,+10) (+5)』
『耐火のミラー・シールド [10,+10]』
『浮遊の硬革ブーツ [3,+11]』
『15本の 火炎の矢 (2d4) (+7,+10)』
『30本の 火炎のクロスボウの矢 (2d5) (+9,+12) (170/425)』
『耐火の鎖かたびら (-2) [12,+6]』
『28本の 火炎のクロスボウの矢 (2d5) (+12,+9) (155/387)』
『高速度のロングボウ (x3) (+12,+14) (+1加速)』
『トロルスレイヤーのグレート・アックス (4d4) (+13,+7) (+4赤外線視力)』
『知能の硬革帽子 [2,+8] (+4)』
『アンデッドスレイヤーのブロード・アックス (2d6) (+7,+12) (+1)』
『美貌の金属帽子 [3,+9] (+4)』
『13本の 追尾の矢 (6d4) (+5,+6)』
『27本の 火炎の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+15) (200/500)』
『電撃のグレート・アックス (4d4) (+10,+13)』
『俊敏のセスタス [5,+10] (+1)』
『魔力支配のセスタス [5,+11] (+1)』
『耐酸のフル・プレート・メイル (-3) [15,+8]』
『浮遊の軟革ブーツ [2,+13]』
『強力射のロングボウ (x4) (+12,+14)』
『鋭敏の宝冠『燦鳳』 [0,+14] (+5探索)』
『妖精のダガー (1d4) (+10,+20) (+1加速)』
『俊敏のセスタス [5,+13] (+1)』
『鋭敏の鉄冠 [0,+11] (+4探索)』
『知能の硬革帽子 [2,+13] (+1)』
『焼棄のヘヴィ・ランス (4d8) (+8,+7)』
『ジャイアントスレイヤーのスモール・ソード (1d6) (+10,+14) (+1)』
『エルフの鎖かたびら (-2) [12,+14] (+1隠密)』
『高精度のスリング (x2) (+11,+18) (+1)』
『22本の ドラゴンキラーの追尾の矢 (6d4) (+12,+8)』
『至福の地アマンのエルフのクローク『耀龍』 [4,+28] (+4隠密)』
『滅邪のグレート・ソード『焔豹』 (3d6) (+13,+10) (+1)』
『耐冷の金属製スモール・シールド [5,+12]』
『忍びの硬革ブーツ [3,+11] (+1隠密)』
『滅邪のブロード・アックス (2d6) (+14,+13) (+1)』
『27本の 破邪のクロスボウの矢 (2d5) (+8,+10) (160/400)』
『耐冷の金属製ラージ・シールド [8,+13]』
『妖精のグレート・ソード (3d6) (+11,+19) (+1加速)』
『耐電の硬革よろい (-1) [6,+10]』
『耐冷のフル・プレート・メイル (-3) [15,+11]』
『麻痺知らずのガントレット [2,+12]』
『(聖戦者)ウォー・ハンマー (3d3) (+13,+15) [+2] (+1)』
『耐電の鎖かたびら (-2) [12,+10]』
『耐火のドラゴン・シールド [8,+10]』
『俊敏のセスタス [5,+7] (+1)』
『*体力回復*の薬 {!k!q} 』

これらに加えて、☆装備はこんな感じだった。

『☆賢さ維持の指輪『焔鷹』』
『☆ランス『フィレイセル』 (3d8) (+9,+20) (+1攻撃) {+攻知r炎}』
『☆戦闘用つるはし『ラデンモルニエ』 (2d8) (+18,+20) (+4) {%all}』
『☆鉄冠『ガルヴィスタ』 [0,+12] (+4加速)』
『☆モーニング・スター『ラデンヒス』 (2d6) (-16,-17) (-7) {呪われている}』
『☆メイス『ケレブカボール』 (2d4) (+20,+19) (+2)』
『☆毛皮のクローク『トゥアバラド』 [3,+13] (+4)』
『☆鎖かたびら『ファイカサング』 (-2) [12,+20] (+4)』

そして、上記以外にさらにこんな『★宝具』が落ちていた。一つの階で★アイテムを同時に3つもゲットするなど、普通はありえない。つまり、ここは普通じゃなかったということだ。

『★ヒムリングの硬革よろい [6,+10]』
『★エオウィン姫のバスタード・ソード (4d4) (+12,+16) (+4加速) {%all}』
『★不死ドゥリンのグレート・アックス (4d4) (+10,+20) [+15] (+3)』

 なんと総勢129種類。これ以外にも、『ドラゴンなんとか』とか通常の『ミラーシールド』、さらには『スピードの指輪』の類はすべて置いてきたわけで、実際には130アイテム以上の高級アイテム(以上)がこのヴァリュートで入手できたわけだ。
 オレンジp選手の挑発でいただけるアイテム類の比ではない。

 特に『★エオウィン姫のバスタードソード』は、敵のNo.2を討ち取った誉れ高い装備である。ホビットによる『(破邪)西方国のショートソード』(推測)でのサポートがあったにせよ、あのアングマールの魔王を永久に滅ぼした功績は末々までも語り継がれるものだ。
 それがなぜこんなところに保管されているのかは別として。

#というか、そもそも物語りの中ではアングマールの魔王を刺し通した段階でその剣は折れて消失してしまったのではなかっただろうか。それとも、あらためて鍛えなおしたという解釈なのか(アンドゥリルのように)?

 なんと言うことか。何だこの宝の山は。

 文字通り、宝の山としか言いようがない。とんでもない質と量の宝が手に入った。これらをすべて売れば、一気に200万$程度の財産が手に入ることになるはずだ。通常のゲームプレイであれば、これだけでゲーム進行中にお金に困ることはなくなる程度の金額である。要するに、一生遊んでいられるわけだ。

 だが、手に入ったはいいのだが、現実的にはその大半が持ち帰れない。この階には店舗もないので、売ることもできない。

 どうしたらいいんだ。
 割とマジで。

 
 ★は必ず持ち帰る。そう決めている。
 だが、☆はどうしたらいいのだ。呪われているものは無視するとして、それ以外でも7個もあるじゃないか。

無理やり処分セール

 ともかく、手持ちアイテムで、この場で処分できるものは片端から処分してしまう。

 もったいないが、せっかく見つけた『*体力回復*の薬 {!k!q} 』は飲んでしまおう。贅沢な水だ。『レベルアップの薬』も最近では見つけたら即飲んでしまうようにしているが、そのもったいなさに匹敵する。これらはいずれも、”超高級オロナミンC”的な用途で飲んでいる。
「元気ハツラツ、レベルアップC!」
という感じである。

 また、残り少なくなってきていた『破邪の鋼鉄のクロスボウの矢』だけでなく、まったく手をつけていなかった『追尾のクロスボウの矢』99本も、よく見たらすでに自宅に400本あるということで、置き去りにしてしまう。ひえええ。

 さらに、探索に必須の『全感知のロッド』5本は、自宅にまだ10本以上あるということで、こちらも置き去りにする。おお、なんということでしょう。

 そしてそして、『スピードの指輪』もすべて残置である。そう、すべて置き去りである。

 +3、+5とか+7とかはまだしも、まさか『スピードの指輪(+12)』を置き去りにする日が来るとは思っても見なかった。現状で装備している『スピードの指輪』の加速が+13で、なおかつ『スピードの指輪』を両手の指にはめるということはないとわかっているからこその、この扱いである。
 あらためて考えてみると、自宅に”念のため”と思って2つほど保持している『スピードの指輪+11』も、実際にはもう要らないということなのだろう。


 等々の内的な悪戦苦闘をした後で、無理やりにこれだけを何とか持ち帰る。今回一番苦労したのは、戦闘ではなくこちらの取捨選択の方だ。

『☆賢さ維持の指輪『焔鷹』』
『☆鎖かたびら『ファイカサング』 (-2) [12,+20] (+4)』
『★ヒムリングの硬革よろい [6,+10]』
『☆毛皮のクローク『トゥアバラド』 [3,+13] (+4)』
『☆鉄冠『ガルヴィスタ』 [0,+12] (+4加速)』
『★エオウィン姫のバスタード・ソード (4d4) (+12,+16) (+4加速) {%all}』
『☆ランス『フィレイセル』 (3d8) (+9,+20) (+1攻撃) {+攻知r炎}』
『★不死ドゥリンのグレート・アックス (4d4) (+10,+20) [+15] (+3)』
『☆メイス『ケレブカボール』 (2d4) (+20,+19) (+2)』
『☆戦闘用つるはし『ラデンモルニエ』 (2d8) (+18,+20) (+4) {%all}』
『27本の 火炎の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+15) (200/500)』

 残されたものたちよ、さらばだ。涙が止まらない。精神的に。

『強力射のクロスボウ(x5)』とか、たぶんきっと他にも強力な副次的機能を持っているに違いない。違いないのだが、わからないので持ち帰りようがない。

『至福の地アマンのエルフのクローク『耀龍』 [4,+28] (+4隠密)』
に至っては、鎧の上から装備する布的な『クローク』なのに、ACが+32もあるのだ。さすがアマンの神様作、まさにトンでも装備と言えよう。銘入りなので、おそらく追加特性もあるはずだ。もし浮遊機能とかあったりしたら、激しく後悔するところである。

 さらにこれに、
『守りの鋼鉄ヘルメット [6,+35]』
を加えると、この2つの装備だけでACが+73に達する。装備トータルでのACは200を超えることが期待できそうだ。これはこれですごい。大抵の敵の打撃攻撃を無効化しそうだ。

 あるいは
『反射の革製ラージ・シールド『烈豹』 [6,+9] (+4加速)』
などは,ゲームの初期に拾っていたらどれだけありがたいことだろう。反射があるシールドで,なおかつ加速が+4もあるのだ。これを装備しないということはあり得ないと思われる逸品だ。

 なんだって、『エルフの粉砕のメイス』??? なんだ、初めて見るぞ。 等々…ぼやき始めるときりがない。

 これらを置いていくのはさすがに悲しい。

 運が悪いのは辛いが、運が良すぎるのもそれはまたそれで大変なのだとよくわかった。

 神様、ありがとうございます。ええ、ものすごく幸せです。

地上にて

 さて、地上に戻って、お楽しみの*鑑定*タイムである。一気に10巻ほど『*鑑定*の巻物』を買い込んで、立て続けに読み上げる。
 おら、ワクワクしてきたぞ。

 うむ、こんな感じか…

☆賢さ維持の指輪『焔鷹』 {r酸毒盲}
始動したときの効果...
ファイア・ボール(72) : 12 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それはあなたの賢さを維持する。
それは酸への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

☆鎖かたびら『ファイカサング』 (-2) [12,+20] (+4) {+腕[冷}
それは腕力に影響を及ぼす
それは冷気のバリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

★ヒムリングの硬革よろい [6,+10]
柔軟な革で作られたこの胴鎧には、モルゴスの軍勢に包囲されて勇敢に闘い抜いた不落の要塞ヒムリングの記憶が刻み込まれている。
始動したときの効果...
対邪悪結界(期間 3*レベル+d25) : 100 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは毒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは冷気のバリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

☆毛皮のクローク『トゥアバラド』 [3,+13] (+4) {+器r冷恐}
それは器用さに影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

☆鉄冠『ガルヴィスタ』 [0,+12] (+4加速) {+速知r電;遅明}
始動したときの効果...
太陽光線 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは知能に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは電撃への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

★エオウィン姫のバスタード・ソード (4d4) (+12,+16) (+4加速) {+速腕魅隠r冷暗獄恐/邪巨死動}
「盾持つ乙女」ことローハン王国のエオウィン姫が、ベレンノールの野において魔王に振るった剣だ。「しかしわたしは生き身の人間の男ではない!お前が向き合っているのは女だ。わたしはエオウィン、エオムンドの娘だ。」
それは腕力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

★不死ドゥリンのグレート・アックス (4d4) (+10,+20) [+15] (+3)
太古の悪魔達が恐れたこの大振りな両刃の斧頭はミスリルの細工により輝いている。その永き忍耐の歴史を物語る輝きはカザド=ドゥムの力を呼び覚まし、持つ者を護り地下に潜む邪悪な者共を打ち倒す。
それは耐久力に影響を及ぼす
それはドラゴンにとっての天敵である。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

☆メイス『ケレブカボール』 (2d4) (+20,+19) (+2) {+賢掘r電炎盲;麻|電}
始動したときの効果...
サンダー・ボール(72) : 12 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは賢さに影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

☆戦闘用つるはし『ラデンモルニエ』 (2d8) (+18,+20) (+4) {+腕器耐掘r冷恐|毒/オ!!}
始動したときの効果...
害虫の駆除 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは敵を毒する。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 いろいろあるけど、どうしたものか。

 とりあえず、一通り装備して様子を見た。

 …『☆指輪』はどうにも不要な感じだった。現状に加えてプラスに働くところが何もない。

 『☆鎖かたびら』もたぶん要らない。『☆つるはし』も、正直惜しい。このつるはしで強化される能力が、現状ですでに***になってしまっているので、実質的な効果がないに等しいのだ。(+18,+20)はなかなか魅力的な精度と打撃力ではあるのだけれども。

 等々、いろいろ試して考えて、結局、★以外はすべて世に出ていただいた。それが世のため、人のため、ということだったのだろう。
 こういうこともある。

 ついでといってはなんだが、これまで保存していた『☆指輪』装備のうち、いくつかも世の中に出ていただく。実際、あまり意味がなかったものが大半であった。他にもいくつかの武器装備を選別して美術商様に出向いて頂いた。

まとめ

 今週はこんなところで終わった。

 強烈な運だった。
 先週の死亡事故の反動という気がしないでもないが、それにしても、すさまじいものだった。

 今思い出せば、実はゲームを始めてしばらくしたときに今回と同様の構造物に出会ったことがあったのを思い出した。ただし、実は、そのときは自分はまだこの建造物のからくりがわからず、永久壁のどこかが空いているはずだということを理解しておらず、あたりをうろうろして、結局はあきらめたという記憶があった。テレポートで偶然に飛び込もうとしたりして、いらぬ苦労をしていたことを思い出す。
 今思えば、惜しかった。

 このようにして、人は学んでいくのだ。

第53週

 気がつけば、財産は2300万$を超え、そして経験値も1000万を超えていた。レベル50のときの経験値が550万だったので、もうすぐその倍ほどになる。

 どちらも今更特になんという意味もない値だが、例のごとく、なんとなく感慨深い。

 持ち物をふと見ると、先週お別れしたと思っていた『鉄ゴーレムの人形』さんがまだ手元にある。また買ったのだっけ? 覚えていないなあ。
 この世界には時々こういうことがあるような気がする。


 さて、あらためて地下24階である。
 Tピットをスタッフさんで蹂躙していたところ、こんなものを拾った。

『☆遅消化のアミュレット『烈鳳』 (+4)』

 すごくすごく珍しいものではあるのだけれど…うーん、使えないような、使えるような…
 もちろんありがたくいただいていきますが。

 ここでは他にもこんなものを頂いた。

『*体力回復*の薬 {!k!q}
『人殺しのグレイブ (2d6) (+7,+9) (+1)
『神罰のムチ (1d6) (+11,+9) (+3)
『追加攻撃のヘヴィ・フレイル (3d6) (+7,+10) (+1攻撃)
『守りの鋼鉄ヘルメット『燦鳳』 [6,+32] (+3)

 結局鉄ゴーレムさんを使うタイミングが見当たらなかった。
 仕方なくそのまま自宅に戻る。持ち物としては無駄だった。

 とりあえず『☆アミュレット』を*鑑定*してみる。

『☆遅消化のアミュレット『烈鳳』 (+4) {+器r炎毒獄;浮}』
始動したときの効果...
太陽光線 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは宙に浮くことを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 メインの遅消化機能はどうでもいい(申し訳ない)のだが、いくつかの耐性と、なんといっても浮遊機能が備わっているのは面白い。実のところ、始動機能の「太陽光線」の意味はよくわからない。

『守りの鋼鉄ヘルメット『燦鳳』 [6,+32] (+3) {+具}』
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは酸では傷つかない。

 これを装備したらACが183まで上がって、盲目耐性が消えた。が、この程度であれば、魔法装備に得られるメリットが大きいかもしれないと考えて、『★ヌメノールの宝冠』さんに代えて、こちらを装備してみた。

鉄ゴーレムさん劇場

 あらためて潜っていく。

 いろいろと戦っていると、適当な状況が出来上がってきたので、おもむろに黄色Pさん相手に『鉄ゴーレムの人形』さんを投擲してみた。

 うまいこと具現化してくれた人形さんは、ほどほどに上手に戦い、見事にタイタンさんを撃破した。なかなかやるなあ。たいしたものだ。格上を仕留めた”金星”といっても良いのではなかろうか。実力にそれほどの差はないのかもしれないが。

 その後、2x2の小部屋にいろいろといたので、そちらに引き連れて(遅いので現場に連れて行くのにかなり苦労したが)、サポートをお願いした。さすがに一人だけで戦わせるのは申し訳なかったので、適度に一緒に戦ってみた。ある意味で、背中を預けて戦ってみたわけで、なかなかいい感じだ。

 などとしているうちに、ちまちまとした小さなダメージを与えられていた我らが鉄ゴーレムさんは、あるとき突然お亡くなりになった。ドラゴンの体当たりで止めを刺されたようだ。なるほど、自分でダメージを回復する能力がないので、一つ一つの攻撃は「気に留めていない」とか「耐性がある」などという表示でも、いつかはHPが0になってしまうのだ。

 …人間にも、ときとしてこういうことがあるのかもしれないと、割とマジメに反省した。人間は自然のダメージ回復能力があるとはいえ、休みはマメにとらなければいけないよね。

 これまでどうもありがとう。
 君の敵(かたき)は、僕が討つ!(迫真)

 ということで、マジメに戦ってあたりを平定した。

養殖システム

 また、その際に敵前逃亡していたオレンジpさんであったが、拾った『クローンモンスターのワンド』で6体に増殖させてから討ち取ってみた。

 召還も6倍ということで、いろいろと落し物が多かったが、しかし、だからといって何がいいことがそれほどあった感じもしなかった。そういうものだ。

 今回は珍しく、『邪悪存在退散のスタッフ』さんを一度も使わなかった。使うまでもないといえば使うまでもなく、忘れていたといえば忘れていた。

 6体のソーサラーさんに呼ばれたモンスターの皆様は、いろいろドロップはしてくれたものの、持ち帰りはこんな風な普通の感じになった。

 
『抹殺のスタッフ (4回分)』
『電撃のロング・ソード『旭狼』 (2d5) (+14,+8)』
『(防衛者)バスタード・ソード (3d4) (+12,+9) [+6] (+3隠密)』
『追加攻撃のハルベルト『翔鷹』 (3d5) (+9,+7) (+1攻撃)』
『(祝福)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+11) (+3) {+賢;浮祝}』
『18本の 殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+9) (170/425)』
『☆宝冠『ファヌイアロン』 [0,+17] (+2探索) {+腕賢具探r暗}』


『☆宝冠』さんは、途中で拾っていた巻物で*鑑定*したところ、こんなところだった。

☆宝冠『ファヌイアロン』 [0,+17] (+2探索) {+腕賢具探r暗}
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは暗黒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 悪くはないけど、実戦で使えるのかといえば微妙な感じである。どうしたものか。

生理整頓ふたたび

 地上に戻る。

 自宅を整頓としていたら、あることに気がついた。

『スピードのスタッフ』12本が自宅に溜まっていることに気がついた。さすがにこれは要らなかった。売り飛ばす。全部あわせて34000$ということで、そこそこの値段であった。ちなみに、店頭での売値は一本あたり3300$となっていた。充填可能なスピード源と考えると、お安いのではないかという気がした。

 ちなみに、一晩宿屋に泊まってから、あらためてもう一度売った魔法装具店を訪問したところ、残り5本となっていた。なるほど、売れるんだなあ。まあ、充填できて何回でも使い回せるから、人気があるアイテムなのだろう。

召還と岩投げ

 昨今の@の食糧事情は、たいていはダンジョン内で拾い食いをするか、同様に現場で拾った『空腹充足の巻物』でインスタントにごまかしている。が、今回は珍しくまじめに腹がすいていたので、宿で夕食を食べた。もちろんいつもの「ビールとつまみ」である。他のものがないのが少し悲しい。自炊できるといいのだけど。


 ついでに一晩泊まって翌日、改め23階へ。そしてさらに24階へと潜る。

 ここで、タイタンさんと狭い部屋の中で殴り合いとなった。あちらはかなり強力な召還を使うが、なぜか召喚モンスターの中にはドラゴンの類は少ない気がする。

 せっかくなので、ソーサラーさんと同様に、召還を期待してみよう。適当にいなしながら上下左右に移動しつつ戦ってみる。

 のだが、オレンジpさんと違い、タイタンさんには岩投げという技があり、それに当たると、体力が削られるだけでなく、持ち物が壊されてしまうという被害が大きいことがわかった。体力回復の薬や経験値回復の薬がいくつも壊されてしまう。
 なんということか。これではたまらない。
 これ、防げないのだろうか。

 ということで、手持ちの『冷気のクロスボウの矢』で遠方から退治する。岩投げの仕返しである。

 そこで、こんなものたちをお土産に持ち帰る。

『*体力回復*の薬 {!k!q}』
『トロルスレイヤーのロング・ソード『猛狼』 (2d5) (+12,+6) (+2)
『焼棄の首切りソード (4d5) (+8,+10)』
『護りのグレート・アックス『猛鷹』 (4d4) (+8,+9) [+5] (+4隠密)』
『エルフのヘヴィ・ランス (4d8) (+11,+9) (+2隠密)』
『高精度のロングボウ (x3) (+18,+14) (+1)』
『22本の 火炎のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)』
『23本の 電撃のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)』

 もう普通のクロスボウの矢は拾わないつもりでいたのだけど、なんだかもったいなくて、ついつい拾ってしまう。プレイヤーの貧乏性がこうしたところに表出する。

 いったん地上に戻り、上記をさばく。


 また23階に戻ると、すぐにこんなものを拾った。

『☆フル・プレート・メイル『ガルルヒ』 (-3) [15,+11] (+3探索)』

…少し変わった名前である。とはいえ、呪われているとかそういうことではなさそうだ。

 次いで、何か高級装備を自動的に拾ったようだが、それが「無価値」と表示されてしまう。なんだろう。

 と思って鑑定したら、『妖刀』さんであった。反魔法機能を持っているようだ。なるほど、呪われているアイテムは世間的には無価値なわけだ。

『*鑑定*の巻物』を拾ったので、☆アイテムを鑑定してみた。

☆フル・プレート・メイル『ガルルヒ』 (-3) [15,+11] (+3探索) {+探r電毒恐[炎}
それは探索能力に影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは炎のバリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 …なるほどなあ。正直、特に感慨が沸かない。

 とりあえず地上に帰ることにする。

呪いを破る!

