TinyAngband日記 第14巻

第140週 攻撃装備実験

 この週は週末にイベントがあり、また積み上がったお仕事がプレーヤーを押しつぶしかけていたこともあり、TinyAngband世界には出向かなかった。

 もしプレイするとしたら、蛮野君のターンか、さもなければ、放置している「短愚蛮怒」の@の皆さん(というほどはいないけど)ではないかと思う。いずれにしても、また来週、というところだ。

 息子その1ならびにその2もこの地下世界以外のところで遊んでいたようだ。

 なお、息子その1は、自分でTRPGを作ろうと画策している。8歳にして、なかなかすごいと思う。父よりも「遊び力」があると思った。いつか実を結ぶといいのだが。

暴威観察記録

 プレイはしなかったが、少しだけハーフオーク戦士を呼び出して、地上で武器の比較などをしてみた。

 現在この戦士は、*鑑定*機能を備える『エルフの銘入りスモールソード』を装備している。そもそもが「ドロップ*鑑定*機能」目当てであり、打撃力としては(1d9)の『スモールソード』なので、攻撃面でのインパクトには元来期待できない。

 ただし、現在この戦士は割ととんでもない”打撃強化型装備”をしている。
 具体的には、こんな感じだ。

力のミラー・シールド『耀鷹』 (+4,+5) [10,+11]
★力の指輪『ネンヤ』 (+11,+11) (+2)
追加攻撃の指輪 (+2攻撃)
勇者のアミュレット (+7,+6) [+7] (+7)
☆ミスリル製鎖かたびら『ハヌバラド』 (+6,+25) [20,+10] (+3)
☆エルフのクローク『ドルアング』 (+22,+9) [4,+12] (+4加速)

 特にすさまじいのは防具である。防具なのに、鎖かたびらとクロークの二つで、合計すると(+28,+34)という割ととんでもない攻撃補正値を示している。これを含めて、武器の如何によらず、この@は常に(+50,+56)の「2回攻撃」という打撃力を持っている。

 なので、本来ならば「打撃には期待できない」『エルフ*鑑定*ソード』であっても、『追加攻撃の指輪(+2)』の効果を含めて、打撃力としてはなんと「860」を超えている。しばらく前の装備では、あの強大な『★苦痛のグレイブ』をもってしても、全力打撃でせいぜい700程度だったことを考えると、割ととんでもない値だ。スモールソードでこの威力か。

 では、他の武器ではどうなるのだろうか。
 少々気になった。

 そこで、なんとなくだが、自宅に所蔵しているいろいろな「すごい武器」を装備して、この装備でどの程度の打撃力が期待できるのかを試してみた。

 まずは『★リンギル』先生。なんといっても(+19,+22)の超攻撃力だ。これがいきなり1062の値を叩き出した。さすがである。ついでに加速+10は魅力的だ。
 この@の現状の装備だと、実は加速は素で+16程度までしかないため、深層を旅するには少々不足気味という印象である。その意味で、この『★リンギル』先生を装備する意味は十分にあるだろう。

 次に御大『★苦痛のグレイブ(+11,+30)』様。こちらはなんと1200を越えてきた。以前にも確認したことはあるが、あらためてとんでもない値だ。しかし、こちらには他の機能は一切ない。実に潔い単打打撃特化型装備だ。ここまで極端な打撃力だと、それならそれでまた善し、という気になる。

 他にも、錚々たる面子を試してみる。

 たとえば、『★鍛冶の司アウレのウォー・ハンマー』なども、普通に1000を超えてくる。それはそうだろう。神様の武器なんだし。

『★スピア『アイグロス』』は+25という強大な打撃力が功を奏してやはり1000を超える。なかなかイカす槍だ。

『★つらぬき丸』も、+2回の追加攻撃が功を奏して1039という値だ。同じく追加攻撃+2をもつ『★ギレッター』も1045。ほぼ同じレベルである。攻撃回数が多い武器は当然期待値も高くなる。

『★エオウィン姫のバスタード・ソード』は惜しくも1000には届かないが、960を超えている。なんと言っても加速+4だ。問題はない。

 時折お世話になる『★アランルース』の兄貴は意外なことに936。エルフソードよりは大きいが、そこまでの値ではない。もっとも、この兄貴は浮遊機能と鋭い切れ味、そしてこちらも加速+4が売りなので、十分な値である。

『★ナインの戦闘用つるはし』はちょうど900。
『★ドワーフのバトル・アックス (3d8) (+12,+17)』は892と900に少し届かない。
『★不死ドゥリンのグレート・アックス (4d4) (+10,+20) 』はなんと999。
 なるほど、ドワーフの皆さんはこんなところらしい。

『☆切り裂きの大鎌『グアメルロン』 (8d4) (+18,+20)』は968でいい感じ。
『★モーニング・スター『血流の刺』 (3d6) (+8,+22)』はさすがに1021と1000を超えてきた。

 さらに、本体に2回追加攻撃機能を持つ『吸血装備の銘入り切り裂きの大鎌』はなんと1150である。なんといっても全部で10回攻撃だから。これはこれで十分すごいものだ。

 この値を見ると、この装備、吸血機能を考慮に入れなくとも十分に巨大な打撃なので、普通に使ってもいいんじゃないかという気がする。『★苦痛のグレイブ』に次ぐ立派な打撃値だ。

