TinyAngband日記 第13巻

第130週

#眼科にて

 今日はアランゴル兄貴をお呼びしてみた。エレッサール王であるアラゴルンの兄という人物だが、ここ辺境の地で神の命を受け、一人ダンジョンに潜ってモルゴスを討伐するという大変なお仕事を請け負われている。という設定である。

 さて、お兄さん、現在のステイタスはどんな感じでしたでしょうか。

ドゥナダン 戦士 闘士 レベル 29 経験 117987 $ 107931 /)}=="~[(]]] 腕力 !18/150 知能 :18/173 賢さ :18/116 器用 !18/190 耐久 :18/193 魅力 !18/110 AC( 88) HP 639/ 639 名前 : アランゴル 性別 : 男性 年齢 78才 腕力 ! 18/150 種族 : ドゥナダン 身長 200cm 知能 : 18/173 職業 : 戦士 体重 85kg 賢さ : 18/116 社会的地位 56 器用 ! 18/190 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/193 魅力 ! 18/110 打撃修正 (+23,+32) HP 639/ 639 打撃攻撃 :伝説的 [17] MP 0/ 0 射撃攻撃 :伝説的 [10] 打撃回数 7 魔法防御 :超越 平均ダメージ 255 レベル 29 隠密行動 :卓越 経験値 117987 射撃修正 (+22,+8) 最大経験 117987 知覚 :良い 射撃倍率 x2.34 次レベル 121500 探索 :大変良い 射撃回数 2.00 所持金 107931 解除 :超越 魔法道具 :超越 AC [34,+54] 日付 12日目 20:49 加速 (+6) プレイ時間 47:40:39 赤外線視力:0 feet (キャラクターの生い立ち) あなたは職人の幾人かの子供のうちの一人です。あなたは一家の 誇りです。あなたは淡い色の瞳となめらかな茶髪を持ち、普通の 肌色をしています。 …あなたは現在、地上にいる。 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 4 0 18/150 ............. 知能 18/93 2 -2 8 18/173 ......5..12.. 賢さ 18/96 2 -2 2 18/116 ..........2.. 器用 18/100 2 2 5 18/190 ......5...... 耐久 18/93 3 2 5 18/193 ......5.....s 魅力 18/100 2 -1 0 18/110 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .+........... 加速 : ...+......... 耐麻痺 : ..........+.. 耐電撃: .+........... 反射 : ............. 透明視認 : ............. 耐火炎: .+........... 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .+........... 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............. 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ............. 耐轟音: ......+...... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ..+...+...... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) / 右手 : (吸血)トライデント (1d8) (+9,+9) b) ) 左手 : 耐性の金属製ラージ・シールド [8,+10] {r暗} c) } 射撃用 : エルフのショートボウ (x2) (+8,+8) (+2隠密) {r獄} d) = 右手指 : スピードの指輪 (+6) e) = 左手指 : 浮遊の指輪 f) " 首 : テレパシーのアミュレット g) ~ 光源 : ☆フェアノールのランプ『碧狼』 (+5) {+知器耐r轟獄(知!!} h) [ 体 : 金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+5] i) ( 体の上 : 忍びのエルフのクローク [4,+8] (+3隠密) { } j) ] 頭 : 知能の硬革帽子 [2,+4] (+1) { } k) ] 手 : 隠者の革グローブ [1,+5] (+2) l) ] 足 : 鉄鋲底の靴 [6,+8] a) , 7つの 食料 b) ! 22服の ヒーローの薬 {25%引き} c) ! 24服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} d) ! 5服の 経験値復活の薬 e) ? 15巻の テレポートの巻物 {25%引き} f) ? 8巻の 帰還の詔の巻物 {75%引き} g) - 4本の トラップ感知のロッド h) - 鑑定のロッド {@!k!!} i) - 3本の イルミネーションのロッド j) - 3本の 癒しのロッド k) - 5本の 岩石溶解のワンド (60回分) l) _ 2本の テレポートのスタッフ (2x 10回分) m) _ 鑑定のスタッフ (21回分) n) _ 周辺感知のスタッフ (11回分) o) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) p) _ スピードのスタッフ (8回分) q) { 28本の 破邪の矢 (2d4) (+6,+6) (44/88)

 ドゥナダンの戦士である。

 現状のレベルは29。あと少しでレベル30になるが、魔法を使える人ではなく、また守護神がマンウェ様でもないので、特に何かが変わるということはない気がする。

 装備的にはまだまだ弱い。このレベルにして、アーマーもブーツもただの上質品だ。浮遊は指輪で充当している。見方を変えれば、伸び代があるといえばある。

 ちなみに、赤外線視力が0という状況だが、だからといって何かが困っているということもないのが不思議である。

 珍しく経歴などを見てみると、王様の子供のはずなのだが、文言的にはどうにも普通だ。もしかしたら、幼いころに何らかの事情で養子に出された、ということだろうか。少し寂しい話なのかもしれない。もしかしたら、素性はしばらくは当人にも隠されていたのかもしれない。
 でも、王の血筋ゆえに神様からの命を受けることになったのに違いない。それだけの力が、この@にはあるのだ。そうに違いない。

#このあたりは、いずれプレーヤー自身で”正しい経歴”に書き換えるということをしてもよいのかもしれないと思う

 さて王の血を引く勇者よ、共に地下にいざ行かん!

恐れと勇気

 自宅の近所で行われていた猫の集会を横目で見つつ、アイテム類を充填して、魔法使いに地下に潜らせてもらう。こう書くとなんかヤバいお仕事のようだな。まあ実際そうなんだけど。

 出た先は地下17階である。

 しばらくは順調だったが、途中でゴーストに襲われて、恐ろしくて攻撃ができなくなった。戦士にあるまじき状況だ。

 そこで、戦の神様である守護神トゥルカス様のご加護のお力を借りることとした。

「士気高揚!」

 その瞬間、身体の裡から勇気と力がわいてきた。
 そして、戦士は無事にゴーストを退治したのだった。

 なるほど、これは『ヒーローの薬』と同じ効果があるようだ。
 だったら『ヒーローの薬』は不要なのかもしれない。成功率は100%なんだろうか?

 と思って確認したところ、失敗率は3%だった。頼るのが正しいのかどうか、難しいところである。まあ、この対恐怖対応は一回ミスったところで致命的になるというわけではなさそうなので、このお願いに頼っても何とかなる気もしないではない。

 手荷物が一つ減れば、それだけ持ち帰るお土産も増えるし、お金も増えていくし、成長の可能性も高くなる。なので、荷物一つとっても考えるべきことは多い。

 なお、この神の御技を使うためには、マジックポイントが必要となる、と書かれている。つまり、MPが消費される、ということのようだ。

 しかし、そもそも戦士には最初からMPは存在しない。ということは、この技で使うはずのMPはどこにあるのだろうか。ここは昔から疑問である。

地震の跡と大王様

 次に潜った同じく17階は、階の大半が大規模な地震の後のような惨状だった。普通の地形がほとんどない。

 うろうろしているうちに『スピードのスタッフ』をナーガの酸のブレスに燃やされた。うわ、これは辛い。やっぱりスピードは薬で運用するほうが安全なのかなあ。


 すると、瓦礫の中に赤いoがいるように見えた。たぶんあの人だろう。

ウルク=ハイの大王『アゾグ』を攻撃した。

 ああ、そうだよね。この人には最近いろいろな@がよくお会いしていたような気がする。

 ちなみに、雰囲気は茶色。

多少は運が向いてきたか...

 何かいいことがあるのだろうか。
 と思ったが、悲しいかな、この大王様を倒していただいたドロップはすべて上質品だけだった。

 ところが、このアゾグさんを倒してもまだ茶色だ。
 何かまだあるのだろうか。

レベル30へ

 やや疑問に感じつつも、フロストジャイアントを倒したところでレベル30になった。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 4 4 18/190 知能 18/95 2 -2 8 18/175 賢さ 18/96 2 -2 5 18/146 器用 18/100 2 2 5 18/190 耐久 18/97 3 2 6 18/207 魅力 18/100 2 -1 0 18/110

 ここでは耐久力を上げていただいた。とはいえ、ご覧の通り、ほとんどの能力値がすでにカンスト近い。

 しかし、これは幸運というよりも努力の積み重ねの結果である。雰囲気とはかかわりが無いはずだ。

雰囲気

 なかなか雰囲気が茶色から白に戻らなかったので、いろいろと探索した結果、最後に『スピードのスタッフ』をあらためて拾い直したところで雰囲気が正常に戻った。
 なるほどなあ。これが幸運か。

 とはいえ、やはりスタッフの恒常的な運用は酸や火の免疫装備が前提となる。先ほど考えたように、今しばらくは『スピードの薬』での運用が望ましいのかもしれない。もっとも、現状でなかなか拾えないのが辛いところだが。

ロッドの運用

 その後、数回地下17階に潜ってみたが、これというものはなかった。
 そろそろ地下18階に進行すべきだろうかと悩み始める

『スピードのスタッフ』が燃やされたり破壊されたりが不安なので、ここは一本だけ拾った『スピードのロッド』を試験運用してみた。このゲームではロッドは決して壊されないからだ。

 結論としては、割と使えた。超スピードが必要とされる場面はそこまで多くはなく、ロッド一本でもある程度の運用は可能であった。3本もあれば永遠に加速しておけそうだ。

革のよろい

 このあたりで『エルフのローブ』を拾う。具体的にはこんなものだ。

エルフのローブ [2,+11] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷轟}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 布のような『ローブ』なので、金属製の『よろい』と比較してACは多少落ちるが、4元素すべての一次耐性が保証され、隠密が+3され、ついでに轟音耐性が追加され、さらに軽くなった分精度の-3がなくなったので、実質的に向上したと言えるだろう。

 この装備だけで基本4耐性が充当できているので、現状の『耐性のシールド』が事実上不要になった(代わるものがないのでそのまましているが)。

 今後『ミラーシールド』を拾った際に装備することが可能になったのはありがたいことだと思った。

アイテムたち

 ここで、久々に新しい巻物が登場した。

"ラ ハレフ"と書かれた巻物(g)を拾った。

 こちらは『*防具強化*の巻物』だった。今は使うあてがないので、一応持ち帰ってみた。いつか拾うであろう、新しい防具の修正値を向上させるのにはよいだろう。

 さらに、新しい『アルミのロッド』は『帰還のロッド』だった。これは使える。一本だけだと不安なので、しばらくは一応巻物も持って行くが、かなり気が楽になった。

 さらにさらに、2本目の『鑑定のロッド』をひろう。これはとてもうれしい。燃やされてしまう危険がある『鑑定のスタッフ』を使わずともアイテムを鑑定できるのは助かる。このロッドは復活も早いので、割と連続的に使えることが多い。特にこの@は戦士で魔法が使えないため、この『鑑定のロッド』はとてもとてもありがたいものだ。
 もう一本手に入れば『鑑定のスタッフ』を省いて出撃することもできそうだ。

ト粉砕?

 地上の雑貨屋さんでこんなものが売られていた。

粉砕のシャベル『蒼燕』 (3d2) (+9,+8) (+2) {/ト}
それは腕力に影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 ありがたい銘入りのアイテムということで、一瞬考えてしまうが、冷静になると不要だと思った。{ト}だけなんだよなあ。
 それにしても、シャベルで粉砕されるトロルの方もたまったものではなかろう。

祝福

 その後、17階でしばらく戦い続けていると、こんなものを拾った。

つ『(祝福)ハルベルト『天鳳』 (3d5) (+14,+10) (+2) 』

 なお、同時に拾った『白銅メッキのロッド』は『テレポート・アウェイのロッド』だった。これはこれで面白いかもしれない。ここから先の深層でどれだけ有効なのかは不明だが。

 地上に戻り、祝福された武器の*鑑定*を執り行う。

(祝福)ハルベルト『天鳳』 (3d5) (+14,+10) (+2) {経/オ}
それは賢さに影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは神に祝福されている。

 うーん、オークだけというのはあまり意味が無いかもしれない。
 また、こうした「武器についている祝福」の意味が、実はまだ理解できていない。もしかしたら、なにか@自体にいいことが起きるのかも知れないのだが、実感したことがあまりないためかもしれない。

呪いと強化

 落ちていた『防具強化の巻物』を、オーク・シャーマンに呪われていた靴にかけてみた。

鉄鋲底の靴 は明るく輝いた!かけられていた呪いが打ち破られた。

 魔法で防具を強化する過程で、呪いを打ち破ってくれたようだ。こういうことも稀にある。少し嬉しいイベントであった。

僥倖の嵐

 そんなこんなで数回にわたって17階に潜っていたところで、運が向いてきた。

 まずはこれ。オークが詰まっていた通路を掃除したところで拾ったショート・ソードを何気なく背嚢に入れた瞬間に、世間様が語りかけてきた。

ザックの中のショート・ソード(q)は特別製という感じがする...

 おお、久々の星アイテムか。果たしてなんだろうか。
 と、通常鑑定したら、こんなものだった。


つ『★ショート・ソード『ギレッター』 (1d7) (+3,+7) (+2攻撃)』


 おお、★装備だ。+2攻撃ということは打撃に期待できるのだろうか。

 次に、箱の中からこんなものが。

つ『神罰の首切りソード『紅燕』 (4d5) (+13,+16) (+3)』

 さらに、落ちていたのはこんな弓。

つ『強力射のロングボウ (x4) (+11,+13)』

 さらに、こんな靴まで手に入った。

つ『ドワーフの鉄鋲底の靴 [6,+13] (+1)』

 おお、これはありがたいことだ。
 なんだかすごいことになってきた。

*鑑定*大会、開催

 さて、地上に戻り、本格的に皆様の正体を調べてみた。
 まずは特別製の方から。

★ショート・ソード『ギレッター』 (1d7) (+3,+7) (+2攻撃)
かつてブレシルの森に角笛を鳴り響かせたことのあるベレンの短剣だ。
それは打撃回数に影響を及ぼす
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど。動物相手には強い剣のようだ。しかし、それ以上のものはなさそうだ。
 概して、★装備は指輪物語への準拠があるためか、そこまでの強い装備ではないことが多い。

 では、こちらはどうだろう。

強力射のロングボウ (x4) (+11,+13) {r盲}
それは盲目への耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾をより強力に発射することができる。

 うーん、強力射というほど強力ではないように見える。

 それでは、こちらはいかがでしょう。

神罰の首切りソード『紅燕』 (4d5) (+13,+16) (+3) {|電凍}
始動したときの効果...
邪悪退散(x5) : 50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは永遠の明かりを授ける。
それは神に祝福されている。

 おお、これはすばらしい。デーモンやアンデッドに対する攻撃力が高い。これなら、ナズグルの皆さんに対抗することもできそうだ。ついでに、攻撃に電撃と冷気の効果が追加される。こうした属性打撃が一つの攻撃装備にに同時に2種類というのは稀ではないだろうか。そして、なんといっても「邪悪退散」機能はオークピットに対して鉄板だ。期待できる。

 そして、この靴はどうだろう。

ドワーフの鉄鋲底の靴 [6,+13] (+1)
それは腕力に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは酸では傷つかない。

 なるほど、腕力と耐久力に+1。それほど大きな影響はないのだが、この足装備のおかげで、ほぼすべての装備品が高級品以上になったという意味では大きい。また、実は酸で傷がつかないという耐性があるのもポイント高い。これまでのノーマルの鉄鋲靴は、jの皆様に出会う度に酸のブレスを吹きかけられてACが下げられていたからだ。


 ここまでいろいろと”ありがたい物”をいただいた。
 だが、まだ浮遊機能が指輪でしかない。これを何とかするのが次の目標である。指輪が攻撃に貢献できるようになれば、敵の打破ももう少し早くなるだろう。
 後は反射機能が必須だ。

透明視認とテレパシー

 ふと気が付くと、透明視認能力がない。あれ、昔からそうでしたっけ?
 透明なモンスターというと、基本的にはG系のものが多いのだが、そのG系はテレパシーで感知できてしまうので、これまで気が付かなかったのだ。

 ということは、実はテレパシーさえあれば透明視認能力はいらないのだろうか。
 …このあたりは少し自信がない。

店と売値

『耐性のアミュレット』の売値が美術商と魔法の店で違うことに気が付いた。
 美術商では最大値の25000$だったのだが、魔法の店では20000$強という感じで、割と大きな違いがあった。
 なるほどなあ。このアミュレットは、装備品としてよりも、美術品としての価値の方が高いのかもしれない。
 なんとなく、美術商という商売はよい商売のような気がした。

備えと迷い

 いろいろな備えで6種類もロッドを持っているので、なかなか持ち帰るアイテム数が増えない。

 そして、寺で売られていた『吸血武器』を買うかどうか迷っているうちに他の人に買われてしまったようだ。
 これは仕方がない。

神罰発動!

 さて、武器を変えてダンジョンに戻ってみた。

 早速装備していた『神罰の首切りソード『紅燕』』さんでオークピットを蒸発させる。『邪悪存在退散のスタッフ』さんがなくとも、この武器装備は一撃でオークピット撃破が可能であるのでありがたい。

 とはいえ、トロルピットは一撃とはいかないようだ。パワーが少し足りないところは残念である。
 残すところは、ひたすら打撃を繰り返すことになる。戦士的な戦いといえば、そういうものだ。
 …やはり『邪悪存在退散のスタッフ』が欲しいなあ。

レベルアップと分析

 ここで『レベルアップの薬』をゲットした。引き続いてありがたいことである。
 さらに、『自己分析の薬』を拾ったので、すかさず飲んで見た。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 101/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは暗黒への耐性を持っている。
あなたは音波の衝撃への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの目は盲目への耐性を持っている。
あなたの知能は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている
あなたの知能は装備によって影響を受けている
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの武器は神の祝福を受けている。
あなたの武器は敵を感電させる。
あなたの武器は敵を凍らせる。
あなたの武器はアンデッドに対して神聖なる力を発揮する
あなたの武器はデーモンに対して神聖なる力を発揮する。

 なるほど、割といろいろな機能を備えつつあるようだ。
 だが、安心できる免疫機能などは備わっていない。これから深層に潜っていくに際して、しんどいことになる予感がする。

やや疑問など

 装備している『フェアノールのランプ』に永遠光源の項目にチェックが入っていないことに気がついた。これ、どういうことなんだろう。
 他に光源がなくても@に周囲が見えていることから、一応光ってはいるようなのだけれども。
 バグなのか、それとも意図的なものなのか、判断できない。この世界はそういうことも多い気がする。


 このあたりで『高精度のロングボウ『猛鷹』 (x3) (+8,+14) (+2)』を拾う。これはこれでうれしい。
 なお、『ミスリルのアミュレット』は『能力維持のアミュレット』であった。これはこれでよい。自宅にありがたく持ち帰る。

お魚テレポート

 なんとなく拾っていた『テレポートアウェイのワンド』でピラニアを飛ばしたところ、ダンジョンの反対側の地上でピラニアがバタバタ暴れているのを発見した。気の毒なことをしたと思った。
 とりあえず捌いておいた。

微妙な鷹

 さて、先ほどのありがたい銘入りのロングボウはどんなものだったのだろう。

高精度のロングボウ『猛鷹』 (x3) (+8,+14) (+2) {経遅}
始動したときの効果...
恐怖除去/体力回復(30) : 5 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。

 うーん、これは微妙な感じかも。しかも、高精度と謳っている割にはぜんぜん精度高くないし。恐怖除去ももともと@が使える特殊技能の中に入っている。
 とはいえ、生命力吸収に対する備えになるのは嬉しい気がする。

 だが、微妙すぎて使うべきかどうかはよくわからない。

反射!

 期待の新作、『べっ甲のアミュレット』が待望の『反射のアミュレット』だった。
 でも現行装備の『テレパシーのアミュレット』を交換することは無理だと思う。やはりここは『ミラーシールド』様のご登場を待つ他はない。

 そして、「反射機能」と「テレパシー機能」のいずれが大切なのかは、後日、意外な形で明らかになるのだった。

新しい階、新しいレベル

 地下17階での変化が少なくなってきたように感じたので、思い切って地下18階へ。


 とりあえず、戦闘それ自体には大きな変化はあまりない。

 一応『強力射のスリング『紅狼』 (x3) (+21,+14)』を入手する。おお、銘入りだ、と一応喜んではみたのだけど。

 …うーん…スリングか…すごい精度とパワーではあるのだが…スリングか…いや、いいんだけど…鉄の弾って重いのだよな…。
 悩む兄であった。


 そして、戦いつつもふと気がつけばレベル31に。あれ、いつのまに?こういうこと、よくあるんだよなあ。

能力 基本種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 4 4 18/190 知能 18/95 2 -2 8 18/175 賢さ 18/98 2 -2 5 18/148 器用 18/100 2 2 5 18/190 耐久 18/97 3 2 6 18/207 魅力 18/100 2 -1 0 18/110

 装備込みの値ではあるが、HPが700近くにまで上昇した。
 だが、状況次第でこの程度の値は一瞬で消え去ってしまうのだ。この世界は恐ろしい。
 そう、本当に一瞬で消えてしまうのだ。

安定運用

 オーク軍団との戦いの最中に『帰還のロッド』が2本になっていた。これで間違えてもキャンセルできるので、安心して運用できるようになった。


 地上に戻る。
 さて、先ほどのスリングはどんなものでしょうかね。

強力射のスリング『紅狼』 (x3) (+21,+14) {r恐;倍射}
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾をより強力に発射することができる。
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる。

 強くかつ素早く弾が打ち出せるということで、純粋な武器「スリング」としては超優秀だが、しかし付随機能はほとんど無いに等しい。
 ということで、おそらくこれを使うことはなさそうだ。

まとめ

 今週はかなりいろいろなアイテムを入手した。装備としては一回り向上したように感じる。

 しかし、効率という面においてはまだまだだ。指輪は『浮遊の指輪』だし、頭装備もとりあえず知能にプラスしてくれてはいるが、そこまでだ。

 反射機能を何かでつけてみたい。次の探索では『ミラーシールド』を期待しよう。

第131週

 久々にかごめさんのご登場だ。
 魅惑使いのハイエルフお姉さんだが、今はどうなっているのでしたっけ?

ハイエルフ パラディン 護衛者 レベル 25 経験 33760 $ 27272 /[}=="!((]]] 腕力 : 18/84 知能 : 12 賢さ : 18/50 器用 : 18/90 耐久 : 18/96 魅力 :18/179 AC( 90) HP 334/ 334 MP 88/ 88 名前 : かごめ 性別 : 女性 年齢 130才 腕力 : 18/84 種族 : ハイエルフ 身長 203cm 知能 : 12 職業 : パラディン 体重 76kg 賢さ : 18/50 魔法 : 生命 社会的地位 39 器用 : 18/90 守護神 : ヴァイレ 耐久 : 18/96 魅力 : 18/179 打撃修正 (+17,+38) HP 334/ 334 打撃攻撃 :伝説的 [2] MP 88/ 88 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 176 レベル 25 隠密行動 :超越 経験値 33760 射撃修正 (+23,+12) 最大経験 33760 知覚 :大変良い 射撃倍率 x4.40 次レベル 41125 探索 :卓越 射撃回数 0.83 所持金 27272 解除 :大変良い 魔法道具 :超越 AC [35,+55] 日付 12日目 23:39 加速 (+0) プレイ時間 20:28:04 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/54 1 2 0 18/84 ............. 知能 11 3 -2 0 12 ............. 賢さ 16 0 1 6 18/50 s.......33... 器用 18 3 0 6 18/90 ..1....4..1.. 耐久 18/66 1 2 0 18/96 ............. 魅力 18/99 3 2 3 18/179 .........3... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ............. 耐麻痺 : +............ 耐電撃: .......++.... 反射 : ............. 透明視認 : +...........+ 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .++....+....+ 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .+........... 電オーラ: ........+.... 警告 : +............ 耐恐怖: .+........... 冷オーラ: ............. 遅消化 : +............ 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : +............ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ..+.......... 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: .+........... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 75.9 kg (限界の94%) コマンド: a) / 右手 : 護りのパイク (2d5) (+8,+8) [+3] {麻視経遅活警(賢!!} 8.0 kg b) [ 左手 : ドラゴン・シールド [8,+4] {r冷毒暗轟恐} 5.0 kg c) } 射撃用 : 高精度のクロスボウ『燦狼』 (x4) (+14,+12) (+1) {+器r冷; 3.0 kg d) = 右手指 : ダメージの指輪 (+12) 0.1 kg e) = 左手指 : 殺戮の指輪 (+3,+8) 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の革製スケイル・メイル『蒼龍』 (-1) [8,+12] (+4) {+ 7.0 kg i) ( 体の上 : 電撃のエルフのクローク『焔燕』 [4,+12] (+3隠密) {+賢隠 0.3 kg j) ] 頭 : ★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3) {+賢魅} 1.0 kg k) ] 手 : 俊敏の革グローブ [1,+3] (+1) {+器} 0.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+4] (+3隠密) {+隠} 1.0 kg a) ? 5冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 7.5 kg b) ? 2冊の 生命の魔法書[上級祈祷] 3.0 kg c) ! 10服の スピードの薬 {!k} 2.0 kg d) ! 38服の ヒーローの薬 {25%引き} 7.6 kg e) ! 11服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 2.2 kg f) ! 2服の 経験値復活の薬 0.4 kg g) ? 11巻の テレポートの巻物 {25%引き} 2.8 kg h) - 7本の トラップ感知のロッド 5.3 kg i) - 帰還のロッド 0.8 kg j) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg k) - 6本の 岩石溶解のワンド (72回分) 3.0 kg l) _ 2本の 鑑定のスタッフ (2x 21回分) 5.0 kg m) _ 周辺感知のスタッフ (11回分) 2.5 kg n) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg o) { 21本の 矢 (2d4) (+5,+5) 2.1 kg

 現状でのレベルは25。他の同世代の@に比べて少し低い。お友達を作って自分の代わりに戦ってもらう、という戦略というか戦術を採用しているためだろう。お仲間の倒した敵の経験値は自分のものにならないのだ。

 その他、あらためて良くみると、装備はほどほどにいい。

 装備的には、護りの武器を中心に、さまざまな耐性をすでに埋めている。
 以前から装備している銘入りの『耐性の革製スケイル・メイル』と、拾ったばかりの『ドラゴンシールド』が、各々いい感じで耐性のツボを押さえてくれていることがわかる。
 ただし、反射機能はまだ無い。

 パラディンという職業は賢さで魔法が使えるらしいが、ハイエルフの本来の特徴は知能の高さなので、なんだかちぐはぐな感じがする。まあ仕方がない。これも選んだ人生だ(プレーヤーが、だけど)。

 総体として、美しさが輝くというか、知能の低さが際立つというか、そういう感じのハイエルフのお姉さんである。

後始末の続き

 前回は、装備の交換を中途半端にしていたところで終えていたようだ。

 よく見ると、浮遊機能のある銘入り『クロスボウ』を装備しつつも、矢弾が普通のロングボウ用の矢しかもっていないので使えない。そこで、ロングボウの矢弾を自宅に置いて、その代わりに自宅にあった『並のクロスボウの矢弾』24本を、武器商の横にある店で鍛え上げていただいた。これで無事に飛び道具が使えるようになった。

 すべての防御装備を+5まで鍛えたところ、ACが94となった。これもまたこのレベルにしては悪くはない。

 さて、地下に参りましょうか。

地下16階層

 まずは初対面のインプ氏とヤングドラゴンさんとお友達になる。
 そちらの皆さんのご助力で、いろいろと敵を倒したところで、『自己分析の薬』を飲む。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 102/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたは食欲が少ない。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは電気に包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは行動の前に危険を察知することができる
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは暗黒への耐性を持っている。
あなたは音波の衝撃への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの賢さは維持されている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの魅力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。

 なるほど、こんな感じなのね。体力ランクが100を超えているというのはどういう意味なのかしら。よくわからない。

 このあたりで新しく登場した『オレンジの薬』は『全復活の薬』だった。
 さらに『*破壊*の巻物』を持ち帰る。
 いくつか新しい世界が見えてきた。

白と茶色

 もう一度地下16階。

 出現した瞬間に、赤いPとか灰色のWがいるのが見えた。市松模様の個室アパートである。
 …ナズグルじゃないといいんだけど。まだ16階だから許してもらえないかしら。


 そして、雰囲気は茶色。何かいいことあるといいな。

 ともあれ、またもや早速ヤングドラゴンさんとお友達になる。その辺によくいるから。

 しばらく進んで拾った『マホガニーのスタッフ』は、ありがたいことに『スピードのスタッフ』だった!
 これが幸運の証らしい。

 失われないようにゴリゴリと銘を彫っておく。効果がどれだけあるのかは微妙だけど。
 これを拾ってしばらくしたところで、雰囲気は白くなった。

完全閉鎖空間の謎

『周辺感知のスタッフ』を使ったところで、不思議な地形を見つけた。

 完全に孤立した部屋である。
 あたりからの通路が一切ない。
 そして、中には蜘蛛がみっしりと詰まっているようだ。
 何がどうなってそうなってしまったのか、よくわからない。

 『アイテム感知のスタッフ』によれば、アイテムがあるわけでもなさそうなので、特に顔を出す気もないかごめさんなのだった。
 そのまま静かに閉じこもっていていただきたいと思った。

vs オークユニーク

 南東方向からオーク軍団が近づいてきたところで、再び雰囲気が茶色に戻った。なるほど。そういうこともあるのね。

 岩が道を塞いでいたので、とりあえずワンドで遠方から岩を砕いてみた。

 すると「ウルク『ウグルク』」さんとその一味と戦うことになった。

 ちなみに、一つ北側の通路では、仲間のヤングドラゴンが別のオーガ軍団と戦っているようだ。なかなかよくやってくれている。こちらはこの人お一人で持ちこたえられそうだ。

 おかげで、こちらはウグルクさんたちとの戦闘に集中できた。
 結果的にはこれというものがゲットできなかったが、それはまあ善しとしよう。

いかんともし難い

 しかし、である。
 相変わらず味方のドラゴンの火炎がこちらのアイテムを焼いてしまうのは何とかならないのだろうか。

 こちらが先行して進んでいたときに、こちらの前に敵がいた場合、アホな仲間ドラゴンは、目の前に@がいるにもかかわらず後ろから火を吐いて敵を攻撃してくる。すると、こちらも炎に包まれてしまうので、持ち物を燃やされてしまうのだ。
 バグに近い振る舞いである。HPへのダメージこそ計上されないものの、フレンドリーファイアもいいところだ。

 そう。なんと、今回はせっかく拾った『スピードのスタッフ』やら大事な大事な『生命の上級の巻物』を、よりによって味方の手によって燃やされてしまうのであった。
 あああああもう。

 酷い目にあったわ。『生命の上級の巻物』なんて、手持ちが2巻に予備が1巻しかないところで、その手持ちの2巻のうち1巻を燃やされたんだから。手持ちをなくしたら現場ではもう魔法が使えなくなってしまうじゃないの。現状ではたいして使っているわけではないのだけど。

 しかし、よく考えれば、この@、入門の巻物で「耐熱対寒の魔法」は持っていた。ということは、自分で二重耐性が張れるわけなので、これは実は防御できたのではあるまいか。
 次にきちんと試してみたい。

 ナーガさんに味方になってもらおうとしたのだけれど、残念ながら魔法の目の効果がなかった。
 理由がわからない。レベルなのか、モンスターの性質なのか。
 

拾得物と世界観

 一泊して起きて街を歩く。その街中になぜか突然お金が落ちていた。珍しいこともあるわね。
 とりあえず拾ってみたが、イベントフラグというわけでもなく、特に何かが新たに起きるということもなかった。

 何だったのかしら。

 この世界は拾ったモノは拾った人のものになる掟なので、特に良心の呵責は感じない。そういう世界なのだ。

地獄とは神の不在なり

 あらためて地下に潜る。

 道端に落ちていた『ミスリルの指輪』は『対地獄の指輪』だった。
 それだけの話だった。

息子さん登場

 ここで、ユニークの登場となった。

ウルファングの息子『ウルワルス』「俺の頭は貴様を殺す思いで焼け付きそうだぜ!」

 例のごとく、初めて会う相手にひどいことを言われる。なんだか傷つくわ。
 相変わらずこの地下世界でのあたしの悪評は高いみたい。理由はわからない。

 ともあれ、敵同士、げしげしと殴っては戦うのだった。ユニーク・モンスターは決してお友達になってはくれないためだ。まったく、なんでなのよ。本当に話がわからない人たちね。

 この人からは『上質品のロングソード』を頂いた。というか、申し訳なかったけれど、その場で破壊させていただいた。せっかく頂いたのにごめんなさい。そういう設定なので仕方がないと思ってね。

ぱにもん!

 拾った『パニックモンスターのワンド』を多用しつつ集団と闘うのだが、このワンド、意外に効果がすぐに切れてしまい、今一つ役に立たない気がした。

 ジャッカルに対して使っても、あっという間に効果が切れてこちらに向かってくる。話にならないと思うのよ。もういらないかもしれない。

お友達いっぱい↓

 次にプリーストさんとお友達になった。
 まずはグリフォンを呼び出してくれた。

 ところが、そのプリーストさんがプリーストさんを呼び、さらにそのプリーストさんたちが用もないのにモルグルのねずみさん達を呼び出してくれたからさあ大変。

 あっというまにあたしのMPが消費されていった。
 ペットをすべて放したところでMPが1桁である。
 くらくらして、まともに立っていられない。大変なことになったわ。

 ダンジョンの片隅で震えながら回復する。

 どうも、お仲間がある一定数を超えると、仲間一人当たり・1ターン当たりで@のMPが消費されていくような気がする。今度詳細を確認してみよう。

 やっぱり、お友達戦術もなかなか難しいわ。なんといってもまだMP自体が88しかないのだから、そう簡単にお仲間を増やせない。
 もしもあたしがMPの潤沢なメイジとかだったら、この戦略ももっともっと有効に活用できるのかもしれない。

市松蹂躙

 などと考えつつ、市松模様の個室アパートがあることに気がついたので、そちらにお邪魔することにした。

「こんばんわ~」(どかばき ←ドアをぶち破る音)

 …よく考えると、あたしってやっていることは酷いのよね。ほとんど押しこみ強盗だわ。

 特段の問題なくこのアパート(というか軍団の駐屯地)を掌握する。
 アパート自体は地味なものだったが、アパートの外で『ナーガの人形』を拾った。いつか使おう。持ち帰る。
 もっとも、あたしは言ってしまえば自前の魔法で人形を生成できるようなものなので、他の@に比べて人形の重要性は低いのだけど。

荷物選択

 思い立って『イルミネーションのロッド』と『トラップ感知のロッド』を家に置いてみた。これらは魔法で充当できるからだ。少しだけ持ち帰るアイテムの寮が増えるはず。
 さて、どうなることやら。

オーガと友達に

 逃げていったオーガさんに、後からお友達攻撃を加える。有効であった。びびってはいたが、お友達になったら勇気を取り戻していた。いいコトだわ。

 新たなる『"フ サンジャフ ガール』とかかれた巻物は『*防具強化*の巻物』だった。ありがたく持ち帰る。

ロッド確認

 この段階で新しいロッドをたくさん拾う。『鑑定のスタッフ』の残り回数が心もとなかったので、以前の経験から、直接使って確認することにした。その結果、
『全感知のロッド』
『アシッド・ボールのロッド』
『アイス・ボールのロッド』
『岩石溶解のロッド』
は使うことで識別できたのだが、一つだけ
『ブロンズのロッド』
だけが未鑑定のまま残ってしまった。

 あらためてこれを鑑定したところ、
『スロー・モンスターのロッド』
だった。なるほど、これは確かに相手がいないと分からない。

 ここから、とりあえず、実はロッド類の大半は、あえて鑑定をしなくても何とかなるような気がしてきた。

レベルアップ26

 威勢のいいオーク狼騎兵の群れと闘っているうちに、レベルが26になった。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/54 1 2 0 18/84 知能 11 3 -2 0 12 賢さ 16 0 1 6 18/50 器用 18 3 0 6 18/90 耐久 18/72 1 2 0 18/102 魅力 18/99 3 2 3 18/179

 まだまだ実力が伴わない気がする。

がっかり充填

 空になった『鑑定のスタッフ』に魔力充填の巻物をかけたところ、成功した。
 残り回数をそのスタッフ自体で鑑定したところ、なんと「1回」。

 そして、次に使おうとしたところ、すでに魔力がなくなっていると言われてしまった。その1回を自分自身の鑑定に使ってしまったわけなので、それはそうなんだけど、なんだか釈然としない。
 以前も誰か@でこういうことがあったような気がする。

行き詰まり感覚

 BMに『生命の魔法書[上級祈祷]』が8700$で売られている。これは買うしかないでしょう。背に腹はかえられない。

 しかし、今さらだが、加速がないのが辛い気がして来た。どうしたらいいのかしら。

 そんな感じでぼやきつつも、地下16階に行き詰まりを感じたので、地下17階に潜って見る事とした。

隊長がんばる

 不意に東夷の隊長さんに遭遇してしまう。
 この方がまたよくがんばる方で、しかも「魅惑の目」が効かなかった。

 おかげで山のように召還がかかってしまい、大変な目に合う。
 ほどほどに仲間を作って闘っては見たものの、とても間に合わない。

 勤労精神が旺盛なこの隊長さんに何回にもわたって襲撃を受け、HPが真っ赤にさせられること数知れず。そのたびにテレポートで逃げ回り、『致命傷の薬』を飲みまくる。

 最後にはなんとか全員をしとめたものの、おかげで薬が大量に消費され、充当するのに地上で数日を要したのだった。

 やれやれ、しつこい男は嫌いだわ。

届かぬレベルアップ

 やれやれと思いながら地上に戻る。

 ふと立ち寄ったBMにて、レベルアップの薬が7万3000$。買えないわ…。

 一晩経ったらなくなっていた。…悔しくなんかないわ。

 このハイエルフ@のかごめさんは、その生存戦略の方針上、自分自身の経験値がなかなかたまらない。ただでさえ道のりが遠いハイエルフなので、厳しさはよりいっそうである。

 その意味では、『レベルアップの薬』は他の@よりも重要性が高いのだが、そういう@に限ってなかなか入手できないのもお約束なのだろう。

お仲間について

 仲間は一人か二人くらいが良いようだ。それ以上多いと、こちらが混乱してしまう。特に召還使いと火を噴くモンスターは止めておこうと思った。以前もこんなことを考えていたような気がするが、改めて心に誓う。

 そんなこんなで、「劣化ビースト」にACを大幅に減らされてしまう。特に、巻物でリカバーしにくい+10以上の高級品を劣化させられるのはとても悲しい。

 よりによってこの人を仲間にできないのがなんとも辛い。アリみたいな昆虫だって仲間にできるのに、何でビースト(獣)のこの人はだめなのかしら。不思議でならないわ。

全感知のユースケース

『全感知のロッド』をBMで購入した。そこで、自宅の一本とあわせて2本で運用ができるかどうかを試して見た。

 これが、意外に行ける気がした。
 以外に充填が早かったので、もしかしたら一本でもいけるかもしれない気がしないでもない

 早く伝説の『★アーケン石』さんが手に入らないかしら。一度の発動でその階のすべての地形とアイテム(と一部のトラップ)がわかる千里眼機能はほんとに大切なのよ。

複数機能の始動

 地上の武器屋さんでウィンドウショッピングとしゃれ込んでいたら、こんなものがあった。

高精度のロングボウ (x3) (+3,+8) (+2) {視}
始動したときの効果...
士気高揚, スピード(期間 50+d50ターン) : 100+d200 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

 うーん、始動効果は悪くはないわね。とはいえ、買うには微妙。始動間隔が長すぎる。
 ということでスルーした。

ルグドゥシュ氏登場

 ここでオークユニークの登場だ。

ウルク『ルグドゥシュ』を攻撃した。

 特に問題なく倒して、ここでレベルが一つ上がった。27だ。

能力 基本種族/職業/装備 合計 腕力 18/54 1 2 0 18/84 知能 11 3 -2 0 12 賢さ 16 0 1 6 18/50 器用 18 3 0 6 18/90 耐久 18/72 1 2 0 18/102 魅力 18/100 3 2 3 18/180

 う-ん、相変わらず知能が低い。何でだろう。職業的に「賢さ」が必要なのはわかっているけど、アタシに知能はいらないのかしら?
 そもそも”賢いけれども知能が低い”って、どういうことなのかしら。このあたりも前から良くわからないのだった。

西方の至福

 このレベルアップの際に、神様より
『至福の地アマンのエルフのクローク [4,+17] (+3隠密)』
を賜った。

 確認したところ、こんな感じの逸品であった。

至福の地アマンのエルフのクローク [4,+17] (+3隠密) {r轟}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、なかなかACが高くはなるのだが、今のものと交換する必要性は薄いかしら。


 …そう、こんなふうになんとなく惰性で地下を巡っていたのがいけなかったのかもしれない。

不意の静止世界

 そんなこんなで夢中になっていろいろどたばたしているうちに、例のごとくお仕事(召還)熱心な東夷の隊長さんとその仲間の皆さんと遭遇した。

 ダンジョンの中央と西側で2回にわたってお仲間に出会っては退治して、を繰り返したところで、この階ですることが無くなったように思えた。


 最後になんとなくうろうろしていたところで、倒した軍団の残存戦力の皆さんがやってきた。これで3回目。もういい加減にして欲しい。なお生き残っていた隊長さんはまた部下を次々と呼び出しているようだ。
 ホンッとにしつこいわねえ、この男。

 この面倒な東夷の隊長さんたちのお仲間に魔法をかけ、うち二人をこちらの仲間にしてと、どたばたやって攻撃連打を繰り返していた。ええい、面倒くさいわ。べしべし。げしげし。ああもうホントにめんど~くさ~い。


 すると、不意に画面にこんな文字が出て、世界が止まった。


画面を保存しますか?



 え?


 よく見ると、HPが真っ赤だった。しかも、ただ真っ赤なだけでなく、-6だった。マイナス。
 そう、マイナスなのだ。


 え?
 あたし、死んだの?