 地上に戻って妖刀さんをとんてんかんと鍛えてもらって改良していると、

かけられていた呪いが打ち破られた!

となった。

 これはこれでよい。

 が、せっかく呪いを解いた妖刀さんであったが、実は完全に上位互換の品がすでに自宅にあったので、申し訳ないのだけれど、地上で”放置”させていただいた。

 だってお店に売れないんだもん。呪いが解けても店舗での売却リストの中に名前が出てきてくれない。そういうものらしい。

 …せっかくなので、誰か拾って使ってくれるといいなあ。回りから嫌われるけど。

 多少考えて、『☆ガルルヒ』さんにも世に出ていただいた。こちらは正当なルート、すなわち美術商経由である。

ひっぱれ!

 拾っていた
『エルフのショートソード』
さんを売ったあとに、店で機能を確認したところ、

物体を引き寄せる(重量25kgまで) : 25+d25 ターン毎

と出てきた。

 これっていったいなんだろう? なにかの役に立つのだろうか。
 ムチ的な武器なら分かるのだが、ショートソードが何かを引き寄せるというのは、意味がよくわからないと思った。

スピードの価値

 先週気がついていた、予備の『スピードの指輪』の不要さは、あらためて考えても確かにその通りと思ったので、2つの『スピードの指輪(+11)』を美術商で売りさばいた。買い取り価格は上限の3万$。これはわかっていた。+1でも同じ価格で、なおかつ買取の上限値だからだ。

 気になったのは売値である。
 確認したところ、美術商での『スピードの指輪』の販売価格は以下の通りだった。


2つの スピードの指輪 (+11) 291500
2つの スピードの指輪 (+8) 242000


 加速性能が大きい方が確かに価格が高いが、そのレアさに見合った価格にはなっていないように見える。+8程度は良く見るけれど、+10を超えたものはめったにお目にかからないからだ。

 もしも『スピードの指輪(+15)』が50万$くらいで売られていたら、今の@は即買いだろう。500万$でも買うかもしれない。

☆アミュレット装備!

 せっかく賜わったものなので
『☆遅消化のアミュレット『烈鳳』 (+4) {+器r炎毒獄;遅浮!!} 』
をつけて出てみる。『勇者のアミュレット』さんは一時お休みである。

 このアミュレットに浮遊機能があることを利用して、シールドを自宅に置いて軽めの装備である『★エリリル』さんとの二刀流としてみた。
 久々の両手持ちである。

 のだが、これがとても困った。

 攻撃が当たらないのだ。

 二刀流のハンデで精度が落ちていて(両手の装備各々が+11とか+14とか)、なおかつ『勇者のアミュレット』さんでサポートされていた精度への+がなくなったためだ。どうしようもない。鉄ゴーレムなど、数十回打撃を与えないと倒せない。ヒドラなどはなおさらである。すかりまくりだ。

 思い出せば、確かにかつてはこんな感じでひたすらキーを連打していたような気もする。これが当たり前だと思っていた気もする。

 だが、今現在冷静に考えてみて、これは厳しい。正直、疲れる。
 おまけに、拾った『スケルトンの人形』は具現化しないで砕け散ったし。

 とりあえず、いつもと同じような感じで持ち物を拾って帰る。

*獲得*の意味

 24階にて、jピットを2つ平らげた後で、『*獲得*の巻物』を拾う。
 そういえば、雰囲気はオレンジであった。
 なにがありがたいものがいただけるだろうか。

 ていっ


『耐冷の金属製スモール・シールド [5,+11]』
『浮遊の軟革ブーツ [2,+10]』
『スピードの指輪 (+7)』

 いずれも放置させていただき、その代わり、たまたまそこに落ちていた

『追加攻撃の指輪 (+2攻撃)』

を持ち帰らせていただく。実はこちらの方が貴重なのだ。
 とはいえ、すでに自宅にも6つあるのだけど。

 いつか『追加攻撃の指輪(+3)』とか、『☆追加攻撃の指輪(+2) 浮遊機能と反魔法機能有り』とか出ないかなあ。もし後者が出たりしたら、もう二度と外すことはない気がする。

鍛えおろう

 地上に戻り、拾った高級品グレイブを鍛えてみた。$159526かかった。例のごとく結構な金額である。

『(破邪)グレイブ『翔鷹』 (3d6) (+14,+13) (+1) {r轟恐}』

 うーん、惜しい感じだ。打撃は500ちょっとというところだ。
 さようなら、聖なる力で邪な魔物を討ち取り、世の中を救ってあげてください。お願いします。

 なお、こちらの売値は3万$、店の売値は 79338$であった。そこそこ評価はされているようだ。


 さて、また地下に潜るとするか。

★苦痛さん、再び

 と思ったが、一度自宅に戻り、装備を調整しなおす。

 やはり、『★苦痛のグレイブ』さんの単発装備に勝るものはなさそうだ。アミュレットも、元の『勇者』さんに戻す。

 …☆の『勇者のアミュレット』とかあるといいなあ。いつかおめにかかりたい(ややくどい)。

 10年くらいプレイしていれば、そのうち出会うこともあるのかもしれない。気の長い話である。

凡庸?

 地上で潜る直前にBMに出向いたところ、なぜかここで『凡庸の巻物』が3000$程度で売られていたので、とりあえず買う。BMだというのに安いなあ。値段も凡庸ってか。いやいや。そんなことはないのよ。

 しかし、考えてみると、この巻物、『願いのスタッフ』を持っている状況でなければ、ほとんど意味がないアイテムだ。せいぜいが、永遠の呪いがかかったアイテムをつい装備してしまった状態を解除するくらいにしか使えない。

 さすがにそんな間抜けはこのプレイヤーくらいしかいないだろう。

宝物殿、再び

 地下21階にて、画面左隅に宝物殿と思われる構造体を見つけた。
 2週連続の遭遇とは驚いた。こういうときもあるのだな。

 とはいえ、さすがにもう疲れてきたので、今週はここで終えることとしよう。

 さて、来週が楽しみになってきた。

第54週

宝物殿攻略!

 さて、先週は宝物殿の直前でストップをかけていた。
 果たして、何があるものやら。わくわくする。

 まずは、宝物殿の突入前に、周囲をすべて哨戒し、倒せる敵は倒しておく。以前のヴァリュート攻略の際の教訓である。これをやっておかないと、後から宝物殿の外の怒れる敵が中に進入してきて、割と面倒なことになるのだった。

 さて、東北の隅から攻めるのだが、永久壁ばかりだ。東北から北西に向けて上辺の周囲をひたすら掘り、進入口がないかどうかを確かめていく。

 結局、上辺には穴はなく、北西の左上隅にようやく一つだけ普通壁のところが発見できた。

 まあ、ひとつあれば十分だ(とこのときは思っていた)。
 進入する。

 入ってしまえば、敵とは基本的にタイマンで戦うことになる。タイマンで遅れをとる相手は、今の@には皆無といってよいだろう。

 敵がいる個室の壁の中で、一箇所だけ壊れる部分に穴を開け、そこから出てきたモンスターと戦う。倒す。残されたアイテムを鑑定する。
 
 ひたすらこれを繰り返す。

 途中、罠を外せなかった?のか、『鉄の箱』の召還のルーンを2回ほど発動させてしまう。とはいえ、呼び出されたのは雑魚ばかりである。問題なく平らげる。

 少し驚いたのは、途中の個室から黄色いgが一体出現していたことである。「巨像」さんだ。

 一瞬あわてたが、比較的のんびりしたこの相手に対しては、速度さえ確保していれば基本的には問題ない。加速ロッドを振って+32にしておいて、打ち合って倒した。豪腕が自慢の方ではあるが、攻撃が当たらなければどうということはない。

 途中、いきなり迷路が行き詰る。北側の領域を蹂躙した後に、どうしても南の領域に入り込めない。

 そこで、仕方なく一度外に出た。そして、あらためて外周西側を下り、あらためて進入口を探した。

 すると、左下側にもう一箇所、永久壁が破れる場所が見つかった。なるほど、こういうこともあるのか。

 ということで、今度は左下側、南西の隅から順番に攻略していく。

 特に問題はなかった。内部の迷宮が多少面倒だったというくらいだろうか。

結果発表

 結局、今回の宝物殿は大きく北と南の二つの領域に分かれていたようだだ。

 また、今回の宝物殿は、鑑定したところで実は並か上質品、という場合がいくつかあり、先日の「すべてが高級品以上」だった24階の宝物殿よりは少しランクが落ちた気がした。21階というレベルに拠るのかもしれない。
 が、それでも相当なものである。

 一通り宝物殿内部を攻略し終わり、あらためてアイテム群を確認する。

 例の如く、高級品装備が山と積まれていた。
 こんな感じである。

『滅邪のヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+9) (+1)』
『知能の金属帽子 [3,+11] (+1)』
『(破邪)メイス (3d4) (+13,+18) (+1) {%all}』
『追加攻撃のバスタード・ソード (3d4) (+10,+7) (+1攻撃)』
『エルフのクロスボウ (x4) (+14,+7) (+1隠密)』
『鋭敏のドラゴン・ヘルム [8,+9] (+1探索)』
『殺戮のセスタス『旭燕』 (+5,+1) [5,+14]』
『耐火の革製ラージ・シールド [6,+11]』
『トロルスレイヤーのスピア (1d6) (+13,+12) (+1)』
『(吸血)クォータースタッフ (1d9) (+8,+12)』
『耐火のフル・プレート・メイル (-3) [15,+5]』
『滅邪のバスタード・ソード『烈豹』 (3d4) (+11,+15) (+1)』
『耐電の金属製スモール・シールド [5,+9]』
『人殺しの首切りソード (4d5) (+12,+9) (+1)』
『賢明の鋼鉄ヘルメット [6,+9] (+1)』

 ここまでが北ルートにあったアイテム。
 これ以下は南ルートに会ったアイテムである。

『耐火の革製スケイル・メイル (-1) [8,+12]』
『殺戮のロング・ソード (3d5) (+8,+11) {%all}』
『賢明の鋼鉄ヘルメット [6,+10] (+4)』
『光のランス (3d8) (+11,+10) (+4) {%all}』
『29本の 電撃の矢 (2d4) (+10,+7)』
『抹殺のスタッフ (3回分)』
『美貌の鋼鉄ヘルメット [6,+11] (+2)』
『29本の 冷気のクロスボウの矢 (2d5) (+8,+14) (180/450)』
『鋭敏の鉄冠 [0,+6] (+8探索)』
『神罰のヘヴィ・ランス (4d8) (+12,+13) (+3)』
『影のクローク [6,+7]』
『高精度のスリング (x2) (+17,+11) (+2)』
『エルフの軟革よろい [4,+12] (+2隠密)』
『鋭敏の宝冠 [0,+11] (+6探索)』
『オークスレイヤーのヘヴィ・フレイル (3d6) (+14,+11) (+1)』
22本の『破邪の細矢 (1d4) (+9,+10)』
『穴掘りの戦闘用つるはし (2d8) (+12,+8) (+7) {%all}』
『エルフの金属製スケイル・メイル (-2) [10,+12] (+1隠密)』
『強力射のクロスボウ (x5) (+16,+16)』
『アンデッドスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+13,+13) (+2)』
『滅邪の首切りソード (4d5) (+7,+11) (+1)』
『(聖戦者)フレイル (3d6) (+14,+15) [+4] (+4) {%all}』
『オークスレイヤーのブロード・アックス (3d6) (+6,+9) (+2) {%all}』
『人殺しのトライデント (1d8) (+12,+8) (+2)』
『耐性の金属製スケイル・メイル (-2) [10,+10]』
『賢明の鉄ヘルメット [5,+8] (+3)』
『焼棄のハルベルト (3d5) (+11,+8)』
『麻痺知らずのセスタス [5,+12]』
『エルフの金属製ブリガンダイン・アーマー『碧虎』 (-3) [13,+15] (+3隠密)』
『デーモンスレイヤーのグレイブ (2d6) (+5,+7) (+2)』
『尊厳の金の冠 [0,+13] (+3)』
『エルフのロング・ソード (2d5) (+7,+16) (+2隠密)』
『殺戮のグレート・アックス (5d4) (+9,+8) {%all}』
『耐冷の金属製スケイル・メイル (-2) [10,+8]』
『トロルスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+15,+11) (+2)』
『滅邪の首切りソード (4d5) (+10,+8) (+1)』
『ジャイアントスレイヤーのスモール・ソード (1d6) (+8,+14) (+1)』
『追加攻撃のモーニング・スター (2d6) (+8,+11) (+1攻撃)』
『殺戮のパイク (5d5) (+11,+10) {%all}』
『妖精のスピア (1d6) (+10,+12) (+2加速)』
29本の『火炎の細矢 (1d4) (+9,+13)』
『地震のメイス『蒼虎』 (2d4) (+12,+9) (+4攻撃)
『殺戮のクォータースタッフ (3d9) (+10,+10) {%all}』
『護りのクォータースタッフ (1d9) (+9,+12) [+11]』
『アニマルスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+8,+6) (+2)』
『殺戮のクォータースタッフ (2d9) (+6,+6) {%all}』
『地震のヘヴィ・フレイル (3d6) (+11,+10) (+5)』
『耐酸の金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+12]』
『腕力の革グローブ (+1,+5) [1,+12] (+5)』
『耐火のミラー・シールド [10,+11]』

 さらに、宝物殿攻略後に追って現れた青Dやら何やらを倒したところ、さらにこれに加えて、
『西方国のロングソード』
等が出てきたが、さすがに持って来れなかった。

 なお、上の階で拾っていた『爆発の薬』は、せっかくなので、宝物殿の中で出会った番人にぶつけてみた。さすがに結構なダメージがあったようで、そこそこあっさりと倒せた。

 そして、実際に持ち帰ったものはこんな感じだった。

『☆クローク『フィアダル』 (+7,+4) [1,+14] (+3) {+知賢r酸;浮(知}』

 なお、これだけは途中で拾った巻物で*鑑定*していた。宝物殿にはこういう補助アイテムもたくさん転がっている。

『☆クローク『フィアダル』 (+7,+4) [1,+14] (+3) {+知賢r酸;浮(知}』
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それはあなたの知能を維持する。
それは酸への耐性を授ける。
それは宙に浮くことを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

#これ、よく見れば、実は結構な優れものアイテムだったはずなのだが、この当時のプレーヤーはその価値に気が付かなかったりした

 その他にはこんなものがあった。

『★スピア『アイグロス』 (3d6) (+15,+25) [+10] (+4) {%all}』
『殺戮のパイク (5d5) (+11,+10) {%all}』
『神罰のヘヴィ・ランス (4d8) (+12,+13) (+3)』
『地震のメイス『蒼虎』 (2d4) (+12,+9) (+4攻撃)』
『(聖戦者)フレイル (3d6) (+14,+15) [+4] (+4) {%all}』
26本の『破邪の追尾クロスボウの矢 (6d5) (+10,+13) (235/587)』

 また、手持ちの『冷気のクロスボウの矢(+10,+10)』を
29本の『冷気のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+14) (180/450)』
に入れ替えた。

 さて、この『★アイグロス』さんはどういった由来の方なのだろうか。
 地上で*鑑定*してみた。

『★スピア『アイグロス』 (3d6) (+15,+25) [+10] (+4) {+賢r冷;投麻遅祝|凍/オト!!} 』
上級王ギル=ガラドの強力な槍で、「雪の切先」として名高い。「その剣は長く、その槍は鋭く、輝く兜は、遠くより望みえたり。」とエルフの歌に歌われるこの槍には、サウロンのいかなる忌まわしい下僕どもも太刀打ちできなかった。
始動したときの効果...
アイス・ボール(72) : 12 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは賢さに影響を及ぼす
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは投げて使うのに適している。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは神に祝福されている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど、上級王様の持ち物であったようだ。かなりの打撃力をもつ槍のようである。3d6で打撃力が+25というのは、もしかしたら『★リンギル』先生より上かもしれない。
 とはいえ、加速がないため、現状では装備対象にはなりにくい。

 結局、★以外はすべて世に出ていただいた。いつもこういうパターンであるが、仕方がないのだ。

整理整頓の繰り返し

 さらには、どんどん狭くなっていく部屋のため、いくつかのアイテムを売るほかない。

『(吸血)首切りソード『紅豹』 (4d5) (+13,+12) (+2) {+耐}』
を売る。その昔、危機を救ってくれた吸血ソードさんだったが、残念ながら、現在は追加攻撃+2の吸血ソードさんがあるので、出番がない。

 ついでに2本持っていた『クローンモンスターのワンド』を売ろうとしたのだが、どこも買ってくれなかった。仕方なく、道端に放置した。
 翌朝見てみたが、なくなっていたので、誰かが有効活用してくれたのだろうと思う。

通常探索行

 さて、あらためて21階から22階。
 それほどのものはない。

『凍結のロング・ソード (2d5) (+8,+8)』
『切れ味のグレート・ソード (4d6) (+7,+10) (+4) {%}』
『穴掘りの戦闘用つるはし (1d8) (+10,+8) (+3)』
『高精度のクロスボウ (x4) (+18,+14) (+1)』

 一度地上に戻り、総じて世に出ていただく。

 引き続いて23階、24階。

 アイテムはそれほど拾わない。
 『全感知のロッド』を4本担いで旅に出ていたが、意外なことに、4本では足りない場面が出てきたので、次はもう1,2本持っていこうと思った。
 このロッドは意外に充填期間が長いようだ。

@ vs 赤い狂犬軍団

 24階の降りたところに、赤いCのピットがあった。ヘルハウンドである。

 しばらく前なら真剣に青い顔になったところだが、火免疫機能を持った今の@にとってはどうなのだろうか。試してみよう。

 そこで、おもむろに加速をつけて、正面から向かっていった。

 こちらを検知したヘルハウンドさんたちが一斉群れて立ち向かってくる。すごい勢いで炎を吐いてくる。画面上側に出てくるログがうるさくて仕方がない。ESCキーを押してキャンセルする。キャンセルしまくる。

 免疫がなければ、たとえ二重耐性があったとしても、おそらく数百のダメージは免れないだろうという猛烈な勢いの火焔の嵐である。一次耐性だけなら1ターンで確実に即死だ。

 実は、どういうわけか、ピットの中に一部白いWが数匹混じっていたりしたが、炎の嵐に巻き込まれてお亡くなりになったりしていた。お気の毒様である。

 が、彼らの吐く火炎は@に何の効果も与えない。

 どうだ。これが火免疫だ(してやったりの顔)。

 道すがら、十数頭のヘルハウンドさん達が@に群がってひたすら火を吐きまくるが、本当に何のダメージもない。1ダメージもないのだ。

 そして、ついに@は赤Cの群れの中に突入した。

 猛烈に吹きまくる炎の中、@は敵をばったばったと切り倒していく。
 あいかわらずダメージは0である。

 恐れおののいた赤いCの群れの一部が、文字通り尻尾を巻いて逃げ出していく。

 なるほど、ヘルハウンドというのは、要するに火を吐ける犬なのだ。火の効果がなければ、ただのかわいいワンちゃんに過ぎない。意外に速くて固いけど。

 ということで、逃げ惑う赤いワンちゃんの群れをよいしょよいしょと追いかけて行き、隅から隅まで一匹残らず消滅させた。

 結果として、何も問題は感じられなかった。
 もはやCピットは敵ではないのだ。

物資召還

 オレンジpさんが2,3名たたずんでいたので、少し時間をかけていろいろと召還をしていただき、物資を恵んでいただいた。

 何もダメージを与えないのもなんなので、その辺に落ちていた『悪臭雲のワンド』でちまちまと攻撃をさせていただいた。一本のワンドを使い切ると、体力が半分くらいには減るようだ。倒しきらないように、適当に調整しつつ相手をさせていただく。

 適当に攻撃をしていると、怒れるpさんがDシリーズを中心としたモンスターを呼び出してくれるので、それを適当に平らげる。

 そのようにして、繰り返し繰り返しひたすらモンスターを倒し、ドロップを鑑定し、必要なものはピックアップし、不要なものは破壊することを繰り返す。

 一時期、Wの群れに囲まれて、一応『対邪悪結界の巻物』でガードはしたものの、いくつかの装備が呪われてしまい、ACが150台まで低下していた。が、これも拾い物の『*解呪*の巻物』で一発解決した。
 問題はあまりなかった。