『(妖刀)グレート・ソード『碧隼』』は7d6というサイの目の値と+21という打撃力の相乗効果で1187。うひょー。これはこれでなかなかすごい。ネガティブ要素が大きいのでたぶん使わないけど。

 火免疫のある『★アザガル王のマンゴーシュ』は909となった。普通に考えればとんでもない打撃力であるが、少々寂しく感じてしまうのは致し方ない。でもほら、火免疫だし。問題ないよね。

 ついでに、自宅にあった、特殊でも何でもない、ただの『ダイヤモンド・エッジ(+10,+10)』も試してみた。すると、これがなんと1050という値を示したではありませんか。
 素でこれなの?! すごい武器だわ。素質があるのだなあ。

 さらに、この武器は、通常の打撃力に加えて、「切れ味」の効果で、敵をばっさばっさと切り裂くことができる。少しだけ潜って試験プレイをしたところ、あの硬い「鉄ゴーレム」をバターのように切り裂いていた。出会い頭の一撃で、一気に体力ゲージを3つ4つ削っていたりして、鉄ゴーレムがまるで「普通のモンスター」のようだった。
 いやはや、驚いた。
『ダイヤモンド・エッジ』さん、半端ねえっす。


 しかし、あらためて様々な装備を確認してみると、実は、多くの装備は、打撃自体は増加するが、それ以外の特性がどことなく落ちてしまうことがわかってきた。たとえば、耐久力や器用さが***で無くなる、隠密が不足する、などである。

 その一方で、この『エルフの銘入り*鑑定*スモールソード』が実は存外良いアイテムではないかと思えてきた。

エルフのスモール・ソード『蒼鷹』 (1d6) (+17,+12) (+2隠密) {{+知器魅隠r恐;遅明/オト巨!!}}
始動したときの効果...
*鑑定* : 75 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは知能に影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはトロルに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは恐怖への完全な耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。

 この強靭な戦士@は、種族と職業の関係で、知能とか魅力とかそういったあたりがいま一つである。さらに、器用さもカンストまでには微妙に足りない。この男、本質的には不器用なのである。ついでにいうなら、種族的にがさつな?ハーフオークなので、素の隠密などないに等しい。

 だが、この『エルフの装備』は、そのあたりの弱点を上手くカバーしてくれているのだ。知能とか魅力とかをいい感じにフォローしてくれる。ついでに隠密にも+2してくれるので、「超越」とまでは行かなくとも、「卓越」水準まではもっていってくれる。

 打撃的には”それなり”(というか明らかに普通のロングソードなどよりも弱い)なのだが、能力のカバーリングと始動機能で、ある意味よい形を整えているという気がしてきた。

 なるほどなあ、と思ったのであった。総合的に見て、意外にこの装備も悪くはないんだな。

 オークとエルフは互いに相反する種族だが、それゆえに、このハーフオーク戦士がエルフ産のアイテムを装備すると、全体のバランスが取れるということなのだろう。

 しかし、せっかくなので、近いうちに、自宅にある『ダイヤモンド・エッジ』に『アーティファクト生成の巻物』をかけて、『*鑑定*機能もあって打撃力もある武器装備』を生成してみたいものだと思った。
 夢のような話だが、いつか試してみたい。


 ということで、この週はこれで終えた。

第141週

 今週は実ははるばる遠方に出張である。大都会の海辺に来ている。そして、いつものとおり、とても足が痛いプレーヤーである。蓄積した疲労も相まって、正直、辛い。

 とはいえ、昼の用事が終わると夜は特にすることもなく、学生諸君のレポートをチェックしも、2週間ぶりに少しだけこの世界に潜ってみたいと思った。

 さて、今週は順番的には蛮野君だろうか。
 ごきげんいかが、1,2,3。(あまり意味はない)

