現実でのいつもの居場所を少し離れて、出張に来ている。泊りがけである。
昼間の用事が終われば、夜にはとりたててすることもないので、とりあえずTinyAngband世界に潜ってみる。
先週は、お犬様実験パート2を遂行している途中で時間切れとなった。
その続きをやってもいいのだが、なんとなく、ペットや仲間を連れ帰る方法がわからないので、微妙に乗り気にならない。実は無理なんじゃないかという気もしている。
そこで、今週は、久々に”宇宙の冒険者”「蛮野ゼロ」君を呼び出すこととした。
その蛮野君の現在のステイタスはこんな感じだ。
ドゥナダン パラディン 防衛者 レベル 18 経験 6242 $ 9385 \)}==”!((]]] 腕力 :18/127 知能 : 18 賢さ : 18/87 器用 : 18/71 耐久 :18/103 魅力 : 18/30 AC( 75) HP 246/ 246 MP 78/ 78 性別 : 男性 年齢 55才 腕力 : 18/127 種族 : ドゥナダン 身長 203cm 知能 : 18 職業 : パラディン 体重 84kg 賢さ : 18/87 魔法 : 生命 社会的地位 57 器用 : 18/71 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/103 魅力 : 18/30 打撃修正 (+13,+26) HP 246/ 246 打撃攻撃 :英雄的 MP 78/ 78 射撃攻撃 :超越 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 146 レベル 18 隠密行動 :大変良い 経験値 6242 射撃修正 (+12,+4) 最大経験 6242 知覚 :普通 射撃倍率 x2.28 次レベル 7740 探索 :普通 射撃回数 2.00 所持金 9385 解除 :良い 魔法道具 :卓越 AC [25,+50] 日付 10日目 8:19 加速 (+0) プレイ時間 07:52:47 赤外線視力:0 feet 能力修正 能力 基本 種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/97 1 2 0 18/127 .....s....... 知能 18 2 -2 0 18 .....s....... 賢さ 18/47 2 1 1 18/87 1....s....... 器用 18/51 2 0 0 18/71 .....s....... 耐久 18/53 3 2 0 18/103 .....s......s 魅力 17 2 2 0 18/30 .....s....... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : ....+........ 加速 : ............. 耐麻痺 : ............. 耐電撃: ............. 反射 : ............. 透明視認 : +............ 耐火炎: ...+......... 魔法道具: ............. 生命保持 : +....+....... 耐冷気: ............. 火オーラ: ............. テレパシ : ............. 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............. 冷オーラ: ............. 遅消化 : .....+....... 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ............. 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: +............ 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 78.9 kg (限界の92%) コマンド: a) \ 右手 : アンデッドスレイヤーのモーニング・スター (3d6) (+8,+8) (+1) {+賢r獄; 7.5 kg b) ) 左手 : 金属製ラージ・シールド [8,+4] 6.0 kg c) } 射撃用 : スリング (x2) (+7,+4) 0.3 kg d) = 右手指 : 火炎の指輪 [+11] {75%引き} 0.1 kg e) = 左手指 : 酸の指輪 [+7] 0.1 kg f) " 首 : 能力維持のアミュレット {%all} 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 革製スケイル・メイル (-1) [8,+4] 7.0 kg i) ( 体の上 : クローク [1,+5] 0.5 kg j) ] 頭 : 鉄ヘルメット [5,+4] 3.8 kg k) ] 手 : 革グローブ [1,+4] 0.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+8] (+3隠密) 1.0 kg a) ? 6冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 9.0 kg b) ? 2冊の 生命の魔法書[上級祈祷] 3.0 kg c) ! 10服の スピードの薬 {!k} 2.0 kg d) ! 21服の ヒーローの薬 {50%引き} 4.2 kg e) ! 21服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 4.2 kg f) ? 11巻の テレポートの巻物 {25%引き} 2.8 kg g) ? 8巻の 帰還の詔の巻物 {25%引き} 2.0 kg h) ? 17巻の 魔法の地図の巻物 {25%引き} 4.3 kg i) - 2本の トラップ感知のロッド 1.5 kg j) - 3本の ドア/階段感知のロッド 2.3 kg k) - 4本の 岩石溶解のワンド (38回分) 2.0 kg l) - 7本の 悪臭雲のワンド (69回分) 3.5 kg m) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg n) _ 光のスタッフ (12回分) 2.5 kg o) _ アイテム感知のスタッフ (14回分) 2.5 kg p) { 9つの 鉄弾 (2d2) (+4,+5) (27/54) 3.6 kg
レベルはまだ18。装備も貧弱。耐性もほとんど埋まっていない。だが、野望と夢とやる気と努力する能力はたくさん持っている。
まずは持ち物を確認して、スタッフを充填して、最後に宿でご飯を食べて、これで準備ができた。
さて、蛮野君、一緒に冒険をはじめよう。
巻物で潜ったところで地下7階。雰囲気は茶色である。
現場で『邪悪存在感知のスタッフ』を拾ったので早速使ったところ、oの群れが至近距離にいた。中には一つ茶色のoもいるようだ。ユニークだ。だが、今@がいるところと直接は部屋がつながっていない。
そこで、少し北側に遠回りして、予備兵力として温存してあったらしい別なオークの群れを先に蹂躙し、その駐屯地を経由して北側から回りこんだ。鵯越といったところか。
突撃~!!
どたばたの戦いになる。
最終的に、茶色のユニーク「ムズガッシュ」さんを倒して、他の皆様も倒して、戦利品をいろいろと眺める。
とはいえ、これというものもあまりない。すべて上質品レベルだった。
拾うべきものを拾い、他の場所に出かける。
が、他の場所も似たようなものだった。あとは、『○○維持の指輪』がたくさん出てきた。茶色の雰囲気は何だったのだろう。
片隅に箱があったが、中から出てきたアイテム類もただの『上質品』だった。うむむ。残念。
ここはそういうものなのだろう。
地上に戻る。いろいろと売り買いをする。
上質品とはいえ、武器の類はそれなりに高く売れる。お金がかなり増えた。
また潜る。同じく地下7階である。
少し戦ってみたところで、レベルが上がった。
レベル19である。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/97 1 2 0 18/127
知能 18 2 -2 0 18
賢さ 18/47 2 1 1 18/87
器用 18/68 2 0 0 18/88
耐久 18/62 3 2 0 18/112
魅力 17 2 2 0 18/30
さて、もう一度地下8階へ。
ここで鉄の箱の中から登場したのが
『影のクローク [6,+7]』
である。これは嬉しい。ここまでただの上質品のクロークでしのいでいたので、とてもありがたい。ACも大きく上がった。
名前的には『影のクローク』とは言うものの、隠密が上がるわけではないのが残念だが、これはこれで現在の蛮野には十分だ。
ついでに道端に落ちていた『守りの指輪(+14)』もすごいものだと思った。ありがたく荷物に入れる。
さらに、
『麻痺知らずのガントレット [2,+6]』
が登場した。呪われてはいないようなので、この現場ですぐに装備する。
これで、これまで実は足りていなかった麻痺耐性をゲットできた。地下8階で麻痺耐性がないまま進んでいたのは、実はプレーヤーが気がついていなかった。後から考えれば迂闊過ぎだったが、かろうじて事なきを得た、というところだろうか。この階層での麻痺耐性抜けは死んでいても不思議ではなかった。
よく見ると、まだ実は恐怖耐性がない。ちょっと恐いところだ。『ヒーローの薬』は20服以上常備しているので大丈夫だとは思うのだが。
そうこうしてここまで進んだが、おみやげが微妙な感じである。
(W90-2)
もう少し行ってもいいんだがなあ。
鑑定のスタッフもあと14回分あるしなあ…
引くか、進むか。
少し悩んだ末、進むことにした。
そして地下9階。
邪悪検知をしたところ、比較的近距離にオークの群れ。一匹は茶色い。ユニークか。
ここは行くところだろう。
例の『ヒーローの薬』と『スピードの薬』を飲んで、攻撃魔法を唱える心積もりをした。
オークが相手だったので「聖なる光球」なる魔法攻撃を2発ほどかまして見たところ、オークシャーマンさんは一撃でお亡くなりになり、ユニーク(名前忘れた)さんも大打撃を受けていた。具体的には「ひどい痛手を受けた」という表現であった。
気のせいかもしれないが、この攻撃は、一列になっている敵をすべて貫通してくれる気がする。もしそうだとしたら、とてもありがたい。このゲームにはあまりないタイプの攻撃だからだ。
気のせいかもしれないが。
ここで、レベル20の大台に到達した。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/97 1 2 0 18/127
知能 18 2 -2 0 18
賢さ 18/47 2 1 1 18/87
器用 18/68 2 0 0 18/88
耐久 18/75 3 2 0 18/125
魅力 17 2 2 0 18/30
ここでは耐久力を上げていただいた。HPは296まで上がった。
そしてトゥルカス様はこうもおっしゃられた。
「汝に勇気を与えよう」
ということで、戦闘中に勇気をいただき、気合とともに残る敵を倒していった。
一通りの戦闘が終わり、地上に戻った。
売り買いを行い、お金を貯め、必要な装備を蓄える。
さて、地下9階に再び赴こう。
今日の蛮野君は忙しい。
9階の中原に出現したので、とりあえずに西方向に進む。
濃い緑色のユニーク、キリス・ウンゴルの「ウフサク」さんに遭遇した。オークユニークの皆さんは、指揮官なのに総じて自分が最前線に立って戦いを挑んでくる。ある意味男前な皆さんである。
呪文を2発ほど唱え、後はひたすら打撃をぶつける。
割と固い相手ではあったが、なんとか倒すことができた。
次は、月が出た丘の上に
「丘オーク「グリシュナッハ」」
さんが立ってゐる。
同じく攻撃呪文と直接攻撃を行った。
オークは殺された、
@は血だらけの手をあげた、
鉄ヘルメットの下に顔がある。
ここでレベル21に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/99 1 2 0 18/129
知能 18/31 2 -2 0 18/31
賢さ 18/47 2 1 1 18/87
器用 18/68 2 0 0 18/88
耐久 18/75 3 2 0 18/125
魅力 17 2 2 0 18/30
知能がやっと上がった!腕力も少し上がった!
地上に戻り、いつもと同じことを繰り返す。(W90-3)
単調といえば単調だ。だが、これでいい。
地下9階。
水辺があった。
なんとなく、気にせずに水中に入ってうろうろしつつ、ピラニアさんたちと遊んでいたところ、気がついたらHPが真っ赤に。
へ!?
溺れていたのだ。
そうか。そうだったか。蛮野君はまだ浮遊していなかったんだ。
すっかり忘れていた。
テレポートして『致命傷の回復の薬』をたらふく飲んで飲んで飲みまくる。
正直、すまんかった。
ホント、危ないなあ。
このプレーヤー、時々こういうことをしてしまう。
西方向にあった割と広い「ガレ場」を掘り返した。得たものはそれほどなかったが、不足気味だった『スピードの薬』などの補充ができた。
その後、幸運にも『浮遊の指輪』をゲットした。とりあえず『火炎の指輪』と交換する。
そこで、再び水辺に出向いてピラニアさんたちと対峙した。今度は浮いているので、溺れて体力が削られることは防がれた。
はずなのだが、今回もあっというまに囲まれて噛みつかれて削り取られてHPが真っ赤。なんと残りわずか35となったので、あわててテレポートで退避した。
あわわわわわ。
うひゃあ~えらいこっちゃ。
いやはや、なんとも危ない。危機一髪だ。死んでいてもぜんぜん不思議ではなかった。
とはいうものの、そもそも何でだろう? さっきまでとは違って、そもそも『浮遊の指輪』で浮いているんじゃなかったのか!? 浮いていてもピラニアに食いちぎられるというのはどういうことだ。意味がわからない。あのピラニアさんたちって実は飛ぶのか?
などなど、いろいろあるけど、この@はまだまだ弱いのだなあと思った。
それなりにがんばってはいるのだが。
反省しつつ、ぜいぜいとあえぎつつ、緊急的に『致命傷回復の薬』をがぶ飲みしつつ、HPをかろうじて黄色に戻したところで、世界の片隅で足踏み回復する。幸いにも敵は来ない。
はあはあ。助かった。
それにしてもひどい目にあった。死ぬかと思った。
すっかり忘れていた。
ピラニアさんにはこれじゃないですか。
ということで、改めて水辺に戻り、これを連打した。
『悪臭雲のワンド』である。
そーれ、もふもふもふもふ。
うわ、なんだかワンドから煙が出てきた。その煙で水が形容しがたい色彩に変化して行く。ひどい雰囲気だ。この水につかるのはこちらも避けたい。こっちにも悪臭がつくだろうからだ。
すると、お魚さんたちは逃げ惑い、そして消滅していった。
よしよし。これでいいのだ。まるで『工場排水生成のワンド』のようだが、今はこれはこれで役に立つ。
パラディンの戦いとは、戦士のような力押しではなく、いろいろな「道具」と「魔法」と、そしてなによりも「知恵」を使ってその場を切り抜ける創意工夫にある、ということを改めて思い出した。”視野の狭さ”こそがパラディンの大敵なのだ。
戦士出身?のこのプレーヤーには、時々昔のハーフオーク戦士の癖が出てしまう。最初に学んだことはなかなか忘れられないものだ。
気がついたら、『麻痺知らずのガントレット』が呪われていた。
そこで、先ほど新たに学んだ「解呪の呪文」を唱えたところ、無事なんとか通常に戻った。
これは助かるなあ。
ちょっとしたことではあるのだが、自力での解呪は少しだけ”救われる”感じがする。
家へ戻った。
透明視認を重視していたが、最近サマランダーさんにいろいろと燃やされるようになって来た。このあたりで火の耐性がまったくないのはさすがに厳しい。
そこで、火を含めたいくつかの耐性を備えている伝家の宝刀『☆ラデンカルン』さんを装備して、耐性をまとめて何とかすることにした。
副産物として、打撃が168まで上がった。
透明視認については、『透明視認の指輪』を装備することで対応した。いずれは何かの装備に備わった機能を使いたいものだ。
『レベルアップの薬』がなんとBMで8万$で売られていた。
うーん。うーん。今全財産合わせて34000$。手が届かない。
まあ、仮に手に入っても、今飲むようなものではないのだが。レベルアップは後になるほど難しくなるので、レベル50までの最後の数レベルで使うのが最も効率がよい。ちなみに、レベル50以降に飲んでも何も起こらない。せいぜいが、少々贅沢な『経験値回復の薬』として使える程度だ。
ちなみに、今現在、蛮野の純粋な打撃補正は(+5,+19)となっていた。ちょっとずつではあるが、力がついてきている。
地下9階にて、今度はウルファングの息子「ウルドール」さんと遭遇する。
例のごとく、対オーク魔法で大ダメージを与えたところで、ウルドールさんが弱音を吐き始めた。
「
ウルファングの息子『ウルドール』「暴力は何の解決にもならないぞ!」
ウルファングの息子『ウルドール』「おい!弁護士を呼ぶぞ!」
ウルファングの息子『ウルドール』「ママ!やつらが僕を殺そうとするよ!
」
なんか、悪いのがこちらみたいだ。そういえば、前にもこんな人がいたなあ。
そこで、今回は逃げ場のない部屋の中で、しばらくウルドールさんを放置してみた。もしも改心するようなら見逃してしんぜようではありませんか。これまでこういうことしたことなかったし。あと、本当に弁護士呼ばれたらちょっと困るし。こちらが相手の領域に不法侵入して、一方的に殺戮を繰り返しているのは事実である。ちなみに、お母さんを呼ばれたらもっと困る気がする。
さて、どうなるだろう。
すると、しばらくしてウルドールさんは勇気を回復したようで、こんなことをして来た。
「
ウルファングの息子『ウルドール』が呪文を唱えて邪悪に微笑んだ。
」
なんだろう。と思って、一歩動いたところで、一瞬にして@が火ダルマになった。
「
トラップだ!
炎に包まれた!
テレポートの巻物 {25%引き}(f)が何個か壊れてしまった!
帰還の詔の巻物 {25%引き}(g)が一個壊れてしまった!
聖唱歌の巻物(k)が壊れてしまった!
」
おかげで蛮野の全身は黒焦げ、髪の毛はアフロである。
なんじゃこりゃ~!!!
あわてて『トラップ感知のロッド』をあらためて振ってみる。
すると、@の周りに結構な数のトラップが出現していた。ここに来るまでにすべてのルートはロッドでトラップを検知してきたので、これらはつい先ほどまではなかったものだ。
どうやら、この人は呪文でトラップを作る能力があるらしい。
……。
へええ。そうなんだ。君、そういうことする人なんだ(にっこり)。
そこで、周囲のトラップを一つ一つ丁寧に解除し、最短距離でウルドールさんに真っ直ぐに近づいていって、何も考えずに単純にどかばきぐしゃと攻撃する。今の蛮野君の武器は『☆モーニングスター』なので、斬るというよりは棘付き鉄球で殴りつける感じである。今更だが、これは痛そうだ。
「モーニングスターでぶっ飛ばす。まっすぐ行ってぶっ飛ばす」
という感じだ。
考えた通りのことを実行し、無事にウルドールさんの断末魔の声を聞き、手の埃をパンパンとはたいて終了である。
ふう、やれやれだぜ。
さて、このウルドールさんは
『デーモンスレイヤーのクォータースタッフ (1d9) (+4,+3) (+1) 』
を落としてくれた。
ついでに『守りの指輪(+15)』もゲットだぜ!
地上に戻り、雑事をこなす。
そこで、店主がこんな噂話をしていた。
「魅惑のアミュレットの唯一の使い道は、店主を魅了することだ」
そこで、その直後に、自宅から『魅惑のアミュレット』を持ち出して、その店主に対して試験を行ってみた。なんというストレートさ。真っ直ぐすぎるだろう、蛮野君。
さて、素の状態で店主に
『賢さ維持の指輪』
を売ろうとすると「503$」となった。
そこでいったん店の外に引っ込む。
次に、『魅惑のアミュレット(+2)』を装備してから同じ相手に同じ指輪を売ろうとすると、今度は「513$」となった。
なるほど、微々たるものだが多少は値段が違うようだ。
しかし、よく考えると、この@の魅惑+2の価値はわずか10$ということになる。日本円にして2000円から3000円くらい。
…魅惑、安いなあ。安すぎないか。
とりあえず、そのまま売りもせずに店を出た。
今度は先ほど入手した『デーモンスレイヤー』さんを*鑑定*してみた。
『デーモンスレイヤーのクォータースタッフ (1d9) (+4,+3) (+1) {r恐}』
それは知能に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
うーん、微妙だが、一応売らずに取っておこうと思う。
(W90-4)
恐怖耐性があるのが気になるためだ。
しかし、実は「デーモン」という種類の敵がよくわからない。分からないままにここに至っている。そもそも”デーモン”などという名称の敵は出てこないので、何かのモンスター群の総称なのだろう。吸血鬼とかがそれにあたるのだろうか。ないしはデビルマンの敵のような何かだろうか。謎だ。
ちなみにDは「ドラゴン」である。
地下9階にてうろうろしていたが、特に得るものもなくなったため、地下10階に移行する。
大きな戦いは無く、しばらくして道端のトラップを解除したところでレベル22になった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/100 1 2 0 18/130
知能 18/31 2 -2 0 18/31
賢さ 18/47 2 1 3 18/107
器用 18/68 2 0 0 18/88
耐久 18/75 3 2 0 18/125
魅力 17 2 2 0 18/30
腕力がダメ押しで99から100になった。
今回はそれだけだったようだ。他の値は変わっていないように見える。
その後、さらにもう一回下って見た。地下11階である。
だが、ここでも特に問題はなかった。地味な戦いが続いたくらいである。
『魔法の地図の巻物』が少なくなってきたので、地上に戻ってみたが、店にもなかったので、一晩宿に泊まって休むことにした。これ、時々あるなあ。そんなにこの巻物って量産が効かないのだろうか。
BMでまたもや『レベルアップの薬』が8万$で売られている。やっぱり今は無理だなあ。この薬、買えないときに限って良く並ぶような気がするのだが、考えすぎだろうか。
もう一度地下11階に戻る。今度は雰囲気は茶色だ。何かいる。
「ウンバールの『アンガマイテ』」さんが現れて攻撃を仕掛けてきた。
例のごとく、この人は強い。攻撃しても体力を回復されるわ、打撃は大きいわで大変なことになった。あっという間に@の体力が120を割り込む。いったんテレポートして逃げざるを得ない。
世界の隅っこで『致命傷回復の薬』を飲み、また魔法でも致命傷治療の回復を行う。
さて、どうしようか。
ということで、とりあえずは悩みつつうろうろしていたら、あちらさんから寄って来た。
スピードだけ上げて、あとは直接打撃に訴えたところ、この度はめでたく無事退治できた。
よかったよかった。
さらに地下12階に進行する。
「オークの隊長『ゴルバグ』」さんとその一味の対決となったが、こちらはあまり問題なく粉砕できた。何でだろう。
なお、現場に落ちていた
『金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+7]』
を装備してみたが、重さで動きが鈍くなる。とりあえずやめておいた。割と硬い防具ではあるが、今の蛮野君にはまだ不適切な装備だ。
同じ階にて、ヒポグリフさんと戦っていたらレベルが上がった。レベル23である。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/100 1 2 0 18/130
知能 18/31 2 -2 0 18/31
賢さ 18/47 2 1 3 18/107
器用 18/81 2 0 0 18/101
耐久 18/75 3 2 0 18/125
魅力 17 2 2 0 18/30
器用さが上がったためか、打撃の回数が5回に上がり、打撃期待値が215までアップした。お、いいねいいね。
ということで、一度地上に戻って休むことにした。
そこで、またもや地図が手に入らないので、二日ほど地上で宿泊した。何だろう、こういうことって割とある。忙中閑ありという感じだ。さすがに地図なしで潜るのは面倒でもある。
(W90-5)
ついでに、防具屋で目にとまった『対冷の革よろい』を1500$で購入した。少しだけACは下がるが、これまでなかった冷気の一次耐性がつくのは大きいと思った。
再び潜った地下12階にて。
2x2の箱の中に詰まっていたモンスター軍団を倒した。
オークの隊長『シャグラト』氏を倒した。問題はなかった。
『精度の指輪+14』
次いで
『精度の指輪+15』
を拾う。これに類する「同じタイプのアイテムを立て続けに拾う」ことは割とある気がする。
後は特にこれというものはない。
見た目が「婚約指輪」の『耐轟音の指輪』を判別したくらいか。
この”婚約指輪チックな見た目”っていったいどういうものなんだろうか。
引き続いて地下13階にて。
茶色のp ウルファングの息子『ウルワルス』さんを倒す。こちらも特に問題はなかった。
一度地上に戻って整理整頓。
再び地下13階へ。
今度は、箱の中からちょっとしたものが出てきた。
『魔法道具支配のアミュレット (+2)』
『調査のロッド』
この『調査のロッド』は、実は未だに使い方が良くわかっていない。初心者の肝となる道具といわれているようだが、プレーヤーがすでにある程度の経験を経ているためか、いまひとつ効果が見えない。
地下14階へ潜る。
うろうろしつつモンスターを倒し、部屋の中央にあるコンパクトルーンという罠を解除したところでレベル24へ。なるほど。罠を解除するときちんと経験値が入るのだな。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/100 1 2 0 18/130
知能 18/43 2 -2 0 18/43
賢さ 18/62 2 1 3 18/122
器用 18/85 2 0 0 18/105
耐久 18/81 3 2 0 18/131
魅力 18/10 2 2 0 18/50
ここでは、全面的にパワーアップをしていただいた。魅力がついにレベル18になったので、これですべてのベース能力レベルが18に到達したこととなった。
さらにHPが372へ、MPが119へと増えた。すごい!
ありがたやありがたや。
『イルミネーションのロッド』を見つけたが、『★玻璃瓶』があるため実質的には意味がない。ここではスルーする。
地上に戻り、いろいろと整理整頓を行う。
さらに地下14階にとんぼ返り。雰囲気は黄色。何かまずい感じなのか。
とりあえず北にあったオークのピットらしきものをなんとか平らげる。今回は特にユニークも現れず、このくらいの相手なら、今の蛮野は不安はなくなった。強くなったものだ。
落ちていたロングソードとブロードアックスを拾ったところ、即座にこんな反応が伝わってきた。
「ザックの中のブロード・アックス(q)は特別製という感じがする...」
おおお、久っ々の特別製だ!
さてさて、なんだろうなんだろう(わくわく)
鑑定!
『★ブロード・アックス『バルクケレド』 (2d6) (+13,+19) (+3) 』
おおおお、なんと由緒正しい★アイテムだ。ガラドリエル様からいただいた灯を除けば事実上初めてだ。
正体は良くわからないけれど、打撃的には大きそうだったので、こちらと現状の装備を交換してみる。この段階では、耐性とかどうなっているのかはあまり気にしていない。
もうしばらく西に向かうと、またもやオークの群れが。よくよく検知してみると、こちらにも同じようなオークピットがあった模様であった。最近こういうことがよくある気がする。
とりあえず狭い通路にてマンツーマンで対応して殲滅する。こちらにもユニークはいなかったようだ。
その後少し戦闘を繰り返していたら、ついにレベル25に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/100 1 2 0 18/130
知能 18/62 2 -2 0 18/62
賢さ 18/62 2 1 0 18/92
器用 18/85 2 0 0 18/105
耐久 18/81 3 2 3 18/161
魅力 18/46 2 2 0 18/86
このたびは、きわめて低かった知能をブーストしていただいた。ついでに、多少美しくしていただけた。買い物が少し楽になりそうだ。
純粋な打撃サポートは(+7,+21)となっていた。少しずつ強くなる蛮野君だ。
とりあえず地上に戻った。
さて、早速ではあるが、『★バルクケレド』さんの*鑑定*をしめやかに執り行う。
『★ブロード・アックス『バルクケレド』 (2d6) (+13,+19) (+3) {+耐;視/邪オト巨}』
ドワーフの言葉で「鏡の斧」を意味するこの斧は、南方のドワーフの王家に伝わる家宝だ。地に潜む邪悪な生き物に強力な威力を発揮する。
それは耐久力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
なるほど、これは完全に攻撃用途のアイテムだ。対オーク・トロル・ジャイアント、ということで、それに加えて「邪悪」な敵に対して有効だ。さすがドワーフの宝物。よく分からないけど。攻撃性能としては悪くない。
とはいえ、追加耐性がほとんどない。
これはちょっと怖いと思った。さすがに、この階層では基本耐性が欠けるのは避けたい。
ということで、これについては自宅に鎮座していただくこととし、実用的には『☆ラデンカルン』さんに再登板していただこう。
(W90-6)
さて、改めて潜った地下14階にて。
雰囲気は茶色。
「多少は運が向いてきたか…」
うむ、何かあるようだ。少し覚悟を決めなければ。
そこでウンバールの『サンガハイアンド』さんの登場だ!
この人、妙に速度が速い。というか、蛮野が遅いのだが。だって加速0だし。というか、むしろ荷物が重くて加速-1だ。たいした量を持っていないはずなんだがなあ…。
それでも戦う。戦うほかに道がない。
ひたすら接近して連打する。あちらも強い。お互い我慢のしどころだ。
足を止めての殴り合い、という感じになった。
「
ウンバールの『サンガハイアンド』を攻撃した。
ウンバールの『サンガハイアンド』 「グアァァァ!」
ウンバールの『サンガハイアンド』の首には賞金がかかっていた。
ウンバールの『サンガハイアンド』は詐欺の罪で指名手配されていた。
$3250 の報酬を受けとった。
ウンバールの『サンガハイアンド』を葬り去った。
」
なんと賞金が3250$も!やった! ただの詐欺師の割には強い相手だったといえよう。
そこで、この人が落としたのが
『スピードの指輪 (+13)』
であった。
え?+13だって!?
おいおい、初めて拾うスピードの指輪がよりによって「+13」か!
まさに超級の『スピードの指輪』である。普通こんなのって20階以降に何十回潜ってもなかなか出てこない代物だ。
”多少の運”どころか、とんでもない幸運と言えるだろう。
この蛮野、とんでもないものを手に入れた。
さっそく、『浮遊の指輪』に代えて装備する。
なんとなく、敵さんの動きが間延びして遅くなる。こちらの動きが相対的に素早くなったのだ。
まだ雰囲気が茶色い。
索敵を行うと、隅のほうにオークの一団と、そして赤いoがいた。ユニークだ。
さて、この加速の効果はどう現れてくるだろうか。
現状で指輪の加速が+13ある。そして、それに加えて『スピードの薬』を飲んで、加速合計値が+21ある(いつものことだが、計算が合わないのは気にしてはいけない)。このレベルにしては相当なスピードである。
敵情はといえば、赤いoである”アゾグの息子「ボルグ」”さんが群れの中でのんびりしていた。まさかこの本陣に敵が単体で直接乗り込んでくるとは思っていないだろう。その油断に猛スピードで切り込む。実に”一人桶狭間”状態だ。
その結果、特に何をする間もなくボルグさんは消失した。トップを倒してしまえば残るは有象無象の群れである。勝敗は決した。
そう、このゲームにおいては「速さ」は「力」に直結するのだ。
戦いの跡で、いくつかのアイテムを拾って、簡易鑑定を試みた。
残念ながら特別製も高級品もなく、『上質品』がいくつか転がっていたのみであった。
そこで、一度『上質品』を地面に置いて、階の探索が一通り終わったところで最後に持ち帰り品を確定させようとしたわけだ。
ところが、あらためて地面に置いたものを拾おうとしたところ、なんと、それらの『上質品』が自動的に破壊されるようになってしまっていた。レベル25を超えたからか。
あれまあ。なんということか。
上質品とはいえ、武器は割といいお金になっていたのに。
こうなってしまってから、自動破壊を避けるような拾い方はないのか、気になった。いちいちpicktypeを編集するのは面倒だから。でも、すぐにはわからない。
ということで、これから先は上質品の扱いには少し気をつけねばなるまい。
ということで、一度地上に戻って整理整頓。
(W90-7)
蛮野君の財産は55000$を超えた。松本零士先生の「クイーンエメラルダス」の中では、この男は宇宙船を自力で作って宇宙に飛び出すために働いていた。きっとここでもそうなのに違いない。これで船ができるだろうか。蛮野君には才能はある。根性もある。あとはタイミングだけだろう。
でもここは地下に潜ってお金を貯めるのだ。将来のために。
再び地下14階。雰囲気は黄色。
「何か緊張する」
しばらく細かい戦闘を繰り返したが、特にこれというものもない。
そして、雰囲気はまだ黄色である。
まだ何かあるな。
用心しつつ進む。
しばらくしたところで、新しい種類のアミュレットを見つけ出す。
鑑定したところ、こんなふうになった。
『賢者のアミュレット [+6] (+6探索)』
なるほど、黄色の原因はこれか。これはこれでありがたいアイテムである。
ちなみに、これ以降も特にこれという敵はいなかった。
つまり、階のどこかに良いアイテムがある場合にも黄色の表示になるということのようだ。
そのまま一気に地下15階へ。かなり深くなってきた。
雰囲気はまた黄色。こんどはなんだろう。
あ、新しいロッドだ。亜鉛メッキねえ。なんだろう。
鑑定したところ、『亜鉛メッキ』のロッドは『帰還のロッド』だった。ついにきたか。
これ一本あれば、大量の巻物が不要になる。重量的にちょっと楽になる。燃やされないので、気持ちも楽になる。ついでにお金もかからなくなるのはよいことだ。
ここでは「ウルファングの息子『ウルファスト』」さんを倒したが、特になんということもなかったようだ。
ここでもう一つ新しく拾っていた『周辺感知のロッド』が、何回試してもまったく使えない。これはどうしたものか。
おそらく、今の蛮野にはレベルが高すぎるアイテムなのだろう。そういえば、ハーフオーク戦士@のときにも、このロッドの発動率は低かったことを覚えている。レベル50でも、数回振らなければまともに機能しなかった。
拾った重い金属製の鎧を着けたところ、謎の声からこんなことを言われた。
「防具の重さで動きが鈍くなってしまっている 」
そして、+13あったはずの加速が+10に減った。
この『鈍くなる』というのは、どうやら速度-3相当に値するようだ。とはいえ、ACが93まで上がったのは良い。良いと思う。実感があまりないけど。
実のところ、昔からこのゲーム、概して「アーマークラス(AC)が上がることによるありがたみ」というのを体感する機会がほとんどない。また、ACを大きく上げるための手段があまりない。その意味で、このゲーム、AC周りについては、もう少し改良の余地があるという気がしないでもない。
思い切って地下16階へ。
この階層は、以前青Dピットにえらい目に合わされた階だ。
今回は、大きな池の階層だった。それほどの問題はなさそうだ。
だが、現在蛮野君は浮遊していない。
これはどうしたものか。
仕方なく水に入り、とりあえず溺れつつ、なんとか水オーク?の皆さんを退治した。
ふう、なんとかなった。これというアイテムもなかった。
こういうこともある。
さて、お家に帰ろう。
そんな地上にて、ブラックマーケットでとんでもないものを見つけてしまう。
『守りのルーンの巻物』
それは読むと自分の足元の床に回避の彫像を作り出す。
え?なにこれ?はじめて見た! 2年もプレイしていてまだ初見アイテムがあるのか。
他のangbandバリアントでは噂程度に聞いてたけど、このゲームでも一応実装されていたんだ!なんてこった。さすがBM。異世界のアイテムすら売りさばくとは。
そして、さらにこれ。
☆クロスボウ『アエゴロド』 (x5) (+15,+18) [+5] {*炎;明倍射|焼}
それは火炎によって大きなダメージを与える
それは火に対する完全な免疫を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは矢/ボルト/弾をより強力に発射することができる。
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
うわあ、大変なものを見つけてしまった。
よりによって「火免疫」属性のクロスボウである。しかも高速・強力射撃能力つき。修正値の(+15,+18)はいずれも人智を超越した値である。もし入手できれば、最終装備の選択肢の中に十分入り得る。
これが18万$。なんということか。
今の装備をすべて売り払っても入手したいと思える代物だが、さすがに無理だ。
と一度は思ったのだが、ふと思いなおして、いろいろ試してみることにした。
現在の蛮野の貯金額は約9万$。後9万$を調達する必要がある。
自宅倉庫に駆け戻り、全力でアイテムをかき集める。
売れるものはすべて売る。『追加攻撃』とか『デーモンスレイヤー』とか、とっておきの攻撃装備も(☆と★以外は)すべて売る。「店の中に商品の置き場所がなくなった」と店主に言われれば、店の中の安いものを買い込んで店頭に放り出して場所を空け、その隙間に自分の品を売り込む。姑息な手段であるが、これもまた知恵だ。
当然『魅惑のアミュレット(+2)』は装備した。この際、小さかろうがなんだろうが、商売にプラスに働くものはすべて利用する。
すると、なんと、先ほどまで18000$を超えていた☆クロスボウの値段が、17万5000$まで下がってくれた。
なるほど、魅力って、絶対量じゃなくて、相対的な効果幅なのね。そりゃそうか。
これならいけるんじゃね。もしかして。
そうして、自宅の中を総ざらえする勢いで、売れるものを売りまくった。
武器装備に加え、今の@にはまったく使えなかった『周辺感知のロッド』やら、使い方がわからない『調査のロッド』なんてのは無駄なものだ。だから売る。このへんのアイテム類も割といい値段になる。ラッキー。
使わない指輪類も、『精度』も『守り』も『電撃』もすべて売り飛ばす。対最終戦用の『能力維持のアミュレット』まで売ったのは我ながらちょっとどうかとは思ったが、そこまでレア物でもないので、これはまたどこかでお目にかかるだろう(希望的観測)。
最後のほうには、末尾の金額合わせのために手持ちの『ヒーローの薬』すら手放した。
そして、最後の最後には、なんとか件の『☆クロスボウ』を買えるだけのお金を揃えることができてしまったのだった。
うわあ、どうしようどうしよう。
改めて悩んでしまう蛮野君であった。
…火免疫の(おまけに超強力射撃・超高速射撃の)『☆クロスボウ』だ。火免疫なんて、次にいつ手に入るかわからない代物だ。
そもそも、今の蛮野のクロスボウは単なる上質品でしかない。新しい☆クロスボウを装備することで、何かの耐性や機能が失われることもない。純粋にプラスの効能しかない。
意を決した。
…買おう。
うん。やっぱり買おう!
心が決まれば行動は早いほうが良い。
店に向かう。誰かに買われてしまう前に。
一応、このゲームでも時間の経過は存在する。店の品物が売れてしまうこともあることはあるのだ。特にBMは品物の回転が他の店よりも比較的速い(高いものはすぐには売れないようではあるが)。
焦りつつBMに全力疾走である。ドアを開くのも惜しんで店にすべりこむ。
あのクロスボウは…
『☆クロスボウ『アエゴロド』』
やった、まだあった!
ぜいぜい言いながら、店主に告げる。
「こここここれ、ボ、ボクが買います!!!!」
支払いは、購入の瞬間に一括である。現金でこそないものの、なかなかお大臣だ。クレジットタイプではないので、2ヵ月後に真っ青になるとかはたぶんない。強いて言えば、デビットカードの類であろうか。
あちゃー、買っちゃったよ……
いやはや。蛮野はすごい買い物をしてしまった。感覚的には、これまでのゲーム中で最大の買い物かもしれない。
ちなみに、この世界での「17万5000$」は、1$=250円換算でいけば、現在の日本円にしてなんと「4375万円」相当である!
うわあああ?!
計算していてプレーヤーがビビッてしまった。マジですか。思わず計算をやり直したくらいだ。やっぱりあってるよな、うん。
これ、下手な家よりも高いじゃないですか! なんつう「お買い物」だ。
ついでに、おまけとばかりに『守りのルーンの巻物』も買ってしまった。こちらは1500$だったので、希少価値の割にはそれほど高くはない。
それでも、『★バルクケレド』さんとか『☆ラデンカルン』さんとかの特別製アイテムまで売らなくてもすんだのは幸いだった。
(W90-8)
しかし、これでなんと手に入ってしまったのだ。
火免疫が!