 そう、あたしは殺されてしまったのだ。あっという間に。



 がちょーん。


 …何やってるのかしら、あたし。



 たぶん、前後からの複数の射手の射撃攻撃にさらされて、一瞬の間に矢にぶすぶすに刺されてしまったのだろう。間抜けなあたし&プレーヤー(←ここ重要よね)は、それに気がつくこともなく、ひたすら攻撃を連打していたのだ。

 なんてことかしら…。

反省会

 ここで、「テレパシー機能」と「反射機能」のどちらが大事なのか、ということについて、改めて考えてみた。

 もちろんどちらも大事なのは大事だ。どちらを選ぶのか、ということになると、かなり迷うのも事実だ。

 でも、今回の”死亡事故”でわかった。
 「反射機能」のほうが大切なのだ。

 これまでは「テレパシー機能」を優先していたのだけれど、矢弾での遠距離攻撃に対してのガードの必要性を軽視していたような気がする。

 あたしのいるこの世界では、東夷の戦士、射手、隊長といった「東夷軍団」がかなり大量に湧いて出ることがわかっている。そうした皆さんに対しての対応策が甘かったのだ。

 思い出してみれば、死ぬに至らない場合でも、いつも気がつくとHPが赤くなっていることが多かった。これまで死ななかったのは偶然に過ぎなかったのだろう。それなのに、その緊急性に気がつかなかったのだ。


 鈍っていたとしか思えない。


 要するに、惰性でプレイしていたということだ。

 そうだ。途中で節目の保存が出来なくなっているくらいにあいまいで朦朧としたプレイをしていると、結局そういう目に遭うのだ。それがよく分かった今週だった。

アゲイン

 ということで、時間を遡ってやり直しとなった。
 第132週の最初の時点という、かなり前に戻ることになった。


 …街で不意に目が覚める。

 ああ、なんだかこの景色には既視感があるわ…。

 レベルは25。そう。レベル25。なんとなく身体が心もとない。本当はもう少しこう…いや、いいわ。きっと気のせい。

 何か夢を見たような気がする。

 夢の中であたしはいろいろな冒険をして、いろいろなアイテムを拾って、レベルアップまでしたものの、最後に殺されてしまったのだった。
 夢なので詳しいことは覚えていないけれど、なんだか寂しい夢だった気がする。


 見回してみると、幸か不幸か「身体の装備」自体は夢の中とまったく変わっていない。へえ、そうなんだ。

 だが、よく見ると、持ち物の中に、夢の中では装備していた『全感知のロッド』2本がない。これはちょっと寂しい感じがした。夢の中の話なんだけどね。そう、夢。

 もしも反射機能がある装備を入手したら、即座に装備しよう。たぶんその方がいい。
 なんとなくあたしはそう思った。なぜそう思ったのかは自分でもよく分からなかった。
 あまり覚えていないけど、そういう夢でも見たのかしら?

まとめ

 今週はこれで終えた。
 何か良い夢も悪い夢も見たような気もがするけれど、よく覚えていない。
 そういうことにしよう。

 ハイエルフの永い人生、たまにはこういうときもあるのよ。

第132週

 今週は気合と根性の@、蛮野君の出番である。
 久しぶり、元気だった?

ドゥナダン パラディン 騎士 レベル 29 経験 134152 $ 325021 |[}=="!((]]] 腕力 !18/130 知能 : 18/71 賢さ :18/117 器用 :18/105 耐久 :18/159 魅力 : 18/86 AC( 82) HP 494/ 494 MP 132/ 132 名前 : 蛮野ゼロ 性別 : 男性 年齢 55才 腕力 ! 18/130 種族 : ドゥナダン 身長 203cm 知能 : 18/71 職業 : パラディン 体重 84kg 賢さ : 18/117 魔法 : 生命 社会的地位 57 器用 : 18/105 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/159 魅力 : 18/86 打撃修正 (+16,+30) HP 494/ 494 打撃攻撃 :伝説的 [5] MP 132/ 132 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 162 レベル 29 隠密行動 :超越 経験値 134152 射撃修正 (+23,+18) 最大経験 134152 知覚 :英雄的 射撃倍率 x5.75 次レベル 161250 探索 :伝説的 [2] 射撃回数 1.66 所持金 325021 解除 :卓越 魔法道具 :超越 AC [22,+60] 日付 20日目 9:39 加速 (+13) プレイ時間 53:33:05 赤外線視力:60 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 2 0 18/130 ............. 知能 18/71 2 -2 0 18/71 .....s....... 賢さ 18/87 2 1 0 18/117 .....s....... 器用 18/85 2 0 0 18/105 ............. 耐久 18/89 3 2 2 18/159 .......2....s 魅力 18/46 2 2 0 18/86 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ...+......... 耐麻痺 : .....+....+.. 耐電撃: .......+..... 反射 : .+........... 透明視認 : .....+...+... 耐火炎: ..*....+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .......+..... 火オーラ: ............. テレパシ : .........+... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : .....+....... 耐恐怖: .......+..... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: .....+...+... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: .....+....... 反テレポ: ............. 永遠光源 : ..+...+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ............. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : (吸血)グレート・ソード『猛虎』 (3d6) (+8,+9) {|電} 10.0 kg b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+7] 5.0 kg c) } 射撃用 : ☆クロスボウ『アエゴロド』 (x5) (+15,+18) [+5] {*炎;明倍射|焼} 3.0 kg d) = 右手指 : スピードの指輪 (+13) 0.1 kg e) = 左手指 : 浮遊の指輪 0.1 kg f) " 首 : 賢者のアミュレット [+6] (+6探索) {+探赤r盲乱;麻視警(知賢} 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の軟革よろい『燦虎』 [4,+14] (+2) {+耐r恐} 4.0 kg i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+6] (+4隠密) 0.3 kg j) ] 頭 : 鋭敏の宝冠 [0,+5] (+7探索) {感!!} 2.0 kg k) ] 手 : 麻痺知らずのガントレット [2,+5] { } 1.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+6] (+3隠密) 1.0 kg a) ? 6冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 9.0 kg b) ? 3冊の 生命の魔法書[上級祈祷] 4.5 kg c) ! 8服の スピードの薬 {!k} 1.6 kg d) ! 17服の ヒーローの薬 3.4 kg e) ! 29服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 5.8 kg f) ! 2服の 経験値復活の薬 0.4 kg g) ! 啓蒙の薬 {50%引き} 0.2 kg h) ? 13巻の テレポートの巻物 {25%引き} 3.3 kg i) ? 4巻の レベル・テレポートの巻物 1.0 kg j) - 6本の トラップ感知のロッド 4.5 kg k) - 帰還のロッド 0.8 kg l) - 3本の イルミネーションのロッド 2.3 kg m) - 6本の 岩石溶解のワンド (72回分) 3.0 kg n) _ 2本の 鑑定のスタッフ (2x 21回分) 5.0 kg o) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg p) { 51本の 鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+5,+5) (184/306) 7.7 kg

 『火免疫のクロスボウ』と『スピードの指輪(+13)』が右手に燦然と輝くドゥナダンのパラディンである。世間的には騎士様で通っているようだ。蛮野君、出世したなあ。すごいぜ。

 これまであまり触れてこなかったけれど、「猛虎」の銘入りの『電撃吸血グレートソード』も実は相当に良いものだ。吸血機能が効かない敵に対しても電撃で追加ダメージを与えてくれるためだ。”猛虎魂ここにあり”、という感じである。いろいろ違う気もするが。

 ただし、打撃自体はまだ162しかない。とても戦士の域には届かない。これは「パラディン」だから仕方がない。本来、パラディンは魔法と道具類を縦横に駆使してその場を切り抜けるタイプの@だ。

 ついでに『賢者のアミュレット(+6)』と『鋭敏の宝冠(+7)』のおかげで「探索」機能が伝説の域に達している。これに何かいいことがある状態のかどうかはよくわからないのだが。そういえば、『箱』を拾ったら割とすぐに罠の正体がわかるような気もしないではない。気のせいかもしれない。

 さて、蛮野君、それではあらためて共に潜ってまいりましょうか。  そーれ、どん!(しゅるるる)

意外に深い

 で、飛び出したところが地下19階。おいおい、結構深いじゃないか。

 ということで、なんとなく怖かったので、恐る恐るうろうろした。

 そんな時に拾った『ポプラのスタッフ』は待望の『邪悪存在退散のスタッフ』だった!
 これはうれしい! オークピットの処理がはかどるよ!

 ということで、1回目のチャレンジはとりあえず何事もなく戻る。

☆と予感

 引き続いて第2回戦。

 世間様は「何か緊張する」そうだ。

 すると、オークの群れとの小競り合いが済んだ道端で
『☆ショート・ソード『ヒムフィアン』 (2d7) (+14,+11) (+4)』
を拾った。
 おおお、蛮野君久々の☆アイテムゲットである。ベリーグッド。

 ともあれ、どんなものなのだろうか。地上で何とか確認したいものだなあ。

 などと思っていると、雰囲気が突然「悪い予感がする」に変わった。

 え?何?何? ちょっとびびる。

ところが、しばらくしたところで「なんて退屈なところだ...」に変わった。

 むかしからよくあるけれど、これって何なのだろうか?
 表示が変わるタイミングが現実の状況と微妙にずれているので、如何ともしがたい感じがする。

自己分析の巻

 さて、とりあえず拾った『自己分析の薬』で現状を把握してみた。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 96/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたの身体は光っている。
あなたは行動の前に危険を察知することができる
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは冷気への強力な耐性を持っている。
あなたは混乱への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの目は盲目への耐性を持っている。
あなたの知能は維持されている。
あなたの賢さは維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの武器は敵から生命力を吸収する。
あなたの武器は敵を感電させる。
あなたの武器は敵を燃やす。

 うむ、特に問題はなさそうだ。想定外の驚きも無い。
 しかし、「冷気への強力な耐性」ってなんだろう? このとき『冷気の薬』でも飲んでいたのだったっけ? あとから見返して、少し疑問に思った。

 その後も、火免疫のおかげで火アリを気にせず戦えたり、強力な弓と矢弾のおかげでヴァンパイアを遠距離からの2射撃で殲滅したりと、このレベルの@としては比較的いい感じに進んでいくのであった。

剣の正体

 さて、地上に戻って☆アイテムの真実を明らかにしてみた。

☆ショート・ソード『ヒムフィアン』 (2d7) (+14,+11) (+4) {+魅r盲乱;明/竜(魅}
それは魅力に影響を及ぼす
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 対ドラゴン小型戦術兵器という感じだ。実際に使うかどうか、という点については、いささか自信がない。

良い巻物

 立ち寄ったBMで『生命の魔法書[上級祈祷]』を買う。一度のみならず、3回ほど買いまくる。お値段は約9000$。高いことは高いが、この巻物はなかなか落ちていないので仕方がない。酸の嵐で消えて深層で立ち往生してしまうよりはましだと思った。

 さらに、地下19階のガレ場にて、『帰還のロッド』の2本目を拾う。これで安定運用ができそうだ。助かるなあ。

きれいな像

 地下19階ともなると、ほどほどにいろいろなものを拾う。珍しいのでなんとなく持ち帰ってきた『グリフォンの装飾された像』は4500$で売れた。25キロもあって重かったが、担いできてよかった。

 しかし、ときどき美術商で売られている『○○のミスリルの像』は、実はこれまでどの@でプレイしてもダンジョン内では一度も見たことがない気がする。本当に落ちているのだろうか。

スタッフ大活躍

 地下19階。

 出現した瞬間に、広い空間で緑色のオログの集団に囲まれていた。ピットというわけではなかったが、50から60匹はいただろう。

 そこで、『邪悪存在退散のスタッフ』を6回振り回したところ、すべてのオログは消失した。

 そこで一人残った白いP「岩トロルバート」を隣接して吸収した。
 ユニークのはずなのだが、この方はたいした物を落としてくれない。


 続いて加速して対戦した青いDは、
『スピードの硬革ブーツ [3,+11] (+5)』
『エルフのクロスボウ (x4) (+12,+9) (+2隠密)』
『尊厳の金の冠』
を落としてくれた。ノーマルモンスターだが、こちらのほうがよほどありがたい。

 特に、加速が+5もある『スピードブーツ』はなかなかのものだと思う。加速+5の装備など、普通はめったに拾えないものだ。蛮野君は本当にスピードに縁がある人のように思える。
#このことは、この直後にさらに”すごい形”で証明されることになる

 これ以上ものが持てなかったので、階の探索を途中で終えてもう帰ることにした。

正体拝見

 さて、蛮野君、高級品の確認をしましょうか。
 最初は派手な色の冠から。

尊厳の金の冠 [0,+11] (+2) {+賢魅r轟;明(賢魅}
それは賢さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの賢さを維持する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは轟音への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸では傷つかない。

 なるほど、この世界の「尊厳」というのは賢くて魅力があることなのだね。
 使うか使わないか、といえば、たぶん使いそうにない。

 ちなみに『スピードブーツ』はこんな感じ。

スピードの硬革ブーツ [3,+11] (+5)
それはスピードに影響を及ぼす

 そのまんまだ。ただし、やっぱり加速+5は大きいぞ。一回り早くなる。隠密を犠牲にしても装備する価値はあるかもしれない。

 とはいえ、すでにこの蛮野君は加速+13の『スピードの指輪』を装着している。ある意味、このレベルにおいて十分な速度を保持しているわけなので、他の要素を優先してもよいのかもしれない。

 でも、このゲーム世界においては、スピードは何にも増して大切なのだ。
 ということで、まずは『スピードブーツ』を装備して、その際の戦いの状況から考えてみよう。隠密が減る分、困ったことも起きるかもしれないから。

 さて、次のアイテムはどうだろう。

エルフのクロスボウ (x4) (+12,+9) (+2隠密) {r恐}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる。

 このクロスボウは隠密に+2加算されるのだが、それほど大きなものではない。現状の『☆火免疫のクロスボウ』を交換する必然性は無いといえるだろう

大台到達

 次の19階で、赤いDと戦ったところでレベル30の大台に到達した。
 吸血装備&火免疫装備のあるこの@には、すでに赤いDは敵ではなかった。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 2 0 18/130 知能 18/81 2 -2 0 18/81 賢さ 18/94 2 1 0 18/124 器用 18/89 2 0 0 18/109 耐久 18/93 3 2 2 18/163 魅力 18/64 2 2 0 18/104

 今回は「増強」していただいたらしく、カンストしていた腕力を除く、すべてのパラメータが強化されていた。わーい。

 さらに、HPは525、MPは144に達した。

 なお、次のレベルまでは5万の経験が必要になる。割と遠い。

黄金竜!

 次の19階にて、なんだかぼんやりと隅に佇んでいた赤いDに突っ込んで挑んで驚いた。

黄金竜『スマウグ』を攻撃した。

 あれまあ。これはたいへんだ。いきなりユニークに遭遇してしまった。「スマウグ」は赤いDだったのか。黄金の竜だけど黄色じゃなかったんだ。もうずいぶん昔にハーフオーク戦士@と一緒に会ったきりだったので、ぜんぜん覚えていなかった。

 とはいえ、先に書いたように「吸血装備」はドラゴンには鉄板である。ついでに火免疫があるので、ブレスもまったく怖くない。

 ということで、このドラゴンユニークも割とあっさりと倒してしまった。


 それにしても、毎度思うのだが、いつもいつもこの人を『バルドセット』で倒すことができないでいる。出てくるとわかっていればなあ。この@も、たしか弓の方は拾ったのだが、矢弾はまだだったと思う。
 いつか『★バルドセット』を早めに両方ともゲットした@が出現したら、そのときは持ち歩いて試してみたい。まだいないけど。たいていどちらかだけだ。

 ゲーム的にもう少しこの特殊装備の出るタイミングを早くするという改善もあるかもしれない。

 この方にもいろいろと物を落としていただいたが、高級品はそのうち二つだった。映画のスマウグの黄金のねぐらの中には、あの『★アーケン石』があるはずなのだが、残念ながら、このゲームではあの宝物はこのドラゴンからは手に入らないのが不思議だ。

 もっとも、ここは”はなれ山”ではないのだから、仕方がないのか。そもそも英雄バルドに倒されたはずの”あのスマウグ”が復活しているということ事態が異常なのだ。神様が別世界のファイターであるはずの蛮野君に悪の討伐を命じる程度にはおかしな状況なのだから。

*鑑定*いろいろ

 さて、地上に戻り、押し頂いたいろいろなアイテム類の正体を確認する。

耐性のアミュレット {r毒盲}
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは、通常の耐性のアミュレットに加えて毒耐性と盲目耐性があるようだ。必要な人にはかなりうれしい装備である気がする。

 さて、次はどうだろう。

エルフの金属製スケイル・メイル (-2) [10,+13] (+2隠密) {r毒}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 悪くは無いのだが、今のこの@はこれを装備すると重すぎてHPとMPが共に大幅に減るので、やはり使えない。

 以前から疑問なのだが、レベルがもう少し上がればこの手の重い防具も使えるようになるのだろうか?それとも、このパラディンは最後まで重い鎧は使えないのだろうか。

 さて、次は。

鋭敏の金の冠 [0,+4] (+3探索)
それは探索能力に影響を及ぼす
それは盲目への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸では傷つかない。

 これは不要だろう。事実上もっといいものを装備しているわけだし。

 次の武器はどうだろう。

電撃のクォータースタッフ (1d9) (+8,+5)
始動したときの効果...
電撃への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは電撃への耐性を授ける。
それは電撃では傷つかない。

 これも現状では特に交換の必要性を感じない。電撃特性はすでに現在の武器装備に備わっているからだ。

 今回は総じてこんな感じだった。ほぼすべての装備の皆さんには世に出ていただくことになった。

強い呪い

 鎧にかかった呪いを解くのに、なんとお高い巻物を要求されてしまった。
 代金は8800$なり。本来はその程度の金額は今の@にはどうということはないのだが、感覚的に大損をした気分だった。

 仕方なく、自宅で持て余していた『スピードの軟革ブーツ [2,+6] (+2)』を美術商に売ったら、最高値の30000$で買ってもらえた。そして、店での売値は14万だ。なかなかすごい。
 ともあれ、これで『*解呪*の巻物』の分は十二分に賄えた。

 蛮野君も昔に比べて多少は裕福になっている。なんといっても騎士様だからなあ。世間的にも認められているようだ。よいことだ。もっとも、どこの国にも雇われていない気がするので、この騎士という通称にどれだけ意味があるのかはわからない。

心強い帰還

 さらにもう一度地下19階。

 ここでは『帰還のロッド』の3本目を拾う。更なる安定運用が期待できそうだ。

かんていたいかい

 さらにいくつかの『高級品』を拾った。『高級品』ということはわかっていたので、あえて鑑定をせず、地上に持ち帰り、地上で正体を明らかにしてみた。

 さて、3品連続でいってみましょうか。

滅邪のパイク (2d5) (+11,+9) (+1)
それは賢さに影響を及ぼす
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは神に祝福されている。

デーモンスレイヤーのグレート・アックス (4d4) (+5,+6) (+2) {r獄}
それは知能に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは火への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

凍結のフレイル (2d6) (+10,+6)
始動したときの効果...
冷気への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは冷気によって大きなダメージを与える
それは寒さへの耐性を授ける。
それは冷気では傷つかない。

 うーん。地獄耐性がある『デーモンスレイヤー』さんは使う可能性もあるが、それ以外は微妙な感じである。しかし、いずれにしてもありがたいものたちだ。いつかお金に代えてしまうのかもしれないが、しばらくは自宅に安置する。

呪いを解く

 思うところがあって、呪われた『反テレポートのアミュレット』を持ち帰っていた。
 こんな感じのアイテムだ。

反テレポートのアミュレット {呪われている}
それはテレポートを邪魔する。
それは呪われている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 地上でそれを無理を押して一度装着し、『解呪の巻物』で呪いを解いてみた。装着した当初は呪いのせいで少々冷たかったようだが、逆に言えばその程度の話だった。

 その結果、無事に呪いが解け、普通の『反テレポートのアミュレット』として機能することとなった。というよりは、端的に美術商に3万$で売れた。
 こういう行為はこれまでのプレイで初めてだ。

 もともとは破壊してしまうだけのアイテムを、安い巻物を使って呪いを解いたわけで、大幅な黒字といえるだろう。

 呪われてマイナス値がついている『スピードの指輪』なども、このようにして呪いを解いてみると、意外に売れるようになるのかもしれない。いつか試してみよう。
 と前にも書いたような気がするが、なかなか実行できずにいたのだった。呪われたアイテムを身に着けるのはなんとなく怖い。

 最後に、覚えたばかりの「体力回復の魔法」を使ってみた。2,3回の失敗の後、無事に成功した。新しい魔法ということで、経験値が3000ほど入ったところで今週のプレイを終えた。

装備交換

 と思ったのだが、この週は実は3連休。もうちょっとだけ続くんじゃよ。
 ということで、日を置いて改めて潜ることにした。

 ここで、装備について少し更新を試みた。

『麻痺知らずのガントレット』が機能的に『賢者のアミュレット』と被っているので交換をしようとしたが、蛮野君はこの装備以外の高級品手装備を自宅に持っていない。ということで続投となった。

 また、打撃が弱いので、ここは指輪でサポートすべく、『浮遊の指輪』を『ダメージの指輪(+11)』に交換することにした。ちなみに『追加攻撃の指輪(+1)』よりもこちらのほうが打撃増加量が大きかった。追加回数が+2だったらまた違ったかもしれない。

 これを踏まえて、『浮遊のブーツ』に再登板してもらった。スピードは多少落ちるが、全体としてはこの方がバランスが良いような気がする。

 ということで、装備はこうなった。

a) | 右手 : (吸血)グレート・ソード『猛虎』 (3d6) (+10,+10) {|電}
b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+7]
c) } 射撃用 : ☆クロスボウ『アエゴロド』 (x5) (+15,+18) [+5] {*炎;明倍射|焼}
d) = 右手指 : スピードの指輪 (+13)
e) = 左手指 : ダメージの指輪 (+11)
f) " 首 : 賢者のアミュレット [+6] (+6探索) {+探赤r盲乱;麻視警(知賢}
g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!}
h) ( 体 : 耐性の軟革よろい『燦虎』 [4,+14] (+2) {+耐r恐}
i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+6] (+4隠密)
j) ] 頭 : 鋭敏の宝冠 [0,+6] (+7探索) {感!!}
k) ] 手 : 麻痺知らずのガントレット [2,+6] { }
l) ] 足 : 浮遊の硬革ブーツ [3,+7]

 とりあえずはこれで行ってみよう。

 さて、微妙なる心機一転、どうなりますことやら。

魔法の失敗

 さて、相変わらずの地下19階だ。

 出現した瞬間に「周辺感知の魔法」を3回も失敗。MPが半減する。魔法使い系の@にはこういうことがあるのが辛い。確率の問題とはいえ、連続して失敗を断言されるとなんなのだろうという気持ちになる。

 この失敗という現象、本当にランダムに生じているのか、というあたりが分からない。普通に考えて、立て続けに3回失敗というのは妙な気がする。もしかしたら、秒単位での時間数値がランダムのシードになっているとか、そういうことでもないと考えにくい気がする。

 仕方なく、敵に気づかずに眠りこけているオーガの目の前で、とりあえずじっとして回復する。よほど鈍いと見える。

 落ち着いてあたりをよく見ると、明らかの何かのピットの周辺回廊である。内部をテレパシーで検知できないところを見ると、おそらくゼリーピットだろうと推測された。

合理的なアイテム

 ここで、『鋭敏の宝冠』の始動機能が、実は「モンスター感知」であることにあらためて気がついた。試しに始動してみると、確かに四角い部屋の中に緑色のjがひしめいているのが見えた。予想通りだ。

 他の@でも経験しているが、これはとても有益な機能だ。
 通常のテレパシーでは見えないモンスター類を確認することができるためだ。もともと「テレパシー機能」のついたこの『宝冠』に、この「モンスター感知」機能が追加で備わっているのは割と合理的な気がする。宝冠なのでACこそ低いが、実はとても良いアイテムだと気がついた。

 そう。このアイテムは、まさに「パラディン」向きのアイテムだったのだ。
 同じような「魔法と戦闘のデュアルクラス」である”仙術使い”の「魔法戦士」の皆さんだと、この”モンスター感知の魔法”は初歩の段階で習得できる。しかし、”生命魔法”しか使えない「パラディン」は、このモンスター感知がないために、時として危機に陥ることもあるからだ。

 あらためて自らの装備の利点に気がつく蛮野君であった。こういう”気づき”も大切だ。

 ちなみに現在の雰囲気は茶色。何かいいことがあるといいのだけれど。

 とりあえずは『凡庸の巻物』を入手した。でも、たぶんこれではない気がする。

黄色い顔

 しばらくヴァンパイアやストームジャイアントなどを倒しつつ、ふと見ると、なんだか黄色いpがいるような気がした。

 黄色?メイジでもハイ・プリーストでもない。誰だろう?サルマン先生はもう倒していると思うのだけど。

 さて、近づいていっても黄色いpは黄色いpのままだ。色が変わらないのでサルマン先生ではない。
 いったい誰だろう?

 ということで、まずは戦いを挑んでみた。最初に殴っておいて後から考えるというのは戦場では一般的な手続きである(本当か?)。

ミス! 黄金王『アル=ファラゾン』にかわされた。

 おお、なるほど、この方が黄金王だったのか。黄金だから黄色なんだな。同じ黄金仲間でも先の”黄金竜”の演出とは違うようだ。
 そして、相変わらずお一人でいらっしゃる。

 だが、この方もまた生物。『吸血電撃ソード』の敵ではなかった。ちゅうちゅうと体力を吸収させていただく。なんか下品ですいません、王様。

 そして、いろいろなものを落としていただいたのだが、まともなものは『ドラゴン・グローブ』くらいだった。それでも手装備の貧弱蛮野君には十分ありがたいのだった。

竜の手

 さて、地上に戻り、先ほど黄金の王様からいただいた、竜のうろこから作られたといわれるグローブの正体を明らかにしてみた。

ドラゴン・グローブ [4,+5] {r暗盲乱獄}
それは暗黒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは実にありがたい。蛮野君がこれまで抑えきれていなかった耐性のいくつかを、これで賄えるようになった。

 これをお金で[4,+6]まで鍛えてから現在の手装備と交換し、再度戦場に出向く。

切れ味

 引き続いて地下19階。

『切れ味のマン・ゴーシュ (2d5) (+10,+9) (+4) {%}』
を拾う。何かが+4されるようだ。

切れ味のマン・ゴーシュ (2d5) (+10,+9) (+4) { }
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる

 採掘能力に+4ではあまり意味がない気がする。岩を掘るのはどうせワンドで行うからだ。

 次レベルまで残り25000。

獲得!

 次の探索では、『獲得の巻物』をゲットした。
 少し迷ったが、すぐに読むことにした。

 すると、神様からこのようなものを賜った。

つ『強力射のクロスボウ『烈隼』 (x5) (+16,+19)』

 これ、なんだろう?

強力射のクロスボウ『烈隼』 (x5) (+16,+19) {r暗;明}
それは暗黒への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは矢/ボルト/弾をより強力に発射することができる。

 なるほど、かなり強力なクロスボウだ。

 確かに今の弓装備よりもわずかに強力だが、現在の火免疫装備との交換はありえない。あの装備を交換するときは、他の装備で火免疫が充当できるときだけだろう。いや、射撃の「高速射撃ボーナス」と「強力射撃ボーナス」を考えると、それすら怪しいという気がする。
 あの『☆アエゴロド』さん、実は”地”がとても強い弓なのだ。クロスボウの強射撃と速射の組み合わせは実はめったに手に入らない。

 一方で、強力すぎる装備もある意味考え物かもしれないという気もする。交換の楽しみがなくなってしまうためだ。
 さりとて、火免疫は捨てがたしというのは先ほどから繰り返している通りだ。

全感知の冒険

 ここからは『全感知のロッド』一本で世の中を渡ってみようと試みた。
 一度使うとなかなか回復しないこのロッド、とりあえず使わずに置いておくよりは使って試してみようと思ったのだった。

 引き続いて拾った高級品はこんな感じだった。

美貌の金属帽子 [3,+6] (+2)
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの魅力を維持する。
それは永遠の明かりを授ける。

 かごめさんと違って特に美しさにはこだわりのない蛮野君、これはさすがに美術商に売り飛ばした。2000$程度だった。高級ロッドとか上質指輪類のほうが高いレベルだ。高級品といっても防具はこういうことが多い。なんでだろうなあ。

 どちらかと言えば、蛮野君は「美形は死ね!」と叫ぶ側のような気がする。もっとも、蛮野君には蛮野君なりの魅力がある。少なくともこのプレーヤーは蛮野君の良き友人のつもりだ。不屈で前向き、というのはすごいことだと思う。

 そして、昨今の多用で『スピードの薬』が減ってきた。ここは『スピードのスタッフ』のお世話になろう。火免疫が護ってくれることを期待したい。ただし、魔力吸収のある敵が出てきたらまずいことになるのだが。

 その後、いろいろと戦い続けて『ミラーシールド』などを拾うが、今の装備の完全下位互換である。とりあえず自宅には置く。

 そうした過程の途中で、巻物で地味にACを上げていく。
 また、拾ったもので地道にお金を貯めていく。55万$を超えている。何かいいものが買えるといいのだけれど。

 なお、『全感知のロッド』一本勝負は、いささか分が悪かった。回復が遅いので、検知された領域を探索し終わってもまだ充填されていないことが多く、結局は魔法で周辺感知をしつつ進んでいくことになってしまった。だったら、そもそも『全感知のロッド』の方が不要であると思った。
 やはり、数を揃えないと実運用にまでは至らないアイテムである。

青いピットとうっかり

 次なる探索はいかなるものか。

 地下19階に出現した瞬間に、テレパシーで青いTのピットがあることがわかった。トロル・プリーストだ。これはいいだろう。

 突撃する。進入には多少苦労したが、『邪悪存在退散のスタッフ』を5回ほど振ったところで青いTの皆さんは消滅した。
 とはいえ、テレポート機能のある皆さんだったので、危機を感じてか、相当数が外に脱出していたのも事実だった。

 そんな皆さんが勇気を回復してあたふたと戻ってくるのを逐一迎撃する。割と面倒ではあった。しかし、そんなこんなもやがて終了した。

 そして、さすがは魔法使いの集団、装備アイテムが一気に7つほど呪われていた。これは”同時多発呪い”の新記録かもしれない。


 さて、例のごとく、いろいろな残存物が残されている。やったね!さて、鑑定を…


 ところが。


 肝心な『鑑定のスタッフ』を持ってくるのを忘れていたことにここで気がついた。そうだ、さっきの探索で持ち物が多かったので、地下に使い捨ててきたのだった。
 あれええ、すっかり忘れていた。なんてことだ。

レベル31

 そして、ふと気がついたらレベル31になっていた。
 あれ?本当にいつの間に? 最近はいつもこんな感じだ。雰囲気的にはトロルピットの殲滅時あたりだろうか。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 2 0 18/130 知能 18/81 2 -2 0 18/81 賢さ 18/94 2 1 0 18/124 器用 18/89 2 0 0 18/109 耐久 18/93 3 2 2 18/163 魅力 18/64 2 2 0 18/104

 あれ?数値がレベル30とぜんぜん変わっていないみたい。そういうこともあるのだろうか。

 ちなみに、大量の呪いはピットの残存物の中に『解呪の巻物』があったので、その一本で解決した。軽い方の呪いで助かった。

悪く思うな

 さて、仕方なく簡易鑑定に頼り、延々とアイテムを所持しては捨て、所持しては捨て、を繰り返す。 

 そして、この階では、最終的に『反射のアミュレット』『反魔法のアミュレット』などをゲットして、未鑑定の状態で売りさばいた。それでも価格は最高価格になったので問題は無い。

『耐性のアミュレット』『追加攻撃の指輪』については、一応鑑定した。もしかしたら、追加耐性や、あるいは「追加攻撃の指輪(+2)」である可能性があったためだ。残念ながらなかったけど。

 ちなみに、『反魔法のアミュレット』は呪われていたらしく、あとから店主がむせび泣いていた。信頼を裏切るようなまねをしてしまったが、悪気はなかったので勘弁していただきたい。鑑定してもしなくても値段が変わらないことはわかっていたので、単に鑑定するのが面倒だっただけなのだ。

 そんなこんなで、貯金があっという間に75万$になった。ずいぶん増えた。

迷い

 次の探索ではこんなものを拾った。

エルフの革製スケイル・メイル (-1) [8,+7] (+2隠密) {r盲}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは、さすがに今の装備のほうが効果が良さそうだ。

 ここで地下19階の探索に少し迷い始める。アイテムが寂しくなってきた。お金に代えるためのモノはよく出てくるが、人生を変えるようなアイテムにはお目にかからない。

 そろそろ地下20階に出向いてもいい頃合なのではなかろうか。20階は一つの区切りだ。
 そう考え、決断した。


 行こう、地下20階へ。


 そして、この決断が正しかったことは、この後すぐに証明された。

深層へ

 ということで、おもむろに地下20階に侵攻する。

 早速赤いDのお出迎えを受けるが、これはどうということはない。火免疫の@に前には無力も同然だ。ただし、戦士に比べて打撃が弱いので倒しきるまで時間はかかる。

 さて、そこで落としてくれたのが『ドラゴン・ヘルム』である
 直後に拾った『*鑑定*の巻物』で確認してみる。

ドラゴン・ヘルム [8,+6] {r炎暗盲乱獄}
それは火への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これはこれで助かると思う。だが、今現在頭装備は主として「テレパシー機能(&モンスター感知)」の担当なので、すぐに交換するというのは難しいだろう。
 いつか『アーティファクト生成の巻物』が拾えたら、これに読んでみたいものだ。

経験値と経験

 なお、戦闘の前後で比較したところでは、ドラゴンを一匹倒すと経験値が1800程度入るようだ。これは効率がよい。オログ6匹分の稼ぎになる。

 逆に考えれば、オログを6匹倒せばドラゴン1匹分の経験値が得られる、という見方もできる。どちらが楽なのかといえば、実はオログの方だろうか。この蛮野君は火免疫があるので赤いDは問題にならないが、青いDの場合には勝手が違いそうだ。ドロップに期待するのであれば積極的にドラゴンにアタックすべきだが、そうでなければ相手をしない、という選択肢もあるのかもしれない。

なんと!?

 東の隅の部屋にぽつんと落ちていた革のブーツをなんとなく拾い上げてみた。
 しばらくして、それがなんと『特別製』だということが心の裡から浮かび上がってきた。

 おお、いったいなんだろう。

 つ「鑑定のスタッフ」ていっ!

『★フェアノール王の硬革ブーツ [3,+20] (+10加速)』

 え?


 なんと?


 ここで拾うの?


 なんと、最終加速装置こと『フェアノールブーツ』をここで拾ってしまった。
 ハーフオークの戦士のときは、レベル50に達してからゲットするまでに1年以上かかったこのアイテム、蛮野君はレベル31であっさり入手である。

 オリジナルのangbandに比べて加速が+15から+10へとデチューンされているとはいえ、靴一つで+10の加速というのは相当なものだ。つい先ほど加速+5のブーツを拾ったばかりだというのに、なんとまあ、蛮野君、やはりスピードにはとことん縁がある人のようだ。

 この分では、”加速三種の神器”である残りの二つ、『★クブラゴル』と『★リンギル』も遠い夢ではないのかもしれない。

 …さすがに『★クブラゴル』を拾ってしまったら、装備選択にちょっと困るだろうなあ……火免疫が他になければこれもしないかもしれないなあ。

 そんなこんなで、勇気を出して20階に挑んだ意味はあったようだ。

超高速ブーツの由来

 さて、この超速度ブーツ、いったいどんな由来と正体があったのだろう。現場で拾った巻物で*確認*してみた。

★フェアノール王の硬革ブーツ [3,+20] (+10加速)
この素晴らしい皮靴は、シルマリルの生みの親であり、かつて最強のエルダールであったフェアノールの韋駄天の靴で、モルゴスに隷属させられた中つ国を奪い返す彼の英雄的挑戦の助けとなった。
始動したときの効果...
加速(期間 20+d20) : 250 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それはスピードに影響を及ぼす
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど、発明王の王様のアイテムということだ。この方は、この超スピードブーツの他にも、この世界で今でも稀に発見される謎の発光体『☆フェアノールのランプ』や、とんでもない宝玉の『シルマリル』を作られている。

 後者はこれが元で長い戦争が起きたくらいの逸品中の逸品である。下手をすれば、件の『★一つの指輪』よりも不幸を呼ぶアイテムかもしれないくらいだ。幸か不幸かこのゲームには出てこないが、出てきたら大変なことになるだろう(実はこの宝玉が埋め込まれている(いた?)『★ドワーフの頸飾り』は登場するが、なぜかそれほどの有効機能はない)。

 ちなみにこの『フェアノールブーツ』、元の加速が+10で、また始動機能がそれに加えてさらに加速+10ということで、なおかつそれ以外の耐性などの副次機能はまったく備わっていない。潔い「加速特化型アイテム」である。
 正直、すでに+13の加速装置を持っている蛮野君には、機能的に若干被り気味の装備と見えないこともない。

 とはいえ、せっかくこんなにありがたいものを拾ったのだから、これを使わないという手はないよなあ。

幻の浮遊機能

 しかし、浮遊機能がなくなるのだよなあ…

 と思っていたのだが、ここで少し妙なことに気がついた。

 これまで装備していた『浮遊の硬革ブーツ』の代わりに、この『★フェアノールブーツ』を装備した状態でマグマの中に入っても、なぜかダメージをまったく負わないようなのだ。
 不思議だ。なぜだろう。

 もっとも、これはもしかしたら「火免疫」によるものなのかもしれない。と思っていた。

 ところが、実は同じ状態で「水の中」でも溺れないことがわかった。いったいどういうことなんだろうか。超スピードになると自然に浮遊状態になるのだろうか?

 もしこれが正しいのだとしたら、この@には浮遊機能がいらないことになる。これは実はとても助かることだ。なぜなら、浮遊機能を持ったアイテムは存外貴重であり、その浮遊機能を充当するためだけの制約で、装備が決まってしまうこともあるためだ。

 それがなくなるのだとしたら、とても気が楽になる。

 それにしても、少し前に拾ったばかりのお宝アイテム「スピードの硬革ブーツ [3,+8] (+5)」の意味が無くなるとは思わなかった。蛮野君、スピード運が良すぎるだろう。

 そして、さらにありがたく『レベルアップの薬』を拾って撤退する。

はじめてのなずぐる

 次のチャレンジも、同じく地下20階。

 東の上の隅の小さな部屋に出現したところで、そのすぐ近くの中央の小部屋に灰色のWがいることがわかった。気のせいか、少しだけ色が濃い気がした。

 出現したその部屋からの脱出ルートは一本しかない。どの道、そのWを倒して進むしかなかった。

 さて、勢いよくそのWに攻撃を仕掛けたところで、こんな声が世間から戻ってきた。

東夷『カムル』を攻撃した。ミス! 東夷『カムル』にかわされた

 おおおお、なんと、ナズグルの皆様の”ナンバー2”の方ではありませんか。

 さすがにこの相手には吸血装備は効果がない。もう通常の意味では命のない相手だから。
 とはいえ「電撃」装備の効果は多少はあるようだ。この武器、いいなあ。

 悲しいことに、戦っている最中に、その銘入り『電撃吸血ソード(+10,+10)』を(+8,+9)に劣化させられてしまう。そうか、このヒト、劣化機能持ちなのか。そういえば、ナズグル全員がそうだと聞いたこともある。

 もしかしたら、こちらのステイタスを下げる能力もありそうだ。

 だが、こちらもそれほど脆弱なわけではない。『賢者のアミュレット』でほぼすべての基本ステイタスを保護しているはずだ。

 結果として、ターン数はかかったが、逃げ出すこともなく、なんとかこのWを倒した。

 どうだ、これが聖なる騎士の力だ!(どやっ)

 ここでは『聖戦者』武器を頂いた。

(聖戦者)ヘヴィ・ランス (5d8) (+7,+15) [+2] (+1攻撃) {+攻(耐}
それは賢さに影響を及ぼす
それは打撃回数に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それはあなたの耐久力を維持する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは神に祝福されている。

 ダイス目が5d8で攻撃力が+15とは、なかなかのものだ。しかも追加攻撃が1回あるので、かなりの攻撃力があるような気がする。

 なるほど。もしかしたら、これは以前このWに挑んだ誰かのものだったのかもしれない。残念ながら力及ばずに敗れ去った、ということなのだろうか。これを装備していながら敗れるというのは、どこか耐性に致命的な抜けがあったとしか思えない。

 さらに、ナズグルの皆さん恒例のお土産『☆呪われた指輪』を拾ったのだが、これはまた後で。

 なぜなら、この直後、それどころではないことが起きたからだ。
 そう。ナズグル退治どころではないことが。

vault!!!

 ダンジョンの東の端でのナズグルとの戦いが終わって落ち着いたところで、トラップ感知の魔法を繰り出したところ、中央部付近に不思議な形状のトラップ集団があるのが見えた。


 罠が一列に並んで何かを取り巻いている。要するに、これは細い通路一面にひたすらトラップが仕掛けられている、ということに違いない。

 プレーヤーは、こういう地形には覚えがある。
 まさか、あれか。

 あらためて「周辺感知の魔法」できちんと確認したところ、茶色の壁が見えた。このダンジョンを取りまくものと同じ、いわゆる「永久壁」だ。それがダンジョンの中にある。
 全体として、卍型の通路の基地になっているようだ。

 やっぱりvaultだ!

 あまりに久々なので解説しておくと、vault(「ヴォールト」と読むらしい)とは、ダンジョンの中にある、モンスターでいっぱいの「宝物殿」だ。

 基本的に永久壁の迷路のような構造で、そのなかに山のようなトラップと、その階よりも数階層深いレベルのモンスター(中にはユニークモンスターがいることも)、そして、目の眩むような『お宝』が眠っている。

 vaultにはどこか一箇所だけ入り込めるところがあり、そこをうまく見つけないと、そもそも進入すらおぼつかない。テレポートで飛びこむこともできないようにできている。はじめてこのvaultに出会ったハーフオーク戦士@&プレーヤーは、その仕組みがわからず、あたりをうろうろした挙句、入り方がわからず、すごすごとお家に帰った記憶がある。今思えば、実にもったいないことだった。

 これが、蛮野君の初めて(というか、ハーフオーク戦士以外の新人@諸君全員で初めての)のvaultであることがわかった。vaultの中では小さいほうかもしれないが、しかし十分な大きさだ。

 ちなみに、しばらくして、階の雰囲気は赤というか濃い茶色に変わった。

悪い予感がする…

 こう書かれてはいるが、この状況は@的にはむしろ”いい予感”だ。
 vaultは、ピットと違ってそこまで大変なことにならないことが多い。通路も狭く、たいていはタイマンで対応できる。そして、繰り返しになるが、vaultの中にはたいていとんでもない宝物が落ちている。
 そう、とんでもない宝物が。


 ナズグルのNo.2を倒したところでこの状況。
 さて、どうしたものか。


 まず、ここでは、セオリーとして、最終ターゲットを残して、後の領域を平らげておくことが必須である。

 ということで、それ以外の領域に出向いて、赤いドラゴンやらオログやらを退治してから、おもむろに永久壁の卍に向かって歩いて行った。

vaultチャレンジ!