 途中、不意にソーサラーに呼びだされる番人からの二重召還には少し苦労したものの、こちらもマメに退治しておけば大きな問題はなかった。

 少し悔しかったのは、落ちていた巻物類の鑑定をする前に、ドラゴン系のモンスターが召還され、吐いた炎でせっかくの巻物が鑑定前に燃え尽きたことだろうか。何かいいものがあったかもしれないのだが、今となってはよくわからない。
 まあ巻物だし、致命的なものではないと思う。『☆巻物』などは存在しないからだ。というか、そもそもが☆アイテムは燃えないと決まっている。

 また、物資の鑑定に時間をかけていたら、別枠でドラゴンやワイバーンや番人が数人沸いてきて、こちら目指して勢いよく突撃してきたりしたのだが、こちらもまあ特にどうということもなく対応した。どさくさにまぎれてオレンジpさんも新しく沸いていた。
 
 最終的に、オレンジpさんは3名ほどいたようだ。ありがたいといえばありがたいことである。

ドロップアイテムリスト

 結果として、今回はこんなアイテムが出てきた。

『追加攻撃のグレート・ソード (3d6) (+6,+4) (+1攻撃)』
『電撃のロング・ソード (2d5) (+6,+9)』
23個の『ミスリルの弾 (6d2) (+0,+0)』 ←珍しい
『俊敏のドラゴン・グローブ [4,+12] (+4)』
『耐火のドラゴン・シールド [8,+9]』
『知能のドラゴン・ヘルム [8,+12] (+3)』
『電撃のグレート・ソード (3d6) (+7,+9)』
『(防衛者)レイピア (1d6) (+5,+11) [+8] (+4隠密)』
『ドラゴン・アーマー [15,+12]』
『ジャイアントスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+10,+9) (+2)』
『賢者の宝冠『耀豹』 [0,+13] (+1)』
『耐火の金属製スケイル・メイル『烈隼』 (-2) [10,+11] (+3)』
『殺戮のロング・ソード『旭鳳』 (3d5) (+11,+8) {%}』
『勇者のアミュレット (+5,+6) [+5] (+3)』
『(祝福)グレート・ソード (3d6) (+9,+7) (+3)』
『爆発の薬』
『抹殺のスタッフ(3回分)』
『鋭敏の鉄冠 [0,+9] (+7探索)』
『アニマルスレイヤーのバスタード・ソード (3d4) (+9,+7) (+1)』
『(防衛者)ロング・ソード (2d5) (+10,+13) [+7] (+3隠密)』
『トロルスレイヤーのモーニング・スター『碧狼』 (2d6) (+13,+10) (+3探索)』
『耐性の金属製スモール・シールド『猛燕』 [5,+11] (+4)』
『殺戮のグレート・ソード (6d6) (+9,+3) {%}』
『(防衛者)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+11,+8) [+1] (+3隠密)』
『エルフの硬革ブーツ『旭龍』 [3,+14] (+1隠密)』
『耐火の鎖かたびら『焔豹』 (-2) [12,+7]』
『(祝福)レイピア (1d6) (+12,+9) (+3)』
『(防衛者)クォータースタッフ (1d9) (+12,+12) [+1] (+2隠密)』
『エルフのパイク (2d5) (+10,+10) (+1隠密)』
『至福の地アマンのエルフのクローク [4,+11] (+4隠密)』

 なお、『周辺抹殺の巻物』は最終的には3巻も拾っていた。これは珍しい。持ち帰ろう。

 にしても、『爆発の薬』はどうしたものか。自宅には今のところ6服持っているけれども、実戦で使うかどうかは疑問だ。もし使うとしても、それは『願いのスタッフ』であえて増殖させたとき、というくらいだろうか。

『ミスリルの弾』は珍しいのだが、それ以上ではない。

『抹殺のスタッフ』も、すごいアイテムではあるけれども、拾っても結局使わないのだよなあ。確実性の高い『巻物』で事足りるので。自宅にもたくさんあるけど、処分しようかなあ。

 実は、途中『獲得の巻物』も入手したので唱えてみたのだが、『灼熱のエルフのクローク』が落ちてきたのみであった。せっかくの賜わりもので申し訳なかったのだが、謹んでスルーさせていただいた。

 そうそう、「鑑定のロッド」も一本追加されていたようだ。
 最近は鑑定で困ることはなくなったなあ。40本近く持っていればそうなるか。
 でも重いんだこれ。このロッドだけで現状30キロ近くある。さすがにどうなんだという気がし始めている。

破片耐性?

 なお、本家Angbandでは、ドラゴンシリーズの防具には「破片耐性」の効能があり、巨人系モンスターの「岩投げ」の効果を減殺してくれるらしいのだが、このTiny版ではどうなのだろうか。

 実は、簡略されたこのゲームには「耐破片」という耐性スロットがない。少なくとも表向きには。なので、そうした機能が存在しないのか。それとも、裏側で実は岩投げに対するガードが計算されているといいのだが。

 などと考えて、あえて『ドラゴンアーマー』『ドラゴンシールド』を拾ってみたりしたのだが、実のところ持ち帰るかどうかは迷っている。
 もしこの装備に『アーティファクト生成の巻物』をかけてみて、ほとよい装備が出来上がれば、それはそれで、という気がする。

 実際には、鎧は今の超鎧以上のものが出てくるとも思えないので、シールドかヘルメットあたりが狙い目だろうか。
 ☆のドラゴンシールドに浮遊機能があれば採用できるので、もしかしたら裏側で”破片耐性”がつくのかもしれないと期待しよう。

既視感の理由

 また、今回は☆アーティファクトはこんな感じだった。なお、いずれも現場で拾った巻物で*鑑定*している。

『☆スモール・ソード『サリオンロクエン』 (2d6) (+17,+17) (+4) {+器耐魅r乱;視/竜}
『☆グレイブ『ホルメエライン』 (2d6) (+8,+20) (+3加速) {+速知r暗|電/ト!!}

 『☆サリオンロクエン』という名前を見て、なにか見覚えがあった。もちろん、☆アイテムは二つと同じものがないのは知っている。
 そういえば、その昔『☆サリオンフィアン』(だったか)という装備があったような気もする。だからなんとなく似ていると思ったのだろう。

 ☆装備のネーミングは『銘装備』の命名と同じく、プログラム側であらかじめ用意してある文字列の「上と下の文字列」を任意に組み合わせている(と思われる)のだが、そのおかげで長くプレイしているとどこかで見たような名前が出てくることになる。ここでも『☆ホルメエライン』と先に出てきた『☆ホルメモルグル』と上のほうだけは共通しているわけだ。おそらく、単に名前だけの問題であり、性能等との関連は無いだろう。

 ちなみに、vaultではなかったためか、これだけあっても★アイテムは一つも出てこなかった。この世界はそういうものらしい。

 もっとも、稀にではあるが、その辺の道端にこっそり落ちていた★アイテムもあるので、なんともいえないところもある。

矢弾談話

 このあたりまではいいのだが、問題は矢弾である。
 もともとの手持ち装備とあわせて、持ち帰る候補があふれている。

 最初に言っておくと、通常のロングボウ用の特殊矢はどんなものであろうとすべて無視している。『追尾の矢』など、おそらく5,60本ではきかないくらい無視している。

 意識しているのはすべて『クロスボウの矢』に限られている。
 以下はその上での話である。

 まずは通常の『クロスボウの矢』の特殊機能持ちがこんなところだ。

23本の『ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+11,+12) (170/425)』
10本の『火炎のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)』
21本の『電撃のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)』
24本の『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+19,+14) (180/450)』

 そして、左側ダイス目が一つ多い『鋼鉄のクロスボウの矢』の特殊矢はこれだけある。

23本の『ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+7,+3) (140/350)』
23本の『破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+8,+9) (170/425)』
22本の『殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+11) (180/450)』

 最後に、またもや拾ってしまった『追尾クロスボウの矢』がこんな風。ちなみに、これについては特殊矢は拾えなかった。このカテゴリの特殊矢は相当にレアである。

25本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+10,+10) (220/550)』
26本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+7,+4) (190/475)』
21本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+8,+3) (185/462)』

 このあたりのどれを持ち帰るべきなのか、かなり迷う。

 通常のクロスボウの矢については基本スルーが予定だが、よくみると『殺戮のクロスボウの矢』に(+19,+14)という、割とトンでも補正がかかっている。これは持ち帰るべきだろう。
#この「殺戮の」という冠が何を意味しているのかはよくわからない。単に高い補正値のことだとしたら、すこしがっかりかもしれない。対邪悪スレイなどがついているのだろうか?

『追尾クロスボウの矢』はすでに自宅に400本溜まっている。
 噂では、500本あればラスボスのモルゴス先生もリモート戦闘のみで倒せるという話だが、アーチャーではない@において、それに意味があるのかどうかはわからない。

 実際、有効なのは『鋼鉄のクロスボウの矢』の特殊矢から先であろう。
 となんとなく考えていたのだが、ふと気がついた。

 『ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5)』というのは、目が5つある
ダイスを3回振るのが通常判定で、さらに相手がドラゴンの場合にのみ、そのダイス目を倍(?)にする(スレイング、と呼ぶと思う)、という機能があると、このプレイヤーは理解している。()内にある”追加精度”と”追加ダメージ”はスレイングには貢献しないはずだ。
 つまり、ドラゴンが相手の場合には実質的には”6d5”の打撃力があるわけだ。

 と、ここで『追尾クロスボウの矢』を考えてみると、この矢はすべての相手に対して、まさにその”6d5”の打撃力を持っている。

 つまり一見特殊機能を持っている『ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢』よりも、普通の『追尾クロスボウの矢』を持っていたほうが、汎用性が高く、敵全般に与えるダメージの期待値も大きいわけだ。

 こう考えると、『ドラゴンキラーの矢』については、名前は派手だし割とレア度は高いが、実際には『追尾クロスボウの矢』の方が有効度が高いということになるわけだ。

 うーん、どうしたものか。

 もしもスレイングの効果が単なる倍ではなく、3倍とか5倍だったらまた話は違ってくるのだが。そのあたりは実際どうなっているのか、よくわからないのが実情である。

#不思議なことに、『追尾クロスボウの矢』の特殊矢には『ドラゴンキラー』のカテゴリが存在していないように見える。なぜだろう。たまたままだ拾っていないだけなのだろうか。

再度の暗黒の到来と終末

 と、迷っているうちに、例の如く、画面が真っ黒になり、乱れ、世界が混乱し始めた。
 あわてて保存する。

 今日はここまでということなのだろう。

 それにしても、このバグ、いったい何なのだろう。一定時間以上が経過するといくつかの環境下で共通して出現する印象である。長時間にわたるプレイをしすぎないようにという神様からの忠告なのかもしれない。

第55週

 先週の様子を思い出すと、どうも宙ぶらりんのままに終ってしまっているようだ。
 起動してみると、その通り。地下22階で何を持ち帰ろうかと思案の最中であった。
 やれやれである。解決しない悩みを引き継いでいる。

いろいろ考える

 手持ちのアイテムの機能で、その場で武器を(+10,+10)くらいまで強化してくれるようなものがあれば別だが、そうでなければ『追尾クロスボウの矢』は置いていくしかないかもしれない。

 あらためて考えてみると、いくら武器装備を持ち帰ったとしても、結局はお金に代えてしまうことになるので、あまり意味はない。

 それよりも、むしろ、基本的には手に入らないアイテム類を補充すべきだと気がついた。
 今回の場合には、具体的には『爆発の薬』『周辺抹殺の巻物』だろう。

 結局、こんなものを現場に残した。全部書くのもさすがにどうかと思い始めたので、一応『銘入り』か、それに相当するレアさ加減と思われるアイテムのみを書いてみた。銘入り以外の高級品アイテムはこの3倍ほどある。

 防具はこんな感じ。

『賢者の宝冠『耀豹』 [0,+13] (+1)』
『耐性の金属製スモール・シールド『猛燕』 [5,+11] (+4)』
『耐火の金属製スケイル・メイル『烈隼』 (-2) [10,+11] (+3)』
『耐火の鎖かたびら『焔豹』 (-2) [12,+7]』
『エルフの硬革ブーツ『旭龍』 [3,+14] (+1隠密)』
『至福の地アマンのエルフのクローク [4,+11] (+4隠密)』

 武具はこういう感じ。

『トロルスレイヤーのモーニング・スター『碧狼』 (2d6) (+13,+10) (+3探索)』
『殺戮のロング・ソード『旭鳳』 (3d5) (+11,+8) {%}』
『西方国のモーニング・スター (3d6) (+14,+9) (+1) {%}』
『(防衛者)レイピア (1d6) (+5,+11) [+8] (+4隠密)』
『(防衛者)ロング・ソード (2d5) (+10,+13) [+7] (+3隠密)』
『(防衛者)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+11,+8) [+1] (+3隠密)』
『(防衛者)クォータースタッフ (1d9) (+12,+12) [+1] (+2隠密)』

 その他アイテムがこういうところ。

『勇者のアミュレット (+5,+6) [+5] (+3)』
2本の『全復活のロッド』

 ちなみに『スピードの指輪(+5)』が4つほど落ちていたが、スルーした。持ち帰れば一気に12万$の収入だが、正直金銭にはもはやあまり興味がない。気がついたら溜まっている、という状況をほのかに喜んでいる、という程度である。

謎の亡骸

 ところで、
『フロスト・ジャイアントの死体』
が普通に転がっているのだが、これはいったいなんだろうか。

 以前から、まれに『○○の死体』というアイテム?が落ちている。通常の敵は倒した瞬間に死体が消えるらしく、残っているのはドロップしたアイテムだけである。

 のはずなのだが、なぜかきわめて一部のモンスターにおいては、『死体』が落ちているのだ。

 よく見ると、どうやら、倒したモンスターの亡骸が消えずにそのまま落ちているのではなく、モンスターを倒した際のドロップの一種として存在しているように見える。

 そもそも、この『死体』というカテゴリが何に対して有効なのかがわからないでいる。
 このアイテムが有効な職業があるのだろうか。

結論として

 結局、以下のアイテムを持ちかえることにした。

『☆スモール・ソード『サリオンロクエン』 (2d6) (+17,+17) (+4) {+器耐魅r乱;視/竜}』
『殺戮のグレート・ソード (6d6) (+9,+3) {%}』
『☆グレイブ『ホルメエライン』 (2d6) (+8,+20) (+3加速) {+速知r暗|電/ト!!}』
24本の『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+19,+14) (180/450)』
23本の『ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+7,+3) (140/350)』
23本の『破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+8,+9) (170/425)』
22本の『殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+11) (180/450)』
25本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+10,+10) (220/550)』
3巻の『周辺抹殺の巻物 {!k}』
『爆発の薬』

『殺戮のグレート・ソード (6d6) (+9,+3)』は、6d6というダイス目の大きさを考慮して、鍛えれば何か起きるかもしれないと考えた。

 もっとも、期待的には無印の『粉砕のメイス(5d8)』を『アーティファクト生成の巻物』で鍛えた方が良いかもしれない(この巻物は、基本的に何かすでに特殊能力(名)のあるアイテムは強化してくれないため)。ずいぶん前から計画だけはあるが、実行していない。

 持ち帰ったはいいものの、自宅に戻ってよく見たら、すでに
『99本の ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10)』
『99本の 破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10) (175/437)』x2セット
が揃っていた。

 なんてことだ。持ち帰る意味がなかった。仕方なく、そのまま持ち歩くこととした。

 …重い。物理的にも、気分的にも。

『殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢』については、自宅にあったものが

『18本の『殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+10) (175/437)
『23本の『殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+13) (190/475)

ということで、持ち帰ってきた

『22本の『殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+12,+11) (180/450)

とは微妙に合算させることができない。

 なんと言う無駄だろう。こういうことがあるので殺戮さんは難しい。せめて(+12,+10)を巻物で鍛えて(+12,+11)にできればまとまるのだが。

 そう思って、実は以前から地上に戻ったときに巻物屋で『武器を鍛える巻物』をある限り購入して試してはいるのだが、今まで一度も効果があったためしがない。なぜだろう。単に確率の問題なのだろうか。

再整理再び

 もはや自宅にスペースがない。
 仕方なく、宝物をいくつか世に出す。

『☆腕力維持の指輪『耀鳳』 (+2加速) {+速r盲獄恐(腕}』
『王者の加護の指輪 [+16] {r暗}』
『☆金属製スケイル・メイル『リネライン』 (-2) [10,+20] (+2) {+腕具r乱[電}』
『エルフのドラゴン・アーマー『嵐隼』 [15,+19] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷暗轟;感}』
『☆宝冠『ファヌイアロン』 [0,+17] (+2探索) {+腕賢具探r暗}』
『(防衛者)バトル・アックス『嵐隼』 (2d8) (+9,+15) [+4] (+3隠密) {{+隠r酸電炎冷獄;麻視活浮(器魅}}』
『(吸血)ヘヴィ・フレイル『嵐豹』 (3d6) (+10,+10) (+4) {{+知;経|吸}}』

 最後の一つをうろうとしたら、
「すいませんが、店にはもう置く場所がありません。」
とお断りされた。

 仕方なく武器屋に売り払う。価格的にはほぼ同じである。

出勤!

 さて、珍しくお腹も空いていたので、宿屋に出向いて、ビールとつまみをいただき、一晩泊まって、翌朝になった。

 さて、休んだことだし、あらためて職場に出勤しよう。

 この職場へは一足飛びで行けるのがいいところだ。実にありがたいことだと思う。電車も車も使わなくていい。現実もかくありがたい。

 なお、ここからしばらく
『エルフのスモール・ソード『蒼鷹』 (1d6) (+17,+12) (+2隠密) {{+知器魅隠r恐;遅明/オト巨!!}}
さんを*鑑定*用に持っていくことにした。*鑑定*目的なので、装備はせず、必要なときにのみ身に着けて、それ以外のときは持ち物としてぶら下げていくことにした。

巨人への怒り

 21階から22階にかけてである。

 白いPさんが佇んでいたので、近づいてみたところ、問答無用でいきなり岩を投げられた。
 こんな感じである。


フロスト・ジャイアントが大きな岩を投げた。
重大な傷を負ってしまった。
ひどい傷跡が残ってしまった。
ひどく醜くなった気がする。
体力回復の薬 {!k}(c)が何個か壊れてしまった!
癒しの薬 {!k}(e)が何個か壊れてしまった!


 ひどいよね。何もしてないのにいきなり攻撃してくるなんて(棚)。

 持ち物を眺めたところ、体力回復の薬は96服、癒しの薬は97服になっていた。
 ここまではいずれも99個フルで持っていたはずなので、現状で体力回復の薬が3服、癒しの薬が2服壊されたことになる。腹立たしい。
 許しがたい。

 現場で拾った『追尾クロスボウの矢』で成敗した。

 醜くなった件については、現場で拾った『全復活の薬』でなんとか回復した。

宝箱から登場

 広場の隅に置かれていた鉄の箱の中から
『☆セスタス『フィアダル』 [5,+20] (+4隠密)』
が登場した。
 早速、『なんでも*鑑定*エルフソード』さんのお力を借りる。

 装備していないと発動機能は使えないので、一度装備を取り替えて、そこからあらためて発動をお願いする。

『☆セスタス『フィアダル』 [5,+20] (+4隠密) {+腕器耐隠r毒轟(耐}』
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはあなたの耐久力を維持する。
それは毒への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、どうしたものか。でも持ち帰るのは確かである。ありがたい。

赤い小人

 赤いuが群れていた。インプという小さな鬼的なモンスターだ。群れているのは珍しい。

 ためしに一匹倒したらドロップがあったので、とりあえず殲滅することにした。
 一度だけテレポートで引き戻されたのには少し驚いた。そんなことができるモンスターだったのか。

 実のところ、ほぼノーダメージでいろいろとドロップをいただけたので、存外お得な皆さんだったような気もした。

 ご縁があればまた遭おう、赤u諸君。

充填?

 かなりターン数を経てから、落ちていた『ドラゴンなんとか』を*鑑定*をしようとしたのだが、肝心な『エルフソード』さんが充填中となっていて使えない。

 あれ、かなり経っていたはずなんだけど。75ターンどころではないはずだったんだけど。

 どうやら、一度始動したアイテムは、実際に装備していないと充填されないようだ。これはなんということか。

 ということで、始動機能があるアイテムは、一度機能させたら充填されるまでしばらく身体に装備していなければいけないということが始めてわかった。再利用は簡単ではないのだ。

 とりあえずこのあたりを持ち帰る。

『抹殺の巻物 {!k}』
『癒しのロッド』
『☆セスタス『フィアダル』 [5,+20] (+4隠密) {+腕器耐隠r毒轟(耐}』
『ジャイアントスレイヤーのスピア『嵐燕』 (1d6) (+7,+8) (+2探索)』
『22本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+6,+4) (190/475)』

混乱の終末

 このあたりのアイテムを抱え込み、現場に落ちていた『帰還のロッド』を活用して自宅に帰ろうとしたところ、”帰還”状態になってから、いきなり先週と同様に画面が乱れてどうしようもなくなった。

 この状態は、ほかのアプリ等を終えて調整しても解決できない。このゲームに戻ると、また画面が崩れてしまう。少なくとも、一度このゲームを終えないと元には戻らない。

 保存だけはできるので、何とかここまでプレイに支障は出ていないが、しかし強制的にそこでプレイが終ってしまうのは如何ともし難い。

 実は、このゲームはいくつかのPCの上で適宜進めているのだが、どの環境上でも長時間プレイをしているとこの状態に陥ることが多い。

 のだが、この現象は最近のもののようにも思う。昔はこうしたことはなかった。少なくとも、この一連の記録にはない。もしかしたらだが、長期間にわたるプレイによる弊害なのかもしれない。セーブファイルに何か異常がある可能性も想定できる。

 いずれにしても、今週はここまでということなのだろう。

 なんだかあっさりしていたが、こういう週があってもいい。毎週宝物殿と出会えるわけではないのだ。

第56週

 先週末は帰還状態になってから突然ゲーム世界が崩れ落ちていた。

 今週は、とりあえずそこから無事に再スタートを切ることができた。

 持ち帰りのアーティファクト『☆セスタス「フィアダル」』さんを世に送り出す。最高値の3万$が対価として提供される。

 世に出ていただいた後で確認したら、美術商さんは5万の売値をつけていた。まずまずというところか。

まとまらない?