ドゥナダン パラディン 重騎士 レベル 31 経験 294425 $ 880845 |[}=="*((]]] 腕力 !18/160 知能 :18/111 賢さ :18/154 器用 :18/139 耐久 :18/193 魅力 :18/104 AC( 109) HP 598/ 598 MP 174/ 174 名前 : 蛮野ゼロ 性別 : 男性 年齢 55才 腕力 ! 18/130 種族 : ドゥナダン 身長 203cm 知能 : 18/111 職業 : パラディン 体重 84kg 賢さ : 18/154 魔法 : 生命 社会的地位 57 器用 : 18/109 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/163 魅力 : 18/104 打撃修正 (+16,+43) HP 544/ 544 打撃攻撃 :伝説的 [5] MP 174/ 174 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 214 レベル 31 隠密行動 :卓越 経験値 294425 射撃修正 (+23,+18) 最大経験 294425 知覚 :英雄的 射撃倍率 x5.75 次レベル 322500 探索 :英雄的 射撃回数 1.66 所持金 880845 解除 :卓越 魔法道具 :超越 AC [25,+81] 日付 22日目 22:13 加速 (+26) プレイ時間 63:46:16 赤外線視力:60 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 2 0 18/130 ............. 知能 18/81 2 -2 3 18/111 .....s3...... 賢さ 18/94 2 1 3 18/154 .....s3...... 器用 18/89 2 0 0 18/109 ............. 耐久 18/93 3 2 2 18/163 .......2....s 魅力 18/64 2 2 0 18/104 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ...+..+....+. 耐麻痺 : .....+....... 耐電撃: .......+..... 反射 : .+........... 透明視認 : .....++..+... 耐火炎: ..*....+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +.....+...... 耐冷気: .......+..... 火オーラ: ............. テレパシ : .........+... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : .....+....... 耐恐怖: .......+..... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ..........+.. 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: .....+...++.. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ............. 耐混乱: .....++...+.. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ..+...+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ..........+.. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : (吸血)グレート・ソード『猛虎』 (3d6) (+8,+10) {|電} 10.0 kg b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+10] 5.0 kg c) } 射撃用 : ☆クロスボウ『アエゴロド』 (x5) (+15,+18) [+5] {*炎;明倍射|焼} 3.0 kg d) = 右手指 : スピードの指輪 (+13) 0.1 kg e) = 左手指 : ダメージの指輪 (+11) 0.1 kg f) " 首 : 賢者のアミュレット [+6] (+6探索) {+探赤r盲乱;麻視警(知賢} 0.2 kg g) * 光源 : ★スラインのアーケン石 (+3加速) {+速知賢r乱;視経明!!} 0.3 kg h) ( 体 : 耐性の軟革よろい『燦虎』 [4,+13] (+2) {+耐r恐} 4.0 kg i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+7] (+4隠密) 0.3 kg j) ] 頭 : 鋭敏の宝冠 [0,+7] (+7探索) {感!!} 2.0 kg k) ] 手 : ドラゴン・グローブ [4,+7] {r暗盲乱獄} 1.5 kg l) ] 足 : ★フェアノール王の硬革ブーツ [3,+20] (+10加速) {+速!!} 2.0 kg a) ? 4冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 6.0 kg b) ? 3冊の 生命の魔法書[上級祈祷] 4.5 kg c) ! 13服の ヒーローの薬 2.6 kg d) ! 17服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 3.4 kg e) ! 6服の 経験値復活の薬 1.2 kg f) ? 13巻の テレポートの巻物 {25%引き} 3.3 kg g) ? 5巻の レベル・テレポートの巻物 1.3 kg h) - 3本の 岩石溶解のワンド (36回分) 1.5 kg i) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg j) _ 2本の スターライトのスタッフ (2x 4回分) 5.0 kg k) _ 邪悪存在退散のスタッフ (8回分) {Elbereth} 2.5 kg l) { 79本の 鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+6,+6) (189/315) 11.9 kg

 この気合の入ったパラディンは、初期に入手した『スピードの指輪(+13)』、天下無双の加速装置『★フェアノールブーツ(+10)』、そして前回入手した『★スラインのアーケン石(+3)』の3つの装備で、なんと常時+26の速度を叩き出しているスピードキングである。

 ただし、打撃は4回打撃の214しかない。パラディンなので仕方が無いとは言え、いささか寂しい気もする。つい先日まであの強大強力なハーフオーク戦士を経験してしまっているゆえか、なんとも不安に感じてしまうプレーヤーなのであった。
 なんといっても、あちらは「打撃が1000を超えるかどうか」を試験しているのだから。こちらはわずか五分の一である。

 そのあたりをトゥルカス様のご加護で何とか乗り切ろうとするのも狙いの一つだが、それにしてもパワーが弱い。

 だが、新しい@の中ではこの蛮野君が一番気合を入れている気もするし、運も良い気がする。だから、がんばろう。

 知覚と探索が英雄レベルなのは『鋭敏の宝冠』のおかげだが、これもパラディンらしい気もする。

 今回の探索は、パラディンにおける『★アーケン石』の効果を確認するという面が大きくなりそうだ。

 さて、トゥルカス様ご加護の重騎士のパランディンよ、時間もないので少しだけだが、地下に潜ってみようではないですか。

 Here we go, evreybody, com'n Rock'n roll! (これにも深い意味はない)

地下20階にて

 出現したのは地下20階。正直、ちょっと今のこの@には荷が重い気がしてならない。どの@も最近そんな感じだ。深く潜るのは初めてだったので、これまでみんな一気に行き過ぎていたのだろう。

 さて、今回は何をおいてもやることは一つ。


「始動!★アーケン石!」


 その瞬間に、首から提げていた七色の宝石がまばゆく輝き、そしてこのダンジョン階全体の構造図を@とプレーヤーの心に投影したのであった。

 やはりこれは便利だ。

 しかし、このアーケン石も、実はトラップまでは教えてくれない。
 そこで、どうしても『トラップ感知のロッド』が必須になるわけだ。

 わけだ。


 わけだ。


 ええ…そこで、『トラップ感知のロッド』を置いてきてしまっていることに気がついたのだった。
 前回の最後にどたばたしていたためであろう。
 これはうっかりしていた。

 もう仕方が無い。ないならないで、手探りで進む他はない。元来、冒険というのはそういうものなのだ(開き直り)!

微妙アップ

 じわじわとオークやトロルなどを退治しつつ進む。
 そんなところで、道端に小さな巻物が。これを読んだところ、こんな感じになった。

武器精度強化の巻物がある。
(吸血)グレート・ソード『猛虎』 は明るく輝いた!