 今回のvault地形は、中央に進入する扉があり、そこから卍の各腕の4つの各領域に分かれている。どこからチャレンジすべきだろうか。

 テレパシーで感知できたのは主として右上で、そこには赤いドラゴンと緑のMがいるのが見えた。この段階でヒドラは面倒な相手のような気がした。


 そこで、左上の比較的空いていそうな気がするところから挑戦した。


 ところが、である。

 そこにさりげなく佇んでいた灰色のSを攻撃したところ、妙に硬く感じた。普通の蜘蛛なら一瞬で消えるはずだ。

 そして、こんな状況説明が戻ってきた。

闇の蜘蛛『シェロブ』を攻撃した。

 おお、なんとユニークモンスター!しかも、あのシェロブさんである。道理で硬いわけだ。

 さすがにvault、簡単にはいかないということか。

 本来の「指輪物語」の世界であれば、この巨大な蜘蛛は『★ガラドリエルの玻璃瓶』の光で恐れおののくはずなのだが、残念ながら、このゲームでの実装はそうならないことは以前に確認済みだ。おそらくは、『★つらぬき丸』をもってしてもそれほどのダメージを与えることはできないのだろう。

 仕方なく、そのまま直接的に戦う。あまり良い方法だとは思えないのだが、仕方がない。

 とはいえ、『吸血装備』は生き物相手には鉄板である。なんだかんだでこの灰色の巨大蜘蛛も、相手のエネルギーを容赦なくちゅうちゅうと吸い上げる『電撃吸血グレートソード』の前に敗れ去ったのであった。
 ちなみに、@のほうはたいしたダメージを受けてはいない。

 この武器、実は結構すごいのだよね。安心感が半端ない。多少の劣化など気にもならない。地上に戻ったら自宅に貯めてある巻物でリカバーしよう。もともとそうやって鍛えてきたのだから。

 なお、戦闘後にこの方が落としてくれた『スピードの指輪』は、なんと+2。そう。たったの+2。むしろこんな低速の『スピードの指輪』はめったに見ないというレベルだ。
 @ががっかりしたことは言うまでもなかった。

 もっとも、蛮野君はすでに+13というトンでも速度の指輪を持っているわけなので、これ以上のものが出る可能性は低かったわけだが。ハーフオーク戦士で@でも現在しているのは+14だ。

素晴らしい*

 ここで、この戦いを横で見ていた息子その1が、赤い*があるという指摘をした。なるほど、確かに、あまり見たことのない赤い*が転がっている。普通の宝石などではなさそうだ。

 これを拾ったところ
『石(未鑑定)』
と出てきた。

 そう。石だ。

 このゲームで『石』と称されるアイテムはたった一つである。

 それは、『★アーケン石』以外にありえない。


 もしかして、あの『★アーケン石』を拾ってしまったのか!
 ホントだったらすごいよ蛮野君!

 とりあえず確認だ。
 このあたりに落ちていた『*鑑定*の巻物』でいきなり真の正体を明らかにしてみた。

★スラインのアーケン石 (+3加速)
月光を凝縮させたかのような輝く大珠、名高き「山の精髄」で、降り注ぐ光を幾千もの輝きの小片に変えて発散する。
始動したときの効果...
体力と引き替えに千里眼と帰還 : 20+d20 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは永遠なる明かり(半径 3)を授ける。
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 確かにこれだ! 『★アーケン石』だ!本物だ!

 そうだ。そうなのだ。
 これこそが、この世界の探索の要、『★アーケン石』なのだ。


 ついに来てしまった。
 このプレーヤーの個人的な「探索のための必須アイテム」ナンバー1。

 「指輪物語」の前日譚である「ホビット」では、この見事な宝物に対して、ドワーフの王様が半ば狂ってしまうほどの執着を見せ、最終的にはそれが彼の死につながる。それほどのアイテムだ。

 そして、このTinyAngbandにおいては、このアイテムの機能である「千里眼」と「帰還」が、ダンジョン探索において絶大な意味を持つ。

 これまで必須だった地形感知のためのアイテム類や、『啓蒙の薬』すらもがまったく不要になるのだ。

 つまり、これがあれば『周辺感知のスタッフ』も、なかなか使えない『周辺感知のロッド』も、探索の効率化のために持っている『アイテム感知のスタッフ』も、すべて不要になるのだ(ついでに『帰還のロッド』もだ!)。

 さっそく、装備を交換する。
 おまけ的な機能だが、加速にも+3があり、蛮野君の速度は現状で特に何もせずとも+26にまで達している。わお、すごいね。もう言うことがないよ。

 そのほかの追加機能も含め、蛮野君のステイタスが明確に一回り上がった気がした。

vs.ドラゴンの祖&護衛軍

 引き続いて、その状態で今度は右上のドラゴンに挑戦することにした。

 ただのドラゴンなら、たいした問題はない。むしろ、一緒にいるヒドラのほうが気になるレベルだ。

 近づいていくと、不意に『賢者のアミュレット』が震えた。警告機能が発動している。

 ということは、なにか危険なことがあるようだ。このまま進むと大変なことが起きるということを示している。
 こういう警告機能は無視してはいけない。

 もう少し準備が必要なようだ。

 一度後退して仕切りなおした。
 とはいえ、すでに速度は十分なはずなので、できることといえば、魔法での「祝福」や神様からの「士気高揚」くらいしかすることがない。とりあえず、その辺の処置を行って、あらためて接近する。

 改めて近づいたところ、赤いDが視野に入ったところで、こんな台詞が心に浮かび上がった。

ドラゴン族の祖『グラウルング』は呪文を唱えようとしたが失敗した。

 おっと、なんとこちらもユニークモンスター! さすがは宝物殿、強敵が揃っている。

「ホビット」にも「指輪物語」にも出てこなかった、もっと古い時代の中つ国の物語に出てくるこの世界の竜の祖、「グラウルング」様である。

 これは強敵だ。

 さらに、背後に伴っているヒドラがガスのブレスを吐いてきた。

 おかげで、500しかない@のHPがあっという間に半減した。この「ガスのブレス」には耐性や免疫が存在しない。喰らったら喰らうだけ、HPが減るのだ。
#と、この当時は思っていた

 未だ『体力回復の薬』も持っていないこの状況では対応できそうにない。
 ここで当てにならない魔法での体力回復に頼って踏みとどまるほど愚かではない蛮野君だ。

 一度テレポートして逃げ出した。
 体勢を立て直す。


 南西の離れた部屋に出現した。幸いにも誰もいない。そこで薬を飲み、足踏み回復をして対応する。

 とにかく、護衛役のヒドラを引き離さなければ。

 改めて近づいていくと、敵もこちらを検知して高速で向かってくる。これは怖いなあ。おまけに、ユニーク一体ならまだしも、護衛のヒドラも後ろからのこのことついてくる。なんとも困ったものだ。


 vaultからかなり離れたところでの対戦となった。さすがにドラゴンのほうが戦場への到着が早く、短時間だがドラゴンとタイマンを張って戦うことに成功した。

 ということで、しばらくげしげしとやりあった。
 数撃打ち合ううちに、相手の体力が減少していくのがわかった。古代ドラゴンとはいえ、さすがに吸血装備の敵ではないのだった。

 応援召還でヤングドラゴンなどを呼び出してはいたようだが、狭い通路ゆえ、たいしたことにはならなかった。

 体力が半減したところで、御大グラウルングがついに@に恐怖して後方に逃げ出した。
 だが、そこに入れ替わりで到着したのが強敵ヒドラである。

 なかなかの連係プレイ。これは厄介だ。

 とりあえず召還のヤングドラゴンに一瞬向き直って消失させ、今度はヒドラを相手にひたすら剣を振るう。実に固い相手だ。その間にグラウルングは遠くに逃げていく。なんということか。まじめに体力を回復されたら面倒なことになる。

 だが、今はまだヒドラを抜けない。むしろ、下手に抜いていったら前後で両面作戦になってしまう。それはむしろ避けたい状況だ。

 仕方なく、延々と目の前の固い緑色のモンスターを剣で削り続けた。

 弱い打撃故に相応の時間がかかったが、何とか最後にはヒドラを消失させた。一面に宝石類を撒き散らしていたのはそれなりに綺麗な光景ではあったが、しかし、のんきに眺めている余裕はない。早く竜を追わなくては。

 と思ったものの、こちらもガスのブレスでなかなかのダメージを食らっている。
 とりあえず『致命傷回復の薬』をいくつか飲み、ほどほどに体力を回復してから古代竜を追って走り出す。全快までは待っていられない。

 加速+26は速い。さすがの韋駄天『★フェアノールブーツ』だ。逃げていた竜にすぐに追いついた。

 vaultの隅で回復を試みていた巨大な竜に追いつき、あらためて戦いを挑む。
 こうしてみると、蛮野君、なかなかの剛勇である。

 ていりゃーッッッ!!!
 逃げる竜の背中から、一気に撃ちかかる。
 ダメージを食らって振り向いた竜に、今度は正面から切り結ぶ。
 そこから、何回となく打ち込む。全力だ。

 もともとこの@は「パラディン」である。戦闘行為自体は本職ではないのだが、もはやそんなことを言っている場合ではない。この瞬間は戦うしかないのだ。すべてのドラゴンの祖という強大な敵に対して。


 さすがに竜のご先祖、苦労はした。相当にターン数はかかった。
 が、その最後にはこの古代竜を何とか倒すことができたのだった。
 ぱんぱかぱーん!


 やった!
 ドラゴン族の祖『グラウルング』さんを倒したぞ!
 すごいぞ、蛮野君!


 本来なら、このドラゴン族の祖『グラウルング』は強烈な火炎のブレスであっというまに@を瀕死に追い込む。一次耐性があっても300以上、二次耐性装備でも100以上のダメージを一撃で与えられる。万一火の耐性が一切なければ、900以上のダメージが来る。たいていの@は一瞬で死ぬ。
 通常の@なら攻略を諦めるという選択肢も十分にありえるところだ。

 しかし、ここは”火免疫”のある蛮野君。この強敵を平然と(までは言わないけど)打ち破ったのだった。やっぱりすごいなあ、火免疫。全財産をはたいて買っただけのことはあったのだ。慧眼でしたなあ。

 実際、護衛のヒドラがいなければ、ほぼ何の問題もなく最初の遭遇の現場で倒しきっていただろうから、たいしたものである。

ミ☆

 さて、ここでは、『星(未鑑定)』というものを拾った。
 これも、この世界ではたった一つしかないものだ。

 そう、件の『★エレンディルの星』である。

 ここでも同じく落ちていた『*鑑定*の巻物』で正体を明らかにしてみた。vaultだとこういうことも多い。

★丈高きエレンディルの星 (+1加速)
輝く『西方国の星』で、エレンディルの家系に伝わる家宝だ。銀の鎖に白い宝石がついている。
始動したときの効果...
魔法の地図と光 : 50+d50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは永遠なる明かり(半径 3)を授ける。
それはスピードに影響を及ぼす
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 だが、これは使われることは無いのだった。なぜなら、同じ場所で同時に『★アーケン石』が登場してしまったからだ。機能的にもほぼ上位互換である。もっと前なら十分に実戦登板の機会があったはずだ。ちょっと出現タイミングが悪かったような気もする。

 この★装備はいつもそういうところがある気がしてならない。もっとこう、地下2階とか3階あたりで出てきてくれればもっと使われる可能性は高いと思う。

うれしい悲鳴

 さらに、残りのvault領域でも戦うが、さすがにこれ以上特記すべきことはなかった。

 とはいえ、vault全体では相当量のものが落ちている。『鑑定のスタッフ』の残り回数が心もとないので、とりあえずは所持しての簡易鑑定を繰り返す。

 武器や防具装備で『高級品』と検知できたものだけを持っておく。

 それでも『鑑定のスタッフ』の残り回数が不足している。仕方なく、いろいろなアイテムを一度拾って簡易鑑定をかけてから処理をするということとなった。むしろここで大変な手間がかかった。

番人出現

 そんな簡易鑑定をしつつあたりをうろうろしていたわけだが、最後の最後に割と大変なことが起きていた。

 簡易鑑定の途上でうろうろしているときに、なんとなく、もともと自分が出現していた近所の部屋に戻ったところ、不意に周囲をモンスター軍団に囲まれた。
 なんだなんだ?

 よく見ると、「キリスウンゴルの番人」が一匹、部屋の中に佇んでいた。湧いて出てきたらしい。

 このモンスターの召還は結構な量だ。青いTやらpの群やら、Cやらが一気に大量に出現していた。しかも、時間と共にどんどん増えてくる。広い部屋の中だったので、あたり一面がモンスターだらけになった。えらいことだ。

 あわてて対応する。全方位攻撃とか、士気高揚とか、いろいろと神様の助けを借りたが、とても無理だった。おまけにどんどん敵が増えていく。これは大変だ。
 そこで、またもやテレポートして事なきを得た。


 西側の部屋に出現してなんとか休む。
 参ったねこりゃ。


 あらためてvault方面に出向くと、そのモンスター軍団がこちらに続々と接近してきていた。
 あわわわ。どうしよう。

 と一瞬びびったが、よく考えると、召還主の「キリスウンゴルの番人」自体には実は移動能力がない(はずだ)。召還されただけのモンスターであれば、いくら数がいようとたいした問題にはならないと気がついた。倒しても倒しても次々と敵が呼ばれることが本当の問題なのだから。

 そこで、モンスターを細い通路に誘い込み、一匹ずつセオリーどおりに対応して殲滅させた。
 さすがに番人自体は放置とした。今回経験値としては十分なものをつんだはずだし、これ以上何か良いものが落ちていたとしても、持ち帰ることができないからだ。

子に教えられ

 いろいろ苦労はあったものの、最後にはなんとか持ち帰るべきものを決めた。
 さて、『帰還のロッド』を振って、帰ろうか、

 と思ったところで、息子に「『★アーケン石』に帰還の機能がある」ことを指摘された。
 あ、確かにそのとおり。

 ということで、『★アーケン石』を始動させ、多少のHPと引き換えに地上に戻った。

悪と正義

 地上にて、★アイテム以外のいろいろな『高級品』の皆さんの*鑑定*を執り行った。

 が、悲しいかな、こんなときに限ってこれというものはない。あんなに一所懸命選んだのに。

 2種類あった『追尾クロスボウの矢』を除いて、ほぼすべてのものを売り払うことになった。もちろんこれだけでも相当にありがたいものだ。

 最後に、ナズグルさんから頂いた『銀の指輪』を*鑑定*した。

☆幽鬼の指輪『サングワ』 (+10,+10) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅隠r毒暗獄恐;視浮怒呪[瞬}
始動したときの効果...
邪悪消滅 : 250 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは宙に浮くことを可能にする。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはテレポートを邪魔する。
それは経験値を吸い取る。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 むう。なんだろう、これ。

 始動機能が「邪悪消滅」となっている。これ、今まで見たことがない機能かもしれない。もしかしたら、ハーフオーク戦士@の持っていた何かのアイテムにこの機能が付随していたような気がするのだが、実際に使った記憶がないので、この機能の実態がわからないのだ。

 そもそもこの「邪悪消滅」という機能、もともとの持ち主の人が始動させたら、定義的に自分自身も消えてしまいそうだ。

 そういえば、この方から頂いたドロップアイテムは『(聖戦者)』だった。これは、アンデッドなどに特に強い力で対抗できる武器装備だ。先ほどまでは、このナズグルに挑戦して敗北した誰かの持ち物ではないかと考えていたが、この指輪の発動機能を鑑みると、もう一つの解釈が可能になると思った。

 つまり、この人は実はもともとは正義の側の人だったのが、何らかの理由でうっかり装着してしまった指輪の力で歪められてしまった、ということなのかもしれない、というものだ。

 ナズグルという存在は、それ自体はもともとただの人間だったはずだ。しかも、王様などが多かったと聞いている。その”人となり”についても、最初から全員が悪だったわけではなかったらしい。それを考えると、「正義の戦士が指輪によって堕落させられた」説は、それほど荒唐無稽というわけではない気がする。

 なお、この『☆指輪』の呪いについては「強力な呪い」なので、お高い巻物で一応は解呪が可能だ。

 ただし、「付近のモンスターを怒らせる。」というこの一文がすべてを台無しにしている。
 要するに、隠密も何もなく、階に入った瞬間にモンスターが目覚めて、こちらに向かってくるわけだ。これではいくら命があっても足りない。地上の街ですら、周囲の人が(猫まで!)敵に回る。気が休まらない。

 やはり、『幽鬼の指輪』はそう簡単には使えないのだろう。よくできている。

王様の帽子

 引き続いて『★アーケン石』の機能を試すべく行った次のチャレンジでは、なんとこちらの立派な革の帽子を拾うことができた。

★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+10] (+2) {r乱}
レゴラスの父であり、領土の森のあらゆる事を知るスランドウィル王のハンティング帽だ。
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それはテレパシー能力を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 おおお、こちらも定番のテレパシー装備だ。

 ただし、先にも述べたが、実は今の蛮野君においては、実は『鋭敏の宝冠』にテレパシーに加えて「モンスター感知」の始動機能が備わっているため、むしろこちらのほうが都合がよい。多少のACの低下は気にならないくらいだ。

 ということで、こちらのありがたい『★王様のテレパシー帽子』については自宅に鎮座していただくこととなった。正直、とてももったいない。だが仕方がない。

 ついでにこんなものも拾ったので確認してみた。

エルフのクロスボウ (x4) (+9,+13) (+2隠密) {r盲}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは盲目への耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる

 現状ではこちらは使うことはなさそうなので、美術商に売り払った。

 このあたりで、全財産は80万$を超えてきた。今回の開始時が40万$程度だったはずなので、この1回で倍増だ。なかなかの高収入といえるだろう。100万$のミリオネアまであと一息である。

まとめ

 いやはや、すごい週になった。最初の段階ではこんなになろうとは想像もしていなかった。

 あの『★フェアノールブーツ』をこの段階で拾うことになろうとは、予想もしていなかった。さすが”スピードキング”蛮野君である。さらにvaultに遭遇して、中つ国の至宝『★アーケン石』まで入手するとは、とても強運なことだ。そして、実は『ドラゴングローブ』も耐性を埋める地味に良いアイテムだった。

 どんどん強くなっていく。根性がある@だからかもしれない。

 後は、『鑑定のロッド』を1,2本手に入れて、鑑定をもう少し楽にしたいものだと思う。さらに、もし可能であれば『★トゥオルの影のクローク』あたりで酸の免疫をゲットしたい。そうすれば、大概の敵には対応できるからだ。特にアリとかアリとか、あとアリとかだ。そう、あとアリもね。←かなりアリに恨みがある模様

 では蛮野君、またいずれ。次に会うときが楽しみだ。

息子プレイ短報

 なお、今週は息子もそれなりの時間プレイしていた。
 レベルは32になっていた。だがドゥナダンの道のりは遠い。

 地下18階で、マムシのピットを無傷で倒したり、ナズグルをはじめて倒したりと、それなりに充実した一日を送っていたようだ。

 さらに、翌日は、アイテムとして『★センゲル王の金属帽子』をゲットしていた。使ったのかどうかはよくわからない。

 また、ガレ場の中から銘入りの『殺戮のグレートソード』や『テレパシーの金の冠』を入手したので、装備を交換していた。

 その結果、武器装備として、『★ドワーフのバトルアックス』を装備し、『吸血ロングソード』を手荷物に持って備えていた。これはこれでなかなかいい考え方だと思う。

 だが、悲しいことに、虎の子の『邪悪存在退散のスタッフ』が炎で燃やされてしまった。あまりの悲しさに、息子はその場で地上に戻っていったくらいだ。気持ちはわかる。

 あのスタッフは、貴重品で滅多に手に入らないし、しかもとても役に立つ。オークピットなど、あれを2回振れば終わってしまうくらいだ。楽さ加減で言えば吸血装備の比ではない。それが失われたときの精神的ダメージはとても大きい。

 また、Vを相手にしたときに、ついに「幻覚状態」に陥った。しかも、なぜか同時に起きていた「混乱状態」が薬を飲んでもなかなか治らなかったこともあり、たかだかV一人を退治するのにえらく手間がかかった。

 幻覚を解くための『癒しの薬』を自宅に置いてきていたので、そのまま恐る恐る地上に戻り、魑魅魍魎の徘徊する(ように見えている)街をひたすら自宅に走り、『癒しの薬』を飲んで事なきを得た。

 ゼリーピットに穴を開けて戦った。落ちていたものをひたすら投げて攻撃していた。
 どうも楽しいらしい。

 最後に『レベルアップの薬』を拾って帰還した。

 いささか息子も疲れたようで、そこで終えていた。


 今回の息子はいろいろな経験をした。父にはない、息子なりの工夫もある。
 息子は息子で、着実に前に進んでいるようだ。

第133週

 どういうわけか、またもや3連休である。

 それはさておいて、今週は林石隆老師にご登場願った。

 こんにちは、老師(あの手の形の挨拶)。
 最近はいかがでしょうか。

ドゥナダン 魔法戦士 魔術男爵 レベル 31 経験 250321 $ 951512 |[}=="!((]]] 腕力 !18/120 知能 !18/160 賢さ !18/140 器用 !18/180 耐久 !18/150 魅力 !18/130 AC( 95) HP 533/ 533 MP 183/ 183 名前 : 林石隆 性別 : 男性 年齢 51才 腕力 ! 18/120 種族 : ドゥナダン 身長 187cm 知能 ! 18/160 職業 : 魔法戦士 体重 75kg 賢さ ! 18/140 魔法 : 仙術 社会的地位 41 器用 ! 18/180 守護神 : トゥルカス 耐久 ! 18/150 魅力 ! 18/130 打撃修正 (+27,+38) HP 533/ 533 打撃攻撃 :伝説的 [12] MP 183/ 183 射撃攻撃 :伝説的 [17] 打撃回数 5 魔法防御 :超越 平均ダメージ 220 レベル 31 隠密行動 :卓越 経験値 250321 射撃修正 (+34,+14) 最大経験 250321 知覚 :卓越 射撃倍率 x2.28 次レベル 330000 探索 :卓越 射撃回数 5.24 所持金 951512 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [29,+66] 日付 19日目 15:17 加速 (+10) プレイ時間 69:07:44 赤外線視力:70 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 1 0 18/120 .....s....... 知能 18/100 2 2 2 18/160 .........2... 賢さ 18/100 2 0 2 18/140 .........2... 器用 18/100 2 1 5 18/180 .....s....5.. 耐久 18/100 3 0 2 18/150 ..2.........s 魅力 18/100 2 1 0 18/130 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ...+......... 耐麻痺 : ..+..+....... 耐電撃: .......+..... 反射 : .+........... 透明視認 : .....+....... 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ..+.......... 生命保持 : +............ 耐冷気: .......+..... 火オーラ: .....+....... テレパシ : .........+... 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: .....+....... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ....+........ 魔力減少: ............. 急回復 : .....+......+ 耐盲目: .........+... 乱テレポ: ..+.......... 浮遊 : ...........+. 耐混乱: .........+... 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : (吸血)ロング・ソード (2d5) (+9,+10) {経|吸} b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+9] c) } 射撃用 : ☆スリング『イフンゴル』 (x2) (+16,+14) (+2) {+耐具;麻射瞬.(耐.} d) = 右手指 : スピードの指輪 (+10) e) = 左手指 : 耐暗の指輪 f) " 首 : 勇者のアミュレット (+3,+7) [+7] (+7) {+赤r恐;麻視活[炎(腕器} g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} h) ( 体 : 耐性の硬革よろい (-1) [6,+9] {r酸電炎冷毒獄} i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+7] (+3隠密) j) ] 頭 : ★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+9] (+2) {+知賢r盲乱;感} k) ] 手 : 俊敏のセスタス [5,+6] (+5) l) ] 足 : 浮遊の軟革ブーツ [2,+6] {浮} a) ? 3冊の 仙術の魔法書[仙術入門] {50%引き} b) ? 3冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} c) , 5つの エルフの行糧 d) ! 23服の ヒーローの薬 {50%引き} e) ! 23服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} f) ! 15服の 経験値復活の薬 {50%引き} g) ? 9巻の テレポートの巻物 {25%引き} h) ? 3巻の 鑑定の巻物 i) - 5本の トラップ感知のロッド j) - 2本の 癒しのロッド {!k!!} k) - 4本の 岩石溶解のワンド (48回分) l) _ 鑑定のスタッフ (21回分) m) _ 邪悪存在退散のスタッフ (8回分) n) { 22個の 鉄弾 (2d2) (+7,+6) (52/272)

 ドゥナダンの魔法戦士。
「魔術男爵」と世に称される仙術の使い手だ。かっこいいな。呼び名的にはなんだかZepperiさんみたいだと思った。

 レベルは31。よく見たら年齢はプレーヤーの実年齢とほぼ同世代だ。だが、年齢に関係なく、老師は老師である。

 前回、酸のブレスなどにいろいろと苦労したことから、「反射機能」と、せっかく持っている「酸免疫」の両立を考えて、以下のように装備を修正した。

a) | 右手 : (吸血)ロング・ソード (2d5) (+9,+10) {経|吸} b) ) 左手 : ★トーリン王の金属製スモール・シールド [5,+11] (+4) {+腕耐*酸r轟恐;麻} c) } 射撃用 : 高精度のショートボウ (x2) (+14,+6) (+2) {+器;活!!} d) = 右手指 : スピードの指輪 (+10) e) = 左手指 : 耐暗の指輪 f) " 首 : 反射のアミュレット g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} h) ( 体 : 耐性の硬革よろい (-1) [6,+9] {r酸電炎冷毒獄} i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+7] (+3隠密) j) ] 頭 : ★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+9] (+2) {+知賢r盲乱;感} k) ] 手 : 俊敏のセスタス [5,+6] (+5) {+器} l) ] 足 : 浮遊の軟革ブーツ [2,+6] {浮}

 これで、反射と酸免疫が両立できた。
 ただし、副作用として、『勇者のアミュレット』で担われてきた「透明視認」がなくなったのだが、これはもしかしたら「テレパシー機能」で代用できるのかもしれない。
「透明だが意思を持たない(ゆえにテレパシーで検知できない)モンスター」という存在が、今のところは認められていないため、見切り発車だが、これで行こうと思う。

 また、飛び道具については、弾が重い割には与ダメージが少ない『☆スリング』を自宅に置くことにして、その代わり、『高級ショートボウ』と『追尾の矢』を採用することとした。
 いずれは『クロスボウ』に置き換えられるだろうから、そうなるとせっかくの『追尾の矢』が無駄になる。そうなる前に使ってしまいたい。

 さて、老師、改めまして、共に地下に参りましょうか。

19階の聖戦者

 さて、地下19階に出現した。
 この@にとってはややきつい階層だ。

 だが、とりあえず酸免疫を充当したので、多少はまともに戦えるようになっているものと期待したい。

 ここでは、出現した瞬間に、オークの群と青いPとに囲まれていた。
 とはいえ、あちらはまだ寝ているようだ。

 しずしずと移動し、粛々と敵を倒していく。


 ストームジャイアントを倒したところで、こんなものを拾った。

『(聖戦者)グレート・ソード (4d6) (+14,+13) [+2] (+1攻撃) {%}』

 やった! 前回消失させられてしまった、対ナズグル頼みの綱の聖戦者さんを拾い返したぞ!
 これでナズグル諸君に対抗できる。

地下20階へ

 ここまで戦ってきたものの、この階でのイベントはもう終わったようだ。
 持ち物インベントリにはまだ余裕がある。

 行くべきだろうか。

 そういえば、前回までは、怖くてそろそろ地下の浅い階層に上がろうかと考えていたのだ。

 少し考える。
 こういうときは、リアルタイムではなく、ターン制のゲームの場合には腰をすえることができるのはありがたいことだ。


 よし、行ってみよう。


 そう決断した。
 蛮野君もこの決断で未来を手に入れたのだ。林さんも何か得るものがあるかもしれない。そう思った。

確率の問題

 と思っていたら、不意にサラマンダーが湧いていた。矢弾を撃っても届かない距離だ。
 仕方なく、魔法を撃とうとしたが、これがまた発動しない。3回試してもまだ成功しない。4回目にして始めて撃つことに成功した。とりあえずサラマンダーは死んだ。

 これ、本当に失敗率18%なんだろうか?
 何か他の制約があるような気がしてならない。

 先にも述べたが、秒の2桁目の数字がランダムシードになっているとか。もしこうだとしたら、実時間で連続して魔法を唱えた場合には実は結果は変わらないことになる。どの道、実時間的に連続して行動するのはこの手のターン制ゲームの場合には得策ではない。考える時間があるのなら、よく考えた方が良い結果が多いからだ。

決断

 身の振り方に少し迷った。迷ったので、『魔力充填の巻物』が『鑑定のスタッフ』を旨く充填できたら地下20階に、爆散してしまったら地上に戻ることにした。


 さて、どうなるだろう。
 てぃっ!


 おお、特に何も怒られないようだ。
 何がどうなったのだろうか。

 魔法で自力鑑定してみよう。

ザック中: 鑑定のスタッフ (25回分)(p)

 おおお、これはすごい。9回分の充填に成功したわけだ。これはありがたい。
 これなら、地下20階に行っても何とかなりそうな気がしてきた。

vs No.2

 ということで、地下20階に。

 東北の角部屋に出現した。
 部屋の先住民のオログとトロルを倒したところで、少し西側によって検知をしたら、トロルが数匹たむろっていた。

 そこで、『岩石溶解のスタッフ』で穴を掘り、まずはそこから何とかすることとした。
 穴を掘り、穴を掘り、穴を開け、トロル数名を急襲する。問題はない。


 と、そこでテレパシーに灰色のWが2体検知された。

 しかし。

 灰色の程度が違う。
 片方は浅い灰色、もう片方は深い灰色だ。

 なるほど。
 深い灰色は間違いなくナズグルだ。

 先ほど拾った『聖戦者』さん、そしてたまたま一つだけ拾っている『体力回復の薬』、そして『耐性の薬』で対応できるだろか。


 早速接近して魔法「衰弱の矢」を放つが、残念ながらこういわれた。

東夷『カムル』には効果がなかった!

 おお、なんと、ナズグルのナンバー2、カムル氏ではありませんか。確か先週蛮野君も倒した気がするけど、今週も律儀に登場だ。もしかしたら、ナズグルのトップバッターはいつもこの人に決まっているのだろうか。

 どのみちもともと命を失っているような敵だ。「衰弱の矢」のような小技は効かないということなのだろう。

 次いで『追尾の矢』を放ってみるが、これもさほど気にもされていない。当たったことは当たったが、うけ流されてしまった感じだ。なるほど。蛮野君の強力クロスボウとは格が違う。高精度とはいえ、『ショートボウ』ではこんなものか。

 そこで、メインウェポンを『聖戦者』さんに切り替える。対ナズグル特化型兵装である。がんばれ、我らが聖戦者さん!

 さらに、ここで使える攻撃技能として、「遠方攻撃」を採用したところ、みごとにこれがはまった。一マス先の敵に攻撃ができる、というありがたい攻撃方法である。

 これが命中し、一度に体力ゲージが3つ削れた。よし、これは使える。

 これを繰り返して、直接接敵することなく、ナズグルのNo.2を倒しきることに成功した。接敵されなければ装備劣化もされないので、ありがたいことである。

 ここでいただいたのはこんなアイテムだった。

『幽鬼の指輪 {未鑑定}』
『魔力支配のセスタス [5,+7] (+2)』

 これまでは幽鬼の指輪も『銀の指輪』などといった名称で出てきていたが、林さんはその正体を直接的に把握できたようだ。知覚能力が高いためだろうか。

意外な遭遇

 さて、そのまま「コルゴロスの蝙蝠」をいくつか退治して、そこからしばらく言ったところで、赤いDを発見した。

 よし、ドラゴンか。とりあえず倒して経験値をゲットしておこう。

 という感じで、とりあえず仕掛けてみたのだが。

ミス! ドラゴン族の祖『グラウルング』にかわされた

 またか。こちらも2週連続のご登場だ。

 おいおい、ちょっと待て。まずいかも。
 蛮野君はさておいて、火の免疫がないこの林さんには強敵になりうる。


 しかし、出会ってしまったからには仕方がない。戦うしかない。

 全力で戦い続ける。

 と、ここでグラウルングさんの救援ドラゴンの召還だ!しかも、先週と違って、”本物のドラゴン”だ。そう。大文字のDだ!

 これは大変だ。

 しかも、さらにもう一匹呼び出されてきた。L字の通路で交戦中なので、全部で3対のドラゴンに囲まれている。うひいいい。場面としてはあまりよろしくない。

 しかし、ここはターゲットに集中する。敵は「グラウルング」ただ一体のみ。

 例のごとく、ここで輝くのが吸血武器だ。

 一時期は噛み付きで300台半ばまでHPを削られたが、グラウルングにひたすら攻撃を続けることで、ちまちまとHPを吸収し、自分のHPに足し続けた。

 繰り返すこと数十回。長くかかった。かかったものの、最後には御大グラウルングさんをきちんと倒した。そう、倒してしまったのだ。
 残る召還ドラゴン2体だが、これも吸血武器の前には敵ではなかった。

強力な弓

 ここでは、
『強力射のクロスボウ (x5) (+13,+10) 』
を入手した。というか、他の高級品アイテムは『知能の鉄ヘルメット』『知能の鋼鉄ヘルメット』だけで、あとは『ドラゴン・ブーツ』があるだけだったのだ。

 とはいえ、このクロスボウは林さんが初めて入手したまともな『クロスボウ』なのだった。

恐怖の兆候

 しばらくして、世間様がこんなことを言い始めた。

ザックの中の幽鬼の指輪(q)は恐ろしいという感じがする...

 ああ、そうだよね。あの『幽鬼の指輪』だし。

 ちなみに、インベントリではこんな風に表示されるようになった。

幽鬼の指輪 {恐ろしい}

 ま、そりゃそうだろうなあ。こわいよね。

正体露見

 念のため、ドラゴンブーツを*鑑定*してみた。

ドラゴン・ブーツ [5,+7] {r獄}
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、耐性が今一つ少ない。せめて数種類は欲しいところだ。

『魔力支配のセスタス』はこんな感じ。

魔力支配のセスタス [5,+7] (+2)
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす

 うん、まんまだね。

 ちなみに、しばらく前に拾った聖戦者さんはこういう感じだった。

(聖戦者)グレート・ソード (4d6) (+14,+13) [+2] (+1攻撃) {+攻(魅}
それは賢さに影響を及ぼす
それは打撃回数に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは神に祝福されている。

 問題はない。対ナズグル専門装備だ。

 ついでに、『幽鬼の指輪』にはこんな名前と機能がついていた。

☆幽鬼の指輪『ヘルカ』 (+11,+11) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅r冷暗恐;麻視遅怒呪(腕耐}
始動したときの効果...
癒し/傷回復(100) : 30 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それはあなたの耐久力を維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは経験値を吸い取る。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 平常運転の『幽鬼の指輪』である。

微妙な幽鬼

 息子のリクエストで、「付近のモンスターを怒らせる」ことのデモンストレーションをやってみた。

 まずは、幽鬼の指輪を装備する。

本当に☆幽鬼の指輪『ヘルカ』{呪われている}を使いますか?[y/n]

 いぇーす。→「Y

 例のごとく、指が冷たいが、そこはすぐに『*解呪*の巻物』で呪いを解いてしまう。

 しかし、呪いは解けても「反感」は解けない。

街の人が目を覚ました。街の人は突然敵にまわった!

 しばらくうろうろとして街の人を適当にあしらい、指輪を外した。

 だが、指輪を外した後にも、なぜか街の皆さんがこちらを攻撃してくる。


 なんでだ?


 一度ダンジョンに入ると状態が元に戻るようだ。
 それがフラグになっているのだろう。

 逆に言えば、ただ反感装備を外しただけでは世間様は許してくれないということのようだ。どこかで”禊”を済ませてきなさい、ということなのだろうか。それとも、世の中の皆さんというのは、単に相手が目の前からいなくなればもうその人のことを忘れてしまう、ということなのかもしれない。

 もしかして、他にもこういうことがあるということだろうか。
 たとえば、浮遊ブーツを脱いでも、その階だけはまだ見た目に浮遊効果が残る、というような。
 もしかしたら、一時期の蛮野君がこういう状態だったのかもしれない。

飛び道具交換

 これまでの『貧弱な坊やショートボウ』を外し、
『強力射のクロスボウ (x5) (+13,+10) {r乱;倍}』
を装備して、『鋼鉄のクロスボウの矢』を(+6,+6)まで鍛えて持ち込んだ。

 これで飛び道具のパワー不足は解消されたと思う。嬉しいなあ。
 一方で、結局『追尾の矢』はあまり活躍することなく自宅に戻っていただいた。
 まあ、何発かはドラゴンの祖に向けて撃ったわけなので、それで善しとしていただきたい。

アリの群れ

 さて、この状態でもう一度地下20階へ。

 火アリが群れているのが見える。いやだなあ。
 また、灰色のWがいるのも見えた。ただし、今回は比較対象がないので、ナズグルかどうかはわからない。

 だが、少し近づいたところでそのWが活発に活動し始めた。モンスターに邪魔されてこちらには近づけないようだが、この活発さは間違いなくナズグルのどなたかだろう。

 いやだなあ。

 だが、仕方がない。

 と思ったが、実際に戦ってみたらただのレイスだった。

 ただし、ここではなんと『スターライトのスタッフ』を拾った。
 よいだろう。対ナズグル必殺武器だ。

vs 鉄ゴーレム

 その直後、鉄ゴーレムと遭遇してしまい、げしげしと削られる。殴っても殴ってもあちらは平然としている。HPは300台半ばまで落とされた。実に硬くて固くて堅いこと。倒し難し。

 最終的には何とか撃退したが、一攻撃あたり300を超えるパワーの聖戦者を持ってしても、なかなか厳しいものがあった。


 その後、ノーマルの赤いDを平らげた。ここでは『スピードの指輪(+7)』をいただいた。状況によっては出番があるような、ないようなである。
 自宅に置いておこう。

 と思ったが、実は良く見ると同じものがもう一つあった。なるほど、こちらはいらないな。ということで、売り飛ばした。

 気がつくと、3巻あったはずの『レベルテレポートの巻物』が1巻しかない。これはなんとしたことか。危ないなあ。気がつかないうちに火で燃やされたのだろうなあ。

地下20階もう一度

 さらにもう一度地下20階へ。
 何が起きますやら。

 オレンジ色のオーガメイジが近くにいるのが見えた。
 モンスター感知をしたところゼリーピットとアリの群れが見えた。

 とりあえず手近なオーガメイジとアリの群れを退治する。

強い首飾り

 そこで入手した『黒曜石のアミュレット』は『★ボロミアの首飾り (+0,+8) (+3)(q)』だった。

 拾った巻物で*鑑定*してみた。 

★ボロミアの首飾り (+0,+8) (+3)
黄金と黒鋼の無数のより糸で編み上げられた重厚な金の首飾りで、大きな金の猟犬の装飾が両端に取り付けられている。
始動したときの効果...
恐慌 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これは、ファラミアの兄のボロミアのアミュレットだ。しかし、悲しいことに、たいていの場合、これを入手したときにはほぼ利用価値がなくなってしまっている。

 要するに、こちらの進行が遅いのだ。もっともっとリスクを犯して冒険して、レベルに釣り合わないくらいの階層に挑むようになれば、もしかしたら、こうした★装備ももっと早くから入手できるようになり、積極的に活用できるのかもしれない。

 ただし、この特殊機能である「恐慌」っていうのがそもそもナンなのか、良くわからないのだった。一度低階層で使ってみても良いかもしれないと思った。


 さらに、この階では銘入りの武器装備を二つ拾った。

トロルスレイヤーの首切りソード『烈燕』 (4d5) (+6,+11) (+1) {+器/邪}
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは体力回復力を強化する。

ジャイアントスレイヤーのトライデント『天鳳』 (1d8) (+8,+18) (+1) {+賢|焼}
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは火炎によって大きなダメージを与える
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。

 いずれも、悪いものではない。特に後者は打撃力が+18もあるので、通常の相手にもそれなりに効果があるだろう。
 とはいえ、1d8というダイス目はやや弱く、現場での使い道があるかどうかはわからない。

酸免疫の効果

 林さんは盾装備で酸の免疫を持っているので、モノは試しとゼリーピットに攻め入ってみた。

 ピット内に侵入すると強烈な酸のブレスを吐きかけられるが、別段どうということもない。これが免疫の力である。

 セオリー通り、緑、黄緑のjから倒して、最後に黒いjを一気に倒した。すると、箱が出てきたが、これというものはなかった。だが、この順番を間違えると、出てきた箱が酸のブレスに消滅させられるので、まずいのだ。

 そんな部屋の片隅で『*破壊*の巻物』を拾う。これはありがたい。

大切な岩

 岩を崩したら『レベルアップの薬』が埋まっていた。これは驚いた。すぐに帰還する。これで6服目になる。レベル44になったら一気に飲むという算段ができたわけだ。はるか未来の話だが。

 …これって、たぶん腐らないんだよね。などと少し心配になる。@の皆さんの”自宅兼倉庫”には多分冷蔵庫とかはないので、時間経過による劣化があるのなら、早めに飲んでしまう方がよいと思われるが、多分この世界にはそういう概念はなさそうだ。

 地上で未鑑定の『反射のアミュレット』を3万$で売ったところで、財産が100万$を超えた。今回は特に呪われていたというわけではなかったようだ。よかったよかった。お互いに。

★の凶敵

 次の探索へ。

 部屋の隅で攻撃してきたデスソードが、なんと、倒してみたら、
『★グレート・ソード『グアサング』 (3d6) (+13,+17) (+2)』
だった。

 なんてこった。3年もプレイしていて、こういうのは初めてだ。よりによって由緒正しい『★装備』がデスソード化しているとか、何が起きたんだろう。

 なお、この『★グアサング』はこんな感じの性能だった。

★グレート・ソード『グアサング』 (3d6) (+13,+17) (+2) {r乱}
偉大なる英雄トゥーリンの黒き大剣で、比類なき屠龍の剣だ。かつて龍の祖グラウルングの血に浴したこの刃に、いかなるドラゴンが耐えることができよう。
それは腕力に影響を及ぼす
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる。
それはドラゴンにとっての天敵である。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 上記から分かるように、このグレートソード、実は先ほど林さんが倒したあの竜の祖「グラウルング」を”本当に倒した剣”である。今頃になって「本家」が手に入ったことになる。いつものように、少し遅いタイミングだ。

 もっとも、実際にこの剣を使ってグラウルングを倒せるか、といえば、おそらくこの@では無理ではないかと思う。
 この切れ味の良い大きな剣は「ドラゴンにとっての天敵」ではあるものの、林さんがドラゴンを倒せたのは、『吸血装備』だったからだ。

 とはいえ、通常のドラゴンであれば、こちらでも十分に対応できるのかもしれない。

耐性パズル

 しかし、改めてみると、今の林さんは、装備の耐性が実にぴたりと嵌っている。もったいないのは暗黒耐性を単独の指輪で埋めているところくらいだ。

 ためしに、
『★ロヒアリムの金属製ブリガンダイン・アーマー [13,+12] (+2) {+腕器r酸電炎冷暗乱}』
をつけてみた。たぶんだめだろうと思いながら。


 ところが、何も言われない。


 確か、先日まではこの重いよろいを装備すると、MPとかそういうものが低下してしまっていたはずだ。レベルが31になったので、身体が頑健になったのだろうか。

 これを装着すると、ACは88から一気に100に達した。

 しかし、これはこれで、実は地獄耐性が欠けてしまう。これをまた指輪で充当することになってしまうと、同じことになってしまい、意味がない。

 なお、気がつくと、赤外線視力が「0 feet」になっていた。なんだろう、これ?というか、プレイにおいて特に何も不都合を感じない。不思議なパラメータだ。

改めて地下20階

 装備を多少交換した。
 具体的には、『追加攻撃の指輪(+2)』を装備し『対暗の指輪』を持ち物に入れたのだ。
 もしも暗黒攻撃をしてくる蝙蝠などが出てきたら、そのときは付け替える予定である。

 実際にこれは有効に機能したように思われる。
 コルゴロスの蝙蝠が群れていたところでこの交換を行い、問題は発生しなかったためだ。

 現場で拾った『鑑定のスタッフ』に魔力充填をかけたところ、今回も成功し、24回になった。林さんは、実はこういう魔法道具利用がとても得意な人なのかもしれない。器用さの数値とかに関係しているのだろうか。

9回2アウトからの逆襲

 回の探索を一通り追え、そろそろ帰ろう、と思ったところで、スナガ、オログ、そしてドラゴンが湧いてくる。

 細長い廊下で対応したものの、聖戦士さんと吸血装備を付け替えるのを忘れてしまい、なんだかんだでHPが真っ赤になってしまう。これは失敗だった。せめて『★グアサング』さんをつけておくのだった。
 うわあ、大変だ。

 テレポートして休息する。

 腕力は減らされるし、呪いはかけられるし、でさんざんだ。
 そして、あらためて『吸血装備』に付け替える。

 先ほど戦ったところの反対側から突撃し、吸血装備でオログとドラゴンをなんとか吸収した。
 やれやれだ。やっぱり吸血装備は強いなあ。デフォルトはこっちのほうが安全だ。

 しかし、こういうこと、割とある。
 ダンジョン探索の最後の最後に沸いて出てきた敵に屠られる、という形だ。
 かごめさんは事実上この状況で死んだわけだし。

#どこからか「何か言った?」という声が聞こえてくるが、聞こえないことにしよう()

 「野球は9回2アウト」から、という言葉もあるが、このゲームもある意味そういうところがある。
 さらに言えば、「家に帰るまでが遠足」的な意味で、「地上に戻るまでが冒険」ということなのだろう。油断大敵ということだ。

 半面、地上に戻れば安心できるのはこのゲームのいいところだ。地上には敵が一切出てこないためだ。他のローグライク系のゲームだと、地上でも敵が湧いてくることもあるようだ。TinyAngbandの良さはここにもある。


 なお、ここでもらった
『尊厳の宝冠 [0,+12] (+2) {+賢魅r乱;明(賢魅} 』
は、これは特にいらないだろう。ということで売った。美術商で13000$になったので、一瞬何か見逃しているのかと思ったくらいだが、特に何もなかった。宝冠ということで高く買っていただけたようだ。
 こういう臨時収入はうれしいものだ。

2体!