なんということか。
すごいなあ、蛮野君。
このあたりのアイテムは、普通の@なら、長時間プレイしていると、運がよければ20階付近で拾ったり拾わなかったりするわけだが、この男は自力で買い求めてしまったのだ。
まさに、気合と根性の人だ。
さすが「蛮野ゼロ」の名前はダテではない。
これからもそういうことがあるのかもしれない。この後も、がんばってお金を貯めておこう。将来のために。
ということで、今週は、最初は地味な戦闘の繰り返しから始まり、最後は蛮野君の気合が炸裂した「お買い物劇場」で幕を閉じた。
なかなかドラマチックな展開だった。家より高価なアイテムを財産をはたいて買い込むとか、ドンだけ、という感じだ。
今回の件で考えたのは、いっそ、クレジットタイプで借金をしながら買うというシステムの実装はどうだろうということだ。店にある☆アイテムを借金をして買い込んで、そのアイテムを利用しながら利息と元金の返済に追われるという生活感あふれるシステムだが、今回のような状況では意外にアリかもしれないと思った。
そのアイテムでより深いダンジョンに潜れて、より多くのアイテムをゲットできるのであれば、それはそれでなんとかなりそうだからだ。おまけに、万一死んでしまえば借金はチャラだ(無責任)。連帯保証人とかいないから。
#もっとも、利息や返済のシステムを考えると、かなり面倒な実装ならびにプレイになりそうではあるので、ゲームシステムを比較的シンプルに落とし込めた本「TinyAngband」においては、本質を外れた邪魔な要素だろう。むしろ本家Angbandないしそのバリアント(変愚とか)には良いのではなかろうか。
そして、『スピードの指輪(+13)』は僥倖以外の何者でもなかった。これが手に入ってからというもの、蛮野君の戦いは別な次元に繰り上がった感じだ。
むしろ、この速度に慣れてしまうと、他の@をプレイしたときに問題が起きそうな気すらする。他の大半の@は未だに「加速0」ないしせいぜいが1桁程度だからだ。
レベル25というのは実に「ロールプレイングゲーム」の実感が沸く。そしてなにより楽しい。「未来への希望」が現実の形をとって現れるのがこのあたりのレベルだからだろう。
今週は以上である。
次に蛮野君を呼び出すときには、火免疫の強力『☆クロスボウ』が装備されているわけだ。楽しみである。
すでに高いところに上り詰めて久しい我らがハーフオーク戦士Dr.Whoさんだが、彼の若いころはどうだったんだろうか、ということがなんとなく疑問になった。
いろいろ過去の世界を漁ってみたところ、彼の若かりしころのデータが出てきたので、なんとなく起動してみた。
残っている一番古いデータがこんな感じであった。
ハーフオーク
戦士
剣士
レベル 21
経験 7020
$ 4028
// =="~[(]]]
腕力 :18/164
知能 : 14
賢さ : 11
器用 : 18/54
耐久 : 18/66
魅力x: 18/49
AC( 58)
HP 281/ 281
名前 : Dr.Who
性別 : 男性 年齢 15才 腕力 : 18/164
種族 : ハーフオーク 身長 170cm 知能 : 14
職業 : 戦士 体重 68kg 賢さ : 11
社会的地位 56 器用 : 18/54
守護神 : ウルモ 耐久 : 18/66
魅力x: 18/49 18/5
打撃修正(右手) (-6,+20) HP 281/ 281 打撃攻撃 :超越
打撃修正(左手) (-3,+13) MP 0/ 0 射撃攻撃 :超越
打撃回数 4+5 魔法防御 :卓越
平均ダメージ 108+110 レベル 21 隠密行動 :悪い
経験値 7020
射撃修正 (+3,+0) 最大経験 7020 知覚 :悪い
射撃倍率 x0.00 次レベル 7480 探索 :劣る
射撃回数 0.00 所持金 4028 解除 :大変良い
魔法道具 :良い
AC [19,+39] 日付 12日目 19:13
加速 (+3) プレイ時間 17:28:10 赤外線視力:30 feet
能力 基本 種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@
腕力 18/94 2 4 1 18/164 .1...........
知能 16 -1 -2 1 14 .1...........
賢さ 12 0 -2 1 11 1............
器用 18/34 0 2 0 18/54 .............
耐久 18/36 1 2 0 18/66 .............
魅力 18/84 -2 -1 0 18/54 .............
abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@
耐酸 : .......+..... 加速 : ...+......... 耐麻痺 : .............
耐電撃: ............. 反射 : ............. 透明視認 : .............
耐火炎: ........+...+ 魔法道具: ............. 生命保持 : .............
耐冷気: ............. 火オーラ: ........+.... テレパシ : .............
耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : .............
耐恐怖: +............ 冷オーラ: ............. 遅消化 : .............
耐暗黒: ............+ 魔力減少: ............. 急回復 : .+...+.......
耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : .............
耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : .............
耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : .............
耐地獄: ............. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : .............
a) , 4つの エルフの行糧
b) ! 2つの 油つぼ
c) ! 3服の 致命傷の治癒の薬
d) ? 3巻の テレポートの巻物
e) ? 帰還の詔の巻物
f) ? 7巻の 魔法の地図の巻物
g) _ 鑑定のスタッフ (20回分)
h) _ 鑑定のスタッフ (16回分)
i) _ 鑑定のスタッフ (3回分)
j) _ 財宝感知のスタッフ (19回分)
k) | 折れた剣 (1d2) {並}
l) | ダガー (1d4) {並}
すでにレベルは21である。そして、現在なぜか地下4階でうろうろしている最中だ。レベル21なんだがなあ。なんでこんなに低階層なのでしたっけ?
持ち物を見ていると、プレーヤーがまだ良くわかっていなかった頃であるので、いろいろ手探りでプレイしているのが窺える。
持ち物に『帰還の詔の巻物』が一つしかないところを見ると、もしかしたら、毎回地下1階から潜っていたような気もする。そして、帰りも律儀に一階ずつ歩いて帰ってきていたようだ。だから今まだ地下4階なのだ。
そして、すでに『灼熱のクローク』がある。かなり早い時期に入手した高級品だった。これのおかげで勇気付けられた。
武器は二刀流だ。打撃力しか気にしていなかった頃で、打撃精度がなんと「マイナス」になっているのも気にしていなかった。この状態だと、攻撃はろくに当たっていなかっただろう。おそらく、耐性を埋めることを優先していたような記憶がある。
今となっては、打撃精度の重要性もわかっているので、このあたりは修正したい。
一方で、すでに『スピードの指輪(+3)』があるのは結構なことだと思った。近接戦闘のエキスパートである戦士にとって、スピードは生命線だからだ。
ふと思った。
少し先に進めてみようか。
この段階でのDr.Whoを、今のプレーヤーの知識でプレイしたらどうなるのだろう。
ということで、しばらくのあいだ、このハーフオークの戦士の若い頃を追体験してみることにした。
さて、その地下4階で、少し動いたところで『軟革ブーツ』を拾った。早速これが高級品と出た。わーい。
鑑定のスタッフで鑑定したところ、こんなものになった。
『ドワーフの軟革ブーツ『翔狼』 [2,+5] (+2)』
なるほど、詳細はわからないものの、なんとなく良いもののような気がする。呪われていることはなさそうなので、すぐに装着してみる。僕ハーフオークだけど、『ドワーフのブーツ』って大丈夫だよね、きっと。
とりあえず地上に戻る。
いったん、今のプレーヤーの知識で整理整頓をしてみる。
不要なものを売り払い、この段階で必要なアイテムを取り揃える。3本もあった『鑑定のスタッフ』は1本に絞り、『致命傷の治癒の薬』『テレポートの巻物』でガードを固め、『岩石溶解のワンド』で埋まっている宝石を掘り出し、さらに『トラップ感知のスタッフ』を買い込んで哨戒ツールとした。他にも、自宅で保存している意味のなさそうなものを売る(戦士には無意味な各種『魔法書』とか。当時はこれがどういうものなのかもわからなかった)。
そうしてお金を稼いで、ドワーフブーツの*鑑定*を行い、正体を調べた。こういうことも、当時は良くわからなかったのでやっていなかったことの一つだ。
ドワーフの軟革ブーツ『翔狼』 [2,+5] (+2) {+腕耐r毒}
それは腕力に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。
なるほど、腕力と耐久性に+2と、あとは毒への耐性がついたようだ。
いずれのサポートも戦士には嬉しい。毒耐性もあったらあったでうれしいものだ。
さて、店で『帰還の巻物』をいくつか買い込んで、地上で唱えてみる。
すると、いきなり地下9階に出現した。
おいおい、実は結構潜っていたな。さすがにそうだろう。
ステイタスをよく見たら麻痺耐性がない。ちょっと待て、これはやばいだろ。
この階層だと麻痺攻撃のある敵も出現する。麻痺は即死に近い。
そういえば、この@は遠い昔、地下7階付近で「麻痺」で一度死んだような覚えもあるような、ないような気がしてきた。漠然とした記憶だが。
現在持っている唯一の治療薬である『致命傷の治癒の薬』で麻痺は何とかなるだろうか。
8服の 致命傷の治癒の薬
それは飲むと体力が6d8回復し、盲目・混乱・毒・朦朧・切り傷・狂戦士化を癒す。
癒し項目の中に麻痺が入っていない。この薬でも麻痺は治せないようだ。
そもそも、たしか麻痺状態に陥ると、身体を動かせなくなるので、何もできなくなるはずだ。当然薬を飲むこともできないと思われる。
恐る恐る探検し、あまり持ち帰るものがない状態であったが、地上に戻る。
やれやれ、どうしたもんだろう。当時のプレーヤーはこのあたりの知識もなかったのだ。それは死ぬだろうさ。
雑貨屋にこんなものが売られていたが、残念ながら、これにも麻痺耐性はなかった。
守りのクローク『燦虎』 [1,+17] (+4) {+知}
それは知能に影響を及ぼす
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない
ACが+17というのはクロークとしてはすごいし、ありがたい銘入りではあるが、知能に影響するというだけの特殊効果なので、それほど守られない感じもする。
とりあえず、地下5階くらいであれば麻痺耐性なしでも戦えるはずだ。このあたりで何とかアイテムを探して麻痺耐性をなんとかして繕うことにしよう。
その後、しばらく地下5階で奮闘した。
ある場所で隠しドアを発見したところで、レベルが上がった。
「
隠しドアを発見した。
鍵をはずした。
レベル 22 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 17 増加した!
ワーオ!とても強くなった!
」
基本能力はこんな感じになった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/96 2 4 2 18/176
知能 16 -1 -2 0 13
賢さ 12 0 -2 1 11
器用 18/34 0 2 0 18/54
耐久 18/36 1 2 2 18/86
魅力 18/84 -2 -1 0 18/54
腕力が少しだけ上昇した。HPはかなり上がった。
さらに、神様からこんなお声がかかった。
「
ウルモの声が響き渡った:
「汝に勇気を与えよう。」
ヒーローになった気がする!
」
いただいた勇気で洞窟蜘蛛の皆さんを倒していく。
その後、同じ階で
『影のクローク [6,+2] 』
を発見した。これはこれでありがたい。
だが、この人は現段階ですでに「暗黒耐性」を自前で持っている。
一方、現行装備の『灼熱のクローク』の火のオーラは、これはこれで有効なのである。雑魚の皆様を適度に炙ってくださっているので、見えない敵が勝手に自滅していくことすらある。
この段階でのDr.Whoには透明視認能力がないので、このあたりは割と大切だ。
同じく地下5階にて、『スピードの指輪』を発見する。これはうれしい。
『スピードの指輪(未鑑定)』をわくわくしながら鑑定したところ、
『スピードの指輪(-5)』(呪われている)ときた。悲しい。めったに見ない指輪なのになあ。
…もしかして、これ、鑑定しないで売り飛ばしたら結構なお値段で売れたりしたのだろうか。いつか試してみたいものだ。
『 松明(3430ターンの寿命) 』を洞窟蜘蛛に向かって投げたところ、一応ビビッてくれたようだ。おかげで、囲まれるということがなくなった。
しかも、投げてもその松明は失われないようなので、同じ松明を何回も使いまわせるのはなかなか面白い。少なくとも蜘蛛の皆さんには有効のようだ。
が、それだけのために持ち物スロットを一つ埋めるというの無駄な気がした。現場で拾ったら使おうかなあ、という程度であろうか。
さて、地上に戻って整理整頓をして、ウインドウショッピングとしゃれ込んだ。
すると、防具屋さんにこんなものが入荷していた。
耐性の金属製スモール・シールド『碧燕』 [5,+11] (+3) {+知r盲}
それは知能に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
お値段は26000$。現在の全財産が27000$なので、買えないことはないのだが。
しかし、現状でそこまでの魅力はない。
もう一度地下4階に潜るが、うっかりして鑑定のスタッフの充填を忘れたため、少し探索してすぐに戻る。
よくあるよね。うん。というか、こういうところ、昔からこのプレーヤーは変わっていないよね。
しかし、どうしたら麻痺耐性をゲットできるだろう。このままでは先に進めない。
そんなことを考えながらうろうろしていた地下5階で、始めて遭遇した『骨の指輪』がなんと『麻痺知らずの指輪』であることが判明した!
早速はめる。
やれやれ、骨ということで少しごついが、何とかなったようだ。よかったよかった。
これでなんとかもう少し下に潜ろうかという気になってきた。
だが、おかげでこれまで『氷の指輪(+11)』でまかなってきた冷気耐性がなくなったし、ACもかなり下がった。これはこれで困った。
そのまま地下を下っていく
地下6階はそれほどのことが生じなかった。
地下7階にて、いきなり閉鎖された小さなガレ場に出現した。これは少し珍しい。周囲のどこにも出入り口がないので、モンスターに襲われる心配もない、ありがたいところだ
ここで、瓦礫の中から出現した箱の中から
『ドラゴンスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+7,+9) (+1) 』
が現れた。かつての誰かが岩山に隠した宝物、という感じだ。
うーん、相変わらずいいねえ、箱。
武器としては現状の「滅邪のグレイブ」を超えるものではない。ドラゴン対策が少しはかどるかどうか、というところだが、この低階層探索では当面ドラゴンには出合いそうにない。
なにかいろいろと触られる。触られると、良くないことが起きている感じだ。
気がつけば、ただでさえ低い「賢さ」がわずか7まで減らされていた。Gの群れに触られていたようだ。『透明視認の薬』を飲むのが遅すぎた。
地上に戻り『賢さ復活の薬』を飲んで回復する。
さて、地上に戻り、拾っていた高級品の*鑑定*を行う。
ドラゴンスレイヤーのロング・ソード (2d5) (+7,+9) (+1) {r電/人}
それは耐久力に影響を及ぼす
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは電撃への耐性を授ける。
{電/人}と書かれていると、自然に「ザボーガー」という単語が心に浮かぶプレーヤーだが、読者の大半には何のことかわかるまい。人によっては「M」という言葉が続くかもしれないが、それはそれでまた別の風情である。ちなみに「鉄人」といえば「28号」ないしは「Q」であろう。どうでもいいことだが。
それにしても、ドラゴンスレイヤーなのに、人間に対しても特に恐るべき力を発揮するというのはいったいなんだろうか。ヒトスレイヤーじゃないの、それ。
とりあえず自宅にしまう。
今度は防具店でこんなものを見つける。
耐性の硬革よろい (-1) [6,+13] {r轟}
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
あれ?気がついたらレベル23だ。いつのまに?
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/96 2 4 2 18/176
知能 16 -1 -2 0 13
賢さ 12 0 -2 1 11
器用 18/54 0 2 0 18/74
耐久 18/36 1 2 2 18/86
魅力 18/84 -2 -1 0 18/54
今回は器用さだけが上がっていたようだ。
さて、また潜ろう。そして、働いて稼ごう。ゲームだけど。
地下8階にて、ようやく
『★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索)』
を見出す。
なるほど、そういえばこの人はなかなかこれを見つけることができずにいたような気がするなあ。人によっては地下1階で見つけることもあるこのアイテムだが、この@は遭遇が遅かったのだ。
ハーフオークという種族の問題なのかなあ。
その場で、永らくお世話になっていた『ランタン』と交換する。ついでに、手荷物の『油壺』も含めてすべてその場に置き去る。このありがたい『玻璃瓶』の発動機能であたり一面を照らすことができるため、『光のスタッフ』も不要になる。おかげで、手荷物が少し軽くなった。
置いておいたものは誰かが活用してくれるかもしれない。
一度地上に戻って整理整頓。
発見した新しいスタッフ『地震のスタッフ』が意外に売値が安くて少しがっかり。こんなだったかなあ。
再び地下8階に戻る。
今回は特に何も記するべきものがない。
指輪の類を持ち帰って売り飛ばす。ほどほどの収入である。まず飢えて死ぬことはない。
rogueと違ってご飯に不自由しないのは精神的にありがたい。
ちなみに、このハーフオーク戦士は、食べ物として、通常の『食料』ではなく、『エルフの行糧』を複数持ち歩いている。お店で売られている物でもないので、どこで入手したのか少し疑問だ。「この世界」では比較的良く落ちてはいるようだが。
もう一度潜った地下8階にて、インプに火の魔法で『トラップ感知のスタッフ』を壊される。ぐぬぬ。許さん。すぐに倒したけど。持ち物を守るためには、一次耐性があるだけじゃダメなのよねえ。
それにしても、このスタッフがないと罠に嵌まりまくりそうで怖い。どうしたものだろうか。
と思ったら、同じ階で『トラップ感知のロッド』をゲット! やった。ロッドだ!
これでいいのだ、これで。これなら燃やされないし、魔力補充もターンと共に自動的に行われる。ありがたいことに、割とすぐに補充されるので、実質1,2本もあれば実用に支障が出ないのがいいところである。
不思議なことは、新ロッドとしての登場ではなく、すでに鑑定済みで最初から正体が見えていたことだ。だったら、何で手荷物にも自宅にも持ってなかったんだろう? まさか売り飛ばした? いやどうなんだろう。実はこのロッドはたいしたお金にはならないので、不思議である。当時は罠感知の重要性が良くわかっていなかったということなのだろうか。
まあ確かに、思い返せば、この@は初期状態ではほとんど何も考えずに突っ走っていたため、罠の重要性に思い至っていなかった気がする。おかげで、いろいろなところでトラップに引っかかり、モンスター軍団が召還されたりして苦労していた。今思えば、避けられる苦労だったのだろう。
おかげでレベルアップもしたわけだが。
ちなみに、インプは、このプレイ状況では、透明なモンスターのようだ。他の@ではなんとなく見えていたのだが、このDr.Whoにだけ透明というのはどういうことだろうと思う。
また、幽霊に触られて賢さの低下が繰り返される。透明視認能力が欲しいなあ。
ちなみに、このあたりで『邪悪存在感知のスタッフ』を識別した。
おかげで、幽霊の類であるGシリーズはその瞬間は検知できるようになった。が、Gは壁を越えて動くために動きが複雑で、予測しにくく、次に遭遇するタイミングがつかみにくいので、効果的にはいま一つである。
一方で、このスタッフのおかげで、オークをはじめとする「邪悪な元彼モンスター軍団」が検知し易くなった。これはとても助かる。このスタッフ、実は魔法が使えない戦士には大切だったのだなあ。今になってはじめて分かるありがたみよ。
テレパシー機能のある装備をゲットするまでは、このスタッフさんにはかなり頼ることになりそうだ。
地上に戻りBMを眺めたら、こんなものが。
賢者のアミュレット [+6] (+6探索) {遅}
それは探索能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはあなたの知能を維持する。
それはあなたの賢さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは危険に対して警告を発する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
お値段は11万$。一方、現在の@の全財産でも3万$を越えない。さすがに無理すぎる。麻痺と混乱と盲目への耐性と、透明視認がこれ一つで賄えるというのは魅惑的だ。
そして、このDr.Whoさんは、いつかはこれが手に入るわけだ。それどころか、こんなものは売り飛ばしてしまうほどの物持ちになるのだ。遠い未来の話だけどね。
あれ、今度も気がついたらレベル24になってる。何で気がつかないのだろうか。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/96 2 4 2 18/176
知能 16 -1 -2 0 13
賢さ 14 0 -2 1 13
器用 18/54 0 2 0 18/74
耐久 18/36 1 2 2 18/86
魅力 18/84 -2 -1 0 18/54
賢さだけが上がっているようだ。
青いoと連戦になって、呪われてしまったクロークを解呪する。安いほうで解呪できたので助かった。
地下9階にて、最初は「退屈なところ」という表示だったのが、途中から茶色の「運が向いてきたか…」という表示に切り替わった。
何か出てくるに違いない。
そう思っていたら、丘オークの「グリシュナッハ」さんとその一味が沸いていた。これを倒したら雰囲気は白に戻ったのだが、だからといって別段これというものが出現したわけでもなかった。せいぜい『上質品のロングボウ』という程度である。これも運といえば運かもしれない。
一度地上に戻って、例のお高い『賢者のアミュレット』がまだBMに売れ残っているのを横目で眺めつつ、さらに地下9階に舞い戻るが、さすがに今度は何もない。
そのまま地下10階に潜っていく。
ここでは『調査のロッド』と『イルミネーションのロッド』を識別した。前者はさておき、後者をこの段階まで識別していなかったというのは驚きだった。なかなか出て来なかったのだなあ。もっとも、今となっては『★玻璃瓶』の発動効果で不要であるため、販売物として持ち帰る。たしか1700$くらいで売れたはずだ。下手な指輪よりも割が良い。
そして気がつくと『トラップ感知のロッド』が4本に増えていた。増殖するなあ。ありがたいのだけど、いつ拾ったのかがよくわからないのが不思議だ。
そして、あらためて『スピードの指輪』の+3を発見する。今のものとまったく同じというのはちょっと惜しい。
とはいえ、お金的には無条件に3万$の入金が確約されたに等しい。ちょっと希望が持ててきた気がした。
ここで水色pのプリーストを撃破したところでレベル25に到達した。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/96 2 4 2 18/176
知能 16 -1 -2 0 13
賢さ 15 0 -2 1 14
器用 18/54 0 2 0 18/74
耐久 18/50 1 2 2 18/100
魅力 18/84 -2 -1 0 18/54
神様からお問い合わせがあったので、ここでは、あえて「賢さ」をあげていただくことにした。
そして、気がつけば対轟音耐性が身体についていた。あれ?そういうものだったっけ?
武器をはずして確認したところでは、この段階での打撃修正は(+5,+19)あった。なんだか、トゥルカス様のものと似たような値である気がした。
戦士だからかなあ。
地下11階にて、北東の辺鄙な地方に出現した@が、すぐに近くに落ちていた『スモールソード』を自分から拾い上げた。おやおや。
『スモール・ソード (2d6) {%} 』
何かがあるようだ。
いったいなんだろうか。
ということで、さっそく鑑定したところ、
『オークスレイヤーのスモール・ソード (2d6) (+11,+10) (+1) {%} 』
であった。
なるほど。ありがたい高級品だ。
とはいえ、現状の武器装備と比較して、大きなメリットがあるわけではない。このあたりはいっそ売ってもいいのだろう。
さて、地上に戻る。
『スピードの指輪』は予想通り3万$で美術商に売れた。
ほかにも、先ほどの『オークスレイヤー』さんなどなど、いろいろと不要なアイテム類を売り飛ばしていたところ…
なんと、
『賢者のアミュレット [+6] (+6探索) {遅} 』
が購入できてしまった。
もっとも、財産の残額わずか291$である。まさに”ぎりぎり”だ。
『スピードの指輪(+3)』を拾ったのが大きかった。あれ一つで3万だからなあ。
このアミュレットだけで、対麻痺と透明視認ができるようになったのが大きい。これでGにも対抗できる。
対麻痺の指輪も不要になるし、新しい指輪をつけることができる。当面は『氷の指輪(+11)』だが、何かおもしろい指輪が入手できたらそれも良いだろう。
閉じたピットがあった。静かな感じだ。なんだかちょっと怖い。
とはいえ、この階層ではjは出現しないだろうし、いったいなんだろうと思って、興味本位で開いて見た。割と無謀だ。
すると、オレンジのJが詰まっていた。蛇である。蛇がうねうねと部屋の中に詰まっていたのだ。
うひゃああ。
なんと、マムシのピットか!
永らくやっていてJピットははじめてである。
カラフルな蛇の群れに一瞬びびったが、しかし群れていたところでマムシはマムシ、今のレベル25の@にはほぼ何のダメージも与えて来ない。派手なオレンジ色も見掛け倒しである。
突入しても、何もおきない。
ということで、左右にsweepして即座に消滅させた。
ピットの中には、特に良いモノも悪いモノも何もなかった。すなわち空であった。
なお『邪悪存在感知のスタッフ』では何も見えなかったところを見ると、マムシはこの世界では”邪悪”ではないということがわかった。
地下12階。大したものには出会わない。狂戦士が『抹殺の巻物』を持っていたのをいただいたくらいだ。そして、同じ階で同じものをもう一巻入手したくらいだ。「双子の法則」だ。
次に、ありがたい箱の中から、
『耐性のアミュレット』
を見つける。今はもう『耐性の鎧』があるので不要といえば不要である。
売っても良いのだが、なんとなくとっておくことにする。いつか鎧を変えた時に使えるかもしれないためだ。一次耐性は重要だ。
とりあえず、このあたりまでにしておこうと思った。もうすぐレベル26には上がるけれど、それ以降を繰り返しても意味はない感じだ。この@については、結論がすでに見えていることでもある。
今週は、かつてのハーフオーク戦士@Dr.Whoの”青春時代”をやり直した。
感想としては、存外辛かった、というものだ。魔法が一切使えないので、敵の検知ができない。
『邪悪存在感知のスタッフ』が使えるようになるまでは、いきあたりばっかりで遭遇したら悪・即・斬という感じで、ひたすら遭遇戦の繰り返しだった。
それでも何とかなるのが戦士という職業でもあった。もっとも、今回はそれなりに知恵を使って罠感知をきちんと行っていたのも大きかったと思われた。プレーヤーもそれなりに進歩しているということが分かって少し嬉しかった。
また、ウルモ様を信仰していたわけだが、レベルアップ時の報償がいま一つはっきりしない感じだった。マンウェ様やトゥルカス様のような身体機能の強化は目立たず、かといって何かこれといった目立つ報酬物を賜った感じもあまりしなかった。結果として、各種能力や耐性の変化が微妙な感じだった。レベルアップ時の告知文も少なく、おかげで、レベルがいつ上がったのかわからない?という印象であった。もっとも、今回はレベルアップが4回しかなかったので、たまたまそういう賜りものだったという可能性も高いと思う。
いずれにしても、レベル50にしてDr.Whoの各種基本能力が微妙なままであった理由がよく分かった。
一方、体力はあり、力は強いので、相当に重い物まで持てるのは良かった。打撃のパワーもそこそこある。プレーヤーは、永らくこの@の状態を基準イメージとして戦ってきたので、魔法戦士やパラディンの脆弱さがいささか堪えるときがある。
たまたま現在、他の@諸君がほぼ同じレベル25付近に到達している。彼らと比較すると、このハーフオーク戦士@は、いささか不利というか、派手さに欠けるというか、地味というか、である。魔法も仙術もなし、この段階ではコレという★や☆装備にも巡り合わず、各種能力もなかなか上がらない。ひたすら戦っては戻り、戦っては戻りを繰り返している。そういうものなのだ。
なるほど、これがハーフオーク戦士だったのだなあ。
当時の@はよく頑張ったよ。
ついでにプレーヤーも。
今のプレーヤーの知識をベースにプレイしてみたが、罠にかからないというだけでもずいぶん違うと思った。
このままプレイを続けて行けば、現状のレベル50のDr.Whoとはまた違った彼ができあがるものと思われる。特に、賢さを上げていけば、別な@になりそうだ。なりそうだと思われるのだが、おそらくは、戦士としてはそれほど大きく異なるものでもなさそうだ。
もしかしたら、またいつかこの若い半オーク君をプレイすることもあるかもしれないけれど、当面はこんなところで打ち止めとしておこう。
ちなみに、レベル50の今現在でも、Dr.Who君はまだ「15歳」です。
この週は、外の世界の雑事が忙しく、地下に潜ることはできなかった。
毎年この時期はそういう感じだ。
どの@もレベル25前後に到達している。
強くなりつつあるものの、階層的にそろそろ敵の強さも侮れなくなってくる。油断をすると死ぬのもこの頃だ。
さて、どうなりますやら。またいずれ。
なんとなく、ハーフオーク戦士のレベル50になったばかりのころのデータを呼び出してみたところ、自宅に貯めてあるアイテム武器の中に、発動機能が「錬金術」というものがあることを発見した。
当時は気にしておらず、特に試してもいなかったが、今あらためて眺めると、よくわからない機能だと思った。
そこで、なんとなく、その「錬金術」を試してみたくなった。
ということで、今回は「実験の週」である。
発動させたところ、何をお金に変えるのかを尋ねてきたので、たまたま手に持っていた『スピードの指輪(+9)』を指定したところ、目の前から指輪が消えて、通帳の金額が30000$分増えた。品物がどこに行ったのかはよく分からない。
価格としては、店舗の最大値で売れるようだ。美術商での通常の売値は20 万$とかだったりするので、買値としては相変わらず低い。
せめて、この錬金術発動のときだけは”売値に近い値”で買いこんでくれる、という機能ならまだしも、店の買値と同じ値ということでは、この機能はほぼ意味がない気がする。せいぜい、店が満杯になっているけれども、もう一品だけ売り飛ばしたい、という要求にこたえてもらえるという程度の利便性である。
おまけに、一度発動すると復活まで500ターン(!)かかるので、連続利用は不可能だ。500ターンごとというのは相当な間隔だが、正直、そこまで貴重というか重要な機能ではない。
結論として、この「錬金術」は、TinyAngbandにおいては存在の意義がよく分からない機能であると思った。
もう一つ、存在意義のわからない発動機能に
「引き寄せ(25Kg以下)」
というものがある。
これについて、特に実験はしないでつらつら考えてみたところ、実は「矢弾の自動回収」に利用可能なのではあるまいか、ということに思い至った。
強いモンスターに遭遇してしまったとき、ダイレクトな接敵の前に矢弾を使って少しでも相手を削るということは常套手段だ。だが、相手がピットだった場合には、モンスターが続々と列を成して向かってくるので、大量の矢弾でもいずれは尽きてしまう。戦列が途絶えて余裕が出てくれば回収に向かえるが、そうでない場合には、そのまま直接攻撃フェーズに突入することになる。
その前に、この引き寄せ機能を使って自分の矢弾を遠距離から回収すれば、またしばらくは牽制攻撃が続けられるはずだ。
特に、特殊矢弾である『★射手バルド王の黒い矢』(スマウグだけでなく、実は並ドラゴンを一撃で倒せる)を引き寄せて繰り返し利用するということができれば、あたかも擬似的な「ブーメラン」のような武器に変身するに違いない。これはこれで面白そうだと思った。
ただし、よく調べてみると、一度発動してからの再発動までの期間が長すぎて(25+αターン毎)、残念ながら、こちらについては実用的ではなさそうだ。
通常の武器の中でも、投げて使うことに向いている武器もある(ダガーなど)ので、その回収にも使えるのではないかなあ、とも考えたのだが、やはり同様の理由でいまひとつ使えそうになさそうだ。
そんなこんなで、この「引き寄せ機能」、使い道が難しいが、条件によっては有効かもしれない。
いつか試してみたい。
#いっそ、自宅にあるアイテムを任意の一つだけ取り寄せることができる「お取り寄せ機能」だったら使えるのに、と思った
その途上、『スピードの指輪(-9)』というアイテムを発見した。
なんとなく自宅に持ち帰り、ふと思い立って、『凡庸の巻物』をこれにかけてみた。
実は、店主が話す噂で、「『スピードの指輪(-20)』を『スピードの指輪(+20)』に変える方法がある」というホラ話?を以前から何回か聞いたことがあったのだった。
なので、もしかしたら、この『凡庸の巻物』の処置で「-9」が消えて「+9」になったりしないか、と漠然と期待したためである。
ということで、いざ試してみたと思いねえ。
件の巻物を読み上げてみる。
「♪ぼんよう~ん」(『凡庸の巻物』のイメージ音声)
すると、とりあえずは謎の『スピードの指輪(未鑑定)』が出現した。
鑑定してみると、『スピードの指輪(加速0)』というアイテムが出現した。
当然装備しても加速は0のままだ。文字通りの性能と言える。ちなみに「呪い」は解けているので、とりあえず着脱は自在であった。
あれまあ。
なるほど、この場合の『凡庸の巻物』の効果は、「マイナスが0に戻るだけ」ということらしい。ジョニー・ジョースター君(from ジョジョ第7部)ならまさに”お望み”の機能だが、この世界の@にはほぼ無意味だ。
要するに、このスピードの指輪というアイテムは、元々が『スピードの指輪』という固有アイテムであり、具体的な速度は魔法的な付加要素であとからつけ加えられて(あるいは呪いでマイナスにされて)いた、ということはなんとなくわかった。
ま、速度0では@にとっての価値はまったくない。このTinyAngband世界において、指輪を鍛える仕組みは@もプレーヤーも知らないため(たぶん実装されていないと思う)、このアイテムはここまでのようだ。
そう思って、さっさと始末しようとしたのだが。
なんとなく美術商に持ち込んだところ、この無意味な指輪が、最高買取価格の30000$で売れたりした。
え? なんで?
売り飛ばしてから店頭での売値を確認すると、190000$という割ととんでもない値札がつけられていた。
加速0なのに?装備しても何の効果もないのに?
ゲームプレイにおいては”まったく意味のない”この指輪だが、どうやら、名称的に『スピードの指輪』というだけで”激しく価値がある”ようだ。そういう”ブランド”として認識されているらしい。
世の中の”市場原理”というのは良くわからないものだなあ、と@とプレーヤーは思った。
そして、あらためて考えてみると、呪われた『スピードの指輪』も、『凡庸の巻物』さえあれば3万$の価値を持つということになる。『凡庸の巻物』自体はレアアイテムではあるものの、稀にBMで3000$程度で売られていて、価格はそこまで高くはない。あらかじめこれを見越して購入しておけば、かなりの利益が期待できる商売になりそうだ。これからは、呪われた『スピードの指輪』も優先的に回収しておこうかなあ。
ものはついでということで、先日蛮野君が入手した(プレーヤーがこのゲーム開始以来初見の)『守りのルーンの巻物』の効果を、このハーフオーク@で確認することとした。
なぜにそれができるのか、説明しておこう。
このハーフオークの戦士は、よりにもよって、なんでも願いが適う『願いのスタッフ』を3本も持っていて、さらにそれらを初期化できる『凡庸の巻物』を20巻以上溜め込んでいる。なので、呼び出そうと思えば、かつ、この世界に実装されているアイテムで、「正確な名称」がわかっているものなら、どんなアイテムでも顕現させることができるのだ。
すなわち、このハーフオーク戦士@は”初見アイテムの「実験室」”として利用可能なのである。
ということで、その状況で自宅に戻って『願いのスタッフ』を担ぎ出し、『守りのルーンの巻物』を願ってみたところ、
『フリペト ドクシュ』
という”未識別の巻物”として出現した。なるほど、この@はこの巻物をこれまで見たことがないわけで、確かにそうなるわけだ。
それにしてもこの巻物、”万能願望実現機”である『願いのスタッフ』よりもレア度が高いというのは、なんともすごいアイテムだと思う。どういうつもりでそこまでの超々レア設定にしているのかはよくわからないのだが…。
もしかしたら、これ一つで戦局が大きく変わる、という”トンでもアイテム”なのだろうか。
そのあたりを含めて、確認してみよう。
一応、念のため鑑定して正体を確認した。確かに『守りのルーンの巻物』である。
どうせなら、ということで10巻分ほど呼び出して、まとめて担いで地下24階に潜ってみた。
まずは、緑jのピットがあったので、とりあえずはその片隅で巻物を読み上げて、様子を見ることとした。
猛烈な酸のブレスが吹きかけられるのだが、この@はすでに酸免疫があるので、特に何も起きない。これでは、せっかくのルーンの効果がよく分からない。
ということで、酸免疫の機能を持つ『★トゥオルの影のクローク』をあえて脱ぎ捨てて確認してみた。
さて、そうしたところが。
酸のブレスが@を容赦なく襲ってくるではありませんか。ダメージは食らうし、そもそも持ち物がガンガン壊されてしまう。あれ?そういうものなの?