 さて、先週の探索で、『癒しのロッド』を一本持ち帰っていた。
 それを自宅に持ち帰り、これまでのものとまとめようとした。

 のだが、が、なぜか一本だけまとまらない。別スロットになってしまう。
 何か別な銘でも刻んでいたのか、と思い、確認したが、そういうわけでもない。

 不思議なことに、自宅の同じ『癒しのロッド』を一本ずつ手にとると、拾っておいたものと一緒にまとまる。
 それを繰り返していくとまとまる感じはする。
 だが、一本ずつ部屋に置くと、インベントリの中で、その最後の一本だけが独立してしまう。

 まさか、最大保有数に上限があるのか?
 あるいは、なにか秘められた上級ロッドの概念でもあるのだろうか。

 そう思って確認しようとしたが、そもそも『*鑑定*の巻物』のターゲットにこのロッドは現れない。ということは、これ以上解明するべき謎はないということだ。

 意味がよくわからない
 単なるバグなのか?

おしゃれプレイと謎の落下

 実は、ここまでは外出してお外でプレイしていた。
 さらに、ここから40分ほど、休憩がてら「スターバックス」なんぞでプレイしてみた。なんだかおしゃれな感じだ。

 それはさておいて、24階にて、アリやら黄色Pやらの混在群れに囲まれた。囲まれたのだが、どういうわけか、皆さん互いに内輪もめをしており、なんというか、@は所在なさげ、という感じだったので、なんとなくテレポートして様子を見ることにした。

 その行った先で、落ちていた『レベルテレポートの巻物』を読んでしまった?らしく、なんだかよくわからないうちに25階に沈んでいた。

 実は、このあたりのプロセスはよくわからない。気がついたら落ちていたからだ。そもそも巻物なんか読んだとは思えないのだが…

 前にもこういうことがあったような気がする。
 いろいろと慣れないおしゃれ環境だったためかもしれない。興奮して罠にでもかかったのだろうか。

 そもそも、あわてていたため、そのときはログを見ることすらしなかった。今思えば、きちんと確認しておくのだった。

 ともあれ、急なことだった。アーケン石も魔力充填できていない。手探りで進んでいく。

 25階なので、もしかしたら残しておいたバルログのボス”ゴスモグ”さんに出会ってしまうかもしれない。
 どうなるだろう。

 と危惧していたところ、なんとか探索の途上で『★アーケン石』さんが充填されて、なんとか全体図を見ることができた。安心した。

 さすがに25階という事で、バルログさんがお一人いらしたが、『銘入りエルフソード』で退治させていただいた。この装備だって本来は超がつく程度の高級品だ。伊達ではない。まあなんとかなるものだ。

 途中、ドラゴンシールドを拾ったので*鑑定*してみたが、火の耐性しかなかったので置いていかせていただいた。

 なんとか25階を無事にこなせたようだ。
 まだ余裕があったので、適当に階を上下する。

海辺にて

 24階にて。

 海辺で、クラーケンさんに魔力をぶつけられて体力が100ほど削られる。

 こちらは地上、相手は海中にいて、距離も結構とっていたのだが、ダメージをもらったのは不思議といえば不思議だ。魔法攻撃なのかもわからない。一応反魔法装備はしているのだが、そういう類のものとは少し違うのかもしれない。

免疫等で対応できない攻撃について

 このゲームの中で、こちらが対応できない攻撃がいくつかある気がする。

 具体的には、
・巨人が投げる岩攻撃
・ヒドラが吐いてくるガスのブレス
・クラーケンさんの渦攻撃
が代表例だ。もしかしたら他にもあるのかもしれない。

 ともあれ、このクラーケンさんは意外にすばしこく、遠くから矢で射ようとしても射線をずらされる。仕方なく、接近して直接攻撃で叩きのめす。

 倒したところで『ミラーシールド』が出てきたが、特に変わった機能はなかった。

 持ち帰るアイテムとしては、こんな感じであった。

『21本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+4,+7) (205/512)』
『27本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+6,+6) (200/500)』
『抹殺の巻物』
『*体力回復*の薬』

 物資補充は重要ではあるが、次第に重くなる。
 なお、プレイヤーはこのあたりでスタバから撤退した。

通商破壊作戦

 二人ほどいた黄色Pにいろいろと物資を破壊される。壊されるのは割とすぐに補充しやすいものではあるのだが、一気に10個近く壊されるといささか悲しくなる。
 あーあ。

 この手の通商破壊行動は、ボディブローのようにじわじわとしたダメージを与えられる感じがする。

 そして、オレンジp(ソーサラー)さんの挑発行動中に、そのオレンジpがオレンジpを呼び出すところを目撃してしまう。そうか、やっぱりあるんだ。
 ずるいなあ。せめて自分より弱いものを呼んでいただきたい。

不意の遭遇

 そのままオレンジpさんの挑発を続けて物資補給を続けていた。

 かなりどたばたしており、気がついたら装備のうち4つまでが呪われていた。
『解呪の巻物』を拾おうと手を伸ばしたまさにその矢先、呼び出された青いDによって巻物が目の前で燃やされる。なんてことだ。

 そんな混乱のさ中、ドロップの群れの中に不意に出現した『ロングソード』を@がすばやく拾った。自動的に{%all}の銘を刻んでいる。

 (4d5)の特殊なロングソードである。雰囲気が妙な感じがした。

 ただならぬ気配である。
 特殊装備なのは間違いない。

 問題は、どの程度の特殊さなのかだが…

 とりあえずロッドで鑑定をかけてみた。

 その結果がこれだった。


『★ロング・ソード『リンギル』 (4d5) (+22,+25) (+10加速) {%all}』


 え゛。


 うわああああ



 リンギル出たあぁぁぁぁッ!(絶叫)



 ついに拾ってしまった。
 われらが戦士職の最高峰の装備。ついでにレア度も最大クラスの120。”出るわけがないもの”が、ついに出てしまった。


 加速が+10あることに加えて、(+22,+25)という化け物のような補正値。
 さらには膨大な付加要素。

 さて、今回は”こんなこともあろうかと”、『*鑑定*ソード』さんを連れてきているのだ。早速働いていただきましょう!

 それっ。

『★ロング・ソード『リンギル』 (4d5) (+22,+25) (+10加速) {+速r冷;麻視遅活明|凍/邪トデ死!!}』
ノルドールの上級王フィンゴルフィンの武器。氷の柱の如く輝いている。かつてモルゴスは期せずしてこの剣に対峙し深い傷を刻み込まれた。彼はこの剣の力を再び思い知ることになるだろう。
始動したときの効果...
アイス・ボール(72) : 12 ターン毎
...ただし装備していなければならない
。 それはスピードに影響を及ぼす
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 やはり上級王様の装備でしたか。なるほどなあ。


 ジャイアント以外の強敵にはほぼ無条件にスレイが発揮される(ドラゴンには特に特別な効果がないようだが、気にするほどのことでもなさそうだ)。

 なかなかすごい。

 発動は正直微妙な感じがする。打撃72のアイスボールだと、素直に攻撃した方が8倍以上ダメージが与えられるからだ。けれども、使わなければそれで済む話でもある。

武器と力

 しかし、この剣は、後世の「指輪物語」の時代のころには、果たしてどこにあったのだろうか。こんな素晴らしい装備が、物語中にはまったく出てこなかったのが不思議といえば不思議である。

 もっとも、「指輪物語」のテーマは、「戦いは武力では解決しない」というものだった。武力はあくまで表面的なものであり、真の戦いは”知恵比べ”にあった。

 強大な武力に頼るサウロンさんは、最後まで勝っているつもりで戦った。そして、最後の最後に、長年にわたるガンダルフの知恵と、自由の民の勇気が見事に実を結び、サウロンさんはすべてを失って完全に滅んだ。

 だから、「指輪物語」本編でこの武器が出てこないことには、実は意味があるのかもしれない。この武器があれば、もしかしたら、アラゴルンあらためエレッサール王あたりなら、この超刀一本で単身敵陣に乗り込んで、武力でサウロンを倒してしまえる可能性があるような気もする。

#もちろん指輪本編にはあの有名な『ナルシル』→『★アンドゥリル』も登場する。しかし、物語中においてはそこまでの強力なパワーを示してはいない。あくまで、アラゴルンの身分を示すアイテム、ないしは”自由の民の象徴”的な位置づけだったように思われる。

 サウロンさんは中つ国の第3期こそぶいぶいいわせていらっしゃったが、実際にはモルゴスさんの手下の一人という程度で、その親玉をひどい目に合わせたこの武器であれば、十分サウロンさんに致命傷を与えることができるだろうからだ。

 そうなってしまうと、指輪がどうの、という話ではなくなってしまうし、そもそも自由の民が『一つの指輪』を滅ぼす理由がなくなってしまう。

 それでは物語的にはまずいだろう。

 
 しかし、だ。

 この単純極まりないTinyAngband世界では「武力がすべて」なのである。

 正直、このプレーヤーには大して知恵もなく、ひたすら力で押し通ってきた。
 だから、この武器はこの武器でいいのだ。存在する意味があるのだ。

 ということで、このたび賜わった『★リンギル』さんは、今後の@が使う有効な選択肢の一つとなることだろう。

おまけ的ななにか

 『★リンギル』さん以外にも、こんなものがあった。エルフソードのおかげで、全部現場で*鑑定*できているのはありがたいことである。

『(防衛者)ロング・ソード (2d5) (+11,+11) [+1] (+4隠密) {+隠r酸電炎冷毒獄;麻視活浮警(耐}
『(防衛者)ランス (2d8) (+18,+12) [+6] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷乱;麻視活浮(知}
『(防衛者)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+12,+9) [+2] (+1隠密) {+隠r酸電炎冷毒獄;麻視活浮(賢}
『エルフの硬革よろい『燦隼』 (-1) [6,+9] (+2隠密) {+隠r酸電炎冷盲;遅}
『(祝福)レイピア『烈狼』 (1d6) (+12,+12) (+3) {+賢魅;遅祝}
『至福の地アマンのエルフのクローク [4,+23] (+3隠密) {+隠探r轟}
『人殺しのスピア『嵐豹』 (1d6) (+6,+12) (+1) {+器r暗;投明|毒/人}
『ドワーフのドラゴン・ブーツ [5,+20] (+1) {+腕耐r獄}

 防衛者さんを一気に3振りも拾うのは珍しい。

 そして、こんなものがあった。

『耐酸の金属製スモール・シールド『耀豹』 [5,+9] {*酸}

 おっと、ここで、久々の酸免疫装備の登場だーっ!

 とはいうものの、この銘入り装備は実際にはこの酸免疫しか機能がなく、またすでに銘もついているので、これ以上伸びしろもない。

 一応持って帰るけれども、今の@の実戦では使えない予感が濃厚である。
 どうしたものだろうか。


 ふと気がついたのだが、そういえば
『★トーリン王の金属製スモール・シールド[5,+21] 』
って、たしか酸免疫を持っていたような…

 だとしたら、この装備にはほとんど意味がないことになるのだが…
 お家に帰って確認しよう。

 それ以外に、銘入り以上のアイテムを調べてみた。

凍結のクォータースタッフ『翔燕』 (1d9) (+12,+7) (+4) {+賢r冷|凍!!}
始動したときの効果...
冷気への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎

エルフのバスタード・ソード『燦虎』 (3d4) (+12,+10) (+2隠密) {+知器魅隠;遅明/オト巨動!!}
始動したときの効果...
加速(期間 20+d20) : 250 ターン毎
(以下略)

☆軟革よろい『ネイサネライン』 [4,+13] (+3探索) {+器探赤r乱恐;遅(器}
それは器用さに影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 今回は『*鑑定*機能のエルフソード』さんが大活躍であった。やっぱり*鑑定*が手元でできると便利だなあ。

 しばらく一緒にいていただくことにしよう。

一人芝居

 当面の敵を滅ぼしてうろうろしていたら、プリーストさんがあらためて沸いていた。こういう再呼び出しのモンスターは、常に最初から怒り狂っているため、雑魚召還屋さんでも割といい感じに仲間を呼び寄せてくれるものだ。

 さて、どうなるであろうか。


プリーストが魔法で仲間を召喚した!


 お、アリがいっぱい沸いてきたぞ。ふむふむ。


巨大軍隊アリはプリーストを噛んだ。
プリーストは痛みでうなった。


 え? アリさん、あなた仲間じゃなかったの?


巨大軍隊アリはプリーストを刺した。
プリーストは痛みでうなった。

巨大軍隊アリはプリーストを噛んだ。
プリーストは死んだ。


 あの、私、何もしてない…
 というか……プリースト君。君、なにやってるの? 仲間を呼んだんじゃなかったの?

青い終末

 などと実験観察などしていると、突然世界が青く変化した。

 いわゆる、ブルースクリーンというやつだ。Windows7になってからは珍しい現象である。これまでの「このゲームの画面だけがおかしくなる」現象とはまた異なる。世の理の根本の部分から異常が発生している。いわば、宇宙規模の異常だ。

 なんなの、これ。

 ゲームどころか、このコンピュータ宇宙のすべてが一瞬にして崩壊した。

 仕方なく、というより、強制的にプレイが中断する。

 なんだかひどいねえ。

ブラックマーケットの評価

 さすがに宇宙(PC)を再起動してからこのゲーム世界を起動し、あらためて潜りなおす。直前に保存しておいたところからのやり直しとなったが、幸いにもたいした手間ではなかった。

 自宅に保存してあった
『ドラゴン・ブーツ [5,+10] {r毒暗盲獄}』
を整理して売る。

 BMで12000$で売れた。珍しい高価格だ。
 売値はなんと12万$。買値の10倍である。

 ある意味よい評価だ。

寂しい街

 地下24階にて、街を発見した。深層の静かな街である。

 拾えるだけの物を拾って売りさばくが、通常の魔法店はあっという間に『もう置く場所がありません』と言われてしまう。

 まいったなあ。

 ところが、ブラックマーケットだけは、品物の入れ代わりが激しく、時間を空けてくるともうスペースが空いていた。

 そのおかげで、安値ではあるが、転がっていたものを一応売ることができた。

 手荷物インベントリがかなり空いてしまったので、上昇する。

チェンジ!

『チェンジモンスターのロッド』で敵モンスターの変身を試みる。あわよくばオレンジpさんに変わってくれたりしないだろうか、という下心である。

 いろいろ試してみた。

 結果的に、効果がある敵とない敵があり、また効果がある敵であっても、100%変身してくれるとも限らないとわかってきた。

 なるほど。


 最後に、オークの群れが沸いて出たので、彼らに適当に振ってみる。

 ジャイアントになったものもあり、オーガになったものもあり、小さなドラゴンになったもの、東夷の戦士になったものなどがいたが、大きなドラゴンやソーサラーさんにはなってもらえなかった。そういうものらしい。

 もしかしたら、元になるモンスターのレベルによって変化するモンスターのレベルも変わるのだろうか。

 そして、『★リンギル』先生は、打ち合ったフロストジャイアントを本当に”一合”で滅ぼしてくださった。ありがたやありがたや。
『★リンギル』先生、やっぱりすげーや。


 自宅に戻り、こんなところの皆様に外の世界に出向いていただく。

『西方国のハルベルト (4d5) (+15,+15) (+2) {+腕器耐r恐;麻視/オト巨}』
『(防衛者)ハルベルト『蒼鷲』 (3d5) (+16,+14) [+6] (+4隠密) {{+隠r酸電炎冷毒乱;麻視感活浮(器}}』

 いずれも最高価格となった。

変身!

 なんとなく、暇だったので、街の人にロッドで変身をしていただく。


戦傷兵士が変身した!


おお、fになったぞ。動物っぽい。

 マゴット爺さんはどうかね。


農夫『マゴット』には効果がなかった。


 おお、そうですか。この人も一応ユニークなので、魔法の類の効果は無いものと見える。

 戦士が変化したfは、おそらく”ネコ”ではあるまいかと思われた。
 なんだか申し訳ない。ある意味うらやましい気もするが。

 ということでここでプレイを終えた。

今週のまとめ

 今週は、まさかの『★リンギル』先生ご降臨であった。

 まさかオレンジpさんの挑発の中にレア度120の『★リンギル』先生がいらっしゃると、予想もしていなかった。
 こういうこともあるとは。

 てっきり、この手の超レアアイテムは、ボスを倒したときや、あるいはヴァリュートの中でしかお目にかかれないものだと思っていた。
 意外にそうでもないのだな。

 毎回しつこく繰り返しているオレンジpさんの挑発も、無駄ではなかったということだ。

 反面、ある意味で、このプレイの目的の一つが、見事に達成できてしまった。
 少し寂しくなった。

 私が拾うべき宝物は、あといくつ残っているのだろうか。

 それでも、3種類あるとされる『エルフの指輪』はまだ一つも手に入れていないし、『フェアノールブーツ』も『ウルモのトライデント』も見たことがない。

 あるいは、あの『☆火免疫のクロスボウ』さんのように、☆装備でとんでもないものが見つかる可能性もある。

 まだまだ世界は広いはずだ。

第57週

 ここで、『★トゥルカス』指輪先生には一度お下がりいただき、『追加攻撃の指輪+2』を装備した。
 打撃力は600を少し超えた。期待ほどは伸びていない。器用さが下がってしまったためかもしれない。

 拾っていた酸免疫のシールドは、やはり『★トーリン王のスモールシールド』の単なる下位互換に過ぎなかった。
 そこで、世に出ていただく。美術商では2万$弱の値がついた。酸免疫の単機能だけでは、世間的にはこの程度の評価らしい。とはいえ、酸免疫のおかげでjピットが怖くなくなるわけで、この効果はとても大きい。そう考えると、もう少し評価されてもいいような気もするのだが。

ひろいものいろいろ

 地下21階にて。
 重荷である矢を消費すべく、ドラゴンをひたすらドラゴンキラーのクロスボウの矢で撃ちまくる昨今である。

 ともあれ、こんなものを拾う。

『耐火の革製スケイル・メイル『碧龍』 (-1) [8,+8] (+4加速) {+速r炎}』
『ドラゴン・ブーツ [5,+4]』
『アンデッドスレイヤーのフレイル (2d6) (+11,+6) (+1)』

 さらに落ちていた
『(破邪)グレート・ソード (4d6) (+18,+10) (+1) {r轟恐}』
はこんな感じだった。

『(破邪)グレート・ソード (4d6) (+18,+10) (+1) {r轟恐}』
それは腕力に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

 3万で売れて8万で並んだ。
 すごい高評価だ。

 ところが、

『耐火の革製スケイル・メイル『碧龍』 (-1) [8,+8] (+4加速)』

 こっちの方が高く評価されていた。売値が9万$だ。加速+4が評価されているようだ。
 確かに、防具なのに加速があるというのは強いなあ。

燃えよドラゴンなんとか

 さて、次はドラゴン・ブーツさんを*鑑定*してみよう。例の如く、あまり期待はしていない。

 と思っていたのだが。

『ドラゴン・ブーツ [5,+4] {r電毒盲乱獄恐}』
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 あれ、これってけっこうすごくないか? 耐性が6つもあるぞ。しかも、うち5つが上位耐性だ。

 ということで、自宅にとっておくことにした。
 実はこれまでもこういうことがあったのかもしれない。ドラゴンシリーズは*鑑定*しないと真価がわからないようだ。
 
 とりあえず、次からドラゴン何とかは見つけたら*鑑定*してみようと思う吉宗であった。 ←誰だ

 気がついたら癒しの薬が85服しかない。何でこんなになくなっているのだろう。ろくに飲んでもいないし、そこまで壊されてはいないと思っていたのだが。


 次、22階にて。

『ドラゴン・シールド [8,+6] {r毒}』
はスルーする。肝心な耐性が毒だけでは仕方がない。

 引き続いて今度は『ドラゴンアーマー』を拾う。真の姿は何だろう。
  
『ドラゴン・アーマー [15,+9] {r酸電毒暗盲獄}』

 これはこれで割といけそうだ。6体性のうち基本元素の耐性が2つあるのは少し惜しい(すでに免疫があるため)が、贅沢は言えない。

 引き続いて、以下の装備を見つける。たくさん見つける。

『神罰のクォータースタッフ (1d9) (+10,+11) (+1)』
『エルフのフル・プレート・メイル (-3) [15,+12] (+1隠密)』
『光のグレート・アックス (4d4) (+11,+8) (+2)』
『耐酸の鎖かたびら『猛狼』 (-2) [12,+14] (+4探索)』
『焼棄のレイピア (1d6) (+12,+9)』
『滅邪のグレート・アックス (4d4) (+9,+9) (+1)』
『毒殺のヘヴィ・フレイル (3d6) (+9,+3)』
『ジャイアントスレイヤーのブロード・アックス (2d6) (+6,+11) (+1)』
『ジャイアントスレイヤーのバスタード・ソード (3d4) (+6,+11) (+1)』
『(吸血)ハルベルト (3d5) (+9,+7)』

33本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+2,+7) (205/512)』
26本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+2,+4) (190/475)』
20本の『追尾クロスボウの矢 (6d5) (+4,+8) (210/525)』

『スピードの指輪 (+11)』
『*破壊*のスタッフ (3回分) {!k!u}』

 そして、実はこのあたりはすべて置いてきた。悲しいかな。
 実際の持ち帰りはこんな感じになった。

『*体力回復*の薬 {!k!q}
20本の『冷気の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+6,+11)
『ドラゴン・アーマー [15,+9] {r酸電毒暗盲獄}』

 このドラゴンアーマーを持ち帰り、自宅にあるドラゴンアーマーを確認してみた。

『ドラゴン・アーマー [15,+13] {r電毒乱轟獄恐}』

 ああ、これはどっちもどっちだ。
 なんとなくどちらもとっておいてしまう。どうしたものか。

『冷気の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+6,+11)』は、巻物で無理やり(+10,+11)まで鍛えたら既存のものとインベントリがまとまってくれた。こういうことがあるとうれしいものだ。

 と、ここで持ち物を確認したところ、3巻の『*鑑定*の巻物 {25%引き}』を持ったまま使わずにいてしまった。なんということか。あほうであった。せっかく持っていったのに、なにをやっているのか。

 例の一本だけまとまらなかった『癒しのロッド』は結局何をしてもやはりまとまらずにいたので、仕方なく売り飛ばした。原因がわからないのが怖い。
 保存ファイルのエラーでないといいのだけれど。

岩投げ

 さて、その後も黙々と潜る。
 そして、巨人の皆さんに黙々と岩を投げられる。


フロスト・ジャイアントが大きな岩を投げた。
重大な傷を負ってしまった。
体力回復の薬 {!k}(b)が一個壊れてしまった!
フロスト・ジャイアントは体力を回復したようだ。
経験値復活の薬(c)が一個壊れてしまった!
癒しの薬 {!k}(d)が何個か壊れてしまった!