 さらにもう一度。

 北のほうの赤いDを避けて下のほうに潜ったところで、オークの集団と戦っていた。
 そこに、勢いよく近づいてきたWがいた。
 なんとなくそのままオークと戦っていたが、これが実はこのWがナズグルだった。

ナズグルが極寒の矢の呪文を唱えた。
ひどい傷を負ってしまった。

 ここで、仕方なく、たまたま現場で拾っていた『体力回復の薬』で一気に回復して接近した。ぎりぎりセーフというところだ。

 接近してなんとかげしげしと叩く。
 接敵して戦っていたので、持ち物のいくつかが劣化させられてしまう。『エルフのクローク』とか、わりと大変な目にあった。

 だが、倒せたわけなので、問題はない。

 ところが、だ。
 引き続いて、似たような色の威勢のいいWが、もう一匹足早に近づいてくるではありませんか。

 え?

 こちらもナズグルだった。一度に二体か。戦力の集中投入は戦術としては正しい。
 少々面倒なことになった。そんな気がした。


 と、ここで思い出した。林さんには「遠方攻撃」があったじゃないっすか。魔法戦士?お得意の剣技である。長剣を肩に担いで持ち手を長くずらす、というあの”虎眼流”の技と似ていそうだが、こちらの原理は異なりそうな気がする。

 ということで、この度のナズグル様はこの手法で問題なく退治した。この手法、すっかり忘れていた。
 これで倒したナズグルは4体目だ。

 実はもっと大事というか肝心なことを忘れていたのだが、それはまた後で。

星の手装備

 例のごとく、ナズグルさんたちからはたいしたものはいただけない。せいぜいが例の『恐ろしい指輪』くらいだ。

 最後の最後に、またもやノーマルのドラゴンと対峙し、こんなものを入手した。

『☆ガントレット『ネイサンソニエル』 [2,+10] (+2隠密)』
『神罰のクォータースタッフ (1d9) (+7,+11) (+1) 』

 手装備の☆はうれしい。何かいいものだといいのだが。

 ともあれ、地上に帰還する。

微妙

 さて、『☆のガントレット』はこれいかに?

☆ガントレット『ネイサンソニエル』 [2,+10] (+2隠密) {+器隠r獄}
それは器用さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、せっかくドラゴンからもらった手装備なのだけれど、これでは装備交換はできないだろう。
 しかし、隠密と地獄耐性があるということは一応覚えておこう。

 あとは、こんなものも頂いていた。

神罰のクォータースタッフ (1d9) (+7,+11) (+1) {|電}
始動したときの効果...
邪悪退散(x5) : 50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは電撃によって大きなダメージを与える
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは永遠の明かりを授ける。
それは神に祝福されている。

 この神罰シリーズは、邪悪退散の始動がある大変ありがたい武器だ。いっそ、何本か持ち歩いて『邪悪存在退散爆弾』(そんなものはないが)のように使ってみるのも良いかもしれない。

 最後に、世間で{恐ろしい}と評判の『幽鬼の指輪』2ケを確認してみた。

☆幽鬼の指輪『ルキナ』 (+11,+11) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅r炎毒暗轟獄;麻視呪忌(知}
始動したときの効果...
ドア破壊 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの知能を維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは経験値を吸い取る。
それは強力な呪いがかけられている。
それは太古の禍々しい怨念が宿っている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これについては、太古の禍々しい呪いがかけられているため、実用には適しない。
 こちらはどうだろう。

☆幽鬼の指輪『タルヤ』 (+12,+12) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅;視怒呪[瞬(知}
始動したときの効果...
火炎への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの知能を維持する。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはテレポートを邪魔する。
それは経験値を吸い取る。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 まあこういうものだろう。平常運転の『幽鬼の指輪』その2である。

 最後に、ドラゴンシールドを確認してみた。

ドラゴン・シールド [8,+7] {r電轟}
それは電撃への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、これも今一つか。惜しいなあ。

うっかり@

 今になって思い出す。

 そういえば、私、何のために『スターライトのスタッフ』を3本も持って行ったのでしたっけ?


 あ。
 何やってんの、自分。


 『スターライト砲』絶好の活用チャンスを、すっかり失念していたじゃないですか。

 遠くからナズグルが来ることがわかっていて、しかもアナグマも掘れたというのに。本当に自分は何をしているんだろうか。

 こういうことがおきてしまうというのは、もういったんプレイを止めて置けということに違いない。

 ということで、一度眠ることとした。@も、そしてプレーヤーも。

曇天世界

 さて、翌日。

 外の世界では微妙に台風なんぞが近づいて来て、大変な感じになるような、ならないような、というところだ。

 そんな中、我らがTinyAngband世界は気分的には常に曇天である。特にそうした記述があるわけではないが、なんとなく、快晴で雲ひとつない、とか、雨でじめじめしている、という感じのイメージがない。
 ただ、灰色の世界に街が、世界がある。そういう印象だ。カラフルでも暗黒でもない。そんな世界観だ。

 また、ダンジョンの中には天候は存在しない。
 せいぜいが地下水の溢れる大きな水溜りか、あるいは地下の溶岩が露出している真っ赤な灼熱の世界か、のいずれかである。

 ちなみに、この両者が同時に存在すると、そこは温泉になるので、それはそれでいいんじゃないかという気もしている。地下リゾートスパだ。

 そんな世界に夜が来て、昼が来て、また夜が来る。日が昇り、日が沈み、星が現れ、星が消え、また日が昇る。果てしなく繰り返される昼と夜。

 そんなことを考えつつ、あらためて地下に潜った。

祈りと油断

 持ち物の『聖戦者』さんに「劣化しない」という銘を彫ってみた。祈りをこめて。
 劣化しないのはさておいて、燃やされないといいなあ。

 ヒドラと戦って、いきなりブレスでHPが100以上減らされた。さすがにガスのブレスは厳しい。連発して来なかったので何とかなったが、3発喰らうと命に関わる。

 西の隅にトラップ未検知の場所が一列だけ残っていた。そこに入った瞬間、テレポートトラップで飛ばされた。こういう「うっかり」は場合によると命取りになる。

 そして、飛ばされた先には溶岩の中にドラゴンが一匹。

 あわてて加速してなんとか退治した。
 ぎりぎりセーフというところだった。

 このドラゴン氏からはこんなアイテムをいただいた。なお、現場で拾った巻物で*鑑定*している。

オークスレイヤーのバスタード・ソード (3d4) (+15,+15) (+2)
それは器用さに影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは暗黒への耐性を授ける。

 地上に戻る。
 一通りの売り買いを行い、また地下に戻る。

動かぬ敵とスターライト砲計画

 次に潜ったときに、少し離れたところに明らかに濃い灰色のWがいた。ナズグルだ。間違いない。

 そこで、今度こそ、スターライト砲をお見舞いして差し上げたいと思い、穴を掘ってから陽動作戦を遂行する。

 そーれそーれ、こっちに来てくださいよ。うろちょろ、うろちょろ。

 だが、このナズグル、なかなか動いてくれないのだ。
 こちらが動くと、そこそこの場所までは移動する。しかし、そこから先に誘導しようとすると、なぜかぴたりと停止し、そこから動こうとしないのだ。

 どういうことだ。

 前衛のオーガの手下を蹴散らして近づいていくと、面倒くさそうに「地獄の何とか」とか「極寒の何とか」を遠距離からお見舞いしてくれることはくれるのだが、当人がどうしても近づいてこない。

 かといって、こちらから直接向かうと今度はこちらの戦術に穴が開く。

 なんだかイライラする。
 それもあちらの作戦なのかもしれない。そう思うと、短絡的に攻めていくのはまずい気がした。

 とりあえず、一度戦場を変えることにした。
 Wが鎮座する中原から離れ、東の端に出向いて、壁に穴を開け、そこからナズグルのいる通路に反対側から進入してみた。

 さすがにこれには反応した。
 あわててこちらに走ってくる。そうだろう、そうだろう。

 そこで、こちらはおもむろに深い穴を掘り、待ち構えた。

 さて、あちらが走って近づいてきた。

 こちらの視野に入った瞬間に『スターライトのスタッフ』を起動させた。

「いったれー、ごるあー!!!」

 その瞬間、光線の束が集中してナズグルに当たった。
 すると、そのナズグルの体力ゲージが一気に3つほど削れるではありませんか。


 たしかに、これはすごい。1回の発動でこれか。たいしたものだ。

 だが、ナズグル氏、まだ勇気を持って近づいてくる。これはこれで見上げた根性である。

 そこで、またそこでもう一度発動させる。
 同じように強烈な光の束がいっせいにあちらに向かい、さらに体力ゲージが3つほど削れる。

 だが、意外にあちらの足が速い。命を削られながらも、けなげに接近してきている。がんばるなあ。あちらもあちらで必死なんだなあ。
 敵ながら感心する。


 そうこうしているうちに、なんと距離2コマまで近づいてきた。

 ということで、最後にもう一回、スターライト砲を発動させた。
 ナズグル氏の体力ゲージが消滅し、いくつかのドロップがその場に散乱した。
 
 通常のナズグルであれば、この全3回で止めをさすことができるらしい。
 「スターライト砲」の打撃力は、打撃1回あたり約500程度らしいので、こうしたノーマルナズグルさんはHPとして1500以下ということになる。

 ここでのドロップは『ドラゴン・ヘルム』と例の『幽鬼の指輪』だった。

 そして、ここで安心したのが少々間違いだったのかもしれない。

痛い損失

 次に数匹のガーゴイルに遭遇した。先ほどまでの命に関わる戦闘に比べると、多少は気が楽だ。もちろんそれなりに用心深く遠距離から矢弾で撃ちまくっていたものの、次第に接近された。

 そして、火を吐かれたところで、こんなことを言われてしまった。

邪悪存在退散のスタッフ (8回分) {Elbereth}(q)が壊れてしまった!

 なんということか。それなりにきちんと銘を刻んでおいたのに。

 要となる装備の一つが、完全に消失した。こういうことは、昔からたしかにある。というか、先日息子も同じ目に遭った。親子揃ってがっかりである。

 酸免疫を装備しているので、酸のブレスで失われることはなくなったのだが、今度は火の攻撃で失われた。

 あああ、本当に火免疫がほしいなあ。

 このプレーヤーは、ハーフオーク戦士@の昔から、ずっとこれを言い続けて要る気がするが、このゲームではこういうことがよくあるためなのだ。

微妙ななにか

 拾った巻物でまたもや*鑑定*する。

ドラゴン・ヘルム [8,+7] {r電}
それは電撃への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、電撃耐性だけでは始まらないなあ。

白昼の死角 ver2.0

 さらに、北西側の部屋の中。テレパシーでドラゴンが見えた。
 他にはたいした敵は見当たらないように思えた。早速突入する。

 ところが、ドラゴンと戦って倒したと思った瞬間に、周囲をモンスターに囲まれた。
 見えないところに番人がいたようだ。

 とりあえずこういうときの全方位攻撃だ。幸いなことに、クモなどの雑魚敵が大半だ。

 血路を切り開いて番人に隣接し、打撃を叩き込む。
 数回の攻撃の後に、無事消滅していただく。

 ところが、これが終わったところで、さらにもう一度モンスターに囲まれた。
 まだ部屋の隅にもう一つgがいたらしい。

 それに気がついたので、再度加速を行い、なんとか接近し、装備を吸血から聖戦者に切り替え、削って削って削って退治した。

 地下20階を越えるとこれが怖い。番人が一体いるだけで、脅威度が大幅にアップするのだ。


 そんなこんなで、何とかその階のイベントをこなして地上に戻る。

使える指輪?

 さて、今回入手した幽鬼の指輪だが、こんな感じの機能を持っていた。

☆幽鬼の指輪『ネウマ』 (+11,+11) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅r毒暗獄;麻視呪}
始動したときの効果...
巨大アシッド・ボール(250) : 40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは経験値を吸い取る。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 あれ、これはどういうわけだろう。
「太古の怨念」も、「付近のモンスターを怒らせる」こともない、さらに「永遠の呪い」がかかっているわけでもない。

 これ、もしかして、普通に使えるんじゃないだろうか?

 とりあえず一度装着して呪いを解いてみた。「強力な呪い」なので、確かにお高い巻物は必要だったとはいえ、本当にこの程度の出費でこの指輪が実用域に入ってくるのなら、安いものだ。

 しばらく装着して地上を歩いてみた。実際、時々経験値が1ずつ減っていくこと以外には、さしたる問題があるようには見えなかった。

 そのほかの機能について眺めてみる。すべての能力に+1というところと、あとは欠けている暗黒耐性を含めたいくつかの耐性がある。浮遊はなく、反射もテレパシーもないのは残念だが、精度と打撃に+11ずつ追加があるので、それはそれで大きなメリットになるというところか。

 ということで、試験的にこの指輪を装着して地下の探索に出向くことした。

怖い探索

 地下20階に出現してオーガやドラゴンなどを倒した。当たり前だが、特にモンスターが怒っていたりとか、周囲に勝手にモンスターが出現したり、ということはなかった。

 北西の隅に、ソーサラーとヒドラ、そして番人、もしかしたら東夷の隊長という凶悪四人衆がそろっていたので、謹んでスルーさせていただいた。さすがに正面切って戦いたい相手ではない。

 また、東の隅には火アリの群れとキリスウンゴルの番人の対の組み合わせもスルーした。こちらはこちらで戦っても益が何もないからだ。

 あとは特に問題なく進めて戻ってくることができた。
 こういうところの見切りというか敵の選択は大事な能力だ。勝てる相手とだけ戦う、というのは基本だからだ。

 ゲットしたのは『鋼鉄のクロスボウの矢(+6,+4)』である。これは鍛えれば現在の矢弾に追加できる。

最終評価

 この指輪、つけているとターン毎に微妙に経験値が減らされている気もするが、おそらく一回の探索で、多く見積もっても100から200程度だろうと思われる。
 小さくはないが、大きくもない。

 ちなみに、魔法の店では、@が売ることができるリストに入っていた。なるほどなあ。呪いも反感も含めて、ネガティブな側面がないからだろうか。気になるお値段は最高価格の3万$。売れば黒字である。世間的にも、多少の経験値吸収くらいはデメリットには入らないらしい。
 これはハーフオーク戦士@の頃にはなかったことだ。あのときは、すべての幽鬼の指輪には強力なネガティブ機能が付いていて、どうすることもできなかった。

 だが、この指輪をこれ以上使うのは、なんとなく止めておいた。微妙に縁起が悪い気がしたためだ。いくら使える指輪とはいえ、出自があの幽鬼ということ(すなわち御大サウロンが製作者)なので、なんとなく気がつくと自分までどこか呪われていくのではないかと心配になったのだ。

 そう、かつてのこの指輪の所有者たちのように。

 そこで、こういう使い方をする指輪は、『★ナルヤ』が登場するまではお預けということにした。いつのことになるのやらわからないが。


 なお、これで幽鬼の指輪は5つ目。半数を超えた。遠隔攻撃戦術、ないしは『スターライト砲』戦術が同じように使えれば、このまま順当に殲滅できそうだが、果たしてそううまくいきますかどうか。なんといっても相手はナズグルだ。油断していると魂を喰われることになるだろう。

光の交換

 永らくお世話になっている
『★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!}』
様に変わって
『★丈高きエレンディルの星 (+1加速) {+速;視経明!!}』
君をつけてみることにした。特に理由はない。強いて言えば、加速+1が必要になってきた気がするためだ。

 次レベルまで後1万2000。

 さらに地下20階へ。
 ここでは早いうちに『凡庸の巻物』を拾った。なので、早めに帰る感じになった。

 さらに、『鋼鉄のクロスボウの矢(+6,+5)』を拾った直後に、『武器殺傷力強化の巻物』を拾って強化したところ、これが功を奏して(+6,+6)となり、矢弾をまとめることに成功した。これはうれしい。合計値が99本を越えてしまったので、少し余ったのはご愛嬌だ。

 一方で、交換した『★エレンディル』は、使えるようで今一つ使いにくいとわかった。始動間隔50+d50ターンと割と長いので、すぐに部屋を明るくしたいときに使えるとは限らないのだ。やはりこういうときには『イルミネーションのロッド』のほうが使い勝手が良い。それならば、むしろコンスタントに部屋を照らす機能のある『★玻璃瓶』の方が使い勝手が良い説まである気がする。

視野と距離

 南北に広がる溶岩の海の中でキメラとアリと戦っていたときに、突然遠方にテレポートさせられた。トラップかと思ったが、そうではなかった。青いSの群が南にいて、その群の”視野”の中に入ってしまったらしいのだ。
 かなりの距離だったので驚いた。

 幸か不幸か、キメラを倒した後だったということと、フェイズスパイダー自体はたいした敵ではないということもあり、呼び出された隣から倒しまくって殲滅した。
 この「自分の隣に@を呼び出してしまう」能力、ほとんどのモンスターにはネガティブな能力に思えて仕方がない。

追尾の意味

 さて、拾った『追尾の矢』について、念のため詳しい*鑑定*をしてみた。この矢弾、どうして「追尾」の名前がついているのだろうか。

26本の 追尾の矢 (6d4) (+3,+6)
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これだけだ。なぜ『追尾』と呼ばれているのか、やはり良くわからない。何か特殊な利用方法があるのだろうか。たとえば、狙いを定める、とか。

スカW

 出現したのはまたもや地下20階。

 キリスウンゴルの番人に呼び出されたモンスター軍団(含むドラゴン)をかろうじて倒した。危なかった。

 その後、『抹殺の巻物』を入手した。

 灰色のWがいたので、びびりまくって「スターライト砲」の準備をしていたのだが、これが実はただのレイスだったので、そのまま直接倒した。
 こういうこともあるのだなあ。

レベルアップ32

 気がつくと、レベルが32に上がっていた。
 いつの間に、という感じだ。おそらく、先ほどのモンスター軍団を倒している最中にレベルが上がったのだろう。

 HPは606、MPは184になった。各々装備込みである。


 その後地上に戻った。

 気がつくと、5巻あったはずの『レベルテレポートの巻物』が3巻まで減らされていた。またいろいろな折に燃やされたのに違いない。ハーフオーク戦士@のときも、この巻物は99巻持っていたはずが、気がついたら27巻まで減らされていたことがあった。おそらく、優先的に燃やされるリストの上位にいるのだろう。燃やされやすい場所のポケットに入れているとか、そういうことなのだろう。

#だったら、普通にお金で買える『テレポートの巻物』を優先的に燃やしてもらうよう、巻物を入れるポケットを変えてほしいが…

 次レベルまでは11万の経験値が必要となる。

WW2

 改めて地下に潜っていく。

 最初に南の端に出現した。
 その横にあるオーガの群を倒した。

 次に緑のTと緑のbの群がいた。
 そこで、『対暗の指輪』を付け直して挑んだ。

 少し離れたところに灰色のWがいたのだが、それは静かに静止していた。こちらを積極的に検知してこないということは、たぶん寝ているレイスなのだろう。そう思っていた。

 ところが、そこに突然ぶらりとやってきた通りすがりのハイ・プリースト君が、妙にがんばる人だった。親の敵のように@めがけてえらい勢いで召還をし始めたのだ。まるでソーサラー並みだった。…いや、もしかしたら本当に親の敵だったのかもしれないけど。

 そんなこんなで最初に@の隣に呼び出されてきたレイスは何とか倒したのだが、次の瞬間に、同じ場所に同じようなWがまたもや呼び出されてきた。

 ったく何なんだよ、と思いつつ、攻撃をしたところで驚愕した。

ナズグルが極寒の矢を放った

 は? ナズグル?

 あなた、ハイプリごときに呼び出されますか?
 いうてもモルドール軍団の中堅リーダーというか、むしろサウロン様直属の直参旗本なのに。旗本退屈男なのに。退屈してなくて忙しいかもしれないけど。

 直接接敵していたので、何もできず、そのまま劣化させられるままに戦い続けた。
 とはいえ、対ナズグル専用武器の『聖戦者』様、見事にナズグルを退治していただいた。

 いや、よかった。どうなることかと思ったよ。これで一安心だ。


 とはいえ、まだ問題のハイプリーストは無傷で残っている。あれを倒すまではナズグル召還がまた繰り返されてしまう可能性がある。何とかしなければ。
 などと少々焦っていた。


 ところが、だ。


 先ほどまで部屋の隅でのんきに寝ていたはずの灰色Wが、おもむろにムクムクと起き上がって近づいてきて、こんなことをしてきたではありませんか。

ナズグルが地獄のブレスを吐いた

 はあ? ええええ!?
 あなたもナズグルだったのか!
 なんか、話が違うじゃないの!

 そして、このいきなりの「地獄のブレス」のおかげで、問題となっていた元気なハイプリーストさんは死んでしまった。このハイプリ的にはえらいとばっちりだ。っていうか、このナズグルさん、何をしているのかというところだ。

 これはこれでこちら的には助かったのだが、しかし当たり前だが問題がすべて解決したわけではないのだった。むしろ、もっと大きな問題が出現してきたことになる。


 どうしたものか。


 かなり迷う。こういうときにターン制のゲームは多少楽だ。考える時間がいくらでもあるからだ。

 このただの広い場所では「スターライト砲」の威力は半減以下だ。きちんとした環境、具体的には穴を掘って使わなければ事実上無意味だ。

 脱出可能な通路までは2マス。

 そこで、加速して、上側の通路に全力疾走した。幸いにも、その間に攻撃は飛んでこなかった。こちらの加速+21は、明らかに相手を上回っているようだ。行動のターンに先手を取れるのはありがたい。

 そして、先の通路を右に曲がり、その行き止まりにあわてて穴を掘った。あちらさんは一所懸命に追いかけてきている。
 穴掘りは何とか間に合った。


 そこで待ち構えた。


 穴の奥でじっと待ち構えるこちらの視野に、灰色の妖しい影が入ってきた。透明視認能力はあるので、一応”見える”とはいえ、そもそもが幽体ゆえに、ぼんやりとした影のような存在のように感じられる。

 こちらを、絶望して穴の中に逃げ込んだ弱者として認識しているのか、足取りに迷いがない。一歩一歩余裕をもって近づいてくる。

 …そうだ。それでいい。

 射程に入った。

 今だ、発動!スターライト砲、発射!

 ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん!
 ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん!

 8発の光の束がナズグルめがけて放たれた!

 強烈な光だ。

 一回の攻撃あたり体力ゲージ3つ分が削られる。これは前回と同じだ。いける!
 そのまま2発目を放つ。

 ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん!
 ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん!

 相手の残り体力ゲージは*3つのみ。ほぼ趨勢は決まった。

 しかし、よほど勇気があるのかアホなのか、Wは一所懸命近づいてくるのだ。いやいや、もう止めておきなさいよ。

 もっとも、後2マスまで接近されると、さすがにちょっと怖い気がしてきた。

 ということで、3発目、いけーーーっ!

 ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん!
 ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん!

 これでナズグル氏(本名不詳)はめでたく消滅した。最後の瞬間には、さすがにビビッて逃げようとしていたようが、事実上の連続攻撃に間に合わなかった。これはいくらなんでも判断が遅いと思う。

 これで、林さんは7体のナズグルを倒したことになった。

割に合う、合わない

 ナズグル2体を葬ったにもかかわらず、経験値は4000程度しか増えていない。ということは、ナズグル一人当たり2000程度の経験しかないようだ。なんだか緊張度の大きさの割に合わない気がしてきた。

 そして、気がついたら、魔道大成が2冊に減っていた。いつの間に燃やされたのだろうか。

 これは嫌な感じだ。なくなってしまうと、地上に戻れない。

 もっとも、幸いにも『帰還のロッド』が落ちていたので、そちらを使って普通に帰ることはできたが、できればこうした危機は避けたい。

 ということで、自宅に戻ったときに、自宅に貯めてあった魔道大成を2冊、手荷物に入れた。幸いにもまだ少し余裕がある。

 なお、この一連の戦闘で拾った高級品は、こういうものだった。

デーモンスレイヤーのバトル・アックス (2d8) (+11,+10) (+1) {r毒}
それは知能に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

 こちらは割と高級な斧である。

人殺しのヘヴィ・フレイル (3d6) (+7,+5) (+1) {浮}
それは器用さに影響を及ぼす
それは敵を毒する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは宙に浮くことを可能にする。

 こちらは浮遊機能がある。これは少しうれしいものだ。いつか使う可能性もなくはない。

 さて、それでは『幽鬼の指輪』の皆さんはいかがでしょうか。

☆幽鬼の指輪『ヘルカ』 (+10,+10) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅具r毒獄;視呪}
始動したときの効果...
岩石溶解 : 3 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは経験値を吸い取る。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 あれ、これもネガティブな側面があんまりないぞ。呪いも「強力」なだけだし、お金をかければ「*解呪*」できてしまう。

 この指輪も使おうと思えば使えるんじゃないだろうか。もっとも、始動も含めてあんまり意味はなさそうだけど。使うのであれば、さっきの方を使うだろう。

 さて、こちらはいかがでしょうか。

☆幽鬼の指輪『リスタ』 (+11,+11) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅r電;視感永呪(魅}
始動したときの効果...
酸への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの魅力を維持する。
それは電撃への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはテレパシー能力を授ける。
それは経験値を吸い取る。
それは永遠の呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 こちらにはさすがに”永遠の呪い”がついてしまっている。せっかくテレパシー機能があるのだが、さすがにこれを使う気にはなれない。『凡庸の巻物』でキャンセルするにしても、もったいない使い方だ。

 いずれにしても、自宅にしまわせていただこう。これで7つ。

 自宅に7つの妖しい指輪があるのは、正直あまり気分が良いものではないのだが、これも仕方がないのだろうか。
 なんだかその一角だけが薄暗い気がしてならないのだった。怖いなあ。お家でナズグルさんたちが復活したりしないよね。

考察

 しかし、今回こんなに一気にナズグルの皆さんを倒すことになろうとは、まさか思いもよらなかった。7人だよ、7人。

 ただし、残り2人のうち一人は、あの「アングマールの魔王」だ。あのレベル50に到達していたハーフオークの戦士Dr.Whoでさえ(運が悪かったとはいえ)倒しきるのに結局のところ数ヶ月を要していたあの魔王だ。

 これまでのように”スターライト砲戦術”が嵌ればよし、失敗したらどうなるか、考えただけで気が遠くなる。

息子プレイ記録 簡易版

 息子も若干ではあるがプレイをしていた。

 装備をはずして『自己分析の薬』を飲んだところ、やはりすでに身体に電撃免疫が付いていることが明らかになった。素晴らしい。さすがマンウェ様。

 ということで、よろい装備をこれまで頼っていた電撃免疫付きの『☆トロフタール』から、もう少し固いものと交換した。

 今回は、息子もナズグルを倒した。苦労はしていたが、何とか打撃戦で打ち勝っていたようだ。立派なものだ。

 次に、北西にあった2x2の駐屯地に、赤いDが3匹ほどいるのが見えた。なかなかの強敵だ。吸血武器で相手ができるかどうか、ぎりぎりのところだ。事実上の初ドラゴンである。

 しかし、何回か遠方から様子を見ているうちに、そのDの中にいるpの色が、その度ごとに変化していることに息子は気がついた。

 これは、あの「万色のサルマン」だ。息子はまだこの強敵と戦っていなかったのだ。

 ただでさえキツイ相手のサルマン先生に、ドラゴンが一度に3匹とは、さすがに相手をするわけには行かないだろう。火免疫ならさておいて、電撃免疫では何とかなる相手ではなさそうだ。

 ということで、息子はあっさり撤収した。
 それで良いと父も思った。

 レベル33までは残り経験値3万程度。もう少しかかる。

まとめ

 おそらくだが、「アングマールの魔王」の出現フラグは、その他のナズグルが全員倒されることだろうと予測される。普通のナズグルがまだ残っている状態で、リーダーが先に出てくることは恐らくない。
#この時はそう思っていた

 そのフラグが立つ前に、一度浅い階に戦略的撤退をして、資源の収集を試みるというのはどうだろう。特に、『体力回復の薬』をもう少し集めたところで手荷物に入れて持ち歩きたい気がしてきた。単なる『致命傷回復の薬』では到底回復が追いつかないことが多くなってきそうだからだ。

 また、他の@についても、どうやってナズグルを倒すのか、について考えておく必要が出てきたようだ。

 少し考えると、ナズグルを倒すことができる条件があるとしたらこんな感じだろう。
・『スターライトのスタッフ』を持っていること
 これはアナグマを構成できるという環境的な前提条件さえあれば、必要十分条件かもしれない。ただし、ダンジョンの構成が広い空間が多くを占めていたりすると面倒なことになる。

 他にはこんなところか。

・『聖戦者』などの邪悪敵に対してのスレイングを持っている武器を装備している
・素のスピードが+10程度あること(薬の加速等で+20)
・一マス先の遠方攻撃を可能にする『トゥルカス様』のご加護があること(速度さえあれば接敵しないで一方的に攻撃可能)
などが挙げられると思った。

 逆に、これらの条件を満たさない@については、どうやったら倒せるのか、わからないと思った。

 しばらくの間、いろいろな@においてこのあたりの悩みが続きそうだ。

第134週

 さて、久しぶりの方は幾人かいらっしゃるのだけれど、今回はエルフの王子様にご登場願うことといたしました。ようこそ、Dr.Strangelove博士!

 しばらくぶりですが、最近の研究のご様子はいかがでしたでしょうか。

ハイエルフ 魔法戦士 魔術闘士 レベル 28 経験 107928 $ 243349 \[}=="![(] ] 腕力 !18/130 知能 :18/144 賢さ :18/122 器用 :18/153 耐久 !18/110 魅力 : 18/50 AC( 85) HP 383/ 383 MP 138/ 138 名前 : Dr.Strangelove 性別 : 男性 年齢 117才 腕力 ! 18/130 種族 : ハイエルフ 身長 254cm 知能 : 18/144 職業 : 魔法戦士 体重 103kg 賢さ : 18/122 魔法 : 仙術 社会的地位 96 器用 : 18/153 守護神 : トゥルカス 耐久 ! 18/110 魅力 : 18/50 打撃修正 (+26,+32) HP 383/ 383 打撃攻撃 :伝説的 [7 MP 138/ 138 射撃攻撃 :伝説的 [1 打撃回数 5 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 212 レベル 28 隠密行動 :超越 経験値 107928 射撃修正 (+25,+10) 最大経験 107928 知覚 :卓越 射撃倍率 x4.60 次レベル 108000 探索 :卓越 射撃回数 0.83 所持金 243349 解除 :超越 魔法道具 :超越 AC [33,+52] 日付 11日目 8:32 加速 (+11) プレイ時間 30:41:48 赤外線視力:120 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 1 1 18/130 1....s....... 知能 18/94 3 2 0 18/144 ............. 賢さ 18/82 0 0 4 18/122 1........3... 器用 18/93 3 1 2 18/153 ..2..s....... 耐久 18/100 1 0 0 18/110 .....s....... 魅力 16 3 1 3 18/50 .........3... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ...+.......+. 耐麻痺 : .....+....... 耐電撃: .......+..... 反射 : .+........... 透明視認 : .....+......+ 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: .......+..... 火オーラ: .....+....... テレパシ : ..+.......... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: .....+....... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : .....+....... 耐盲目: .......+..... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : +.....+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ............. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) \ 右手 : 神罰のヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+8) (+1) {+腕賢;明祝|毒/デ死!!} b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+6] c) } 射撃用 : 高精度のクロスボウ (x4) (+9,+10) (+2) {感!!} d) = 右手指 : スピードの指輪 (+8) e) = 左手指 : 浮遊の指輪 f) " 首 : 勇者のアミュレット (+5,+3) [+3] (+8) {(耐} g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} h) [ 体 : エルフの金属製スケイル・メイル (-2) [10,+9] (+2隠密) {+隠r酸電炎冷盲} i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+5] (+2隠密) j) ] 頭 : ★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3) {+賢魅} k) & 手 : (なし) l) ] 足 : スピードの鉄鋲底の靴 [6,+7] (+3) a) ? 5冊の 仙術の魔法書[仙術入門] b) ? 4冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} c) , 12個の 食料 d) ! 22服の ヒーローの薬 {50%引き} e) ! 18服の 致命傷の治癒の薬 {50%引き} f) ! 4服の 経験値復活の薬 {25%引き} g) ? 7巻の テレポートの巻物 {25%引き} h) ? 3巻の レベル・テレポートの巻物 {Elbereth} i) - 6本の トラップ感知のロッド j) - 7本の イルミネーションのロッド k) - 5本の 岩石溶解のワンド (60回分) l) _ 鑑定のスタッフ (21回分) m) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) n) { 64本の 鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+5,+5) (110/91)

 レベル28のハイエルフの魔法戦士、守護神はトゥルカス様。世間的には魔術闘士とのこと。中堅的な@である。

 しかしながら、出現した早々に、世間様から

防具の重さで動きが鈍くなってしまっている

と苦言を呈されてしまう。魔法戦士には12.5kgのよろいは重過ぎるらしい。とはいえ、他に代える装備の候補もあまりなく、どうしたものかというところだ。

 他にもいろいろ概観してみると、最近プレイしてきたほかの@に比べて、心なしか装備が貧弱な気がする。特に、手装備などは未だに空状態だ。いい加減な物を装備してしまうと、MPが大幅に減るためだ。さすがにそろそろ何らかの利用可能な装備を引き当てたい。

 その影響もあり、耐性も、毒はさておき、暗黒、混乱、轟音、地獄、と中盤に必要とされる諸耐性が総じて埋まっていない。参ったな。

 ナズグル軍団を相手にするにはかなり心配だ。

 一方で、反射とテレパシーは共に装備で充当できている。ここはありがたい。東夷の射手軍団による頓死はなさそうだ(ここでかごめさんから微妙な視線)。


 あれ、よく見たら、次レベルまで後わずか72経験値だけだ。
 これは潜ってすぐにレベルアップすることだろう。これはこれで励みにはなる。

 また、対ナズグル装備として、自宅に一本あった『スターライトのスタッフ』をもって行くことにした。残念ながら、『聖戦者』さんは自宅にはなかった。この@はまだ入手していなかったようだ。
 少し残念である。

よろいの重さとMP

 よろい装備について、少し実験観察を試みた。

 12.5kgある『エルフの金属製スケイル・メイル』を外して何もない状態になったところ、

ぐっと楽に体を動かせるようになった

といわれ、MPが138から151まで上がった。この151という値が現在の@の正常値らしい。

 次に、自宅から11.5kgの『耐冷の鎖かたびら『猛燕』』を持ち出して装着してみた。
 すると、MPが142に低下した。なるほど。

 次に、7.5kgの『ミスリル製鎖かたびら』を装着したところ、

ぐっと楽に体を動かせるようになった

といわれ、MPはノーマル状態の151に戻った。

 ここまでのところを概観すると、この@については、7,8kgの重さのよろいまでなら無条件に装着できるが、10kgを越えたあたりでMPに影響が出始めるのではないかという気がした。

 なぜよろいが重くなると魔法力に影響が出てくるのかは、例のごとく謎だ。

 とはいえ、現状の結論としては、多少のMPを犠牲にしても重いよろいをせざるを得ない。なぜなら、『ミスリルのよろい』は何も耐性を付加してくれないため、四元素の一次耐性すら無くなるためだ。これでは勝負にならない。多少のMPは犠牲にしても、生きのびることは大切だ。

 ということで、重いなあ、とつぶやきながら頑丈なよろいを着る魔法戦士@なのだった。


 さて王子、そんなこんなでいろいろ不安要素はあるものの、まずは一緒に地下に出向いてみましょうか。

即座のレベルアップ

 さて、出現したのは地下18階。
 広場の中央付近だ。あまりいいことではない。

 東夷の呪術師と侘び錆の化け物、そしてヤングドラゴンを退治したところで、予定通り神様からお声がかかった。こんな感じだった。

ヤング・ドラゴンを葬り去った。
レベル 29 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 10 増加した!
最大マジック・ポイントが 5 増加した!
ワーオ!とても器用になった!
トゥルカスの声が響き渡った:
「汝に勇気を与えよう。

ヒーローになった気がする!

 これでレベルが29。ステイタスはこんな感じだ。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 1 1 18/130 知能 18/94 3 2 0 18/144 賢さ 18/82 0 0 4 18/122 器用 18/95 3 1 2 18/155 耐久 18/100 1 0 0 18/110 魅力 16 3 1 3 18/50

 器用さが2上がっている。
 大台の次レベルまではあと6万。遠い。プレイ開始後すぐにレベルアップしたためか、果てしなく遠く感じる。

畏れを抱えつつ

 モンスター感知をすると、灰色のWが二匹ほどいる。ナズグルだとしたら面倒なことだ。

 近づいていっても特に反応はない。またよく見ると色も若干薄いようだ。
 ということで、レイス2匹を退治した。

 引き続いてモンスター感知をすると、テレパシーでは何も見えなかったところにアリが詰まっているのがわかった。近づきたくないなあ。

 雰囲気的には

この場所は好きになれない

とのこと。わかります、王子。アリさん、いやですよね。

霧散消失

 市松模様のアパートの周辺通路で戦っていたところで
『滅邪のヘヴィ・フレイル (3d6) (+5,+11) (+1)』
を入手した。よいよい。

 ところがだ。その直後。成り行きでアリと戦っているところで、こんなことになった。

巨大火アリに噛まれた。
全身が炎に包まれた!
滅邪のヘヴィ・フレイル (3d6) (+5,+11) (+1)(v)が壊れてしまった!

 ああ…悲しい。予感は正しかった。せっかく見つけたのに。ホント、火免疫がほしいなあ。

 ということで、恐怖感を抱きながら地下18階にもぐるのは精神衛生上よろしくないと思われた。そこで、一気に地下を2階上がることにして、そこから物資の補充を試みることとした。

ミイラの世界

 ということで、そのまま地下16階に出た。

 そこで初見だった『青瑠璃の指輪』は『耐毒の指輪』だった。まだこういうものが未識別だということは、経験が不足しているということが分かる。確かに、ナズグルを相手にするにはまだ少々早かったようだ。

 次に、『エルフのクロスボウ (x4) (+9,+12) (+2隠密)』を入手した。今度は燃やされずに持ち帰りたいものだと思いつつそのまま進行する。

 溶岩の向こうのオーク軍団が、熱いところを渡れずにうろうろしていた。こういうところは地味に面白い。あちらも姿が見えていて近づけないのが悔しいのか、遠方からマジックミサイルなどをちまちまと撃ってきているのだが、もちろんきちんと反射している。

 仕方なく、こちらから溶岩の上を渡って出向いて皆さんと対決した。無事平らげた。手間がかかる皆さんである。

 その後、『調査のロッド』を拾ったので、なんとなく視野の隅に佇んでいたzに向けて見たところ、こんな感じだった。

ミイラ ('z')/('z'):

それは黴びた包帯に包まれている人間型のモンスターだ。

あなたはこのモンスターを少なくとも 14 体は殺している。それは通常地下 6 階で出現し、普通の速さで動いている。この邪悪なるアンデッドのモンスターを倒すことは 29 レベルのキャラクタにとって 10.34 ポイントの経験となる。それは AC24 の防御力と 17d9 の体力がある。それはドアを開け、ドアを打ち破ることができる。それは冷血動物である。それはテレパシーでは感知できない。それは冷気と毒の耐性を持っている。それは地獄の耐性を持っている。それは恐怖を感じないし、混乱しないし、眠らされない。それは侵入者を見過ごしがちであるが、 200 フィート先から侵入者に気付くことがある。それは一つか二つのアイテムを持っていることがある。それは 2d4 のダメージで殴って攻撃し、 2d4 のダメージで殴って攻撃する。

 なるほど、こういう人だったのか。正直、これまで気にしたことがなかったモンスターだが、知ってみると少し親近感が湧くような気がしないでもない。
 倒したら、確かに『耐酸のアミュレット』を落としていた。

ちょっとした希望

 先ほど入手した高級品のクロスボウについて、*鑑定*してみた。

エルフのクロスボウ (x4) (+9,+12) (+2隠密) {r轟}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは轟音への耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる

 現状でのテレパシー弓との交換は難しいが、テレパシーが他の何かで充当できたら、この弓の出番があるだろう。

 なお、自宅にあったエルフのスリングはこんな感じだった。これまできちんと*鑑定*していなかったのだ。

エルフのスリング (x2) (+4,+7) (+2隠密) {r毒}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる。

 悪くはないし、隠密も高速射撃性もエルフのクロスボウと変わらない。だが、スリングは矢弾が重く、与ダメージも少ないのが致命的だ。できれば使いたくはない。

 などと考えつつ、地上で一泊した。

狂い咲きサンダーボール

 地下16階へ。

 早速拾ったミスリルのロッドは『サンダーボールのロッド』だった。良いものではあったが、やはりそもそもこの水準のアイテムがここまで識別できていないというのは、経験が不足しているると考えざるを得ない。
 16階に上がったのは正しい判断だった。

 引き続いてマグマの中を歩いていくと、ひたすら熱で負傷する。浮いてるはずなんだがなあ。

 そんな中、拾った『防具強化の巻物』で、装備している
『エルフのクローク [4,+5] (+2隠密)』を
『エルフのクローク [4,+6] (+2隠密) 』に
強化した。いつもどおりの地味な強化だ。

 しかし、地下16階はもはやさすがにこれというものがない気もした。

目玉ぎっしり

 だが、もう少しこれで行くことにした。

 そこで「さまよう目玉」のピットに遭遇する。青いeがみっしりと四角い部屋に詰まっている。ちょっと不気味だ。おまけにぜんぜんさまよっていない。詰まった目玉だ。

 一瞬躊躇した。麻痺免疫はきちんとあるので、大丈夫だとは思うが、万一を考えた。
 だが、結果的にはどうということもなく舐めるようにsweepした。多少の経験値を得た。

 この前後では、
『22本の ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+9,+8)』
『癒しのロッド』
『癒しのスタッフ』
『体力回復の薬』
『反射のアミュレット』
が手に入った。

 ありがたいことであった。

王様の帽子

 
 さらにもう一度地下16階にチャレンジする。

 ここで大変ありがたいものが出現した。

 ここで、オークとの戦いのあとで出てきた
『硬革帽子(上質以上)』
が、実は実は
『★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+10] (+2)』
だったのだ!