この巻物を唱えると、モンスターからの直接攻撃はなされない?ようだが、ブレスのような遠隔攻撃は相変わらず食らってしまうことがわかった。
一方、正体不明の誰かが遠くからかけてきた「呪いの魔法」のようなものは「無効化した」という表示が出ていた(ような気がした)。
ちなみに、この巻物を読んだその場所には「;」の記号が出現していた。地面にこの記号があるのは確かにはじめて見た。一度出現したら、しばらくはそのままそこにあるようだった。
そんなこんなで、10巻分の『守りのルーンの巻物』でいろいろ試してみた結果、わかったことがいくつかあった。
どうやら、この巻物を読んだ場合には、その読んだ場所(;)が「安全地帯」となるようだ。そこにいると、@は隣接しての打撃攻撃は受けないようであった。
また、モンスター類はそのルーンの場所を通ることもできないようだった。つまり、安全地帯であると同時に、「魔法の障壁」にもなっていた。テレポートが使えずに、追いかけられて足で逃げているときには、そこそこ有効だろう。なんだか「三枚のお札」の昔話を思い出す。
だが、ブレスなどの遠距離攻撃を防いでくれないのであれば、深層においてはほとんど意味がないのではあるまいか、という気がした。
また、青いS(フェイズ・スパイダー)のような「強制テレポート」をさせてくる敵については、残念ながら効果がなかった。ルーンの上に立っていても、そこから引き剥がされてしまった。これでは意味がない。「反テレポート」機能があれば対応できそうだが、この機能は自分の緊急退路を断つことにもなるので、強烈な諸刃の剣であることは以前にも書いたような気がする。
それでも、呪いの類を無効化してくれるというのは、一応安心といえば安心である。
なお、持続時間は無限というわけではないようで、数十ターン程度であるように見えた。期限が来て「;」が消えて守りが解除されると、@への攻撃が再開される。
それでも、ほどほどの時間稼ぎには使えそうだ。
実際、装備の反射機能と4元素免疫があれば、遠距離攻撃自体は通常状態でも割と防げる。
これでも防げないのは、ヒドラの「ガスのブレス」と巨人系モンスターの「岩投げ」攻撃である。特に後者はダメージが大きいので、まじめに対応するのであれば、アーマークラスを大きくしておくことくらいしかこのゲームでは策がない。本当のところを言えば、実はそれすら怪しいと思われる節もある。『岩投げ』攻撃については、本当に「何をしても軽減すらできない」可能性すらあるような気がしているのだが、これについてはまだ検証をしていない。
#もしかしたらバルログの「脳攻撃」も性質的に防げないかもしれないが、これは今まであまり受けたことがない(「脳攻撃」というのが名前的に怖くて、たいてい受ける前に倒してしまうので)ので、遠距離からの攻撃にあたるのかどうかが良くわからない
これまで防げなかった攻撃として、もう一つ「魔力の嵐」というものがあった。たしか、クラーケンさんあたりが波打ち際から仕掛けてきたような気がする。これは明らかに魔法攻撃なので、この『守りのルーンの巻物』で防御できる可能性がありそうだ。
ここまで試したところでは、この『守りのルーンの巻物』、万能というわけではないが、まあまあ使える「お守り」の類、という印象である。その名前通りというところか。
この巻物の効果が続いている限りにおいては、魔法や直接打撃を食らわなくて済むということになる。コレだけで勝てるという代物ではないが、嫌なダメージの一部をキャンセルしてくれるわけで、有効性は高そうだ。
その意味で、対ラスボス戦用にまとめて持って行ってもいいかもしれない。持続時間がそこまで長くはないので、一巻ではとても足りないが、逆に20巻も持って行けばラスボス戦にも十分対応可能であろうと思われた。
とはいうものの、この『守りのルーンの巻物』、ここまでの超レア度を設定するようなアイテムか?と問われると、正直なところ、そこまでではないなあ、と思う。
感覚的には、『レベルアップの薬』よりも高頻度で出てきても良さそうな気がする程度の性能である。
このアイテムの有無でタイムアタックの達成時間が大幅に変わってしまう、という性質のものではない。戦術が極端に変わったり、この巻物が「嵌め技」になったり、ということもなさそうだ。「あったらあったで、なかったらなかったで」という料理の”特殊素材”のようなもの、というのが『守りのルーンの巻物』についての現状での考察の結論となった。
ちなみに、『願いのスタッフ』を複数持っていた状態で、『守りのルーンの巻物』を複数呼び出してしまうと、TinyAngband自体がハングアップしてしまうようだ。『願いのスタッフ』が1本だけの場合には問題は起きなかった。
もしかしたら、他のアイテムでも生じる現象かもしれない。
どうもまだ『願いのスタッフ』関係のバグはとりきれていないような気がする。
まあ、前にも書いたが、通常のタイムアタックプレイでは、複数の『願いのスタッフ』が出現することなど確率的にありえないので、事実上問題にはならないのだろう。
微妙に暇だったので、なんとなく、街のさまざまな住人たちを、地下で拾った『チェンジモンスターのロッド』で変身させてみた。前にもやったような気がするけど、なんとなく。
この地上の街には、普通の?「街の人」「歌を口ずさむ幸せな酔っ払い」「戦傷兵士」、そして「猫」の4種類のNPCがいる。その各々に上記のロッドをかけて観察してみた。
すると、どうやら、上記の4種類のうち適当などれかに変身するらしかった。特に確定状態はなく、ランダムである印象だ。人々は猫になったり酔っ払いになったり突然素面に戻ったりしていた。ただし、プレーヤーの観察する限りにおいては、戦傷兵士に変身する人はいなかった。偶然かもしれないが。
なるほどなあ、と思った。
街の人は「モンスター」には変身しないのだ。
ちなみに、うろうろしているマゴット氏にはこのロッドは効果がなかった。総じて「ユニークキャラクター」には効果がないのだろう。
また、反感を誘発するアイテムを装備して街に出ると、上記の皆さんが敵に回る。回るわけだが、皆さんの攻撃は現状の@にはまったく当たらない。
そもそも、街の人と酔っ払いの攻撃は「金をせびる」というもので、どうやら財布の中身を掏り取る模様だが、レベル50の戦士の懐から財布を掏り取れる人間などいるはずもない。また、幸いにも猫は攻撃してこない。ただ、戦傷兵士だけが直接攻撃を仕掛けてくるのだが、これも概して当たらない。こちらから反撃して(というより、たまたまそちらに歩いて接触して戦闘行為扱いになってしまって)倒してしまうと、数十$のお金を落とす。システム的に@はそれを勝手に拾い上げてしまうので、結果的に強盗をしているのと変わらないことになる。
なるほどなあ、と思った。
上記の反発実験で住人が減り、あまりに街が寂しくなってしまったので、仕方なく、今度は『クローンモンスターのワンド』で生き残った酔っ払いを大量に養殖し、街に放つこととした。せめてもの罪滅ぼしである。ぜんぜん滅ぼしていない気もするけど。
さて、あらためてこのロッドの使い道を考えてみた。
たとえばだが、安い値段で買った弱いモンスターの人形を顕現させてペットにしておいて、このロッドで強いモンスターに変身させる、というのはどうだろうと思った。
もちろん、弱いモンスターが強いモンスターに変身してくれる、という可能性があれば、という前提であるが、これならばそこそこ有効に活用できるのではあるまいか、と思った。
とりあえず、こんなところで今週の実験はやめておいた。
街中に同じ顔をした酔っ払いが増えた週であった。さぞやご家族は驚いていることだろう。
今週は、いろいろと雑用が多かったため、時間をかけてまともに@を育てることはできなかったが、いくつか簡単な実験を(断片的にではあるが)行うことができた。
まだこの世界にはわからないことが多い。それを知ることができただけでも、意味のある週末だったといえるだろう。
唐突ではあるが、大晦日である。
プレーヤーは、ご近所のスーパー銭湯に出かけてのんびりと湯などに浸かった。周りの皆様ものんびりされている。
そんな中で、この銭湯の食堂でダンジョンに潜っている。なんとなく、”こういうこと”をやってみたかったのだ。
今回は、最近あまり顔を見ていなかった、Dr.Strangelove博士を呼び出してみた。
やあ博士、お久しぶり。
ステイタスをチェックさせてもらうよ。
ハイエルフ 魔法戦士 練習生 レベル 10 経験 829 $ 813 /)}== ~((] ] 腕力 :18/130 知能 : 18/75 賢さ : 15 器用 : 18/84 耐久 : 18/67 魅力 : 15 AC( 35) HP 129/ 129 MP 46/ 46 名前 : Dr.Strangelove 性別 : 男性 年齢 117才 腕力 : 18/130 種族 : ハイエルフ 身長 254cm 知能 : 18/75 職業 : 魔法戦士 体重 103kg 賢さ : 15 魔法 : 仙術 社会的地位 96 器用 : 18/84 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/67 魅力 : 15 打撃修正 (+17,+18) HP 129/ 129 打撃攻撃 :英雄的 MP 46/ 46 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 86 レベル 10 隠密行動 :大変良い 経験値 829 射撃修正 (+17,+0) 最大経験 829 知覚 :良い 射撃倍率 x2.30 次レベル 1080 探索 :普通 射撃回数 1.20 所持金 813 解除 :大変良い 魔法道具 :超越 AC [18,+17] 日付 3日目 5:31 加速 (+0) プレイ時間 02:12:00 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力 基本種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/80 1 1 3 18/130 ....3........ 知能 18/25 3 2 0 18/75 ............. 賢さ 15 0 0 0 15 ............. 器用 18/44 3 1 0 18/84 ............. 耐久 18/57 1 0 0 18/67 ............. 魅力 11 3 1 0 15 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : ............. 加速 : ............. 耐麻痺 : ............. 耐電撃: ...+......... 反射 : ............. 透明視認 : ............+ 耐火炎: ............. 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: ............. 火オーラ: ............. テレパシ : ............. 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............# 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............. 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ............. 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ............. 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ............. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) / 右手 : スピア (1d6) (+0,+0) b) ) 左手 : 革製スモール・シールド [3,+4] c) } 射撃用 : ショートボウ (x2) (+0,+0) d) = 右手指 : 電撃の指輪 [+9] e) = 左手指 : 腕力の指輪 (+3) f) & 首 : (なし) g) ~ 光源 : 松明(901ターンの寿命) h) ( 体 : 革製スケイル・メイル (-1) [8,+0] i) ( 体の上 : クローク [1,+0] j) ] 頭 : 金属帽子 [3,+0] k) & 手 : (なし) l) ] 足 : 硬革ブーツ [3,+0] a) ? 仙術の魔法書[仙術入門] b) , 8つの 食料 c) ! 3服の スピードの薬 d) ! 13服の ヒーローの薬 e) ! 2服の 重傷の治癒の薬 {25%引き} f) ! 2服の 致命傷の治癒の薬 g) ? テレポートの巻物 h) ? 帰還の詔の巻物 i) - トラップ感知のロッド j) _ 鑑定のスタッフ (21回分) k) _ 光のスタッフ (21回分) l) ~ 2つの 松明(2500ターンの寿命)
まだレベル10の魔法戦士で、装備もかなり貧弱である。指輪2つがやや特殊だが、それ以外の装備はほとんどが「並」のアイテムばかりだ。”貧弱な坊や”と呼ばれたこの博士王子様が、ここからどういう展開を見せるだろうか。
最初はとにかく装備の充実だ。なんだか微妙に足りていない。
そこで、地上で『魔法の地図の巻物』とかいろいろ買い込む。
ご飯も食べる。
さて、行きましょうか、博士。
ということで、巻物を読んでダンジョンに潜ったところろ、最初は地下3階に出現した。そうか、こんなところでしたっけ。
雰囲気的には『多少は運が向いてきた』らしい。
そこでオークやら蜘蛛やらと戦ううちに、いくつか物を拾ったので持っていたところ、しばらくしてこんな感覚が心の中から湧き上がってきた。
r) ) 革製スモール・シールド [3] {上質以上}
s) ] 革グローブ [1]
t) } スリング (x2) {上質以上}
u) } スリング (x2)
なるほど、ということで、上質以上と表示された2つについて鑑定をしたところ、こんな風になった。
『革製スモール・シールド [3,+4]』
『エルフのスリング (x2) (+5,+7) (+2隠密)』
革製のシールドはどういうわけか現在装備しているものとまったく同じ強化値だったが、スリングの方はきちんとした高級品だった。やったね。
そこで、このスリングを装備したところ、隠密が卓越になった。戦いが少し楽になりそうだ。
ちなみに、特に何も言われていなかった2点について後ほど鑑定したところ、こちらは特に何も特徴のない(+0,+0)の「並」のアイテムだった。なるほど。”並”ってそういうことなのね。
この階では、スメアゴルさんにも遭遇した。
この@は透明視認が自力でついているので、特に捕捉に苦労することはなかった。この人を相手にするには、この能力は本当に助かる。というか、ないと戦うのがすごく大変だった記憶がある。
今回は、貧乏な博士王子的にはお金を掏られるのが一番嫌だったので、飛び道具で何とかしようとした。したのだが、高級品の『エルフのスリング』は拾ったばかりということで、撃てる弾がない。
仕方がないので、一度装備をノーマルの『ショートボウ』に戻して対応した。こちらは細矢を購入して持ってきていたのだ。これでも十分である。
いろいろとすばしこいスメアゴルさんであったが、特に部屋から逃げるということもなく、あたりをうろうろしてくれたおかげで、弓と刀で普通に戦うことができた。
「
『スメアゴル』を攻撃した。 <3x>
『スメアゴル』 「にくむ、にくむ、にくむぅぅぅ!」
『スメアゴル』を葬り去った。
何かが足下に転がってきた。
1服拾って、2服の 軽傷の治癒の薬(e)を持っている。
パイク (2d5)がある。
パイク (2d5)(t)を拾った。
」
憎まれてしまった?ようだが、これは仕方がない。たぶんこれはもともとは例の”バギンズさん”のことだと思うのだけど。
さて、いただいたパイクを鑑定したところ、
『オークスレイヤーのパイク (2d5) (+5,+6) (+2)』
と出てきた。わーい。
これまでの並のスピアに代えてこれを装備したところ、打撃が一気に120に向上した。うむ。強くなったことですたい。
一度地上に戻り、いろいろ売り買いする。
忘れずに、飛び道具の弾である『鉄弾』を12発ほど購入しておく。これでありがたい『エルフのスリング』が活用できる状況が整った。ショートボウはお店に売り飛ばして資金を回収する。こちらはこちらで先ほど買ったばかりではあったのだけど、しばらく使うことはあるまい。矢弾も同様である。
さて、改めてもう一度地下3階に。
『透明物体感知の巻物』
『透明物体感知のスタッフ』
が隣接して初出で鑑定した。似た性質のアイテムが近くに転がっているというのはよくある。何かシステム的な理由があるのだろうか。
だが、地下3階はさすがにこれ以上何もなく、地下4階に潜ることとした。
地下4階でスナガ君たちの群れに対応していたらレベル11に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/86 1 1 3 18/136
知能 18/51 3 2 0 18/101
賢さ 15 0 0 0 15
器用 18/44 3 1 2 18/104
耐久 18/57 1 0 0 18/67
魅力 11 3 1 0 15
ここでは腕力と知能を鍛えていただいた。少しずつ強くなる。
その後、うろうろとしていたら、道端に剣が落ちていた。
拾おうと何気なく近づいたところ、いきなりその剣に切りつけられた。
なんと、デスソードだ。
数合打ち合わせたところ、なんと、120以上あったはずのHPが残り20まで減らされる。ひええええ。HPが真っ赤だ死にそうだえらいこっちゃ。
あわてて飛びのいて息を整える。ぜいぜい。ひゅー。
このデスソードさんはアイテム化したモンスターなので、自分自身が動くということがない(と思う)。そこでかろうじて助かった。
接近戦はだめだ。ということで、なんとか飛び道具で倒した。
今回は結構きわどかった。
昔から、このデスソードに殺された初心者は数多く、死因の上位を占めていると聞いていたが、その理由がわかった気がした。素早く、さらに一撃が大きいのだ。さすが剣のモンスター。
動けない相手なので助かっただけで、これが動けるモンスターなら死んでいた可能性が高い。もしも集団戦闘の最中だったら、明らかにダメだっただろう。
とはいえ、冷静に考えると、動けない相手なので、一度ダメージを食らったところで確認して後ろに引けば、それ以上の攻撃は飛んでこないわけだ。少なくとも、タイマンの場合にはそれでいい。
つまり、このモンスターを相手に死んでしまうというのは、よほど弱い@が事実上一ターンで斃されてしまうか、あるいは「ダメージを食らっていることに気がつかないでそのまま惰性で戦い続けてしまう」のいずれかであろう。
もしかしたら、後者が多いのではあるまいかという気がした。それが初心者プレーヤーの陥りやすい罠である、というのはなんとなく理解できる気がするためだ。
欲しかった”特殊クローク”を発見するが、
『乞食のクローク [1,-8] (-1) {呪われている}』
とのことで、即破壊となった。ある意味”特別な品”だっただけに、残念である。
もしかしたら、これを着ていると”赤い斜線の入ったお札”とかがもらえるのかもしれない。わからない人は半村良先生の短編「赤い斜線」を読んでみよう。傑作だから。
とはいえ、この世界、以前から書いているように、どうも電子マネー経済らしい。「呪いのお札」ももう昔話になりそうだ。
その後は、ひたすら蜘蛛と戦っている。斃しても倒しても蜘蛛ばかりだ。どうやら、この階は蜘蛛の住処だったようだ。
あれ?気がついたらレベル12だ。いつなっていたんだろう?
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/93 1 1 3 18/143
知能 18/51 3 2 0 18/101
賢さ 15 0 0 0 15
器用 18/44 3 1 2 18/104
耐久 18/57 1 0 0 18/67
魅力 12 3 1 0 16
平均ダメージが155に増えていた。
少しずつ強くなる博士である。
ところでこの人、何の学位を持っているのだろうか。いずれ王様になるわけなので「帝王学」とかかな? でもそれって学位取れるの? 博士(帝王)とかになるのかな。よくわからんけど。
とはいうものの、考えてみるとエルフって”寿命がない”という設定らしいので、お父さんが王様であったら、事故や戦などの突発的トラブルで亡くならない限り、永遠にそのまま王様の立場のままのはずだ。結局最後まで王子様に出番はないのかもしれない。そう思うと、この博士は少し悲しい立場に立っているのかもしれない。
そして、思い出せば、あのハーフオーク戦士の名前も「Dr.Who」であった。なので、あの人も何か学位を持っているのかもしれないと思ったけれど、そもそも元ネタのSFドラマの中では謎の宇宙人?とか異次元人?らしいので、学位とかそういうのはあまり関係のない『称号』のようなものかもしれない。なんだか知らんがエラソーなやつ、という程度のニックネームだろう。
一度地上に戻る。
なんとなく覗いてみたBMにて
「帰還のロッド 13376$」
が売られているのを発見する。
ほしい物ではあるが、現状では到底買えない。実家からの仕送りも見込めない。
引き続いて地下5階へ。そろそろユニークの皆様が登場するあたりか。
最初はノーマルスナガくんと戦っていると、ここでレベル13に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/95 1 1 3 18/145
知能 18/68 3 2 0 18/118
賢さ 17 0 0 0 17
器用 18/58 3 1 2 18/118
耐久 18/74 1 0 0 18/84
魅力 14 3 1 0 18
全般的にかなりのパワーアップであった。ありがたい。
とはいえ、ここでは何もなく、いくつかの”○○維持の指輪”の類を新規鑑定したくらいで手荷物がいっぱいになってきたので、また地上に戻った。
今回は特にユニークの方にはお会いできなかった。
地上から地下5階にもどってどたばたして、さらに地下6階へ。
ここで灰色のpがいた。これ、ユニークっぽいけど誰だったっけ?
戦ってみて判明した。ローハンから追放されていた「蛇の舌」さんであった。特に問題なく撃退した。
「
サルマンの間者『ヘビの舌』を攻撃した。
サルマンの間者『ヘビの舌』 「グアァァァ!」
サルマンの間者『ヘビの舌』を葬り去った。
」
たいていこのゲームのユニークの皆さんは同じ断末魔の声を上げられる。あまり芸はない。もっとも、こちらもそこまでの芸を求めてはいない。
この蛇の舌さんは、ローハンの宝物庫からくすねてきていたのか、こんな宝物を持っていた。
『ジャイアントスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+6,+7) (+2)』
『トロルスレイヤーのクォータースタッフ (1d9) (+10,+8) (+4)』
ありがたい高級品が2つも入手できた。
が、残念ながら、打撃力については現状のオークスレイヤーさんが優れていたので、交換はしない。そもそも、現状の敵はオーク系のモンスターが大半なので、これでいいのだ。
では、地下深くなってきてトロルや巨人を相手にするようになったらこれらの武器が活躍するか、といえば、おそらくそうならない。なぜなら、その頃にはおそらくもっと”すごい武器”が手に入っているからだ。★とか☆装備の。
例外は、これらの*鑑定*の結果、必要不可欠な要素、たとえば麻痺耐性や浮遊機能があった場合に限られる。地上に戻ったら確認してみよう。
などと考えつつ、道端のダーツトラップを解除したところでさらにレベルアップ。
「
レベル 14 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 12 増加した!
最大マジック・ポイントが 4 増加した!
ワーオ!とても強くなった!
」
こんな感じだ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/98 1 1 3 18/148
知能 18/68 3 2 0 18/118
賢さ 17 0 0 0 17
器用 18/58 3 1 2 18/118
耐久 18/74 1 0 0 18/84
魅力 14 3 1 0 18
さらにそれに加えてこんな一文が。
「
トゥルカスの力が敵を攻撃するのを感じた!
」
だが残念ながら、そこには誰一人としていなかった。一瞬あたりに満ちて燃え上がったエネルギーは、そのまま虚空に散って行った。
…戦闘中じゃなかったからなあ。
このあたりのプログラム的な処理については、もう少し考えてもいいかもしれないと思った。せっかく神様がいろいろとご配慮くださるわけなので、状況に応じた顕現のパターンというものがあってもよいのではあるまいか?などと考える。
等々考えつつ、一度地上に戻る。
地上の防具屋さんで
「耐電の硬革よろい (-1) [6,+8] {r電} 」
を買う。これで1500$は悪くない。単純にACだけをみてもこれまでの鎧よりもかなり堅い。
(W94-1)
さて、一度ご飯を食べて、再び潜って行こう。休む暇はない。理由はよくわからない。
地下6階にて、浮遊霊をついつい深追いして、”未検知”の場所に踏み入ったところで、トラップである「落とし戸」に落ちた。
こういうのも久しぶりだ。昔ハーフオーク戦士の初期によくあったなあ。
気がつくと地下8階にいる。どうやら、一気に2階分滑落した?らしい(このあたり、細かく確認していないので自信がない)。
これまでとは少しギャップがあるが、どうなるだろうか。
しばらく動いていたところで、雰囲気が茶色に。これは何かありそうだ。
この階層には中ほどに溶岩の海が広がっていた。今の@は浮遊していないので、かなり厳しい。
とはいえ、これを渡らないとダンジョンのもう一方の側に向かえないようだ。
とりあえず、煮えたぎる岩におそるおそる足を踏み入れてみる。
ぶわちちちちちっ!
うわああ、体力ががんがん削れる。それはそうだ。普通の靴で溶岩の上を歩いているわけだから。現在火の耐性もないし(これが関係があるのかどうかはよくわからないのだけど)それはそれはダメージを食らう。えらいことだ。一歩進むだけで、一回強敵と戦ったくらいのダメージを無条件で食らっている。普通の人間ならどうしようもなく死んでいるところだろう。
でもこの溶岩の海を渡らないことには話にならない。雰囲気は茶色だし、ここは何とかしたいところである。
さて、そんなこんなでひいひい言いつつも、なんとか溶岩の海を渡ったものの、結果的に体力が削れて100を割り込んだ。重症と言っていい。ホントに大変だ。
というところで、よりによってあの「東夷ブロッダ」さんのご登場となった。
まったく、なんてタイミングだ。
2,3合打ち合わせて、だめだとわかったので、あっさりテレポートで撤退する。実のところ、溶岩地形がある階層で、これはこれで結構な博打である。出現先に敵がいたら死を覚悟するし、溶岩の上ならまた一騒動だ。
ギャンブルじゃーんぷ!
幸いにも、最初に出現したあたりの何もない、かつ誰もいないところに着地した。息を整える。
やれやれ、大変だ。
足踏みをしつつ(というか、おそらく実際には「じっとして」)休み、なんとか復活する。
とはいうものの、地形的に、ブロッダさんと対峙するためには、またもやあの熱い岩の海を渡らねばならない。参ったなあ。無視してもいいのかもしれないけど、せっかくのユニークさんなので、なんとなく戦いたい。一度お別れしたら次に会えるのはいつのことやら、という感じであるので、なるべく出会ったその時に蹴りをつけておきたいものだ。
仕方なく、「あちちちち」と火傷しつつ、溶岩の海のできるだけ狭いところを北東方向に渡る。渡ったらまずは体力を回復する。そうして、ブロッダさんの駐屯地に接近したところで敵に検知された。
あちらの軍団がムリムリと近寄ってくる。
来たな。
『ヒーローの薬』を1,2服飲む。『スピードの薬』も飲む。これで準備は完了だ。簡単でいいな。
突撃!ぬおおおおおおおっ!
距離があるうちに、まずは飛び道具と魔法の攻撃法とで先制攻撃を行う。
その後、御大ブロッダさんと対峙して直接攻撃を加えた。激突である。
ブロッダ軍団との正面からの激戦となる。マシーンブラスタ~♪とか歌いたくなるのは気のせいだろう。あれはブロッカー軍団だし、そもそも味方だ。
どうでもいいことだった。
ともあれ、
どかどかどかどか。
ばきばきばきばき。
という感じで、相応の苦労はしたが、最後には、なんとか「ブロッダさんと愉快な仲間たち」を退治することができた。
しかし、その苦労の割にたいした拾得物はなかった。残念であった。
次は、スナガの偉いヒトらしい「ラグドゥフ」さんが登場した。
この人は”独り言”が多かった。
「
スナガ『ラグドゥフ』「へへ、へへ。人を殺すのは楽しいなあ。」
スナガ『ラグドゥフ』を攻撃した。 <4x>
スナガ『ラグドゥフ』に殴られた。
スナガ『ラグドゥフ』は痛みで叫んだ。
スナガ『ラグドゥフ』「俺のノーミソは貴様を殺す思いで焼け付きそうだぜ!」
スナガ『ラグドゥフ』に殴られた。
スナガ『ラグドゥフ』を攻撃した。 <2x>
かなりの手ごたえがあった!
スナガ『ラグドゥフ』 「グアァァァ!」
スナガ『ラグドゥフ』を葬り去った。
」
こうしてみると、一見互いにいい勝負をしているような気がするが、よくみると、実はあちらが一撃殴ってくる間に、こちらは2回とか4回とか斬り返している。これでは勝負になるまいと思った。そして、ひたすら斬られていながら、こちらを一所懸命に挑発するその根性は、ある意味で見上げたものだという気もした。
さて、ここで、ラグドゥフさんが落とした
『仙術の魔法書[魔道大成]』が登場した。やったね@、高級巻物だよ。またいろいろ覚えられる。ありがたやありがたや。
さらに周囲をうろうろしたところ、
「
玻璃瓶 {未鑑定}がある。
」
とのことである。やった!
おお、これでめでたく「永久光源」が入手できた。ラグドゥフさん、ありがとう。
念のため地上に戻って*鑑定*したところ、きちんとした
『★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索)』
と出てきて一安心。
今回は得たものが多かった。
地上に戻り、上質品などを購入して備える。
問題となっていた浮遊機能については、拾った『浮遊の指輪』をすることで対応した。
一方、装備交換の都合で『腕力の指輪(+3)』も『電撃の指輪(+9)』もはずしてしまったので、とにかく弱くなった。実は、これまで打撃力が200近くあったのは、『腕力の指輪(+3)』が嵌めてあったためだったとわかった。これがなくなったら、いきなり140近くにまで低下したのだ。
うわあ、弱い弱い。なんてことだ。指輪の力って大きいんだなあ。世間の皆様が強い指輪を欲しくなる道理である。
ちなみに、火の耐性がなかったので、もう一つの指には『耐火の指輪』をはめざるを得なかった。これも致し方ない。この段階では火を吐くモンスター(サラマンダーなど)はかなりの強敵だからだ。
素の打撃力サポートは(+6,+17)となっていた。トゥルカス様への信仰のおかげであろう。魔法戦士の脆弱さを補っていただける神様である。
また、そろそろ地下7階を越えてくる。麻痺攻撃が出現する可能性が増えてきた。
そこで、打撃装備について、*鑑定*の結果として”麻痺耐性”があることが判明した
『ジャイアントスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+6,+7) (+2) {+腕;麻|電/巨}』
に交換した。
実のところ、現状の敵レベルにあまりマッチしないが、耐性を優先するのがこのゲームの「死なないためのセオリー」だと思う。特に麻痺耐性は即死につながることがわかっているので、優先せざるを得ない。
(W94-2)
再び地下7階。そして再び雰囲気は茶色。またなにかある。
スナガの「ムズガッシュ」君であった。本人はべつにどこかが痒いとか言ってない。
この方を斃したところ、”上質以上”の何かをいくつか拾った。『鑑定のスタッフ』の利用効率を考えて、”上質以上”だとわかれば、鑑定自体は地上に戻ってからでいいと考えるようにした。単なる上質品でもこの@にはまだまだ換金的に都合がよろしいからだ。
ちなみに、しばらく持っていても反応のないアイテムは、基本的に”上質品以下”および”呪われていない”アイテム、言い換えれば(+0,+0)の”並”アイテムであるという感じがわかってきた。ただし、どの程度の期間保持していればそれが確定するのかは相変わらず定かではない。
引き続いて、吠える狼の群れに囲まれてげしげし斬りつけていたらレベル16に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/98 1 1 2 18/138
知能 18/68 3 2 0 18/118
賢さ 18 0 0 0 18
器用 18/58 3 1 0 18/98
耐久 18/86 1 0 0 18/96
魅力 14 3 1 0 18
すると、またもやあたり一面にトゥルカス様のお力が満ちた。今回はたまたま狼の群と戦闘中だったので、敵モンスター群は溶解して一掃された。
ありがたやありがたや。ははあーっ。
まだ多少余裕があるような気がした。もう一階潜ってみるか。
ということで地下8階へ。
ところが、潜ってすぐ、サラマンダーに虎の子の『鑑定のスタッフ』を燃やされてしまう。
NOOOOOO!!! またかいな。がっでむ。許しがたし。
かくして怒りに満ちた@は、腹いせに赤Rを飛び道具だけで仕留めるのであった。バシュバシュバシュ。
にしても、まったくもう。ここから先、いったいどうしてくれる。
いくつか戦いを経たところで、拾った『金の冠』が”上質品以上”だということが持っていてわかった。それ以上はなんともいえない。
しばらくうろうろするが、アイテムを拾っても鑑定ができなくて埒が明かないので、あきらめて地上に戻る。体力や『鑑定のスタッフ』の余力(本来は)はあったので、ちょっともったいなかった。
地上であらためて『鑑定のスタッフ』を買い入れ、おもむろに振ってみたところ、なんと件の金の冠が、
『テレパシーの金の冠 [0,+6] 』
であることがわかった。おおおお。
これはラッキーだ。戦いがかなり楽になる。
このレベルでテレパシー装備はありがたい。
さて、この装備を頭上に頂いて再び地下8階へ。
また雰囲気は茶色。何かありそうだ。
今回は、周囲の敵状況がよくわかる。
もちろん、これまでも「索敵の魔法」でモンスターをチェックしてから探索を進めていたが、しかしリアルタイムではないので、敵が意外に早く移動していたりすると、こちらの準備ができずに突然の遭遇戦となることも多かった。今回は敵陣の構成が手に取るようにわかる。これは実に良い。戦における情報の重要性が良くわかる。
そんなこんなしているうちに、オーク軍団を平らげた。
なぜか特段これというユニークもいらっしゃらず、その代わり、こんな高級品を一つゲットした。
『焼棄のヘヴィ・フレイル (3d6) (+7,+5)』
ふむふむ。ありがたし。
そこで気がついたらレベル17になっていた。例のごとく、いつのまに。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/98 1 1 2 18/138
知能 18/68 3 2 0 18/118
賢さ 18 0 0 0 18
器用 18/58 3 1 0 18/98
耐久 18/89 1 0 0 18/99
魅力 14 3 1 0 18
今回は、耐久力が少し増えたようだ。
それからしばらく戦い続ける。続けるが、特記すべきイベントはなかった。オークと蜘蛛とそのほかの皆さんと戦い続けて幾年月、という感じである。
地上に戻る。早速、高級品の*鑑定*を行う。
『焼棄のヘヴィ・フレイル (3d6) (+7,+5) {r炎;明|焼!!}』
これには「炎の耐性」と「焼夷攻撃の効果」があるようだ。だが、麻痺耐性の問題もあり、装備交換の候補には上がらない。
そういえば、炎ということであれば、実はしばらく前に覚えた魔法で「火炎武器の魔法」というのがあるので、いずれ使ってみよう。攻撃時に割と効果があったはずだ。
もう一つ、覚えたけれども使っていなかった魔法「テレポート・アウェイ」をそのあたりに歩いていた街の人に実験的に使ってみたところで「レベル18」になった。この「初めての魔法の経験値」も馬鹿にならないほど大きいようだ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/99 1 1 2 18/139
知能 18/85 3 2 0 18/135
賢さ 18/25 0 0 0 18/25
器用 18/73 3 1 0 18/113
耐久 18/95 1 0 0 18/105
魅力 15 3 1 0 18/10
今回は、大幅にいろいろなものを上げていただいた。相変わらず素の魂の魅力は低いが、王子だし博士なのでいいことにしよう。
あれ、でも「テレポート・アウェイ」をかけたあの人、街からいなくなったぞ。どこに行ったんだろう。
なんかまずいことしちゃったのかも。
ごめんね(てへ)。 ←無責任極まりない
今週はこんなところで終えた。思ったよりも時間が取れなかったので、レベルも20に到達しなかった。残念であった。
概して”博士”というお仕事は世間的な成長が遅い。こういうこともあるのだろう。
最後に、ゲーム終了時の過去の記録の中に、こんな過去があることを発見した。
「
28621 Dr.Whoという名のハーフオークの戦士 (レベル 21)
デスソードに殺された (7階)
」
おお、あの強靭なハーフオーク戦士のDr.Whoが「デスソード」に殺されているではありませんか。しかも、レベル21という”決して弱いわけではない”レベルまで成長しているにもかかわらず、おまけにわずか地下7階という低階層で。なんということか。
なるほど、デスソードは強いのだ。この王子博士もまだまだ油断してはいけないのだろう。
なお、銭湯に時間をかけて入ってから地下に潜るというのは、存外体力がいる行為だとわかった。なるほどなあ。普段よりもかなり疲れてしまった。
まじめにプレイするにはちと辛い。
こういうプレイは、もうあまりやらないかもしれないなあ。
年始だというのに時間の余裕がまるでない。
毎度そういうものだが、年明けから先は、とにかくやるべきことがたくさんありすぎて、潜るどころの話ではない。
また来週であるが、その来週もどうなることかという感じである。
激務ではあったが、週末、少しだけ時間が取れた。
そこで、しばらく前からペンディングになっていた問題の解決を試みることにした。
ハイエルフのパラディン「かごめ」さんを呼び出してみる。
確かこの人は、マゴットさんのところのお犬様3匹を連れ帰ることをミッションとしていた。していたのだが、本当にできるかどうかまったく怪しい、ということがわかってしまったので、身動きが取れなくなっていたのだ。
とはいうものの、あまり長く放置すると、この問題自体を忘れてしまいかねないと思ったので、とりあえず、だめもとで試してみるだけ試してみましょうか、ということとした。
確か、当面の目標は、レベル10になって敵を魅了する技を使えるようにする、というものだったと思う。この技が、ユニークでもあるペットの皆さんに効くのかどうか、そして効いた場合に、彼らをどのように地上に連れ帰るのか、が問題となっていたはずだ。
さて、まずは状況の把握からいきましょう。
ということで、かごめさんの現状を概観してみることとした。
ハイエルフ パラディン 衛士 レベル 7 経験 358 $ 66 |)}=="!((]]] 腕力 : 18/60 知能 : 10 賢さ : 16 器用 : 18/20 耐久x: 18/20 魅力 : 18/50 AC( 46) HP 101/ 101 MP 24/ 24 名前 : かごめ 性別 : 女性 年齢 130才 腕力 : 18/60 種族 : ハイエルフ 身長 203cm 知能 : 10 職業 : パラディン 体重 76kg 賢さ : 16 魔法 : 生命 社会的地位 39 器用 : 18/20 守護神 : ヴァイレ 耐久x: 18/20 18/30 魅力 : 18/50 打撃修正 (+4,+8) HP 101/ 101 打撃攻撃 :超越 MP 24/ 24 射撃攻撃 :卓越 打撃回数 2 魔法防御 :超越 平均ダメージ 28 レベル 7 隠密行動 :良い 経験値 358 射撃修正 (+4,+0) 最大経験 358 知覚 :大変良い 射撃倍率 x2.16 次レベル 470 探索 :卓越 射撃回数 2.00 所持金 66 解除 :普通 魔法道具 :大変良い AC [22,+24] 日付 2日目 10:37 加速 (+0) プレイ時間 01:13:26 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力 基本種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18 1 2 3 18/60 .....3....... 知能 9 3 -2 0 10 ............. 賢さ 15 0 1 0 16 ............. 器用 17 3 0 0 18/20 ............. 耐久 18 1 2 0 18/30 18/20............. 魅力 18 3 2 0 18/50 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : ............. 加速 : ............. 耐麻痺 : ............. 耐電撃: ........+.... 反射 : ............. 透明視認 : ............+ 耐火炎: ............. 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: ............+ 火オーラ: ............. テレパシ : ............. 耐毒 : ............. 電オーラ: ........+.... 警告 : ............. 耐恐怖: ............. 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............. 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ............. 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ............. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : ロング・ソード (2d5) (+0,+0) b) ) 左手 : 金属製スモール・シールド [5,-2] c) } 射撃用 : スリング (x2) {並} d) = 右手指 : 守りの指輪 [+13] e) = 左手指 : 浮遊の指輪 f) " 首 : ☆装飾のアミュレット『嵐豹』 (+3探索) g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) h) ( 体 : 軟革よろい [4,+6] i) ( 体の上 : 電撃の毛皮のクローク [3,+5] j) ] 頭 : 金属帽子 [3,+0] k) ] 手 : 革グローブ [1,+0] l) ] 足 : 硬革ブーツ [3,+0] a) ? 生命の魔法書[一般祈祷] 1.5 kg b) , 8つの 食料 4.0 kg c) ! 12服の ヒーローの薬 2.4 kg d) ! 4服の 重傷の治癒の薬 0.8 kg e) ! 2服の 致命傷の治癒の薬 0.4 kg f) ? 8巻の テレポートの巻物 {25%引き} 2.0 kg g) ? 4巻の 帰還の詔の巻物 1.0 kg h) ? 鑑定の巻物 0.3 kg i) ? 3巻の 魔法の地図の巻物 0.8 kg j) ? 2巻の ドア/階段感知の巻物 0.5 kg k) ? 2巻の 透明物体感知の巻物 0.5 kg l) ? 3巻の パニック・モンスターの巻物 0.8 kg m) ? 3巻の トラップ/ドア破壊の巻物 0.8 kg n) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg o) { 18個の 丸い小石 (1d2) (3/6) {並} 5.4 kg p) ~ 47個の 鉄のくさび 23.5 kg
パラディンの女性で、身長が2メートルを超えている。さすがハイエルフである。背が高いなあ。
現在のレベルは7。ほとんどの装備はノーマルで、シールドにいたっては実は劣化していることに今気がついた。なんということか。
一方、レベルアップがあると時々いただける『☆クラスの特殊アミュレット』と、同じくレベルアップ時に稀にいただける『服飾関連の特殊装備(現在は『電撃の毛皮のクローク』)』がひときわ目立つ。これがあるとないとでは大違いだ。
一応、『★玻璃瓶』はすでにいただいていて、光源問題は解決している。
なお、レベルが1桁なので、まだまだ弱い。レベル10までなんとかお犬様と対決しないでいられるといいのだけど。
とりあえず、街で冒険に必要なものを買い足して、最後にご飯を食べる。
さて、出発しましょうか、かごめさん。
久しぶりの探索なので、恐る恐る地下1階に潜ってみる
するとなぜかここにも商店街が。こういうこともあるのだなあ。それにしても、地上と近すぎないだろうか。商圏が被りそうだ。
早速、この街に来る途中で道端で拾ったアートなアイテム『巨狼の帝王『ドラウグルイン』の石像』を美術商持ち込んだところ、90$になった。現在わりと貧乏なかごめさんにはありがたい収入だ。石像などという重いものをずりずりと引きずってきた甲斐があったといえよう。
それそれとして、地下1階は特に何も無かった。コウモリさんなどとのちょっとした小競り合いがあったくらいだ。
一応、念のため、拾ったお金で『帰還の巻物』などを追加で買って、そのまま地下2階へ潜る。
…お犬様がいないといいんだけどなあ。
さて、地下2階。さすがに戦いが始まる。
ちまちました局地戦だ。コウモリや蜘蛛と遭遇戦を繰り広げる。
そんな感じで蜘蛛の群れとスナガ君たちと戦っていたら、レベル8になった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 3 18/60
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 0 16
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 0 18/57
魅力 18 3 2 0 18/50
残念ながら、魅力はあまり変わらなかった。
だが、ここでヴァイレ様より賜ったクロークが素晴らしかった。
『電撃のエルフのクローク『焔燕』 [4,+12] (+3隠密) 』
うわあ、すごい、銘入りのエルフのクロークだ。
早速装備する。隠密向上機能があるのはいいことだ。
さらに、MPが26から31まで上がった。
わーい。
どうやら賢さにも+3してくれているようだ。それでMPが上がったのかもしれない。
さらに、ここで新しい祈りを学習する。
「
罠 & 隠し扉感知の祈りを学んだ。
」
これはありがたい。ここまで手元に『トラップ感知のロッド』もなく、ほとんど手探りに進んできていたので、これである程度安心して探索ができる。
ついでに、「邪悪存在感知」をしたところ、茶色いhが北の方面にいるのが見えた。なるほど、これは間違いなく”元指輪所持者”だ。有名なあの人ですね。わかります。
大文字コマンドCでこの@のステイタスを確認したところ、実はかごめさんには天然の「透明視認能力」があることが判明したので、おそらくそれほど苦労することは無いと見越して、挑戦しに出向くことにした。
が、このかごめさん、まだ打撃力が小さいため、遠距離からスリングで石を投げてもスメアゴルさんにほとんどダメージを与えられない。直接攻撃をしてみたが、こちらもあまり効果が無い。むしろ、接敵したところで財布の中から金を掏り取られて逃げられた。
なんてことなの。今のかごめさんはただでさえ貧乏なのに。
改めて検知したところ、この盗みのうまい元ホビットは、今度は南の部屋に移動していた。
以前から不思議なのだが、この瞬間移動がどうやって行われているのかが良くわからない。金を掏り取った瞬間に何かの不思議な力が発動しているとしか思えない。
ああ、もう面倒だったらありゃしない。
幸いにも、先の戦闘であちらに与えたダメージは回復していなかったようなので、遭遇してそのまま攻撃を続けたところ、なんとか斃すことができた。
だが、残念ながら、あまり得るものが無かった。
『浮遊の指輪』を落としてくれた程度だ。がっかり。
とはいえ、何にもないよりはマシよね。
しかしまだ雰囲気が茶色だ。
何がいる。
おそらく、お犬様ではあるまいか。
だとしたら、逃走したほうがいいかもしれない。
と思ったら、すぐに白くなった。
なにもいなかった。少しほっとした。
そのまま地下3階に潜ることも考えたが、とりあえず一度戻ることとした。
地道に階段を上がって地下1階へ。
そうして地下1階で戻りがてらに蜘蛛の群れと戦っていたらレベルが上がった。
「
レベル 9 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 8 増加した!