 おお、強化に成功したようだ。結果として、
『(吸血)グレート・ソード『猛虎』 (3d6) (+8,+10) {|電}』

『(吸血)グレート・ソード『猛虎』 (3d6) (+9,+10) {|電}』
となった。

 よいことである。世界の進歩の大半は、微々たる事柄の積み重ねだからだ。

 次いで、こんなものを拾った。

耐性のアミュレット {r毒}
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない

 端的に言えば、使わない。とはいえ、『耐性のアミュレット』自体は軽くてそこそこ高く売れるので、お土産として持ち帰るのによいものだ。

上昇!

 一通り巡ったところで、まだインベントリに余裕があった。
 そこで、一気に2階層上に上昇した。

 それでもまだ地下18階である。
 対ナズグル装備である『スターライトのスタッフ』がまだ必須な世界だ。

無為な啓蒙

 またもや、早速『★アーケン石』で世界を理解する。

 だが、その直後に『啓蒙の薬』を拾ったので、とりあえず飲んでしまう。
 当然だが、知覚は何も変わらなかった。

 そうなんだよ。蛮野君にとって『啓蒙の薬』は無意味になったんだ。少し悲しい。自宅にもいくつかあったはずなのだけど。

 まあ、『★スラインのアーケン石』の効果が絶大であることがあらためてよく分かったのであった。ある意味、トーリン・オーケンシールド王がこの宝石にこだわったのも分かる気がした。

静かなる回避

 不気味な空間に対して「モンスター感知」をかけたところ、見事にjの群れであった。
 酸免疫のない今の蛮野君にとって、闘ってもよいことは何もない。
 静かに回避する。幸いにも、あちらも静かなままである。

 モンスター感知、大事だよね!
 いつか酸免疫が手に入ったら相手をしていただこう。
 それまでは、ゼリーピットに対してはひたすら雌伏の時が続くのだ。

とくべつ!

 地下18階で拾ったハルベルトが、持ち歩いているうちになんと”こんなこと”を語りかけてきたではありませんか。

『ハルベルト (3d5) {特別製} 』

 おお、すごいぞ!
 なんだろうなんだろう。

 ハルベルトの★装備はあまり記憶にない。おそらく☆装備ではないだろうか。

 まずは通常鑑定から。
 てぃっミ『鑑定のロッド』

 じゃーん。

☆ハルベルト『ヒンメルロン』 (3d5) (+20,+20) (+4)

 なるほど、予想通りの☆装備。

 3d5の(+20,+20)とは、これはなかなか派手な打撃攻撃が期待できそうだ。
 打撃が弱い蛮野君ならではの有効装備になるのではあるまいか。
 ついでに何かを+4してくれる。なんだろうなあ。

 そこで、地上でまじめに*鑑定*してみた。

☆ハルベルト『ヒンメルロン』 (3d5) (+20,+20) (+4) {+知r毒;感浮}
それは知能に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。
それは宙に浮くことを可能にする。
それはテレパシー能力を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 おお、なんと、「テレパシー」と「浮遊機能」が同時にあるではありませんか。まじか。もしかしたら、実は今、蛮野君は”浮遊していない”気がするんですよね。もしかしたら『★フェアノール王のブーツ』で実質浮いているような気もしないではないのだが、よくわからないのであった。

 ついでに、知能に+4してくれるのはたぶん良いことであろう。

 さて、長らくプレイしてるが、実はこの「テレパシー」と「浮遊機能」の組み合わせにはなかなかお目にかからない。どちらも”ないと戦いにくい機能”だが、これ一つで両方が充当できるのは便利な気がする。なくなると痛い装備、ということになってしまうので、あまりこれに頼りすぎるのはどうかという気もするが、予備機能として備わっていると思えばありがたいことだ。
 さらに、精度も打撃力もともに+20ということでとても高い。純粋に「武器」としてもよい装備である。

 ついでといっては何だが、毒耐性も加わるので、これで耐性が「轟音」以外すべて埋まることにもなる。

 これを装備したところ、打撃期待値は248まで上がった。なかなか大きな効果だ。

 ふと思い立ち、『ダメージの指輪+11』を『追加攻撃の指輪+1』に交換したところ、この値が255まで上がってきた。なるほど、攻撃ダメージ修正値が大きい装備はこちらの方が効いてくるのだ。なんといっても+20は大きい。

 とはいえ『吸血装備』は”ないと怖い”気がした。ここから先に潜っていく中階層は、オークや、あるいはドラゴンなどの凶暴な”生き物”が跋扈する恐ろしい世界だ。やばい奴らに囲まれたときの吸血装備の鉄板さ加減は嫌というほどよく知っている。外すわけにはいかない。

 そこで、このありがたい『☆ハルベルト』は、いったんは自宅に待機していただくこととした。でも、いつか必ず使う機会がありそうな気がする装備だ。打撃力が大きく、なおかつこれ一つで「浮遊」と「テレパシー」を実現できるというのは、他の装備との兼ね合いも踏まえると、十分に装備の選択肢に入り得るだろう。交換装備として持ち歩くという選択肢もあるかもしれない。