 やった!テレパシー機能の鉄板装備だ。

 タイミング的に、そろそろ出てくるかな?と思っていたけれども、まさか「上質以上」の表現で、本当に上質「以上」が出てくるとは思わなかった。蛮野君とか林さんの場合には、「上質以上」は普通にただの上質だったからだ。もちろんどちらも間違ってはいない。

 さらに、拾った巻物で、
『神罰のヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+8) (+1) 』を
『神罰のヘヴィ・フレイル (3d6) (+10,+9) (+1) 』とした。
 少しだけ打撃力がアップした。これでよいのだ。

地上にて

 さて、王様の帽子を検めさせていただきます。

★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+10] (+2) {r乱}
レゴラスの父であり、領土の森のあらゆる事を知るスランドウィル王のハンティング帽だ。
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それはテレパシー能力を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うむ。テレパシー機能がある帽子である。これで弓についているテレパシー装備に頼らずに済む。すると、このおかげで、先ほど拾った『エルフのクロスボウ』を装備することができるようになったので、さらに対轟音耐性をつけることができるようになった。

 ようやく耐性が埋まり始めた。

 よく見たら、弓を装備していない素手の状態でも、なぜか射撃攻撃の評価が「伝説的[5]」となっていた。「名人伝(by 中島敦)」か何かかな。

 次に、実際にエルフのクロスボウを装備してみたら、「伝説的[10]」となっていた。

 これはどういうわけなのだろうか。良くわからない。

啓蒙

 ありがたい『啓蒙の薬』を拾ったので、探索用の装備を軽くして出かけてみた。これで持ち帰るアイテムが2,3個は増える。

 この薬は、拾ったら次の探索ですぐに使うのが良いと思う。貯めておいてもそれほどの意味はないし、また『★アーケン石』を拾った瞬間に用済みになってしまうためだ。

 ただし『啓蒙の薬』はトラップ感知をしてくれない(実は『★アーケン石』も同じく)。そこで、『トラップ感知のロッド』を数本抱えていく。

 地下に入ってすぐに『啓蒙の薬』を飲んで探索していたら、またもう一服『啓蒙の薬』を拾った。また次回も使えるわけだ。こういうのはなんとなくありがたい。
 もしも『啓蒙の指輪』があれば、多くの@は相当な優先度で装備するだろうと思う。

 予定通り、いくつかの貯蓄用アイテムを持ち帰る。

資源貯蓄シーケンス

 BMにて、『追加攻撃の指輪 (+1攻撃』)が34万$。相変わらずすごいお値段だ。

 また、『銀のアミュレット』が『活力のアミュレット』であるとわかった。というか、このレベルのアイテムが未識別だったというのはさすがにひどい。よくこれまで地下18階なんて潜っていたなあ。

 引き続いて、
『人殺しのバスタード・ソード (3d4) (+8,+3) (+1)』
をゲットする。しかし、たぶん使うことはないだろうと思う。

 拾った巻物を読んだところ、
『エルフのクロスボウ (x4) (+9,+12) (+2隠密)』
『エルフのクロスボウ (x4) (+10,+12) (+2隠密)』
になった。これは確率的にすごい。

 ついでに、先ほどの人殺しさんについて、拾った巻物で再確認した。

人殺しのバスタード・ソード (3d4) (+8,+3) (+1) {浮}
それは器用さに影響を及ぼす
それは敵を毒する。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは宙に浮くことを可能にする。

 宙に浮くのはこれはこれでうれしい。しかし、現状の神罰さんが便利というか鉄板だ。

 次レベルまで、残り経験値35000。じわじわと経験値を貯めていく。

 次に潜ったときには、
『体力回復の薬』
『聖預言の巻物』2巻
『*破壊*の巻物』2巻
などを拾って戻る。

アンバランス

 おなかもすいたので、宿で食事をして宿泊した。

 自宅を眺めてみると、
『防具強化の巻物』
『武器精度強化の巻物』
はおのおの20間以上溜まっているのに、
『武器殺傷力強化の巻物』
は5巻しかない。なぜだろう。店頭での出現頻度がそこまで変わるとも思えないのだが。

ぬか

ショート・ソード (2d7) {%}

を拾った。

 喜び勇んでで鑑定したら、なんと
『モルグルのショート・ソード (2d7) (-15,-15) [-1] {呪われている, %}』
 これにはさすがの王子もがっかりだ。

 そんなこともありつつ、ここでもまたいくつかのアイテムを備蓄した。

 憎っくき「劣化ビースト」に、[2,+10]だった王様の帽子が
『★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+9] (+2)』
に劣化させられた。悲しい。くっそう。
 いつか巻物で復活させたい。

 次に、改めて拾いなおした形となった『神罰のグレートソード』。

神罰のグレート・ソード (3d6) (+10,+7) (+3) {|酸}
始動したときの効果...
邪悪退散(x5) : 50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは酸によって大きなダメージを与える
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは永遠の明かりを授ける。
それは神に祝福されている。

 酸での追加ダメージもあるようで、予備としてはいいかもしれない。
 もっとも、ナズグルという半ば死せる存在に、酸の影響がどの程度あるのかは定かではない。

微妙な黄色

 改めて地下16階を繰り返す。
 今度は珍しく雰囲気は黄色。何かありそうだ。

 そして、拾ったのは『全復活のロッド』。これはこれでありがたい。
 だが、実はこの@は、レベルが上がれば全復活の魔法で充当できてしまうので、微妙なありがたさではある。

拾う仕組み

 拾って簡易鑑定していた戦闘用つるはしがただの並(+0,+0)だった。普通ならばすぐに捨てて自動破壊してしまうわけだが、なんとなくそのまま持ち続けていたら、こんなことになった。

1本拾って、2本の 戦闘用つるはし (1d8) (+0,+0) (+2)(s)を持っている

 通常なら破壊してしまうアイテムでも、すでに保持しているとそちらが優先されてもう一本拾えるということがわかった。へええ。そうなんだ。


 次レベルまで残り2万2千。

すごい”以上”

 そんなこんなで、じわじわと資源を収集していたと思いねえ。
 部屋の方隅に落ちていた箱の中から出てきたセスタスが
『セスタス(上質以上)』
だった。

 まあ、たいていは上質で終わってしまって「嘘は言ってないよ」と開き直られることが多いのだが。

 今回は違った。

 なんと、
『★上級王フィンゴルフィンのセスタス (+10,+10) [5,+10] (+4)』
だった!これはすごい!

 ある意味、手装備枠の最終装備を、手が空の状態からいきなり拾ってしまったのだ。

 だが、果たしてこれ、装備できるのだろうか。しばらく前に、この装備を拾ってもMPが減り過ぎて使えないというか使いにくかった人がいたような気がする。

 恐る恐る装備してみる。きっとまた何か言われてしまうのだろうなあ。


 ところが、装備しても、何も怒られない。MPも変わらない。この人は大丈夫なようだ。

 やった!
 これでいろいろと楽になったぞ。

 同じく上質以上の金属性ラージシールドも
『耐冷の金属製ラージ・シールド [8,+6]』
となった。

 さらに『凡庸の巻物』を拾ったので地上に帰った。
 いろいろとありがたい探索だった。

器用さ

 さて、上級王様のセスタスについて、詳細な*鑑定*を行ってみた。

★上級王フィンゴルフィンのセスタス (+10,+10) [5,+10] (+4) {視}
フェアノール亡き後中つ国のノルドールを率いて冥王と戦った上級王フィンゴルフィンの篭手だ。彼はただ一人でモルゴスに戦いを挑み、その体に永遠に痛み続ける八つの傷を刻みつけた。
始動したときの効果...
魔法の矢(150) : 20 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 ラスボスのモルゴスに傷を付けたすごい装備なのだそうだ。なるほどなあ。

 この@が装備しても怒られない理由は、これが★装備だからという以上に、「器用さ」に+4されることによるのだろうと推測された。

 いずれにしても、打撃力不足に悩むこのレベルの@に対して、(+10,+10)のサポートはとてもありがたい。また、もともと空だった手装備に合計15のACが加わったことでガードも固くなった。良いことばかりだ。始動機能の「魔法の矢」もいつか有効に使ってみたい。

 神様、ありがとうございます。

白い見切り

 次レベルまで2万を切った。
 特に何もない階が続く。

 と思ったので、地下17階に出向いてみた。

 すると、いきなり白いPのピットが垣間見えた。

 さすがに対応は不可能だ。かつてハーフオーク戦士@が青いPのピットと試験的に戦ってみたところで、結論が出ている(第72週)。

 破片耐性がないこのゲーム世界では、Pが投げる岩のダメージを軽減する方策がないのだ。オリジナルのAngbandから改造する時に、なぜこういうことにしたのかはよくわからない。実は隠しパラメーターで何かあったりするのだろうか?とは思うが、原状では確認のしようもない。

 ともあれ、下りて来た同じ階段を通って即座に上に上がる。
 このゲームでは、同じ階段ですぐに上がっても別世界が広がることになっている。

 ここで、はじめて『周辺抹殺の巻物』が入手できた。やはり遅い。

ノンフィクション

 地上のお寺で
『(吸血)クォータースタッフ (1d9) (+8,+9)』
を購入した。

 これである程度安心してしのげる。
 しかし、相変わらず寺院でこんな怪しげかつ物騒な武器装備を売っている理由がわからない。

 ちなみに、プレーヤーのリアルご先祖が眠るお寺の名前は「耀海寺」という。読みは「ようかいじ」だ。読みだけ聞くとなんだか妖怪が出るフィクション上のお寺のようだが、実在のありがたいお寺である。
 …改めて思うと、本当に吸血装備とか妖刀装備とか売っていそうだ。

vs バシリスクピット

 さて、何回目かの地下16階。
 しかし雰囲気は緊迫している。

 ここで発見したのがバシリスクピットであった。
 灰色のRがぎっしり詰まって皆様お祭り状態、というあれだ。

 さて、これはどうしたものか

 逃げるか。戦うか。どうするか?

 とか躊躇している間に、相手が勝手に攻めて来た。こちらも自動的に戦闘体勢に入る。

 幸いにも、狭い通路の出口で対応できたため、なんとか攻撃をしのぐことができた。こちらの攻撃も、ほどほどに効いている。

 これには先ほど装備した「★上級王様のセスタス」による打撃力アップと、先ほど購入した『吸血装備』が大きく貢献していたものと思われた。

 バシリスクをひたすらたたいているうちに、待望のレベルアップのときが訪れた。

能力 基本種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 1 0 18/120 知能 18/96 3 2 2 18/166 賢さ 18/82 0 0 2 18/102 器用 18/95 3 1 4 18/175 耐久 18/100 1 0 0 18/110 魅力 16 3 1 0 18/20

 大台のレベル30だ。
 これで一つの基準を満たしたような気がする。


 とはいえ、時折相手が吐くガスのブレスが一瞬で100以上のHPを削り取っていく。なんだなんだ。

 レベルアップしたばかりだが、あっという間にHPが真っ赤になった。吸血が間に合っていない。っていうか、毒耐性ないんだっけ?

 あわててテレポートする羽目に陥った。


 幸いにも無人の閉鎖空間に出現し、足踏み回復を行う。

 しばらくして体力が回復した頃合いを見計らって、あらためて戦場に向かう。


 モンスター感知を行ったところ、まだ数十のバシリスクが残っている。びびってピットの壁にへばりついている。

 仕方なく、入り口近くまで姿を現して、お怒りが沸点に達した個体が攻め寄せてきたところを引っ込んで迎撃する。いわゆる挑発というやつだ。

 その挑発を繰り返す。延々と繰り返す。

 時間はかかったものの、最終的には、すべてのバシリスクを退治したのだった。
 相当な経験値をゲットした。

 これも、打撃力アップの『★セスタス』と『吸血装備』を事前にゲットできていたからこその芸当だ。これまでの装備だったら、問題なく撤退を選んでいたことだろう。

*かんてい!*

 いろいろとゲットしていたものを*鑑定*する。

耐性のアミュレット
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これはノーマルの耐性のアミュレットだ。他の追加耐性は一切ない。

 さて、次は銘入りの『神罰グレートソード』だが…。

神罰のグレート・ソード『天豹』 (3d6) (+10,+11) (+1) {|吸切}
始動したときの効果...
邪悪退散(x5) : 50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは敵からヒットポイントを吸収する。
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは永遠の明かりを授ける。
それは神に祝福されている。

 え?これ、邪悪退散機能がある吸血装備ってこと?
 なんかすごくね?

 というか、むしろ、これメイン装備になる感じがする。

 デーモンとアンデッドに対して聖なる力を発揮していただけるので、対ナズグル装備として使える。そして、それと同時に、発動で対オークピット装備としても有効、さらに生き物ならば相手の生命力を吸い取ってこちらのHPにつけかえてくれるし、おまけにどんな相手に対しても切れ味が一流、という、こんなのあってもいいのか?という感じの装備だ。

 相手の「切断」と相手からの「吸血」が同時に起こりうるような仕組みなのかは多少気になるが、まずは装備して使ってみよう。

 ついでといっては失礼だが、これはどうだろう。

護りのグレート・ソード (3d6) (+7,+3) [+8] {(賢}
始動したときの効果...
全耐性(期間 20+d20) : 111 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それはあなたの賢さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは危険に対して警告を発する。

 なるほど、発動が全耐性で警告機能があるのはありがたい。ただし、持続期間がなんとも短い気がする。

世界崩壊、再び

 ここで、以前発生していた画面の崩壊現象が再発した。

 仕方なく一度この宇宙から撤退し、休憩とした。

遠方攻撃試験

 さて、リアル世界での翌日だ。
 少し試験をしてみたくなった。

 トゥルカス様のご加護の機能の中で、「遠方攻撃」というものがある。
 以前蛮野君あたりがナズグルを退治するのに用いていた、一マス離れた相手を直接攻撃できるという能力だ。

 これが、壁を隔てた相手にも通用するのかどうか、というところが気になっていた。壁も一マスは一マスだ。そして、万一これが通じるとしたら、今後の戦術が大きく変わってくるように思えるのだが。

 このDr.Strange博士もトゥルカス様のご加護を受ける身である。そこで、狼の群れを相手に試してみた。

 壁を挟んだ相手に攻撃が届くかどうかを確認してみたのだ。

 結論から言えば、これはだめだった。さすがに壁の向こうの敵に届くような攻撃は有効すぎるということだろう。相手が攻撃できない場所から一方的に攻めるというのも、戦の神様のスタンスというかポリシーにも反するだろう。


 この探索の最中に『スターライトのスタッフ』の二本目を地下7階で拾えたのはラッキーだった。これで複数ナズグルの相手もできる。


 それでは、草地をはさんだ場合にはどうだろうか。

 ということで、草地を探して旅に出た。
 経験的に、地下の浅いほうがむしろ草地が出やすいので、それを求めてさまよったのだが、実はなかなかこれが見つからなかった。
 地下7階まで行ったりきたりしてさまよいつつ、実時間で20分ほどかけて歩き回り、最終的にはやっと地下1階でめぐり合った。とても長い探索だった。

 結果的には、これもだめだった。まあ、仕方がないよなあ。


 しかしこの探索の過程で、実にありがたい物を拾うことができたのだった。

『エルフの軟革よろい『碧燕』 [4,+12] (+2隠密) {+腕r轟}』

 基本耐性が揃った、なおかつ軽いよろいが登場したのだ!

 さて、装備を交換してみましょう。

エルフの金属製スケイル・メイル (-2) [10,+8] (+2隠密) {+隠r酸電炎冷盲}(n)
を装備か らはずした。
エルフの軟革よろい『碧燕』 [4,+12] (+2隠密) {+腕隠r酸電炎冷轟}(h)を装備した。
ぐっと楽に体を動かせるようになった。

 この結果、MPが158から177まで上がった。というか戻ったのだ。
 結局、エルフにはエルフの装備がマッチするということのようだ。

 ただし、未だに地獄耐性と暗黒耐性が埋まっていない。緑色bなどに出会ってしまうと、少し嫌な気分になるかもしれない。

迷い

 武器屋さんにて、こんなものが並んでいた。

(聖戦者)ブロード・アックス (3d6) (+8,+8) [+4] (+3) {(魅}
それは賢さに影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは神に祝福されている。

 これはかなり迷った。
 林さんの聖戦者と違って追加攻撃機能はない。そういうこともあるのだなあ。っていうか、こっちが普通なのか。

 ただし、「邪悪なる存在」に対してのスレイがついているらしい。

 そこで、これを『魅力のアミュレット(+1)』でわずかに割り引いてもらい、$58401で手に入れた。

 残り財産は16万$程度になったが、別に当座は使うあてがあるわけではないので別にいいだろう。

試運転

 この装備の試験運用という意味もこめて、地下10階から16階程度を繰り返し探索してみることとした。

 すると、こんな物を拾った。

つ『エルフの金属製ブリガンダイン・アーマー(-3) [13,+9] (+3隠密) 』

 その後、自宅で確認すると、どうも、地獄耐性があるようだ。

 地獄耐性か…。この階層になると、やっぱり欲しいなあ。

エルフの金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+9] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷獄}(h)
を装備した。
防具の重さで動きが鈍くなってしまっている。

 結論として、地獄耐性を埋めるためにこれを装備することとした。
 MPはまたもや155に戻る。

 うーん。
 釈然としないが、こういうこともあるのだ。
 また別な装備で地獄耐性が得られたら、先ほどの軽い鎧の出番も戻ってくるだろう。

防衛者登場!

 地下14階で
『(防衛者)フレイル (2d6) (+9,+8) [+1] (+1隠密)』
を入手する。

(防衛者)フレイル (2d6) (+9,+8) [+1] (+1隠密) {r轟(器}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは宙に浮くことを可能にする。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 有り難い装備ではあるものの、特に現状で使う理由はないかもしれない。とりあえず自宅待機をお願いする。

 次はこんな物を拾った。

溶解のブロード・アックス (2d6) (+9,+8)
始動したときの効果...
酸への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは酸によって大きなダメージを与える
それは酸への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。

 こちらも特筆すべきものはないように感じる。

影と暗黒

 実はもう一つこんな物を拾っていた。

忍びの影のクローク [6,+8] (+1隠密)
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは暗黒への耐性を授ける。

 これを現装備の『エルフのクローク』に代えて装備した。その結果、暗黒耐性がついたので、なんとか左側の耐性の大半を覆うことができた。英雄ランクだった隠密は多少減ったが、それでも超越ランクだ。問題はない。

 これでかなり戦える感じになってきた。

器用な護り

 引き続いて潜ったところでは、こんなものを拾い上げた。

護りのブロード・アックス (2d6) (+6,+6) [+5] {(器}
始動したときの効果...
全耐性(期間 20+d20) : 111 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それはあなたの器用さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは危険に対して警告を発する。

 その後も、体力回復の薬や耐性の薬、などを拾って回った。

 プレーヤーも@も疲れてきたので終えることとした。

まとめ

 今週は、なんといっても『★上級王セスタス』と『神罰のグレートソード featuring 吸血機能』だろう。どちらもなかなかすごい装備だ。特に後者ははじめて見たかもしれない。ナズグルとオークの両者を、血を吸いながら鋭く切り裂きつつ邪悪退散の魔法を唱えるという前代未聞の武器だ。

 これだけの装備があれば、もしかしたらもう一度地下18階あたりに探索をしに行ってもよいのかもしれない。
 次の冒険が楽しみだ。

第135週

 さて、やっとお呼びできるZepperiさんである。なんといっても新世代@のトップバッターだ。

 しばらく前から「次こそはZepperiさんのターン」だと思いながら、なんとなく他の@を呼び出していたのだった。なぜだろう。なぜかしら。

 もっとも、きちんと調べると、実はトニー谷さんのほうが前回の登場から時間が経っているのだが、なんとなく、Zepperiさんと潜ってみたくなったのだ。

 たしか、前回の最後に割ととんでもないガレ場に遭遇し、★装備を一度に3つも賜ったはずだ。そのうち一つが、先週博士王子も拾った『★上級王様のセスタス』だったと思う。ただし、こちらはなんと「テレパシー機能付」である。これはこれでまたすごい。

 そう。この装備は、世界によってはなんらかの追加機能が付くのだ。なので、同じ『★上級王様のセスタス』であっても効能は微妙に異なったりもする。

 さて、現状はいかがでしょうか、師匠。

ハイエルフ 魔法戦士 魔術男爵 レベル 31 経験 255351 $ 657295 \)}=="!((]]] 腕力 :18/176 知能 :18/185 賢さ :18/139 器用 :18/*** 耐久 :18/146 魅力 :18/116 AC( 97) HP 511/ 511 MP 199/ 199 名前 : Zepperi 性別 : 男性 年齢 111才 腕力 : 18/176 種族 : ハイエルフ 身長 243cm 知能 : 18/185 職業 : 魔法戦士 体重 98kg 賢さ : 18/139 魔法 : 仙術 社会的地位 52 器用 : 18/*** 守護神 : マンウェ 耐久 : 18/146 魅力 : 18/116 打撃修正 (+47,+53) HP 511/ 511 打撃攻撃 :伝説的 [25] MP 199/ 199 射撃攻撃 :伝説的 [30] 打撃回数 6 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 327 レベル 31 隠密行動 :卓越 経験値 255351 射撃修正 (+47,+8) 最大経験 255351 知覚 :良い 射撃倍率 x2.38 次レベル 360000 探索 :良い 射撃回数 3.24 所持金 657295 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [20,+77] 日付 28日目 9:21 加速 (+12) プレイ時間 62:47:50 赤外線視力:40 feet a) \ 右手 : 追加攻撃の魔術師の杖『紅隼』 (1d2) (+9,+9) (+1攻撃) {+攻隠;魔力} 2.0 kg b) ) 左手 : 耐火の金属製ラージ・シールド『天鷹』 [8,+10] (+3) {+器r炎} 6.0 kg c) } 射撃用 : 高速度のスリング (x2) (+9,+8) (+4加速) {+速} 0.3 kg d) = 右手指 : スピードの指輪 (+8) 0.1 kg e) = 左手指 : 殺戮の指輪 (+7,+12) 0.1 kg f) " 首 : 知性のアミュレット (+4) 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐火の軟革よろい『翔鳳』 [4,+7] {*電r炎} 4.0 kg i) ( 体の上 : ☆クローク『グランノン』 [1,+10] (+2) {+腕魅r電冷乱轟獄;反浮明[電冷(賢} 0.5 kg j) ] 頭 : 力の金の冠 (+1,+3) [0,+13] (+3) {+腕器耐r恐;麻(腕器耐} 1.5 kg k) ] 手 : ★上級王フィンゴルフィンのセスタス (+10,+10) [5,+10] (+4) {+器r酸;麻感!!} 2.0 kg l) ] 足 : ドワーフの軟革ブーツ [2,+11] (+1) {+腕耐 Elbereth} 1.0 kg a) ? 5冊の 仙術の魔法書[仙術入門] 7.5 kg b) ? 7冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} 10.5 kg c) ! 8服の スピードの薬 {!k} 1.6 kg d) ! 8服の ヒーローの薬 1.6 kg e) ! 27服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 5.4 kg f) ! 11服の 経験値復活の薬 {25%引き} 2.2 kg g) ? 9巻の テレポートの巻物 {90%引き} 2.3 kg h) ? 7巻の レベル・テレポートの巻物 1.8 kg i) ? 対邪悪結界の巻物 0.3 kg j) - 5本の トラップ感知のロッド 3.8 kg k) - 5本の イルミネーションのロッド 3.8 kg l) - 5本の 癒しのロッド 3.8 kg m) - 5本の 岩石溶解のワンド (60回分) 2.5 kg n) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg o) _ 邪悪存在退散のスタッフ (8回分) {{Elbereth}} 2.5 kg p) \ (吸血)ムチ (1d6) (+9,+9) {経|吸 Elbereth} 1.5 kg q) { 25個の 鉄弾 (2d2) (+6,+6) (40/129) 10.0 kg

#どうもこの時は耐性のステイタスチェックを忘れていたようだ

 レベルは31。ということは、そろそろ身体に電撃免疫が着いていても良い頃ではないだろうか。

 ということで、いろいろな装備をはずした上で『自己分析の薬』を飲んで確認をした。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 103/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたの身体は光っている。
あなたは電撃に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの器用さは維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。

 身体に電撃免疫が備わっていることが確認できた。ありがとうございます。マンウェ様。
 これで最終的に装備をそろえる際の制約条件が一つ減る。この影響が大きいのはハーフオーク戦士@のときに経験済みだ。

重さの問題

 なんとなく、試験をしている際にシールドを外してみたところ、こんなことを言われた。

耐火の金属製ラージ・シールド『天鷹』 [8,+10] (+3) {+器r炎}(q)を装備からはずした
ぐっと楽に体を動かせるようになった。

 へえ、そういうことがあるのか。驚いた。盾でもそうなるのか。
 影響があるのはよろいだけではないのだね。知らなかった。要するに重い防具はひ弱な@には無理がかかる、ということなのだろう。

 とはいえ、装備ではない「持ち物」の重さについては、@の速度にしか影響しない(ように見える)。この辺りは解釈が難しいと思う。

地下15階へ

 比較的浅い階層で、いろいろと資源を拾って戻ってきた。
 全体を通じて、今回はそういう回なのだ。

地上の星

 地上の武器屋でこんなものが。

☆レイピア『ドゥアラエア』 (2d6) (+9,+18) (+4) {+知掘;麻|切/竜動(知}
それは知能に影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる。
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それはあなたの知能を維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 とは言うものの、特に必要とも思えなかったため、これを華麗にスルー。

 ここで、武器装備を★から聖戦者さんに交換する。

見えにくい記号

 地下15階にて、不思議な地形を発見する。これまであまり見たことがない印象だ。
 一本の細い通路が伸びており、その先に比較的広いきちんとした部屋がある地形である。

ちなみにここでは

多少は運が向いてきたか...

 といわれていたのだが、最後の方までその理由がわからなかった。

 これ、実は『スピードのスタッフ』が見にくいところに転がっていたのだった。これを拾って、しばらくしたら雰囲気が白くなった。ちなみにこれは横で見ていた息子が発見した。目がいいな。

 スタッフは、茶色の「_」なので、南の壁に沿って落ちていると重なってしまって本当に見えにくいのだ。いつか改善してみたい。


 次は『啓蒙の薬』を飲んで向かったのだが、見事に何もなかった。驚いた。
 仕方なく、次の16階に向かった。

 ここで、『鑑定のロッド』を一本手荷物に入れてみた。魔法を使うと必然的にMPが減っていく。この@は回復が遅いので、正直いかんともしがたいときがある。そこで、比較的回復が早いこのロッドを(一本だけでは少し早いと思ったのだが)実運用に投入することとした。

地味改善事例

 ということで、また潜る。
 防具強化の巻物でシールドの強化を試みた。

耐火の金属製ラージ・シールド『天鷹』は明るく輝いた!

 +9を+10にできたのは運が良かった。金属製だから、相変わらず重いけど。

 その後も、特にこれというイベントもなく地下15階から16階を回り、必要となるであろう物資を補充していった。

日光p軍団

 引き続いて地下16階。久々に「この場所は好きになれない」とのこと。

 果たしてなんだろうか。

 と思って、東からはじめて最後に西を偵察したところ、色とりどりのpの集団がいた。しかも、カラフルなオレンジ色のp、すなわち最強の召還者ソーサラーが3人ほどいるような気がした。この3人を同時に相手にするのは大変だ。

 こちらを検知して怒り狂っているようだが、幸いにも隣の部屋で、こちらにテレポートしてくることはない。

 どうしたものか。

 それ以外にも青いpも5名、濃い茶色のpが4名、薄い茶色のpが2名、赤いpが1名、おまけに部屋の隅に黄色いHがひっそりと佇んでいる。

 戦ったら戦ったで、それなりに経験値を得ることはできるのだろうが、それにしても少々相手が悪い。ソーサラーは一人だけでも大変なのに、どうしたものかというところだ。

 なんとなく、壁を隔てて右に行ったり左に行ったりしたところ、壁の向こうのpさんたちもそれに合わせて右往左往してくれる。それなりに面白いのだが、しかしそこまでだろうと思った。

 帰還の呪文を唱えて逃げ帰った。

 やっぱり地下16階は怖いなあ。15階に戻ろうかなあ。

退屈上等

 次も一応地下16階。
 なんて退屈なところだといわれてしまうが、それでいい。

 そして、次は、地下14階まで上昇する。少々疲れてきたからだ。
 次レベルまで9万。ああ、遠いなあ。

ありがたい無用

 ゼリーピットなどの危険をかわしながら物資の貯蓄に励む。
 その中で、こんなものを拾ったりもした。

電撃のマン・ゴーシュ (1d5) (+9,+10)
始動したときの効果...
電撃への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは電撃への耐性を授ける。
それは電撃では傷つかない。

 とはいうものの、そもそも身体に電撃免疫を得ているこの@には無用のアイテムである。
 美術商から世に羽ばたいていただいた。5600$程度の案内料となった。

貯蓄

 お次は、地震か*破壊*の後の地形の地下15階。ガレ場が付随しているので少しうれしい。

 この階では、結果的にいくつかの資源を掘り出した。特に特別な品や高級品はない。それでいい。

『スピードの薬』、『聖預言の巻物』、『体力回復の薬』、『耐性の薬』、『全復活の薬』、『対邪悪結界の巻物』、『アンデッド退散の巻物』、『抹殺の巻物』、『周辺抹殺の巻物』、そしてなんと有り難いことに、意外なところに落ちていた『スターライトのスタッフ』が全部で5本になった。

 実はその後、店売りでもこの『スターライトのスタッフ』を入手できた。対ナズグル戦を控えるZepperiさんとしては心強い。

 また、燦然と緑に輝いていたドラゴン・グローブだが、こんな感じだった。

ドラゴン・グローブ [4,+0] {r冷}
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。まあこんなものかな。もしかしたら、いつかアーティファクト生成の巻物をかけて『お☆様』になっていただくかもしれない。

魔術の実験

 ここで『魔術師の杖』の効果を確認してみた。

 まず、杖なしでスピードの魔法をかけてみると、185あったMPが155まで減った。30の消費となった。

 次に、杖を装備して同じようにスピードの魔法をかけたところ、今度はMPの減少が163までとなった。消費MPは22となった。

 確かに、それなりにMPの消費が抑えられるようだ。


 次に、魔法全体で比較してみた。

『仙術の魔法書[仙術入門]』を例にして見よう。

 まず、『魔術師の杖』がない場合。

名前 Lv MP 失率 効果 a) マジック・ミサイル 2 2 5% 損傷:9d4 b) ショートテレポート 3 2 5% 距離:10 c) モンスター感知 5 5 5% d) テレポート 8 8 5% 距離:155 e) 魔力炸裂 12 10 5% 損傷:3d5+38 f) 魔法の地図 13 10 5% g) テレポート・アウェイ 15 12 5% h) 岩砕き 18 12 5% 損傷:112

 次が『魔術師の杖』を装備した場合。

名前 Lv MP 失率 効果 a) マジック・ミサイル 2 1 4% 損傷:9d4 b) ショートテレポート 3 1 4% 距離:10 c) モンスター感知 5 3 4% d) テレポート 8 6 4% 距離:155 e) 魔力炸裂 12 7 4% 損傷:3d5+38 f) 魔法の地図 13 7 4% g) テレポート・アウェイ 15 9 4% h) 岩砕き 18 9 4% 損傷:112

 確かに、全体としてMP消費量が減っている。失敗率も1%ではあるが、確かに低下している。


 次に、『仙術の魔法書[魔道大成]』を確認してみよう。
 まずは杖を装備しない場合。

名前 Lv MP 失率 効果 a) 火炎の武器 15 10 5% 期間:20+d20 b) 帰還 18 15 5% c) 鑑定 20 18 5% d) 衰弱の矢 22 20 8% 損傷:152 e) 精神感知 23 25 5% 期間:25+d30 f) スピード 25 30 7% 期間:31+d51 g) 全感知 30 35 12% h) 地獄の劫火 38 50 51% 未知

 次は杖を装備した場合。

名前 Lv MP 失率 効果 a) 火炎の武器 15 7 4% 期間:20+d20 b) 帰還 18 11 4% c) 鑑定 20 13 4% d) 衰弱の矢 22 15 5% 損傷:152 e) 精神感知 23 18 4% 期間:25+d30 f) スピード 25 22 4% 期間:31+d51 g) 全感知 30 26 9% h) 地獄の劫火 38 37 48% 未知

 なるほど、こちらも傾向は同じ。確かに、杖があるとなんとなくだが2,3割ほどMPの消費量が少なくなるようだ。また、失敗率もわずかではあるが縮小する。だが、効果やダメージ量などは変わらないようだ。

 ところで、神様からの応援魔法(いわゆる「レイシャルパワー」)はどうだろう。

Lv MP 失率 a) 遠方攻撃 1 15 0% b) 風のオーラ 7 10 4%

 確認したところ、こちらは魔術師の杖を持っていてもいなくても換わらなかった。神様からのサポートだからか。たしかに、これは魔法を使えない戦士でも使える不思議な術だ。いわゆる「普通の魔法」ではないのだろう。

 また、盾をなくして二刀流にしたところ、

体が楽に動かせるようになった

といわれ、MPが199まで向上した。というか、おそらく戻ったというべきなのだろう。

 この@は盾を持つのに相当抵抗があるようだ。というか、楯が重すぎるのかもしれない。

 そこで、一度、二刀流でチャレンジしてみることとした。

二刀流チャレンジ

 地下15階。
 しばらくして、多少は運が向いてきたといわれる。

 だが、結局は『スピードのスタッフ』だった。これはあまり使わない。

 ここで装備を交換し、『スリング』ではなく、『ロングボウ』とした。本当はクロスボウを使いたかったのだが、どういうわけか、Zepperiさんは未だにクロスボウをお持ちではなかったのであった。このあたり、ツモ運はあまりよろしくない、といってもよいのだろう。

 そして、ここで、キメラのおかげで

邪悪存在退散のスタッフ (5回分) {{Elbereth}}(p)が壊れてしまった!

といわれてしまった。悲しい。うわーん。なんてことだ。滅多に手に入らない良アイテムなのに。

 一方で、拾った巻物のおかげで、
『追加攻撃の魔術師の杖『紅隼』 (1d2) (+9,+9) (+1攻撃) {+攻隠;魔力} 』

『追加攻撃の魔術師の杖『紅隼』 (1d2) (+10,+9) (+1攻撃) {+攻隠;魔力} 』
になった。

 悪いこともあれば、良いこともある。人生そんなものだ。


 また、再度沸きしたWの集団が、なんと『レベルアップの薬』を落としてくれた。多少無理目に戦ったかいがあったと思った。

ターゲット、ロックオン!

 遠距離攻撃を行う際に、「ターゲットを指定する」という行為ができることに気が付いた。
 なるほど、と実際にターゲットを指定してみたところ、意味がわからない状態になった。そして矢弾が消えた。
 一体何だったのだろうか。

 また、相変わらず『レベル・テレポート』の巻物が燃やされてしまうのだった。拾っても拾っても、すぐに燃やされてしまうのだった。ああもう、辛いなあ。
 たしかに、そこまで使う頻度は高くない(というか、ここ最近は一度も使っていない気もするが)のだが、手に入れたものが使いもせずに消えて行くのは、何とも言えず空しい。

魔法使いの剣

 次にあるところで「東夷の戦士」氏と戦ったところ、彼はこんなものを落としてから亡くなった。

★ロング・ソード『グラムドリング』 (2d5) (+10,+15) (+1探索)

 えええええ!? 何で君がガンダルフの持ち物であったはずのこの有名な剣を持っているの?
 不思議でならない。

 またこの人は
『23本の ドラゴンキラーの追尾の矢 (6d4) (+8,+5) (159/257) 』
も落としてくれた。これはこれですごいと思った。

 さらに、またもや『魔法の巻物』で
『(聖戦者)首切りソード (4d5) (+12,+10) [+1] (+1攻撃) {+攻賢r恐;視祝/邪デ死(賢} 』
にパワーアップした。なんてありがたいことだろうか。

結果と考察

 二刀流の実験結果として、特に問題はなかった。『★セスタス』と『殺戮の指輪』の追加ボーナスで、意外なことに精度もそこまで低くなかったためだ。少なくとも、15階程度の通常階層なら十分対応可能だ。


 さて、あらためまして、かつての魔法使いの剣を調べてみましょう。

★ロング・ソード『グラムドリング』 (2d5) (+10,+15) (+1探索) {視}
この燃えるように輝く剣は『オルクリスト』と対を成し、隠れ王国ゴンドーリンに敢えて侵入し殺されたオークたちから「なぐり丸」という仇名を授かった。トロルの巣でビルボたちにより発見され、それ以降ガンダルフの物となる。
それは知能に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは火炎によって大きなダメージを与える
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは火への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。現状では使えるか?使えないか?どうか?という感じだ。対邪悪スレイがあるので、いざとなったらナズグル相手にも使えそうではあるが、追加攻撃機能のある『聖戦者』さんと比較して、それほど有利というわけでもない気がした。

 また、『ドラゴン・ブーツ』は呪われていたものを持ち帰り、呪いを解いて、お金で鍛え上げてから*鑑定*した。

 ら、悲しいことに、電撃耐性のみであった。よりによって電撃耐性か。身体に免疫あるのに。
 売値は9990$といわれたので、一応大幅な黒字ではあるが、念のため、自宅に留め置くこととした。いつか☆生成にかけてみたい。


 先ほどから、盾装備抜きで戦っている。その結果、ACが下がって悲しいが、これも仕方がない。


 その後も地下15階に繰り返し潜る。『反射のアミュレット』『追加射撃の指輪』などをお金に代える。

 そんな中で、レイスが落とした『ドラゴン・グローブ』は少し期待ができた。

ドラゴン・グローブ [4,+10] {r暗乱獄}
それは暗黒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない

 耐性的には割といい物が拾えた。上位耐性3種類は悪くない。しかし、結局ここは今している『★上級王様のセスタス』がなんだかんだで最終装備になりそうな気がした。というか、普通はそうだろうという気がする。これを性能の上回る手装備はほぼ存在しないためだ。

獲得キープ

 地下15階、突然『獲得の巻物』を拾う。
 少し悩む。階が浅いので、しばらく持っていることとした。

 次に、割と整然とした駐屯地に遭遇した。内容的には、なんとかなりそうな気がした。

 戦うことにした。

 吸血武器のおかげで、なんとか問題なく対応した。
 実際、この程度の敵ならば、今の@はどうということはないのだ。

願望器 X2号

 もう何度目か、覚えていないほど潜っていた。繰り返し、繰り返し。また繰り返し。
 西に東に上に下に、どたばたと資源を採集していた。

 さて、そんなことを繰り返していたのだが、ある階で、毎度の頼りになる相棒『アイテム感知のスタッフ』を振ると、ふと、南の誰もいない部屋にぽつんと一つ、アイテムがあるのが感知できた。スタッフのようだ。

 さほど期待もしないで向かい、手に取ったところ、新しいアイテムだった。

『黒檀のスタッフ』

 へえ。今更新しい『スタッフ』とは。まだ何かあるのでしたっけ?


つミ『鑑定のロッド』それっ


 じゃじゃーん!(なんとなく効果音)

『願いのスタッフ(2回分)』

 !!!!!!!


『願いのスタッフ』!!!!!!!

『願いのスタッフ』だって!!!!!!!


 しかも2回分!!!!


 …2回? なんだそれ?1本で2回願いがかなうの?すごすぎる!!!!


 これはなんということか。

 あの万能の願望器である『願いのスタッフ』を、Zepperiさんは地下15階で見事に獲得したのだ。すごい。すごい。すごすぎる。

 これまで、蛮野君がBMでとんでもない『☆火免疫の強力高速クロスボウ』を全財産をはたいて買い入れたり、ほぼ初手から『スピードの指輪(+13)』を手に入れたり、トニー谷師匠が『☆火免疫のスリング』を手に入れたり、王子様が『吸血機能つきの邪悪退散ソード』を見つけたりしていた等々の一方で、このZepperiさんはどことなくアイテム運がなく、辛く苦しい戦いを続けてきた。苦しい中で、なんとか自分に合う装備を探し、工夫して運用してきた。

 しかし、ここにおいて、見事にそれが報われたのだ。
 おめでとう、おめでとうZepperiさん! さすがZepperiさん!