 おまけに、壊された『体力回復の薬』のおかげで、敵モンスターが体力を回復してしまったようだ。
 もう、本気で嫌になる。やれやれだ。

 ぼやきながらモンスター軍団を蹂躙していく。

 そして、こんなものを拾う。

『耐性のローブ [2,+11] {r酸電炎冷毒}』
『(防衛者)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+4,+10) [+4] (+4隠密) {+隠r酸電炎冷毒乱;麻視活浮警(賢} 』
『穴掘りの戦闘用つるはし (2d8) (+9,+9) (+4) { }』

 いずれも、地上にて換金させていただく。

巻物活用の巻

 地下23階にて、赤ドラゴンの、ピットというほどでもない群れに遭遇した。20匹くらいはいただろうか。
『聖祈言の巻物』と『対邪悪結界の巻物』を読んでおいて加速して戦う。ほどほどに有効である。

 ここで『ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢』が大活躍する。リンギルさんによる直接攻撃よりも大きなダメージを与えていたようだ。気のせいかもしれないが。

 これを鑑みるに、この矢のドラゴンに対するスレイ機能はかなり大きいとみなさざるを得ない。存外有効なのだなあ。『ドラゴンスレイ矢』(ちょっと駄洒落入ってる)は、レベルを問わず、見つけたら拾っておくのが正解なのだろう。


 最終的に、23階にはこんなものがあった。

『護りのヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+5) [+9]』
『ジャイアントスレイヤーのグレート・ソード『嵐隼』 (3d6) (+12,+15) (+2)』
『耐冷のフル・プレート・メイル『嵐狼』 (-3) [15,+10]』
『(吸血)ダガー (1d4) (+7,+10)』
『アニマルスレイヤーのランス (2d8) (+5,+9) (+1)』
『ドラゴン・シールド [8,+7] {r毒轟恐}』
『ドラゴン・ブーツ [5,+3] {r恐}』
『穴掘りの戦闘用つるはし (2d8) (+10,+7) (+6) {%}』
『トロルスレイヤーのヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+9) (+5)』
『護りのスピア (1d6) (+10,+4) [+9]』

 結構なアイテム群だが、これらは置いておく。
 とりあえず、以下を持ち帰る。

『 (聖戦者)グレート・アックス (4d4) (+13,+12) [+3] (+2)』
『殺戮のグレート・アックス (5d4) (+11,+5) {|毒}』
『殺戮のクォータースタッフ (3d9) (+10,+10)』

 一度地上に戻り、アイテムの処分をして、とんぼ返りでそのまま24階へ。

T2

 Tピットを2箇所、『邪悪存在退散のスタッフ』さんで消滅させる。さすがに8回そのままでは無理で、現場で拾った『魔力充填の巻物』でバクチを打ったところ、今回は成功した。ふー、助かったぜ。

 戦果として、
『ドラゴン・ブレスのワンド (4回分)
『トロルスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+14,+9) (+4)
『トロルスレイヤーのヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+8) (+3)

といったところを入手し、現場に落ちていた『帰還の詔の巻物』を高らかに読みあげて帰還する。

平常挑発運転

 さらに引き続いて24階に戻る。

 オレンジ色のpさんがいらしたので、いつもどおり挑発の儀を執り行う。
 ドタバタしつつ、こんなものが出てくる。

『追加攻撃のムチ (1d6) (+10,+11) (+1攻撃)
『溶解のヘヴィ・フレイル (3d6) (+8,+6)
『溶解のハルベルト (3d5) (+11,+8)

 その混乱のさなかにこんなものが出現した。

『 ☆ミラー・シールド『ヴェアファロス』 [10,+17] {r炎毒;視明}
始動したときの効果...
ドア破壊 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは矢やボルトを反射する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 毒耐性や透明視認能力のある結構なミラーシールドなのだが、発動が…ドア破壊…ですか…なんだかその…いえ、なんでもありません。

黒いまとめ

 ここで恒例のブラックアウトに遭遇した。

 ということで、今週はここまでとなった。

 なんだか半端なところで終えた気がする。

第58週

 先週は例のごとくブラックアウトして終了した。
 今週は、その続きからである。

失われたとある世界

 実は、ある環境で「先週の続き」をプレイした”つもり”でいたのだが、しばらくして良くみたら、上記の『☆ミラーシールド』が入手できていない時期のものであることに気がついた。少し早すぎたようだ。

 これはこれで小一時間は進めていたのだが、さすがにどうかと思い、なかった世界にした。一応☆装備なども拾ってはいたのだが、まあ、致し方なし、というところである。

 それほど大きな展開があったわけではないのが救いであった。

凡庸ゲット、からの

 とりあえず、先週の終わりに地下24階で取り散らかった物たちをいろいろと拾っていたのだが、ついでといえばついでに『凡庸の巻物』さんもゲットした。

 これはもうさっさと帰るに越したことはない。

 と思っていたのだが、そこに『クローンモンスターのワンド』が転がっていたと思いねえ。

 そして、そこに一匹のソーサラーがおるじゃろ。
 そうなると、そのソーサラーを増殖させたくなるじゃろう。

 ということで、例の如く、余計なこととはいえ、オレンジpさんを増殖させて召還をしていただき、たくさんのドロップを恵んでいただくこととした。

召還嵐!

 ソーサラーさんが総計で6名以上になり、その階のありとあらゆるところで召還が怒涛のように沸き起こった。

 広い場所でいろいろと囲まれ、体力が削られ、かなり危機的な状況にも陥っていた気もする。

 特に、広いスペースでWの眷族に一斉に囲まれると、ほぼ間違いなく何かの装備が呪われる。命にかかわるようなダメージではないのだが、気分が悪い。

 今回も、4つほどの装備が呪われてしまい、またソーサラーが高頻度で火の呪文を使ってきたため、落ちていたはずの各種呪文類が手に取る前に燃えてしまい、『解呪の巻物』を入手するのに苦労した。

 最終的には、運よく戦場から外れた場所で『*解呪*の巻物』をゲットできたので事なきを得たが、しばらくは不穏な感じで進めざるを得なかった。
 基本、自業自得といえよう。

 とにかく常に9本の『スピードのロッド』をフル回転させて加速しつつ、ひたすら『★リンギル』先生で相手をなぎ倒し続けた。一時期は連続攻撃で回復が追いつかなくなったので、珍しくも『体力回復の薬』を飲んだりしていた。

賜わりもの嵐!

 さて、その途上、存外たくさんのアーティファクトを神様から賜わった。
 随時鑑定しつつ、とくに”これ”というものは少し脇にそれて*鑑定*していく。

『☆フレイル『ベレグメギル』 (3d6) (+14,+24) {/デ}』
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うむ。なるほど、微妙。 {/デ}だけというのがなんともいえない。
 対デーモン専用宝具、というところだろうか。

 あれ、今度は『スピードの☆指輪』だ。これは初めてである。
 どんなものだろう。

『☆スピードの指輪『焔鳳』 (+4) {+腕耐隠r酸恐}』
始動したときの効果...
毒への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 発動はさておいて、なんだかこれって、隠密以外は『★トゥルカスの指輪』先生と似ていないだろうか。
 …せめて加速が+5以上あれば、十分装備対象になるところだが、この状態だと『★トゥルカス』先生とやや迷いそうだ。

エルフの指輪登場!

 そんなこんなで、どたばたと戦っている最中に

『石英岩の指輪』

なる未鑑定のアイテムが出現した。おお、なんだろうこれ。アーティファクトであることは間違いなさそうだ。


 わくわくしつつ鑑定してみると、なんとこれが

『★力の指輪『ナルヤ』 (+10,+10) (+1)』

と出た!


 あ。


 ついに拾ってしまった。なんということでしょう。
 3つの『エルフの指輪』の一、ガンダルフが装備していた『★ナルヤ』さんの登場だぁっ!

 ということで、さっそく『エルフの*鑑定*ソード』さんにご活躍いただきましょう。

 ていっ!

『★力の指輪『ナルヤ』 (+10,+10) (+1) {+速腕知賢器耐魅*炎r獄恐;麻視遅活(腕賢器魅!!}』
炎のように輝くルビーがはめられた火の指輪で、エルフにより作られサウロンから隠された三つの力の指輪のうちの一つだ。
始動したときの効果...
巨大ファイア・ボール(250) : 40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それはあなたの賢さを維持する。
それはあなたの器用さを維持する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは火に対する完全な免疫を授ける。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 あれ、たしか見た目は赤い「ルビーの指輪」のはずが、なぜか石英?になってるけど、そんなことは気にしてはいけないのだろう。きっと赤い石英なんだ、うん。

 また、ガンダルフと共に西方に渡っていったはずのこの指輪が、なぜこんなところにあるのかも、気にしてはいけないのだろう。

”この世界”

 そもそも、このゲームであるAngband世界の”立ち位置”にはいくつかの解釈がありえる。

 一つの考え方としては、ここは、あの物語が終ったかなり未来のお話、というものだ。「タゴール・タグラス」、いわゆる”最後の戦い”の直前、というとらえ方だ。

 このゲームの『★アーティファクト』としての様々なアイテムたちは、基本的には「指輪物語」でのイベントをもとに形作られている。したがって、いま@が暮らしているこの世界は、フロドが世界を救ったあのときから、かなりの時間が経ち、またぞろ悪の気配が世界に漂ってきたまさにそのとき、というものだ。

 それゆえに、各種のアーティファクトはその物語の中の聖遺物として扱われ、現在でも効果を持つと理解できる。エレッサール王の王国が世を統べる第四紀が終わり、このゲームの”現在”はおそらくさらにそれからいくつかの紀が過ぎたところなのだろうと思われるのだが、それでもまだ効能というか霊験はあらたかということらしい。

 これは自然といえば自然な考え方だ。


 とはいえ、そもそも西方に船で渡っていってしまったはずのこの『★ナルヤ』がこの村の地下に転がっているところなど、なんとも説明しにくい気がするのも事実である。


 ということで、考え方はこれだけではなさそうだ。


 別なとらえ方の一例としては、この世界は、フロドが事を収めた”あの世界”とは別な世界線だという解釈だ。そもそも、以前の『願いのスタッフ』実験で、例の『一つの指輪』がたくさん呼び出せてしまうという段階でおかしな世界である。なので、このゲーム世界はあの物語の”ありえた別な世界”を映し出しているのに違いない、という理解である。

 トールキン先生が丁寧に記述されたあの世界は素晴らしい世界であるが、あくまで世界の一つの可能性(もしかしたら、ある意味での「理想の世界」)を記したものであり、実際にはそれ以外の世界もありえたのかもしれない。


 実は、このプレーヤーは、なんとなくこちらの解釈を採りたいと思っている。

 たとえば、フロドの両親が川でボートに乗らず、そうして二人して溺れ死ぬことなく、無事にフロドを育てた世界もありえるはずだ。その場合には、フロドはビルボのところに養子に行く必然性がなくなるので、指輪はずっとビルボのところにあり、その後あの指輪がどうなるのかはビルボとガンダルフの関係次第、ということになりそうだ。

 個人的には、主人公フロドの両親が、フロドが幼い頃に二人して亡くなっている、ということがなんとも辛い。いささかうがった見方をすれば、そのイベントこそが、その後の彼の生き方をある方向に導いてしまっていて、その結果として世界が救われるわけなので、そこが物語の読み手としてのこのプレーヤーとしては、多少引っかかるところなのだ。

 現在、人の親でもあるこのプレーヤーは、親である自分が、子どもたちが小さな頃に死んでしまうことは、残された子どもにとっては辛すぎる試練であると感じる。自分の子どもが、それに加えて、さらに人生において世界を救うための過酷な試練を課せられる、というのは親として耐え難い。たとえ良い養父に恵まれたとしても、である。

 幼少時にしんどい思いをした子どもには、その分、せめて平和に暮らして欲しいと願うのは多くの親の願いだろう。

 その場合には、フロドはこの世界で平穏無事に暮らすことになる。おそらくサムもそうだろう。それはそれでいい世界だ。なにも世界の命運を無理に個人の肩の上に乗せ、その個人を苦しめる必然性はないかもしれないためである。

 そして、その場合には、ガンダルフは、「指輪物語」で採用した方法とは別なやりかたでサウロンに対抗する術を探す必要がでてくるだろう。ガンダルフをはじめとした賢者たちの力をもってすれば、それもおそらく可能なはずだ。多少違うルートはたどるだろうが、最終的には何らかの方法で悪は滅ぼされ、世の中は平和に収まるはずである。そう信じたい。

 そして、フロドにサム、メリーやピピン、ついでにボルジャー君たちホビット荘の皆様は、永らく穏やかに暮らすことだろう。もしかしたら、世界が危機に陥っていたことすら知らないままに。それなら、それでいいのではあるまいか。

 アラゴルンはアラゴルンで、おそらくなんだかんだで最終的には自分の王国を取り戻すだろう。あの苦労人のことなので、なんとかするだろう。ガンダルフもついていることなので、きっとそうに違いない。

 レゴラスとギムリも、まあいつかは出会ったはずだ。そしてボロミアはおそらくすぐには死なずに済んだだろう。あるいは死んだとしても、少なくとも、指輪に心を動かされてからの死ではなく、戦場での立派な戦士としての死となったことだろう。そうなれば、デネソール公もあそこまで絶望と狂気にかられることはなかったかもしれない。


 一点だけ気になることがあるとしたら、敵のNo.2である「アングマールの魔王」を倒す際の問題だ。物語の中では、この時に某ホビットPさんが超勇気を振り絞って後ろ方向から魔王に接近し、銘入り『(破邪)ショートソード(推測)』を相手の膝の裏につき刺し、魔王の身体の魔法を打ち破った。そこで絶対の魔力が破れたところで、エオウィン姫が魔王の顔面(!)に剣を打ち込んで”とどめ”を刺して、見事に敵を打ち果たしたことになっている。

 問題になるのは、このときPさんがいない場合でも、エオウィン姫は魔王を倒せたのか、というところである。

 だが、これもきっと何か方法があったことだろう。天上の神々の皆様が、いろいろな可能性を探ってくださり、そのときの絶妙な人員配置により、結果的には魔王は倒されたに違いない。そう信じたい。
「人間の男には倒されない」魔王ということだが、他の種族だってこの国にはたくさんいるわけだし、いざとなったら我らがガラドリエル様のご登板だってあり得るだろう。

#余計な一言ではあるが、そもそもが、魔王の討伐自体は、あの物語のなかにおける「勝利条件」には含まれていない。No.2の「アングマールの魔王」を倒さなくても、ラスボスである「サウロン」を倒せば物語は終わる。だから、魔王を討伐しない状態でサウロンを倒す、という選択肢もありえた。あの物語で「魔王を倒した」という事実は、戦略面での本筋である「フロドの旅」からサウロンの目を逸らすという意味においては有効に機能していたが、逆に言えば、それ以上の意義は少ないと言えたかも知れない。偶然の要素が大きい事象だった。それゆえに、「ドラマ」が生じたのだ


 そんなわけで、あの世界にはいろいろな可能性があったはずなのだ。
 この@は、そうした様々な中つ国世界の中での”ありえた主人公”の一人なのに違いない。

 中つ国世界の片田舎に生まれたこの@は、人間とオークの間の”ハーフオーク”という、立場的にはとても恵まれたとはいえない種族ではあるが、それなりにマジメに考えて生き、それなりに必死に戦い、齢十五にしてそれなりの力を持つようになった人物である。そう、この@はまだたったの十五歳なのだ。初登場時の刃牙よりも若い。

 プレーヤーの方針のせいで、現在は”怠慢プレイ”の最中ではあるが、そのおかげでいろいろなものを手に入れた。夢の中で?何回か死んだこともあるし、ほどほどの経験をしてきているといえるだろう。

 はてさて、このあと、この@はどうなるのだろうなあ、とプレーヤーはぼんやりと思うのだった。

ナルヤ出陣!

 ともあれ、ついに3つある『エルフの指輪』の一つを拾ってしまった。しかも火免疫だ。これさえあればバルログのピットも完食できるといわれる、あの『★ナルヤ』さんである。

 なんだかうれしいような悲しいような。

 まずは『追加攻撃の指輪+2』の代わりに装備してみた。
 あまり状況は変わってない気がしたが、とりあえずはせっかくのアイテムなので、ありがたく装備して旅を続けることにした。

 なお、最後には、6人に増殖させたソーサラーさんを”ついうっかり”倒してしまい、このステージでの探索は終わりとなった。

OMIYAGE

 最終的に、この階からは以下のものを持ち帰った。もちろん『★ナルヤ』は左手に実戦配備している。

『*体力回復*の薬 {!k!q}』
『凡庸の巻物』
『☆スピードの指輪『焔鳳』 (+4) {+速腕耐隠r酸恐!!}』
『☆金属製ラージ・シールド『ファイカデロス』 [8,+12]』
『☆ミラー・シールド『ヴェアファロス』 [10,+17] {r炎毒;反視明!!}』
『☆鉄鋲底の靴『ブルイオルン』 [6,+16] (+2)』
『☆パイク『カランクヘレク』 (2d5) (+8,+11)』
『☆フレイル『ベレグメギル』 (3d6) (+14,+24) {/デ}』

 そして、これだけのものを持ち帰るために、
『14本の『ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10)』
『14本の『破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10)』
『追加攻撃の指輪(+2)』
を置き去った。

 そう。『追加攻撃の指輪+2』を置き去ったのだった。我ながら思い切ってるなあ。
 とはいえ、この指輪は実はもう自宅にたくさんあるので、まあいいかなあ、と思ったのも事実だったりした。

 さて、他の☆の皆様はどういう方々なんでしょうか。
 今回は地上で『巻物』で*鑑定*してみましょう。

☆金属製ラージ・シールド『ファイカデロス』 [8,+12] {r冷;反}
それは寒さへの耐性を授ける。
それは矢やボルトを反射する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。これって要するに耐冷のミラーシールドだよね。

☆鉄鋲底の靴『ブルイオルン』 [6,+16] (+2) {+器r乱獄(器}
それは器用さに影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。うーん。器用にはなるけれど。

『☆パイク『カランクヘレク』 (2d5) (+8,+11) {r毒獄|毒震/トデ}』
それは敵を毒する。
それは地震を起こすことができる。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは毒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。うーん。うーん…。地震…。地震…。


 悩んだ末、結局☆アイテムの皆様は、『☆スピードの指輪』を除いて全て世の中に出ていただいた。

 まあ、こういうこともあるよね。
 というか、こんなことばっかりだよね。
 そういうものなんだよね。

装備再考

『★ナルヤ』をつけてよく見たら、なんと例の『☆クロスボウ』さんと火免疫装備がダブっていた。こんな贅沢が許されていいのだろうか。

 というか、もうそうなると、今更ながら、あらためて『★クブラゴル』さんの加速+10の機能を発揮していただくということでいいのでは?と思った。

 ということもあり、自宅に戻り、少し装備の組み合わせを変えてみた。こんな具合に。

装備: 合計 247.5 kg (限界の253%) コマンド:
a) | 右手 : ★ロング・ソード『リンギル』(4d5) (+22,+25) (+10加速) {+速r冷;麻視遅活明|凍/邪トデ死!!}
b) ) 左手 : ☆金属製ラージ・シールド『ブルイロクエン』 [8,+20] (+4) {{+賢具r毒獄;麻経浮}}
c) } 射撃用 : ★クロスボウ『クブラゴル』 (x5) (+13,+14) (+10加速) {{+速r炎;警倍!!}}
d) = 右手指 : 追加攻撃の指輪 (+2攻撃)
e) = 左手指 : ★力の指輪『ナルヤ』 (+10,+10) (+1) {+速腕知賢器耐魅*炎r獄恐;麻視遅活(腕賢器魅!!}
f) ” 首 : 勇者のアミュレット (+6,+6) [+7] (+7) {+赤r恐;麻視活[炎(腕器耐}
g) * 光源 : ★スラインのアーケン石 (+3加速) {{+速知賢r乱;視経明!!}}
h) [ 体 : ☆《ミスリルの超鎧》という名のミスリル製鎖かたびら (+6,+8) [20,+19] (+4隠密) {{+腕賢魅具隠探以下略
i) ( 体の上 : ★トゥオルの影のクローク [6,+12] (+4隠密) {{+隠*酸r暗;麻視遅}}
j) ] 頭 : ★ドル=ローミンのドラゴン・ヘルム [8,+12] (+4) {+腕器耐r酸電炎冷盲;視感明!!}
k) ] 手 : ☆ドラゴン・グローブ『ブリルソニエル』 [4,+18] (+4) {+腕賢器耐r電毒恐[魔}
l) ] 足 : スピードの鉄鋲底の靴『耀豹』 [6,+11] (+5) {+速*電}

 これだとスピードが+22ある(本当は+28あるのだが、荷物が重すぎて遅くなっている。相当なペナルティだ)うえで、打撃期待値が774ほどあるので割とよいと思えた。『★ナルヤ』さまさまである。まあ加速はロッドを振れば何とかなるのでオッケーとした。
 知能が50しかないのが悲しいところだが、まあ昔に戻ったと思えばどうということはない。

 耐久力が***ではなくなってしまったが、ここは妥協せざるを得ない。大量の『体力回復の薬』に頼るほかあるまい。

変身!?