最大マジック・ポイントが 3 増加した!
ワーオ!とても美しくなった!
」
おお、こんなになったぞ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 3 18/60
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 3 18/10
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 0 18/57
魅力 18/25 3 2 0 18/75
今回もとても美しくしていただいた。ありがたやありがたや。
これでまた一歩野望に近づいた。
さらにこんなものが。
「
ヴァイレの声が響き渡った:
「暗き中にも華やかであれ!」
何かが足下に転がってきた。
」
そこで頂いたのが、このアミュレットだった。
『☆装飾のアミュレット『嵐燕』 (+9,+8) (+2)』
おお、これは打撃にサポートがあるすごいアミュレットなのではあるまいか。
早速装備してみた。
平均ダメージが28となっていたのが、一気に38まで増えた。また、HPとMPも上昇した。すごいなあ、これまた。
その後、道すがら、なぜか重い『鉄のくさび』楔を拾いまくって重荷になって減速-1である。このゲームのデフォルト設定では、あるアイテムを所持していると同じアイテムを自動的に拾い上げてしまう。これはこれで便利なときが多いのだが、今回のように想定外の影響を及ぼすときもあるようだ。
さらにジャッカルさんの大群に遭遇してひたすら斬りまくる。ずばずばずばずば。
ふう。疲れた。
さて、地上に戻りましょうか。
地上にて、現状装備の完全下位互換と判明して不要になった『電撃の毛皮のクローク』を4100$で売る。かなり金銭的に楽になった気がする。
それでは、このお金を使って*鑑定*を行ってみようと思う。
幸いにも『*鑑定*の巻物』4巻が25%引きで売られていたので、買い込んで、装備中のすごそうなアミュレットの正体を判明させてみた。
『☆装飾のアミュレット『嵐燕』 (+9,+8) (+2) {+賢耐r酸炎轟;明}』
それは賢さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
おお、なるほど、打撃サポートだけでなく、耐久力や酸や火の耐性があった。
電撃耐性は銘入りの電撃ローブで、冷気耐性は自前で持っているので、これで基本4元素については一次耐性が揃ったことになる。
そういえば、その銘入りのエルフのクロークはどうだろう。
電撃のエルフのクローク『焔燕』 [4,+12] (+3隠密) {+賢}
それは賢さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは電撃への耐性を授ける。
それは電気のバリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
やはり賢さに影響があったようだ。
ついでに、先ほどまでしていたアミュレットも調べてみよう。たいしたものではなかったら、売ってお金に換えさせていただこうかと思うのだが…
☆装飾のアミュレット『嵐豹』 (+3探索) {+腕探*電r冷盲;明}
それは腕力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは電撃に対する完全な免疫を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
え゛。
なんとまあ、電撃免疫だ。こりゃすごい逸品ね。
ある意味、なかなか大変だ。売るにも売りにくいじゃないの。参ったわね。
せっかくなので、自宅にあるもう一つも見てみようかしら。
☆装飾のアミュレット『嵐鷲』 (+2) {+賢r電轟;活}
それは賢さに影響を及ぼす
それは電撃への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
ああ、こちらはなんとか売っても良さそうな気がしてきた。
ということで、これは13000$ほどで売った。
かなりの収入となった。
結構な現金収入があったので、ついでに、先日拾っていた『影のクローク』も確認してみよう。
忍びの影のクローク [6,+5] (+2隠密)
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは暗黒への耐性を授ける。
これも、隠密がそれほど高くは無いので、売ることとした。暗黒耐性も、今はそこまで必要としない。
防具屋さんに7600$で売れた。助かるなあ。
お金的にかなり楽になった。これでいろいろと必要なものが揃えられそうだ。
実はこれまでしばらく「器用さ」が減らされていた。幽霊とかそのあたりに触られたときの副作用だろう。あまり気にもせずに戦ってきたが、まとまったお金が入ったので『器用さ復活』の薬を飲んだところ、打撃ダメージが38から42に増えた。そうか、今まで打撃力が減っていたんだなあ。気がつかなかった。
さて、あらためてご飯を食べて地下1階へ。
特に何も無いので、そのまま地下2階へ。
ここで、いきなり「くいつき」さんに遭遇してしまった。
逃げよう。ということで、テレポートして逃げてみた。
ところが、こんどは「おおかみ」さんに出会ってしまう。
まずいわねえ。
とりあえずテレポートして、さらに『帰還の巻物』を読み上げた。
割とすぐに地上に戻る羽目に陥った。
有効な手が打てない。
どうしたものだろうか。少し考えてしまう。
地上の武器店で
『マン・ゴーシュ (1d5) (+6,+3)』
を購入して装備したところ、打撃が57まで増えてくれた。
これはこれでいい。地味だが確実な向上だ。
(W96-1)
なんとか、お犬様の皆様と遭遇しないで、あと経験値を100ほど稼ぐ必要があるようだ。
とりあえずは地下1階に行くしかない。
すると、潜っていきなり『藍色の薬』が登場した。鑑定したところ、これが『スピードの薬』であった。なるほど、これはありがたい。
とはいうものの、地下1階はさすがに暇だ。ということで、あらためて地下2階に潜るが、やはり「おおかみ」さんが泡を吹いていた。この犬、会うたびにこんな感じだ。多分病気なんだろうと思うのだけど、治し方がわからないし、こちらにも余裕がないので倒してしまうしかない。
が、今回はこの犬を救い出すことが目標なので、戦うわけにはいかない。
仕方なく、テレポートして逃げる。
「多少は運が向いてきたか」と世間様にいわれても、あまりうれしく無い。敵がいるということに等しいからだ。そして、この場合にはその敵は間違いなくお犬様の皆さんだ。遭遇はできるだけ避けたい。
テレポートはしたものの、結局この階を探索するにつれ、「おおかみ」さんともう一度出会うことになってしまった。
スピードは相手が上だ。攻撃をひたすら無視するほかは手がないかもしれない。幸いにも、お犬様の攻撃はこちらにほとんど当たらないことが分かったので、気にせずに歩いて仕事をしてもいいかもしれない。
ともあれ、相手を刺激せず、ひたすら逃げていたのだが。ところが。
「
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』はうなった。
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』の攻撃をかわした。 <3x>
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』に噛まれた。
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』は電撃をくらった!
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』に噛まれた。
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』は電撃をくらった!
農夫マゴットの飼犬『おおかみ』は燃え殻の山になった。
」
えええええ?!
ひたすら逃げていただけなのに?
…しまった、なんてことなの。
この装備ではいけないの? お犬様方は電撃のオーラで死んでしまうみたいで、これは困ったわ。
しかし、なんだか結構な効果じゃないの。オーラ。ある意味すごいわ。
「おおかみ」さんを倒してしまって、さらに雑魚の皆様としばらく戦った後、ここで、ようやくレベル10に上がった。
何を上げたいのかを神様に訊ねられたので、もちろん「魅力を上げてください、神様」とお願いした。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/40 3 2 0 18/90
さて、待望のレベル10だ。
特殊能力が使えるようになったはずだ。
「魅惑の目」である。
ちなみに、これを使うためには、通常の魔法コマンド(m)ではなく、固有の能力を使う必要がある。具体的には、大文字のOコマンドだ。
さて、そこでスナガの皆さんの群れがいたと思いねえ。
残り一人になるまで殲滅し、最後の一人にこの魔術をかけてみることにした。
「ウインク♥」
その「魅惑の目」をかけた瞬間、残されたスナガ君は突然”友好的”になった。ぼんやりとして定まらない目でこちらを見ている。なるほど、魔法によるラブラブ状態なのか。
こちらが動くと、ほどほどの距離を置いてついてくる。
あちらさんから攻撃してこないのはもちろん、こちらから近寄っても、「あなたの汚いスナガを押しのけた」という表示になり、システム的にこちらからの攻撃として扱われなくなる。
実質、仲間が増えたような感じだ。
どうやら、期限というものはないらしく、一度かかったらずっと仲間でいてくれるらしい。これはうれしい。
そう、これだ。これを期待していたのだ。
だが、これが果たしてお犬様に効くのかどうか、そこがわからない。
すると,白いお犬の「きば」くんに遭遇した。
それでは、早速試してみましょうか。
呪文で魅惑の目を発動させる。
「おすわり!!!」
だが、世間はこう返してきた。
「
農夫マゴットの飼犬『きば』には効果がなかった!
」
やはり、だめだった。
そうじゃないかと思ってはいたけど。
世間の風は冷たいわ。
ちなみに、遠方で味方のスナガ君も孤立無援で戦っているようだ。このあたり、ペットと似た扱いになるらしい。援軍と考えてよいのだろう。
そのスナガ君が奮闘むなしく倒されたのを遠目に眺め、テレポートして逃げた。ごめんなさいね。
お犬様にはこの魅惑技も効果が無いのか。これじゃどうしようもないじゃないの。
あーあ、やっぱりだめだったんだ。
@もプレーヤーも肩を落とさざるを得ない。
歩いて街に戻る。
ユニークであるお犬様に「魅惑の目」が効かないことはわかった。だが、せっかく神様から賜ったこの妙技、無駄にするにはもったいない。
そこで、街の皆様にご披露してみることにした。
手上がり次第、この色目もとい「魅惑の目」を使って商店街の人々とお友達になってみたのだ。
すると、こんなふうになった。
「街の人は突然友好的になったようだ!」
「戦傷兵士は突然友好的になったようだ!」
「猫は突然友好的になったようだ!」
人だけでなく、なんとそのへんの野良猫にまで効果があった。言われてみれば、地下の野良モンスターにも効果があるわけなので、これは当然といえば当然なのであろう。
そして、魅了された皆さんは、@の後をのそのそとついてくる。
そう。かごめさんは、この街のアイドルになったのだ。
人だかりの中、かごめさんが動くとこんな風になる。
「あなたの戦傷兵士を押し退けた」
「あなたの猫を押し退けた。」
「あなたの街の人を押し退けた。」
押すな押すなの大人気である。
兵士も猫も街の人たちも、みんな「あなたの」所有物扱いだ。
…正直ちょっと邪魔なんだけど。
ただし、ユニークであるマゴットさんには効果が無かった。おそらく、総じてユニークキャラにはこの機能は使えないのだろう。
…そういうものなのね。残念だわ。
ご自慢の魅力が通じなくて、ちょっと悔しいかごめさんであった。
(W96-2)
もうここまでだ。
これ以上続ける意味は無いだろう。実験は失敗だった。
現在わかっている”いかなる手段”を用いても、あのマゴットさんの3匹のお犬様たちを飼い主の下に連れ帰ることは不可能だ。今のところはそう結論付けざるを得ない。
結論が出たからには、もうこの世界を開いている理由は無い。
さらばだ、かごめさんよ。
と思ったものの、少し考え直した。
この「魅惑の目」は、要するに行った先々で味方を作ることができる能力だ。いわば、援軍を増殖させるような術を使えることになる。普通は人形やペットで行うこの行為を、この@は自前の能力というか魅力で行うことができるわけだ。
考えてみると、これはこれで、使いようによっては面白いのではあるまいか。
そこで、店売りの
『護りのパイク (2d5) (+7,+6) [+3] {麻視経遅活警(賢!!} 』
などを買って装備した。9000$ほどしたが、十分に価値がある。特に麻痺耐性が備わっているのが決め手になった。
お犬様のことはさておいて、せっかくなので、この「魅惑の目」を生かしてもう少し戦ってみようかしら、という気になったのだ。これまでこの能力を使った@は存在しなかったわけで、これはこれで何か面白いプレイ感覚になるかもしれないと、プレーヤー的に期待した。
ということで、かごめさんにはもうしばらく「ダンジョン探検」にお付き合いいただきましょう。よろしくお願いします。
さて、あらためて地下1階に潜ってみる。
いきなりアリに酸を吹きかけられて、よろいのACが下がったりしたものの、なんとかその程度で済んだ。万一顔に吹きかけられたりすると「あたしの美しい顔に傷が」状態になるので、キャラ的にそれだけは避けたいかごめさんである。
さて、なぜかまたもや地下1階から商店街があった。この@はそういう定めなのかもしれない。
ここでありがたかったのは、これまで地上の店でいくら待っても入荷しなかった『腕力復活の薬』が購入できたことだ。おかげで減らされていた力が元に戻り、打撃ダメージが50になった。
また、武器強化系の巻物がたくさん購入できたので、そのあたりで『スリング』を大幅に強化した。
こうしたダンジョンの中の商店街には、地上の店になかったありがたいアイテムが揃っていることがあるので、結構助かるのだ。
地下2階にて、「きば」さんに遭遇した。念のためにもう一度「魅了?」してみたが効果なし。仕方なく斃す。
ちょっと空しいわね。
地下2階で戦っているうちにレベル11に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/58 3 2 0 18/108
おお、さらに美しくしていただいた。
ついでに、『鉄弾(+2,+7)』を19発も拾った。これは実戦に活用できそうだ。打撃への+7は効果が大きそうだ。
荷物がいっぱいになったので、坑道を通って一気に地上に戻った。
地上で『鉄弾』を残して石は売ってしまうことにした。おかげで、少し軽くなった。減速ペナルティもなくなった。よかったよかった。
さて、再度地下1階に潜ったが、さすがに今の@のレベル的に釣り合わなかったので、坑道を通ってそのまま地下3階に一気に侵攻してみた。
割といろいろなモンスターがいたが、実のところレベル11になった@の敵ではない。ひたすらに蹂躙して行く。
などとドタバタしているうちにレベルが上がった。レベル12だ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/66 3 2 0 18/116
そして、こんどもまた
『電撃のエルフのクローク [4,+9] (+4隠密)』
を頂いた。なるほどなあ。なんか、電撃の機能を持ったクロークが最近のヴァイレ様のブームらしい。
そして、ここであらためて「くいつき」さんの登場となった。
実質あちらの攻撃のダメージはまったく受けなくなっていたが、やはり魅惑は通じない。手の打ちようがない。
面倒だから、無視しよう。
そして、お犬様をほとんど無視して岩の中のお金を掘り出していたときに、事故で「くいつき」さんを葬ってしまった。具体的には、掘り出している岩の中にくいつきさんが割り込んできて、勢いがついて止める事ができずにそのまま攻撃モードに入ってしまった。何をするまもなく、一瞬で試合終了である。もうあきらめた。
さよなら、マゴット家のお犬様たち。@もプレーヤーも、やや挫折感を抱かざるを得ない。だが、仕方が無いのだろう。
もし、連れ帰る方法があったら、誰か教えて欲しい。
地上に戻り、賜った『電撃のエルフのクローク』を8500$で売る。大きな臨時収入だ。ありがたい。
なお、先ほどまで@に群れていたはずの街の人々は、残念ながら熱狂が覚めていたようだ。いつもの、特徴の無い普通の状態に戻っていた。アイドルブームは去った、ということなのだろう。これでかごめさんもめでたく”普通の女の子”に戻ったわけだ。秘儀「魅惑の目」の持続時間はもしかしたら一日程度なのかも知れず、また、街の人がある程度の時間がたつと入れ替わる、ということなのかもしれない。
(W96-3)
さらに、『武器殺傷力強化』や『武器精度強化の巻物』を買い入れて、ひたすら装備を地味に鍛えてみる。
地下1階はさすがに相手にならなかったので、巻物で地下3階に潜る。
いろいろとスタッフ類を拾い上げ、地上に戻って売りさばく。
地味ではあるが、まずまずの商売だ。
ちなみに、試してみたところ、グリーンゼリーさんには魅惑は通じなかった。そういうものらしい。
地下3階にて、また別なグリーンゼリーを葬ったところでレベルが上がった。レベル13に到達である。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/75 3 2 0 18/125
かごめさんの美貌に更なる磨きがかかったようだ。その他の能力には変化はない。ある意味、徹底している。こういうことも珍しい気がする。
また、新たなる☆アミュレットを頂いた。
『☆装飾のアミュレット『烈狼』 (+3探索)』
である。
真の正体は地上に戻ってからのお楽しみ、というところだ。
さて、引き続いて地下4階へ。この階層は初めてだ。
モンスター感知を行うと、なるほど、いろいろいるということがわかる。
ここで『耐性の薬』をはじめて拾う。これはいずれお世話になることだろう。とりあえず持ち帰るべく、背中の荷物の中にしまいこむ。
そして、ここにもまた商店街があるようだ。なんだか、最近頻繁に遭遇する気がしてならない。この@、あるいはこの守護神様だからなのだろうか。
幸いにも、ここで『*鑑定*の巻物』を購入できたので、頂いたアミュレットの正体を明らかにしてみた。
『☆装飾のアミュレット『烈狼』 (+3探索) {+探;麻遅}』
それは探索能力に影響を及ぼす
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
うむ、これなら自宅に持ち帰る必要も薄い。この現場でお金に換えてしまうのが良さそうだ。
ということで13000$程度で売れた。わずかだが、物が減って軽くなるのはよいことだ。この世界、お金には重さがないようだし。
そして、そのお金をほぼそのままBMで陳列されていた
『守りの鉄ヘルメット [5,+28] 』
の購入に当てる。
機能はたいしたものではないが、ひたすら硬い。装備したところ、ACは107に達した。特殊機能は一切無いが、当面の目標である「守りを固める」という意味では悪くない選択だと思われた。
さらに、防具のACを上げる巻物を買い込み、他の部位のACをさらに一つ上げておく。
ここでも、守りを固めるのだった。安全第一。
さらに、BMにて『岩石溶解のワンド』を購入する。どういうわけか、かごめさんはこれまで一本も拾えていなかった。おかげでそこそこ便利になった。
これは、岩の中の小銭を掘り出すために有効なだけでなく、ダンジョンのショートカットトンネルを自力で掘削するための必須アイテムだからだ。これがないと、位置的には目の前にある部屋なのに、ルートがないので遠回りして行き着かねばならない事態が出てくる。また、将来的には「穴熊」的な戦術にも活用可能な便利ツールでもある。自力で岩をバターのように掘り進めることができるハーフオーク戦士@は別として、今の他のすべての@にとって、このワンドはダンジョン探索のために「一家に一本」的な必須装備なのだ。
なお、たいした持ち物の無いこの段階で、すでに重量超過が120%である。おかげで、減速-1をくらっている。
魔法戦士もだが、パラディンもいい加減脆弱な気がしてならない。この@の性別が女性だから、ということではないと思う。
地下5階へ。
遭遇したベビードラゴンに「魅惑の目」を向けたところ、早速友好的になってくれた。
ところが、である。
ハーピーさんと戦っているときに、その友達になった「ベビードラゴン」君が後ろからサポートしてくれたわけだが、だが。
「
あなたのベビー・ドラゴンがハーピーに火炎のブレスを吐いた。
ハーピーは死んだ。
生命の魔法書[一般祈祷](a)が一個壊れてしまった!
帰還の詔の巻物(j)が一個壊れてしまった!
」
えええ…いや、どうなのよ、これって。
友軍によって@の持ち物が壊されてしまうというのは、ちょっとどうかという感じだ。事実上の誤爆じゃないですか。
とはいえ、まったく無駄ということでもない。ベビードラゴンは引き続いてゾンビを斃してくれた。ジャッカルの群れも炎で一掃してくれた。
これはこれで、なかなかやるわねえ、という感じだ。
総じて、いささか評価に困る。
地下5階の終わりに、階段の隣に仲間を位置づけて階段を下ってみたが、残念ながら、そこまでであった。
やはりこのゲーム、友達関係は一階層だけなのだ。見方を変えれば、「出会いは一期一会」ということである。
地下6階。
東夷「ブロッダ」さんの登場であった。
が、あっさりとりあえず葬り去った。特筆すべきことも無かった。
彼が落としたアイテムは
『戦闘用つるはし (1d8) (+3,+7) (+2)』
であった。うーん。そういうものなのね。特にこれという特殊効果はなさそうだ。ほどほどの値段で売れるにちがいない。
そうこうしているうちにレベル14に。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/82 3 2 0 18/132
またもや美しくしてくださった。もうなかなかすごいことになっている。
知能なんかはまだ9なのに、魅力だけはほぼ上限に近づきつつある。このアンバランスさがなんとも怖い。
ここでもベビードラゴンと出会ったので、またもや魅了してみた。またもや友好的になってくれた。助かるわねえ。
と思っていたら、「聖なる光球」を浮遊霊に対して売ったところ、たまたま攻撃の一部がその近所にいた友達のベビードラゴンにも当たってしまった。実はこれ、範囲攻撃だったらしい。そうしたら怒ってしまってベビードラゴンさんが敵に回った。仕方ないので、もう一度魅了しなおしたのだが、そこから先はなぜか敵をまったく攻撃してくれなくなった。良くわからないが、何か背後でパラメータ変化があったらしい。@は信頼を失った、ということなんだろうか。
仕方なく、自分ひとりで敵を倒していたら、あっという間にレベル15になった。それはそれで、というところか。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 0 18/20
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/87 3 2 0 18/137
ヴァイレ様からのお問い合わせがあったので、「もっともっと美しく」していただいた。この@はもうそういう方向で行くと決めている。
なお、スケルトンには「魅惑の目」が効かなかった。そういうものなのか。心亡き者には効かないのだろうか。
このレベルで新しく「耐熱耐寒」の魔法を覚えたので使ってみようとしたのだが、3回試してもまったく成功しない。成功しなくてもMPは消費されてしまうので、3回試したところでMPが真っ赤になった。残り1桁だ。なんてことなの。
とりあえず休息し、MPが完全回復したところでもう一度。だめ。もう一度。まただめ。もう一度。さらにだめ。
またMPが真っ赤だ。
なんだこれ?成功率50%くらいじゃなかったの?
仕方なく、一度あきらめることにした。何か条件的な問題があるのだろう。これ以上ここで試して敵に攻撃されたら元も子もなくなる。
さて、ここまではペットはそのまま放置して地上に戻って行ったのだが、それはそれでどうか、という気もした。
そこで、人形のときのペットと同様に、最後に「ペットを開放する」コマンドを発動してみた。
ところが、これがやや困ったことになった。
ペットを放したら、今回は、その瞬間にいきなり敵対してきたのだ。
おいおい、話が違くないですか!? さっきまでの友愛関係はどこにいったの?
人形から顕現したペットの場合には、解放するとその場から消えることは知っていた。
一方、魅惑で仲間にしたモンスターは、最初からペットであることが確定している『人形』とは振る舞いが異なり、また元の敵モンスターに戻ってしまう?ようなのだ。
なんともはや、困ったことね。
さすがに友達と戦うのは気が引けたので、こちらがテレポートして隅っこに逃げて、あらためてそこから帰還した。
なんとも複雑な気分である。
さて、地上に戻った。
防具屋で
『俊敏の革グローブ [1,+7] (+1) {+器}』
を購入する。
これで器用さが1上がったが、あまり影響はないように見えた。
地下6階に戻る。
まずは、ジャッカルさんと友達になる。
次に友達になってくれたベビードラゴンに、サポート攻撃の過程で『鑑定のスタッフ』を見事に燃やされてしまう。なんてことなのよ。ひどいわ。やっぱりこの人を友達にするのはやめたほうがいいのかもしれない。
そこで、サルマンの間者「ヘビの舌」氏が登場した。
しばらくの間、試しにベビードラゴン君に対応をお願いした。さっきの償いをしてもらおうじゃないの。ぷんぷん。
ユニーク vs 友達である。
遠目で見ていると、ヘビの舌さんは、相手の筋肉から力を吸い取ったり、悪臭雲の呪文を唱えたり、アイスボルトの呪文を唱えたりと、実はかなり芸達者な人であることがわかってきた。
へえ。知らなかった。こんなタイプのヒトだったのか。いつもは瞬殺していたので、ぜんっぜん気がつかなかった(ひどい)。
しばらくすると、状況がはっきりしないうちに、ベビードラゴン君が倒されたらしく、どこにもいなくなっていた。今の@は、あまり遠くのことがわからないのだ。
「ベビードラゴンのことかあああ」
勝手に友達に敵の相手をさせた自分を棚に上げて、かごめさんは怒りの猛攻撃を繰り出した。
おかげで蛇の舌さんは打ち負かされ、よろいを二つほど落として消えて行った。
どうやら、二つともに高級品のようだ。地上に戻って確認してみることにしよう。
と思っていたところで、赤いdが表れた。もしかしたら、友達かも、と思って近づいて行ったら攻撃された。あれ、違ったんだ。他人の空似か。
なんとなく、改めて魅了したところ、やはり友達になってくれた。
でも、もう帰らなくちゃ。
さようなら、ベビードラゴンさん。
帰還の瞬間も隣にいてくれたけれど、戻れたのはあたし一人でした。少し寂しい。
さよなら、友達。
さて、蛇の舌氏から頂いたよろい2つを鑑定してみた。
『耐性の金属製スケイル・メイル (-2) [10,+7]』
これはこれでうれしいと思ったのだけれど、実は次のほうがすごかった。
『耐性の革製スケイル・メイル『蒼龍』 (-1) [8,+12] (+4)』
あらあら、銘入りなのね。革なのに金属製のよろいよりも硬いし。すごいよろいだわ。革だから軽くて言うことなし。
…ということは、*鑑定*しないといけないわけです。
ところがこういうときに限って、店に『*鑑定*の巻物』が売られていない。なんてことなんだろう。どうでもいいときなんか、40巻もまとめて売られていることもあるのに。高くて買えないけど。
とりあえず、いずれも『耐性のよろい』なので、銘無しのほうは売っても問題ないだろうということで、防具屋さんに売ってみたところ、14000$の値がついた。実は基本4元素耐性以外にも「毒の耐性」があったようだが、別にそのあたりはどうでもいい。毒はこのレベルになると毒の効果は割とすぐに治るからだ。たしか『致命傷の薬』でも何とかなったはずだ。
一方、ためしに「銘入り」のほうを売ろうとしたら、なんとこの店舗の買値最高値の25000$の値がつけられたので、売るのはやめておいた。なかなかありがたいものらしい。この正体はさておき、とりあえずこれを装備しておけば問題なさそうだ。
このありがたい『銘入りよろい』を装備したところ、なんと器用さに+4されたため、むしろ打撃回数が3回に増え、平均ダメージが78まで上昇した。
防護と攻撃の両方に効果があるすばらしいアイテムであった。
ありがとう、蛇の舌さん。あなたのことはしばらく忘れないわ。
さて、一晩泊まって、翌日の朝一で錬金術師のお店に出向くと、かろうじて一巻だけ『*鑑定*の巻物』が並んでいたので、買い込んで確認する。ぎりぎりだ。
『耐性の革製スケイル・メイル『蒼龍』 (-1) [8,+12] (+4) {+器r獄}』
それは器用さに影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
なるほどなあ。器用さと地獄耐性が追加されたようだ。
さて、これまで何回唱えても成功しなかった最新の呪文「耐熱耐寒」であるが、地上でもうまくいかなかった。とりあえずしつこくしつこく繰り返したところ、何とか1回だけ成功した。
「
火への耐性がついた気がする!
冷気への耐性がついた気がする!
」
そして、耐性欄の「火」と「冷気」の右隅に「#」マークがついていた。ということは、これは二重耐性が張れた、ということなのだろう。
『耐性の薬』抜きで二重耐性が張れるというのは、相応の魔力を使うとはいえ、それはそれでありがたいと思う。『耐性の薬』は現段階ではまだまだ貴重品だからだ。
一方、これで『生命の魔法書[一般祈祷] 』からは、もう学ぶべきものがなくなってしまった。上級魔法書をどこかで入手しなくてはいけないが、店売りではないため、果たして手に入るものかどうか、定かではない。
そして、なんだかんだで、ACが120を超えた。このレベルにしてはなかなかすごいのではあるまいか。
今の段階でこれだけ硬ければ、もう『守りの指輪(+11)』は交換してもいいかもしれないわねえ。と思ったものの、交換すべき指輪も特に持っていないのであった。しばらくはこのままになりそうだ。
もっとも、ここにはいずれ『スピードの指輪』が嵌まることは目に見えている。
地下6階へ戻る。特にこれということは無い。
ハーピーちゃんにお友達になってもらい、少し楽をさせていただいた。そう、たしかハーピーは鳥の女性の魔物だったはずだ。なんとなく、女の子同士、きゃっきゃうふふをしてみる。なんとなく。
ついでに、蜘蛛軍団との戦いの時には先陣を切ってもらい、かなりの敵を倒してもらった。助かるわあ。
更なる地下への入り口でお別れとなる。またね。ばいばい。もう二度と会えないけど。
地下7階へ。いきなり敵のいる小部屋に出現した。あれ、なんなのここ。
そこでちょっと戦ったらレベル16になった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 5 18/70
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/90 3 2 0 18/140
ご覧の通り、とにかくひたすら魅力を鍛えていただいている。かごめさん最大の特徴である。
さて、モンスター感知をしたところ、なんとここは2×2の敵の駐屯地の真っ只中。同じ部屋のモンスターはすぐに斃したが、他の部屋にはなんと茶色のoが二人もしたりした。おいおい、ユニーク二人を相手にするのは少し厳しくないだろうか。
などと逡巡しているうちに、こちらが感知されてしまったらしい。部屋のドアが開いて、敵が侵入してきた。あちらからすれば、基地の中に敵に入り込まれているわけなので、それはそれで大パニックだろう。
ここで武器を振り回してどたばたしていたら、なんと
『生命の魔法書[上級祈祷]』
を手に入れた。
やった。もう少しレベルが上がったら、この本から新しい呪文が学べるようになるだろう。
この駐屯地では、最終的に、
・スナガ「ラドブグ」
・スナガ「ムズガッシュ」
のお二人をほぼ同時に撃破した。ここはスナガ基地だったみたいだ。二人もユニークがいたのは第一小隊と第二小隊みたいなものだろうか。あんまり違いは感じなかったけど。
だが、悲しいことに、大変だった割に得られたものはあまり無かった。上質品の武器がいくつか拾えた、という程度だった。
他の場所に移動して、さらにいろいろと戦う。戦って戦う。部屋で廊下でお池で森で。
ちなみに、お池の「ピラニア」さんには魅了が効いた。「狼」さんにも効いた。動物はOKってことでいいのかなあ。でもゼリー類には効果がない。ゼリーって実は動物じゃないのか? 割とのそのそ動くけどなあ。「心」の有無なのかなあ。でもたしかアリさんには魅了が効いたのよね。アリさんは確かテレパシーでいまいち検知できなかったと思うのだけど。
このあたりの法則性がいまいちまだ良くわからない@とプレーヤーであった。
さて、地上に戻り、整理整頓をした。
(W96-4)
すると、ぶらりと立ち寄ったBMにこんなものが。
☆軟革ブーツ『サウアダゴール』 (+0,+14) [2,+15] (+2加速) {+速知隠探r恐}
それは知能に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
お値段は18万$。さすがに手が届かない。なるほど、こういう「打撃と隠密と加速」にサポートのある装備はいいなあ。
だが、現状ではあきらめる他はない。だって蛮野君ほどのお金も溜まってないしぃ。
さて、さっさと潜るわよ(さばさば)。
ところが、『鑑定のスタッフ』が入手できていないことを忘れて地下7階へ潜ってしまう。しまったなあ。なんだかんだで、あの『☆』のスーパーアイテムに気をとられてしまっていたようだ。
すぐに戻ってスタッフを買い入れてまた地下7階へ。やれやれ。落ち着かないと。
さて、遭遇した「ベビードラゴン」君をさっそくお友達にしたはいいのだけれど、彼が敵に対して吐く炎は、例のごとく敵と戦っている@自身の持ち物を壊してしまうのだった。今回も、またもや買ったばかりの『鑑定のスタッフ』を燃やされてしまった。
また? またなの? 何であたしの一番大事な「これ」ばっかり燃やすの? 地味な嫌がらせなの?
ああああ、もう、これどうしたらいんだろう。ほんとにお馬鹿なお友達だわ。ちょっといらいらしてきた。敵の方がまだ納得というか対応できる。倒しちゃえば良いんだから。でも友達とは戦えない。まったく困ったものだわ。
悩みながら戦闘継続しているうちに、レベル17へ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 5 18/70
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/96 3 2 0 18/146
またもや美しくしていただいた。
そして、高級品のクロークを頂いたが、鑑定できないので正体がわからない。
ここでは、ベビードラゴン、ハーピー、そして黒いアリさんなどとお友達となった。これはこれで楽し~い!
楽しいけれど、お別れして一人地上に戻った。仕方がない。出会いと別れを繰り返すのがこの@の定めなのだから。
地上で鑑定したところ、高級品は普通の『電撃のクローク』だったので、売った。
4500$で売れた。
ちらりと立ち寄ったBMには、まだ例の☆クロークが売られていた。高すぎて捌けないのだろう。
そもそも、あんな高価なアイテム、@以外に誰が買えるのだろうかと疑問に思う。この街には他にもお金持ちのNPCがいるのだろうか。それとも、ある程度売れないと他の街に流してしまうのだろうか。疑問は尽きない。
もう一度地下7階にて。
ベビードラゴンさんがいたのだけれど、また何か燃やされると面倒なので、もうお友達にはならないこととした。つまり敵対行動を取ることとした。申し訳ないんだけど、顔を見次第,容赦なくばっさばっさと斬り捨てる。ごめんねー。
その代わり、「アリ」さん、「ハーピー」ちゃん、「森蜘蛛」ちゃんたちとお友達になってみた。問題は無かった。もっとも、ハーピーちゃんはスナガ君たちに殺されちゃったけど。結構迫力があるモンスターなのに、意外や意外、あんまり強くないのね。
引き続いて、地下8階にて。
ここでは「インプ」ちゃんとお友達になれた。動物っぽければいいってことかしら?