 しかしまだ油断は禁物だ。何が起こるのかわからないのがこの世界だから。

 まずは、ここで探索を打ち切り、即座に帰還の魔法をかける。そして、ダンジョンの隅でできるだけ目立たないようにこっそりと休息する。

 そして、モンスター感知の魔法をかける。周囲に危険なモンスターは何もいない。
 すこし休憩してはこれを繰り返す。そのたびにMPが減っていくが、これは仕方がない。ちなみに、今回は消費魔力を減少させる『魔術師の杖』は置いてきている。

 なかなか地上に引き上げられない。まだか。まだか。まだか。まだなのか。
 待ち時間がこんなに長く感じたのは初めてだ。


 しばらくすると、@は白い光と共にようやく無事に地上に引き上げられた。

大検討会議

 地上に戻り、まずは自宅に『願いのスタッフ』を置く。これで一安心だ。
 そのほかのアイテム類も店に出てもらい、また整理を行う。

 それにしても、なんということか。こんなことがあるのか。ぜいぜい。『願いのスタッフ』なあ。すげえええ。


 さて、落ち着こう。

 
 何を願うのか、よく考えることになる。

 まずここまでの探索で必要なのは二つ。火免疫のアイテムと、酸免疫のアイテムだ。

 前者は『★ナルヤ』あたりが妥当だろうか。汎用性も高いし。
 酸免疫については、現在手ぶらになって空いているシールド枠で考えて『★トーリン王のスモールシールド』あたりだろうか。『★トゥオルの影のクローク』という手もあるが、Zepperiさんはたまたまかなり良い『☆クローク』を入手しているので、ここと交換するのは得策ではない。

 しかし、ここではもう一つ、思いきって『★アーケン石』を願うという手もある。これを入手できればこの後の探索は大いに楽になるだろう。なんといってもまだ光源枠が初期の『★ガラドリエル様』のままなのだから。

 加速枠として『★クブラゴル』も十分選択肢に入るだろう。今の飛び道具はただ『強力射のロングボウ』だ。もちろん悪いものではないが、もう一声ほしい。

 あるいは、さらに思い切って『アーティファクト生成の巻物』で大博打を打つ、ということも考えられる。
 
 自宅を見回すと、こんなこともあろうかと集めていた『凡庸の巻物』が7巻分もあるのだ。

 このスタッフは今現在から数えて全部で少なくとも「8回」は使えてしまう。望むアイテム数としては16個まで実現可能だ。だから、上記のすべて、ということも十分可能なのだ。

 すごい。すごい状態だ。

 なんといっても、回数が2回というのが信じられない。ハーフオーク戦士@が3本持っているこの『願いのスタッフ』はすべて1回だったような気がする。


 とはいえ、願いがかなうかどうかは@のレベルに依存するということも聞いたことがある。

 ハーフオーク戦士@は、この杖に願った段階でのレベルはすでに頭打ちの50であり、事実上なんでも願いがかなう状態だった。具体的には、『★一つの指輪』を願って両手につけたりして(読者様は何を言っているのかわからないと思うが)やりたい放題を試すことができたわけだ。

 しかし、今のZepperiさんはまだレベルが31だ。
 何が願えるのかは未知数である。実際、やってみなければわからない。

 また、ハーフオーク戦士@は、ある意味「試験運用@」だったこともあり、願ったアイテムを実運用には向けていない。あくまで実験のためにいろいろなアイテムを願い、そして実験が終わったらその世界をなかったことにしている。先ほどの『★一つの指輪』ももちろんその一つだ。

 それに対して、Zepperiさんは、ある意味で、この願望器を思うように使って戦ってよい初めての@なのだ。


 なんとなく「聖杯戦争」という言葉を思い出す。

 この世界とは別な世界のどこかで、なんでも望みをかなえるという願望実現装置『聖杯』をめぐって、いろいろな人たちが争っていたという伝説を聞いたことがある。遠い世界の伝説だ。

 この黒い木でできた『願いのスタッフ』は、限定的とはいえ、その願望器に近いものだ。
 レベル次第だが、あらゆるアイテムをゲットすることができるのだから。

 もっとも、アイテム以外の「願い」はそもそも受け付けてはくれない。なので、抽象的な世界征服とか世界平和とか、そういう重い概念は管轄外なわけで、そこまで話が深刻にはならないのだろう。

気づき

 そこで気がついた。

 この願いのスタッフは、希望をかなえる回数が「2回」という値を示している。これは通常ありえない数値だ。普通は願望器といえば「たった一つの願い」をかなえるものだからだ。

 そして、以前からの実験でわかっているように、この『願いのスタッフ』は、他のスタッフと異なり、通常の手段や店舗では再充填ができないのだが、ただ一つ、『凡庸の巻物』を利用することで、初期化、すなわち、まったく使っていない状態に戻すことができるのだ。

 ここから、こんなことが考えられることに気がついたのだ。

 まず、何らかの願いをしておいて、次の願いで『凡庸の巻物』を願ってしまうと、その凡庸の巻物で、また2回分の願いのスタッフを初期化できるわけだ。

 これって、永久機関じゃなかろうか。

 もしもこれが実現できてしまったら、事実上ゲームが終わってしまう気がした。レベルを上げさえすれば、何でも願えてしまう。息子が横から助言してくれた通り、そのレベル上げすら、『レベルアップの薬』を願えば(たぶんこれはそれほど難しくないと思われる)、それこそインスタントに実現できてしまう。

 しかし、もしかしたら、だが、この『願いのスタッフ』がたまたま過充填状態で発見された、という可能性もある。事実、通常の『願いのスタッフ』は、プレイヤーの過去経験からは1回が基本状態だったからだ。

 たとえば、『鑑定のスタッフ』も、稀に『魔力充填の巻物』で標準の21回以上の利用可能回数になることもある(もっとも、落ちているものがそうなっていたことはかつて一度もなかったが)。その場合でも、使い終わってからあらためて店舗で充填した場合には標準の21回にもどる。

 なので、今回拾った『願いのスタッフ(2回)』は、非常に高度な偶然の産物態である可能性が高いと考えた。

予備実験

 さて、ここで、あらためて世界線を分岐させて実験を行ってみた。まずはいろいろといじってみる。

 あらためて、このスタッフを*鑑定*してみる。

願いのスタッフ (2回分) {!d!v!k}
それは使うと物を願うことができる。

 確かにその通りだ。
 さて、振ってみましょうか。

あなたは望みのものを手に入れられる!-続く-

 うむ。ではこちらをお願いいたします。

h - 凡庸の巻物

 だが、願いのスタッフの様子がおかしい。

願いのスタッフ (2回分) {!d!v!k}

 あれ?
 回数が変わっていないぞ?なんだろう?

 しかし、一方で妙なことが起きていた。
 手荷物に入っていた聖戦者の状態が変わっていたのだ。

(聖戦者)首切りソード (4d5) (+12,+10) [+1] (+0攻撃) {+攻賢r恐;視祝/邪デ死(賢}

 問題は、(+0攻撃)の部分だ。
 先ほどまで、ここは(+1攻撃)だったはずだ。

 どういうことだ。

 まさか、この『願いのスタッフ』は、願いをかなえる際に何らかの対価を要求するタイプのものなのか?

 こんなこと、聞いたことがないぞ。それとも、じつは最初からそういうものだったのか?


 とりあえず、こんな感じで試行錯誤をしつつ、実験を進めていくことにした。

本実験開始

 世界をリセットして、もう一度実験を繰り返す。

h - 凡庸の巻物
あと 1 回分の魔力が残っている。

 ここでは、アイテムに影響はなかった。聖戦者も(+1攻撃)のままだった。なんだろう、これ。ランダム要素があるということなのか?

 さらに、ここで『レベルアップの薬』を願った後で、呼び出した『凡庸の巻物』で初期化してみた。

ザック中: 願いのスタッフ (1回分)

 なるほど、仮説は正しかった。このスタッフは正常値が「1回」であり、たまたま拾った段階で過充填状態だったということだ。
 これなら理解できる。
 極めて珍しいことだが、こういうこともあるということが分かった。

レベル不足

 一方で、こんなことも起きていた。

『★ナルヤ』を願ったところ、こんな風になった。

何かが足下に転がってきたが、煙のように消えてしまった。
あと 1 回分の魔力が残っている。

 これはさすがにレベルが足りていないのだろう。そこは理解した。『エルフの3つの指輪』はもともとそう簡単に手に入る物ではないからだ。

謎の石

 次に、『★アーケン石』を願ったところ、そんなものはないといわれてしまった。え?なんだろう?

 今度は、★を除いて『アーケン石』とだけ入れたところ、こんなものが出てきた。赤い*である。見た目はアーケン石にそっくりだ。

 だが、*鑑定*の結果、正体はぜんぜん違うということがわかった。


それは永遠なる明かり(半径 2)を授ける。

 なんだこれ?
 はじめてみた。

 装備しても、周辺を照らす機能を持つだけのようだ。それ以上の機能は何もなかった。ただの灯だ。機能一覧表でも何も示されていない。

 エネルギー源なしで光が出せるというのは、これはこれで便利な気もするが、世間の評価は高くない。

 さらに、この『石』はどこにも売れなかった。BMにすら売れなかった。タイミングが悪くて荷物が溢れて落としたら、自分で破壊してしまった。こんな風に。

もう石を持っていない。
石がある。
石を自動破壊します。

 ほええ。よくわからない。

名称の問題

 なお、あらためて調べたところ、『★アーケン石』については
『★スラインのアーケン石』
ときちんと入力したら、出現してくれた。そうか、正式な名前入力が必要なのだな。それはそうか。

 ちなみに『★クブラゴル』も出てきた。これは簡単だった。
 あの『アーティファクト生成の巻物』も出てきた。これはとても嬉しいことだ。未来への希望である。

 なお、試しに『レベルアップの薬』を量産して、レベル40になって、ようやく『★ナルヤ』を賜ることができた。そこまでは待つ必要があるようだ。なかなか厳しい。

凡庸の謎

 あらためて『凡庸の巻物』を願ったところ、やはりスタッフの残り回数は変わらなかった。

 なんだこれ?

 もう一度。

ミ『凡庸の巻物』

 虚空から巻物が出現する。問題はない。願いはかなえられている。

 願いがなかった上で、残り回数が変わらなかった。これはDr.Whoのときにはなかった現象だ。しかも、どうやら、『凡庸の巻物』だけに当てはまる現象のようだ。

 そして、さすがにこれはバグだという気がしてきた。なぜなら、初期化ツールである『凡庸の巻物』を願って回数が変わらないのだとしたら、無制限に『願いのスタッフ』を使えてしまうためだ。さすがにこれはおかしい。この段階でゲームが終わってしまう。

 ただし、現在7巻の『凡庸の巻物』を持っているのは確かなので、そこまでは使ってもよい。また、今後拾うこともあろうから、それも使うことは妥当だと思う。

願いと対価

 だが、この一連の呼び出し実験の最中に、手荷物の『スピードの指輪(+7)』が(+5)に、さらに気がついたら(+1)にそして、その次に見たら(-1)になっていた。

 良くわからないのだが、やはり、願いをかなえるためのなんらかの”対価”が要求されている気がしてならない。


 ひきつづいていろいろ実験しているうちに、たしかに手荷物に入れた『スピードの指輪』が一つずつその値を減らしていくのが確認できた。
 また、同じく手荷物の『聖戦者』も気がついたら(-3攻撃)になっていた。ある意味これはすごい。

 装備してみると、攻撃回数は総合してわずか2回に、そして賢さにも”-3”となっていた。これでは使い物になるまい。
 ただし、呪われているわけではなく、普通に外すことはできた。


 なんだこれ。こんなの初耳だ。
 意図的なものとしか思えない。

 どういった状況でこの「機能吸収」が発動するのかはわからないが、しかし、『凡庸の巻物』が手に入らない場合に、自宅の不要な『スピードの指輪』などを捧げることで同じ役割を果たすことができるのであれば、むしろ好都合ではないかという気がする。要するに、『スピードの指輪』のスピードの数値がそのまま凡庸の巻物の本数になり、ひいては願いの回数に変換されるためだ。それだけのために予備の『スピードの指輪』を保持しておいても問題ないと思われる。

 これについては、今後一層の研究が必要であろうと思われた。 ←まとめに入っている感じ

特異点

 実は、この『願いのスタッフ』というアイテムは、この様々なangband系ゲームの中で、私の知る限り、この「TinyAngband」にしか存在しない。本家angbandはもちろん、おそらくはあの”なんでもあり”の「変愚蛮怒」にも、この願望器は存在しない。少なくとも、このプレーヤーは存在記録を読んだことがない。
 ある意味、極めて特異なアイテムなのだ。

 これは、もともとはnethackあたりのアイテム(『願いの杖』という検索結果自体はたくさん出てくる。2019年現在ではelonaというゲームの情報が多い)らしいのだが、あえて戦闘専門世界のangbandに導入される必然性は本来なかった、ということなのだろう。それがなぜこのTinyAngbandに導入されたのかは、実のところ良くわからない。

 そして、この我が愛する「TinyAngband」はrogue likeゲーム界隈ではマイナーである。であるので、世間的に情報量が少ないのだ。

 たとえば、
「tiny angband 願いのスタッフ」
で検索しても、配布元のページくらいしか引っかかって来ない。たしかにそこには
「ver1.00にあった『願いのスタッフ』のバグを修正した」
という記述がある。ここから、このアイテムにはかつて何らかのバグがあったことが窺える。
 それがどういうものだったのかはわからない。

 しかし、それ以外のページにはまったく情報がないのだ。
 おそらくだが、かつてプレイした皆さんも、ほとんど拾った経験がないのではあるまいか。

 もともとがタイムアタック用の仕様であり、長々とプレイするのは珍しいこのゲーム、そんなところまで延々と引っ張りプレイをするのはお門違い、ということなのだろう。
 
 ということで、この謎の願望器の正体を知るためには、地道に実験を繰り返す他はないのであった。

 さて、お次は。

英雄の召還

 ふと思い立って、以前から存在の有無がわからないアイテム
『英雄のアミュレット』
を呼び出してみた。遠い昔、ハーフオーク戦士の若い頃に、一度だけ目撃したような気がしている、幻のアイテムだ。それを装備したら、すべての耐性に+がつくという超アイテムである。

 以前のハーフオーク戦士@の経験から、無駄であろうとは思う。まあ、おそらく何も出てこないだろう。

 ところが、だ。空間から不意に何かが出現したのだ!

瑠璃のアミュレット

 …なんだこれは。何か出てくるというのは初めてだ。まさか、本当に本物が出てきたのだろうか。

 恐る恐る*鑑定*をかけてみる。

ザック中: アミュレット(s)

 装備しても、何の耐性もプラス機能も働かない。

 だが、これをブラックマーケットにもっていたところ、最上位金額の20000$で売れた。店頭販売価格はなんと168960$。このあたりは、先ほどの『石』とは異なる。少なくとも、世間的に”何らかの価値”は認められているようだ。

 その店頭で調べても、特に変わったところはないようだ、といわれるだけで、情報が与えられない。つまり、特殊機能は何もない、ということだ。

 しかし、機能が何もないのにこんな価格での買い取りや販売をするだろうか?

 同じものを改めて買い取り、『凡庸の巻物』をかけて、さらにもう一度BMに売って正体を確認してみたりもしたが、状況は変わらない。値段だけは高いが何の機能もない、ただの『アミュレット』とされた。『装飾のアミュレット』ですらないのだ。どういうことだろう。


 今回の実験は、以前のハーフオーク戦士@が行った実験と異なり、物理的に何かが出てきたのは確かだ。しかし、それが謎の無機能アイテムであること、それでいて超高値で取引されることがわかった。

 いったい、これはどういう意味なんだろうか。そもそもこのアイテムは何なのだろうか。
 わからない。本当にわからない。

 そもそもレベルMAXのハーフオーク戦士@では、同じ物を願っても何も出て来なかった。それが、このレベル31の魔法戦士@だと、少なくとも『何か』は出てきた。得体の知れない『何か』が。

 もしかしたら、この『願いのスタッフ』は、願う@の性質に応じて振る舞いが変わるのだろうか。たとえば、魔法を使う職業の方が願いがかないやすい、といったことがあり得るのか?

 わからない。なにもかも、わからない。

 ということで、わからないままにこの「実験世界」を閉じた。

まとめ

 今週は、地味な資源貯蓄週かと思いきや、最後の最後にとんでもないことが起きた。
 あまりにもとんでもなさ過ぎて、結論が出なかった。

 実際にZepperiさんが何を願うのか、については、次回登場までの宿題とした。
 嬉しいけれども悩ましい宿題である。
 少し時間をかけて考える必要がありそうだ。

 これはこれで、Zepperiさんにとっての「一つの試練」とも言えるのかもしれない。

第136週

 今週は、中つ国の一部で人気爆発! ベテラン芸人のトニー谷師匠をお呼びしました!
 ようこそ、トニー谷さんです!

ドゥナダン パラディン 騎士 レベル 29 経験 131456 $ 165861 \[}=="!((]]] 腕力 !18/170 知能 : 18/94 賢さ !18/170 器用 !18/120 耐久 :18/149 魅力 :18/100 AC( 90) HP 514/ 514 MP 180/ 180 名前 : トニー谷 性別 : 男性 年齢 69才 腕力 ! 18/170 種族 : ドゥナダン 身長 160cm 知能 : 18/94 職業 : パラディン 体重 68kg 賢さ ! 18/170 魔法 : 生命 社会的地位 72 器用 ! 18/120 守護神 : マンウェ 耐久 : 18/149 魅力 : 18/100 打撃修正 (+20,+29) HP 514/ 514 打撃攻撃 :伝説的 [7] MP 180/ 180 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 5 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 175 レベル 29 隠密行動 :超越 経験値 131456 射撃修正 (+20,+9) 最大経験 131456 知覚 :大変良い 射撃倍率 x2.38 次レベル 144750 探索 :卓越 射撃回数 2.00 所持金 165861 解除 :卓越 魔法道具 :超越 AC [25,+65] 日付 26日目 21:26 加速 (+0) プレイ時間 58:19:42 赤外線視力:0 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 2 4 18/170 ..........4.. 知能 18/94 2 -2 0 18/94 ............. 賢さ 18/100 2 1 4 18/170 .........4... 器用 18/100 2 0 0 18/120 ............. 耐久 18/99 3 2 0 18/149 ............s 魅力 18/60 2 2 0 18/100 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ............. 耐麻痺 : ............+ 耐電撃: .++....+....+ 反射 : .+........... 透明視認 : ...+......... 耐火炎: ..*....+..+.. 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .......+..... 火オーラ: ..........+.. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............. 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...+.. 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ..+.......... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) \ 右手 : (吸血)ウォー・ハンマー (3d3) (+10,+10) {経|吸} 6.0 kg b) [ 左手 : 耐電のミラー・シールド [10,+9] 5.0 kg c) } 射撃用 : ☆スリング『フィアカルン』 (x2) (+10,+9) (+4) {+掘*炎r電獄|電!!} 0.3 kg d) = 右手指 : 透明物体感知の指輪 0.1 kg e) = 左手指 : 浮遊の指輪 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の軟革よろい [4,+10] {r毒} 4.0 kg i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+8] (+4隠密) 0.3 kg j) ] 頭 : 賢明の金属帽子 [3,+8] (+4) {+賢(賢} 1.0 kg k) ] 手 : ★ガントレット『パウアハッハ』 [2,+15] (+4) {+腕r炎;明[炎(腕!!} 1.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+7] (+3隠密) {+隠} 1.0 kg a) ? 3冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 4.5 kg b) ? 3冊の 生命の魔法書[上級祈祷] {Elbereth} 4.5 kg c) ! 14服の スピードの薬 {!k} 2.8 kg d) ! 24服の ヒーローの薬 {50%引き} 4.8 kg e) ! 15服の 致命傷の治癒の薬 {75%引き} 3.0 kg f) ! 15服の 経験値復活の薬 {25%引き} 3.0 kg g) ? 12巻の テレポートの巻物 {75%引き} 3.0 kg h) ? 4巻の レベル・テレポートの巻物 1.0 kg i) ? 7巻の 帰還の詔の巻物 {50%引き} 1.8 kg j) ? 7巻の 鑑定の巻物 1.8 kg k) ? 対邪悪結界の巻物 0.3 kg l) - 5本の トラップ感知のロッド 3.8 kg m) - 5本の イルミネーションのロッド 3.8 kg n) - 4本の 岩石溶解のワンド (48回分) 2.0 kg o) - アイス・ボールのワンド (9回分) 0.5 kg p) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg q) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) {50%引き} 2.5 kg r) _ 癒しのスタッフ (8回分) 2.5 kg s) _ 邪悪存在退散のスタッフ (8回分) {Elbereth} 2.5 kg t) { 24個の 鉄弾 (2d2) (+5,+5) (40/80) 9.6 kg

 レベルは29。騎士と呼ばれるすごいパラディンの芸人さんである。
 
 だが、加速がまだない。このレベルにして加速0というのは厳しい。また、主要な耐性もあまり埋まっていない。かろうじて4元素耐性がある程度。

 おまけに、全般的に資源が薄い。指輪も浮遊と透明視認。対ナズグル装備の『スターライトのスタッフ』も一本も持っていない。もう少し経験が必要だ。

 ただし、火免疫があるので、いろいろと気が楽になる。おかげで赤いモンスターを恐れることはない。前回の登場時には、炎の猛犬ヘルハウンドのピットも美味しくいただいた。これはすごいことである。

 次レベルまでは後1万3千程度。それほど遠い距離ではない。

   お腹もすでにいっぱいのようだ。
 ということで、師匠、共に地下のステージに参りましょう!

地下14階

 入ったところでオークと戦うが、逃げ出した敵に追いつけない。加速がないからだ。これは辛い。どうしたものか。

 と悩んでいたところ、ヤングドラゴンを倒したところで、新しい指輪が目に入った。

ザックにはガーネットの指輪を入れる隙間がない

 お、もしかして、これは。
 それっ、鑑定!

床上: スピードの指輪 (+7)

 やった!念願のスピードの指輪を手に入れたぞ! 殺してでも奪い取ってくるような仲間はいないので安心だ。

『浮遊の指輪』を外して交換する。


 その後、地上に戻って売り買いをする。


 次はこんなものを手に入れた。

ザック中: 22本の 破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+7,+7)

 良い良い、これはいつか戦いに役立つであろう。

ワイルドワンド

 ここしばらくは『聖預言の巻物』『体力回復の薬』に加えて、『ワンド』類を拾っている。ワンドは、スタッフと異なり、まとめることができることと、ロッドよりも確実性が高いことによる。充填は必要だが、それでもまとめて運用できるので、インベントリを消費せず、また軽くて便利なのではあるまいか、と思った。
 いつか実運用してみたいものだ。

美貌の増殖

 ブラックマーケットにて、こんなものが売られているのを発見した。

☆鉄ヘルメット『カランヒス』 (+0,+15) [5,+10] (+4隠密) {+知隠赤;遅}
それは知能に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 隠密機能のある鋼鉄のヘルメットだ。実は隠密をブーツで稼いでいるおかげで浮遊の指輪をしなければならなくなっているトニー谷さんにとっては、実は悪くないアイテムなのではないか。

 けだし値段が値段である。今この芸人師匠の全財産は16万$。このヘルメットの値段は65000$以上ある。

 そこで、いろいろ工夫をすることにした。

 自宅に戻り、己の魅力を増加させるいくつかのステージ衣装を持ち出した。
 それを適当に装備して、価格の変動を観察してみた。

 まず、普通に行くと、65681$である。
 次に、『魅力のアミュレット+2』を装備していくと、64742$となった。なるほど、わずかに安くなった。

 次に、『美貌の金属帽子 [3,+5] (+2)』を頭に載せてみた。この状態で店に行くと、もう少しお安くなり、63804$の売値が出てきた。

 そして、最終兵器である『美貌の鋼鉄ヘルメット [6,+11] (+4) {+魅;明(魅}』を装備した状態だと62866%の価格が店主から示されてきた。

 最初から比べると3000$ほど安くなった。

 まあこんなことだろうか。
 ということで、購入した。

装備交換

 いろいろと装備交換した。

 まず買ったばかりのヘルメットで隠密を稼いだので、ブーツを『浮遊の鉄鋲底の靴[6,+8]』に戻した。
 その結果、指輪の枠が空いたので、『追加攻撃の指輪+2』を嵌めたところで、打撃が170から350にアップした。

 あれ、それにしても打撃がアップしすぎではないだろうか?

 ということであらためてよく見たら、このヘルメット、打撃にも「+15」のボーナスがあったではないか。なるほど、こういうことだったのか。買うときには気がつかなかった。そこに追加攻撃の効果が加わるわけで、これは確かに強力だ。

 おかげで、打撃力が事実上倍増以上だ。
 これはかなりすごい。

地下15階へ

 その後、この強化した装備で地下14階をうろうろしていたのだが、しかし、世間様の反応が鈍くなってきたような気がしたので、地下15階に出向く。

 しばらくしてこんなものを拾った。

つ『クォータースタッフ (1d9) {高級品} 』

 高級品であることがわかっていたので、特に鑑定もせずに地上に戻り、一気に*鑑定*を行った。

トロルスレイヤーのクォータースタッフ (1d9) (+8,+6) (+1) {+器}
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは体力回復力を強化する。

 うむ。これはこれで。

 その後、特にこれということのない地下15階の探索を繰り返す。
 ひたすら資源の蓄積に勤める。

急速接近!

 同じく地下15階にて。

 出現直後、近隣からdの皆さんが急速に接近してきた。どうもお怒りのご様子である。
 一瞬あわてたが、よく考えたらトニー師匠は火免疫がある。なんら気にすることもないのだった。

 その後、なんだか「運が向いてきた」と世間様がおっしゃる。
 すると、そのタイミングで灰色のoが改めて湧いてきたようだ。

ウルク『ウグルク』が暗闇の中で手を振った。
暗闇が辺りを覆った。

 なるほど、この方か。

 とりあえず周りが暗闇になったのは、『★ガラドリエル様』の輝きで消し去った。

 だが、結局のこちらの皆様の軍団を倒しても、特に何も得られず、またその後雰囲気は退屈になってしまった。
 いったいなんだったのだろか。


 さらに地下15階。
 出現した瞬間に近くにオークピットがうごめいていたため、岩石妖怪もとい『岩石溶解のワンド』を使って岩に無理に道を通して接近し、『邪悪存在退散のスタッフ』で消滅させた。

 そのあたりのタイミングで、再び運が向いてきたといわれる。

待望

 ここで待望のレベル30となった。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 2 4 18/170 知能 18/97 2 -2 4 18/137 賢さ 18/100 2 1 0 18/130 器用 18/100 2 0 0 18/120 耐久 18/100 3 2 0 18/150 魅力 18/60 2 2 0 18/100

 ほぼ上限値に近かったが、99だった耐久力が100に、さらに94だった知能が97となった。

 さらに、「体力回復の祈り」を学んだ。これで、体力回復の薬が泣くとも、ある程度のHPの回復を自力で行うことができるようになった。大きな進歩である。ただし、あまりあてにはできない気もする。

新しいアイテムたち

 ここで『癒しのロッド』を拾う。これは貴重品だ。

 さらに新しいものを拾った。

真鍮のロッド(o)を拾った

 ロッドについては、たいていのものが実は振ってみれば正体がわかることは以前判明している。

 そこで、試しにぶるんぶるんと振ってみたところ、とりあえずは方向を指示する指令が出た。だが、結果的にはこれは『帰還のロッド』であった。こういうところはよくわからない。フェイク情報なのだろうか。

 地上に戻って、自宅に置いておく。

 さらに、こんなものを拾った。

骨のアミュレット(r)を拾った。
ザック中: 耐性のアミュレット(r)。

 さらに、これも。

クロムのロッド(m)を拾った。

 まずは振ったところ、アイテムの指定をするように言われた。なるほど、これはあれだな。そう。すごくありがたいあれだ。

 で、自分自身を指定した。

ザック中: 鑑定のロッド(充填中)(m)

 おお、これはなんとありがたいことざんす。
 これで鑑定回数不足にある程度の解決が見えてきた。


 引き続いて、隅でメイジを倒した段階で、不意に雰囲気が黄色に変わった。何か湧いてきたようだ。

錆びたロッド(o)を拾った。
素早く動けるようになった!

 おお、なんとこれは、『スピードのロッド』ではないか!
 これはすごい。

 さらにこんなものを拾う。

耐性のアミュレット {r獄}
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 今はテレパシーが必要なのでこれをつけることはないが、もしもテレパシーが他の装備で充当されれば、このアミュレットの出番もあるかもしれない。

 ちなみに、今しているこの装備についても、これまできちんとした*鑑定*を行ってこなかったことに気がついたので、してみた。

耐電のミラー・シールド [10,+9]
それは電撃への耐性を授ける。
それは矢やボルトを反射する。
それは酸では傷つかない。
それは電撃では傷つかない。

 なるほど、火免疫がある以上、これはもう大丈夫だ。防具が冷気で壊れることはないからだ。


 そういえば、レベル30になったわけなので、マンウェ様のご加護により、トニー師匠にもおそらく電撃免疫が与えられたものと思われる。しかし、『自己分析の薬』がないので、まだ実態が良くわからない。
 どこかで入手したら確認してみよう。

風のオーラの力

「風のオーラ」をまとった瞬間に、狼どもが恐れおののいて逃げ出した。これは驚いた。

 このゲームには「風属性」がない。しかし、どうも冷気属性と電撃属性を兼ね備えたものとして実装されているようだ。

ダブルゼリー&トリプルロッド

 隣り合った二つのピットがどちらもゼリーピットだった。なんだかがっかりである。酸免疫があれば、もう少し何とか対応できるのだが、今の段階ではなんともいえない。

 ここでは『スリープモンスターのロッド』ばかり一度に3本も拾った。こういうこと、時々あるよね。

投げる瞬間における疑問

 浮遊機能のある『スピア』が売られていた。投げて使うのに向いているそうである。
 ということは、このスピア、投げた瞬間に@は下に落下してしまう、ということになるのだろうか。
 溶岩で落下したら目も当てられないだろう。

防具屋にて

 今度は、防具屋でこんな素晴らしいアイテムを目撃してしまった。

☆金属製ブリガンダイン・アーマー『ヴェアソル』 (-3) [13,+20] (+3加速) {+速腕賢器隠r電[電}
始動したときの効果...
テレポート : 25 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは電撃への耐性を授ける。
それは電気のバリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 テレポート機能付の金属アーマーだ。

 かなり迷う。
 これをつけると、加速性能+3と引き換えに、基本耐性のうち、酸と冷気が耐性が消えてしまうのだ。
 値段的には買えないわけではない。BMではないので、多少はお徳感もある。

 とは思ったのだが、結局こちらはスルーした。基本元素耐性がなくなるうえに、費用対効果がそこまで大きくないように思われたためだ。

#とはいえ、この後のプレイを考えると、この加速+3の鎧は買っておいてもよかったと後から反省しきりである

確認!

 と、そのタイミングで『自己分析の薬』がBMに売られていたので、早速買い込んで飲んでみた。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 96/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたは食欲が少ない。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたは炎のオーラに包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃に対する完全なる免疫を持っている
あなたは火に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたの採掘能力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの攻撃速度は装備によって影響を受けている。
あなたの武器は敵から生命力を吸収する。
あなたの武器は敵を感電させる。

 うむ、きちんと電撃免疫も身についているようだ。ありがたいありがたい。マンウェ様に感謝の祈りをささげる。orz

 ところで、身体が光っているって、どういうことだろう。

 永遠光源のところで身体に+がついているわけではないようだ。不思議である。
 股間とかが光り輝いているわけでなければいいのだが。いくら芸人とはいえ、 恥ずかしすぎるだろう。地上波では放送できないぞ。

 というところで、一度プレイヤーもトニー師匠も休むこととした。

銀色の朝

 さて、翌朝である。トニー谷さんもプレーヤーも心機一転、新しい朝だ。

 とはいえ、実は現実世界は台風直撃で大嵐である。大丈夫か、リアル我が家。まあ大きな集合住宅なので大丈夫だろうけれども。

 それはそれとして、ここで登場した『銀のアミュレット』が、実は特別製だった。

★ファラミアのアミュレット (+12,+0) (+3)

 これ、どういうものでしたっけ?

★ファラミアのアミュレット (+12,+0) (+3)
「まことの銀」で作られた首飾りで、身に付ける者を助けて守るイシリエンの静かな魔法が秘められている。
始動したときの効果...
害虫の駆除 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 始動したときの効果が「害虫駆除」というのは、原作のどんなところを参考にしたのか、よく分からないと思った。映画にも小説にも、どこにもそんなシーンなかったよな。

 ともあれ、ありがたい★装備ではあるので、これは自宅に置いておいた。


 よく見たら、先ほどの分析ではこんなことが書かれていた。

あなたの武器は敵を感電させる。

 武器に電撃の効果があるといわれた。意外だったが、よく見たら☆スリングが電撃の付与効果を持っていたようだ。なるほど、そっちの方でしたか。

商売繁盛

 不意に新しいアミュレットを入手する。

流木のアミュレット(t)を拾った。

 これが、新しいアミュレットだった。

反テレポートのアミュレット {呪われている}

 これをあえて装着して、その後、自分の魔法で解呪した。そして美術商で13500で世に出した。普通なら廃棄されるものを改善して世間に役立たせることができた。これはいい感じの商売だったといえるだろう。

 次に、こんなものを入手した。

高速度のショートボウ『蒼狼』 (x2) (+12,+9) (+4加速) {+知}
それは知能に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす

 加速4は魅力的だが、しかし今の『☆火免疫のスリング』に代える理由はない。
 いつかはしてみたい。
 もっとも、ショートボウなので、矢弾がないので拾っても使えないのだけど。

雰囲気茶色

 これは『癒しのロッド』あたりがこの原因だったようだ。これを拾ったところで雰囲気が白く戻った。

妖しい刀

 歩いていたら久々に「妖刀」を拾う。

『(妖刀)グレート・ソード (5d6) (-11,+9) (-3) {呪われている, %}』

 これを地上に持ち帰って、刀を鍛える店舗に持ち込んだ。店の人には少々嫌な顔をされたが、そこはそれ、お金を積んで鍛えていただいたところ、その過程で呪いが解けた。めでたいことである。

(妖刀)グレート・ソード (5d6) (+6,+9) (-3) {r獄;忌}
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは敵からヒットポイントを吸収する。
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる。
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは地獄への耐性を授ける。
それは経験値を吸い取る。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは太古の禍々しい怨念が宿っている。

 とはいえ、「太古のまがまがしい怨念」で台無しになる。戦闘中に敵を自分から呼び出してしまうというのは致命的だ。実運用は無理だろう。

資源貯蓄の段

『レベルアップの薬』が手に入ったので家に戻った。これで2服目。

 次はこんなアイテムのお二方。

アニマルスレイヤーのトライデント (1d8) (+8,+6) (+1)
それは知能に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは体力回復力を強化する。

ジャイアントスレイヤーのスモール・ソード (1d6) (+9,+7) (+1) {|凍}
それは腕力に影響を及ぼす
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。

 ありがたい高級品ではあるが、正直、これというインパクトはない。


 次いで、かなり広大なガレ場の発掘作業に取り掛かる。目立つものはなかったが、基本物資類を着実に集めることができた。

 持ち物が多くなってしまったので、現場に『イルミネーションのロッド』数本を現場に残置する。こんなこともあろうかと、拾うたびに自宅に貯めて置いたので、問題はないのだ。


 日が暮れた。
 一度休むことにした。

魔法と経験

 しばらくして、もう一度探索に戻る。

 しかし『聖戦者』さんあたりが来ていただけないと、ナズグルに対応できない。

『スターライトのスタッフ』をもう一本拾った。最悪の場合には、これで対応できるだろうか。

 このあたりで、初めて”体力回復の魔法”を使ってみた。万一本番で使うために、とりあえずは安全な場所で練習をしてみた方がよい気がしたためだ。
 経験値が177164から180164まで、ちょうど3000ほど上昇したようだ。

 いろいろと魔法で手当てすることにして、ロッドを自宅に置いてチャレンジしてみた。
 魔法の消費が早くなるが、不可能ではない気がした。

 そこで、地下16階にチャレンジしてみることとした。
 このステージ、いつもより客が厳しいかもしれない。

冷たい☆

 地下16階にて。このようなものをいただく。

滅邪のパイク (2d5) (+5,+9) (+1)
それは賢さに影響を及ぼす
それは邪悪なる存在に対して聖なる力で攻撃する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは神に祝福されている。

デーモンスレイヤーのハルベルト (3d5) (+5,+7) (+2) {r盲}
それは知能に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは火への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

高精度のロングボウ (x3) (+9,+10) (+2) {視}
始動したときの効果...
ドア破壊 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

 このあたりはありがたい高級品であったのだが、その一方で、こんなものを見つけてしまう。

つ『☆鎖かたびら『ヒムレグ』 (+1) [12,-14] (-5隠密) {呪われている}』

 こういったものであっても、直せば何かいいことおこるかもしれないと考え、とりあえず持ち帰ってみた。

☆鎖かたびら『ヒムレグ』 (+1) [12,-9] (-5隠密) {呪われている, +隠r酸;遅瞬怒呪[魔.}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは反魔法バリアを張る。
それはランダムなテレポートを引き起こす。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 一応武器屋で鍛えてはみたのだが、鍛えても呪いは解けないし、モンスターを怒らせるし、そもそも反魔法装備ということで、結局は使い物にならないことがわかって、地上の街に置き去った。
 そもそもどうしてこれが☆装備なのか、そこからして疑問だった。

 なお、次に戻ったときにはすでになかったので、うっかり拾ってしまった誰かを不幸にしてしまったような気がしないでもないが、巻物で呪いだけは解いておいたので、それほどひどいことにはならなかったはずだ。無事でいるといいのだが。

暖かい☆(相対的)

 繰り返し繰り返し、地下16回に潜る。
 そんな戻った地上の防具屋で、またもやこんなものが。

☆金属製スモール・シールド『イフンロクエン』 (+0,+11) [5,+12] (+2隠密) {+隠探r酸}
始動したときの効果...
ドア破壊 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 機能的にはどうということはないが、打撃へのプラス機能が大きい。
 値段も11000程度ということで問題はない
 しかし、現状で反射機能がミラーシールドで賄われているわけで、これが登板するチャンスは当面ない。

 しかし、いつかは打撃面へのサポートを重視する日が来るかもしれない。
 ということで、買っておく。自宅にしまい込む。

 また、途中で拾った
『(妖刀)スモール・ソード (2d6) (-13,+10) (-2) {呪われている, %}』
を持って帰るつもりが、気がついたらなく案っていた。あれ?どこかで落としたか? あるいは自分自身で無意識に壊したか?

 ここで、気がついたら財産が36万$になっていた。溜まるのが速い。なるほどねえ。地下15階と16回の違いは、こういうところにでてくるのかもしれない。

装備交換

 これまでは『イルミネーションのロッド』を持ち、周囲の罠感知を魔法で行っていた。しかし、よく見ると、MP消費については罠感知が8、光の召還が5ということで、むしろ『トラップ感知のロッド』をもって行くほうが安全というかMP的に効率が良いことに気がついた。

 実際に地下に潜ってみると、確かにこの方が効率が良い感じがした。
 頭を使うことは大事だ。

 さて、このあたりではこんなものをいただいた。

(祝福)ランス (2d8) (+9,+7) (+3) {浮}
それは賢さに影響を及ぼす
それは宙に浮くことを可能にする。
それは神に祝福されている。

ドラゴンスレイヤーのモーニング・スター (2d6) (+10,+6) (+1) {r電炎/デ}
それは耐久力に影響を及ぼす
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。

 いずれも、ありがたく自宅に安置した。

レベルアップ31

 ふと気がついたらレベルが31になっていた。
 ログをさかのぼってみると、実は先ほどワイトを倒したあたりでレベルアップしていたようだ。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 2 4 18/170 知能 18/99 2 -2 4 18/139 賢さ 18/100 2 1 0 18/130 器用 18/100 2 0 0 18/120 耐久 18/100 3 2 0 18/150 魅力 18/66 2 2 0 18/106

 まあ、実情はほぼほぼ変わらない。
 HPが13、MPは4増えた。
 そして、かなり美しくなったようだ。美貌を備えたミーの買い物がはかどるざんすね。

商店会への貢献

 地下16階、今度は商店街があった。
 ということで、その階で採れた売れるものをすべて売りまくった。

 また、オークピットから出現した『獲得の巻物』で
『エルフの鉄鋲底の靴『猛鳳』 [6,+7] (+1隠密) 』
を見出した。正体はこんな感じだった。

エルフの鉄鋲底の靴『猛鳳』 [6,+7] (+1隠密) {明}
始動したときの効果...
イルミネーション : 10+d10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。

 なるほど、足元を照らす灯になるブーツだ。その気になれば、さらに光り輝いてあたり一面を照らすこともできる。
 これ、現実世界に実際にあったら便利な装備のような気もするざんすね。

 また、あの『自己分析の薬』を飲まずに売ってみたら、なんと1800$もした。下手な高級防具よりも高いじゃないですか。今度からあまり飲まずに売り込んでみようかなあ。

 こんな銘入り防具も拾った。

耐酸のフル・プレート・メイル『旭隼』 (-3) [15,+9] {r恐}
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。

 銘入りとはいえ、これは今は特に必要性を感じない。
 これは売った。

 さらに、ここで新しい巻物が登場した。

"ビエ アウス ムアタブ"と書かれた巻物(k)を拾った。
ザック中: 周辺抹殺の巻物(k)。

 おお、そういうものがまだ残っていたざんすか。ありがたいことであるなあ。

薄い交流

 ワイトが集団でたむろしている部屋があったのdが、その出入り口がいずれも岩でふさがれていた。

このモンスターは、ドアを開けることができるが、岩をジャンプしてくることはない。
 安心して探索にいそしんだ。

 結局そのワイトの皆様とは、壁越しでの交流にとどまった。それで良かったと思う。

2本目

 そして、いつの間にか、『帰還のロッド』が2本になっていた。これで少し安心して運用できる。
 次は『鑑定のロッド』がいいざんすねえ。

 などと夢と希望をぼやきつつ、こんなものを拾っていく。

溶解のグレート・ソード (3d6) (+8,+7)
始動したときの効果...
酸への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは酸によって大きなダメージを与える
それは酸への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。

 見たところ、特に必要という印象もなかったので、武器屋経由で世に出ていただいた。

鈍さと効果

『耐性の革製スケイル・メイル (-1) [8,+6] {r酸電炎冷毒暗}』
が防具屋にあった。お値段は23000程度。

 これまでの防具に加えて、暗黒耐性が加わる。これは買いだ。

 ここで、例のように

防具の重さで動きが鈍くなってしまっている。

といわれたものの、実際の影響はMPで3だけだった。レベルが上がったためかもしれない。この程度ならそれほど気にする必要もなさそうだ。

 ということで、今装備中の鎧について

耐性の軟革よろい [4,+10] {r毒}を $13688で売却しました。

 という感じで、下取りしてもらった。事実上、『革製スケイル・メイル』は半額以下での購入となった。

 さらに、自宅に貯めておいた防具強化の巻物4巻でACを少し上げて(+8,+8)とした。これでACも2上がった。いつものように地道な向上だ。

特別製

 オーク軍団との戦闘後に拾った鎧が、実は素晴らしいものだったようだ。

金属製ブリガンダイン・アーマー [13] {特別製}

 特別製とわかっていたら、あえて鑑定の必要はない。そのまま地上に持ち帰り安全な地上で*鑑定*した。

★ロヒアリムの金属製ブリガンダイン・アーマー [13,+12] (+2) {r轟}
小さな鉄板が麻布の下地を被う二重の鎧で、双方に狩りと戦の光景 が描かれている。この鎧を身に付けると、闘いで負け知らずだった ローハン初代の王、青年王エオルの魂を感じることができる。
それは腕力に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 ありがたい防具装備だ。この水準の@達がよくお世話になる定番アイテムである。

 ただし、これを装備すると、その重さゆえにMPがかなり減少してしまうことがわかった。多少の器用さへの貢献ではカバーできないレベルらしい。悪いものではないのだが、もう少しレベルを上げていかないと装備はできそうにない。

 さらに、その前に入手していた”似たような感じの鎧”も確認してみた。

エルフの金属製スケイル・メイル (-2) [10,+15] (+2隠密) {r盲}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 こちらも機能的には良く似ている。隠密に+2されるのがいいところだが、実際に装備するかどうかは状況次第だ。

 さらにこんなものも拾っている。

つ『20本の ドラゴンキラーの鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+7,+10)』

 これはいいものだ。だが、現状で火免疫のスリングをしているので、これを使えるわけではない。だが、いつまでもいつまでも非力な『スリング』、というのもそれはそれで悲しいだろう。☆装備で相応のパワーアップがなされているとしても、である。

財産

 このあたりで、財産が42万$となった。かなりの増加率だ。気のせいか、地下16階に潜ったとたんに増加率が上がったような気がした。アイテムの性質が違っているのかもしれない。深く潜っただけのことはあったのかもしれない。

購入者の思考

 BMに『ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+6,+8)』が売られている。
 最初は8本ほど並んでいたのだが、見るたびにじわじわと売れ、ついに5本になっていた。

 こういうのを1本ずつ買っていくというのはどういうことなのだろうと疑問に思った。
 解析して自分でも同じものを作るためのネタにでもしているのだろうか。
 
 ミーなら分析の失敗を考えて最初から8本全部買うざんすよ。と思うトニー谷さんである。

ついにきた

 地下16階。

 しばらくして気がついた。今回は雰囲気が真っ赤だ。
 おっと。なんだなんだ。

とても悪い予感がする...