 この状況で、とりあえず23階に出かけてみた。

 少し前に購入していた『ソーサラーの人形』は、なんとなくタイミングが悪くて使えなかった。

 そして、あたりをうろうろされていたソーサラーさんに、なんとなく、転がっていた『チェンジモンスターのワンド』をかけてみたら、見事にオークに変身した。
 なるほど。無駄なことをしたものだ。

 反省して、さっさと自宅に戻った。

泥棒モンスター

 さて、そんなこんなでもう少しプレイした。

 24階から22階に一気に上昇した。

 なぜか22階にもソーサラーさんがいたので、例の如く挑発した。いつもよりも2階上がっているためか、少し召還力が弱い気がした。

 そんなどたばたの最中に、召還されたポルターガイストがいろいろなアイテムを拾って持ち去っていた。なんだろう、これ。
 そして、逃げていたその白いGに追いついて倒したら、一気に10個以上のアイテムを落としたので、何じゃこれ?と思った。

 そうか。このモンスターは、ドロップアイテムを持ち去ってしまうのだなあ。しかも、壁を抜けてどこかに手の届かないところに行ってしまうこともあるので、レベルが低いときに出会うと少々厄介な相手かもしれない。ほぼ嫌がらせでしかないが。


 その後も、緑Mばかりが立て続けに3匹呼ばれたり、ついでにといえばついでだが、『空腹充足の巻物』ばかり立て続けに6巻拾ったりと、なんだかよくわからない状況が続いた。

 もうお腹いっぱいである。気分的に。もっとも、この巻物は、読み貯めができるようで、拾ったらとりあえず読んでおく、という方針で大丈夫なのが良いところではある。
 実は『エルフの行糧』も同様なので、拾ったら食う、ということで、このあたりの@の行動原理は単純になるわけだ。

 そして、知能が低くなったためなのか、『鑑定のロッド』(ちなみに、このどたばたでついに40本目を拾ってしまった)が多少失敗するようになった気がする。

 が、最初からそんなものといえばそんなものだったという気もした。


 そんなこんなで、結局、こんなものを拾ってお家に帰った。

『ドラゴン・ブレスのワンド (3回分)』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』
『3本の 邪悪存在退散のスタッフ (3x 5回分) {@1}』
『殺戮のブロード・アックス『猛隼』 (5d6) (+9,+8) (+3) {+具|毒}』
『(破邪)ヘヴィ・フレイル (5d6) (+8,+8) (+2) {%all}』
『溶解のヘヴィ・フレイル『蒼燕』 (3d6) (+10,+12) {r酸冷|酸!!}』
『浮遊のドラゴン・ブーツ [5,+12] {r盲恐;浮}』

 少し前に捨てたばかりの『追加攻撃の指輪(+2)』もあったのだけれど、まだ自宅に6つほどあったはずなので、まあいいかと思い放置した。

 結論として、貯めるべきものは自宅に保存し、世に出るべきものは世に出ていただいた。

地獄の球

 さて、もう一度地下22階に潜ったところ、今度は少しモンスターが派手で、バルログさんなどがいらっしゃった。

 そんなときの一幕。


バルログが地獄球の呪文を唱えた。


 この呪文一発だけで一気に100近くのダメージを食らった。
 おそらく、これも原理的に防げないのだろう。免疫とかは関係なさそうだ。何か防げる要素があるとも思えない。
 こいつもまた遠距離攻撃なので、いささかなんともしがたい。もしバルログピットがあったりしたら、この呪文が数十のバルログさん達から飛んでくることになるわけだ。どんな@でも即死コースだろう。

 これはさすがに厳しいのではあるまいか。以前ネット上で「ナルヤがあればバルログピットも完食できる」という文章を読んだのだが、バルログピットが、単に『★ナルヤ』を身につけていればどうにかなるとも思えなくなってきた。というか、現に今@が身に着けていてこの状態なわけだし。


 バルログピットと対峙するにしても、やはり正面から突っ込んではだめで、一人ひとりをおびき出してタイマンを張ることが望ましいだろう。

 本当はタイタンピットでもそういう戦い方をするのが正しかったのだろうが、いかんせん強制テレポートで引き寄せられてしまってはどうしようもないので、”反テレポート属性”の装備を持っていかないことには始まらないということがわかる。件の『*鑑定*ソード』さんのように、一つくらい道具の中に常備しておかねばならないのだろうか。でも重くなるよね。
 割と悩ましい気がする。


 ついでに、拾った『ソーサラーの人形』は延々と使うタイミングを逸している。
 どういうときに使おうかなあ。

 などと考えつつ、今週はダンジョンの中で終えた。

今週のまとめ

『★リンギル』さんに引き続き、まさかの『★エルフの指輪』さんのご登場であった。

 そろそろこののんびりゲームプレイも、いささか終盤に差し掛かっているということなのだろうか。

 とはいえ、善の最終指輪である『★ヴィルヤ』さんのレア度は半端なく、まだまだ旅は続きそうだ。

第59週

 皆さん、ダンジョンの中からこんにちは。
 今回は前回から引き続いての継続プレイである。

 22階から23階に降りて、こんなものを持ち帰った。

『ドラゴン・ブレスのワンド (5回分)』
『抹殺のスタッフ (4回分)』
『至福の地アマンのクローク [1,+11] (+2隠密)』
『極寒のクローク『烈燕』 [1,+18]』
『麻痺知らずのセスタス『耀鷲』 [5,+10]』
『光の首切りソード『燦虎』 (5d5) (+9,+8) [+6] (+1) {+攻!!}』

取って返してさらに24階に。

『2巻の 抹殺の巻物 {!k}』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』
『ドラゴン・アーマー [15,+9] {r暗}』
『永続のローブ [2,+11]』

ともあれ、装備品は世の中に出ていただく。巻物はためて置く。

君の世界も真っ赤ッか

 地下21階にて、雰囲気がなぜか真っ赤である。

 ソーサラーさんの挑発行為で出てきたモンスターに対抗するため、手持ちの『ソーサラー人形』を投げてみた。「ソーサラーにはソーサラーだ!」(byザビ家の人々)という感じである。

 ところが、これが見事に砕け散った。悲しかった。何のために長いこと持ち歩いてきたのやら。

 そしてソーサラー君よ、バルログ先生とか自分より偉そーなやつを呼ぶんじゃない。呼ばれた方も「何様のつもりなのか(怒)」という感じなのではあるまいか。

 幸いにも、今回はバルログ先生に地獄球の呪文を唱えられることもなく、無事になんとか倒すことができた。

ドラゴン装備の*鑑定*

 アイテムとしての『ドラゴン何とか』がたくさん出てきたので*鑑定*を一所懸命行う。が、これというものはない。たいていは1つか2つ程度の付加機能である。

 そのたびに*鑑定*ソードさんを復帰させるために70ターンを装備し続けなければならないのは少し面倒である。

 それはそれとして、例の如く、とりあえずこのあたりを持ち帰る。

『抹殺の巻物 {!k}』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』
『3本の『邪悪存在退散のスタッフ (3x 8回分) {@1}』
『☆革製スモール・シールド『ラデンロスス』 [3,+20] {r盲;反}』
『ドラゴン・ヘルム [8,+4] {r炎暗乱獄恐}』
『滅邪の首切りソード『燦燕』 (4d5) (+10,+11) (+1) {+賢r恐;祝/邪デ}』
『西方国のフレイル (3d6) (+15,+14) (+2) {r恐}』
『(聖戦者)ヘヴィ・フレイル (4d6) (+13,+9) [+4] (+1攻撃) {%}』

 このシールドはどんなものだろうか。

『☆革製スモール・シールド『ラデンロスス』 [3,+20] {r盲;反}』
それは盲目への耐性を授ける。
それは矢やボルトを反射する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 そして、これがなぜに美術商で30000$で売れるのかがわからない。革のシールドであるのに(+3,+20)という硬さが評価されているのだろうか。それとも反射機能だろうか。まさか対盲目機能?

『滅邪の首切りソード『燦燕』 (4d5) (+10,+11) (+1) {/デ}
それは賢さに影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは神に祝福されている。

 こちらの$8955の意味も不明である。むしろ、こちらの方が明らかに戦いには有効な気がする。

強化!

 日々、拾った『*防具強化*の巻物』を『電撃免疫加速ブーツ』にかけ続けている。これまでおそらく数十巻の巻物をかけ続けてきたのだが、このたびめでたく強化に成功し、
旧:『スピードの鉄鋲底の靴『耀豹』 [6,+11] (+5) {+速*電}』
新:『スピードの鉄鋲底の靴『耀豹』 [6,+12] (+5) {+速*電}』
と少しだけガードが固くなった。

 こういうところ、大事だと思う。もっとも、これからますます確率は下がるわけだが。

全財産

 ふと気がつくと全財産(というより、貯金額)が2600万$を超えていた。

 1$=250円と換算すると65億円。ちょっとしたものだな。あえて税金を取らなくても、この王様の稼ぎで小さな国なら運営できそうだ。自分一人だけで運営しているから人件費いらないしね。

 国の運営資金を、王様当人が一人で稼いでくるというのはなかなかすごいと思った。
 ちょっとした探索で、地上価格で軽く数百万円分の金額のアイテムを持ち帰ってくるわけなので、この国がお金に困ることはなさそうだ。

補充コース

 そのまま特に何も得るものもなく19階まで上がる。

 実際、巻物や薬類はいくつかゲットしたものの、持ち帰るような対象のアイテムをほとんど拾わない。★や☆装備はもちろん、いわゆる高級品アイテムもまったく出てこない。こういうこともあるのだな。

あらためて21階まで潜って、ドラゴンを倒してようやく

『知能の鋼鉄ヘルメット [6,+9] (+2)』
『エルフの硬革ブーツ [3,+11] (+1隠密)』
『デーモンスレイヤーのグレート・アックス (4d4) (+8,+9) (+2)』
『ドワーフの軟革ブーツ [2,+14] (+2)』

にお目にかかった。

 久々のご対面となった『獲得の巻物』は『耐酸の鎖かたびら (-2) [12,+8]』に変化してしまった。神様からの賜わりものなので文句を言ってはいけないのだが、なんだか悲しい。
 やはり、この巻物は、使わないでいるときが最も価値が高い気がする。

復帰

 22階、23階と続いて潜っていくと、ソーサラーさんがいたので、右に左にうろうろしていたら、ようやくいつもの調子に戻ってきた。

 まずはこんな感じだった。

『ドラゴンスレイヤーのパイク『嵐龍』 (2d5) (+11,+7) (+1) {+耐r酸冷/龍オ}』
それは耐久力に影響を及ぼす
それはドラゴンにとっての天敵である。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは酸への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。

 次のこれは、特にこれは珍しいものだった。

『腕力のドラゴン・グローブ (+5,+4) [4,+10] (+2) {+腕r暗獄}』
それは腕力に影響を及ぼす
それは暗黒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 ドラゴングローブで”腕力アップ機能付き”ははじめて見た。

 他にもこんなものを置いていった。

『エルフのロング・ソード『嵐鷲』 (2d5) (+6,+12) (+1隠密)』
『反射の革製ラージ・シールド『焔豹』 [6,+12] (+3赤外線視力)』
『耐酸のフル・プレート・メイル『旭鷲』 (-3) [15,+11] (+4)』
『耐性の革製スモール・シールド『碧隼』 [3,+16]』
『ジャイアントスレイヤーのマン・ゴーシュ『焔隼』 (1d5) (+13,+11) (+2)』
『ドラゴン・ブーツ [5,+7] {r毒暗盲乱獄}』 ←ぶーつでこれはなかなかよいのだが
『勇者のアミュレット (+5,+8) [+3] (+6)』 ←あれ、これも結構よいのでは?
『穴掘りの戦闘用つるはし『旭虎』 (2d8) (+13,+13) (+7) {%}』
『西方国のブロード・アックス (3d6) (+12,+8) (+2) {%}』
『人殺しのグレート・ソード『翔鷹』 (3d6) (+14,+10) (+1)』
『西方国のウォー・ハンマー (3d3) (+13,+13) (+1)』
『切れ味のグレート・ソード (4d6) (+7,+8) (+3) {%}』
『護りのグレート・ソード (3d6) (+7,+8) [+10]』
『西方国のグレート・ソード (3d6) (+16,+11) (+2)』
『殺戮のグレート・ソード (4d6) (+11,+6) {%}』
『殺戮のグレート・ソード (4d6) (+7,+11) {%}』
『人殺しの首切りソード (4d5) (+9,+8) (+2)』
『トロルスレイヤーのグレート・ソード『燦虎』 (3d6) (+15,+8) (+2) {+腕掘r毒;活/ト}』
『爆発の薬』

 いつものように、もったいなかった。

 そして、このあたりを持ち帰る。

『☆戦闘用つるはし『アエガウア』 (2d8) (+15,+15) (+4) 』
『☆フル・プレート・メイル『サリオンソニエル』 (-3) [15,+19] (+2隠密)』
『☆フル・プレート・メイル『サウロロド』 (-3) [15,+20] (+2) 』
『☆エルフのクローク『ブルイエアニル』 [4,+11] (+4隠密) 』
『☆鉄冠『イフンデロス』 [0,+15] (+2赤外線視力)』
『☆鉄鋲底の靴『ヴィンデメス』 [6,+19] (+4) 』
『☆クロスボウ『アエグカボール』 (x4) (+12,+14) (+3加速) 』
『☆クロスボウ『ディンソロン』 (x4) (+20,+13)』

 なかなかの☆の数だ。昨今珍しい。
 さて、*鑑定*してみよう。おら、わくわくしてきたぞ!

☆戦闘用つるはし『アエガウア』 (2d8) (+15,+15) (+4) {+器r酸|電/竜動(器}
それは器用さに影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは電撃によって大きなダメージを与える
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それはあなたの器用さを維持する。
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは、早期に*鑑定*したので、少しの間二刀流でドラゴン退治に精を出していたのだが、途中で強く呪われてしまって外せなくなるという落ちがついた。
 お次はこちら。

☆フル・プレート・メイル『サリオンソニエル』 (-3) [15,+19] (+2隠密) {+隠r冷盲;視[冷!!}
始動したときの効果...
ショート・テレポート : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは冷気のバリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。なんとも。

☆フル・プレート・メイル『サウロロド』 (-3) [15,+20] (+2) {+腕知r酸}
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 いかんせん。

☆エルフのクローク『ブルイエアニル』 [4,+11] (+4隠密) {+器r電冷盲轟;視(賢器}
それは器用さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それはあなたの賢さを維持する。
それはあなたの器用さを維持する。
それは電撃への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 クロークにしてはかなりの付加機能である。これは少しうれしいのか?いや、そうでもないかも?

☆鉄冠『イフンデロス』 [0,+15] (+2赤外線視力) {+魅赤r盲乱轟(腕魅}
それは魅力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これもなんとも。相変わらず赤外線視力って正直ピンと来ない。

☆鉄鋲底の靴『ヴィンデメス』 [6,+19] (+4) {+腕知器耐r電(腕}
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それは電撃への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 腕力、耐久力、知能、器用さのアップ等、戦士向きではあるが…★スロール靴の下位互換という印象である。

☆クロスボウ『アエグカボール』 (x4) (+12,+14) (+3加速) {+速知r酸轟;視}
それは知能に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 知能のサポートはありがたいが…速度+3は『火免疫の☆クロスボウ』と変わらないので、そこは選択肢に入ってこない。おまけに打撃力もあちらの方が上だ。

 こちらのクロスボウはどうだろう。

☆クロスボウ『ディンソロン』 (x4) (+20,+13) {r炎毒;明(知}
それはあなたの知能を維持する。
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは正直使いようがない。知能も「維持」では仕方がない。


 とまあ、結構な量の☆装備だったので、本来なら最優先で持ち帰るはずの
『*体力回復*の薬』
『抹殺の巻物』
『周辺抹殺の巻物』
は、仕方なくその場で使ってしまう。なんだか本末転倒という感じがするが、せっかく賜わった☆装備を現場に放置しておくと、罰が当たりそうな気がするからだ。

 最近こういうことが続くようなので、ソーサラーさんの挑発はほどほどにしておいたほうが良い気がしてきた。


 そういえば、一度だけ、アリの群れを呼ばれて対処している最中に、火を吐かれて重い傷を負う。免疫が効いていなかったわけではないと思うのだが、どうなっているのだろう。確率的な処理をされている?のだろうか。

回避策

 このゲームは、持ち物インベントリが手一杯のときに、地面の複数のアイテムを確認できないのは困った仕様だが、今になってかろうじて回避策を見出した。

「壊す」コマンドで落ちているものを指定すると、そこに落ちているものの一覧が出てきてくれることがわかった。

 そこで、とりあえずこの方法で地上のものを確認していたのだが、そのときに、魔法習得用の各種巻物を「自動破壊」指定したところ、その後遭遇⇒即破壊、という設定になってしまった。

 実際、戦士の@には役に立たないので別にどうということはないのだが、しかし少し気になる仕組みだった。

 このままで大丈夫だろうか。

ブラックアウトと復活試験

 そうこうしているうちに、例の画面異常が発生した。
 とりあえず保存して終了する。

 いつもならここで終わっているのだが、今回は少し試験をしてみたかった。

 PCの再起動をしない状態で、このままもう一度ゲームを起動できるだろうか。

 と思って、試してみたところ、何とか普通に起動しているように見えた。

 それならそれで、と思った。

 今週はもう少し続けてみよう。

輝くシャベル

 地上でふと寄った雑貨屋さんに、珍しくも☆装備が売られていた。しかも、よりによって『シャベル』である。昔冗談で「☆装備のシャベルなんてものが出てきたりしてね()」などと適当に書いていたのを思い出す。本当にあるのだなあ。
 店頭で手にとって調べてみる。

『☆シャベル『アエグソンド』 (1d2) (+14,+20) (+3攻撃) {+攻賢|酸電凍沌}』
始動したときの効果...
地震 : 20 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは賢さに影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは打撃回数に影響を及ぼす
それは酸によって大きなダメージを与える
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはカオス的な効果を及ぼす。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 こんな物を仕入れるとは、あの雑貨屋の親父もなかなか商売上手だ。というか博打好きと言って良いだろう。だって「雑貨屋」ですぜ。

 シャベルなので基本打撃は1d2と微々たるものだが、追加打撃パワーが結構大きな(+14,+20) とかなかなか激しいシャベルである。おまけに+3攻撃なので、実際の打撃はさらに大きくなる。
 また、武器装備において+3攻撃は珍しい。始動の”地震”機能と関連しているのだろうか。
 おまけに、酸と電撃と冷気でのダメージ追加もある。こういうのも珍しい。

 気になるお値段は約15万。買えなくはない。むしろ余裕である。

 さぞかし勇ましく神々しいシャベルなのだろう。これでラスボスを倒してみる、というのも企画的には面白いかもしれない。シャベルに倒されたモルゴスさん、というのもなかなか珍しいに違いないから。

 発動が地震というのも、うまく使えれば緊急脱出に有効かも知れない。というか、打撃回数が多いのは結局地震関連の装備なのだな。このゲームではそういうものらしい。

 全体として、思ったよりも悪くはない装備である。


 が、さすがにこの段階でいくら☆装備とはいえ、しかも3回攻撃とはいえ、1d2の『シャベル』を買う気にはなれず、スルーした。
 というより、自宅インベントリの枯渇の方が気になったのだった。買ってみるのはいいけれど、しまう場所がないのでは話にならない。

 …ああ、やっぱり博物館が欲しいなあ。

嫌なアイテム?