一方、残念ながら、「浮遊霊」さんには効果が無かった。
ということは、浮遊霊さんはお友達からも敵と認識されるわけだ。
そこで、インプちゃんが浮遊霊さんを殴って消失させてくれた。どうもありがとう。助かるー。味方になったときのモンスターは結構頼りになるというか、存外強い印象がある。なぜだろう、なぜかしら。
おや、世間的に「運が向いてきたか」、とか言われているようだ。
次は赤いRの「サラマンダー」ちゃんとお友達関係になった。敵に回すほどの余裕がなかった。
さらに、青いpの「東夷の呪術師」、青いoの「オークの呪術師」さんたちともいいお友達関係に。
そこで、「丘オークの隊長『ゴルフィンブール』」さんとの戦いとなった。なったのだけれど、ここでも何人かの手下の皆さんがこちらに寝返っていただいたので、少し楽な戦いになった。お友達の「呪術師」さんたちも、あたりの敵に呪いをかけてくれているようだ。そういうサポートが地味に助かる。
なるほどねえ。ヴァイレ様の宗徒@はこういう戦い方になるのね。
ところが、部屋が暗かったので『★玻璃瓶』を発動させたところ、友好だったはずの「オークの呪術師」のヒトが怒って敵対してきた。味方になっても光にダメージを食らってしまうのは変わらないらしい。そういえばオークって光に弱いんだった。ごめんごめん。わざとじゃなかったのよ。
こういうところ、結構気を使わなきゃいけないのねえ。
が、残念ながら許してくれない。ほどほどの憎しみをこめて勢いよく攻撃してくる。正直、こういう相手をもう一度魅了するのも面倒だったので、申し訳ないなあ、と思いながら倒したところで、レベルが18になった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18 1 2 0 18/30
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 5 18/70
耐久 18/27 1 2 2 18/77
魅力 18/98 3 2 0 18/148
かごめさん、ますます美しくなる。ほぼ上限に達しつつある。光り輝く美貌と、あきれるほどの低知能である。よりによってまだ「一桁」だ。心配になるほどのアンバランスさだ。
だが、気がつけば、装備していた『シールド』が呪われていて、新しく拾ったものと交換できない状況であることに気がついた。しまった。呪術師さん、それはないわよ。んもう。
仕方なく、地上にもどり、『解呪の巻物』を買い入れて解呪して交換する。安いほうで助かったわ。
引き続いて潜った地下8階にて、いろいろと「魅惑の目」を使いつつ侵攻していたのだが、「モルグルのネズミ」さんを魅了したところ、これが大変なことになった。
お友達であるネズミさんたちが、文字通りねずみ算式に増えて行く。なかなか語呂はよい。
「うわーい、フレンズがいっぱいだよ!たーのしー」
などと最初のうちはそれっぽく喜んでいたのだが。だが。
これが、しばらくして問題となった。
あまりのねずみの増殖が、@のMPを消費しつくしてしまったのだ。
へ?
これは計算外だった。
ペットをコントロールするためには相当量のMPが必要となる。それが供給できないと、ペットをどう処理するのかをシステムに指示しなければならない。基本的には「解放」するほかはない。
そうして一度はペットを「開放」したのだが、一匹でも残っていると、ネズミさんは勝手にどんどん増殖してくるので、またもや時間とともにMPがどんどん減ってきてしまう。これはあまりよろしくなさそうだ。
2回ほど復活してくれた(しまった)のだが、3回目に”すべて開放”したところ、一匹もいなくなってしまった。少し残念だが、これは仕方が無い。
これから気をつけようと思った。
そんなこんなで,のんきに鼻歌を歌いつつ、ダンジョンを中央から西に向かっていたところで、不意に武器が震えた。
おや。
「前に進むな、動くな」と、武器である『護りのパイク』が警告している。あら,これは珍しいわね。
かごめさんは,今現在,どこかの誰かから、見えない”魔法攻撃”を受けている?らしい。
なるほど。なんか地味なスタンド攻撃みたい。
一体なにかしら?
すると、@の後方の闇の中から、ウルファングの息子「ウルドール」さんのご登場とあいなった。
なるほど、この人か。
この人は、いやらしく魔術トラップをかけてくるヒトなのだが、それさえわかってしまえばどうということはない。今回は、こちらは身動きせずに飛び道具でひたすら削り、近づいてきたら混乱打撃で混乱させ、切って斬って切りまくり、離れたらまた飛び道具、という感じで対応した。
少し手間がかかったが、問題なく退治させていただいた。
このウルドールさんからは高級品を2点ほど頂いた。
『毒殺のモーニング・スター (2d6) (+6,+5)』
『アニマルスレイヤーのフレイル (2d6) (+9,+3) (+1)』
使いそうにないけれど、一応お家にとっておこうかな。
身動きする前にあらためて『トラップ感知のロッド』で確認したところ、@の周囲8箇所にすべてトラップが敷設されていた。先日、蛮野君がこれにかかって丸焦げになったのを覚えている。地味だがいやらしい攻撃法であった。
そこで、念のため、すべてのトラップを解除しておく。
トラップは、@に悪影響があるが、@以外のモンスター類には一切影響がないようで、残っていればいるだけ@に不利になるだけだからである。このあたりも、もしかしたら改良の余地があるかもしれないなあ、と感じた。
そういえば、なにかのangbandバリアントで「罠師」なる職業があったような、なかったような。
さて、一度地上に戻ろう。
地上に戻り、防具屋さんで購入した
『忍びの軟革ブーツ [2,+4] (+3隠密) {+隠}』
で、隠密が「超越」となった。
よしよし。これで敵がこちらに気がつく割合が減る。影のように接近し、こちらに気がつかれる前に魅了してしまえば、無条件に友軍になるはずだ。戦いが楽になることだろう。
ついでに『防具強化の巻物』でパワーアップして[2,+5]にしてみた。ちなみに3巻購入して、そのうち2巻はスカだった。+4から+5への低レベル時でも、たまにはこういうことがある。
ウインドウショッピングをしていたら、『帰還のロッド』がBMで12000$。財産的に買えなくも無いのだが、少し迷っている。
もちろん拾えればうれしいが、この段階で大枚をはたいてまで欲しいか、というと、あったらあったで、無かったなかったで、という感じだと思った。
と思ったのだが、よく見ると、重さがとても軽い。巻物を10巻持っているよりも一回り軽く、これをもっていると、@に減速-1がかからないことに気がついた。
あらあら、これはありだわ。
あっさり方針変更する。
失敗率が常に5%は残るとはいえ、このロッドはもともとが危急の時に使うのではなく、事前にかけておくという使い方がメインなので、これでいい。そのあたりは緊急脱出用の『テレポートの○○』などとは性質が異なる。
ということで、そういう感じで、『帰還のロッド』を買い入れる。たくさん持っていてかさばっていた『帰還の巻物』は元の店に売り戻す。おかげで少しだけ身軽になった。
身軽になって、地下8階へ。
例のごとく、いろいろな皆さんとお友達になりながら進んで行く。
薄ら寒いダンジョンとはいえ、友達が多いと世間の風当たりも少しは楽に感じるものだ。
そうして、いつの間にかレベル19になっていた。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/39 1 2 0 18/69
知能 9 3 -2 0 10
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 5 18/70
耐久 18/55 1 2 2 18/105
魅力 18/98 3 2 0 18/148
腕力が大きく上がっていた。助かるなあ。
HPも気がつけば261に向上している。まだまだ弱いとはいえ、かごめさんもそれなりに戦えるだけの力をつけつつあるようだ。
今回は、「東夷の射手」ちゃんと「オークシャーマン」さんなどとお友達になった。この皆さんは、かなり強力だ。
そして、こんなこともあろうかと、手荷物の中に『クローンモンスターのワンド』を持ち歩いていたので、試しにお友達を増殖させてみた。
一気に5名に増える仲間たち。そして、みんな@の味方だ。
ここに、精強な「かごめ小隊」が出来上がった。
なかなか強力な兵たちである。
ちょっと怖いのは、@が先行して敵と戦っていると、東夷の射手のヒトが後方から矢を撃って攻撃をサポートしてくれるのだが、そのシーンが、どうみても@を貫通して敵に当たっていることだった。もっとも、これは炎の攻撃と違って、@に影響を与えることはまったく無かったので、見た目が怖いだけだったのだが、一瞬ドキッとした。ホンと、心臓に悪いわ。
これは、範囲攻撃である”ボルト魔法”と通常攻撃である”ボール魔法”の違いかもしれない。
と、今度は敵である野生の「東夷の射手」が攻撃を仕掛けてきた。例のごとくの矢の連射で、あっという間にHPが66。これはまずい。ACが120を超えていてもこうなるのね。ここまで派手に削れると、ACに意味があるのか、良くわからなくなる。
即テレポートである。こういうときは確実性の高い『巻物』でなければいけない。さもなければ、死ぬ。ロッドやスタッフなど、一回ミスると即、死に繋がる。
また、早めに「反射機能」をゲットしておかないと、近い将来これが原因で死ぬような気がして仕方がない。『ミラー・シールド』が転がっている階層まではまだ少しギャップがあるので、何かの装備の副産物で出現することを期待したい。
…どこかのユニークさんが持っていたりしないかしら。
ここでは@が先行していて、少し離れたところに友軍がいた状態だったので、回復後にその皆さんを引き連れて御礼参りに戻ったところ、ありがたいことにその「屈強な仲間たち」が戦いを引き継いでくれた。
「
あなたの東夷の射手が何かにボルトを放った。
何かは苦痛のあまり絶叫した。
あなたの東夷の呪術師が何かに向かって悪臭雲の呪文を唱えた。
何かは死んだ。
」
という具合に、とても強力な友軍であった。
今のところ、このくらいの人数であれば、それほど苦労しないでコントロールできている。きっとネズミが特殊だったのだろう。
もっとも、おかげで、@の経験値がなかなか増えないのが玉に瑕である。
そう、友軍の戦果(経験値)は友軍の皆さんに還元される(あるいはどこにも還元されない)。なので、あまり戦友に頼りすぎると、自分自身が弱いままになってしまうのだ。これはこれでとても困る。最近、戦いの割にレベルアップ頻度が落ちているのは、こういう理由によるのであった。
ここでは、箱の中から『耐性のアミュレット』が登場した。ありがたいのだが、アミュレットについては、当面はヴァイレ様からの賜り物が装備されることはほぼ確実なので、これは換金させていただくことになりそうだ。
それにしても「箱」はいいわね。心が洗われるわ。
地下8階にて、またもや東夷の射手さんとお友達になり、かなり助けていただいた。
下階への階段の入り口でさようならを言い、そのまま地下9階へ進んで行く。
また今度ね。もう会えないけど。
ここで、登場したのが、オークの隊長「ゴルバグ」さんである。
戦いはこんな風であった。
「
オークの隊長『ゴルバグ』は戦いを決意した!
オークの隊長『ゴルバグ』はわきの下を掻いた。 ←これ
オークの隊長『ゴルバグ』に殴られた。
オークの隊長『ゴルバグ』は電撃をくらった!
オークの隊長『ゴルバグ』 「グアァァァ!」
オークの隊長『ゴルバグ』は燃え殻の山になった。
」
なぜこんな危急の際にわざわざ「わきの下を掻く」のか、良くわからないと思った。しかも、戦いを決意した!まさにその直後に。意味がわからない。余裕を見せていた、ということなんだろうか。
そして、結局、止めを刺したのは”電撃のオーラ”だったようだ。「燃え殻の山」とか、オーラさん、強力過ぎないだろうか。
かごめさんにはあんまり自覚がないけど、この電気オーラのおかげでかなり楽をさせていただいているのに違いない。本人が何もしなくても自動攻撃になっているというのは、実は素晴らしいのではあるまいか。
ここでは、水色pの「プリースト」さんともお友達になれた。なれたのだが、なぜかその前にお友達になっていたはずのベビードラゴンさんの炎で焼かれて、割とすぐにお亡くなりになっていた。なんでだろう? 嫉妬の炎?そういう実装なの?違うか。
おそらく、同じ部屋にいた別の敵をプリーストさんが攻撃しているときに、そのサポートのつもりで炎を吐いたものと予想された。つまり、このベビードラゴンの炎は(おそらくだが)@以外へのフレンドリーファイヤがコード中から除去されていないのではないだろうか。ちょっと理不尽な感じがする。範囲攻撃の効果がある「ボルト系」の攻撃だからなんだろうか。細かいことはわからないけど。
ここで、
『生命の魔法書[上級祈祷] 』
が箱の中からもう一冊手に入った。これはこれでうれしかった。これまで一冊しかなかったから、燃やされるのがちょっと心配だったのだ。
今度は、召還使いである「メイジ」さんを友達にしたところ、召還されたメイジさんの友達がどんどんやってきた。うわ、すごいすごい。またもやフレンズいっぱいだ!楽しいー。
ところが、しばらくして数が多くなりすぎた。このレベルだと、勝手に召還されるとこちらのMPが到底追いつかなくなる。
そこで、仕方なく「ペットを開放」した。システム的には、友達も、友達の友達も「ペット」という扱いらしいのだ。
そして、それが問題だった。
これまで仲間だと思っていた皆さんが、@を一斉攻撃してきたのだ。
へ?また?
何であたしを攻撃してくるの? この世界、やっぱりそういうものなの?
どうも、呼び出した人(モンスター)がいなくなった瞬間に、召還されたモンスターはノーマル状態、すなわち@の敵に戻ってしまうようだ。つまり、かごめさんの持つ機能である「ペットの開放」は魅惑された召還者当人以外にも同じように機能してしまうということらしい。
ちょ、待ってよ。
何てこと。友達の友達は皆友達じゃなかったの? 共通の仲間がいなくなったら、もう敵関係なの?
さすが悪のダンジョン、かなり薄めの仲間意識だわ…。
これから先は、召還使いの人を仲間にするときには気をつけなくては。きっと毎回大変なことになるような気がする。
仕方なく戦って、元友軍の皆さんを皆殺しにしたところでレベル20に到達した。我ながらひどいわホント。血まみれの経験値ってとこかしら。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/39 1 2 0 18/69
知能 10 3 -2 0 11
賢さ 15 0 1 5 18/30
器用 17 3 0 5 18/70
耐久 18/55 1 2 2 18/105
魅力 18/98 3 2 0 18/148
さすがに、ここでは「魅力」ではなくあえて「知能」を上げていただいた。魅力がほぼカンスト近くまで上昇していて、これ以上の実質的な効果向上が望めなさそう、ということと、さすがにこの段階で「知能一桁」はまずいというか”恥ずかしい”と思ったためだ。
パラディンの魔法は「賢さ」で使うということだそうなので、直接的にはあまり関係がなさそうなのだけれど、それはそれとして「知能」が低すぎるのは、まるでかごめさんが”おバカ丸出し”みたいじゃないの、と思っただめだ。
さらに今回は
『☆装飾のアミュレット『猛鳳』 (+4隠密) 』
をいただいた。ありがたし。詳細はまだわからない。
ここでも「ハーピー」ちゃんを友達にした。そして、たまたま見つけていた「デスソード」さんも友達にしたかったのだけど、残念ながら呪文の効果が無かった。「デスソード」さんは仲間になってはくれなかったのだ。
これは残念だった。「友達になった魔剣を装備して二人で共に戦う」といういい感じのストーリーを心に思い描いていたのだけど、これは実現できないようだ。惜しいわあ。この機能は実際に実装されてもいいんじゃないかしら。
もしこれが実現すれば、友達とはいえ、「装備」なので持ち帰れるわけで、はじめてまともな「友軍による恒常的な支援」が実現できることになる。結構いいんじゃないかしら。ついでに、最後の方には『アーティファクト生成の巻物』をかけたら、『魔剣』が『★ストームブリンガー』にパワーアップ?したりして、お話の幅も広がろうってものじゃないの。
友達にできないのが本当に残念だわ…。
ということで、ハーピーさんが「ここはあたしが!(きりっ)」と果敢に挑んでくれたのだが、残念ながらばっさりと切り捨てられてしまった。なんということか。やっぱりデスソードさんはお強いのであった。
そこで、ここはセオリーどおり、距離を置いて飛び道具で斃した。これはこれで問題はない。
普通の冒険物なら、ここで
「…ハーピーちゃんの敵はあたしが討ったわ」
という具合に、青空ににっこり笑った亡きハーピーちゃんの顔がでかでかと登場してこの回の”エンドロール”というところだが、ここはダンジョンなので特にそういう開けた空間が存在しない。思い出のハーピーちゃんの笑顔も暗闇にぼんやり浮かぶのみであった。
少し怖かった。
続いて「ウルファングの息子『ウルファスト』」さんとの戦闘となった。
ここでは、直前に友達になっていた灰色nの「ナーガの永沼」さん(適当な命名)に前衛を任せてみた。最近はホントに友達いっぱいだわ。人気者は辛いわぁ(棒読み)。
任せてみたのだが、さすがに埒が明かない感じだった。永沼さんはほどほどの攻撃をしているようで、敵さんを微妙な感じに削ってくれているが、あまりに微妙すぎて時間がかかって仕方が無い。一方のウルファストさんのほうも、これまた微妙な攻撃しかしてこないようだ。どちらも時間がかかって仕方がない。
なんだかイライラする。
そこで、ウルファストさんの体力ゲージが2つ3つ削れたところでリングサイドから永沼さんにタッチして選手交代し、さっさとけりをつけた。これなら@にも経験値が入るので、そう悪いことではない。むしろ、ペットの類はこういう使い方をするのが正しいのだろう。
そうしたら、この息子さんは
『仙術の魔法書[魔道大成]』を落としてくれた。これは魔法戦士のための魔術書で、パラディン@であるかごめさんの役にはたたないが、多少高く売れるのでいいとしたい。
お金を貯めるのは重要だ。
永沼さんとは次期の契約を更新しないことにして地上に戻った。
さて、賜ったアミュレットを地上で*鑑定*してみた。
☆装飾のアミュレット『猛鳳』 (+4隠密) {+賢器隠r盲(賢}
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはあなたの賢さを維持する。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
うーん、これはたぶん売ってもいいような。このアイテムで影響が大きい「隠密」については、現段階ですでに超越水準だからである。追加の必要性は薄い。
とはいえ、まだお金に換える必然性も無い。何か買うものができて、お金が必要になるそのときまで、自宅にとって置こうと思う。もしかしたら、『魅惑のアミュレット』の補正値の大きな物が入手できたら、売値が多少高くなるかもしれないからだ。
ということで、今週はここまでとした。
(W96-5)
レベル20まで持ち上げることができたので、一応成功であると考えたい。
ヴァイレ様の眷属に備わる「魅惑の目」によるプレイは、なかなかそれはそれで楽しいものだった。
もう少し高レベルになるまで続けてプレイしてみてもいいかもしれない、と思ったくらいに。
いつもたった一人で戦い続けてきたこれまでの孤独な@たちだが、今回のかごめさんのように、どこに行っても仲間というかお友達が見つかる、というのはそれなりにうれしいものだ。プレイする心持にも、少しだけだが、余裕というか、暖かみが生まれる。実際には「一方的な使役」で誠に申し訳ないんですけど、なんとなくね。
またいつかお目にかかりましょう、かごめさん。そのときまで、神のご加護を。お互いに。
久々にZepperiさんを呼び出してみる。仙術の修行者よ、調子はどうですか。
久しぶりなので、恒例となっているとりあえずステイタスの確認を。
ハイエルフ 魔法戦士 魔術兵士 レベル 25 経験 34768 $ 113896 |[}== !((]]] 腕力 :18/130 知能 :18/185 賢さ : 18/89 器用 :18/117 耐久 :18/143 魅力 :18/100 AC( 103) HP 415/ 415 MP 165/ 165 名前 : Zepperi 性別 : 男性 年齢 111才 腕力 : 18/130 種族 : ハイエルフ 身長 243cm 知能 : 18/185 職業 : 魔法戦士 体重 98kg 賢さ : 18/89 魔法 : 仙術 社会的地位 52 器用 : 18/117 守護神 : マンウェ 耐久 : 18/143 魅力 : 18/100 打撃修正 (+23,+35) HP 415/ 415 打撃攻撃 :伝説的 [5] MP 165/ 165 射撃攻撃 :伝説的 [7] 打撃回数 5 魔法防御 :超越 平均ダメージ 235 レベル 25 隠密行動 :卓越 経験値 34768 射撃修正 (+21,+11) 最大経験 34768 知覚 :良い 射撃倍率 x4.60 次レベル 42000 探索 :良い 射撃回数 1.50 所持金 113896 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [23,+80] 日付 18日目 4:36 加速 (+0) プレイ時間 32:31:50 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力 基本種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/90 1 1 2 18/130 ........2.... 知能 18/95 3 2 4 18/185 ..........4.. 賢さ 18/79 0 0 1 18/89 1.......s.... 器用 18/77 3 1 0 18/117 ............. 耐久 18/93 1 0 4 18/143 ..4.......... 魅力 18/40 3 1 2 18/100 ........2.... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ............. 耐麻痺 : ..........+.+ 耐電撃: .......++.+.+ 反射 : .+......+.... 透明視認 : +...........+ 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: .......++.... 火オーラ: ............. テレパシ : ............. 耐毒 : ............. 電オーラ: ........+.... 警告 : ............. 耐恐怖: +............ 冷オーラ: ........+.... 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............. 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ........+.... 耐混乱: ........+.... 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+.+.... 耐轟音: ..+.....+.... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......++.... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 79.6 kg (限界の93%) コマンド: a) | 右手 : (聖戦者)首切りソード (4d5) (+14,+8) [+3] (+1攻撃) {+攻賢r恐;視祝/邪デ死(賢} 13.0 kg b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+6] 5.0 kg c) } 射撃用 : 強力射のロングボウ『碧鷲』 (x4) (+12,+11) [+6] (+4) {+耐r轟} 2.0 kg d) = 右手指 : 守りの指輪 [+14] 0.1 kg e) = 左手指 : ダメージの指輪 (+12) 0.1 kg f) & 首 : (なし) 0.0 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : エルフのローブ [2,+6] (+2隠密) {+隠r酸電炎冷獄} 1.0 kg i) ( 体の上 : ☆クローク『グランノン』 [1,+11] (+2) {+腕魅r電冷乱轟獄;反浮明[電冷(賢} 0.5 kg j) ] 頭 : 硬革帽子 [2,+6] 0.8 kg k) ] 手 : ★ガントレット『パウラエゲン』 [2,+15] (+4) {+知r電;麻(知!!} 1.3 kg l) ] 足 : 鉄鋲底の靴 [6,+6] 4.0 kg a) ? 4冊の 仙術の魔法書[仙術入門] 6.0 kg b) ? 3冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} 4.5 kg c) , 14個の 食料 7.0 kg d) ! 11服の スピードの薬 {!k} 2.2 kg e) ! 32服の ヒーローの薬 {90%引き} 6.4 kg f) ! 8服の 重傷の治癒の薬 {25%引き} 1.6 kg g) ! 34服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 6.8 kg h) ? 13巻の テレポートの巻物 {90%引き} 3.3 kg i) - 5本の トラップ感知のロッド 3.8 kg j) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg k) - 6本の 岩石溶解のワンド (35回分) 3.0 kg l) - 6本の 悪臭雲のワンド (23回分) 3.0 kg m) { 9本の 矢 (2d4) (+5,+6) (101/151) 0.9 kg
レベルは25、HPは400を超えている。武装もありがたい『聖戦者』様で、追加攻撃+1分を合わせて230を超えている。まずまずの魔法戦士、という評価が妥当だろう。
もっとも、このHPについては装備している高級品のロングボウによる(耐久+4)ところが大きい。これがなくなったら状況が変わってくるだろう。
まずは「基本4元素の一次耐性」はそろっている。対麻痺と透明視認の機能は自前で持っているので、装備に頼らずとも対応できるのが多少有利なところだ。
また、前回の最後に気合と共に生成した『☆クローク』が「浮遊機能」や「反射機能」を持っているので、かなりありがたい。
指輪はまだ微妙だ。『守りの指輪(+14)』『ダメージの指輪(+12)』は当面の装備としてはいいのだけれど、おそらくここには近いうちに『スピードの指輪』などが入ることだろうと思われる(希望的観測)。
防御の要となる?のが『エルフのローブ』である。耐性はいろいろあってありがたいのだけれど、肝心なACが+8しかないのでどうしたものかというところだ。ちなみに、ACでみると『☆クローク』の方が実は硬い。
また、帽子や靴はまだ上質品だ。見方によってはまだまだ伸び代があると言うべきか。
そして、この段階でも、なぜか首には何もかけていない。自宅にも『耐酸のアミュレット』しかないので、装備する意味がないというところらしい。今回何か適当なものが拾えるといいのだけれど。
さて、現状を一通り確認した。
ついでに、BMでダメ押しの『致命傷の薬』を一つ買い足して、ついでに今現在”満腹”なのを確認した。
さて、Zepperiさん、参りましょうか。
「「いざ、我らダンジョンに帰還せり!」」
店で『帰還の巻物』を一つ買って、地下12階へ。魔法で戻ってもいいのだけれど、実は帰還だけでMPを30も使うので、少しでも節約したかった。MPは全部で165しかないので、魔法面ではまだ持続力が弱いと言うのが現状のZepperiさんの実態だ。
ちなみに、魔法使いの店でダンジョンに戻してもらうと200$かかるが、巻物で戻ると165$で済むのだ。小さな違いだが、繰り返されることを考えると、最終的にはバカにできない違いを生じるような気がする。
さて、早速「モンスター検知」を行ったところ、南の方に小規模な2x2の駐屯地があることがわかった。もっと近くに水色pのプリーストもいる。
さて、どう攻める。
まずは「魔法の地図の魔法」を唱えて確認したところ、一見近そうに見えたプリーストは、実は経路的には離れたところにいたことが分かった。そこで、むしろ先に駐屯地に向かうこととした。
そこで、オークの隊長『シャグラト』さんが出現した。
十合ほどの交戦で隊長さんは打ち倒したが、実は残った皆さんが大変だった。ブラックオークの皆さんが存外強いのだ。
囲まれて殴られると、あっというまにHPが300を割った。『重傷の治癒の薬』を飲んでみるが、ターンダメージの方が大きく、回復がまったく追いつかない。仕方なく、貴重品である『致命傷の治癒の薬』を割りとたくさん消費して、かろうじて皆さんを打ち倒した。
緒戦からなかなか大変だ。
いくつかのものが落ちていたが、正体がよく分からないので、とりあえず保持しておく。
『鑑定の巻物』を見つけたので、靴を一つだけ鑑定したところ、
『鉄鋲底の靴 [6,+8]』と出てきた。
現状装備の『 鉄鋲底の靴 [6,+6]』よりも少しだけよいので、交換した。ACが105となった。こういう地味な向上がいい。
一方、『ダメージの指輪(上質)』は+9だった。今の装備品よりも低い値だ。商品として確保しておこう。軽くてほどほどのお金になるので、指輪の類は持ち帰り品としては適している。
この際に、いくつか「鑑定の魔法」を使ったところで、MPが40を割ってしまう。足踏み回復をするが、なかなか戻らない。現場で拾った『軽傷の治癒のスタッフ』でもMPは回復しない。
これはちょっと厳しい。MPがこの水準であれば、最初のうちは『鑑定のスタッフ』を持ってきた方がよいのではないか、という気がした。
しばらく足踏みをしていたら、案の定、黒いオークの皆さんがこちらに向かってきていた。通路で対応して事なきを得る。
続いて、当初からの懸案となっていた「プリースト」さんとその一味も何とか平らげる。
引き続いて、中原から東方面に向かう。
東の端でも戦いが続く。細かい小競り合いで、それほど大きな戦ではない。
現場で拾った『防具強化の巻物』でミラーシールドを少しだけ強化した。
また、途中、『エルフの行糧』をいくつか拾い食いする。満腹になる。
その他、小競り合いを制しつつも細かいアイテム類を広い、手荷物が一杯になったので地上に戻った。
さて、いろいろとお土産を売りさばく。ほどほどのお金になる。
地上の防具屋でこんな装備を見つける。
『鋭敏の硬革帽子 [2,+5] (+4探索)』
今現在、@のあたまには上質品しか載っていないので、高級品を戴くというのは悪くはないかもしれないと思って、詳細を見た。価格的にも何とかなりそうだし。
「
『鋭敏の硬革帽子 [2,+5] (+4探索)』
それは探索能力に影響を及ぼす
それは盲目への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
」
うーん、盲目耐性が加わるけれども、そこまで必要という気がしない。ここはスルーした。透明視認はもともと持っているし。
先の考えどおり、地上で『鑑定のスタッフ』を購入する。しばらくはこれが必須のような気がしてならない。
あらためて地下に向かう。
ちなみに、ダンジョンで拾い食いした『エルフの行糧』のおかげで、ずっと満腹状態だ。すごいよね、この食べ物。腹持ちがとてもよい。
同じく地下12階。今度は溶岩地形が広がっていた。
ここで気がついた。
溶岩地形は、赤いところを踏むと火傷をするが、黄色いところを踏んでいればダメージを受けないようだ。なるほど、そういう違いがあったのか。今まで適当に歩いていて、よくわかっていなかった。
そこかしこで矢を撃ちこんでくる敵が出始めたが、ここは『☆クローク』さんの「反射機能」のおかげで、どうということなくしのげている。とてもありがたい。むしろ、この装備が無かったどうなっていたことか、と思う。
途中、G系の何かに触られて、腕力が減らされたままの状態で地下13階へ。少し気分が悪い。
ここで新しく出てきた『杉のスタッフ』は『癒しのスタッフ』だった。これはありがたい。すぐには使わないけれど、いいお金になりそうだ。
東北の鬼門に白いqが群れていた。
これは「劣化ビースト」というモンスターだ。これは、さまざまな装備を劣化させてくれるいやらしい敵だ。ある程度以上のレベルになるとほぼ無効化されるようだが、この段階ではどうだろうか。
戦いを挑んでみる。
案の定、装備がいくつか劣化させられている。まあ、劣化ビーストだし、これは仕方ないかもしれない。
ところが、だ。
実は、この@は劣化ビーストに魔法力「MP」を吸い取られてしまうことがわかった。これはよろしくない。
群れていた2,3匹の「劣化ビースト」と闘ううちに、MPがあれよあれよという感じで吸い取られていく。吸い取った側はどうやらその分(あるいはその数倍)HPが復活するらしい。まことに面倒だ。
そして、実は、これははじめての経験だ。
これまでこのモンスターと対決してきたのは、ハーフオーク戦士@だけだったことに気がついた。魔法の力を持った@でこの相手と戦ったのはこれが初めてだったのだ。
仕方なく、背を向けて逃げ出したのだが、それでもまだ遠方から魔力吸収がなされているようで、MPがあっという間に赤くなってしまった。
なんだこれ、どういうことなの。ひどくないですか、これ。
とはいえ、追いかけてこないのは助かった。
とりあえず、距離を置いて完全回復し、再度の挑戦を試みる。
今度は遠距離から矢弾で攻撃するが、これが相手に致命的なダメージを与えられない。
やはり遠距離からMPが吸収されて真っ赤である。そして、このMPで相手は回復してしまう。これ、防げないのだろうか。
またもや逃げざるを得ない。
ついでとばかりに、伝家の宝刀『(聖戦士)首切りソード』も劣化させられた。うわあ,ひどい。ひどすぎる。
かなり悔しい。
最終的には、とりあえず、飛び道具と飛び魔法と直接攻撃を織り交ぜて、で何とか10匹程度の劣化ビーストの群れをかろうじて殲滅した。だが、現状でこれでは先が思いやられる。
また、装備が劣化されまくったためか、ACはなんと89まで下がっている。さっきまで100を越えていたはずなのに。これはひどい。
そして、3巻も拾っていたはずの『パニックモンスターの巻物』を使うのを忘れていた。パニクっていたのはこちらだったようだ。
それにしても、このむやみな「魔力吸収」は何を持ってして防げるのだろうか…
思い切って地下14回へ。
雰囲気は茶色。何かいいことがありそうだ。
しばらく戦っていたところ、ここでなんと
『高速度のスリング (x2) (+8,+7) (+4加速)』
が登場した。
やった!初めての加速装備だ!
…でも『スリング』なのね。紐で石とかぐるぐる回して投げる感じの飛び道具。
とりあえず装備してみるが、加速が4になった代わりに、HPが340まで減った。やはりあの『銘入りロングボウ』の耐久力+4の効果は絶大だったのだなあ。
どうしたものかというところだが、「加速+4」はそれなりの魅力である。とりあえずこれでいってみようと決断する。
ここでZepperiさんの目の前に立ちはだかったのは、オレンジ色のp「ウンバールの『サンガハイアンド』」さんであった。
気合を入れて戦いを挑む。
が、割とあっさりと倒すことに成功した。やはり加速が効いていたのだろうか。
この人のドロップは大したことはなかったが、回りに落ちていた『知性のアミュレット(+2)』を入手したところ、MPが179まで上昇した。なるほど、これはこれで嬉しいものだ。
その後、あたりにいたGに盲目にされてしまったが、『致命傷治癒の薬』で瞬間的に事なきを得た。割と大変だ。
『魔力支配のガントレット』を拾ったので装備してみたが、これは現状装備の『 パウラエゲン』さんの下位互換でしかなかったようだ。かえってMPが減ってしまった。
手荷物がいっぱいになってきたので、呪文を唱えて地上に戻った。
あれ?俺結局パニモン使ってないぞ。何してるんだ。すっかり忘れていた。
『高速スリング』装備となったので、自宅に置いてあった『丸い小石』を20個ほど持ち出し、(+5,+5)まで強化して持って行くことにした。矢弾の強化は、どうもレベルを5で割った値まで可能なようだ。現状のZepperiさんはレベル25なので、ここでは+5が上限となる。ちなみに、武器店には『冷気の鉄弾』なるものも9つほどあったが、まあここは個数を優先することとした。
また、劣化していた装備を+5まで何とかお金で鍛えなおしてACを91まで戻した。なんとも寂しい感じだ。
もう一度潜る。地下14階である。
出現後に「トラップ感知」「魔法の地図」「モンスター感知」といつもの三連打をして見るが、なかなかたくさんの敵の皆さんがいることが伺える。
なんだか大変そうだ。
そんな中、オークの皆さんと戦っていたところで、突如神様がレベルを上げてくださった。
「
レベル 26 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 12 増加した!
最大マジック・ポイントが 6 増加した!
ワーオ!とても賢くなった!
マンウェの声が響き渡った:
「留まるのだ、下僕よ。余が汝の肉体を鍛えん。
ワーオ!とても器用になった!
」
実測値はこんな感じだ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/90 1 1 2 18/130
知能 18/95 3 2 6 18/205
賢さ 18/84 0 0 3 18/114
器用 18/86 3 1 0 18/126
耐久 18/93 1 0 0 18/103
魅力 18/40 3 1 2 18/100
確かに器用になった。なったのだが、ここでは攻撃回数が増えるということもなく、実際の効能はよく分からなかった。
なんだか、レベルアップはとても久しぶりなような気がした。この水準になると、レベルを一つ上げるだけでも大変になってくる。特にこのハイエルフさんは経験値が人間の倍ほどいるのだ。時間もかかろうというものさ。
戦いの後で、うれしい「箱」を見つける。『鋼鉄のクロスボウ』の矢の上質品が入っていた。なるほど、と思った。
『追加射撃の指輪』も発見する。持ち帰る。これはいいお金になるだろう。
地上に戻り、いろいろと商品の売り裁きを行う。
先ほど拾ったばかりの『追加射撃の指輪』も売ってしまう。Zepperiさん的には、これが肝になるという気もしないためだ。むしろ、この段階での18000$の収入の方が効果が大きい。
そういえば、『悪臭雲のワンド』も『パニモン(パニックモンスターの巻物)』も使わないなあ。
あらためて地下14回へ。この階層からなかなか進める気がしない。
アリさんがたくさん出てきた。酸免疫がないので、気が重い。
戦いの戦利品だった
『革グローブ (上質以上)』は『革グローブ [1,+4]』だった。ちょっと残念。
そして、部屋の隅で、
『スペクターの銅像』
なるものを発見する。
…スペクター?
いったい誰だっけ?