 そして、指輪も元に戻しておいた。

まとめ

 今週はこんなところで終わった。
 わずか1回の探索だったが、それでも得たものは大きかった。

 いずれにしても、ここから先は、いろいろと物資の貯蔵に励むことになると思われる。このドゥナダンも、引き続き長い流浪の旅をすることになるだろう。

 それでは蛮野君、次にまた会う日まで。
 You and me, me and you, Let's Rock'n roll. (最後まで意味はない)

第142週

鋭い吸血

 なんとなく、先々週に行っていたDr.Whoの装備改善が気になった。

 そこで、自宅から『アーティファクト生成の巻物』と『ダイヤモンド・エッジ』を持ち出し、地下に潜って運試しをすることにした。
 正直、あまり深く考えていたわけではない。

 さて、お金を払って地下に送ってもらったところ、なんと地下25階に出現した。視界の中には青いDとか緑のMとかが佇んでいらっしゃる。

 他の@ならかなりびびるところではあるが、そこはDr.Who、さほど気にすることもなく、さっさと巻物を読み上げることにした。

 ていっミ『アーティファクト生成の巻物』

 そこで出現したのが、なんとこんなものだった。

『☆ダイヤモンド・エッジ『ディンソル』 (7d5) (+17,+13) (+2攻撃) {+攻具赤r電炎轟|焼吸切/オ動!!}』

 むむむむむむ。

 これ、なんだかすごい気がする。

 もちろん、期待していたのは「*鑑定*」機能なわけだが、それはそれとして、この武器装備はちょっとすごい。

 詳しく見てみよう。

 地下25階を適当に征服したところで、地上に戻って*鑑定*して、記号を言葉に翻訳してみた。

☆ダイヤモンド・エッジ『ディンソル』 (7d5) (+17,+13) (+2攻撃) {+攻具赤r電炎轟|焼吸切/オ動!!}
始動したときの効果...
アシッド・ボルト(5d8) : 6 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは打撃回数に影響を及ぼす
それは火炎によって大きなダメージを与える
それは敵からヒットポイントを吸収する。
それは非常に切れ味が鋭く敵を切断することができる。
それはオークに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 始動機能のアシッド・ボルトはおまけみたいなものとして、まずは打撃回数が+2なのだ。これだけである意味トンでも装備である。よりによって7d5の武器の2回追加攻撃とは。
 最終的な打撃力は、なんと1316を記録した。

 そう、あの『★苦痛のグレイブ』さんを超えてしまったのだ。
 なんということか。+2回攻撃は伊達ではないということだ。

 さらに、良く見ると、これ、なんとなんと、「吸血機能」もあったりする。
 おいおい、鉄板じゃないの。

 さらにさらに、元来が『ダイヤモンドエッジ』なので、非常に鋭く、敵を切断することができるのだ。
 ついでに武器自体に”火炎修飾”があり、火に弱い生き物にはさらにダメージを追加してくれる雰囲気である。

 もっといえば、「自然界の動物」というカテゴリのモンスターに対しては、ただでさえ強力な打撃にさらに打撃力を加算してくれる。対オークも同様である。ドラゴンが自然界の生き物なのかどうかについてはよくわからないが、一撃が1300もあれば、そのあたりはどうでもよい感じだ。

 つまり、この装備は、生き物相手には「火炎&吸血&特に恐るべき力」機能で、ゴーレム相手には「切断ぶった切り」で対応できるのだ。しかも、1300越えの最大級の打撃力で。

 なんということか。

 とんでもない装備ではないですか。

新たなる願い

 そこでどたばたしているうちに、実は、もう一つとんでもない物を入手してしまった。

 オークとの戦闘の跡地で、なにやら地味に輝く一本のステッキが。
 なんだこれ。拾ってみよ。

 ん?なんかこれ、見覚えがある。もっとも、この@、大概のモノはすでに見覚えがあるわけだが…しかしこれ、何かとても大事なものではなかったか…?

 とりあえず手に取ってみる。

願いのスタッフ

 うわあああ。なんだなんだ。なんなんだ。

 これで4本目だ。なんてこった。
 とはいえ、この万能アイテム、正直、使いようがないので自宅に溜まっていく一方、という感じになってきた。

 …『★ヴィルヤ』さんをこれでお呼びしてお使いなさい、という神様からの思し召しなのかなあ。

 でも、それをやってしまうとゲーム世界が終わってしまうことに一歩近づいてしまうのですよね。それって寂しいんですよ、神様。

 ヴィルヤさんはいつか自然体で拾いたいものだと思っているのです。もし可能ならば。

#実は可能性として、以下のような「危惧」もある。
 かつてこの@が『願いのスタッフ』でいろいろな実験をしていた際に、この『★ヴィルヤ』を呼び出していたことがあった。その世界は基本的には並行世界であるはずなのだが、もしかしたら、『★ネンヤ』様をを拾ったあたりのプロセスで、その世界を継続させてしまっていた可能性が否定できない。
 一度その存在を確定させられた★装備は、実はもう二度と出てこないという話もあるので、もしかしたらだが、この@には『★ヴィルヤ』様はこの世界では決して自然光臨しない可能性もあるのかもしれない。
 けだし、このあたりについては、記憶も記録もあいまいだ。