 引き続いて23階に潜る。

『街の人の死体』というなんとも言えない嫌なアイテムが落ちている。何かの役に立つのだろうか。
 持ち帰ると誰かに引き取ってもらえてお礼が言われるとか。

 どの道、あまり楽しいイベントではないように思えたのでスルーした。

勝手なやつら

 ソーサラーは、自分で仲間の洞窟蜘蛛を呼んでおいて、自分で唱えたファイヤーボールの呪文でその連中を全滅させていた。実に勝手な人である。きっとダンジョンの中では嫌われているのではあるまいか。

 それはさておき、今回はこんなものを拾って持ち帰った。

『至福の地アマンの毛皮のクローク [3,+19] (+1隠密)』
『殺戮のドラゴン・グローブ (+9,+4) [4,+6]』
『デーモンスレイヤーのグレート・ソード『燦鷹』 (3d6) (+13,+9) (+2)』
『(吸血)モーニング・スター (2d6) (+6,+6)』
『ドラゴンスレイヤーのヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+9) (+1)
『(破邪)魔術師の杖 (2d2) (+12,+11) (+2) {r轟}』

 地上の美術商で、最後の杖だけは最高価格の30000$で売れた。やはり相当に貴重なものらしい。この@は魔法がまったく使えないのでよくわからないが、魔法職の人たちにはおそらく大切なものなのではあるまいか。

呪われし祝福

 24階でこんなものを見つける。

『☆グレート・ソード『ヴェアドリング』 (3d6) (-20,-22) {呪われている, 経祝呪|沌/人}』 それはカオス的な効果を及ぼす。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは経験値を吸い取る。
それは神に祝福されている。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 ものすごい呪われっぷりだ。そもそも(-20,-22)というのは、★リンギルさんとプラスマイナスが対照的なくらいの大きな数だ。この武器による攻撃は、たぶん絶対に当たらないのだろう。

 とはいえ、この数値上の問題は、お金で鍛えれば(+10,+10)までは持っていけるのでなんとかなるのだが、しかし、一方で気になることがある。

「強力な呪いがかけられている」と同時に「神に祝福されている」というのはどういうことなのだろうか。謎である。

 それこそが実際には「カオス的な効果」なのだろうか。

 また、このタイプの”呪い”は、『*解呪*の巻物』で”装備を外す”ことはできるようになっても、実際の機能的には呪われたまま、ということがある気がする。
#後述、59週目参照

 ”反感”がついていないようなので、いろいろ調整すれば使えなくはなさそうだが、最大でも3d6の(+10,+10)の打撃は魅力的ではない。

 多少考えたが、さすがに持っていく意味はなかったので、置いておくことにした。


 次に、こんなものを拾った。

『☆スピードの指輪『紅隼』 (+4) {+器赤r獄;瞬(器}』
それは器用さに影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは地獄への耐性を授ける。
それはランダムなテレポートを引き起こす。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 『☆装備のスピードの指輪』である。これで二つ目。
 うーん、また加速+4か。なんとも採用しにくい。もう少し大きな加速の☆装備なら考えるのだけれど。そういうのって実は出ないのだろうか。

 おまけにランダムテレポート。これは「.」の銘を刻んでおけばよいらしいが、そこまでしてこれを使うメリットはあるのだろうか。

 いざというときのテレポート資源としても想定できないことはないが、この指輪の機能はランダムテレポートなので、場所はもちろん時間的にもいつ発動するのかわからない。テレポートをしなければならないのはまさに危急の事態なので、その瞬間に発動してくれないと意味がない。そこはやはり巻物が必須になる。
#というか、この場合、テレポートをしたい場合には「発動」になるのだろうか?というあたりもよくわからない。その都度銘を消して対応するのだろうか。だとしたら、かなり面倒な手続きであると思う。

 ということで、おそらく採用は難しいだろう。

★クローク登場

 さらにこんなアイテムが出現した。久々の★アイテムだ。

『★エルフのクローク『ホルコルレス』 [4,+4] (+4)』
この灰色エルフのマントは隠密行動に大きな威力を発揮し、身に着けた者にシンダールの蓄積された知恵と知識を与える。
始動したときの効果...
周囲のモンスターを眠らせる : 15 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、これ、なんだろう。というか、まだこんなアイテムがあったのか、というのが正直なところだった。

 知能と賢さ(相変わらず区別はついていないが)の両方に追加効果があるというのはいかにも”エルフの装備”である。

 周囲のモンスターを眠らせるというのが、どの程度のレベルのモンスターまで有効なのかが気になる。

 もとネタがよくわからないけど、こういうものがあの世界のどこかにあったのだろうなあ。

 もしも「酸免疫」機能が現状の『★トゥオルの影のクローク』以外の他の装備で担われたら、このクロークの出番もあるかもしれない。
 ないかもしれない。

困ったアイテム

 さらにこんなものを入手した。

『☆ショートボウ『ヒムソロン』 (x2) (+9,+17) (+4隠密) {+隠掘*電r炎}』
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは電撃に対する完全な免疫を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 おっと、これは”*電”と書かれている。
 なんと、第3の電撃免疫装備のご登場である。

 うーん。使うだろうか。

 いや、これよく見ると、「ショートボウ」なんだよねえ。
 矢弾がないから使えないですわ。これ。

 アクセサリとしても微妙だと思う。加速もないし。隠密に+4されるのは結構だが、それ以上のものはあまりない。そもそも、弓なのになぜか”採掘能力”に+されるというのは意味がわからないとも感じる。これで掘るってわけでもないよね。

 しかし、電撃免疫をもった装備が、同時に電撃への耐性機能を持っているというのはどうなんだろうか。意味があるのか?
 あるいは、考え方としては、むしろないほうが変なのか。

推定アイテム

 そんなこんなのどたばたの最中、以前から”おそらく存在するはずだ”と推定していたアイテムをようやくゲットする。


 22本の『ドラゴンキラーの追尾クロスボウの矢 (6d5) (+8,+11) (268/446)』


 やはりあったのだ。とてもとてもレアだっただけで。
 これまで1年半以上プレイしてきて、初めての入手である。

 ある意味、『願いの杖』(これまで3本入手)や『無敵の薬』(同じく2服入手)よりもレアといえる。すごいレア度である。なんだろう、これ。

 多少面倒なのは、(+8,+11)という打撃値で、改善値が(+10,+11)となるので、おそらく次に同じ矢を拾ってもインベントリ的にはまとまらないだろうという予感がするところだ。

 ともあれ、自宅にとっておきたい。

自業自得

 そんなこんなで山のようなドラゴンその他の召還を捌いていたところで、ついに我らがソーサラーさんに鉄槌が下ってしまった。
 こんな感じであった。


ワイバーンが稲妻のブレスを吐いた。
パニック・モンスターのワンドは壊れてしまった!
透明物体感知の指輪は壊れてしまった!
麻痺知らずの指輪は壊れてしまった!
スピードの指輪は壊れてしまった!
ワイトを倒した。 <2x> フェイズ・スパイダーは死んだ。
ソーサラーは死んだ。


 ああ、なんてこったい。敵が呼び出したモンスターが必ずしも敵にとってフレンドリーとは限らない、ということなのだろうか。このあたりはいつもよく分からない。

 まあ、ソーサラー的には、好き放題に呼び出しておいて、手下というか道具として使い捨てていた相手に殺されるというのは、まあ自業自得ということだろう。

★憤怒さん登場!

 と思っていたら、なんだか下の方に番人がいて、その番人がえらいこと召還をかけてきた。こりゃめんどうだ。

 番人の召還はソーサラーの召還と性質が違って”えげつない”。一匹ずつないし1種族の召還が多いソーサラーと違って、番人は、複数の種族によって一気に周囲を囲むタイプの召還を行ってくる。しかも、呼び出されるのがたいていはW系を中心とした”精神攻撃系”のモンスターなので、いやらしいことこの上ない。

 その召還をなんとかしのぎ、面倒になったのでご当人に接敵して直接叩きのめした。

 したら、最終的にこんなアイテムが登場なさった。

『★憤怒のトライデント (3d8) (+16,+18) (+2) {r乱}』
三本の切先がある大振りな槍で、かつてこの槍を手に邪悪な者共や冥界の者共の軍勢を刺し貫いたオスセの霊力を宿している。
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それはカオス的な効果を及ぼす。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは神に祝福されている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 …?

『ウルモのトライデント』ではないのよね。酸免疫はないみたいだし。

 海の神様であるオスセ様の武器なのだな。

 少し調べてみると、どうももとのAangbandではダイス目が(3d9)だったらしい。なぜか弱体化させられているようだ。Tinyではよくあることのようだが、果たしてなぜなんだろう。

時間切れ

 とここまで来たところで、時間がずいぶん遅くなったことに気がついた。
 しまったなあ。

 このゲームをプレイしていると、時間が経つのが早い。
 あまり遅くなるとなにかと問題だ。

 ということで、階の途中ではあるけれど、今週はここまでとした。

 今になって★アイテムが2つも出てきたのは驚いた。
 果たして、由緒正しい★アイテムは、あとどのくらい残っているのだろう。

第59週 その2

 この週はいろいろと待ち時間があったので、その最中に少しプレイしてみた。
 24階の途中からの続きである。

 実のところ、『爆発の薬』の処置で迷っていた。

 貴重な攻撃アイテムではあるのだが、一発が500ダメージということで、正直それほどのものではない。ないのだが、ある意味単に超貴重品ということで溜めておきたいアイテムである。
 どうしたものだろうか。

 散々考えた末の結論としては、『破邪のクロスボウの矢』を捨て去り、代わりにこちらを持ち帰ることした。

基本動作

 などと悩んでいる途上で、新しい手続きを見出した。
 地上のアイテムの確認手順である。

 例のように、手持ちアイテムのインベントリが一杯になって来ると、地面に落ちているものを拾おうとしても、「持ち物にはこれ以上何も入らない」というようなメッセージが出てきて、確認できなくなるという微妙な仕様があった。

 が、それを回避できる、というか、正式に地面の上のアイテムを確認するための手続きがわかった。

 コマンドは簡単。

 「x」を2回打つ。

 これだけで、実はアイテムを確認できるようなのだ。
 さらに、+やーを押して行くと、確認したい対象の焦点を次々と移してくれる。法則性がいまいちわからないが、とりあえずは自分がいる場所のアイテムを確認するためには十分有効である。

 こんな手続きがあったとは。

 そして、おそらくは、これは本当は超基本的な手続きだとは思う。

 このゲームプレイに際しては、これまで人から教えてもらったということは一切ないため、世間では常識であろう基礎知識が私には欠けている。
 ”そういうところ”が”こういうところ”に現れているのだ。

番人と巨人たち

 そんなこんなでなんとなくあらためて24階をうろうろしていると、東の外れに、今までいなかったワイバーンが「再度湧き」していた。
 なるほど、と向かって行き、普通に倒した。

 さて、アイテムは、と鑑定体勢に入ったところで、突然、周囲に大量の召還が湧いて出た。瞬間的だった。

 へ!?

 よく見ると、近所にさっきまでいなかったはずの白いg文字がいた。
 キリス・ウンゴルの番人である。今沸きか。

 あれまあ。

 なんとまあ、赤いUの字を含んだかなりの量のモンスターを呼ばれたので、ちょこまかと動いてちまちまと倒していく。手数はかかるが、今の@であれば何とかなる相手である。

 とはいえ、さすがにこれ以上召還モンスターズを呼ばれると面倒なので、とりあえず番人に接敵してげしげしと殴って倒した。

 さて、あらためてドロップの鑑定を、と…

 とまた、ここで一斉召還に囲まれる。今度は赤いa文字が目立つ。

 あれ、何で?もう番人は倒したはずなんだけど…

 さらに@を横からの不意打ちが襲う。

 なんと、視界の外から巨大な岩が飛んできたのだ。

 どっかーん。
 轟音と共に吹き飛ばされる@。

 これは、巨人族の攻撃!

 この攻撃のおかげで重い傷を負ってしまう。
 例のごとく、薬もいくつか割れてしまう。

「ったく、んもう。やめてよねえ。@、許さないんだからぁ」

 錯乱して適当に女子力の高そうな独り言をつぶやきつつ、とりあえずマップを広範囲に広げて検知して見る。

 すると、黄色いP文字がマップの上方に佇んでいるのが見えた。
 長い通路の向こう側にいて、ちょうどこちらが視界に入ってしまっていたようだ。

 ここはすでに通り過ぎている場所だ。こいつも、ついさっきまではいなかったはずなのに。

 こういう「再度湧き」のタイミングというのも未だによくわからない。

 とりあえず、加速して近づく。近づきながら弓矢で攻撃する。多少のダメージを与えて相手をひるませつつ、接近して行く。

 と、ここで目の前に突然2匹目の黄色Pが登場する。なんてことだ。自分と同じレベルの仲間を召還しやがった!なんたることかサンタルチア(元ネタはよく知らない)。さらにそのタイタンさんがどかどかと下っ端の皆さんを召還してくれる。

 幸いにも細長い通路であったため、ここでの召還量は大したことはなかった。なんとか召還野郎共とのタイマンを繰り返し、そして2匹目のタイタンを叩き殺し、最後には1匹目のタイタンにも追いついて成敗した。


 さて、これで何とか一通りモンスター軍団を退治した。やっとドロップの鑑定に入れる。ここまで長かった。


 さて、ドロップはと、


 と、ここで遠方より炎。そう。炎である。


 手を伸ばした@の目の前で、アイテムはあらかた焼失した。

 容赦などない。

 aの群れだ。ぼわーぼわーと@目がけて火を吐きまくる。あたり一面炎の海だ。


「やってられるかこんちくちょう!!!!!(激怒)」


 火免疫のおかげで@自身にダメージはまったくないけど。アイテムが~。アイテムが~。

「もう、こういうのがあるから蟻んこは嫌なんだ!」
 思わず心の底から叫ぶ。

 怒りと絶望に満ち溢れつつ、アリさんの群れを蹂躙した。

世界の真実

 おそらくだが、このゲームではアイテムが何であるのか、は、@が鑑定した瞬間に決まるのだと思う。

 逆に言えば、おそらくは、アリの炎やHの酸のブレスがアイテムにかかると、まだ何者でもないアイテムたちは、無条件に消失してしまうものと考えられる。

 それらの攻撃に強いアイテム、たとえば『追尾の矢』などは、出現した瞬間に特定の色で表現されている。それらはブレスなどの攻撃の影響を受けない。だが、多くのアイテムでは、未鑑定の場合には、実際にはそのアイテムが呪われているのか特別製なのかは関係なく、自動的に消失してしまうように思えた。
 特に、箱の中のアイテム類は、それが実際には☆装備であろうとなかろうと、なぜか”箱ごと”燃やされてしまうのだ。
 だから、鑑定前のアイテム群を、火や酸、冷気で消失させられることほど空しいものはない。
 なんということだろう。

 世界の可能性を根こそぎ奪われる感じだ。

市場大放出

 さて、自宅に戻ったはいいが、もはや自宅にも一ミリも隙間がない。ぎゅうぎゅう詰めである。

 仕方なく、とりあえず不要と思われるものを売ることにする。

 いくつかの☆アイテムや銘入りのアイテムを売り飛ばし、少しだけ隙間を作り、そこに『★エルフのクローク『ホルコルレス』さんやら『★憤怒のトライデント』さん、そして超レアな実用アイテム『ドラゴンキラーの追尾のクロスボウの矢』、そして『電撃免疫のショートボウ』さんをしまいこむ。
 最後のアイテムはいささか迷ったが、とりあえずは取っておくこととした。

 また、あまり溜めておく意味がない『女王アリの人形』を使うべく、持ち歩くこととした。

女王vs女王

 そのまま24階に戻るのだが、なぜかほとんど何もない。そこで、一気に2階上昇して22階に頭を出してみた。

 そこで鎮座していたのが、他でもないピンク色の女王様を戴くアリの軍団であった。
 ということで、女王アリ対女王アリの対決を観察することにした。

 女王アリさんに近づいていくと、すかさず手下共を呼び出される。そこで、こちらもおもむろに人形を取り出し、相手の女王様にぶつけて見た。
 幸運なことに、砕け散りもせずになんとかこちらの女王様が顕現した。

 二人の間には誰もいない。
 女王対女王がタイマンで実現した!

 そして、早速湧き起こる召還の嵐!あたり一面赤いアリだらけである。

 で、このゲームの悪いところだが、召還した場合の敵味方の区別がまったくつかないので、とりあえずは混乱を避けるためにテレポートする。
 そして、遠方から観察をすることとした。

 さて、改めて戦場に近づいて行くと、いろいろと心の中に飛びこんでくる。アリさん同士が敵味方に分かれて戦い合っている。が、同族ゆえ、概してお互いにとって効果の薄い攻撃をしているので、なかなか勝負がつく感じがしない。

 近づいていくに連れて、炎のブレスが飛んでくる。@には火免疫があるのでまったく影響はないが、しかしいささかうざいので、こっそりと壁の中に穴を掘って戦場に近づき、その壁の中からロッドで検知をしつつ、戦いの趨勢を観察をすることにした。
 ちなみに、このゲームのアリさんは、穴を掘ってくることがないので助かる。

 いろいろと戦いが行われている中で、時おり
「少し悲しい気持ちになった」
という表示がログに出てくる。どうやら、こちらの味方のアリさんたちが次々と死んでいるようだ。おそらく、同程度の数だけ敵のアリさんも倒していることだろう。

 そして、途中、何を押してしまったのか分からないが、どうも友軍のアリさんたちを開放するというコマンドを発動させてしまった(らしい)。

 一匹一匹のアリさんに対して
「開放しますか?(Yes/No/Auto)」
という選択肢が出現してしまい、いくらNoとかエスケープとかを押してもそこから脱出できなくなってしまった。

 仕方なく、Autoを選択して、Noを押したはずなのだが、なぜかこちらの味方のアリさんたちがすべていなくなっていた。

 えええええ。

 仕方なく、意味もなく残りのアリさんたちを蹂躙した。

 あれは何だったのだろうか。
 このゲームをプレイしてずいぶん経つが、未だに分からない現象に出会う。
 きっと、これからもそうなのだろう。

停止した世界

 というところでしばらくマシンを放置していたら、このゲームだけがハングアップしていた。何が起きたのか分からない。

 改めて再起動してみるが、なんということか。時間が少し前に巻き戻っているような気がする。
 まあ、悔やんでも仕方がない。保存を怠ったのは自分なのだから。

地味なお土産

 とりあえず地上に戻って、お土産を売る。と言っても、いつものような派手なものではなく、地味なアイテムばかりである。

『スピードの指輪 (+9)』
『電撃のバトル・アックス (2d8) (+9,+8)』
『滅邪のモーニング・スター (2d6) (+9,+7) (+1)』

とかそういったものである。ついでに

『21本の 追尾クロスボウの矢 (6d5) (+5,+4) (225/375)』

も持ち帰ってしまった。またとりあえず鍛えてまとめた。また94本に増えてしまった。また荷物が重くなった。放置するにはもったいなさ過ぎるように感じるためだ。

無視

 さて、あらためて22階。

 検知してみると、またもや広場に女王アリを戴くアリの群れがいた。

 もういいよ、と思った。
 害もないけれど、ドロップもない。戦う意味はあまりない。

 ということで、近づかないようにしてスルーした。

 なんとなく、遠い昔の所ジョージの「無視」の歌を思い出す。

革の盾

 道端でとつぜんこんな物を拾う。時々こういうことがある。誰が落としていくんだろう。

『☆革製スモール・シールド『ベレグカラク』 [3,+9] (+2探索) {+腕探r冷}』
それは腕力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 おそらくこの@では使わないと思われたので、美術商に出向いていただいた。

 革の盾は軽いけれども、さすがに防御という観点からは微妙だと思う。身軽なエルフの人とかが使うのだろうか。


 地下23階で、珍しくも『爆発の薬』を拾ったので持ち帰る。9服目だ。
 しかし、『無敵の薬』って出ないなあ。これだけやってまだ2服しか無い。『願いのスタッフ』よりレアだ。ある意味すごい。

 なんとなく持って帰っていた『消費魔力減少の指輪』は最高値で売れた。
 これも割と貴重品なのだな。

殺戮兄弟の悩み

 自宅に戻ってあらためて整頓を試みるが、我ながら矢弾の数にあきれる。

24本の『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+16) (225/375)
23本の『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+16,+13) (206/343)
24本の『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+19,+14) (212/353)
27本の『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+14,+20) (250/416)

 このあたり、実にまとまらない。本数も中途半端だ。どうしたものだろうか。どうしようもないのだが。

怒れる巨人

 地下22階付近に潜る。

 例のごとく、タイタンに岩を投げられて大怪我をしつつ、薬の類を破壊される。
 ホントに困る。溜まっていたのにどんどん減っていく。一度に10服くらいなるなるので困る。

 この黄色Pも、おとなしいときには何もせずに黙って退治されてくれるのだが、怒っていると手がつけられない。

逃走!Gピット

 地下23階で、白いGの群れにで合う。バンシーである。

 彼らは壁を抜けてくるので、一斉にわらわらとこちらに向かってくるのが見ていて面白い。
 そういえば昔オレンジGも似たようなことをしていた。

 と思ってみていたら、何を考えたのか、こちらから一目散に逃げて行く。
 なんなの、これは。

 こちらが近づいていくと、手の届かないダンジョンの壁の中の隅の方にみんなでまとまって隠れていて出て来ない。そこまでわざわざ穴を掘るのも何なので、これもまた無視する事にした。

 バンシーの皆様は、よほどこの@が恐ろしいらしい。まあ、無理もないか。

かつての夢

 さて、その後、こまめに家に戻ってはお土産を貯めたり売ったりし、また潜ってはお土産を拾ったりしていた。

 このくらいの方が、無駄がない感じがする。
 資源も少しずつ戻ってきた。

 広い空間でドラゴン諸君がいろいろとたたずんでいたので、こういうときのための『ドラゴンキラーのクロスボウの矢』を叩き込ませていただく。7本しかないが、十分有効である。
 が、そこでふと見ると灰色のg。

 そして、対応のために近づこうとした瞬間に、一気に召還モンスターで周囲が埋められる。
 番人は挙動が早い。

 さらに、繰り返し召還が行われ、ドラゴンを中心としたモンスターたちが周りを埋め尽くす。

 とはいえ、今回はワイトなどの精神攻撃系のモンスターではないので気が楽だ。おまけにドラゴンズはドロップも多いので、これはこれで好都合だが、しかし一方で、彼らの炎でドロップアイテムの多くが燃えてしまうので、それはそれで対応が難しい。

 ソーサラーと違って召還の量が激しく多いので、まずは何はさておいても召還の主を叩き殺さねばならない。

 ということで、加速して直線状に番人に向かって進んでいく。妨害はこれを実力で排除するのであった。

 一旦接敵すれば、後はリンギル先生の出番である。話は早い。

 番人を叩き潰して、モンスターたちに向き直る。

 次は君たちの番だ。覚悟をしなさい。

 すると、なんとドラゴンたちは我先に逃げていくではありませんか。
 君たち、なんつう弱腰か。それでも本当にドラゴンなのかね。

 そこで、ふと思い出す。


 ――そういえば、その昔、実験で完全免疫装備を呼び出して、ついでにリンギル先生も呼び出してドラゴンとやり合ってみたことがあったなあ、と。


 そのときは、ブレスも効かない、打撃もほとんど効かない@相手に、ドラゴンは一方的に逃げ出していた。
 すごいものだなあ、と当時のプレーヤーは思った。

 そのときは、実際の装備ではまだ火免疫もないし、電撃の免疫も装備していなかった。もちろん『★リンギル』先生も手に入れてはいなかった。
 だから、そんな状態が自分に起きるわけもない、と思っていた。

 翻って、今の自分は、素で4つの免疫をすべてそろえているし、『★リンギル』先生も入手している。つまり、当時の理想としていた状態をほぼ実際に体現している。見方によっては、それ以上の状態にあるとすら言える。
 このドラゴンの振る舞いは当然といえば当然なのだろう。

 そんなことを考えながら、とりあえず追いかけて追いかけて、倒して倒して、ドロップを漁って漁って漁り続ける。

あれ?