こうした、誰が作ったのはわからない「像」の類は、基本的にこのダンジョンに徘徊するモンスターの皆さんを映していることが普通だ。つまり、この銅像があるということは、この世界のどこかに「スペクター」なるモンスターがいるということを意味している。
だが、これまで2年間のプレイでは、このモンスターに遭遇したことはない。聞いたこともない。
気にはなったものの、重い銅像を担いで戦うのもどうかという気がしたので、この謎の銅像はそのまま置いておくことにした。ちなみに『○○の金の像』ならかなり高く売れるので、また話は違ったかもしれない。
それにしても、いったい誰なんだろう、スペクターって?この段階でもまだ見ぬ敵なのだろうか。巨像などと同じ、ラスボス撃滅後の強い敵なのだろうか。
そのまま地下15階へ潜ってみる。どうだろう。
雰囲気が茶色だ。何かありそうだ。
モンスター感知を行うと灰色のTが見えた。
トロルだ。
この階層まで来てしまったのだなあ。
感慨深い。
まずはトロル数体を倒した。この@、通常のトロルなら問題なく戦って倒せることが分かった。
魔法戦士の割には直接打撃も強い。
ここでは『反テレポートのアミュレット』を入手する。これはまた使い処が難しいアイテムだ。でも、持っていてもよいと思う。
さて、中西部の一隅を探索し終わり、東側に向かってモンスター感知をしたところ、2x2の駐屯地を見つけた。中に一匹赤いoがいる。ユニークに違いない。
さて、どうしたものか。
そのまま中央の駐屯地に向かうルートは避け、一度北に向かう。さらに東に足を伸ばし、そこから大周りに南下した。
そこであらためて「モンスター感知」をしたところ、意外なことが分かった。
もう一群いる。
2x2の駐屯地以外に、南東の別な一隅に結構な量のTやらSやらが詰まっている。
これは、先にそちらの対応をしておいたほうが良さそうだ。
と思っていたところが、@が検知されたらしく、あちらから大挙してやってきた。
まあ、それはそれで、こちらに有利な場所で対応できるので、悪くはない。
さて、ここでなんと、灰色のWのご登場だ。レイスである。この@ではお初にお目にかかる。
このモンスターは、触るだけでこちらの能力値を下げてくる。今回も、接敵してすぐに倒したはずなのに、腕力値が下げられていた。あっという間だ。これには参る。
何とかそのあたりの皆さんを撃退したところ、箱の中から
『魔法道具支配のアミュレット (+2)』
が出現する。これはこれでまたよきかな、という感じだ。
さて、メインターゲットの駐屯地である。
ここで、アゾグの息子『ボルグ』さんとタイマンを張る。
以前の他の@と同様、存外あっさり倒したが、このときに
『アンデッドスレイヤーのグレート・アックス (4d4) (+8,+5) (+2)』
を落としてくれた。
しかしながら、現在の装備である(聖戦士)さんを超えるということはなさそうだ。なんといっても、こちらは「追加攻撃+1」が大きい。
現場に落ちていた『帰還の巻物』を拾いあげることもせず、そのまま地面に置いたまま直読みして地上に戻る。手抜きもいいところだ。
拾いあげたいくつかの上質の武器装備の中で、なぜか、『ヘヴィ・フレイル』だけは寺院に売れた。へえ、そういう武器なんだ。
次のレベルまであと12000。遠いなあ。
そして、レベル30までは、新しく覚える魔法もない。
今は耐えるときなのだろう。
BMにて『*獲得*の巻物』が61万$。なかなかのお値段だ。とても買う気にはなれない。これは拾ってこそナンボというアイテムである。
思えば、最近は、『悪臭雲のワンド』を使わなくなっている。だが、これは概して水辺で有効なのだ。一応、もうしばらく持っておこうと思うようにした。
最近は、一つでも持ち帰るものを増やすため、『鑑定のスタッフ』は使い潰して現場に残置している。そこで、あらためて『鑑定のスタッフ』を買い直す。これをすべて使ってしまっても、自前で鑑定ができるというのは気が楽だ。楽だが、鑑定すべてを魔法でこなすことは到底無理なのが現状のZepperiさんの実力である。
基本的には道具を活用し、その補助として魔法でサポートする、というのがこの@の正しい生き方なのだろう。
『アイテム感知のスタッフ』が欲しくなってきた。次は買って潜ろう。
モンスター感知をしたところ、オーク軍団が固まっているのが見えた。
さて、準備するか。ヒーローと加速である。ここでは魔法で加速を体現する。魔法は回復するが、『スピードの薬』はまだまだレア物だからだ。
かなりの量の敵だったが、あちらの動きが微妙に鈍く(こちらが加速していたためかもしれないが)、それほど苦労せずに平らげた。
『オークスレイヤーのグレート・ソード (3d6) (+10,+10) (+2)』
『殺戮の指輪 (+5,+7) 』
といったあたりが出てきた。
(W97-1)
手荷物がいっぱいになってきたので、戻る事とした。
寺院にて、『(吸血)ウォー・ハンマー (3d3) (+7,+7)』なるものが12700$で売られているのだが、果たして寺院でこれを売ることについてはいかがなものか。是非を問う。
というか、これ、買うべきかなあ。確かに、ちょっと欲しい気もしないでもないのだよなあ。そろそろアクシデント的にD(ドラゴン)などが沸いても不思議ではないのだ。Dには吸血装備が鉄板だし。
などと迷いつつも、BMにて『*武器強化*の巻物 』を1500$ほどで買い、高級品のスリングにかけてみた。
すると、
『高速度のスリング (x2) (+10,+8) (+4加速) {+速}』
となり、(+8,+7)からかなり向上した。よいお金の使い道であった。よよいのよい。
ここしばらく持って歩いていたけれども、やはり使うことのなかった『悪臭雲のワンド』6本をすべて売り払った。ほどほどの値段になった。少し身軽になった。実運用のワンドは『岩石溶解のワンド』だけで済むようだ。
武器店にて、こんなものが。君ならどうする?
人殺しのランス (2d8) (+7,+6) (+1) {感}
それは器用さに影響を及ぼす
それは敵を毒する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する
それはテレパシー能力を授ける。
テレパシー機能だ。お値段は30000$程度。今の貯金額なら普通に買えてしまうのだが。
でも、これを目的に武器を変えるというのもちょっと妙な気がする。本来、テレパシー機能は”防具”で実現して欲しいところだからだ。できれば拾った物で。
ということで、一旦スルーする。
『ダメージの指輪』を外したら、打撃が一気に165まで減った。これは結構効いているんだなあ。
再び地下15階へ。
出現三点セットを行うと、なんと面倒なことに、白いWがたくさんいるのが見えた。ワイトだ。この皆さんも能力吸収がある。嫌だなあ。
仕方なく戦う。
何とか退治した。退治したが、なんか気分が悪い。
その後、なんとなく落ちていた『解呪の巻物』を読んだら、「見守られている気がする」との表示が。すなわち、かかっていた呪いが解けた、ということだ。あれ、呪われていたんだなあ。気がつかなかった。もっとも、白いWをたくさん相手にしたので、考えてみれば当たり前か。あの人たちしつこいしね。
新たに『氷の指輪 [+9] 』を鑑定して拾う。そうか、これまで出て来なかったのか。
引き続いて『周辺抹殺の巻物 』も判別する。
このあたりになると、新たにいろいろなアイテムが出て来るようだ。
なんと、地下5回で『レベルアップの薬』を拾う。これは大事に持ち帰り、上手く使わなければ。そういえば、ハーフオーク戦士@のときも、ほどほどにこの薬のお世話になっていたことを思い出す。全レベル50のうち、後半の7か8はこの薬のおかげではなかったかと思われた。
このハイエルフに関していえば、この『レベルアップの薬』の影響はとても大きい。なぜなら、ハイエルフの成長には経験値が大量に必要とされるからだ。それを薬一発でブーストしてくれるのは、とてもとてもありがたい。
地上に戻る。
またいつもの通りの商売をして、お金を少しずつ増やす。
『6本の ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+7,+6)』を購入する。いつか使うことがありそうな気がする。
次のレベルまで後7000の経験値が必要だ。先が長いなあ。
『レベルアップの薬』をどのタイミングで飲むべきか、迷う。おそらくは、レベル29になった次の瞬間、というのが妥当なところではなかろうか。
*鑑定*の巻物が25%引きで売られているのを目ざとく見つけて買いこんでおく。節約は美徳だ。
また地下に戻る。
地下15階にて。モンスター感知をしたところ、
「
#n#H# k
」
と並んでいるのを偶然発見する。ちょっと面白い。
その中央の黄色Hのキメラに結構削られる。この@にとってはまだかなり固いモンスターだ。今回は倒しはしたが、複数を相手にしたら危険が大きそうだ。
その後いろいろと戦うが、これというイベントはなく、そのまま地上に戻った。
同じ商売、同じ換金を行う。ただ、少しずつ得られるアイテムの質が上がっている。
『害虫駆除のロッド』はなんと2700$で売れた。なかなかイカす。
雑貨屋さんで『デスソードの人形』が売られていたので、買ってみた。
(W97-2)
当面は使わないので、自宅に置いた。自宅には拾った『殺人蜂の人形』も置かれている。いつか何かできるかもしれないと思う。
次レベルまで残り4300。
潜ってモンスター検知をしたところ、見事に敵だらけ。こういうこともある。
「オークの騎狼兵」が割と硬い。簡単には倒せないと分かった。
現場で『鉄弾』を拾う。これをパワーアップしたら、現在の『石の弾』との交換ができそうだ。
小競り合いの後、そのあたりに残されていた『モーニングスター』が、上質以上だと言われた。
以上ということは、上質品であっても嘘ではないわけで、あまり期待はできないなあ、と思いつつ鑑定したところ、こんな逸品が登場した。
『★モーニング・スター『血流の刺』 (3d6) (+8,+22) (+4)』
おおお、本日はじめての★アイテムだ。わーい。おめでとう、おめでとう、Zepperiさん!
とはいうものの、何だっけ?なにこれ?
これ、もしかして初見アイテム?
#後から確認したところ、Dr.Whoの自宅には展示されていた。が、プレイのかなり後半になってからの登場だったので、実際には使われたことが無かった
あと、雰囲気白かったんだけどなあ。いまいちあてにならないこの「雰囲気」という概念。
少し早かったが、この装備の*鑑定*のために地上に戻ってみる。
『★モーニング・スター『血流の刺』 (3d6) (+8,+22) (+4) 』
鎖で繋がれた刺の付いた球を振り回すと、力強き一撃を生み出すことができる。そのために敵の血で足が染まるかのような錯覚を受ける。
それは腕力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
超強力な棘付きの鉄球、明けの明星にたとえられる『モーニングスター』である。そういえば、蛮野君も今の主要武器は『☆モーニングスター』だったような気がする。斬るというより、殴りつけるものだ。
この武器は、「オーク・トロル・動物・人間」に対してスレイ効果がある。ということは、この中階層の敵にはかなりの有効性があるということがわかる。よい装備ではあるまいか。
これを装備したところ、打撃が317までアップした。一気に300越えだ。なかなかいい。おそらくだが、(+8,+22)の打撃ブーストに加えて、「腕力+4」もかなり効いている気がする。
その代わり、恐怖耐性がなくなった。もっとも、これはいつもどおり『ヒーローの薬』で何とかなるだろう。
一部、別種のスレイがなくなったが、これはこれでいい。
いってみよう!
同じく地下15階にて。
新しく出てきた『亜鉛メッキのロッド』は『スリープモンスターのロッド』だった。まだ出ていなかったんだな。あまり使わないアイテムではあるが。
しばらく戦ってみたが、さすがにそろそろレベルが低く感じられてきた。
次にいってみよう。
地下16階だ。緊張する。
ここで、「ゴルゴロスの蝙蝠」と「ブラックプリン」が新たに登場した。恐怖耐性がない今、何としたものか。
緑色のbの派手なこうもりの皆さんと戦う派目に陥る。この人たち、割と固いのよね。
そして、ここで「恐怖」に陥る。久々だ。恐怖耐性がなくなったら、いきなりこれだ。
恐怖状態に陥ると、行動が定まらず、相手への攻撃がまったく当たらなくなる。このお強いこうもり様はこうした「精神に打撃を与える」系の攻撃が多いので、対応を誤ると大変なことになる。
ここでは、すぐに『ヒーローの薬』を飲むことで解除できる。これがあるので、常にこの薬は20服以上持っている。
数度に渡り恐怖状態にさせられたが、なんとか薬でしのいで全滅させていただいた。なかなかスリリングだった。
うわ、jピットがある。これは戦ってはいけない。触れてもいけない。
逃げよう。
触らぬ神にたたりなし。
出入り口に近づくだけで危険なので、遠回りして通り過ぎる。くわばらくわばら。
「jピットは、酸免疫が入手できるまでは、決して触れてはいけない」は、このプレーヤーの一族である@達の”家訓”である。
小競り合いで倒したモンスターが落とした箱の中から、
『力の鉄冠 (+5,+5) [0,+8] (+1)』
『高精度のロングボウ (x3) (+15,+14) (+1)』
を拾う。
おお、これはこれでなかなか良さそうなものだ。
この『力の鉄冠』を装備したところ、打撃が347まで上昇した。ほどほどのパワーだ。
最後に、通路の隅に一つだけぽつんと点在していたガレ場を削ったところ、指輪が出てきた。
『氷の指輪(+11)』だった。
こういうところ、実は大事なんだなあ。
『スリープ・モンスターのロッド』
『スロウ・モンスターのロッド 』
いずれも1310$で売れた。
『氷の指輪(+11)』を自宅に置き、その代わり自宅にあった『氷の指輪(+9)』をお店に売る。
拾っていた『殺戮の指輪(+7,+8)』を装備したところ、平均ダメージが387まで伸びた。さらに良い値だ。
一方で、『守りの指輪(+14)』のガードが消えたわけだが、果たしてどうなることか。
さて、『高精度のロングボウ』の正体を探るべく、*鑑定*を執り行う。
『高精度のロングボウ (x3) (+15,+14) (+1) {+器;視!!}』
始動したときの効果...
恐慌 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
予想外に、発動機能があった。「恐慌」という機能だ。
しかし、この「恐慌」という発動については、今まで試したことがない。確か同じ発動が『★ボロミアのアミュレット』についていたのだが、そもそもこのアミュレットを装備したことがなかったので、試したこともないのだった。
いったいなんだろう。恐慌。
それにしても、この弓もまた『ロングボウ』なのだ。
自宅にはもう一ついい弓もあるけれど、そちらもロングボウなのだよなあ。
現在装備しているのは加速装置つきのスリングだ。
いつか矢弾の威力が大きい『クロスボウ』を装備したいものだと渇望する。
…まあ、このプレイにおいては”時間の問題”でしかない。そして、待つことは苦ではない。
次のレベルアップまで、残り500を切った。
貯金は20万$を超えた。
(W97-3)
使い潰しすぎた『鑑定のスタッフ』が店頭からなくなったので、一晩宿に泊まって時間を稼ぐ。
よく朝、朝一で魔法店に向かい、購入、増強する。
ついでなので、2本購入して、一本は自宅において置く。これで次からこういうことは無くなるはずだ。
さて、もう一度潜ろう。そろそろ次のレベルに上がるはずである。
地下16階でワーグと戦っているところで「レベル27」になった。
「
レベル 27 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 14 増加した!
最大マジック・ポイントが 7 増加した!
ワーオ!とても健康になった!
マンウェの声が響き渡った:
「留まるのだ、下僕よ。余が汝の肉体を鍛えん。」
ワーオ!とても賢くなった!
」
数値的にはこのようになった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/90 1 1 7 18/180
知能 18/95 3 2 6 18/205
賢さ 18/91 0 0 2 18/111
器用 18/86 3 1 1 18/136
耐久 18/96 1 0 1 18/116
魅力 18/40 3 1 2 18/100
地の賢さと耐久性が上がった。ついでに、取捨選択のおかげで装備による効果もかなり上昇している。腕力など、まるで別ものだ。だが、賢さの部分は装備交換のおかげでむしろ少しだけ減っていた。うーん、どうしたものかと思うが、魔法戦士の魔法はたしか「知能」で使うことになるので、ここはあまり気にしても仕方がないのかもしれない。
その後、しばし戦う。戦い続ける。
一人で神殿か祭壇のようなところに立てこもっている茶色いoがいた。おそらくユニークなのだろうが、こういう登場の仕方ははじめてかもしれない。
この人は「ウルク『ウグルク』」さんであった。
この人は至近距離から矢を撃ってきたのだが、この@には反射機能が備わっているので無意味だった。むしろ、反射してあちらのダメージになっているのではあるまいか。
そこで、接敵してげしげしと削って見る。ほとんど戦士の戦い方だ。あまりよろしくないのかもしれないが、Zepperiさんはこのレベルでは魔法もいまいちなので、これは仕方がないのだ。いつかレベル50に達するときが来たら、肉体のみならず、魔法面でももっともっと逞しくなっていることだろう。
なお、このユニークな人が一所懸命守っていたのは、ただの『能力維持の指輪』であった。ちょっと空しい。以前にも似たようなことがあり、このゲームのこういうところのバランスの悪さは解せないときがある。命をかけてひたすら守っていたのだから、せめて「高級品」にして欲しいなあ。
いろいろと換金する。財産は23万$を超えた。『能力維持のアミュレット』の二つ目が17000$で売れたのが大きかった。
しかし、今に至るまで”足装備”がただの上質品だ。何とかならないだろうか。
期せずして、ブラックオークピットに遭遇した。狭い通路に入って対応したので、何の問題もなく全滅させた。
またもやjピットを見つけたので、出来るだけ刺激しないように遠回りに迂回する。このピットはテレパシーでは検知できず、あくまで「モンスター感知」でなければ見つけることができない。以前のハーフオーク@ではときどき空だと勘違いしてピットを開いてしまい、大変な状態になったことがずいぶんある。
毎度『鑑定のスタッフ』を使い捨てにしていたら、さすがに店頭在庫が足りなくなってきた。
前回自宅に一本とって置いたので、今回はそれを使えるけれど、これからはあまり捨てないでおこうと思った。
次のレベルまでは経験値が2万必要だ。遠いなあ。
そして、下手をすると、そろそろ”やばい連中”が出てきそうな気がしてならない。
などと思いつつ、『鑑定のスタッフ』を自宅から持ってくるの忘れた。あれまあ。
ここで、はじめて茶色のPである「サイクロプス」と遭遇した。固さを感じた。巨人族とのはじめての対戦だ。
なんとか乱打戦を制した。肩で息をする。
その戦いで『知性のアミュレット (+3) 』が出てきたので、装備を変えたところ、MPが199まで増えた。これでまた少し楽になった。
ここで『*破壊*の巻物』が初登場。これは将来的に大切なものなので、持ち帰るべく背嚢にしまいこむ。
続いて、さりげなく佇んでいた「白いT」と戦った。一瞬で倒せるかと思いきや、これが以外に固い。何回か打撃を加えるが、終わらない。
実は、この白いTは「岩トロル『ビル』」というユニークだった。
そうか、固いわけだ。
かなり固かったので、「火炎の武器」の魔法でサポートしたところ、なんとか倒すことに成功した。
このトロルユニークはもともと「ホビットの冒険」で出てきたキャラクターで、ビルボとガンダルフの知恵によって倒された(朝日が当たって石になった)。トリオの三匹構成なので、おそらく、この近所の階層に残りの2体、「マッシュ」と「オルテガ」がいるはずだ(ちょっと違う)。
続いて、灰色のq「ムーマク」、オレンジのO「オーガプリースト」と立て続けにはじめて戦う。なかなか強敵が揃ってきた。いずれも、”かろうじて”という状態で倒して行く。
今度は割と広い海が広がっていた。地底海だ。
みたところ、海の中にはピラニアさんたちがたくさんいた。これは下手に囲まれると死ぬパターンだ。
また、あまり見たことがない。深い緑色をした「l」も確認できる。
しばし、海岸端でピラニアさんたちを挑発し、適当に退治する。そこまで削られることもなく、なんとか対応できた。
そんな海の中から
『ドラゴンスレイヤーのメイス (2d4) (+8,+10)』
が登場した。おお、沈んでいないんだ。
ピラニアさんたちを一通り倒したところで、一匹だけうろうろしていた「巨大イカ」(深緑のl)に挑み、これを退治した。かなり固かった。一匹だけでよかったと思う。
そういえば、ピットというのは陸上の生物だけなのだろうか。海の中の生物のピットというのはないのだろうか。少し疑問に感じた。
それはさておいて、はじめての敵ばかりで、緊張する。戦士@の感覚で挑んでしまうと、おそらくまずい敵がたくさんいるのではないかという気がしてならない。
この段階で『アイスボールのロッド』が初登場する。確かに、レアといえばレアなアイテムである。
さらに、海辺にて、
『電撃のクォータースタッフ (1d9) (+11,+8)』
を見つける。
意外にいろいろあるなあ。海。
しばし戦い、疲れ果てて自宅に戻る。
いつものように商売をする。いつものように貯金が溜まる。
そこで、なんとなく、頭に被っていた高級品『力の鉄冠』の正確な正体をつかんでいなかったことに気がついたので、あまり期待もせずに*鑑定*したところ、意外や意外、こんな感じだった。
『力の鉄冠 (+5,+5) [0,+8] (+1) {+腕器耐r盲;麻(腕器耐}』
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それはあなたの器用さを維持する。
それはあなたの耐久力を維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
おやおや、盲目耐性があったのか。*鑑定*しなければ分からなかった。これはありがたい。存外、上手く噛み合っているではありませんか。腕力と器用さと耐久性にも地味に+1してくれている。あまり派手な装備ではないけれど、打撃サポートも(+5,+5)あるわけで、今現在の@にとっては実はかなりの「好装備」だった。
そして、この装備、実は腕力・器用さ・耐久性の「維持」もあるので、もしかしたらラスボス相手の最終装備にもなり得るくらいだと気がついた。ラスボスは、これらの値を劣化というか減退させてくるらしいからだ。戦士が腕力や耐久性を減らされたら命に関わる。
各種の「劣化」については『王者の加護の指輪』で一応守れるのだが、攻撃面で有効な指輪スロットを”防御のための装備”で埋めてしまうのも少し後ろ向きな気がする。
一方で、しばらくACが80台まで下がっているけれど、それほどの問題はないような気がした。やはりACはこのゲームではあまり効いていない気がしてならない。
今日のところはここまでとした。レベルが2しか上がらなかったが、これは仕方がないだろう。毎度毎度綱渡りのような状況で、生き延びただけでも儲けものだ。レベルアップ数的には、たしか前回もこんな感じだったような気がする。
(w97-4)
お金は倍以上に増えた。もしもなかなかいい感じの☆アイテムなどが出現したら、そこそこのものが買えるだろう。少なくとも、先日蛮野君が購入した程度の価格の装備なら、問題なくキャッシュで購入できる。
アイテムは割とたくさん拾った。メインウェポンも変わった。嬉しい★装備も出た。
しかし、地下15階を越えて、敵の強さが次第に@を圧迫し始めた。
特に、この@になっての新しい敵が増えてきた。多くの敵はすでにハーフオーク戦士@のときに経験済みだが、一部は「劣化ビースト」のように、この@で初めてわかる攻撃方法などが見えてくることもあるに違いない。
ここから先はいろいろと厳しくなってきそうだ。
少し気が重い。重いが、これがこの世界なのだ。
ここが一番苦しいところだろうという気がする。
耐えろ、耐えるのだ、Zepperiさんよ。これが修行だ。
未来は遠いが、決して手が届かないわけではないのだ。
気になったことがあり、簡単な実験を行って見たと思いねえ。
しばらく前に、『守りのルーンの巻物』なるアイテムが登場した。これまで2年間以上プレイしてきて、はじめて見たものだった。なるほど、こんなアイテムがまだあるのか、と感心したわけだ。
そこで考えた。
他にも、こういう『まだ見ぬアイテム』があるのではないだろうか、と。
世の中には、angbandをはじめとした様々なローグ・ライクゲームのファンがたくさんいらっしゃる。その中で、いわゆる「スポイラー」、俗に言うヒントやネタばれのページを作ってくださっている方もいくらかいらっしゃる。その中に、元祖angbandにおける各種のアイテムの一覧表が載っているサイトがいくつかあるのだ。
さて、その中で、このTinyAngbandでこれまで見たことがないアイテムがいくつかあった。
たとえば、こんな感じだ。
●『援軍の巻物』⇒その場に仲間を呼んでくれる巻物
●『増強の薬』⇒すべての基本能力を上げてくれる
●『*啓蒙*の薬』⇒地形とか能力とか現状とかとにかくなんでもいろいろ分かって、ついでに知能と賢さが増加する
これはすごい。このどれ一つとっても、入手できたら大変なことだと思った。
そして、こう考えた。
もしかしたら、ここまで出現はしていないけれども、実は内部ではこれらのアイテムが実装されていたりするのではないか。
というより、もともとこの「TinyAngband」は、オリジナルの「Angband」や、その改変版である「XAngband」、もしくは「変愚蛮怒」の縮小版であると聞いたことがあり、もしそうであるなら、もともとのそれら「巨大ゲーム」にある各種アイテムが、システムのどこかにまだ残っている可能性があるのではないか、と考えたのだ。
さて、そこで、あの人を呼び出して実験をしてみようと考えた。
「Dr.Who先生、出番です!」
この方の『願いのスタッフ』はなんでも呼び出せる「超絶チートアイテム」なので、この方に、それらのアイテムを呼び出していただこう、と言うわけだ。
さて、最新ではなくて、しばらく前のDr.Whoを呼び出してみる。地下24階あたりでなにかどたばたしていらっしゃるようだが、そのあたりは過去のこととして忘れていただき、さくっと地上に呼び戻す。
おうちに戻って、『願いのスタッフ』を2本ほど持ち出して、振っていただいた。
このスタッフは、振ると以下のような表示がシステム欄に表示される。
「
あなたは望みのものが手に入る
何をお望み?
」
ということなので、その?の右側に、欲しいアイテムの名前を書き込む、ということになる。名前が間違っていると手に入らないので、正確に入力する必要があるわけだ。
さて、間違わないように、確実に書いて見よう。
こんなふうに。
「
何をお望み? 援軍の巻物
」
すると、以下のような反応が戻ってきた。
「うーん、そんなものは存在しないようだ。ー続くー」
」
ほう。存在自体が否定された。
では、他のアイテムはどうだろう。
『増強の薬』
『*啓蒙*の薬』
結果としては、これらも、いずれも同じ反応になった。「そんなアイテム自体がこの世界にそもそも存在しない」、といわれるのだ。
なるほど。これらのアイテム類は、このゲームでは完全にその存在が消されてしまっているようだ。
ちょっと気になったので、もう一つ試してみた。
「
何をお望み? 英雄のアミュレット
」
これは、遠い昔、このゲームを始めたばかりの頃にブラックマーケットで見かけたような気がする、謎のアイテムである。
プレーヤーの記憶が確かなら、このアイテムは、これひとつ装備するだけで「すべての項目に耐性がつく」という、なんともすさまじいものだったような気がする。
さて、どうなるだろう。
「
何かが足下に転がってきたが、煙のように消えてしまった。 -続く-
」
やはりダメだった。やはりプレーヤーの記憶の誤りだったのだろうか。
しかし、この2種類のメッセージは、少し違うように思えた。手に入らないことには変わりないのだが、なんとなく「出現しないこと」の性質が違う気がしたのだ。
つまり、『援軍の巻物』は「そもそも存在しない」とシステムに頭から否定された。スペルミスのときもこんな感じだったと思う。一方、『英雄のアミュレット』は、一応何かが顕現したのだが、それがなんらかの都合で消失してしまった、ということのようだ。まったく存在していないわけではない、ということのようにもとらえられる。
『願いのスタッフ』の入手成功率は、@のレベルに依存する、と聞いたことがある。しかし、すでにこの@はレベル50から遥かな経験を経ていて、経験値は1200万を超えている。出るべきものならば、必ず出るとみなしても良さそうだ。実際、以前の実験では、最高にレアなはずの『★リンギル』『★ヴィルヤ』そして『★一つの指輪』を平然と呼び出している(しかも複数!)。
ということは、この『英雄のアミュレット』というアイテムは、おそらく”システム的には存在している”可能性は高いが、しかし、何らかの都合で、プレーヤーと@から意図的に”隠されている”ように思えてきた。
ちなみに、この謎のアミュレットのことでよく覚えているのは、出現時のBMでの販売価格が、(わずか)10万$だったことだ。今となっては意外なくらいの低価格感だが、当時は貯金が数千$程度しかなく、とても手が届かなかった。
なので、当時の@とプレーヤーは、「まずは10万$溜めて、次にこのアイテムが出てきたときには買えるように準備をしておこう」と心に誓ったのだ。だからこの価格は割とはっきり覚えていたりする。当時はまだゲームを始めたばかりだったので、まさかその後二度と出会うことが無いとは思ってもみなかったのだが。
もっとも、当時は今と違ってこうしたプレイ記録をつけていなかったので、詳細なところが分からない。漠然とした記憶でしかない。今思えば、その性質と価格帯から考えて、もしかしたらこれは『耐性のアミュレット』の見間違えではなかったのか、という気がしないでもない。
ないのだが、それでも、思い起こすと、そもそも当時すでに『勇者のアミュレット』というアイテムは拾ったりしてすでに知っていたので、その上位バージョン、というカテゴライズをしていた。ということは、おそらくはその誤解の可能性も低いのではあるまいか。
正直、このアイテムについてはわからないことが多い。
たとえば、『英雄のアミュレット』で検索をかけても、インターネット上では何も情報が出て来ない。これも不思議なところだ。『★宵闇のアミュレット』『★カルランマスのアミュレット』あたりはよくでてくるが、この『英雄のアミュレット』についてはこの広大なネットのどこにも情報がない。まるで幻のようだ。
とはいうものの、実はよく見る『勇者のアミュレット』についてもあまり情報が無いのも事実だ。この手の情報の大半は、ゲームにおいてラスボスを倒した報告記録から来ているが、どうもその最終戦の際には、『☆か★がついた特殊なアミュレット』が装備されていることが多いようで、通常アイテムである『勇者のアミュレット』などはほぼ見当たらない。
もちろん、そもそもこの"TinyAngband"自体がマイナーなゲームなので、何においても情報が少ない、ということもあるのだろう。
ということで、今週は実験からスタートした。ある程度のことがわかったような、わからなかったような気がした。
さて、今週はしばらくご無沙汰だった舞台芸人の方をお呼びしてみました。
ご紹介しましょう。トニー谷さんです!
さて師匠、今宵のステイタスはいかがなものでございましょう。
ドゥナダン パラディン 護衛者 レベル 21 経験 11083 $ 13021 \)}=="![(]]] 腕力 :18/148 知能 : 18/82 賢さ :18/139 器用 :18/102 耐久 :18/130 魅力 : 18/40 AC( 81) HP 371/ 371 MP 105/ 105 名前 : トニー谷 性別 : 男性 年齢 69才 腕力 : 18/148 種族 : ドゥナダン 身長 160cm 知能 : 18/82 職業 : パラディン 体重 68kg 賢さ : 18/139 魔法 : 生命 社会的地位 72 器用 : 18/102 守護神 : マンウェ 耐久 : 18/130 魅力 : 18/40 打撃修正 (+9,+23) HP 371/ 371 打撃攻撃 :英雄的 MP 105/ 105 射撃攻撃 :超越 打撃回数 5 魔法防御 :超越 平均ダメージ 150 レベル 21 隠密行動 :卓越 経験値 11083 射撃修正 (+11,+4) 最大経験 11083 知覚 :良い 射撃倍率 x4.64 次レベル 13124 探索 :良い 射撃回数 0.83 所持金 13021 解除 :大変良 魔法道具 :卓越 AC [31,+50] 日付 8日目 17:12 加速 (+0) プレイ時間 23:30:58 赤外線視力:10 feet 能力修正 能力 基本種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/78 1 2 4 18/148 ..........4.. 知能 18/72 2 -2 1 18/82 1............ 賢さ 18/99 2 1 1 18/139 .........1... 器用 18/82 2 0 0 18/102 ............. 耐久 18/80 3 2 0 18/130 ............s 魅力 18 2 2 0 18/40 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .....+....... 加速 : ............. 耐麻痺 : ............+ 耐電撃: ............+ 反射 : ............. 透明視認 : ....+........ 耐火炎: ..........+.. 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: .+........... 火オーラ: ..........+.. テレパシ : ............. 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............. 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : +...........+ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ...+......... 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...+.. 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ............. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) \ 右手 : アニマルスレイヤーのモーニング・スター (2d6) (+4,+7) (+1) {+知赤;活/動} 7.5 kg b) ) 左手 : 耐冷の金属製ラージ・シールド [8,+5] {r冷} 6.0 kg c) } 射撃用 : クロスボウ (x4) (+6,+4) 3.0 kg d) = 右手指 : 浮遊の指輪 0.1 kg e) = 左手指 : 透明物体感知の指輪 0.1 kg f) " 首 : 耐酸のアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) [ 体 : 金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+4] 14.5 kg i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+4] (+2隠密) 0.3 kg j) ] 頭 : 賢明の硬革帽子 [2,+7] (+1) {+賢(賢} 0.8 kg k) ] 手 : ★ガントレット『パウアハッハ』 [2,+15] (+4) {+腕r炎;明[炎(腕!!} 1.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+9] (+3隠密) {+隠} 1.0 kg a) ? 5冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 7.5 kg b) ? 生命の魔法書[上級祈祷] 1.5 kg c) ! 11服の スピードの薬 {!k} 2.2 kg d) ! 20服の ヒーローの薬 {25%引き} 4.0 kg e) ! 22服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 4.4 kg f) ? 11巻の テレポートの巻物 {25%引き} 2.8 kg g) ? 12巻の 帰還の詔の巻物 {50%引き} 3.0 kg h) ? 13巻の 魔法の地図の巻物 3.3 kg i) - イルミネーションのロッド 0.8 kg j) - 2本の 害虫駆除のロッド 1.5 kg k) - 岩石溶解のワンド (12回分) 0.5 kg l) - 3本の 悪臭雲のワンド (34回分) 1.5 kg m) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg n) _ アイテム感知のスタッフ (16回分) 2.5 kg o) { 30本の クロスボウの矢 (2d5) (+4,+4) (64/53) 4.5 kg
レベルは21。HPは370となかなかでございます。
とりあえず、麻痺耐性は自前で持っていて、基本4元素の一次耐性も揃っている。
逆に、それ以外の耐性はほとんど備えていらっしゃらない。恐怖耐性がないのは文字通り怖いことですな。
腕に輝くのは特別製のガントレット『★パウアハッハ』さんである。パラディンが装備できる数少ない腕アイテムだ。
概して、じわじわと成長しつつあるパラディンといえましょうか。
地上の武器屋にこんなものがあった。気になるお値段は、ほぼ5万$。
「
高速度のスリング (x2) (+4,+11) (+3加速) {25%引き}
それはスピードに影響を及ぼす
」
待望の加速装置だが、とても買えない。25%引きというのはある意味破格だが、全財産がまだ1万$程度なので、まったく届かない。
でも、よく見たら、これも『スリング』だ。ロングボウでもクロスボウでもない。最近こういうの、よく見かける気がする。
ちなみに、『スリング』とは、石を中に入れてグルグルと振り回して、その石を敵に向かって飛ばすという分かりやすい武器である。
グルグルと振り回すと言う意味においては、『モーニングスター』という武器も似ている。これは、金属製の丸い玉にトゲトゲの付いたものを鎖の先に付け、それを振り回すという武器である。『スリング』との違いは、何かを飛ばして遠距離攻撃をするか、あるいは飛ばさずにそれ自体をダイレクトに敵にぶつけるか、というところである。
このトニー谷さんの現状のメインウェポンは、そのグルグル回す『モーニングスター』だ。そして、実は、現在の蛮野君も、Zepperiさんも、(一時はあの林石隆さんまで)、多少の高級品的種類は違えど、皆この『モーニングスター』を使って戦っている。
そう、このプレーヤーと共に戦う@は、なぜか一同この『モーニングスター』をメイン武器として装備中なのだ。そろいもそろって、頭上に棘つきの鉄球をぶんぶん振り回して喜んでいる。
…なんでなの?うちの一族ってみんなそういう趣味なんですかね?
「みんな、今日は赤を回してくれ!」by 突撃ヒューマン
とかそういうことでもない気がする。
着ている金属製のアーマーが重く、動きが鈍くなってしまっているとのことだった。そこで出かける前に、
『硬革よろい (-1) [6,+8] 』
を購入し装備を軽くしてみた。
すると、こういわれた。
「
ぐっと楽に体を動かせるようになった。
」
これに伴い、MPも105から112に増えた。これには少々驚いた。
なるほど。重い装備は単に身動きが取れなくなるだけでなく、なぜか魔法量にも影響するらしい。知らなかった。
でもなんでだろう?