とのこと。久々だ。

 さて、何が起きているのだろうか。何かとんでもないことがありそうだ。具体的には、ピットかvaultがあるのだろう。

 その後、周辺感知の魔法と『アイテム感知のスタッフ』の効果があいまって、この階の中央部分の地形と状況が見て取れた。

 なるほど、いろいろいるし、いろいろあるようだ。

 横から見た魚のような形をした少し広い空間に、モンスター(とアイテム)が詰まっているという状況だ。
 永久壁ではないので、厳密にはvaultというわけではないようだ。

 横から見た魚のような形の閉鎖空間と、その中にさらに閉じた空間が一つある。そこには緑色のMを含んだ3匹のモンスターがひしめいている。

 ほかにもいるわいるわ。モンスターがいっぱいだ。茶色のCやら緑のTやらいろいろだ。

 さらに、魚の口のほうには赤いDがみえる。もしかしたらただのドラゴンではないかもしれない。


 正直、vaultよりも手ごわい。vaultは、たいてい細い通路に敵が詰まっているので、戦闘自体は1 vs 1の状況を作りやすい。しかし、今回の戦場は空間だ。このまま飛び込んでいくのは得策ではないだろう。


 眺めていくと、モンスターのうちひとつは、どうも灰色のWのように見える。

 地下16階ということなので、対ナズグル対策はしていない。
 せいぜいが『邪悪存在退散のスタッフ』を持っている程度だ。
 ただのレイスであることを祈るばかりだ。

 白いTも見えた。トロルユニークだ。例の3人の一人だろう。

 なお、この段階での経験値が205574。この大冒険を経た後で、どの程度変わるのだろうか。そして、このベテランビルボード芸人氏の命運やいかに。

 チャンネルはそのまま、再登場を待て!

挑戦!

 などという煽り文句でいったん終えたわけだが、実は翌日も休日である。息子のリクエストもあり、チャレンジせざるを得ない。なんだか疲れるザンスね。

 さて、あらためて、状況を確認する。

 接近しても、出口らしいものは見つからない。落ちていた『トラップ・ドア探知のスタッフ』で調べても出入り口は検知できない。ということは、攻撃を仕掛けるタイミングはこちらが計れるということだ。これはいい材料だ。

 魚の尻尾の部分である東側の小部屋に、2つのアイテムがあるのが見えていた。まずはそこから攻めてみよう。これまでの経験では、実はこういうところにいいものがあったからだ。

 そこで、西の大部屋を一通り確認し、そこから南に大回りした。検知されない程度の距離をおいて南に下り、そのまま東側に潜入する。

 この東北の部屋の小競り合いで、なんとありがたいことに吸血装備が落ちてきた。もしもここまで通常装備だったとしたら、ここでの吸血装備の登場は神の思し召しと感謝するところだろう。
 が、この@はここまでずっと吸血装備をもって戦ってきた。なので、いったんこの新たなる吸血武器はここにおいて置く。

 テレポートを使うと、どこに戦場が移動するかわからない。そのあたりにもあらかじめアナグマ用の穴を掘っておく。

 さて、どこから攻めるべきか。

戦略構築

 いっそ、一番硬いドラゴンを最初に相手にする、という手もある気がしてきた。
 このトニー谷さん、なんといっても火免疫の持ち主だ。たいていのドラゴンの攻撃は無効になるし、さらに吸血装備を備えているので、悪い手ではない。

 むしろ、問題はナズグルだ。これについては対応手段が見つけられない。せいぜいが、風のオーラと『邪悪存在退散のスタッフ』と魔法で遠距離攻撃をしておく程度だろうか。それもどこまで効くのやら。

戦闘起動と戦術崩壊

 加速し、「風のオーラ」機能全開で戦闘開始を宣言、戦闘機動を開始する。

 そこで、まずは魚の尻尾に喰らいつくことからはじめた。

 が、こちらが近づいて行ったところで、中にいた緑のGが置きだしてくる。Gは壁を通り抜けてくるので、最初の戦闘はこのスペクターが相手になった。
 なるほど、お出迎えというわけだ。

 だが、問題はない。このレベル31のドゥナダンは、この程度の相手には不覚を取ることはない。

 それを平らげたところで、尻尾の一部に穴を開けて、中のナーガを退治した。
 だがここでのドロップはただの上質品と、耐酸の機能を持った盾だけ。

 次。

 そこから一度離れ、魚の腹をめぐって、その近所にアナグマ用の穴をさらに掘る。
 さらに魚の頭になる北西に向かい、そこにも穴を掘ってみた。

 さて、そこでこちらから戦闘を始めようとした、その瞬間。

 魚の中が、何かおかしい。

 先ほどまで腹の中にあったはずの小さな隔離地区が、消えているのだ。

 なんだ?気のせいか?

 一瞬の疑問。
 しかし、とりあえずはアナグマを掘って迎え撃つのが最も妥当な戦術なのだ。そのはずだ。


 と、そこで、突然@の右斜め下の岩肌に穴があき、そこからの攻撃を受けたのだ。
 なんと、穴掘りモンスターのアンバーハルクがいたのだ!!

 しまった!
 何てことだ。
 一瞬にしてアナグマ作戦が崩壊する。

 こういうことがあるのか。
 痛感する。常に最悪の事態を想定すべきなのだ。

 だからこのゲーム世界は侮れない。一見穏やかな日々が続くようで、次の瞬間には大嵐が襲ってくる。

 これが本物のvaultなら、永久壁に囲まれているので、アンバーハルクがいても気にならない。この階層の中途半端なモンスター集団だからこそのアクシデントだ。

 それにしても、これは困った。

 とりあえずそのアンバーハルクは接敵して倒しておいて、そこから予定していなかった横穴を掘る。あわてて掘りまくる。

 そこに、アンバーハルクの作った通路を通ってずいずいずいとやってきたのがレイス、トロルと、そしてヒドラだった。

 そう。ヒドラがいたのだ。しかもかなりお元気な。
 ぐぬぬ。

vs.ヒドラ

 レイスは魔法の攻撃と鉄弾で、トロルは直接攻撃で、難なく倒した。だが、ヒドラは難敵だ。

 まずは魔法攻撃。だが、ヒドラには耐性があるとのこと。なるほど。魔法耐性のあるモンスターか。これはパラディンには強敵だ。

 次に遠距離から鉄弾をぶつけるが、これも当然それほどのダメージを与えていない。数発ぶつけてやっと体力ゲージ一つというところ。(+6,+6)に鍛えてはいるが、所詮は(2d2)の鉄弾である。電撃の効果がほどほどに追加ダメージを与えてくれていることを祈る程度だ。

 だが、幸いなるかな、ガスを吐かれる前に無事に接敵に成功した。接敵してしまえばこの@の伝家の宝刀、吸血装備の出番である。幸いこのヒドラも生き物だ。げしげしと打ち込み、相手のHPを削り取っては自分のHPに追加していくことの繰り返しで、なんとか倒すことができた。これはありがたかった。戦闘中にガスのブレスを吐かれることもほとんどなかった。たまたまそういう個体だったのだろう。幸運だった。

 ヒドラを倒して、あたり一面に色とりどりの宝石が散らばるのを眺めるが、安心には程遠い。


 だが、その後、相手が次々とやってくるのかと思いきや、なぜか誰も近づいてこない。まだ寝ているのだろうか。

ドラゴンアタック

 そこで、当初のプランどおり、ドラゴンに直接攻撃をかける作戦を実行する。
 魚の口の部分に岩石溶解のワンドで穴を開け、直接ドラゴンにアプローチをかけた。

 すると、こんな風な表示が出てきた。

黄金竜『スマウグ』を攻撃した。

 おお、なるほど、ユニークドラゴンであったか。ええ、そうざんすそうざんす。

 だが、この@の装備は吸血装備。なおかつ火免疫だ。

 接敵してしまえば、後は吸血装備が自動的に仕事をしてくれる。
 ということで、特に問題なくこのお金持ちのドラゴンを吸収した。


 そしてここからが本番だ。


 その直後、魚の体内に向けて、必殺の装備を発動させる。

『邪悪存在退散のスタッフ』!×6回!

 これで、中にうろうろしていた緑Tの群がほぼ全滅した。
 そして、ナズグルだと思っていた灰色のWもあっさりと消失した。ワイトだったらしい。ちょっとホッとした。

 これで残るはジャッカルだけだ。あとはどうということもない。ちなみにレプラコーンは仲間を見捨ててさっさとテレポートして逃げ出していた。薄情なやつだ。もっとも、こちらも特に追うことはしなかった。アイテムの処理に忙しかったからだ。

宝探し

 さて、事実上すべての敵を殲滅した。もう戦闘は起きない。

 さて、あとはお楽しみ。あたり一面に転がるドロップを鑑定していく。
 今回は、こんなありがたい特別製の装備が登場した。

★ボロミアの首飾り (+0,+8) (+3)
★金髪のケレゴルムの革製ラージ・シールド [6,+10]
★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3)

 一度に3つの★装備というのはなかなかすごい。

 他にも、『スターライトのスタッフ』や高級品の武器が出てきた。持ち帰るアイテムを選ぶのがいささか悩ましかった。

 結局、現場で出てきた『吸血装備』は置いておくことにした。現在装備しているものの完全下位互換だったからだ。なんともったいないことか。

 さて、いろいろ置いていくのが名残惜しいが、帰るとするか。

あなたの正体なんてえーの?

 さて、地上にて、つつましく*鑑定*を執り行う。

★ボロミアの首飾り (+0,+8) (+3)
黄金と黒鋼の無数のより糸で編み上げられた重厚な金の首飾りで大きな金の猟犬の装飾が両端に取り付けられている。
始動したときの効果...
恐慌 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それはあなたの腕力を維持する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 打撃に+8してくれるアミュレットだが、レベル30を超えたあたりで拾うと、副次効果が少ないため、どうにも使うことがない。

 このアイテム、もう少し出現階層を調整して、地下10階以下で出てくるようにしてもいいのではあるまいか(弟の『★ファラミアのアミュレット』も同様)。そうでなければ、せっかくの宝物が文字通り「宝の持ち腐れ」になってしまう。
 ちなみに、兄が身に着けていたモノは『首飾り』だが、弟のそれは『アミュレット』なのは不思議といえば不思議だ。
 また、そもそもこちら、原作にも映画にもそんなものあったっけ?というアイテムでもある。

 お次はこちら。

★金髪のケレゴルムの革製ラージ・シールド [6,+10]
いまでは見られなくなった数々の伝説の生き物の装飾が施されたこの盾は、かつてヒムラドの王ケレゴルムを守っていた。地水火風のエレメントのせめぎ合いを内包し、それらの神秘的なバランスを保っている。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 基本耐性がすべて揃ったシールド。悪くはない。が、やはり現在では反射機能が必須であるし、そもそも耐性はよろいで賄えることが多いので、このシールドの出番はかなり初期に限られる気がする。

 ついでにこちら。

★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3)
黄金館の王セオデンの父センゲルが身に付けていた中央の尖った鉄兜で、武勇を示す絵が素晴らしい銀細工によって浮き彫りにされている。この兜は身に付ける者に高貴さと知見とを授ける。
それは賢さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 こちらについては、実はさらに使いにくい。かなり初期であれば嬉しい装備なのは確かだが。誰かそういう感じだった@がいたような気もする。

 他にも緑色に輝くドラゴン装備を手に入れた。ちなみに、今思えば、このドラゴン装備の色は、どの@の世界でも同じ、強く光る緑のような気がする(『追尾の矢』も同様)。

ドラゴン・シールド [8,+6] {r暗乱恐}
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 シールド性能に加えてほどほどの耐性がつく。悪くない。
 頭装備はどうだろう。

ドラゴン・ヘルム [8,+6] {r毒}
れは毒への耐性を授ける。
れは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない

 こちらは毒耐性だけだった。しかし、それでもありがたいものである。

 なお、他の高級品はこんな感じだった。

(祝福)首切りソード (4d5) (+7,+7) (+1) {視}
それは賢さに影響を及ぼす
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは神に祝福されている。

オークスレイヤーのクォータースタッフ (1d9) (+13,+10) (+2)
それは器用さに影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは暗黒への耐性を授ける。

 いろいろゲットはしたものの、残念ながら、すぐに装備変更につながることはなさそうだ。

 だが、ここで『スターライトのスタッフ』が4本揃ってきた。これでナズグル対策の一つが出来上がりつつあるように思える。よいことだ。

 なお、戦闘終了後には、経験値が215819となっていた。元が205574だったのだから、1万程度の経験値を得たことになる。あの「スマウグ」と例のトロルユニークの「バート」を倒しても、こんなものだ。ナズグルがいなかったので、こんなものかもしれない。


 今回、トニー谷氏は地下16階の過酷な舞台を無事に勤め上げた。なかなか緊迫感のあるいいステージだったといえるだろう。

低確率の世界

 なんとなく、もう一度、地下16回に潜ってみた。今度は『啓蒙の薬』を持って行った。

 そこで拾った『打撃精度向上の巻物』が、ベテランの域に達した吸血装備をさらにもう一段階押し上げてくれた。なんと、精度が+10から+11に
『 (吸血)ウォー・ハンマー (3d3) (+11,+10) {経|吸} 』
に上がったのだ!+10から+11に上がるとは、とてもまれな事例である。

 しかし、この地下16階にはもう何もなかった。『啓蒙の薬』を使ってみたが、あまり意味がなかったようだ。

 次のステージに進め、という神様からのメッセージであろうか。
 悩ましい感じかもしれない。

 だが、地下17階に向かうには、『スターライトのスタッフ』の装備が必須だ。
 ということで、用心深く一度地上に戻ることにした。

対策会議開催

 自宅に戻る。

 対ナズグル装備として、
『 (祝福)ヘヴィ・フレイル『焔虎』 (3d6) (+13,+8) (+1) {+賢;活祝/死}』
を荷物に入れた。「聖戦者』がないので、次善の装備であるが、これも決して悪いものではない。

 さらに、それに対して、自宅から持ち出した『武器殺傷力強化の巻物』を8巻分叩き込み、打撃力強化を+8から+10にまで上昇させた。この巻物はこういうときのためにあるのだ。

 これで、攻撃力は381まで向上した。アンデッドに対しては当然380以上のダメージを期待できる。

 さらに『スターライトのスタッフ』全4本を持ち込んだが、これに加えて8巻の『対邪悪結界の巻物』を持っていくこととした。

 さらに、保険として『体力回復の薬』をBMで買い込んだ。
 ついでに、地下17階以降に頻出するヴァンパイアに対抗すべく、『癒しのロッド』3本を持ち込んだ。


 こうしてナズグルと戦う準備を整えた。
 次は地下17階だ。次レベルまではまだ73000。ドゥナダンの道は遠い。
 手荷物が多くなり過ぎて、持ち帰れるモノは3つか4つという程度だ。

 さて、果たして次はどんなステージがトニー谷さんを待ち受けているのだろう。
 それでは師匠、またいずれお会いいたしましょう。

第137週

 息子のリクエストにより、久々にハーフオーク戦士のDr.Whoを呼び出してみた。

 ずいぶん久々だ。
 さて、実際この方はどういう感じだったのだろうか。

ハーフオーク 戦士 君主 レベル 50 経験 12294308 $ 30827080 \|}=="*[(]]] 腕力 !18/*** 知能 :18/150 賢さ :18/187 器用 :18/*** 耐久 :18/*** 魅力 !18/150 AC( 133) HP 1136/1136 名前 : Dr.Who 性別 : 男性 年齢 15才 腕力 ! 18/*** 種族 : ハーフオーク 身長 170cm 知能 : 18/150 職業 : 戦士 体重 68kg 賢さ : 18/187 社会的地位 56 器用 : 18/*** 守護神 : ウルモ 耐久 : 18/*** 魅力 ! 18/150 打撃修正(右手) (+29,+41) HP 1136/1136 打撃攻撃 :伝説的 [42] 打撃修正(左手) (+38,+41) MP 0/ 0 射撃攻撃 :伝説的 [67] 打撃回数 8+9 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 408+400 レベル 50 隠密行動 :超越 経験値 12294308 射撃修正 (+83,+16) 最大経験 12294308 知覚 :卓越 射撃倍率 x5.00 次レベル 5500000 探索 :超越 射撃回数 2.50 所持金 30827080 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [31,+102] 日付 359日目 1:07 加速 (+22) プレイ時間 1036:24:03 赤外線視力:100 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 2 4 10 18/*** ...2.s.4..4.. 知能 18/40 -1 -2 14 18/150 .232..3s4.... 賢さ 18/37 0 -2 17 18/187 ...2..34.44.. 器用 18/92 0 2 12 18/*** .2.2.s..4.4.. 耐久 18/87 1 2 13 18/*** ..32.....44.. 魅力 18/100 -2 -1 8 18/150 .2.2...4..... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : ........+*... 加速 : ..++..+.+..+. 耐麻痺 : ...+.+.+..... 耐電撃: *......++++.. 反射 : .......+..... 透明視認 : ...+.++...... 耐火炎: ..*.........+ 魔法道具: .......+..... 生命保持 : ...+..+...... 耐冷気: ...*...*..... 火オーラ: .....+.+..... テレパシ : ..+.......... 耐毒 : ..........+.. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: .+...+....+.+ 冷オーラ: .......+..... 遅消化 : .+.+.+....... 耐暗黒: .......+....+ 魔力減少: ............. 急回復 : ...+.+......+ 耐盲目: ...+......... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ...+......... 耐混乱: ......+...... 反テレポ: ............. 永遠光源 : .++...+.+.... 耐轟音: .......+....+ 反魔法 : ..........+.. 反感 : ............. 耐地獄: .........+... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 114.4 kg (限界の117%) コマンド: a) \ 右手 : ★メイス『タラトル』 (4d4) (+12,+12) {*電|電/龍!!} 10.0 kg b) | 左手 : エルフのスモール・ソード『蒼鷹』 (1d6) (+17,+12) (+2隠密) {{+知器魅隠r恐;遅明/オト巨!!}} 3.8 kg c) } 射撃用 : ☆クロスボウ『ベレギシル』 (x4) (+17,+16) (+3加速) {+速知耐*炎;感明射|焼!!} 3.0 kg d) = 右手指 : ★力の指輪『ネンヤ』 (+11,+11) (+2) {+速腕知賢器耐魅*冷r盲;麻視経遅活浮(知賢魅!!} 0.1 kg e) = 左手指 : 追加攻撃の指輪 (+2攻撃) 0.1 kg f) " 首 : 勇者のアミュレット (+7,+6) [+7] (+7) {+赤r恐;麻視遅活[炎(腕器} 0.2 kg g) * 光源 : ★スラインのアーケン石 (+3加速) {{+速知賢r乱;視経明!!}} 0.3 kg h) [ 体 : ☆《ミスリルの超鎧》という名のミスリル製鎖かたびら (+6,+8) [20,+19] (+4隠密) {{+腕賢魅具隠探*冷r電暗轟;反麻[炎冷(知!!} 7.5 kg i) ( 体の上 : ☆エルフのクローク『ドルアング』 (+22,+9) [4,+12] (+4加速) {+速知器r酸電;明(知} 0.3 kg j) ] 頭 : ☆宝冠『ルングヒリル』 [0,+10] (+4) {+賢耐*酸r電獄} 2.0 kg k) ] 手 : ☆ドラゴン・グローブ『ブリルソニエル』 [4,+18] (+4) {+腕賢器耐r電毒恐[魔} 1.5 kg l) ] 足 : ★フェアノール王の硬革ブーツ [3,+20] (+10加速) {+速!!} 2.0 kg a) , 4つの エルフの行糧 0.6 kg b) ! スピードの薬 {!k} 0.2 kg c) ! 26服の ヒーローの薬 {25%引き} 5.2 kg d) ! 46服の 体力回復の薬 {!k} 9.2 kg e) ! 12服の 経験値復活の薬 2.4 kg f) ? 20巻の テレポートの巻物 5.0 kg g) ? 20巻の レベル・テレポートの巻物 5.0 kg h) ? 25巻の 聖祈言の巻物 {50%引き} 6.3 kg i) ? 29巻の 対邪悪結界の巻物 7.3 kg j) ? 19巻の *破壊*の巻物 {!r!k} 4.8 kg k) - 16本の 鑑定のロッド {=g@1} 12.0 kg l) - 5本の 全感知のロッド {=g@2} 3.8 kg m) - 6本の 癒しのロッド {!k!!} 4.5 kg n) - 7本の スピードのロッド {!k!!} 5.3 kg o) { 62本の 破邪の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+10) (175/437) 9.3 kg p) { 21本の 殺戮の鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+10,+13) (190/475) 3.2 kg

 間違いなくこのプレーヤーと共に戦う最強の@だ。

 レベル1から50まで、いろいろな体験をしながらじわじわと階段を上ってきた。そして、レベルが50になってからも、ひたすら戦い続けてきた。おかげで経験値はレベル50の段階から倍増以上になっている。もし実際にレベル50の後もレベルアップが可能だったとしたら、どのくらいのレベルになっていたのだろうか。

 ただし、あまり久々で、何がどうなっているのかあまり覚えていない。

 ともあれ、いろいろと持っているし、もうそれほどあまり思うこともないので、まずは地下に潜ってみよう。

 行こうぜ、相棒。

地下24階の現状

 出現した瞬間、全方位を岩に囲まれている。その昔、Dr.strangelove博士の見た「悪夢」を思い出し、一瞬びっくりしたが、周囲に普通にモンスターが検知できていたので、問題ないとわかった。

 場所は地下24階。このゲームにおける深層階といっていいだろう。他にこの階層を攻めることができる@はまだいない。

 ともあれ、周囲の岩を破壊して飛び出す。近所にいた白いVなどを数打撃で消滅させつつ、探索を開始する。

 そこで『自己分析の薬』を入手した。まず、現状を把握する目的で飲んでみることにした。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 99/100です。
あなたは恐怖を除去できる。(5 MP)
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたは食欲が少ない。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたは炎のオーラに包まれている。
あなたは冷気のオーラに包まれている。
あなたは反魔法シールドに包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは電撃に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは火に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは冷気に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは暗黒への耐性を持っている。
あなたは混乱への耐性を持っている。
あなたは音波の衝撃への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの目は盲目への耐性を持っている。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの知能は維持されている。
あなたの賢さは維持されている。
あなたの器用さは維持されている。
あなたの魅力は維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの魅力は装備によって影響を受けている。
あなたの魔法道具使用能力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの攻撃速度は装備によって影響を受けている。
あなたの武器は敵を感電させる。
あなたの武器は敵を燃やす。
あなたの武器はオークに対して特に強い力を発揮する。
あなたの武器はトロルに対して特に強い力を発揮する。
あなたの武器はジャイアントに対して特に強い力を発揮する。
あなたの武器はドラゴンの天敵である。

 ということで、なんともいろいろ長々とあるものだ。

 四元素の免疫を筆頭に、耐性についてはすべてを備えている。必要となる機能である、反射や浮遊、テレパシーももちろんもっている。隠密は超越、速度は+20、ついでに、戦士なので魔法についてはむしろ邪魔になるため、反魔法装備でガードを固めている。正直、これが効果があるのかどうかはよく分かっていないのだが、なんとなくである。

 現在は、*鑑定*機能を所持するために、試行錯誤の結果、あえて二刀流を試している。もしも『★ヴィルヤ』を入手できれば、電撃免疫がそこで充当できるので、また別な装備構成になるはずだが、そもそもこの『★ヴィルヤ』様はレア度が半端なく、すぐに目にすることは期待できない。仮に手にするとしても相当先になるだろう。

 一応『願いのスタッフ』を3本所有しているので、その3回分だけは自由に願ってもよい。以前に実験をした際には、一応この『★ヴィルヤ』様を呼び出すことに成功しているので、可能であることも確認済みだ。

 しかし、それをやってしまうと、このDr.Whoの生きる目標がなくなってしまいそうだ。なので、とりあえずは「普通の探索」を繰り返している。

呼び出し依頼

 しばらくして、ソーサラーを見つけたので、いつもの通り、呼び出しをお願いした。

 いろいろと繰り返したところで、以下のようなものを拾ったところで、誤ってソーサラー氏をあの世に送ってしまった。ごめんなさい。

 このソーサラーさんが呼び出したモンスターが落としたドロップはこんな感じだった。

(吸血)グレート・ソード『猛燕』 (3d6) (+9,+14) (+3赤外線視力) {+赤}
始動したときの効果...
テレポート : 25 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは敵からヒットポイントを吸収する。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。

オークスレイヤーのスモール・ソード (1d6) (+11,+8) (+1)
それは器用さに影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは暗黒への耐性を授ける。

 そんなこんなで、いろいろとアイテムを持ち帰り、売り払う。
 
 次もそんな感じだった。

 せっかくなので、ドラゴン系の装備を拾った場合には、必ず『エルフのスモールソード』で*鑑定*をかけるようにした。

ドラゴン・アーマー [15,+5] {r炎獄恐}
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 そこで、こんなものも拾った。ありがたい☆装備だ。

☆切り裂きの大鎌『グアメルロン』 (8d4) (+18,+20) {r炎暗獄|電焼}
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは火炎によって大きなダメージを与える
それは火への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 8d4の(+18,+20)はかなり強力な打撃能力を持った鎌だ。そこにさらに電撃と火炎の追加ダメージが加わるとなると、それなりのインパクトがある。

 他にも、このようなものが手に入った。

エルフのフル・プレート・メイル『烈狼』 (+7,+0) [15,+19] (+3隠密) {r毒}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 打撃精度に+7されるというのは悪くない。
 ついでにこちらも。

耐電の金属製スモール・シールド『嵐鷹』 [5,+12] {r冷}
それは電撃への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは電撃では傷つかない。

 こういう素晴らしいアイテムたちだが、しかしこの@にとっては、ある意味「よく見る」アイテムだ。何というか、少々申し訳ない感じだ。


 自宅が狭くなってきたので、置いてあった『ダイヤモンドエッジ』を売ることとした。ただの上質の「ダイヤモンド・エッジ (7d5) (+6,+8)」がなんと1万$以上で売れた。下手な銘入り装備よりも高く売れるではありませんか。
 この装備、そんなに評価されているのか。確かに、レアだからなあ。


 そのまま引き続いて冒険を続ける。

 タイタンから、少し広い空間でいくつか召還された。
 岩投げなどをされたらしく、体力が200ほど削られた。とりあえず、いくらかの召還を耐えて、それからご本尊のタイタンを倒しておわりにした。

 こんな風にのんきに書いてしまえるのも、この@だからだ。他の@なら命懸けになることは間違いない。

すごい竜

 そのあたりで拾ったドラゴンヘルムが、こんなものだった。

ドラゴン・ヘルム [8,+8] {r炎冷毒暗盲轟獄}
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 上位耐性が5種類とは、なかなかいいドラゴンヘルムを拾った。これはいいものだ。どんな竜のうろこから作ったのだろうか。珍しく自宅に持って帰った。いつか『アーティファクト生成の巻物』で鍛えてみたい。

 その後も、『防衛者』『聖戦者』などを入手しては世間に解き放った。『防衛者』は1万$台から2万$台と買い取り価格にばらつきがあった。一方、『聖戦者』さんは最高価格の3万$であった。

深い世界

 試しに、地下25階に入ってみることとした。

 中ボスであるサウロンさんが出てくるのが地下26階であるので、事実上の最下層だ。実際には、バルログの長であるゴスモグさんが支配しているはずの階層で、最初に潜ったときには確かに大きな存在感を持っていらしたはずなのだが、それ以降はなぜかお目にかかれない。少し寂しい。そろそろお会いしたくなってきたような気もするのだけど。

 魔力充填の巻物を『邪悪存在耐酸のスタッフ』に読んだら、2本まとめて9回になった。そうか。まとめてかけるということが可能なのだな。

 また、ありがたいこんなものを拾った。

☆金属製ブリガンダイン・アーマー『ファヌイファロス』 (-3) [13,+15] (+4) {+器魅具r冷}
それは器用さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは寒さへの耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

☆革製ラージ・シールド『ファイカデロス』 [6,+15] (+4) {+腕魅r炎恐}
それは腕力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

追加攻撃のバトル・アックス『旭鷲』 (2d8) (+12,+7) (+1攻撃) {/デ}
始動したときの効果...
次元の扉 : 100 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは打撃回数に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。

 うえ二つは☆装備で、下の装備はただの銘入りだ。しかし、ここでの注目はこの『銘入りバトルアックス』だ。

 ついに『次元の扉』機能を持ったアイテムが登場したのだ。

次元の扉、起動

「次元の扉」は、テレポート機能の凄いものだと噂に聞いていた。
 そこで、この「次元の扉」の試運転をしてみた。

 このバトルアックスを装備して「始動」させると、

始動させた...
次元の扉が開いた。目的地を選んで下さい。
場所を選んでスペースキーを押して下さい。

という感じで「こちらが希望する任意の場所」に対してのテレポートができた。

 なるほど、これは便利だ。
 通常のテレポートが行き先を指定できないランダムテレポートなわけで、安心して運用できないのに対して、この「次元の扉」は確実に安全な場所に移動できるのだ。

 もっとも、これはあらかじめ地形を把握していないと効果はないはずだ。岩のなかには出現できないからだ。

 いつかこの武器を持って戦いに出向いてみたい。みたいが、果たして通常のテレポート以上にこの機能が役に立つという事態がどういったものなのか、この@とプレーヤーにはまだよくわからない。100ターンごとという間隔についても、やや間が開いている印象も受ける。
 いずれにしても、使い方にはもう少し検討の余地がありそうだ。

白銀の貴重品

 しばらくしたところで、意外な高級品が落ちていた。

ワイトのミスリル像がある。

 さすが地下25階だ。もしかしたら、『ミスリルの像』を見つけるのは、これははじめてかもしれない。像自体がめったに落ちていないのと、さらにこのミスリルは貴重だからだ。

 持ち帰って美術商に持ち込んだところ、9000$になった。店主も嬉しそうだ。

いろいろ勉強

 この@は、いまさら大きなドラマがあるわけでもないので、雑事を記してみる。

 なんとなく『消滅のワンド』を*鑑定*して見た。

消滅のワンド (3回分)
それは使うと1体のモンスターを現在の階から消し去る。抵抗されると無効。

 そうだったのか。1体のモンスターが対象で、しかも抵抗されることもあるのか。

 次に、試しに矢弾を鍛えてみたところ。もともと22本あった『ドラゴンキラーの矢弾』が、ありがたいことに同じ矢弾25本と合流した。
『47本の ドラゴンキラーの追尾クロスボウの矢 (6d5) (+10,+11)』
こういうことができるとうれしい


 今度は、自宅でのロッドの統合に問題を発見した。

m) - 6本の 癒しのロッド {!k!!}
n) - 32本の 癒しのロッド {!k!!}

 同じ『癒しのロッド』が2つのインベントリに分かれてしまっている。何が違うのかわからない。

32本の 癒しのロッド {!k!!}
それは振ると体力を50回復し、盲目・毒・混乱・朦朧・切り傷・幻覚を癒す。

6本の 癒しのロッド {!k!!}
それは振ると体力を50回復し、盲目・毒・混乱・朦朧・切り傷・幻覚を癒す。

 同じもののように見える。
 なお、銘を消しても状況は変わらない。このあたり、以前も実験していたような気がする。


『魔力充填の巻物』を使って
『邪悪存在退散のスタッフ (13回分) 』
という過充填の状況を作っておいて、いったん休息する。

ダブルトロルピット

 地下25階。いきなり遭遇したタイタンを退治したところで、次にトロルピットが二つ隣接していることに気が付いた。こういうこともあるのか。面白い。

 これについては、さきほど13回まで増強していた『邪悪存在退散のスタッフ』で二つとも消滅させる。13回という過剰充填がここで生きてきたようだ。

 ここではこのようなものをゲットした。

(防衛者)粉砕のメイス (5d8) (+9,+10) [+6] (+2隠密) {r恐(器}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する。
それはあなたの器用さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは宙に浮くことを可能にする。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これはこれですごい。(5d8)の防衛者は、普通の@が引けば余裕で中盤の主要武器になるだろう。
 ちなみに、現状この装備は、入手直後に拾った『*武器強化*の巻物』で(+10,+10)に強化されている。運にも恵まれているようだ。

 また、このタイミングで次のようなありがたいものも入手している。

(吸血)ショート・ソード『烈鷹』 (1d7) (+8,+14) {r暗}
それは敵からヒットポイントを吸収する。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。

 暗黒耐性のある吸血装備。悪くない。

よくない人形

 その変に落ちていた、呪われた『東夷の射手の人形』を投げたら『これは良くない感じがする』といわれて、敵として出現した。なるほど、こうなるのか。そうなるよね。
 ということで、普通に倒した。それ以上に特に何かあるということもなかった。

打撃のよろい

 この階ではこんなものも拾った。

妖精のショート・ソード (1d7) (+3,+14) (+2加速)
それは器用さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは宙に浮くことを可能にする。
それは永遠の明かりを授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。

強力射のロングボウ『焔狼』 (x4) (+11,+15) (+4) {+耐r暗}
それは耐久力に影響を及ぼす
それは暗黒への耐性を授ける。
それは矢/ボルト/弾をより強力に発射することができる。

 ここまではまあ普通のアイテムだったのだが、次は少々違っていた。

☆ミスリル製鎖かたびら『ハヌバラド』 (+6,+25) [20,+9] (+3) {+腕具r獄}
それは腕力に影響を及ぼす
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 ほう。打撃精度に+6、そして打撃力になんと+25の補助パワーが加わるのだそうだ。
「+25」というのはなかなか見ない強化値だ。

 これはもしかしたらまじめに打撃強化にために使う日が来るかもしれない。
 そう思って自宅にしまう。

 後日その予感は当たるのだが、それはまたいずれ。

vs. Vピット!

 地下25階。
 出現した瞬間に、南方に白いVのピットを知覚する。ヴァンパイアである。
 さて、どうしたものか。

 荷物に入れていたものに加えて、現場で拾った『邪悪存在退散のスタッフ』を加えて、2本で対応できるかどうか試してみようと考えた。これだけで邪悪な存在への攻撃力はトータルで1200を超えるのだ。

 加速して接近、『岩石溶解のワンド』で岩を溶かして突入した。

 あたり一面のVの群れ。しかも皆様全員がお怒りモードだ。うひょー、怖いざんすねえ。いや、これはトニー谷師匠だったか。

 あたりから攻撃されることにも構わず、ひたすら『邪悪存在退散のスタッフ』を振り回す。ただひたすらに、振り回す。ブルンブルン、ブルンブルン。

 一方で、1200オーバーだったはずの@のHPがじわじわと削れて行く。さすがはV、@はそこそこの攻撃を受けているようだ。なかなか大変だ。

 しかし、めげずにスタッフを降り回す。ぶるんぶるん、ぶるんぶるん!それいけ、それいけ!ぶるん、ぶるん!

 2本のスタッフをほぼ使い尽くしたところで、やっと室内のすべてのVが消滅した。割りと手間がかかったようだ。VのHPって結構高いのね。

 残りは通路に逃れた連中が数匹である。これを追って向かったところで、いきなりあちらさんの幻覚攻撃が通ってしまった。また、経験値吸収もされてしまった。スタッフの影響がなく、まだ元気な皆さんだったためかもしれない。

 一瞬あたり一面が虹色になって気分が妙にハイになったが、何のことはなく、こちらには『癒しのロッド』が5本もあるので、そちらを同じようにぶるんぶるんと振り回して一瞬で対応した。経験値吸収についても、文字通り『経験値復活の薬』を飲んで瞬間回復であった。

 残ったHPは600台。赤くはなっていなかったものの、かなり危ない状態だったといえるだろう。
 ちなみに、『体力回復の薬』を飲まずにいた理由は特にない。たくさん持っていたけど。なんとなく。

ムチムチ

 だが、まだ「悪い予感がする」とのこと。
 もしかしたら、まだ倒していない中ボスのゴスモク氏がいるのかもしれない。

 注意しながら残りの領域に向かう。

 すると、ソーサラー氏がいるのが見えた。なるほど。こっちの方か。

 ということで、いつものように召還をお願いしてみた。
 結果的に、こんな物が落ちてきた。 

☆ムチ『ファイカヴィスタ』 (1d6) (+19,+21) (+3加速) {+速耐掘r乱/ト(耐}
それは耐久力に影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはあなたの耐久力を維持する。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

  (+19,+21)というのはかなり強力なムチだ。しかも+3加速ということで、一応自宅に待機していただくこととした。

 しかし、この装備、なぜトロルだけにおそるべき力を発揮するのだろうか。少し不思議だ。トロルに恨みを持つ誰かが作ったのだろうか。もしそうだとしたら、それはたぶん人間種族ではないかという気がした。「トロルをしばき隊」とかで活動していそうだ。

 以下のアイテムもゲットさせていただいた。

☆スリング『ファイカガエア』 (x2) (+16,+14) (+3隠密) {+隠;射瞬.}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは矢/ボルト/弾を非常に早く発射することができる。
それはランダムなテレポートを引き起こす。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 さすがにランダムテレポート機能を持ったアイテムはもう良いだろう。
 ほかにもこんなものが。

トロルスレイヤーのロング・ソード『嵐鳳』 (2d5) (+11,+6) (+4探索) {+腕探赤;活/ト}
それは腕力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは体力回復力を強化する。

 またもや対トロル装備だ。しばき隊の面々の装備であろうか。

 こんなものもあった。

護りのヘヴィ・ランス『燦鷹』 (4d8) (+10,+15) [+3] {r轟;麻視経遅活警(賢!!}
始動したときの効果...
全耐性(期間 20+d20) : 111 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それはあなたの賢さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは生命力吸収に対する耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは危険に対して警告を発する。

 これらはもちろん悪いものではないのだが、この@には総じて不要と判断し、すぐに世間に旅立っていただいた。例のごとく、他の@なら正面装備になりそうなものも多い。

 ちなみに『体力回復のロッド』を拾った。9本目。これはこれで貴重品なので、嬉しいものだと思う。

装備変更計画

 さて、今回拾った装備の中で、打撃サポートが大きい『☆ミスリルの鎖かたびら』が気になった。
 だが、これまでの間、よろいは件の『☆超よろい』が外せなかった。このよろいは、とにかくいろいろな機能が備わっており、ある意味この@の命綱だったのだ。

 だが、この新しい打撃よろいの「+25」の打撃サポートは魅力的だ。いちおう『☆超よろい』にも打撃サポートはある(+6,+8)。だから、他のよろいよりもよほどすごいのだが、しかし、この新しいよろいの打撃の大きさを一度は試して見たいと思った。

 さて、あらためて現状での耐性表を眺めて見た。なにをどうすればこの新しいよろいを装備できるだろうか。

 そこで気が付いた。
 今着ている『☆超よろい』の最大の機能は冷気免疫だった。しかし、今は『★ネンヤ』様が冷気免疫を司ってくださっている。なので、冷気関連についてはなくても構わない。
 また、ほかの耐性については、よく見ると、他の装備やあるいは自分の身体で賄っているようだ。

 あれ、実はいけるんじゃなかろうか。


 そこで、あらためて『☆超よろい』を脱いで、新しい『☆打撃よろい』を着て、耐性を確認してみた。

 すると、耐性については実はこの新装備でもすべてが埋まっており、また必須機能については「反射機能」以外はどれも充当できていることが分かった。

 なるほどなあ。ものすごい多機能装備ばかりをしていて、機能の重複が多いので、実はあの超よろいがなくても何とかなるのだな。気が付かなかった。


 唯一欠けている「反射機能」については、仕方なく、『ミラー・シールド』を装備することにした。ただし、当然これも普通のミラーシールドではなく、『力のミラー・シールド』なる、打撃サポートがわずかに付いたものにした。これで、さらなる打撃力のアップが期待できるわけだ。ある意味、こういうときのための装備である。

 また、元来の目的が、*鑑定*機能を保持するためなので、『エルフのスモールソード』を装備する必要がある。そうなると、今武器で賄っている電撃免疫を別なものでまかなうことが必要になった。

 そこで、『★フェアノールブーツ』を脱いで、以前から使っていた『電撃免疫の備わった加速+5のブーツ』を採用した。

 これで、加速は多少落ちてしまうが、まあ何とかなる装備になった。
 また、よく見ると、隠密も『卓越』水準まで落ちていたが、まあいいだろうという気がした。いまさらこそこそ隠れてどうのこうのする@でもないからだ。


 その結果、打撃力は『追加攻撃の指輪(+2)』の機能を加えて、なんと896まで上昇した。あの小さな『エルフのスモールソード』でこの値だ。ある意味すさまじい。

 もののついでに『★苦痛のグレイブ』を装備したところ、1ターン当たりの打撃が平然と1200を超えてきた。これはこれですごい。自分のHPを超える打撃というのはたいしたものだ。自分が受けたら一撃で死ぬわけだから。こちらの攻撃をダイレクトに反射してくるような敵がいたら大変だが、幸いにもこの世界では今のところそうした敵に遭遇したことはない。

 ということで、この装備で一度地下25階に潜ってみたが、特に問題はなかった。
 これで運用は十分可能だ。

まとめ

 結果的に、意外に大きな装備変更となった。まさかこんな装備が出てこようとは。そして、まじめな戦いで、あの『☆ミスリルの超鎧』が自宅待機となる日が来ようとは。正直、信じられない。

 とりあえず『追加攻撃の指輪(+2)』の効果を加えてではあるものの、小さな『*鑑定*スモールソード』だけで900近い打撃が出せるなら、特に文句はない。
 微妙に足りないのが速度だが、これも『スピードのロッド』の助けを借りれば+26までは出るので、大きな問題にはならないだろう。

 探索向きならこの装備で問題はない。また、万一ゴスモグさんに出会っても、何とかなるだろう。

 ボスに本気で挑む時には、『★苦痛のグレイブ』が一撃で1200オーバーの打撃をたたき出すことになる。あるいは超加速とともに『★リンギル』が。いずれもそら恐ろしい打撃力だ。


 また、気がつくと財産が3200万$を超えていた。また増えた。というより、他にすることがないのだ。

 なんとなく、かつてウィザードリー世界に生きていた押井守監督と同じ感慨を抱く。なぜ”これ”で生きていけないのだろうか、と。この3200万$は何のためにここにあるのだろうか。空しい。

 また、美術商にたくさんの宝物を売り込んだ。もう店には場所がないといわれてしまうくらいに。お互い実にいいお得意さんになっている。

 もっとも、3万$で売ったものが、ものによっては20万$以上の価格で売られているわけなので、ぼったくられているのはこちらの方なのだろう。
 この世界の「どの店舗でも買取価格上限は3万$」というカルテルは、”独占禁止法”で裁かれるべきではないかと思った。


 最終装備『★ヴィルヤ』さんを求めての@の旅はまだ続く。この旅もきっといつかは終わるのだろう。だが、それがいつになるのかは誰にもわからない。

 ではハーフオーク戦士@よ、またいつか。

第138週

 今週は、ドゥナダンの戦士、アランゴルの兄貴に登場していただこう。
 兄貴、最近はどういう状況なんでしたっけ?