魔法のランプ

 なんとなくもう一度潜って見た。
 そうしたら、こんなものを拾ってしまった。

☆フェアノールのランプ『翔龍』 (+2隠密) {+魅隠r毒}
始動したときの効果...
アイス・ボルト(6d8) : 7 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは永遠なる明かり(半径 2)を授ける。
それは魅力に影響を及ぼす
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん。レア物はレア物なのだが、あまり必要性は感じない。もっとも、今のこの@は、どんなものでもたいてい必要性は感じない。

 珍しいものだけど、珍しいだけなんだよなあ。

 とはいえ、珍しいというこの一点において、とりあえず持ち帰ることにした。こんなレアもの、いくらなんでもここに置き去るのはどうかと思えたからだ。

 なお、この階にはソーサラーさんがお二人もいらしたこともあり、他にも、いろいろなものを拾ってしまったので、とりあえずそのあたりを少々細かく記述しておく。

 なお、これらは、すべて*鑑定*機能を持った『エルフの銘入りスモールソード』があるからこそのデータである。
 やっぱり便利だよね、この機能。

 などと思いつつ、こんな高級品を見つけたりもした。

耐酸のフル・プレート・メイル『嵐鷲』 (-3) [15,+13] {*酸}
それは酸に対する完全な免疫を授ける。
それは酸への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。

 うーん、純粋な「酸免疫」のみの鎧装備か…いやはや、なんと言うのか、困った感じだ。他の@に譲渡したくなる。

 お次はこちら。

麻痺知らずのドラゴン・グローブ [4,+9] {r毒暗;麻}
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 珍しいことは珍しいのだが、必要かといえば必要ではない。

 こちらはどうだろう。
 

至福の地アマンの毛皮のクローク [3,+14] (+1隠密) {r轟}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これも、ありがたいものではあるのだけれど、この@には不要なんだよねえ。

 次。

耐電の革製スケイル・メイル『猛龍』 (-1) [8,+10] (+3) {+腕}
それは腕力に影響を及ぼす
それは電撃への耐性を授ける。
それは電撃では傷つかない。

 同じだなあ…。

 次。

ドラゴン・アーマー [15,+11] {r酸冷毒}
それは酸への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うん、同じような感じ。

 はいでは次。

デーモンスレイヤーのショート・ソード『紅虎』 (1d7) (+9,+6) (+2) {+耐r轟}
それは知能に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは火への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。

 同上。

天才の処遇

 上記の高級品の皆様は、すべて世に出ていただくこととした。

 ところが、『☆フェアノールのランプ『翔龍』 (+2隠密) {+魅隠r毒} 』をいざ売ろうとしたところ、BM以外はほぼどこにも扱ってもらえない。美術商の扱い品のリストに出てきてくれないのだ。

 例外は光源を扱っている雑貨屋さんなのだが、上限が300$ということで、これでは話にならない。以前もこんなことがあったような気がしてきた。

 仕方なくBMに持っていくが、ここでも買値はせいぜい3000$という程度だ。
 ちなみに、売値のほうは34000$程度。BMにして、あまりこれというものではないという感じだ。

 この『☆ランプ』は天才の所業というか成果物なわけだけれども、なぜか「美術品」としては扱ってもらえないところに、そこはかとない哀しみを感じた。実用的だからなのかなあ。それとも、製作者のフェアノールさんが世間様から何か怨みでも買っているのだろうか。

武器の比較観察記録

 さて、先ほどから、『☆2回攻撃吸血ダイヤモンドエッジ』を装備して戦っている。こう書くとなかなかすごいぞ。

 だが、不思議なことに、この『☆ダイヤモンドエッジ』について、特に強力という印象がない。むしろ、エルフのショートソードよりも倒すまでの打撃回数が増えているような気すらする。

 なんだろう、これ。

 そこで、鉄ゴーレムなどを相手に、戦いの様子を細かく観察してみることにした

vs 鉄ゴーレム記録

 さて、最初は『エルフのスモールソード』だ。

鉄ゴーレムを攻撃した。 <3x> 手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。 <5x> ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムの攻撃をかわした。
殴られた。
かわした。
体当たりされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。 <2x> 鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> 鉄ゴーレムを倒した。

 ログでは長く戦っているように見えるが、見た目はボタン押し一発で体力ゲージを半分程度削っていたりしていて(たぶん攻撃x5のあたりか)、かなり効果があるような気がしてしまう。
 
 次に鉄ゴーレムさんと遭遇した際に、今度は『☆ダイヤモンド・エッジ』を装備してみた。

ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
鉄ゴーレムをグッサリ切り裂いた!
鉄ゴーレムを斬った!
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> かなりの手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。 <5x> ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。 <2x> 鉄ゴーレムに殴られた。
殴られた。
体当たりされた。
かわした。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
鉄ゴーレムを倒した。

 うーん、グッサリと切り裂いているけれども、何か微妙に効率が悪いような気がしないでもない。なんだろう、これ。

 次は、同じく『☆ダイヤモンド・エッジ』でヒドラを相手にしてみた。

ヒドラを攻撃した。
刃がヒドラから生命力を吸い取った!
ミス! ヒドラにかわされた。
ヒドラを攻撃した。
ヒドラをグッサリ切り裂いた!
ヒドラを斬った!
ヒドラを攻撃した。
ヒドラをグッサリ切り裂いた!
ヒドラを斬った!
ヒドラを攻撃した。 <5x> ヒドラをグッサリ切り裂いた!
ヒドラを斬った!
ヒドラを攻撃した。
ヒドラを葬り去った。