さて、地上でそんなことをしているうちに日も暮れてしまった。幸いにもまだ腹は満ちている。
そろそろ出かけましょうか、師匠。
「「いざ、地下のステージに出演だ!」」
巻物で地下に戻ると、地下8階である。なるほど、このあたりでしたか。
出現直後、オークシャーマンや蜘蛛などを退治する。
狼の群れと戦い、これを全滅させる。続いてベビードラゴンを飛び道具で仕留める。
その後、ゼリーに足装備を劣化させられたり、巻物を焼かれたりで寂しいことに。
いくつか指輪類を拾って地上に戻り、売りさばいて腹ごしらえをして、ついでに矢弾を(+4,+4)まで鍛えてまとめてから、もう一度地下へ。
このあたりはなかなかスピーディーだ。
今度も同様だが、最後にスナガ君の群れが登場。かなりのアイテムを落としてくれた。
クロスボウの矢が(+3,+3)の上質品だったのが少しうれしい。
拾ったアイテムが、これ以外は見事に並の品ばかりだったので、もう少し潜ってみることにした。
守りの指輪(+10)と(+9)を立て続けに拾う。相変わらずこういうことがよくありますなあ。
『魔法の地図の巻物』が減ってきたので、一度地上に戻る。
ところが、地上にも実は巻物の品揃えが無く、自宅の備蓄分を担いでまた潜る。一応備えてはいたのだ。
などとやっていたら、ものの見事に『鑑定のスタッフ』を充填するのを忘れた。残り9回分くらいしかない。
しかしもう遅い。
とはいえ、ここで拾ったものは、実はほとんど保有しているだけで「並」とわかるものばかりだった。
実質『鑑定のスタッフ』をほとんど使わないままに地上に戻る。運が良いのか悪いのか。
しばらく持っていてもなかなか雰囲気がつかめなかったパイクが、実はこんな「上質品」だったのが最後に分かったのがうれしかった。
『パイク (2d5) (+2,+7)』
このあたりの上質品武器になると、地上での売値が1000$近くになってくる。うれしいですなあ。
しかし、こまめに帰っているためか、店の品揃えがなかなか変わらない。具体的には、『魔法の地図の巻物』が無いのだ。なんだか困った感じになってきた。
仕方なく、もう一度地下9階へ向かう。
今度は草原だった。草以外は何も無い、静かな原っぱだ。草が風に揺られている音しかしない。
この「草原」地形は、平らな地形なのに、草の群れで遮られて視野が通らない。
ところが、モンスター感知を行うと、周囲に緑色のoが隠れ潜んでいることが分かった。色的にカムフラージュである。
なるほど。そういうことか。
そんな草の間からわらわらと現れてきたスナガの群れを退治した。わかっていれば、たいした手間ではなかった。
ここしばらく、敵が自然に灰になることが多いことに気がついた。『★パウアハッハ』さんの火のオーラが効いているようだ。さすが由緒ある★アイテムだ。今の@のレベルにちょうど良い。
このあたりで、『エルフの口糧』を二つほど拾い食いする。道端に放置されていても古くならないのがこの食べ物のいいところだ。正体はよく分からないのだけれど、きちんと焼いてあるビスケットのようなものなのだろうか。
物語中では、”混ぜ物をしなければ”、ほんの少しの量で一日中歩けるようにするものと書いてあった。いったいどういう成分でできているのだろう。やや不思議になる。
その後、オークの小さな群れと2回ほど戦った。特に問題は無く、また得るものもそれほど無かった。
『鑑定のスタッフ』はまだ18回分も残っている。
どうしよう。迷うなあ。
迷ったが、もう一階層下に行くことにした。それでもまだ地下10階だ。即死はないのではあるまいか。
地下10階にて。
箱の中から『金の冠』が出てきた。効果は薄いが、むしろお金になるのだ。これはうれしい。
ついでに『ショート・ソード (1d7) (+3,+9)』もありがたい。
地下10階ともなると、落ちているものもそこそこよろしい。
新しく出現した『バンヤンのスタッフ』は『周辺感知のスタッフ』だった。これもいいものだ。いざという時には魔法の地図の代わりになる。燃やされてしまうこともあるので、頼ることはできないが。
ここで赤いpのメイジと戦ったところでレベル22になった。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/78 1 2 4 18/148
知能 18/72 2 -2 1 18/82
賢さ 18/100 2 1 1 18/140
器用 18/86 2 0 0 18/106
耐久 18/80 3 2 0 18/130
魅力 18 2 2 0 18/40
なんと、この段階で「賢さ」がカンストした。あと、やや器用さが増した。
そこで、神様より『自己分析の薬』を賜った。早速飲んでみよう。
こんな感じで@の現状が心に浮かんできた。
あなたの状態:
現在の体力ランクは 96/100です。
あなたは戦闘狂だ。
あなたは呪文や祈りを学ぶことができる。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたは炎のオーラに包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの賢さは維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたの武器は動物に対して強い力を発揮する。
なるほどなあ。今のトニー谷さんはこういう感じなのですなあ。
ちなみに、”戦闘狂”というのは、このときたまたま『肉体野獣化の薬』を飲んでいたためだ。普段はわりと穏やかな人である。
また、ここで神様から
『耐久力の指輪 (+1)』
もいただいた。
地下10階にて、溶岩の海の中の、島のような場所にスナガ君たちがいた。
いたのだが、周りの溶岩が熱くて閉じ込められているようで、こちらを検知していきり立ってはいるものの、こちらに渡ってくることができずにどうしようもなくただただ閉じた空間でうろうろしていた。なんだかしょうもない状況である。
面白いのでそのままにしておいてもよかったのだが、せっかくの経験値源なので、仕方なくこちらから火の海を渡り、火傷までして出向いて対応した。あちちちち。
正直、なんか面倒だった。
道端でタイマンを挑んできたオークシャーマンに見事に呪われてしまった。なんということか。伊達に道端にいないなあ。ストリートでは実力者だったか。
だが、自力の「解呪の魔法」一発で対応できた。これはうれしい。さすが上級魔術書。
よし、帰ろう。お土産がたくさんできた。
地上で売り買いする。『ミノタウルスの人形』まで1200$で買う。
冷静に考えると、これ、いらなかったかも。いつ使うんだ、こんなもの。
しかし、まだ地図が入荷しない。仕方なく、まだ明るいが宿屋に泊まる。
翌朝、起きてからすぐにお店に向かうのだが、一泊してもまだ入っていない。どうしたものだろう。
仕方なく地下へ。なるべく地図を使わずに進むしかなさそうだ。やりにくいなあ。
地下10階に出現した瞬間に、目の前にメイジ。間髪いれずにクロスボウを放つ。
命中するが、斃しきれず。メイジ驚いてテレポート。どこかに消えた。
まずは「モンスター感知」で調べたところ、かなり離れたところに出現していた。しばらくは会うことがなさそうだ。一旦忘れるざんす。
部屋の片隅で『魔法の地図』を1巻拾う。これはうれしいものだ。少しだけ助かった。
やたらに勢いのいいジャッカル諸君の群れから逃げたら、今度はもっと怖いワーグの皆さんの群れに飛び込んだ。おおう、大変だ。
あわてて『ヒーローの薬』をがぶ飲みして対応する。
そこそこHPが削られるが、なんとかみなさんをあの世に送りとどけることに成功した。
その後もいくつか戦うが、大きな問題は無い。
ここで、新ロッド『調査のロッド』が登場した。よすよす。相変わらず使い方は良くわからないのだけれど、少なくともいいお金にはなるのだ。
とはいえ、まだ微妙な感じだ。もう少し潜ってみよう。
気合を入れつつ地下11階へ。
歩いていると、狼の群れに囲まれる。わんわんうるさい。叩き斬って何とか切り抜ける。
ふと気がつくと、雰囲気は茶色だ。何かある。誰かいる。
用心しなくては。
そんなダンジョンでで、すみっこにぽつねんと「黒色王『ウルファング』」さんがたたずんでいた。一人ぼっちである。
近くには部下も誰もいない。王様なのになあ。なんか寂しい王様だ。もしかしたら、”自称”なのかもしれない。あのDr.Whoも「君主」という称号だけど、国もないし国民もいないしね。
ちなみに、以前林さんと戦ったときも「一人でたたずんでいた」という記述だったので、この人はきっと「人ごみが嫌いな人」なのだろう。
静かにのそのそと近づき、まずは『ヒーローの薬』を飲んで正面から対応する。
途中まで殴り、そこから「聖なる光球」3発で沈黙させる。
さようなら、黒い王様。
だが、まだ「この場所は好きになれない」とのこと。まだ何かいるらしい。
探索を続けたところ、今度は東の広場にオークの集団がいた。なるほど、茶色いoがいる。これもきっとユニークのどなたかに違いない。
この人は「キリス・ウンゴルの『ウフサク』」さんであった。うむ。相手にとって不足なし。
先ほどと同様、やはりげしげしと戦い、おもむろに魔法など使って撃退した。
やれやれ、立て続けの戦いはなんとも疲れるざんす。
この人を倒したところで、雰囲気が白くなった。ようやく世間的に安全宣言が出されたということだ。
と思っていたのだが。
しばらくして、再び雰囲気が茶色に。え。なに、なにが起きているざんすか?
あたふたとしていたところで、オークの隊長『ゴルバグ』さんの登場となった。あれまあ。ユニーク3連荘だ。まあ一人ずつ順番に来てくれるだけ助かるというところか。戦術的には戦力の逐次投入は愚策だとは思うのだが、相互の連携がとれていないと、世間的にもどうしてもそうなりがちだ。
オークということで、このヒトにも『聖なる光球』が有効だ。割と固い人だったが、魔法と打撃の組み合わせで何とか斃しきった。
立て続けに3人もユニークを平らげると、ドロップアイテムもかなりの個数になる。なんだかんだ調べて行ったら、早々に『鑑定のスタッフ』が切れた。パラディンは魔法で鑑定できないので、こういうところでいささか行き詰る。
さすがにここで『鑑定のスタッフ』を誰かが落としてくれるような僥倖も無かった。
仕方なく、そのアイテムを荷物として持って「簡易鑑定」をかけることとした。悲しいかな、戦士と違い、とても時間がかかる。
とにかくうろうろするしかない。
などとやっているうちに、やや我慢できなくなった。遅い。遅すぎるのだ!
そこで、未鑑定の『守りの指輪』を装備したところ、妙に冷たかった。呪われてるということだ。
通常ならあわてるところだが、先ほどのように自己解呪が可能なので、落ち着いて魔法を唱え、解呪して指から外し、廃棄した。
『鑑定のスタッフ』がなくなったので、こういう危険な手を使わざるを得ない。万一「重い呪い」だったら、即帰還して財産をはたいて、お高い『*解呪*の巻物』を購入せざるを得なくなるし、最悪の場合「永遠の呪い」だったりしたら、いつかどこかで『凡庸の巻物』を入手するまであてどなくダンジョンを彷徨い続けることになる。未識別アイテムの利用は、実はリスクが高い。
でも、それを踏まえても、遅いのは腹立たしいのだった。
とにかく総じて時間がかかる。無為に右往左往しているとお腹がすくが、ここは自力で空腹充足ができるパラディンの強み、時間についてはほぼ気にしないで済む。
そして、当然のことながら、時間の経過とともに敵が再度湧き出してくる。メイジが呼び出したらしいワーグの群れと戦っていると、そこでレベルが23になった。
「
レベル 23 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 21 増加した!
最大マジック・ポイントが 4 増加した!
マンウェの声が響き渡った:
「我がささやかなる賜物を受けとるがよい!
ワーオ!とても強くなった!
ワーオ!とても知的になった!
ワーオ!とても器用になった!
ワーオ!とても健康になった!
ワーオ!とても美しくなった!
」
具体的な数値はこんな感じだ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/87 1 2 4 18/157
知能 18/81 2 -2 1 18/91
賢さ 18/100 2 1 1 18/140
器用 18/90 2 0 0 18/110
耐久 18/88 3 2 0 18/138
魅力 18/21 2 2 0 18/61
地上に戻る。
だが、『鑑定のスタッフ』の在庫が切れているのと、やはり『地図の巻物』が無い。正確にはたった一巻だけ売られていた。なんだこれ。この巻物、そんなに作るの大変なのだろうか。
仕方なくもう一晩泊まったところ、今度は何とか4巻分は手に入ったのでよしとした。しかし、面倒くさいな。何とかならないのだろうか。
(W98-1)
地形情報の入手は基本的に『魔法の地図の巻物』に頼るのが一番わかりやすいが、『周辺感知のスタッフ』でもいけないことはない。一度自宅にしまいこんでしまったが、いずれあれを活用してみようと思う。
とはいうものの、あのスタッフは実は発動率が低いので、あまり当てにならない気もして、気が重い。
ともあれ、9回分の充填した『周辺感知のスタッフ』を持ち出す。使えるといいのだけれど。
ところが、一晩泊まってもまだ『鑑定のスタッフ』が入荷していない。仕方なくもう一晩泊まることにせざるを得ない。
なんだか無駄なことだ。
翌朝、やっと2本の『鑑定のスタッフ』を入手した。
両方ともに最大の21回まで充填し、1本は自宅においておく。思い出してみると、他の@でも似たようなことをしていた気がする。どの@でも生き延びるために行うことの基本は同じということだ。
しかし、今回の探索行はアイテムが寂しい。特別品はもちろん、高級品すら手に入らない。
さて、気を取り直して地下11階。
ここでは「ゴースト」に遭遇した。
そこで問題が起きた。
なんと、ゴーストに泣き叫ばれて「恐怖状態」に陥り、攻撃が当たらなくなっていたのだ。それに気がつかずに、じたばたしていたら、なんと精神エネルギーを吸い取られてしまった。
その結果、レベルが22にダウンした。
なんということざんすか。せっかく上がったレベルなのに!
その辺で新しく『周辺感知のスタッフ』を拾ったものの、そんなことでは取り返せない印象だ。
ここで、メイジに引き戻されたところで、妙な表示が出てきた。
「悪い予感がする…」
しかし、雰囲気自体は茶色なのだ。
戦い続けていたら、一応、ここで再びレベル23にアップした。減らされた経験値はせいぜい数百といったところだったので、まあこんなところだろう。
きちんと元に戻っているのだろうか。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/87 1 2 4 18/157
知能 18/81 2 -2 1 18/91
賢さ 18/100 2 1 1 18/140
器用 18/90 2 0 0 18/110
耐久 18/88 3 2 0 18/138
魅力 18/21 2 2 0 18/61
確認したが、前回のレベルアップ時のパラメータに戻っている。一安心だ。ここがしょぼかったら絶望するところだ。
ユニークがお一人いるざんす。
「ウンバールの『アンガマイテ』」さんであった。
他の@でも感じたが、やはりこの人は固い。打撃戦では分が悪い。
ここは魔法戦闘に限る。
至近距離から「聖なる硬球もとい光球」3発を勢いよく打ち込んでアンガマイテさんをあの世に吹き飛ばし、ついでに周辺の有象無象を一緒くたに斃して行く。
その後、東の隅にいた「メイジとその仲間たち」軍団を斃した。
いつの間にか、上級魔法書である『生命の魔法書[上級祈祷]』が2冊に増えていた。これは安心する。もし燃えていたらしんどかったから。
西の端に戻り、小さなガレ場を掘り返した。
すると、そこでなんと、『*破壊*のスタッフ』が初登場。うわあ。怖いなあ。
これは、敵もろともあたり一面を瓦礫に変えてなかったことにしてしまう、究極のちゃぶだい返しアイテムであり、見方を変えれば、これ一本でなんでも突破できてしまうある意味究極の暴挙もとい防御アイテムでもある。最終戦でも必須装備らしい。
いろいろと鑑定しつつ、持ち帰る品を取捨選択する。
上質品の武器などを見繕い、帰還する。
いろいろと売り飛ばし、財産を24000$程度まで増やした。
(W98-2)
もう少し深く潜ってみないと、高級品アイテム類は出てこないのかもしれないざんすね。
出現してすぐにモンスター感知を行ったところ、怪しいオレンジ色のpが二人ほど見つかった。これはこれは。間違いなくユニークさんでありますね。
どちらから攻めるか。
南にいる片方はどうやら蜘蛛軍団に守られている感じがする。西のほうは単独の可能性があるようだ。
とは思ったが、地図をよく見ると、この南の人は、超小さな部屋の中に2匹の蜘蛛と一緒に住んでいるだけだった。
護衛も二匹なら何とかなりそうだ。
ということで、先に南方の勇、ウルファングの息子「ウルワルス」さんに仕掛けに行くことにした。
いつもどおりの対応で何とかする。ここでは『上質品のクロスボウ』を入手した。鑑定したところ、残念ながら、今の装備品よりは劣る数値だったざんす。残念。
引き続いて、もう一方。こちらはウルファングの息子「ウルドール」さんと出た。このウルファングさん、息子さんがたくさんいるんだなあ。
遠方からクロスボウで攻撃したが、なぜかこの人には効果が無かった。仕方なく、同じく魔法と打撃で何とかした。
そのあたりの道端に落ちていた『巨大火アリの装飾された像』をなんとなく拾ってみた。お土産に楽しそうだからだ。装飾された像ってのもなんだか不思議な表現だ。元はなんて言ってるんだろう。
拾ったショートボウをしばらく保持していたら、こんな表示になった。
『 ショートボウ (x3) {高級品} 』
おお、うれしいぞ。いったいナンタルチア?
鑑定をかけたところ、こんな結果が出てきた。
『強力射のショートボウ『焔隼』 (x3) (+10,+10)(t) 』
おおおお、銘入りのショートボウだ。これはなかなか心強い。呪われてはいないようなので、早速装備しよう。
新しい高級品装備は久々ですねえ。
とはいえ、すぐには機能がわからない。銘入りなので、なんらかの付加機能があるのは確かだが、やはりまじめに*鑑定*しないと正体はつかめないようだ。
呪われてはいないようなので、この場で装備交換とした。
その後、担いでいる『ありんこの像』が重くなってきたので、一度お家に帰ることにした。
美術商にて、『火アリの装飾された像』はなんと4500$で売れた!わーい、重い思いをして担いできただけのことはあった。装飾万歳!
『魔法道具支配のアミュレット (+2)』は自宅においておく。いつか役に立つかもしれないから。立たないかもしれないけど。
さて、念のため、先ほど拾った『高級品のショートボウ』を*鑑定*してみた。
強力射のショートボウ『焔隼』 (x3) (+10,+10) {r轟;麻}
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾をより強力に発射することができる。
うーん、轟音耐性か。これまで無かったので、ありがたいといえばありがたい。とりあえず、これまでのクロスボウよりも攻撃力は高そうだ。装備することについての問題はない。
ということで、これを活用するべく、矢弾を普通の矢に変え、(+4,+4)まで鍛え上げて連れて行くこととした。
またもや地下11階にて。
今度は水辺に出る。狼やワーグの皆さんを退治した跡で、なんとなく少し泳いでみた。たまには水泳もいいざんす。ばちゃばちゃ。
すると、水中に「落とし穴の罠」があった。
なんだこれ。
何が起きるのか確認すべく、何もしないで罠にかかってみようとしたのだが、悲しいことに、何回通り過ぎても、何もしない状態でスルーしてしまう。
それはそうだよな。水の中だから。そのそも、この@は今浮いてるし。
ということで、その意味のなさそうな罠を解除した。
その後この階でいくつかのものを拾うが、大きな影響がありそうなものは無かった。
いったん東のほうを征圧したあとで、なんとなくもう一度泳ごうと思って西側の「水泳場」に戻ったところ、なんとまあ、ここに矢を打つ人が沸いていて、こちらに散々矢を打ってきた。おまけに、召喚使いの赤いpの人も一緒になってこちらに攻撃をしてきた。
あっという間にHPが半減である。
あわてて逃げ出す。
「テレポート!」
東の果てまで逃げ出して、体力回復に努める。やれやれ。反射機能が身につくまでは、こういうことが続きそうだ。
さて、復活もしたことだし、ここは威勢よく復讐に参りましょうか。
あらためて、東の果てからはるばる西の広場に遠征し、準備を整えて突入する。
今回は、こちらも矢弾で遠距離攻撃を試みた。
何とか当たり、3発ほどで東夷の射手を射止めた。ついでに、赤い召還使いも斬りちぎった。
なんだかんだで、割と大変ございました。
持って簡易鑑定にかけていた武器類がすべて並だとわかったので、残置した。
そのまま地下12階へ進行する。
降りてすぐに、部屋の隅に佇んでいた「デスソード」との戦いであった。いきなりか。
その「デスソード」さんを斃したのだが、その剣を@が勝手に%の銘をつけて拾い上げた。
おっと、これは只者ではなかったようだ。
鑑定したところ、
『西方国のレイピア (2d6) (+11,+11) (+1) {%}』
となった。
なんと。西の国の超技術でつくられた剣だったのか。実のところ、それほど強いデスソードだったという印象も無く、素直に斃したが、こういうこともあるのだなあ。この辺の感覚が良くわからない。
気がつけば腹が減りすぎて衰弱していた。真っ赤な文字で「衰弱」と出ていた。ぜんぜん気がつかなかった。幸いなるかな、魔法であっという間に復活した。ここはパラディンの気楽なところか。とはいえ、いつもながら油断は大敵である。
さて、西の端に巨大なガレ場を発見した。
かなり大きい。これは掘り甲斐があろうというものだ。うれしくなってきたぞ!
このプレーヤーは、実は戦闘よりもこうした採掘が大好きだ。実はドワーフの血が流れているのかもしれない。
さて、掘るぜ掘るぜ、がんがん掘るぜ!
わっしょいわっしょいわっしょいしょい!
そーれそれそれ、大漁だ~♪
という感じで、乗りまくって掘りまくる。ありがたいことに、いろいろなものが出てくる。最近不足気味だった『スピードの薬』も2服ほど入手できた。こういうところが大切なのだ。
このガレ場を含んだ地下12階では、最終的にこんなものを拾うことができた。
「
『テレポートのスタッフ (10回分)』
『周辺感知のスタッフ (5回分) {Elbereth}』
『アイテム感知のスタッフ (7回分)』
『癒しのスタッフ』
『邪悪存在退散のスタッフ (6回分)』
『ダメージの指輪 (+7)』
『耐混乱の指輪』
『ドワーフの硬革ブーツ『烈狼』 [3,+15] (+1)』
『浮遊の鉄鋲底の靴 [6,+8]』
『西方国のレイピア (2d6) (+11,+11) (+1) {%all}』
」
久々の高級品の群れだ。『浮遊の鉄の靴』も、もしかしたら役に立つ日が来るかもしれない。浮遊機能は意外にレアだからだ。
そして、久しぶりに『邪悪存在退散のスタッフ』を手に入れた。これはありがたい。オーク系の敵にはこれはよく効くからだ。ハーフオーク戦士のときはとても活用した。おそらく、このレベルの@にとっては誰でも有効だろう。
ここでは、持ち帰るものを選ぶのに苦労する。『解呪のスタッフ』とか上質品程度であることがわかっている防具など、あまり値段の張らないものは基本的には置いてきてしまう。
このレベルでは、ある意味「換金性能」が一番だ。
地上に戻り、件の西方の剣を*鑑定*した。
『西方国のレイピア (2d6) (+11,+11) (+1) {+腕器耐;麻視/オト巨}』
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
なるほど、さすが西の国の人の武器、腕力と器用さと耐久力、ということで、戦士が装備する対中盤モンスター用の武器、というところか。追加機能で「透明視認」があるのはありがたし。
ついでに、銘入りのドワーフ作ブーツも*鑑定*してみよう。
ドワーフの硬革ブーツ『烈狼』 [3,+15] (+1) {+知}
始動したときの効果...
悪臭雲(12) : 4 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは酸では傷つかない。
なるほど。こちらも腕力と耐久力など、戦士向きの装備だ。発動の「悪臭雲」も、海の生き物を一瞬ひるませるのには有効だろう。
西方国の武器のおかげで『透明視認の指輪』が不要になったので、『ダメージの指輪(+7)』を装備した。打撃力が215に上がった。ほどほどの打撃力になった。
あと少しでレベルが上がるとわかった。そのためにもう一度地下に潜るのにやや疲れてきたので、代替案を取ることとした。
これまで覚えたけれども使っていなかった「全復活の魔法」を地上で始めて唱えたところで、「はじめてのまほう」の経験値が追加されてレベル24になった。計算どおりである。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/92 1 2 5 18/172
知能 18/90 2 -2 0 18/90
賢さ 18/100 2 1 1 18/140
器用 18/94 2 0 1 18/124
耐久 18/92 3 2 1 18/152
魅力 18/40 2 2 0 18/80
カンストしている賢さ以外、すべての能力が上がった。
HPは448まで上がり、MPは132になった。
これに『西方国のレイピア』を装備してHPが466まで上昇した。なかなかいける。
次のレベルアップまでは4000程度の経験値が必要だ。
(W98-3)
『体力回復の薬』を拾う。今まであまり使っていなかったけれど、大切なアイテムだ。これからお世話になることだろう。
またもや幽霊諸君に泣き叫ばれるが、今度は冷静に薬で対応する。
しかし、いちいち恐怖状態に陥るのは面倒ではある。何とかして恐怖耐性をつけたいものだ。
先ほど拾っていた、「伝家の宝刀」ならぬ「伝家の宝スタッフ」である『邪悪存在退散のスタッフ』でスナガ軍団を溶解せしめる。振って一瞬で近隣のすべての敵が消滅するのはとても気分がよい。
この一本があるとないとでは、戦い方がぜんぜん違ってくる。ハーフオーク戦士@以来久々に使ったわけだが、やはりよい道具だ。すばらしい。オーク系のモンスターには鉄板である。
そして、この階で拾ったすべての武器がまたもや「並」だった。この程度の階層だと、こういうことも割とある。
とはいうものの、アイテム自体は意外にたくさん落ちていて、フル充填で持ってきていた『鑑定のスタッフ』があっという間に足りなくなる。
仕方なく地上に戻る。
店頭に並んでいた
『賢明の金属帽子『碧龍』 [3,+3] (+1) {r獄}』
で少し迷う。お値段は3200$程度。
迷った挙句、結局やめておいた。頼もしい「銘入り」防具とはいえ、現状、そこまで必要な装備という気がしなかったためだ。
おまけに、今のトニー谷さんにとって3200$は決して安くない。日本円にして約80万円。用途的に経費で落とせなくはなさそうだが、いかんせん個人経営なので、自分の懐が涼しくなることに変わりはない。
今度は、『鑑定のスタッフ』を3本フル充填して向かう。
そこで入ってすぐ、『木の箱』を発見した。ちなみに、箱の記号は『&』である。どうしてこの記号なのかはよくわからない。見た目がどことなく「鎖がかけられた箱」っぽいといえばいえるのかもしれない。
しかし今回の中身は『上質シールド』と『上質の矢玉』のみ。残念だ。
今度は『鉄の箱』が落ちていた。今度はどうだろう。
と、ここでは『高精度のロングボウ』を拾った。ありがたい。細かいことは後で地上に戻った時に調べてみよう。まずは背嚢に放り込む。
もしかしたら、同じ「箱」でも、材質によって中身のクオリティが変わるのだろうか。これまであまり気にしたことがなかったが、もしかしたらそういうこともあるのかもしれない。おそらく、『木の箱』よりも『鉄の箱』のほうがよいものが入っている印象だ。
もっとも、素材が木でできていようと鉄でできていようと、箱はそれだけでありがたいものであるので、深く考える必要は無さそうだ。
ここで『ファイア・ボールのワンド』を識別する。これまで出ていなかったのだなあ。攻撃ワンドは存外高く売れるので、持ち帰ることにした。
他のアイテム類は総じて上質品の防具だった。実は、防具は上質品であってもいまひとつ値が伸びない。武器装備の方がお金になる。このあたりの理由も、実は良くわからないままだ。
そんな中で、『腕力の指輪(+3)』はよいものだと思った。
地上に戻り、弓の*鑑定*を行う。
高精度のロングボウ (x3) (+7,+8) (+2) {浮}
始動したときの効果...
電撃への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン・
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは宙に浮くことを可能にする。
浮遊機能つきのロングボウである。むむむ。浮遊は魅力的だ。
これはワンチャンありか。
ということで、現状の銘入りの強い弓を外し、この浮遊つきの『高精度のロングボウ』を装備することとした。そして、指輪スロットを占めていた『浮遊の指輪』を外した。
さて、代わりに何の指輪をつけるべきだろう。
試しに、『腕力の指輪(+3)』を付けたら打撃力が+235まで向上した。これはこれで選択肢の一つである。
だが、ここしばらく「幽霊」さんに出会うとたいてい「恐怖状態」に陥ってしまうようなので、ここでは『恐れ知らずの指輪』に交換した。
これで幽霊にびびらされることもなくなるはずだ。
ちなみに『ファイヤボールのワンド』は2300$で売れた。ちょっとした臨時収入だ。
また、先日防具屋で見つけて保留していた『賢明の金属帽子『碧龍』』は、気がついたら店頭から消えていた。先に誰かに買われてしまったらしい。ぼんやりしていると、こういうこともあるわけだ。
能力 基本種族/職業/装備 合計
腕力 18/96 1 2 5 18/176
知能 18/90 2 -2 0 18/90
賢さ 18/100 2 1 1 18/140
器用 18/94 2 0 3 18/144
耐久 18/92 3 2 1 18/152
魅力 18/40 2 2 0 18/80
今回はマンウェ様からのお問い合わせがあったので、ここでは「腕力」を強くしていただくようにお願いした。とはいえ、これで180/96まで来たので、もうほぼ天井に突き当たったという感じである。ついでにHPは480になった。
しかし、その割に打撃力が少ない。そういうものなのだろうか。装備がレイピアだからだろうか。
もう一度潜る。
『ダメージの指輪(+11)』を発見したので、現状の「+7」のものと現場で交換する。打撃が240まで向上した。これはうれしいことだ。ナイスざんす。
ここでは、
『凍結のスモール・ソード (1d6) (+7,+8)』
を拾って持ち帰った。使うことはなさそうだが、そこそこのお金になりそうでありがたい。
ここで、拾った『腕力の指輪(未鑑定)』をしばらく持っていたら、『腕力の指輪(並)』という表記になった。少しがっかりして、一応鑑定したところ、実は『腕力の指輪(+5)』と出た。
え?これが並なの?ホントに? 増幅値的には「結構すごい」と思うのですが。だって、腕力に「+5」ですよ!? パワーアップ度合いは半端ないわけで、なかなかいけてるのだけどなあ。
もちろん、『☆指輪』とかではないので、付加機能は何もないわけだが、それでも@に与える影響は大きい。
こんなすごいアイテムが、世間的には「並」評価であることに対して釈然としないトニー谷さんであった。
アゾグの息子『ボルグ』さんと対峙した。
それにしても、このゲームは「息子シリーズ」が豊富だ。いろんな人のいろんな息子さんが出てくる。あちらの文化なんだろうか。
そして、そのボルグさんはこんなことをおっしゃっていらした。
「
アゾグの息子『ボルグ』「俺はブチキレんのが大好きなんだぜ!」
」
なるほど、きみはブチキレんのが大好きなフレンズなんだね!
幸いにも、トニー谷さんも戦うときには似たようなキャラクターだったので、特に問題なく退治した。
ここでは『抹殺の巻物』を新たに識別した。次第にアイテムが揃ってゆく印象だ。
地上にて『武器威力強化の巻物』と『武器精度強化の巻物』で、二つのインベントリにわかれていた矢弾をまとめた。こういうことができるとほのかに嬉しい。店頭で見つけるたびに強化巻物を買い込んでいた甲斐があったというものだ。
これで、上質品の矢弾が40本近くになった。少し安心できる。おかしなピットに遭遇しても、ほどほどの対応ができるだろう。
BMで陳列されていた『エルフのクローク(隠密+4)』を15000$で購入した。
これを装備したところ、隠密が「超越」レベルになった。これまでが「卓越」レベルだったので、さらにレベルが上がったことになる。
この「隠密」機能については、もちろん高いに越したことは無いわけだが、運用上は「超越」レベルをキープしていれば実質的な問題は無い、というのが世間一般のご意見らしい。確かに、ハーフオーク戦士@も「超越」状態で、「英雄」状態とか「伝説」状態にはなっていない。そこまでの手当ては必要ない、ということなのだろう。
地味な改善だが、これで隠密については”あるべき基準値”にたどり着いたといえる。ここから先は、@は影のように静かに地底をさすらうことになるのだろう。
さらに、防具を巻物で鍛え、装備交換で低下していたACを、交換前の水準までブーストする。
引き続いて、今度は「防具屋」でこんな特別製のアイテムが並んでいるのを見かける。
☆金属製スモール・シールド『ナエアグラム』 [5,+10] (+3隠密) {+腕耐隠;麻活(耐}
それは腕力に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはあなたの耐久力を維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。 」
価格的には4万$程度だが、現状の盾装備に備わっている「対冷気」耐性がなくなるのが怖い。この耐性を他の装備で充当できれば、このシールドを買うのもアリなのだが…しかし、腕力と耐久力と隠密行動だと、今の@においては割と間に合っているところのサポート、ということになる。
はたして、今この瞬間に大枚はたいて買うべきものか?
むしろ、同じ店売りのアイテムなら、『加速装備』とか『反射装備』を購入するべきではあるまいか。そのためにお金を貯めておくのが正着のような気がしてならない。
などと悩む。
今週はこんなところまでとした。
(W98-4)
レベルは21から25まで4つ上がった。売り出し中、というところから一歩進んで、中堅処の芸人、というところだろう。中央舞台のメインを張るところまでは行かないが、脇のレギュラー程度の立ち位置、という印象だ。
ちなみに、パラディンは次の魔法(周辺感知)を覚えるのがレベル27なので、かなり遠い。しばらくは、現在の装備と魔法能力で中盤を戦って行くことになる。
他の@もそうだが、ここから先が苦しくなって行く。総じて、プレイしている@がハイエルフだったりドゥナダンだったりするので、経験値を大量に貯めないことにはレベルが上がらない。
また、この世界は、地下18階から先がやや傾斜が急になる印象だ。もちろん得られる経験値やアイテムの質も上がるわけだが、その水準の戦いをこなせるようになるために、もう少し中階層で粘って経験値を溜めていく必要があるかもしれない。具体的には、レベル30程度までは上げて行きたいように思う。
以前のハーフオーク戦士の頃の経験では、確か地下14階あたりで「黄金王・アル・ファラゾーン」なる人と戦った記憶もある。この中階層でもユニークはいろいろいるわけで、そのあたりの人をターゲットに経験値を貯め、アイテムを確保することにしてみよう。
ここ数週間、蛮野くん、王子博士、Zepperiさん、トニー谷さん、と順番に呼び出していた。となると、今度はあの特殊工作員のお方であろうか。
ゾンビーハンターもといモンスターハンター、林石隆氏である。
この方が前に登場したのははるか遠い昔、88週にまで遡る。ずいぶんお久しぶりだ。
ステイタスを確認させていただきましょう。
ドゥナダン 魔法戦士 魔術兵士 レベル 25 経験 30916 $ 126261 |)}=="!((] ] 腕力 !18/120 知能 !18/180 賢さ !18/120 器用 !18/130 耐久 !18/150 魅力 :18/129 AC( 80) HP 427/ 427 MP 165/ 165 名前 : 林石隆 性別 : 男性 年齢 51才 腕力 ! 18/120 種族 : ドゥナダン 身長 187cm 知能 ! 18/180 職業 : 魔法戦士 体重 75kg 賢さ ! 18/120 魔法 : 仙術 社会的地位 41 器用 ! 18/130 守護神 : トゥルカス 耐久 ! 18/150 魅力 : 18/129 打撃修正 (+36,+32) HP 427/ 427 打撃攻撃 :伝説的 [15] MP 165/ 165 射撃攻撃 :伝説的 [20] 打撃回数 5 魔法防御 :超越 平均ダメージ 190 レベル 25 隠密行動 :大変良い 経験値 30916 射撃修正 (+43,+14) 最大経験 30916 知覚 :超越 射撃倍率 x2.28 次レベル 38500 探索 :超越 射撃回数 5.00 所持金 126261 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [20,+60] 日付 13日目 22:14 加速 (+7) プレイ時間 27:02:39 赤外線視力:30 feet 能力 基本種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 1 0 18/120 .....s....... 知能 18/100 2 2 4 18/180 .4........... 賢さ 18/100 2 0 0 18/120 ............. 器用 18/100 2 1 0 18/130 .....s....... 耐久 18/100 3 0 2 18/150 ..2.........s 魅力 18/99 2 1 0 18/129 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ....+........ 耐麻痺 : ..+..+....... 耐電撃: .......+..... 反射 : ............. 透明視認 : .....+....... 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ..+.......... 生命保持 : +............ 耐冷気: .......+..... 火オーラ: .....+....... テレパシ : .........+... 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: .....+....... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : .....+......+ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ..+.......... 浮遊 : ...........+. 耐混乱: ...+......... 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : (吸血)ロング・ソード (2d5) (+9,+7) {経|吸} 6.5 kg b) ) 左手 : ☆金属製ラージ・シールド『ノヴルヒ』 (+13,+0) [8,+19] (+4探索) {+知探(知} 6.0 kg c) } 射撃用 : ☆スリング『イフンゴル』 (x2) (+16,+14) (+2) {+耐具;麻射瞬.(耐.} 0.3 kg d) = 右手指 : 耐混乱の指輪 0.1 kg e) = 左手指 : スピードの指輪 (+7) 0.1 kg f) " 首 : 勇者のアミュレット (+4,+5) [+2] (+3) {%all} 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の硬革よろい (-1) [6,+10] {r酸電炎冷毒獄} 5.0 kg i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+6] (+2隠密) 0.3 kg j) ] 頭 : テレパシーの鉄冠 [0,+5] 1.0 kg k) & 手 : (なし) 0.0 kg l) ] 足 : 浮遊の軟革ブーツ [2,+9] {浮} 1.0 kg a) ? 9冊の 仙術の魔法書[仙術入門] {50%引き} 13.5 kg b) ? 5冊の 仙術の魔法書[魔道大成] 7.5 kg c) , 12個の 食料 6.0 kg d) ! 6服の スピードの薬 {!k} 1.2 kg e) ! 31服の ヒーローの薬 {50%引き} 6.2 kg f) ! 22服の 致命傷の治癒の薬 4.4 kg g) ? 20巻の テレポートの巻物 {25%引き} 5.0 kg h) ? 9巻の 帰還の詔の巻物 {90%引き} 2.3 kg i) - 9本の トラップ感知のロッド 6.8 kg j) - 2本の 癒しのロッド {!k!!} 1.5 kg k) - 6本の 岩石溶解のワンド (36回分) 3.0 kg l) _ アイテム感知のスタッフ (19回分) 2.5 kg m) { 26個の 鉄弾 (2d2) (+3,+5) (50/250) 10.4 kg
レベルは25。『スピードの指輪(+7)』が左手に輝く。そして、メインウェポンである『吸血ソード』さんは、敵からHPをちゅうちゅうと吸収してくれるので、動物系モンスターとは戦えば戦うほど元気になる。中階層においてはHPの心配をすることが少ない気楽な装備だ。
HPが427というのは、このレベルでは割と大きいような気がする。気がするが、こんな値はあてにはならない。削られるときは一瞬で真っ赤だ。
おまけに、まだ反射機能が無いので、射手相手には分が悪い。
また、呪われたら大変なことになる『☆スリング』にも注意を払う必要がある。パラディンと違い、魔法戦士は自己解呪はできないので、解呪関係のアイテムを持ち物に入れておく必要がある。
などなど、いろいろと鑑みてはみたが、まあ現在売り出し中のほどほどの魔法戦士、というところだ。
さて、すでに満腹状態であるようだし、早速出かけてみましょうか。
「「いざ、冒険に出発!」」
いきなり地下14階だった。こんなに深い階層にいたのか。割と緊張するプレーヤーであった。
とはいえ、今の林さんには「テレパシー機能」があるので、出現した瞬間に敵がわかるのがありがたい。
広い空間で、敵が点在していることがわかった。
適当に動いて一人ひとり倒していった。
オークの呪術師を倒したところで登場した『モーニングスター』が上質以上と出た。
『地震のモーニング・スター『碧鷹』 (2d6) (+10,+9) (+2攻撃)』」
地震武器か…装備するとなると使いにくいのだよな。せめて、発動で「地震」とかだったらいいのに。
でも、追加攻撃もあるし、お値段的にとてもいいものであることは確かだ。持ち帰ろうと思った。
鑑定魔法を使っていると、あっという間にMPが無くなる。困ったものだ。やはりこの人も『鑑定のスタッフ』がまだまだ必要な人なのだ。次からは持ってこよう。
と心の中で密かに思っていたら、なんと、その『鑑定のスタッフ』が道端にそっと置いてあった。ありがとうございます、神様。感謝いたします。
まずはその『鑑定のスタッフ』自体を自力で鑑定したところ、なんと18回分もあったよ。すごかとね。思わず博多弁だ。林さん、九州出身だったのか。
おかげさまで、これで探索がかなり楽になった。ついでに、『魔力充填の巻物』も拾っていたので、探索中の再充填も可能だ。1回くらいは何とかなるのではないか。
オークの群れを蹂躙した跡に落ちていた『毛皮のクローク』を鑑定したところ、なんとこれも高級品。
『電撃の毛皮のクローク [3,+10]』
幸先がいいなあ。
元の広場に戻ったら、蜘蛛が大発生していたので退治した。
現状、「隠密」が「大変良い」レベルで、運用的には今ひとつだ。もうすこし密かに動き回りたい。
あとは、設定上『上質品』を自動破壊するようになってしまっているので、少し困る。
などとぼやきつつ、地上には戻らずそのまま地下15階へ。
たまたま道端で『*鑑定*の巻物』を入手した。そこで、先ほど拾った銘入りの『モーニングスター』の実力を調べてみた。
『地震のモーニング・スター『碧鷹』 (2d6) (+10,+9) (+2攻撃) {+攻r恐}』
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは打撃回数に影響を及ぼす
それは地震を起こすことができる。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
なるほど、恐怖耐性のある地震発生装置、という感じだ。実用的かと問われれば、過去経験から実用的ではないことはわかっているのだが、2回の追加攻撃がある分でお金にはなるだろう。それで十分だと思っていた。
そこに赤いRである「サラマンダー」さんがのしのしとやってきた。この人は遠方から火を吐いて来るので、距離を詰めた方が良い。そこで、急いで近づいていく。
ぼうぼうと火を吐かれたが、何とか退治する。
ところが、なんと、その攻撃の火炎にこの銘入り『地震のモーニングスター』を燃やされてしまったではあーりませんか。
なんたることか! 破壊される確率を減らすように、せめて手動で「銘」を刻んでおくのだった。★や☆装備は基本4元素では破壊されたり劣化されたりしないのだけど、実は「高級品装備」までは壊される危険があったことをすっかり忘れていた。
こういうことは記録にとどめておかないと、いつの間にか忘れ去られてしまうので、ここに記すのであった。
…まあ、書いておいても忘れるんだけどね。
今度は、黄色いHである「キメラ」さんとタイマンを張った。
「
キメラが冷気のブレスを吐いた。
スピードの薬 {!k}(d)が一個壊れてしまった!