 すると、南東の広場の片隅に、こんなものが落ちていた。

『★バルログの長ゴスモグのムチ (3d6) (+13,+15) (-2) {呪われている, %all}』

 おや、これはまた。あの有名なゴスモグ先生のムチではありませんか。
 自分の記憶が確かなら、これって、確か本当はゴスモグさんを倒したら、ある程度の確率で落としてくれる、といったものではなかっただろうか。

 そして、@はまだこのゴスモグさんを倒していない。なんだか、寂しくなるので、敢えて出会わないようにしているのだ。だからいつも地下は24階までしか潜っていない。

 そもそもがゴスモグさんは地下25階におわすはずのお方であり、こんな22階の片隅に大事な宝具を放置しておくなどちょっと考えにくいのだが、何が事情があったのだと考えることにしよう。

 呪われているとはいえ、由緒正しい★アイテムではあるので、とりあえず、拾うだけ拾って、正体というか真の性質を突き止めるのはまた後ほどにした。

意外な知性

 うろうろしていると、こんなものが落ちていた。

『☆金属製スモール・シールド『ケレブソンド』 [5,+13] (+4赤外線視力)』

 さらに、なんとなくこんなものも。☆アミュレットは激しく珍しい。

『☆知性のアミュレット『耀鷲』 (+3)』

 珍しいことは珍しいが、しかし、これが使えるかどうかは、機能的にはいささかなんとも言えない気がする。

お宝鑑定団開催

 さて、自宅に戻ってみた。お金をよりも時間がもったいない(というか、*鑑定*ソードの回復までの70ターンを待つのにややイライラするようになってきた)ので、『*鑑定*の巻物』を使うことにした。こちらは1300$である。

『☆知性のアミュレット『耀鷲』 (+3) {+器r毒乱(器}』
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは毒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど、さすがは『知性のアミュレット』。知能と賢さの両方に+3してくれるのはありがたい気がする。現状、この@は、ほどほどに賢いけれども知能は低い、というよくわからない状態にあるためだ。

 今度はこれ。

『☆金属製スモール・シールド『ケレブソンド』 [5,+13] (+4赤外線視力) {+赤r電炎冷恐}』 それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。こちらはいまひとつか。本来は耐性スロット的には悪くないので、ゲームの初期に拾っていればかなり楽になるアイテムだったろうと思う。

 さて、件の★ムチはどんなものなのだろうか。

『★バルログの長ゴスモグのムチ (3d6) (+13,+15) (-2) {呪われている, +知賢器隠*炎r電暗;明怒呪|焼/オト巨動人!!}
この赤々と燃え上がる炎のムチはバルログの隊長ゴスモグのものだ。彼はこの炎のムチとすさまじい火炎のブレスで彼の主をウンゴリアントの怒りから守った。
始動したときの効果...
巨大ファイア・ボール(250) : 40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは火炎によって大きなダメージを与える
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは火に対する完全な免疫を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 一度装備してみたが、火免疫という以外には実はそれほどのメリットがなく、また反感を食らって、街の人が全員敵に回るという事態にはあまり良い気分がしなかったので、*解呪*の巻物で呪いを外したうえで、自宅にしまいこんだ。打撃力的にも正直大したことがない。

 やはり、この場合の*解呪*の意味は、装備を外せる、という程度の話であり、決してそのアイテム自体にかかっている”根本的な呪い”それ自体を解けるわけではないようだ。

NPC殺し

 そんな感じで、街をうろうろしていたところ、不意にこんなメッセージが出てきて、アイテムが落ちてきた。


農夫『マゴット』を攻撃した。 <4x> 農夫『マゴット』 「グアァァァ!」
農夫『マゴット』を葬り去った。
ランス (2d8)がある。
床上: 凍結のランス (2d8) (+2,+7)。


 え?

 何が起きたのかぜんぜんわからなかった。

 うろうろしているうちに、@が偶然にこのキャラクターに接触してしまい、一瞬で倒してしまっていたようだ。

 おいおい、どうしたことだ。

 この有名なNPCは、もともと「指輪物語」が出自で、フロド一行が旅に出るその初期にサポートをしてくれた人物である。とはいえ、特殊な能力は特になく、ごく普通のホビットの人である。
 そして、なぜかこのTinyAngbandでは、この人が地上の街にいて、ペットの三匹の犬(割と凶暴)を探している、という設定になっている。

 が、さらになぜかこのペット軍団は、地下のダンジョンにおり、そして一方的にプレーヤーを襲ってくるのだ。仕方なく@はこの犬たちと戦って倒さざるを得ない。
 ゲームのかなり初期の話である。

 もしかしたら、このペットを倒さずにこのお爺さんのところに連れてくることで、なにかいいことがあったりするのかもしれないが、自分は今に至るまでその方法がわからないでいる。Nethackなら、餌を持っていって投げることで一部のモンスターをペットにできるのだが、angband系では野生のモンスターをペットにする方法がまだよくわからない。もしかしたら、方法自体が存在しないのかもしれない。

 普段なら、このNPCキャラクターに接触しても、友好性なので攻撃モードには入らないはずだ。そのまま相手がどいてくれるのが普通だと思うのだが、なぜか今回はそうずに、システム側に攻撃行動と扱われてしまった。
 
 だが、なぜ攻撃したことになっていたのだろうか。『ゴスモグさんの★ムチ』は外していたはずだが。
 まだ『★ムチ』の反感が残っていたのだろうか?そんなことってあるのだろうか。

#後から考えると、この可能性は高かったようだ。このゲームは、ある階層で何かの装備を外しても、その効能が継続して続くようなところがある。詳細はわからないが、★ムチを外した後でも、反感機能が残っていたということのように思える。マゴット氏には申し訳ないことをしてしまった

 よくわからないままに、とりあえず爺さんの供養という意味合いで、この『凍結のランス』を(+10,+10)にまで鍛え上げ、その上で美術商さんに出向き、祈りと共に旅立っていただいた。あちらで犬と仲良くやってほしい。

 おかげでほどほどの値段で売れた。これで墓でも立ててあげようと思う。誠に申し訳ない。正直すまなかった。

 ちなみに、この人は物語中で住んでいる場所がはっきりしているので、@がいる「この街」の場所がなんとなく推測できる気もする。

 実は迷子の犬たちを探して遠くに来たのかもしれないので、正確なところはわからないが、ただ、何百マイルも離れたところまでは来ないと思う。そこから推測すると、この街はおそらくホビット荘の比較的近郷であることは確かだろうと思われた。

 一方、『指輪物語』関連の地図を参照すると、アングバンド要塞はホビット荘のかなり「北」にあったことが記されている。ということは、この村もまたほどほどに北の方にあるに違いない。アングバンド要塞は、大要塞ウツムノの前哨基地とはいえ相当の規模であり、その広がりは地上からは見えない。なので、実は相当広範囲に掘られていた可能性もある。出入り口も一つではなかったはずだ。この街にある入り口は、アングバンドのそうした無数の入り口の一つに違いない。

 ということで、この村、ホビット荘の北の近隣にあたる?ようだ。なんという街なのかは、相変わらずわからない。

現状の把握

 とりあえず装備を少しだけ変えてみた。

装備: 合計 278.9 kg (限界の286%) コマンド:
a) | 右手 : ★ロング・ソード『リンギル』 (4d5) (+22,+25) (+10加速) {+速r冷;麻視遅活明|凍/邪トデ死!!}
b) ) 左手 : ☆金属製ラージ・シールド『ブルイロクエン』 [8,+20] (+4) {{+賢具r毒獄;麻経浮}}
c) } 射撃用 : ★クロスボウ『クブラゴル』 (x5) (+13,+14) (+10加速) {{+速r炎;警倍!!}}
d) = 右手指 : ★勇猛なるトゥルカスの指輪 (+4) {{+速腕器耐!!}}
e) = 左手指 : ★力の指輪『ナルヤ』 (+10,+10) (+1) {+速腕知賢器耐魅*炎r獄恐;麻視遅活(腕賢器魅!!}
f) ” 首 : ★上級王イングウェのアミュレット (+3) {{+賢魅赤r酸電冷;麻視!!}}
g) * 光源 : ★スラインのアーケン石 (+3加速) {{+速知賢r乱;視経明!!}}
h) [ 体 : ☆《ミスリルの超鎧》という名のミスリル製鎖かたびら (+6,+8) [20,+19] (+4隠密) {{+腕賢魅具以下略
i) ( 体の上 : ★トゥオルの影のクローク [6,+12] (+4隠密) {{+隠*酸r暗;麻視遅}}
j) ] 頭 : ★ドル=ローミンのドラゴン・ヘルム [8,+12] (+4) {+腕器耐r酸電炎冷盲;視感明!!}
k) ] 手 : ☆ドラゴン・グローブ『ブリルソニエル』 [4,+18] (+4) {+腕賢器耐r電毒恐[魔}
l) ] 足 : スピードの鉄鋲底の靴『耀豹』 [6,+12] (+5) {+速*電}

 主たる変更は首のアミュレット枠で『勇者のアミュレット』から『★上級王様のアミュレット』に変更した。打撃は低くなったが、実はこの★アミュレットは発動が5回分の邪悪退散魔法(おそらく打撃力400)で、しかも50ターンごとに復活できる。これがあれば、『邪悪存在退散のスタッフ』さんを持ち歩く必要がなくなるのではないかと期待して装備してみた。

 ついでに、持ち物はこんな感じである。

a) , 99個の エルフの行糧
b) ! 94服の 体力回復の薬 {!k}
c) ! 69服の 経験値復活の薬
d) ! 92服の 癒しの薬 {!k}
e) ? 55巻の テレポートの巻物
f) ? 96巻の レベル・テレポートの巻物 g) ? *鑑定*の巻物 {75%引き}
h) ? 53巻の 魔力充填の巻物
i) ? 60巻の 聖祈言の巻物 {50%引き}
j) ? 68巻の 対邪悪結界の巻物
k) ? 82巻の *破壊*の巻物 {!r!k}
l) - 41本の 鑑定のロッド {=g@1}
m) - 7本の 全感知のロッド {=g@2}
n) - 9本の スピードのロッド {!k!!}
o) | エルフのスモール・ソード『蒼鷹』 (1d6) (+17,+12) (+2隠密) {{+知器魅隠r恐;遅明/オト巨!!}}
p) { 7本の ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (187/311)
q) { 27本の 殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+12,+13) (206/343)
r) { 40本の 火炎の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10) (206/343)
s) { 31本の 破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10) (206/343)
t) { 93本の 追尾クロスボウの矢 (6d5) (+10,+10) (262/436)

 これで限界の297%くらいである。いやはや重いこと重いこと。

 どうにも矢弾が多すぎる。つい拾ってしまうのが悪いのだが。でもさあ、もったいないじゃない。
 一時は『追尾クロスボウの矢』は70本くらいまで使って減らしたのだが、また拾ってしまって元通り。ああ、貧乏性よ。というか、アホである。

発動の邪悪退散

 さて、潜ってみると、Tピットがある。いつもの灰色、青、緑と色とりどりのトロールさん達が群れているお部屋である

 早速、『★上級王イングウェのアミュレット』さんを発動させる。

 ”ずぞぞぞぞ(なんとなくこんな感じの音ではないかという推測による演出)”

 トロールさん達はあっという間に消滅した。

 なるほど、便利だ。さすがは上級王様の持ち物である。

 と、このときは思っていた。

 ところが、Vとか、割と固めのモンスターが相手だと、実はこの発動(邪悪存在退散x5回)が敵を倒すまでに至らない。また、スタッフと違って即座の魔力充填ができない(と思われる)ので、そこで対応が終わってしまう。

 仕方なく、残りは自力で「えいさほいさ」と倒さなくてはいけない。これは割と大変だ。

 スタッフさんは、デフォルトで8回のパワーがあるので、Vもこれ一本で一応倒せるのだ。
 結局、スタッフさんのほうが無難なのではあるまいか、という結論を出す。

 が、少し後になって、こんなことを考えた。

 もしも『魔力充填の巻物』でこの『★上級王アミュレット』を即時充填することができるのなら、話は違ってくる。このアミュレットさんは自動復旧がある(50ターンごと)ので、何回でも使えるからだ。それを充填で短縮できるのであれば、利便性は高い。件のスタッフと違って、たぶん爆発はしないだろう。

 反対に、そうでなければ、もとの『勇者のアミュレット』さんに戻すほうが打撃や防御的には有効性が高いと思われた。

 今度機会があれば『魔力充填の巻物』を試してみよう。もっとも、この巻物、一巻あたり魔力80程度の充填だったはずなので、5巻揃えてやっとフル充填ということになる。効率は悪そうだ。

今週のガレ場探訪

 23階から24階に移動。

 珍しく24階にガレ場。ひたすら掘りまくる。事前に検知をして、中にこっそり潜んでいたタイタンやらヒドラやらは適当に処しておく。

 そして、こんなものを持ち帰る。

『*体力回復*の薬 {!k!q}』
『全復活のロッド {!k!!}』
『邪悪存在退散のスタッフ (8回分)』
『勇者のアミュレット (+6,+5) [+3] (+6)』

『全復活のロッド』さんは久々の登場である。とりあえずお家に貯めておくことにした。

過剰設定

 空になった『大きな木の箱』を自動破壊する設定(Auto)にしたところ、なんと中身が入った木の箱まで自動破壊することになってしまっていた。これはひどいだろう。

 なんということだ。こいつはまずい。
 解除する方法がわからない。

 とりあえず自動拾いエディターの末尾に赤文字で追加されていた部分を削ってみたのだが、果たしてうまくいくのかどうか。

#後日談:これはさすがに成功した

いつものお願い

 22回にて、久々にソーサラーさんに遭遇する。お久しぶりです。いつもの通り、よろしくお願いいたします。
 ♪そーれそーれソーサラー(今作った適当なテーマソング)。

 しばらくいつもどおりいろいろと召還していただいていたのだが、しばらくして北の方にソーサラーさんが移動したのについていったところ、ピンクの女王様を戴くアリさんの群れがいた。

 こちらはまず女王様を倒してから適当にアリさんをお相手していたのだが(残すとアイテムぼわー的に面倒なので)、なぜかそれを最後にソーサラーさんの消息は途絶えた。

 ログを見たら、どうもアリさんに酸のブレスを吐きかけられていたようだ。さすがアリさん、容赦ない。
 おそらく、その状態で@が検知できないところでお亡くなりになったものと推測された。

 合掌。

 どうも、このアリさん一族の敵味方検知は、かなりアバウトというか、そもそもそうした識別をしているのかどうかもわからない程度に、激しく敵モンスターを倒してしまう。
 ありがたいといえばありがたいかもしれない。アリだけに。

 ともあれ、このあたりのものを持ち帰ることにした。おそらく、アリのブレスに耐えて残ったすぐれ物ということだと思われる。

『反射のドラゴン・シールド [8,+8] {r酸電;反}
『神罰のトライデント『猛燕』 (1d8) (+11,+17) (+1)
『焼棄のフレイル『旭隼』 (2d6) (+8,+12) {r炎盲;明|焼!!}

 ドラゴンシールドに反射機能が付いている装備ははじめてみた。
 いずれも、ほどほどの値段で売れた。

ハイプリースト、がんばる

 その直後に、一気に20階まで上がってみた。

 青いp文字の”ハイプリースト”さんからずいぶん召還を受ける。普段は青くて背景に溶け込んで目立たない人だが、こういうときは元気だ。
 ソーサラーさんほどではないが、そこそこいろいろな人たちを呼び出してくれた。レベルも頻度も低いので、なんというか対処が楽である。

 そして、最終的にはこんなものを恵んでいただいた。

『抹殺の巻物 {!k}』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』

 ある意味レベル相当のドロップではあるが、我が家へのお土産としては、お金に代えるしかない武器装備よりも、こちらの方が喜ばれる。鉄板といってよいだろう。ある意味、このゲーム内での「とらやの羊羹」的な存在である。

地味な探索

 あらためて、20階から22階付近まで下りてみる。
 そして、こんなものを拾う。

『消費魔力減少の指輪』
『護りのレイピア (1d6) (+8,+7) [+5]』
『毒殺のトライデント (1d8) (+8,+9)』

 さらに、こんなものを拾う。

『☆クローク『ナエアルヒ』 [1,+20] (+4加速) {+速耐r酸}』
それは耐久力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 加速は欲しくはあるが、しかしこのクローク枠で確保するものでもないような気がした。
 最高値で売れて、なんと10万$の販売値段がついていた。さすが加速+4である

#とはいえ、クローク枠で加速と耐久力にプラスされるというのは実は珍しいものだったかもしれないと、今になって思う

 引き続いて、また22階付近に潜って、こんなものを拾う。

『(破邪)ダガー『翔隼』 (2d4) (+15,+15) (+2) {%}
『(吸血)トライデント (1d8) (+8,+8)
34本の『冷気の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+8,+7) (187/311)

 銘入りの『破邪のダガー』は最高値で売れた。売値は7万$。かなりの評価だ。なぜだろう。打撃の(+15,+15)というところだろうか。

#よく見ると(破邪)カテゴリーの銘入りというのはそれだけで相当にレアであった

 そして、再び入手した『冷気の鋼鉄のクロスボウの矢』は、これも(+10,+10)まで鍛えたら、自宅のものとまとめることができた。少しうれしかった。

指輪改

 ここで、あらためて指輪を見直してみた。

 現状での打撃力が足りないので、『★トゥルカス指輪』には一度お下がりいただき、『追加攻撃の指輪(+2)』を装備しなおした。

 結果として、この装備で打撃が600を超えたので、そこそこ戻ってきた気がする。

輝く死の剣

 さて、あらためて潜ってみる。

 道端に寝ていたデスソードを倒したら、『光のロングソード』に化けた。これは珍しかった。

 このデスソードというモンスターは、外見は落ちている剣で、冒険者が拾いに行くとその正体を現す、といういやらしい敵である。
 レベルが低い頃には、かなりの@がこのモンスターに倒されているという噂もある。この@も、かつて若輩者だったころに一度殺されているはずだ。

 そして、このモンスターは、倒すと実際の剣になるのだが、通常は普通の剣になるので、現状では自動破壊の対象になる。少なくとも、これまではそうだった。

 が、今回はじめて、このデスソードが実は「高級品」だったという事態に遭遇した。特にこのデスソード個体が強かったという印象もなかったので、不思議といえば不思議である。

 そんなこんなで以下を持ち帰る。

『忍びの鉄鋲底の靴『碧鷹』 [6,+7] (+1隠密)』
『光のロング・ソード (2d5) (+9,+11) (+2)』
『殺戮のメイス (3d4) (+5,+8) {%}』

今週のまとめ

 今週はこのあたりまでとなった。

『★ゴスモグ先生のムチ』が新しい★アイテムであった。火免疫ということでうれしくないわけではないが、反感は辛いので、やはり使えるアイテムではなさそうだ。

 さて、これからこの世界はどうなるのだろうか。


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