ドゥナダン 戦士 英雄 レベル 31 経験 168438 $ 366676 |)}=="~((]]] 腕力 !18/190 知能 :18/175 賢さ :18/148 器用 !18/190 耐久 :18/207 魅力 !18/110 AC( 93) HP 699/ 699 名前 : アランゴル 性別 : 男性 年齢 78才 腕力 ! 18/190 種族 : ドゥナダン 身長 200cm 知能 : 18/175 職業 : 戦士 体重 85kg 賢さ : 18/148 社会的地位 56 器用 ! 18/190 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/207 魅力 ! 18/110 打撃修正 (+30,+44) HP 699/ 699 打撃攻撃 :伝説的 [22] MP 0/ 0 射撃攻撃 :伝説的 [17] 打撃回数 6 魔法防御 :超越 平均ダメージ 336 レベル 31 隠密行動 :超越 経験値 168438 射撃修正 (+28,+13) 最大経験 168438 知覚 :良い 射撃倍率 x4.84 次レベル 243000 探索 :大変良い 射撃回数 1.00 所持金 366676 解除 :超越 魔法道具 :超越 AC [23,+70] 日付 15日目 2:05 加速 (+6) プレイ時間 58:06:16 赤外線視力:0 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 4 4 18/190 3..........1. 知能 18/95 2 -2 8 18/175 ......5..12.. 賢さ 18/98 2 -2 5 18/148 3.........2.. 器用 18/100 2 2 5 18/190 ......5...... 耐久 18/97 3 2 6 18/207 ......5....1s 魅力 18/100 2 -1 0 18/110 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .+.....+..... 加速 : ...+......... 耐麻痺 : ..........+.. 耐電撃: .+.....+..... 反射 : ............. 透明視認 : ............. 耐火炎: .+.....+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: .+.....+..... 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............+ 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: ..+.......... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : +............ 耐轟音: ......++..... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ......+...... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : 神罰の首切りソード『紅燕』 (4d5) (+13,+16) (+3) {+腕賢;明祝|電凍/デ死!!} 13.0 kg b) ) 左手 : 耐性の金属製ラージ・シールド [8,+10] {r暗} 6.0 kg c) } 射撃用 : 強力射のロングボウ (x4) (+11,+13) {r盲;倍} 2.0 kg d) = 右手指 : スピードの指輪 (+6) 0.1 kg e) = 左手指 : 浮遊の指輪 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ~ 光源 : ☆フェアノールのランプ『碧狼』 (+5) {+知器耐r轟獄(知!!} 3.0 kg h) ( 体 : エルフのローブ [2,+11] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷轟} 1.0 kg i) ( 体の上 : 忍びのエルフのクローク [4,+8] (+3隠密) { } 0.3 kg j) ] 頭 : 知能の硬革帽子 [2,+6] (+1) { } 0.8 kg k) ] 手 : 隠者の革グローブ [1,+8] (+2) 0.3 kg l) ] 足 : ドワーフの鉄鋲底の靴 [6,+13] (+1) {+腕耐} 4.0 kg a) ! 19服の ヒーローの薬 {25%引き} 3.8 kg b) ! 18服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 3.6 kg c) ! 10服の 経験値復活の薬 {25%引き} 2.0 kg d) ? 13巻の テレポートの巻物 {25%引き} 3.3 kg e) - 6本の トラップ感知のロッド 4.5 kg f) - 2本の 鑑定のロッド {@!k!!} 1.5 kg g) - 2本の 帰還のロッド 1.5 kg h) - 5本の イルミネーションのロッド 3.8 kg i) - 3本の 癒しのロッド 2.3 kg j) - スピードのロッド {!k!!} 0.8 kg k) - 5本の 岩石溶解のワンド (60回分) 2.5 kg l) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg m) _ 周辺感知のスタッフ (11回分) {Elbereth} 2.5 kg n) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg o) / (吸血)トライデント (1d8) (+9,+10) {Elbereth} 3.5 kg p) { 31本の 破邪の矢 (2d4) (+6,+6) (116/116) 3.1 kg

 レベル31の英雄だ。HPは700近くある。一方で、ACが93と少々心もとない気がする。戦士だから、これでもいいのかもしれない。
 一方で、『スピードのロッド』はなかなかいいもののような気がする。この戦士@以外はハーフオーク戦士しか持っていないはずだ。

装備交換の陥穽

『テレパシーのアミュレット』と『反射のアミュレット』を交換した。これは、かごめさんの教訓から得られたものだ。

 そして、安全のために、武器装備を手荷物に持っていた『吸血トライデント』に交換しておく。基本的には吸血装備は多くのモンスターに対して有効だからだ。

 だが、実は、この交換が、この後の恐ろしい事態を招いてしまう。

透明な恐怖

 地下18階に出現した。

 改めて考えると、この装備でこの階層は少々まずい。次に潜るときにはもう少し浅い階層に上がらなければ。最近は他の@たちも皆そうしている。
 とりあえず、そう考えていた。

 まずは『アイテム感知のスタッフ』を振ったところ、北のほうの部屋に何かアイテムがあることがわかった。
 とりあえずそこに向かって動いた。


 壁を壊して突入した瞬間に、突然、”透明な何か”に攻撃された。
 正体が不明だった。こういうところは、テレパシーがないとまずい。
 よく見ると、この@、透明視認能力もないのだった


 しまった。これはうかつだった。
 後悔したが、もう遅かった。


 しかも、相手が妙に固い。攻撃しても攻撃しても削れない。幽霊とかポルターガイストとってこんなに硬かったっけ?

 さらに、この敵は、こちらの装備を”劣化”させてきた。なんだこれ?劣化ビーストって実は透明だっけ?

 しかも、繰り返し経験値吸収をしてくる。そのたびに薬で回復はしたものの、さらに繰り返される。


 なにかおかしい。


 もしかして、この相手はナズグルなのではないだろうか。


 ……。


 この状況、やばいんじゃないか。

 応急処置的に、装備を吸血装備から交換した。考えてみれば、透明な相手にはどの道『吸血機能』は効かないわけなので、もっと早く交換すべきだったのだ。このあたり、判断が甘くなっていた。

 まずいまずいまずい。
 とりあえず装備を交換して、透明な相手に対してさらに戦う。戦わざるを得ない。

 しばらく攻撃を続けて、何とか相手を倒しきることに成功した。
 700近くあったはずのこちらのHPは、400台にまで後退していた。まだ『体力回復の薬』を常備するところまではいっていないので、危険な状態だった。


 周囲を見回す。


 いろいろなものが落ちていたようだが、その中に、妖しく光る指輪が転がっていた。見た目は『タイガーアイの指輪』だそうだ。
 明らかにやばそうなブツだ

 とりあえず鑑定だ。

『ザック中: ☆幽鬼の指輪『ルキナ』 (+12,+12) (+1) {呪われている}』

 ああ、やはり。

 この敵はナズグルだった。間違いない。もしかしたらだが、東夷カムルだった可能性すらある。こちらはあちらの姿を全く見ることができなかったので、何者だったのかは正確には不明だが、可能性としてはありうる話だ。

 地下18階なのだから、当然これを想定するべきだった。
 テレパシーも透明視認もないのに、この階層で戦うのは無理だ。というか、無謀だ。

 ここはいったん撤収すべきだろう。ナズグルの出現も、一体だけとは限らないことは、これまでの経験で良くわかっている。

 急ぎ、『帰還のロッド』を振り、地上に戻る。


 念のため、この指輪を*鑑定*してみた。

☆幽鬼の指輪『ルキナ』 (+12,+12) (+1) {呪われている, +速腕知賢器耐魅r酸電毒暗乱獄恐;視遅活怒永呪}
始動したときの効果...
地震 : 20 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは体力回復力を強化する。
それは経験値を吸い取る。
それは付近のモンスターを怒らせる。
それは永遠の呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほどなあ。
 すごい指輪ではあるものの、永遠の呪いでは話にならない。とても使えない。
 自宅の隅に安置させていただくことになる。永遠の呪いか。怖いなあ。万一そんなものを装備してしまったら、大変なことになる。
#実際、後日別の@が大変な目にあうのだが、それはまた別のお話

反省

 透明視認とテレパシーの両方がないのはさすがにまずい。
 ここは、『テレパシーのアミュレット」を装備していくしかないと考えた。
 矢弾を撃ってくる”東夷の戦士”軍団に対しては、HPに注意をしながら用心深く対処するほかはなさそうだ。ちょっと油断をすると、あの敵はとても怖いのだ。

上昇

 次に地下18階に潜った直後に、すぐに17階に上昇した。さすがにこの階層では戦っていられない。

 そして、その際に、幽霊に触れられて腕力を減らされてしまう。
 これは、まだこの@が実際にはまだまだ弱いということの証拠だ。

 そこで、さらに、すぐに地下15階に上がってから帰還した。

 それでも、この探索では、最終的に『レベルアップの薬』『凡庸の巻物』『耐性の薬』『体力回復の薬』などを持ち帰る。

 寺院で能力回復の治療をしてもらう。1000$かかった。
 が、この程度の金額なら、今の@は問題ない。

 ここから先は、こういう感じの探索行が続きそうだ。

改善の意味

 拾った精度向上の巻物で
『強力射のロングボウ (x4) (+7,+9) {r盲;倍}』

『強力射のロングボウ (x4) (+8,+9) {r盲;倍}』
となった。
 よいことだ。

賢者降臨

 引き続いて地下15階にて。新種のアミュレットを発見する。

賢者のアミュレット [+5] (+2探索)
それは探索能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはあなたの知能を維持する。
それはあなたの賢さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは危険に対して警告を発する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 良いものなのだが、テレパシー機能と反射機能をアミュレットで天秤にかけている関係上、こちらの出番は当面ない気がする。
 耐性は多い防具系のアイテムなので、いつか出番が来ることを願おう。

 しかし、この定番アミュレットが未識別だったとは、この@も実際にはまだまだだ経験が足りないと感じた。

遠距離

 北のほうに白い元気なWがたくさんいる。なんかいやだなあ。

 と思いつつ、遠くから『破邪の矢』で何とか対応した。
 矢弾がじわじわと減っていく。

 一度地上に戻る。

不足

 自宅でよく見ると、通常のロングボウ用の矢弾がない。今装備している『破邪の矢』がなくなると、何もなくなってしまうようだ。
 これがなくなる頃には、新しい何かが手に入っているといいのだが。

 さらによく見ると、『スターライトのスタッフ』が4本もあった。とはいえ、これだけでナズグルに対抗するのはさすがに無謀というものだ。

ガレ場ステージにて

 次の地下15階。地震か破壊の後のような地形の脇にちょっとしたガレ場がある。嫌いではない地形だ。

 まずは近くの池に向かう。
 拾った『謎のワンド』をお池のピラニアに放ったところ、ピラニアが死んだり消えたりした。相変わらずこのワンドは意味がわからない。名が体を現しているわけだ。

 ワイトの群をまたもや遠距離から倒したところで、
『エルフのグレート・ソード (3d6) (+10,+12) (+2隠密) {+知器魅隠;遅明/オト巨!!}』
をひろった。ちなみに、現場で入手した巻物で*鑑定*している。

 だが、これにもテレパシー機能はない。

 道端に縦長の水色の|が転がっていたので、何の武器かと近づいたところ、ぴちぴち跳ねるピラニアだった。先ほど『謎のワンド』で飛ばされていたものがここにいたようだ。なるほど。
 以前同様に捌いておいた。


 などなど、一通りの探索を終えて地上に戻る。今回はそれほどのお土産がなかったように見える。

再生計画 part1

 地上にて、呪われた『反魔法のアミュレット』を解呪して、魔法の店で3万$で売りさばいた。
 値段はさておいて、リサイクルはいいことだと思った。

出現時トラブル part1

 地下15階。
 出てきた瞬間に、Gのカラフルな群に囲まれていた。なんだかびっくりである。

 何とか打撃戦で倒した。
 後はどうということはなかった。


 今のところ、出現した瞬間がピットの中身という経験はないが(みっしりつまっていてスペースがないのであたりまえかもしれないが)、崩れたキメラピットのすぐ脇であった経験はある。あの時は大変だった。

 縛りプレイの最中だったということもあったが、あのハーフオーク戦士が全力疾走してほうほうの体で逃げ帰ったものだ。恐ろしい思い出だ。

★の降臨

 引き続きどたばたしていたら、箱の中から出てきたクロークがなんと特別製だといわれた。

『★クローク『コルイン』 [1,+10]』

 果たしてどのようなものだっただろうか。

 自宅に戻って、安売りのときに買って貯めてあった『*鑑定*の巻物』で確認する。

★クローク『コルイン』 [1,+10]
はるかかなたにあるヴァリノールの地からやって来た英雄が着ていたケープだ。
始動したときの効果...
全耐性(期間 20+d20) : 111 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 …うーん。難しい。
 今現在、この兄貴は耐性自体は割とあるのだ。必要なのはむしろ機能。特に反射とテレパシーと浮遊である。このあたりが付随した機能がある武器や防具があったら、即座に交換である。

ガレ場とレベルアップ

 次も大きなガレ場のある階だった。これはうれしい。

 こんどはいろいろなものがあるだろうか。
 と期待しつつ掘って行ったが、なかなかこれというものがない。残念だ。

 と思っていたら、ここで岩の中から『レベルアップの薬』を手に入れた。

 今週は『レベルアップの薬』がたくさん手に入っている。今週だけで4服である。
 とはいえ、これが生きてくるのは遠い未来だ。

 さらに、新しく拾った白い薬は『爆発の薬』だった。おお、珍しいことだ。
 さすがに新しい薬はもうこれくらいしかないだろう。

出現時トラブル part2

 地下15階。
 出現した瞬間にレイスの群の只中に出現してしまった。このゲーム、こういうことがあるから怖い。

 とりあえず『邪悪存在退散ソード』を始動させたが、それだけではレイスは死ななかった。そうなのか。割と衝撃である。

 とりあえず、直接攻撃で止めをさした。

 さらに少しはなれたところにもレイスがいた。こちらは遠距離攻撃を繰り返して消滅させた。

装備交換したりしなかったり

 レイス軍団を倒した後、鉄の箱の中から
『ドラゴン・ブーツ [5,+7] {r毒盲轟}』
を拾う。が、現状の『ドワーフのブーツ』が実は良いものだった。ので、そのままとして、こちらは自宅待機をお願いした。

 次は、
『エルフのローブ [2,+11] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷轟}』

『エルフの硬革よろい (-1) [6,+8] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷毒}』
に交換した。

 重くなったので打撃精度は下がったが、ACが1上がった上に、毒の耐性がつくようになった。
 こちらのほうを採用することにした。耐性は、埋められるのであれば、埋めておきたい。

 地味な戦い、地味な探索だ。
 だが、仕方ないことなのだ。それが人生なのだから。
 このドゥナダンの戦士は、その意味がよくわかっている。

 有名なあの弟とこの兄がどういった関係なのかは、このプレーヤーにも良くわかっていない。ただ、わかっているのは、この兄は中つ国世界の”正史”には登場しないということだけだ。このゲーム世界だけに存在する@。ロールプレイングとは、元来そういうものだ。

退屈な世界

 地下15階を繰り返す。今回の雰囲気は茶色。何かいいことがあるようなのだが、それが果たして未来を変えてくれるかどうかはわからない。

 破壊された廃墟から突如出現する茶色いXにびびらされる。この「アンバーハルク」というモンスター、テレパシーでは検知できないのだが、だからといって昆虫やゴーレムのような「意思が感じられない」タイプのモンスターではなさそうだ。不思議な気がする。
 この茶色のXであらわされるモンスターは、かなりの遠方からでも@を地中を掘って一直線に追ってくる。地中を掘るということは、モグラみたいなモンスターなのだろうか。@の立てる振動などを検知しているのかもしれない。

 そして、『電撃のクローク』を拾ったところで退屈な世界に戻ってしまう。うーん。
 このクロークはこんな感じだった。

電撃のクローク [1,+12]
それは電撃への耐性を授ける。
それは電気のバリアを張る。
それは酸では傷つかない。
それは電撃では傷つかない。

 ついでにもう一つ。こちらも拾っていたのだが。

エルフのクローク [4,+2] (+3隠密)
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 いずれも、このドゥナダンの人生を変えるようなものではない。

 そして、次の探索では、ついに、持ち物インベントリが埋まらなくなった。
 次の階に行くように、という神様のご指示なのだろう。

新月の夜

 ということで、そのまま地下16階に出向いた。
 これで何かが変わるのだろうか。

 まずは北西のガレ場だが、ここにはほぼ何もなかった。不思議なくらいに、何も埋まっていなかった。せっかくのガレ場なのだが。

 なにか今日は様子がおかしい。

 もしかしたら、今日が新月というのが関係しているのだろうか。

 nethackをプレイすると、リアル世界の月の満ち欠けについてコメントが出てくることがある。満月ならば運的に良いことが、新月ならばあまりよくないことが起こるらしい。はたしてこのTinyAngband世界がそうした外界との対応関係を採用しているのかどうかはわからない。

再生計画 part2

 道端に落ちていた『テレポートの鉄ヘルメット [5,-5] {呪われている}』を拾ってみた。せっかくの特殊機能を持ったアイテムなので、再生利用してみようというのが狙いである。

 しかし、これを直すのに『解呪の巻物』、そして武器匠でマイナス要素を鍛えなおしてもらうのに約750$かかった割に、売値はなんと550$程度だった。
 赤字である。

 こういうこともあるのだな。

 ちなみ先ほどから、財産は60万$をはさんで行ったり来たりしている。なかなかこちらも増えてこない。そういう時期だということなのだろう。耐えることが今回の冒険だ。

微妙な予感

 次に潜ったときには、サラマンダーと黒いゼリーに矢弾を何本も壊されてしまった。
 そして、またインベントリが埋まらない。何もないのだ。

 むしろ、これは嫌な予感を感じさせた。
 近いうちにに、とんでもない嵐が吹き荒れる可能性があるような気がしたのだ。

鑑定の有無

 拾った『反射のアミュレット』は例のごとく未鑑定で売った。幸いにも呪われてはいなかったようだ。
 一方、『追加攻撃の指輪』については、万一「+2攻撃」である可能性があるので、無鑑定では売れない。ということで、持ち帰ったものを鑑定したところ、見事に呪われていた。
 これは現場できちんと見ておくのだった。

静かな探索

 その後も地下16階の探索を続けた。
 だが、これというイベントも起きない。
 ただ、物資を静かに調達していく。

 きっと、これはこれでいいのだろう。

 武器屋に『 (吸血)ブロード・アックス (2d6) (+9,+6)』が売られているが、これはスルーした。自宅に似たような『(吸血)トライデント (1d8) (+9,+10)』があったからだ。

 雑貨屋で、普通の矢弾(+0,+0)を10本買い入れ、武器屋の脇にある「狩人協会」で(+6,+6)まで鍛えて荷物に入れる。
 地味だ。

 怒り狂ったガーゴイル軍団に物資(主として矢弾)を消滅させられたりしていた。相変わらず火炎のブレスは嫌だ。

 こういうありがたいものを鉄の箱の中から拾ったことは拾った。

つ『 忍びのクローク『焔豹』 [1,+6] (+2隠密)』

 正体はこんなものだ。

忍びのクローク『焔豹』 [1,+6] (+2隠密) {r毒}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。

 うーん、銘入りとはいえ、隠密が下がってしまうのはまずい。
 ということで、自宅に待機していただくこととなった。

 ふと、『忍びのクローク』の上級アイテムで、『お忍びのクローク』というのはどうだろうと思った。王様が身分を隠してこっそりと外出するのに使える装備だ。
 とりあえず、思っただけであった。

まとめ

 今回は予想が当たらず、静かに終えた。

 こういう回があってもいい。いつもいつも”大冒険”では疲れるからだ。

 地下16階というのはそういうところなのかもしれない。あるいは、本当に新月だったからかもしれない。

 実のところ、最初のナズグルのインパクトが大きすぎて、後は少々ビビッていたというところがあるのも事実かもしれない。主としてプレーヤーが。


 今回、実は、財産だけは倍増に近い。耐えながらひたすら資金と資源を蓄えた週だったということか。
 経験値はかろうじて20万を超えた。次レベルまでは残り4万というところだ。


 ドゥナダンの生きる道はまだまだ長い。例のごとく、見方を変えればまだまだ伸び代もあろうというものだ。

第139週

 今週はハイエルフのかごめさんをお呼びしましょう。
 お久しぶりです。最近の調子はいかがでしょうか。

ハイエルフ パラディン 護衛者 レベル 25 経験 37273 $ 31479 /[}=="!((]]] 腕力 : 18/84 知能 : 12 賢さ : 18/50 器用 : 18/90 耐久 : 18/96 魅力 :18/179 AC( 94) HP 334/ 334 MP 88/ 88 名前 : かごめ 性別 : 女性 年齢 130才 腕力 : 18/84 種族 : ハイエルフ 身長 203cm 知能 : 12 職業 : パラディン 体重 76kg 賢さ : 18/50 魔法 : 生命 社会的地位 39 器用 : 18/90 守護神 : ヴァイレ 耐久 : 18/96 魅力 : 18/179 打撃修正 (+17,+38) HP 334/ 334 打撃攻撃 :伝説的 [2] MP 88/ 88 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 176 レベル 25 隠密行動 :超越 経験値 37273 射撃修正 (+23,+12) 最大経験 37273 知覚 :大変良い 射撃倍率 x4.40 次レベル 41125 探索 :卓越 射撃回数 0.83 所持金 31479 解除 :大変良い 魔法道具 :超越 AC [35,+59] 日付 13日目 7:53 加速 (+0) プレイ時間 21:43:34 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/54 1 2 0 18/84 ............. 知能 11 3 -2 0 12 ............. 賢さ 16 0 1 6 18/50 s.......33... 器用 18 3 0 6 18/90 ..1....4..1.. 耐久 18/66 1 2 0 18/96 ............. 魅力 18/99 3 2 3 18/179 .........3... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ............. 耐麻痺 : +............ 耐電撃: .......++.... 反射 : ............. 透明視認 : +...........+ 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .++....+....+ 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .+........... 電オーラ: ........+.... 警告 : +............ 耐恐怖: .+........... 冷オーラ: ............. 遅消化 : +............ 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : +............ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ..+.......... 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: .+........... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) / 右手 : 護りのパイク (2d5) (+8,+8) [+3] {麻視経遅活警(賢!!} 8.0 kg b) [ 左手 : ドラゴン・シールド [8,+5] {r冷毒暗轟恐} 5.0 kg c) } 射撃用 : 高精度のクロスボウ『燦狼』 (x4) (+14,+12) (+1) {+器r冷;浮!!} 3.0 kg d) = 右手指 : ダメージの指輪 (+12) 0.1 kg e) = 左手指 : 殺戮の指輪 (+3,+8) 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の革製スケイル・メイル『蒼龍』 (-1) [8,+12] (+4) {+器r酸電炎冷獄} 7.0 kg i) ( 体の上 : 電撃のエルフのクローク『焔燕』 [4,+12] (+3隠密) {+賢隠探r電[電} 0.3 kg j) ] 頭 : ★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3) {+賢魅} 1.0 kg k) ] 手 : 俊敏の革グローブ [1,+5] (+1) {+器} 0.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+5] (+3隠密) {+隠} 1.0 kg a) ? 4冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 6.0 kg b) ? 生命の魔法書[上級祈祷] 1.5 kg c) ! 10服の スピードの薬 {!k} 2.0 kg d) ! 40服の ヒーローの薬 {25%引き} 8.0 kg e) ! 12服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 2.4 kg f) ! 2服の 経験値復活の薬 0.4 kg g) ? 10巻の テレポートの巻物 {25%引き} 2.5 kg h) ? 2巻の 帰還の詔の巻物 0.5 kg i) - 7本の トラップ感知のロッド 5.3 kg j) - 帰還のロッド 0.8 kg k) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg l) - 6本の 岩石溶解のワンド (72回分) 3.0 kg m) - 2本の パニック・モンスターのワンド (38回分) 1.0 kg n) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg o) _ 周辺感知のスタッフ (11回分) 2.5 kg p) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg q) { 24本の クロスボウの矢 (2d5) (+5,+5) (101/84) 3.6 kg

 こちらのハイエルフのお姉さんには、あらためて、反射機能が無い。かなり不安だ。なぜかわからないが、そんな気がする。
 さらに、レベル25の現在に至るまで加速が無い。これは不利だ。

 そもそも自宅インベントリが2ページ少々しかない。つまり、物をあまり拾っていないし、経験も少ないということがわかる。

 レベル25にしては厳しい状況だ。
 とはいえ、この状態こそがこのゲームの醍醐味ということもある。
「完成までの過程」を楽しむのがこのゲーム世界なのだから。

 さて、かごめさん、今日も共に地下に参りましょうか。

地下15階の攻防

 地下15階。

 しばらく進むと、トラップが連続してある通路が見えた。
 vaultというほどではないが、ちょっとした宝物がありそうだ。

 一度それを横目で見つつ、他の場所を平定することにした。

頼もしい仲間

 オークの群の中に突入し、オークキャプテンを仲間にする魔法をかけてみた。
 そのとたんに、かごめさんの色香に迷ったキャプテンは、元部下の殺戮に走るのであった。うわああ、見ていて辛いわぁ(他人事)。

 そのオークキャプテン氏は、こんなことを口走りながら剣を振るうのであった。

あなたのオーク・キャプテン「私は貴様を生かしておくこともできる、が、そんな理由はないな」
あなたのオーク・キャプテン「我が怒りを思い知れ!バカめ!」

 普段は単にうざいだけのこの独白なんだけど、味方だと思うとなかなか頼もしい感じになる気がしてきたのは不思議だわ。  おまけに、ここにいたのはこのキャプテンだけではなかったのだった。

あなたのオーク・キャプテンがウルク『ルグドゥシュ』に矢を放った。

 おお、やるわね。元上司にもあっさりと攻撃を仕掛けるとは、なかなかできることではないわ。
 さあ、もっともっと戦ってちょうだい。あたしの代りにね。
 あと、最後の「トドメ」はあたしに刺させるのよ。そうじゃないとあたしに経験値が入らないからね。いいわね、お願いよ。

 などと勝手なことを言っていたら、戦闘の現場にいたかごめさんのHPが、あっという間に真っ赤になった。何が起きたのかは良くわからなかったが、とにかくあわててテレポートした。あっさりと仲間を置いて。

 …我ながら酷いわね。

 例のごとく、少し離れたところに出現し、あわてて薬を飲んで体力回復にいそしむ。十分に回復してから、あらためて元の戦場に走る。

 我らがオークキャプテンはルグドゥシュさんに果敢に攻撃を仕掛けている。だが、さすがにユニーク相手では部が悪いようだ。助太刀に行かないとまずいことになりそうね…

 そう思いながら走っていく途上で、奮戦むなしくキャプテンが亡くなったというテレパシーが入ってきた。

 間に合わなかったわ…。ごめんなさいね、キャプテン…。

謎のトラップ出現

 その戦場に戻る途中に、何もなかったはずの場所で、突如「警告」が出てきた。
 トラップ感知は済んでいるはずの場所だ。

 あらためてトラップ感知をしたところ、@の周囲8箇所にトラップが仕掛けられていた。
 ということは、これらは今の瞬間に出現したということになる

 攻撃の特性的には、ウルク『ルグドゥシュ』によるものと考えられたが、そもそもこの相手はこの部屋にはいない。ドアもなく、そもそも別の部屋だったはずで、壁にさえぎられて視線も通っていなかった。

 なぜこれができたのか、よくわからない。

 もしかしたら、この敵にはテレパシー機能があり、その情報を用いてこちらの場所を特定してきたのかもしれない。だとしたら、かなり強敵だ。

 ともあれ、周囲のトラップを逐一解除しているうちに、当のルグドゥシュさんがどたばたと到着した。

 ここは正面戦闘しかない。ひたすら打撃を加える。殺戮の指輪でパワーアップされているかごめさんの打撃は、この汚い攻撃のユニークモンスターを無事に切り刻んだのであった。

 …そこ、どっちが汚いのかとか言わないの。あたしは誠心誠意、お友達になってもらっているだけなんだからねっ!

突入!

 さて、一通りオークユニークとの対決が済んだところで、残された最後の戦場に向かう。
 トラップが山のように仕掛けられている閉鎖空間である。

 西方向から閉鎖空間に突入する。

 まずは最強の敵と目されるファイヤージャイアントを相手にする。これと戦って倒したところでレベルが上がった。レベル26になったわ。…何か既視感はあるけど、まあいいわ。

レベル 26 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 7 増加した!
最大マジック・ポイントが 3 増加した!
ワーオ!とても強くなった!
ヴァイレの声が響き渡った:
「我がささやかなる賜物を受けとるがよい!
何かが足下に転がってきた。 <2x>

 実際の値はこんな感じだった。

能力 基本種族/職業/装備 合計 腕力 18/70 1 2 0 18/100 知能 11 3 -2 0 12 賢さ 16 0 1 6 18/50 器用 18 3 0 6 18/90 耐久 18/66 1 2 0 18/96 魅力 18/99 3 2 3 18/179

 うーん、やっぱりあたし、頭悪いのね。なんでなのかしら。そもそも知能ってどうやったら上がるのよ?

青い未知

 転がっていた『青い薬』は『レベルアップ』の薬だった。実はかごめさん、初めての遭遇であった。たぶん神様からの賜りものに違いない。

 また、
『鉄メッキのロッド』は『癒しのロッド』
『杉のスタッフ』は『邪悪存在退散のスタッフ (8回分)」
だった。

 これはありがたい!
 特に後者はこのあたりの階層で頻繁に遭遇するオーク軍団への対応に必須だ。
 おし頂いて地上に戻る。

 …ところで”鉄メッキ”って何なのよ。普通に錆びそうなんだけど。

巻きなおし

 この中階層が少し辛くなってきたので、地下1階からやり直した。
 とりあえず地下4階まで潜って、資源を貯めている。

 地下5階には街があったので、街でいろいろと売り買いした。
 そのあたりで、防具強化の巻物3巻を使ってACを3上げた。大切なことだ。

 また、地上の店で、巻物で武器を強化した。結果的に(+10,+10)まで上がり、打撃は4回で192となった。まだまだ小さいけれど、仕方がないのよね。

 一方で、なんだかお金が減っていく。3万$程度だった貯金が、25000$まで減っていく。浅い階層だとこういうものなのね。

感慨

 この人らしからぬ、単純な戦闘の繰り返しだ。
 どうしたものかと思うのだが、仲間を作ることにそれほどの効果がない気がしてきた。
 しかし、それでいいのだろうか。

殺戮の意味

『殺戮の』というのは、つまり、ダイス目が異なる武器装備、ということのような気がしてきた。
 今頃気がつくプレーヤーもプレーヤーだ。

上質装備

 地下7階にて、上質装備を持ち帰っては売る。あまりこれというお金にはならないが、かろうじて黒字というところ。

 次レベルまで残り13000。
 地下7階から地下8階に移行する。

夕方の風景

 戦いを終え、地上に戻る。
 街でこんな風景に出会った。

日が沈んだ。
猫が目を覚ました。

 ”日が沈んだ。”
 それ以外の情景描写はないが、それはそれで趣き深い。

 ”猫が目を覚ました。”
 なるほど、猫は夜行性だからなのね。
 こういうところ、このゲームは妙にリアルに出来ている気がする。

 薄暗くなった街を歩いて、今夜の宿に向かった。

予備入手!

 なんと、ブラックマーケットに『邪悪存在退散のスタッフ』が売られていた。しかも25%割引で。

邪悪存在退散のスタッフ (5回分) {25%引き}(d)を購入する。
すんなりとこの金額にまとまった。
しょうがない。
邪悪存在退散のスタッフ (5回分) {25%引き}を $3458で購入しました

 すかさず購入して自宅に置く。これは嬉しい買い物だ。
 この地上では別におしゃれグッズなどが売られていることはないので、かごめさんもあまり買い物を気にすることはないが、こういうものは話は別だ。いつ無くなるのかわからないものだから、買えるときには、きちんと買っておきましょう。

魔弾の射手

 さらに進んで地下8階での戦闘中。

 気がつくと東夷の射手に矢弾を打ち込まれてHPが240まで落ちていた。危ないことだ。この浅い階層にしてこの体たらく。まだまだ弱い。この状況で、よくもまあ地下16階とかまで降りていたものだ。

 もっとも、こちらの反撃一発で相手は沈黙した。さすがに『強力射のクロスボウ』だ。

 そこで拾ったのがこれ。

ガントレット [2] {高級品}

 久々の高級品のガントレットだ。

 鑑定したところ、『 腕力のガントレット (+1,+3) [2,+7] (+1)』となった。
 うーん、今のあたしには装備できそうにない。

いろいろなどたばた

 気がつけば知能が黄色。11に下げられていた。いつの間に、誰によって?
 というか、何で11で黄色なの?さっきのレベルアップでも11で普通だった気がするのだけど。

 よく分からないと思った。
 思いつつ、薬で元の緑に戻す。


 地下8階にて、この場所は好きになれないとのこと。
 しかし、何かわからないうちに帰ってしまった。


 次に、箱の中から『首切りソード』の上質品が2つも出てきた。一つ当たり2000$近くになった。かなり助かった。

『スピードのスタッフ』がBMで8778$。迷うが、買わない。ロッドなら買っていた。


 戦っても戦っても、経験値が増えていかない気がする。今回は自分自身で戦っているのに。


 地下9階にてガレ場ステージ。うれしいのだが、何かあるといいなあ。

 ここでは
『浮遊の硬革ブーツ [3,+6]』
を入手する。だが、当面は出番がない。

 さらに、地上の武器屋にて、
『 高速度のクロスボウ (x4) (+8,+9) (+3加速)』
が62000$。
 まだ買えないわ。残念。

 このあたりで辛くなってきたので、一度休むことにした。

息子その2登場

 さて、突然ではあるが、ここでプレーヤーの息子その2が登場する。

 息子その1はしばらく前から自分の@でプレイ中だが、息子その2もそれを横目で見つつ、自分でもこのゲーム世界に関与してみたいと感じていたようだ。
 ちなみに、この段階ではまだ幼稚園の年長組さんである。

 そこで、父がプレイしていたこのかごめさんを、しばらくこの息子2に預けてみた。

「ちょっと、なんてことすんのよ、あんた! よりによって初心者にあたしを預けるの!? しかも幼稚園児よ!?何考えてんのよっ!」

と、かごめさんはお怒りのご様子だが、まあ、地上と地下1階だけなので、少しの間息子2をよろしくおねがいいたします。


 ということで、仕方なく息子2に操作されるかごめさんであった。

 まず、世界が良くわからないので、しばらくは地上でうろうろしている。
 夜なので、周囲が見えない。永久壁に沿って歩くと壁が見えてくるのが面白いらしく、まずは街の内周を一巡りした。

 ちなみに、キーボードはあまりわからないので、矢印キーで移動している。なので、斜め移動はまだできない。

 しばらくして、地下1階に潜りたがったので、潜るコマンド(Shift+>)を教えた。

 地下では怖いらしく、なかなか動けない。かごめさんにはすでにテレパシーがあるので、周囲の敵はなんとなく見えている。

 そこに、緑色のkが近づいてきた。コボルトである。それに対して、当たってみるように指示したところ、見事に倒した。

 これで自信がついたようだ。そこからもう少し歩くようになった。
 しばらくの間あたりをうろうろし、様子を見ていた。

 上に戻りたいとのことだったので、地上に戻るコマンド(Shift+<)を教えたところ、街にきちんと戻った。

 途中途中にエンターキーを押すのを忘れて呆然としていることもあるが、これはまあ確かにこのゲームがわかりにくいかもしれないなあ。と父は思った。


 その後、息子その2は、とりあえず地上に戻ったり地下に潜ったりした。物を拾うgコマンドを教え、また地上で物を売るコマンドdを教えた。

 恐る恐る地下に向かい、いくつかのものを拾って地上に戻り、それを地上で売る。これを繰り返してお金を貯めるプレイを繰り返した。

 上質品を買い叩かれることがわかってきたので、『鑑定のスタッフ』の使い方を少し教えた。

 そこに息子その1がやってきた。
 息子その1はかなりプレイに慣れている。そこで、息子その2のプレイを見て手と口を出している。
 放置系の父とは方針が異なるようで、かなり厳しいことを息子2に述べていたが、兄とはまあそういうもののようだ。
 そのあたりで家族で出かけることになったので、しばらくして息子2(息子1も)はプレイを止めた。

父還る

 さて、お出かけから戻り、夕ご飯を食べ、父は再びこの世界に戻った。ちなみに、息子その2のかごめさん世界は分岐させた。息子2はしばらくかごめさんと共に低階層で訓練を受けることになるだろう。その後は、おそらく自分自身の@を作って1からプレイするのではないかと思われる。

 あちらのかごめさん、息子をよろしくお願いします。

 ということで、ここから先はまた父の戦いとなる。こちらのかごめさん、先ほどはお疲れ様でした。またよろしくお願いします。

防衛者の力

 武器匠で、『防衛者』が売られている。お値段は2万4000$程度。

 正直、かなり悩む。
 耐性については、よろいなどで賄えているのだ。

 それでも購入してみた。多機能の防衛者さんなので、持っていれば何かと融通が利くためだ。

地下11階の地獄

 さて、地下10階にて、なんと雰囲気が真っ赤だった。地下11階で真っ赤って、いったい何なのかしら?

 テレパシーで感知したところでは、白いqの字が、ピット地形の中に斜めに2列いるところが感知できた。

 この幾何学構造的な知覚がなぜ起きているのかはわからない。しかし、とりあえず、まちがいなくここが「劣化ビースト」のピットであることはわかった。

 このモンスターは、戦ってもほぼ何も得なことがない。触られてあらゆる装備が劣化させられるだけだ。得られる経験値よりもダメージのほうがはるかに大きい。

 ということで、ピットはそのままにして脱出した。


 その後、何回か同じく地下10階に潜り、いろいろと資源を集めた。

 一度だけ仲間を作ってみたのだけれど、結局背後から火を吐かれて、大切なレベルテレポートの巻物を燃やされてしまった。

 結局、火を吐く仲間は要らないことがはっきりした。

 そこで、火を吐く敵と対峙したときには、一度仲間にしておいて、それを即座に開放することで問題を解決することにした。
 姑息といえば姑息だが、必要な処置のように思える。

獲得!

 地下10階で入手した『獲得の巻物』を、地下11階に潜った瞬間に読んでみた。
 すると、なんと、加速+3の高級品『スリング』が出現したではありませんか。

 …すりんぐ…。

 悩んだが、それはそれ、加速は何よりも大事なのだ。

 ということで、クロスボウに変えてスリングを装備した。射撃レベルは伝説的から英雄クラスに落ちてしまったが、これでようやく加速がついたことになる。

オレンジ色の死の幻

 同じく地下11階にて、広い水場の中に出現した。特に問題はない。そう思えた。

 だが、そこで気がつくと、雰囲気がピンク。そう、ピンクだ。

恐ろしい死の幻が目に浮かび、気絶しそうになった!

 また?というか、今度はいったい何なの?

 西側の一帯はすでに探索が済んでいる。特に何もない。

 ということは、東の未探索地域に何かとんでもないものが潜んでいることになる。先ほどの劣化ビーストのピットですら、赤い警告だったのから、さらにそれ以上の何かということになる。

 ちなみに、まだ地下11階である。

 以前、トニー谷さんの冒険時に、地下13階で同じ死の幻を見たことがあった。そのときは、赤いCのピットが原因だった。幸いにも、このときのトニーさんには火免疫があったため、問題なくヘルハウンドの群を平らげたのだが。

 今回は果たして何があるのだろうか。


 東のほうに、何か不気味に沈黙する空間がある。
 遠方からのテレパシーでは中身が検知できない。


 ゼリーピットだろうか。だとしたら、どうということもないのだが。


 そこに近づいてみて、愕然とした。


 オレンジ色のpだ!オレンジのpが、みっしりと枠の中にひしめいている!


 なんと、この地下11階で、よりによってソーサラーのピット!

 ヘルハウンドの比ではない超脅威だ。ドラゴンピットなどよりも脅威度ははるかに高い。通常では地下20階以降で見る召還使い。一人でも召還状態によっては大変なことになるソーサラーが、よりによって100匹のピット!
 しかも、ここは地下11階だ。

 このゲームプレイで始めて遭遇する、ソーサラーのピットだ。
 そう、プレーヤーも始めてなのだ。


 …控えめに言って、”やばすぎる”わよ。


 あのハーフオーク戦士@ですら、一瞬躊躇するところだ。まあ、あの人なら、しばらくはまじめに戦って倒しておいて、最終的には数名を生かしておいて召還をしてもらってドロップを稼ぐことくらいはしてしまうでしょうけど。強いから。

 だが、このかごめさんは、そもそも一人を相手にすることすらできないに違いない。
 仮に、お友達戦術が成功したとしても、そのソーサラーが召喚する仲間をコントロールする魔法力の負担(ツケ)は、おそらくかごめさんに回って来てしまうだろう。そうなると、あっという間にMPが潰えて終わってしまう。

 これはもうだめね。
 こちらに向かっている人もいるようだけど、ピットを刺激せずに、素直に撤収することにした。


 静かに地上に戻り、道端に落ちていた上質品を店に下ろす。多少のお金になる。


 今はここが限界。


 その後、もう一度潜ってみたが、今度は先ほどの反動か、本当に何もなくなっていた。

 さらに地下12階でも、『岩石溶解のロッド』を識別して(こんなものまでまだ識別していなかったことに驚いた)、ついでに白鮫と友達になったくらいだ。

まとめ

 ということで、今週はこれで終わりとした。

 かごめさんも、アランゴルの兄貴と同じく、苦しい感じの週となった。最後の方にあった「ソーサラーピット」は、地下11階で遭遇するのは異常中の異常事態であり、怖かった。あんなことはこれまでの3年のプレイで初めてだ。

 そう、もうプレイを開始して実時間で3年が過ぎていたのだ。

 それもあって、なんとなく、プレイするのが辛くなった。

 それでも、今週は「加速+3」を手に入れることができたのは僥倖だったといえるだろう。

 そして、かごめさんのプレイの意味が問われていた気がする。仲間を作るプレイと、その意味は何なのだろうか。

 次レベルまでは約5000の経験値が必要となる。
 さて、どうなりますことやら。

 それではかごめさん、またいずれ。


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