 上記は、事実上攻撃ボタンを”一回”押しただけで発生した。これはこれですごい。
 このヒドラさんはこちらの攻撃を避けなかったらしく、ダイヤモンドエッジが問題なくあっさりと切り裂いていた。動きが遅いためだろうか。

 吸血も一度だけ機能しているが、むしろ、ヒドラも動物だと思うので、むしろ「自然界の動物に恐るべき力を発揮する」という機能の発現の方が優先されたのだろうか。

 やはり『ダイヤモンド・エッジ』は強力なのかもしれない。

 次にもう一度鉄ゴーレムと。

鉄ゴーレムを攻撃した。 <3x> ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。 <4x> ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
鉄ゴーレムをグッサリ切り裂いた!
鉄ゴーレムを斬った!
鉄ゴーレムを倒した。

 こちらも、事実上攻撃ボタン「一発」だ。

 次に、もう一度『エルフのスモールソード』を装備してヒドラと戦ってみた。

ヒドラを攻撃した。 <5x> かなりの手ごたえがあった!
ヒドラを攻撃した。
手ごたえがあった!
ヒドラを攻撃した。
かなりの手ごたえがあった!
ヒドラを攻撃した。 <2x> かなりの手ごたえがあった!
ヒドラの攻撃をかわした。
かわした。 <3x> ミス! ヒドラにかわされた。
ヒドラを攻撃した。 <2x> 会心の一撃だ!
ミス! ヒドラにかわされた。
ヒドラを攻撃した。 <4x> ヒドラを葬り去った。
何かが足下に転がってきた。 <2x>

 このヒドラにはかわされている。また、戦い自体が割と長いように見える。
 この中で、「手ごたえがあった」「かなりの手ごたえがあった」という表示の意味が良くわからない。
 さらにここでは「会心の一撃」も出ている。

 ダイヤモンドエッジにおける「斬った」「グッサリ切り裂いた」等の表現と、エルフソードにおける「手ごたえ」「会心の一撃」の違いはなんなのだろうか。
 よく見ると、ダイヤモンドエッジのほうにも多少「手ごたえ」表現が見られる。

 疑問は尽きない。

ランプ・ランプ

 『殺戮のクロスボウの矢 (2d5) (+19,+14)』の一撃でフロスト・ジャイアントを倒したところで、またもやこんなものを拾った。

☆フェアノールのランプ『碧鷹』 (+4) {+腕知魅r炎(魅}
始動したときの効果...
生命力吸収(120) : 15 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは永遠なる明かり(半径 2)を授ける。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それはあなたの魅力を維持する。
それは火への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 アレ、また? 今日は珍しい物を拾うね。
 一応持って帰りますけど、さっきの例でわかるけど、売れないんだよねえ、これ。生命力吸収も、120という程度だとこの深階層ではあまり意味がない。

 なんとなく、ひとまずは自宅に置いておく。

試験の々

 なんとなく装備の交換を試験する。追加攻撃の指輪+2を、『★ナルヤ』さんと交換した。このほうが、精度が+10される関係で、命中率が多少は上がるのではないかと思ったのであった。
 ちなみに、これでもこの『☆ダイヤモンドエッジ』の打撃力は1100を越えている。さすがだ。

 指輪を『★ナルヤ』に交換したので、あらためて武器装備の試験をしてみる。
 そして、いろいろなモンスターと対峙してみる。

 まずは『☆ダイヤモンド・エッジ』vs ヒドラさんから。

ヒドラを攻撃した。
刃がヒドラから生命力を吸い取った!
ヒドラを攻撃した。 <4x> 会心の一撃だ!
ヒドラをグッサリ切り裂いた!
ヒドラを斬った!
ヒドラを攻撃した。 <2x> 手ごたえがあった!
ヒドラを葬り去った。

 次の『エルフスモールソード』vs 鉄ゴーレムさんはこんな感じだ。

ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> かなりの手ごたえがあった!
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> 手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。
会心の一撃だ!
鉄ゴーレムの攻撃をかわした。
かわした。 <3x> 鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <3x> ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
鉄ゴーレムを倒した。

 今度はかなりかわされている。これまでよりも明らかに長い気がする。精度を上げてもこんなものなのだろうか。

無為の☆☆

 そんなこんなの中で、こんなものを見つけた。持ち帰る。

☆首切りソード『インメス』 (4d5) (+7,+15) [+9] {r毒|毒}
それは敵を毒する。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 美術商に持っていくと、店の買値は12000$程度。店頭価格も16000$程度。わかるような気がする。

 次も似ている。

☆スモール・ソード『マエグメギル』 (2d6) (+11,+15) {r酸冷毒|酸沌/人}
それは酸によって大きなダメージを与える
それはカオス的な効果を及ぼす。
それは人間に対して特に恐るべき力を発揮する。
それは酸への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 店頭買取価格が3万$。店頭売値価格は10万$。なんだかとても高いようだが、理由が今一つ理解できない。カオス能力が高い付加価値を持っているとかそういうことなんだろうか。正直、使えないけどなあ。