ヒーローの薬 {50%引き}(e)が何個か壊れてしまった!
致命傷の治癒の薬(g)が一個壊れてしまった!
仙術の魔法書[仙術入門] {50%引き}(a)が一個壊れてしまった!
テレポートの巻物 {25%引き}(i)が一個壊れてしまった!
解呪の巻物(k)が一個壊れてしまった!
解呪の巻物(k)が一個壊れてしまった!
」
おいおい、なんてことだ。えらい損害である。
総じて、このキメラさんにはひどい目にあわされることが多い。今現在、どうにも対応策が見つからない。
静まり返った閉鎖空間があった。「テレパシー」能力では何も検知できない。
しかし、明らかに怪しい。静か過ぎる。
そこで、魔法で「モンスター感知」をしたところ、見事にjがみっしりと詰まっていた。ゼリーピットだ。
これは危ない。
そこで、音を立てずに遠回りしてやりすごす。こちらからは何もしないので、そのままそこに静かに詰まっていていただきたいと念じる。
持ち帰り品を一つでも増やすために、『魔力充填の巻物』を消費すべく、『鑑定のスタッフ』を充填しようとしたところ、なんとこんなメッセージが。
「
乱暴な魔法のために鑑定のスタッフが壊れた
」
ああああ。だめだったか。この地味なダメージも久しぶりだ。
とはいえ、おかげで二つほど持ち物スロットが空いてしまったので、もう少し物を拾っていくことができるようになった、と前向きにとらえることにした。
ここで新たに発見した『血玉随の指輪』の正体は『追加射撃の指輪』だった。当面は不要だが、念のために自宅に保存することにした。使わなくとも、おそらく18000$前後で売れることになる。割と良い収入だ。
引き続いて『魔術師の杖 (1d2) (+5,+5)』を拾う。これ、使えるのだろうか。一応持ち帰ることにする。
今回、大事な『銘入り高級品』を壊されたのは痛いが、仕方が無い。己の甘さだ。今後の教訓になるだろう。
さて、我が家に帰ろう。
いつもどおりに売り買いする。
しかし、暴発破壊してしまった『鑑定のスタッフ』が地上にも無い。どの店にも無い。
まいった。よくあるなあ。こういうこと。
宿泊して待っていてもよかったのだが、そのまま潜る。こうなると自力魔法による鑑定だけが頼りとなる。
水辺と森が混在した、不思議な地形の脇に出現した。沈降した森とでもいえようか。
水中にはピラニアの群れがいた。
そこで出てきた、きらきら光る『水晶の指輪』は『殺戮の指輪』だった。水晶の透明さと「殺戮」という言葉の怖さのアンバランスがなんともいえない。
次にオーク・キャプテンを倒して出てきた『縞めのうの指輪』は『火炎の指輪(+6)』だった。このあたり、林さんの世界ではまだ出ていなかったのだなあ。もうレベル25なのに、意外だ。
『"ネア ウルクプロク"と書かれた巻物』は、今度は『抹殺の巻物』だった。このあたりが出てくると、そろそろ中盤に差し掛かっていることが実感できる。
次第に明らかになってくる世界の様相。
足を伸ばした西の隅に、少しだけ広がっていた溶岩の池には誰もいなかった。何もなかった。熱い岩が真っ赤に溶けていただけだった。静かだった。
寂しいところだと思った。
沈黙と共にさらに潜っていく。
ここで遭遇した緑色のGは、「スペクター」というモンスターだった。
あれ、以前このモンスターの像が売られていたと思うのだけど、こんな低いレベルのモンスターだったのか。すっかり忘れていた。てっきり地下27階以降の高レベルモンスターだと思っていたのだが、プレーヤーの誤解だったようだ。
簡易鑑定をしていたわけだが。
『レイピア(上質以上)』
おっと、これはナンだ、ナンだ、わくわくするぞ!?「以上」ってどのくらいの「以上」なのかな?かな?
つ「レイピア (1d6) (+1,+0)」
え、ええ…以上ですからね…間違ってません…
またもやキメラさんを相手にしていたら、今回は『解呪のスタッフ』を燃やされてしまう。
林さんにとってはこのキメラが鬼門らしい。いかなゾンビーハンターという”特殊工作員”といえども、キマイラのような化け物には分が悪い。
もっとも、実はこの人自身も、ウルフガイシリーズでは”虎人間”なんだけどなあ…。
仕方なく地上に戻って商売にいそしむ。(W99-1)
あらためて潜る。
そこは溶岩の海であった。あたり一面が煮えたぎっている。そうだ。ここは地獄の一丁目。
その溶岩の海に一箇所だけ露出していた岩を削ってみたところ、
『金緑石の指輪』
が出てきた。未鑑定の指輪だ。
この正体は『氷の指輪(+8)』だった。これもまだ出てきていなかったのだ。それにしても、こんな灼熱地獄に『氷の指輪』とは面白い。あるいは、むしろ”灼熱の世界”だからなのかもしれない。
続いて、白いWが3人ほどやってきた。嫌な連中だ。接触されると能力値を減らされるので、飛び道具で斃す。
試験的に使ってみた魔法の攻撃「魔力炸裂」がほぼ効かなかった。相手を選ぶのかもしれない。
そのワイトの皆さんが落とした『銅のロッド』は『調査のロッド』だった。これはこれでお金になるのでうれしいアイテムだ。使い方はよく分からないけど。
林さんは、意外にまだ多くのアイテムを識別していない。ここに及んで、世界の謎が少しずつ解けてきつつある。
手持ちアイテムが満ち溢れてきたので、地上に戻る。
ぼんやりしていて『サンダーボールのワンド』を未鑑定で売ってしまう。久々に店主に高笑いされた。しまった、うっかりしていた。
ちなみに、『地震のスタッフ』は500$にもならなかった。意外に安かった。そんなものか。ここから先は持ち帰り対象にはならないかもしれない。
#以前の記録を読んだら、似たようなことをすでにハーフオーク戦士@のときに書いていたことを発見した。すっかり忘れていたようだ
一通り「アイテムビジネス」に従事した後に、また地下に潜る。やっていることは、”冒険者”というより、”アイテム卸し業者”である。
ここで出てきた『カエデのスタッフ』は『スピードのスタッフ』だった。少しありがたい。頼りにしてはいけないけれど、『スピードの巻物』の数がなかなか増えないので、使いたくなる。白いLが出てくるまでは活用できるかもしれない。
道端に『自己分析の薬』が落ちていたので、飲んでみるとこんな感じだった。
あなたの状態:
現在の体力ランクは 100/100です。
あなたの位置はひじょうに不安定だ。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは炎のオーラに包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは混乱への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの知能は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの器用さは維持されている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの魔法道具使用能力は装備によって影響を受けている
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの武器は敵から生命力を吸収する。
いろいろあるようだが、なるほど、わからん。情報量が多く「要するにどういうことなのか」が読み取れない。こういうところでは”インテリジェンス”が必要だ。
それはそれとして、地上に戻り、再び一通りの商売をする。
後もう少しでレベルアップのはずだ。
BMにて、『帰還のロッド』が12000$。悩む。が、これは買いだ。燃やされないし、パワー補充も自動的にされるので、便利なアイテムの一つだから。
そこで、『帰還の詔の巻物』を一つをのぞいて売りさばく。
そして、その一つを唱えて、地下に戻る。
市松模様の個室アパートに出現してしまう。おやおや、ちょっと忙しくなりそうだ。
周囲にはオークの小隊クラスの護衛もいる。
室内を平らげてから、回りの通路に出てオーク小隊と戦っていたところ、ここで東夷の族長『ロールガン』にテレポートさせられて引き戻される。
あれまあ、あんた誰だっけ? 電気とか使って弾丸飛ばす人? それはレールガンか。
そして、この人にも「魔力炸裂」が効かない。これ、使えない魔法だわ。ぜんぜん炸裂しない。弱すぎる。
仕方が無く、直接攻撃に訴える。
装備中の「吸血装備」が、この族長さんから適当にパワーを吸い取ってくれるので、実のところ、あまり危機感が無い。ロールガンさんは召還能力があるようだが、周囲が狭いので、これという影響も無かった。
ロールガンさんを斃したところで、音もなくレベルが26に上がった。
だが、基本能力にはもはや変化が無い。HPとMPのみ、若干の向上を示した程度だ。
また、ドロップアイテムはすべて普通の上質品のみ。族長なのに、地味な人だった。
少し残念であった。
とはいうものの、その後、召還者の皆さんを倒したところ、アイテム的には『調査のロッド』や『アシッド・ボールのロッド』など、かなりのアイテムが入手できた。
地上に戻り、またもや卸商売にいそしむ。
今回は、『アシッドボール』と『サンダーボール』と『アイスボール』の各ワンドが手に入った。その中で、店頭で一番高く売れたのは、実は『アイスボールのワンド』だった。そういうものなのか。残り回数はあまり見ていなかったが、氷系の魔術の評価は高いらしい。
それにしても、探索がいささか膠着状態だ。似たようなことを繰り返している気がしてきた。
次の階に進むべきなのか。
ちなみに、例の悩ましい『☆毛皮のクローク』はまだBMの店頭に並んでいる。
(W99-2)
とりあえずまた地下に飛んで戻る。
中央に着地した瞬間に、北西にテレパシーでオークピットを検知する。
いわゆる「フルピット」だ。
3つの種族というか職種ごとにきれいな模様を描いており、実に美しい。
このピットは最後に何とかすることにして、一度反対方向の東側の探索に努めることとした。
ここで、あらたに『酸の指輪(+9)』を拾う。このあたりの指輪はお金に代えるのにちょうどよい。
新しく『あわ立った薬』を拾う。
これがなんと、『レベルアップの薬』と判明した。
おおおお、この世界でも出てきてくれましたか!
とりあえず銘を刻む。これが壊されたら心が折れそうだ。いつか使おう。おそらくだが、最後の魔法である「地獄の劫火」が使えるようになるタイミングで使うことになるような気がする。確かレベル38だったと思う。
東から南に向かい、そこから大周りに南の辺を通って西方向に移動する。南西の位置にある「狼部屋」を退治したところ、例のオークピットの皆さんが@を検知したらく、その部屋の厚い岩を隔てた反対側の部屋に皆さんが出てきて、わらわらと集合してくれたことがテレパシーで検知できた。
これはむしろ好都合である。
そこで、『岩石溶解のワンド』でその部屋に向かって岩を溶かして一直線に掘り進み、細い通路を作ってそこで皆様をお迎えすることにした。
そーれ、いらっしゃーい(「ら」にアクセント)。
一本道なので、誘い込んではすりつぶす、誘い込んではすりつぶす、の繰り返しでピットの全構成員を無事に成仏させた。なんまんだぶなんまんだぶ。
その戦闘中に『凡庸の巻物』を識別した。こちらも銘を刻む。これはこれで大切なものだ。いつか必ず役に立つからだ。プレーヤーはそう信じている。
#その予感が正しかったことが後日になって証明される。
戦闘の現場は元のoピットとは離れたところだったので、あらためてそのピット付近に足を伸ばしてみる。
すると、そのさらに北のほうにまだ別働隊がいた。こちらはもう少し高レベルのオークらしいが、数はそれほどでもない。
さて、戦ってみますか。
戦ってみたら、これは「オークの狼騎兵」という皆さんであった。なるほど、狼にまたがって戦うスタイルのようだ。映画でも大活躍だった、例のあの皆さんのようだ。すごいスピードで迫ってきて、結構な迫力だ。
確かに、「乗りもの」に乗っているだけのことはあり、普通のオークよりもすばやく、少し固い。
ともあれ、戦い続ける。装備のおかげでそこまでの苦労はしない。
そこにウルク『ルグドゥシュ』さんがいた。
あれ?こんなユニークの人がいたんだね。
このルグドゥシュさんは、こんなことをおっしゃっていた。
「
ウルク『ルグドゥシュ』「俺のノーミソは貴様を殺す思いで焼け付きそうだぜ」
」
いや、あの、そもそも誰だっけあんた? 林さんはそこまで個人的な恨みを抱かれる謂れはない気がするのだけど。
ともあれ、挑戦されたからには誰であれ対決するのが林さんである。
ゲスゲスと吸血ソードを突き立て、容赦なく相手のパワーを吸い取った。
ルグドゥシュさんは干からびて消滅した。
さすが特殊工作員だった。
そこで出現したのが、久々の★装備だった。
『★ダガー『ニムサンク』 (2d4) (+4,+6) {%}』
おお、久々に見るこの輝かしい「★」マーク。
いったん背嚢にしまいこむ。
引き続いて次に行こう。正体の確認はまた後ほど。
今度は、隅の部屋にウンバールの『サンガハイアンド』氏が一人で静かにたたずんでいたのを急襲する。固い人ではあるけれど、吸血装備の前にはどうということは無かった。
この人は、自動破壊される程度の上質品しか落とさなかった。そういうこともある。
ふと気がつけばACが75まで落ちていた。ステイタスを確認したところ、『耐性の硬革よろい』が呪われていた。おそらく、オークピットの中にいたオークの呪術師の仕業だろう。
現場に解呪関係のアイテムが無いので、安全策を取って地上に戻ることにした。
最後に、帰ろうとした瞬間に道端に出現していた新品の『鑑定のスタッフ(21回)』を、使い古したものと交換して帰還した。少しお徳感があった。
今回の探索は、★装備も含めてかなりの成果だ。
早速その★装備を確認してみた。
『★ダガー『ニムサンク』 (2d4) (+4,+6) {r乱!!}』
「白き牙」を意味する名を持つこの短剣は必殺の冷気もて敵を凍てつかせ、刃からは氷の矢を迸らせる力をもつ。
始動したときの効果...
アイス・ボルト(6d8) : 7 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは冷気によって大きなダメージを与える
それは投げて使うのに適している。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
なるほど。軽くてよい装備ではあるが、現状の吸血装備以上の効果にはならない。お家に安置させていただこう。
なお、安いほうの解呪の巻物を唱えたところ、無事にACが80に戻った。まったくドンだけ呪われていたのだ。
それにしても、手の装備が無いのが辛い。素手で剣を持って戦っているわけだが、その分ACが低い。微妙に手も痛い。
手回りの防御装備で何か使えるものが出てくれないだろうかと願う。
地下16階へ。
ここで『体力回復の薬』が初登場。これまで出てこなかったとは、ある意味驚きだ。ここから先は、これが命綱になるのだろうが、いかんせん弾数が少ない。ある程度貯めて行かないと、意味がない気がする。
道端に『こうもりの銀の像』が転がっていた。要するに、結構大きな銀の塊だ。これは持ち帰ってみたいと思った。かなり重いけど。
背嚢に入らなかったので、担ぎ上げて運んだ。
このあたりで、新種のアミュレット『反射のアミュレット』『反テレポートのアミュレット』を立て続けに拾う。
反射機能はこのレベルでは優先すべきと思われるので、ここで拾ったのはありがたいことだと思う。
北東のオークの小さな群れを蹂躙していたところ、出現した『トライデント』を林さんが{%}の銘を刻んで勝手に拾った。これは、何か特殊なアイテムということになる。
たまたま拾っていた『*鑑定*の巻物』を唱えて現場で正体をはっきりさせた。
「
『殺戮のトライデント (2d8) (+8,+8) {|毒}』
それは敵を毒する。
」
なるほど。ほどよい高級品である。
最後に、持ち帰れない『破壊の巻物』を使ってあたりを崩壊させつつ帰還した。実質的な意味は無いが、一応経験をしておくのがよいのでは、と考えたためだ。
あたり一面が破壊されたのを見て、なんとなくびびる林さんであった。よくこれで、特定のダンジョンの階層範囲内だけで影響が留まっているものだ。普通に考えれば、この爆発の影響で、上下に同じ程度に破壊の影響が及ぶであろうから、下手をするとダンジョン全体の崩落の危険すらあるのではないかと危惧するわけだ。
もっとも、一度生成されたダンジョンには二度と戻れないこの世界なので、そのあたりは深く考えずともよろしい、ということなのに違いない。
途中で拾って担いでいた『コウモリの銀の像』はわずか900$にしかならなかった。25キロもあって重かったのに。金ならもう少しましだったのだろう。これからは像は拾うのはやめておこう。おそらく最上位の『○○のミスリル像』でも1万$程度なので、重さの割には実入りが期待できない可能性が高いとおもわれた。
さて、装備を再考する。せっかく反射機能のあるアミュレットを入手したわけなので、これを使わない手はないだろう。
そこで、『勇者のアミュレット』を『反射のアミュレット』に交換し、対恐怖を補うために自宅にあった『恐れ知らずの指輪』を装備した。
攻撃力は170とかなり弱体化した。しかし、これで射手による遠距離攻撃を恐れずに済むようになった。大きな進歩といえるだろう。
(W99-3)
「モンスター感知」の魔法でjピット発見。例のごとく、触らぬ神にたたりなし。迂回する。
これ、割と大事な魔法だ。あらためて思う。
東の端に中規模なガレ場を見出す。好きなように掘れると思うとわくわくするドワーフ系プレイヤーである。
ここで『エルフのクローク [4,+6] (+3隠密)』が出てくる。現状の装備であるところの『エルフのクローク [4,+6] (+2隠密)』と交換したところ、隠密が「大変良い」から「卓越」状態に向上した。
これでいい。これでいいのだ。
拾った『自己分析の薬』を飲むたびに、冒頭に
「あなたの位置はひじょうに不安定だ」
と出てくるのが良くわからない。
位置が不安定というのはどういう意味なのだろう。社会的な立ち位置、というわけではないと思う。
ここで『ダイヤモンドの指輪』というよさげな物が出てはきたが、実は単なる『肉体強化の指輪』だった。おまけに呪われていた。即座に破棄アンド破壊される。
相変わらず見た目が価値や意味と関係しない世界だ。不安定といえば、これほど不安定な現象もあるまい。
オーク軍団との小競り合いの後、戦場に落ちているさまざまなアイテムの中に、少し目立つこんなアイテムがあった。
「
硬革帽子 [2]がある。
」
とはいえ、『革の帽子』自体はよくある平凡なアイテムである。たいていは「並」の品で、地面においたまま鑑定し、拾い上げることもない。
まったく期待せずに流れ作業的に鑑定したところ、なんとこちらの方が顕現なさった。
『★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+10] (+2)』
おおお、あのお高名な「スランドゥイル王」の被られていた帽子である。すごーい。それが、なぜこんなところに落ちていたのかは、怖くなるので考えないことにしよう。
さて、このありがたいお帽子は、「テレパシー機能」が備わっていて、今の装備である『テレパシーの鉄冠』の完全上位互換である。装備したところ、ACも85まで上がった。おそらくだが、この方には永らくお世話になるだろうという気がする。
よくみると、実はMPが増加する効果もあった。なるほど、知能に加算されるために違いない。良い効果である。
ここで、帰還しようとして、『帰還のロッド』がいつの間にか2本に増えていたことに気がついた。もう一本、いつの間に拾ったのだろう。
地上に戻り、商売をする。
これまで装備していた『テレパシーの鉄冠』は18000$程度で売れた。結構なお値段である。これはこれでありがたい。
これまでどうもありがとう。
なお、重さを詳細に観察したところ、『ロッド』は一本あたり750g程度らしい。『魔法書』は一冊あたり1.5Kgとでている。どちらも、意外に重い。このあたりは勝手に拾い上げる@だが、拾いすぎると速度に影響が出そうだ。持ち物をよく見て調整しなくては。
ついでに、食料も一包みあたり0.5Kgほどあるようで、これもあんまりたくさん持っていくわけにも行かないものだと気がついた。用心して10個も持っていくと5Kgになる。魔法戦士的にこの重さは無視できない。
そもそも、最近はあまり手持ちのたべものを食べていない。だいたいはダンジョンの中にある『エルフの行糧』を拾い食いして充当しているためだ。もしかしたら、腹持ちの良い『エルフの行糧』を持ち帰って溜めておいて、毎回一つくらいお弁当として持っていくだけで済むのかもしれないなあ。そうすると、持ち帰りの手荷物を一つ増やすことができるわけだ。
地下16階では、ウルク『ウグルク』さんと戦い、これを斃した。
ここで、出てきたのがはじめてのドラゴン装備である
『ドラゴン・シールド [8,+7] 』
だった。
だが、この段階では正体はよく分からない。
なお、最近、『★帽子』を装着して以来、「知覚」「探索」「解除」が超越になったためか、箱を見つけた際に、そこにかけられている罠の正体が最初から判明していることが多くなった。おかげで単に罠をはずして開くだけだ。
なるほど、確かに少し楽だ。
オーガの群れと戦っているときに、ついにレベル27に。久々のレベルアップだ。
神様から、ありがたいお言葉が掛けられた。
「
「留まるのだ、下僕よ。余が汝の肉体を鍛えん。」オーガに殴られた
オーガに殴られた
」
神様からのありがたいお声を聞いているときにも、オーガにボコボコと殴られている。容赦ないな、こいつら。こういうときは少し待ってくれよ。世間的にもそういう約束じゃないのか。
敵の皆さんにも空気を読んでいただきたいと思う林さんであった。
レベルアップするも、今回はこれという大きな変化は無い。「魅力」を除いたすべてのステイタスはすでに上限の「18/100」に到達しているためだ。ちなみに、魅力は「18/99」である。事実上もう神様によるレベルアップはその役割を終えている。
あとは装備のツモだけだ。
ここからいくつかのアイテムを拾い、自宅用のお土産とした。
地上に戻る。
『ドラゴン・シールド』はとりあえず自宅にしまいこむ。詳細はまだよく分からないが、またいつか*鑑定*してみたい。
ついさっき新たに拾い上げた『反射のアミュレット』は、なんと店舗設定の最高値である30000$で売れた。
ここしばらくの新人@では初めてのことだ。こうなると、ここから先は一気にお金が貯まる。
『啓蒙の薬』を発見。飲んだところ、いろいろなことがわかってありがたい。その階すべての地形がわかるのはうれしいことだ。ついでにアイテムの所在までわかる。ハーフオーク@のときは、いつも出現時に『★アーケン石』で千里眼をかけてしまっていたので、この薬のありがたみがわからないことが多かった。
現状『アイテム感知のスタッフ』が無くて困っていたが、ひとまずこの階はこれでなんとかなった。
このあたりで新しく出現した『ブロンズのロッド』を鑑定したところ、『ファイヤボールのロッド』と出てきた。これで攻撃的ロッドは『壊滅のロッド』を除いてほぼ出現したと思われた。
が、いずれにしても、この手のロッドを使って世渡りをするのはやや怖い。充填が遅いからだ。だからといって、たくさん持っていくと重くなる。そんなわけで、このゲームにおける攻撃的ロッドの皆さんにはいま一つ活躍の場がないというのが実情だ。
一度地上に戻って換金する。『周辺感知のスタッフ』が意外に安いことに気がついた。このスタッフは「換金アイテム」ではなく、「実用アイテム」として扱うべきかもしれないと思った。
またもや地下16階へ。
アゾグの息子『ボルグ』さんは、いつものことながらあっさりあの世に送らせていただく。特筆すべきドロップも無かった。昔から、なぜかこの人に苦戦した覚えがない。映画だと結構迫力あったんだけど。
東の方面にまたもや中規模なガレ場。
堀りまくる。
が、このガレ場はそれほどの拾得物が無かった。後に活かせる物としては、『スピードの薬』を一つ入手し、『耐火の鎖かたびら (-2) [12,+7] 』を拾ったくらいだった。これも実はそれほどの値段にはならない。高級品ではあるのだけれど、防具ということでなぜか低価格だ。
もう一つ、掘り出した『殺傷力強化の巻物』で、吸血ロングソードが(+9,+9)までパワーアップした。おかげで打撃は175まで回復した。これは結構なことだ。
もう一つ、この辺で『*解呪*の巻物』を拾う。お高いものなので、拾っておくといずれ必ず役に立つだろう。
地上に戻る。
いろいろ売り買いしているうちに、貯金が30万$を超えた。開始時と比べると倍増以上だ。
そして、ついにBMの店頭から『☆クローク』が無くなった。売れたのだろうか。店主とは「どうでもいい雑談」はできるが、こちらが聞きたいことは一切聞けないので、あれがどうなったのかはわからない。
誰か別な冒険者が買ったのだろうか。上手く使ってくれるといいが。
次のレベルまでは経験値が1万6000ほど必要なようだ。道は遠い。
地下16階に繰り返し潜っている。
またもや整然としたオークピットに遭遇した。例のごとく美しい。
今回はこちらから周囲の通路まで出向いて、狭い世界で往復運動をして全員を平らげた。
オークはこの『吸血ソード』の敵ではない。
そして、戦闘後、ここで、
『星 {未鑑定}』
というものが出現した。
ん? 『星』?
ナンだっけ、これ????
とりあえず魔法で自力鑑定したところ、こんなものが出てきた。
『★丈高きエレンディルの星 (+1加速)』
あれまあ、これってあのアラゴルンのしているあの首飾りみたいなもの?だっけ?
装備したところ、星ということからこれも永久光源らしく、玻璃瓶と同じようにあたりを明るくしてもらえるようだ。
このまましばらく装備して行こう。小さなものではあるが、加速+1も悪くないし。
試しに発動させて見たところ、室内が明るくなった。『★玻璃瓶』と同じような効果と見える。
なるほどなあ。
以前見つけたときには、すでに他の装備が首にぶら下がっていたので、この星の出番は無かった。今回はどうしよう。少し考える。
気がつけば、『★スラ帽』が呪われている。大変だ。
え?シールドもロングソードも?
いつのまに?
先ほどのオークピットでの呪術師の仕業だろう。今は「解呪アイテム」を持っていないので、仕方なくそのままである。なんとなく頭や手が冷たく、気分も塞ぎがちとなる。
さて、そろそろ地上に戻ろうか、と思った。
が、あと一つだけ残された部屋がある。
少し遠くて面倒だったが、念のために出向いてみた。
すると、そこに『鉄の箱』があった。箱の中でも、「鉄」は期待できそうだ。
知覚と探索が超越レベルであるゆえか、すでに箱に仕掛けられている罠は検知していて、あとは外して開けるだけだ。失敗は無い。
そうしたら、ここで
『スピードの指輪(+10)』
が出現した。
おお、やったね!こいつはすごいぜ。さすがは鉄の箱だ。
思わず『恐れ知らずの指輪』を外して、そのまま左手の指にはめてしまう。これで右手で+7,左手で+10,そして星で+1、合計18の常時加速になった。なかなかいいぞ。
が、さすがに「恐怖耐性」がないのはまずいと思う。思いつつ、すぐに自宅に飛んで帰る。
入手した『★星』の真の機能を探るべく、*鑑定*を試みた。
『★丈高きエレンディルの星 (+1加速)』
輝く『西方国の星』で、エレンディルの家系に伝わる家宝だ。銀の鎖に白い宝石がついている。
始動したときの効果...
魔法の地図と光 : 50+d50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは永遠なる明かり(半径 3)を授ける。
それはスピードに影響を及ぼす
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。
なるほど、始動したときの効果は、明かりだけではなくて、魔法の地図の効果もあったのか。先ほど使ったときは、すでに周囲の地形がすべて明らかになっていたので、気がつかなかったのだった。これは存外有効な装備かもしれない。
ただし、発動間隔が割と長いので、単に”部屋の中を照らす光源”としては『★玻璃瓶』ほどには当てにできない。使い道が異なるということだ。拡張光源としては別な装備があった方が良さそうだが、有効な『イルミネーションのロッド』はこれまで貯めていない。しまったな。
ちなみに、この装備、「王様の世継ぎ」のアイテムであるわけで、それなりのありがたみもある。そこで、今後は『★玻璃瓶』に変えて、この『★星』を装備することにした。
おそらく、地下に降りて最初に発動させるのが有効性が高い「セオリー」かもしれない。
一方、永らくお世話になった『★ガラドリエルの玻璃瓶』様は、自宅に安置させていただく。これまでありがとうございました。orz
猛烈な量の呪いは、安いほうの『解呪の巻物』で何とかなった。助かった。
指輪については、『スピードの指輪(+7)』に代えて、『恐れ知らずの指輪』をあらためて装備する。
通常速度は合計+11。これまでよりも一回り向上したわけで、悪くはない。中階層の多くのモンスターに対抗するには妥当な速度だ。これに魔法なり薬なりで「一時加速」を加えれば+20を超えるわけで、普通の相手ならそこそこ無難に戦闘できそうな感じがする。
それにしても、しばらく前に残置してしまった『アイテム感知のスタッフ』が店頭になかなか並ばない。参ったなあ。あれ、探索の効率を考えると割と大切なのよね。
地下16階。
そこで、待望の『アイテム感知のスタッフ』を拾う。このタイミングでのご提供は、ありがたすぎて涙が出そうだ。助かります、神様。
ということで、このスタッフを振りつつ、効率よくあたりを徘徊する。
とはいうものの、実は落ちているアイテムよりもモンスターがドロップするアイテムの方が多いので、完全に空の部屋以外はちまちまと回ることになるのだった。
また、『金の冠』も拾う。並のものではあるが、材質が金なので、そこそこお高く売れるはずだ。そう信じよう。
「ブラックオークのピット」に遭遇する。100人全員が同じ灰色のoである。オークピットの一種だが、これまであまり見たことがなかった
こういうのがいるのだ、へえ。
ともあれ、接近して、足を止めて、灰色のoとひたすら殴りあう。
『吸血ソード』は問題なく全員を干からびさせて消滅させた。なんとも強いことだ。吸った血の量だけ@の経験値が溜まる。なんだか怖い。
あまりこれに頼りすぎても戦い方が甘くなりそうで、その意味でもやや怖い。
一通り探索して、戻る。
『金の冠』も売値は1600$程度と存外安かった。次からは考えよう。
またもや地下16階へ。
この@で、はじめてPと遭遇する。白いP、すなわち「フロスト・ジャイアント」さんだ。
戦っている最中に、かなり冷たくさせられる。させられるのだが、それがそこまで大きなダメージのようには感じられない。むしろ、この人たちの攻撃で恐ろしいのは「岩投げ」だ。現状の@だと、大岩の2,3発であの世に送られかねないと思われる。こっそりと近づいて距離を詰めるのが一番だろう。
とりあえず打撃で対応して退治した。
ここでは、箱の中から初めて「特殊矢弾」を発見した。
「
『29本の ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+5,+8)』
『26本の ドラゴンキラーの矢 (2d4) (+5,+8)』
」
似たようなものが出てくる法則は継続中だ。それにしても、強化値まで同じ、というのは何なんだろう。そういうものなんだろうか。
今回は、この特殊矢弾を中心に持ち帰り、矢弾は自宅に、それ以外は商店街に卸しに行く。いずれドラゴンが出現する階層に到達したら、このいずれか、あるいは両方の出番となる。
地上のBMにて、『凡庸の巻物』と『体力回復の巻物』を発見した。即座に保護する。これは大事なのよ。
現在レベルは27。次レベルまで残り9000。
それにしても、ずっと持ってはいるけれど、『悪臭雲のワンド』は使わないなあ。もうレベル的には釣り合わない攻撃装備という印象である。そろそろお役ごめんかも。
水中戦闘対策に、一応持っては行くけれども、この@はお魚と相性がよいのか、意外に対水中戦闘でHPが削られないので、そこまで苦労していないのだった。
地下16階。雰囲気は茶色。
オークピットを撃退したところで戦利品の中にこんなものが。
「
『耐電の軟革よろい [4,+12]』
『エルフのダガー『焔隼』 (1d4) (+11,+9) (+1隠密)』
」
現行装備の完全下位互換になってしまう『柔かい革のよろい』はさておいて、銘入り高級品『エルフのダガー』の性能が気になる。だが、ここでは本質がまだわからない。あとで地上で詳しく調べよう。荷物の中に放り込む。
ここで『鑑定のスタッフ』がほぼ空になるまで消耗したが、『魔力充填の巻物』が機能して無事に11回に戻った。こういうのはうれしい。
そして、白いWであるワイト君たちに殴られつつも斃した後はこんなものが。
『(妖刀)グレート・ソード (5d6) (-13,+16) (-3) {呪われている, %}』
うーん。妖刀か…さすがワイト君。マイナス要素は補正できるから気にしないし、呪いも解呪できることが多いので、実は割と強い装備ではあるのだけれど…。
一応拾い上げたので、詳細はこのあと、というところか。現在の設定だと、一度落とすともう拾えない。自動破壊の対象として認識されているようだ。
自宅に戻って*鑑定*する。
まずは銘入りの『エルフのダガー』から。
『エルフのダガー『焔隼』 (1d4) (+11,+9) (+1隠密) {/デ}』
始動したときの効果...
癒し/傷回復(100) : 30 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは知能に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは投げて使うのに適している。
それは永遠の明かりを授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
悪くはないが、これという特徴もない。始動(発動じゃないのか?)も「癒し」となると、そもそも『癒しのスタッフ』を持っていく現状ではあまり意味がない。もしもこの『癒しのスタッフ』を持ち歩かなくてもよい、ということになると、持ち物インベントリが一つ空くわけだが、肝心な「1d4」という打撃パワーが低すぎるので、攻撃力が低下する。総合的に判断して、おそらく装備はしないだろう
どの道、この中階層では『吸血装備』が割と鉄板ではあるので、よほどの装備でない限り、交換はしないものと思われる。装備交換の可能性があるのは、同じく吸血装備で銘入りの装備、あるいは浮遊&加速機能を持ち合わせている『★アランルース』の兄貴、あるいは加速装置であるところの『★リンギル』先生などであろう。いずれも、めったにお目にかかるものではない。
それでは、もう一方の『妖刀』さんはどうだろう。
(妖刀)グレート・ソード (5d6) (-13,+16) (-3) {呪われている, [魔瞬}
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは敵からヒットポイントを吸収する。
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる。
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは反魔法バリアを張る。
それはテレポートを邪魔する。
それは経験値を吸い取る。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは強力な呪いがかけられている。
ダイス目が「5d6」と割と大きいのと、敵からヒットポイントを吸収するという、要するに吸血ソードの派手なやつ、というところだ。
いわゆる”強力な呪い”は先日拾った『*解呪*の巻物』を活用すれば解除できるし、精度の「-13」はお金をかければ(レベル50の段階で)最大「+10」までは鍛え上げられるから、問題ではない。
むしろ、ここでの問題は「反魔法バリア」を張られてしまうところだろう。純粋な戦士@ならこの反魔法装備はなんら問題にならないが、魔法戦士で反魔法装備を使うのは自殺行為だからだ。
また、知能や賢さを「-3」されてしまうのも、この魔法戦士という職種ではいささか辛い。
また、”周囲のモンスターを怒らせてしまう”ので、せっかく超越に上げた隠密が無意味になる。それもどうなんだと思う。
見方によっては、この『妖刀』装備、純粋戦士であれば、反魔法装備でかつ反テレポート装備、ということで、”十分な準備をして挑むラスボス戦”には向いている装備、というとらえ方もできる。最初から逃げる気がなく、足を止めての殴り合いを覚悟しているのであれば、むしろ好都合だ。テレポートで飛ばされることもなく、魔法をかけられることもないためだ。最初から魔法を当てにしていない純粋戦士であれば、知能や賢さを減らされても、戦力にたいした影響はない。また、召還された周囲のモンスターは最初から最大限に怒り狂っているので、付近のモンスターを怒らせていても状態に変化がない。
…ただし、魔法戦士にはやはり向いていない装備だろう。
今回は割と長くプレイして、そろそろこのあたりでやめようと思ったところで、ちょうど例の画面崩壊現象が起きた。久しぶりだ。画面が壊れてしまい、何をしてもゲーム操作ができない。キーボード操作でかろうじて「ゲームの終了」まではたどり着けたので、そのタイミングで世界を閉じ、今週はここまでとしておいた。
今回は、レベルは25から27へ、2だけ上昇した。小さなものだが、このレベルになると致し方ない。
むしろ、ここから先が修行の本番だ。戦っても戦ってもレベルが上がらず、またレベルが上がっても変化がいまひとつ感じられず、それでも気がつけば前よりも少しだけ高いところに上っている。その繰り返しである。
その過程で、おそらくいろいろな経験を経て、またいろいろなアイテムを入手するだろう。その経験やアイテムに応じて、@達の進む道筋は変わっていく。出会うユニークも様々だろう。未来は一つではないのだ。
また、林さんの貯蓄は40万$を超えた。日本円にして一億円程度。なかなかの資産家である。さらに自室のいろいろなものを放出すれば、あと10万$程度は都合がつけられそうだ。
今回の開始時には12万$程度だったので、3倍以上の伸びだ。BMのそこそこのアイテムであっても買おうと思えばなんとかなる、という段階まで貯めてきた。
#もっとも、財産が溜まるとBMにまともなものが出現しなくなるという印象もあるのだが…
速度はある程度確保できつつあるので、今度は免疫だ。店舗に万一「免疫機能」のある何かが出てきたら、購入を狙っても良いかもしれないと思う。特に,確実にアイテムを壊しにくる黄色H対策として「酸」ないしは「冷気」の免疫が欲しいところだ。期待しておこう。