 次は戦闘用つるはし。

☆戦闘用つるはし『ナエアラエア』 (2d8) (+7,+20) (+4赤外線視力) {+器魅赤r冷轟;感/動(器}
それは器用さに影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それはあなたの器用さを維持する。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それはテレパシー能力を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 これはそこそこ素晴らしいものだ。テレパシー付きの+20の打撃つるはし。だが、やはりこの@には特に不要である。
 同じく卸値で3万。店頭価格は11万$。評価自体は高い。

 ついでに、自宅に永らく置いてあった
『高速度のクロスボウ『紅狼』 (x4) (+24,+19) (+1加速) {r轟}』
を売る。

『★バルド弓』と同水準の超強力な打撃力と、『★ベルスロンディング』と同水準の脅威の精度を持った飛び道具だったが、結局これだけではこの@装備には登板の機会がなかった。むしろ、世間に出て他のチーム(どこだ)で活躍してもらうチャンスを与えるべきだと思った。
 本当にもったいない。これで打撃がx5だったら、単純に「超強力なクロスボウ」として登板の可能性もあったかもしれない。

『☆フェアノールのランプ『碧鷹』 (+4) {+腕知魅r炎(魅}』も同じくだったが、ブラックマーケットだけしか受け入れ先がないのでいかんともしがたいと思った。

複数充填の罠

『魔力充填の巻物』を拾ったので、なんとなく、2本あった『岩石溶解のワンド』にかけてみたら、こうなった。

魔力充填の巻物がある。
乱暴な魔法のために岩石溶解のワンドが一本壊れた!
まだ 岩石溶解のワンド (0回分)を持っている。

 そうか、『岩石溶解のワンド』も壊れるのだなあ。なんとなく頑丈そうなイメージだったけど。
 さらに、残った一本もカウントが0回となった。
 なるほどなあ。ワンド類は充填に失敗するとこうなるのね。1本残っただけでも良しとしますか。

苦痛の登板

 せっかくなので、この状態で『★苦痛のグレイブ』さんにもご登場願った。
 さっそく鉄ゴーレムさんと戦っていただく。

鉄ゴーレムを攻撃した。 <4x> かなりの手ごたえがあった!
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> 鉄ゴーレムの攻撃をかわした。
かわした。
体当たりされた。
かわした。
鉄ゴーレムを攻撃した。
かなりの手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを倒した。

 なるほど、それなりにダメージを与えているようだ。

 次に『☆ダイヤモンド・エッジ』。同じく鉄ゴーレムさんである。

鉄ゴーレムを攻撃した。 <3x> 鉄ゴーレムをグッサリ切り裂いた!
鉄ゴーレムを斬った!
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> 鉄ゴーレムをグッサリ切り裂いた!
鉄ゴーレムを斬った!
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。
会心の一撃だ!
鉄ゴーレムを攻撃した。
鉄ゴーレムを倒した。

 3回もかわされているものの、そこそこ切り裂いていたり、会心の一撃を出していたりする。以外に鉄ゴーレムって素早いというかACが高いのね。

 同じく鉄ゴーレムさんに対しての『エルフのスモールソード』はこんな感じ。

鉄ゴーレムを攻撃した。
かなりの手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。
手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。 <2x> 鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。 <2x> 鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> 手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。
ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> かなりの手ごたえがあった!
鉄ゴーレムの攻撃をかわした。
かわした。 <3x> 鉄ゴーレムを攻撃した。
鉄ゴーレムを倒した。

 このあたりを見ると、単一打撃力が大きい方が早く敵を倒しているようにも見える。
 が、次はそういうわけでもなかった。

鉄ゴーレムを攻撃した。 <3x> ミス! 鉄ゴーレムにかわされた。
鉄ゴーレムを攻撃した。 <2x> 手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。
手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを攻撃した。 <5x> かなりの手ごたえがあった!
鉄ゴーレムを倒した。

 これも同じ『エルフのスモールソード』の攻撃ログだ。5回の連続攻撃が成功しているためか、今回はあっさりと倒している。

 3xとか5xが出ているところを見ると、もしかしたらだが、スモールソードゆえに、攻撃が素早く当たりやすいという効果がある?のだろうか。それならそれでメリットがあるのかもしれない。

成功と邪悪退散

『3本の 邪悪存在退散のスタッフ (3x 5回分)』
に、『魔力充填の巻物』をかけてみたところ、
『3本の 邪悪存在退散のスタッフ (3x 6回分)』
となった。なるほど。こういうこともあるのだな。

 先ほどは『岩石溶解のワンド』2本が壊れてしまったのだが、今回は成功したようだ。

 何が成功と失敗を分けるのかは、相変わらずよくわからない。

矢弾軍団の整理整頓

 部屋が狭くなってきたので、通常の『クロスボウの特殊矢』をすべて売り飛ばした。

98本の ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)
98本の 火炎のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)
98本の 電撃のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)
73本の 冷気のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)
99本の 破邪のクロスボウの矢 (2d5) (+10,+10) (160/400)

 ご覧の通り、『通常のクロスボウ』といっても、それなりに特殊な機能を持ったものばかりだ。昔からちまちまと溜めてきた貴重品である。しかし、この@、現在は『鋼鉄のクロスボウの特殊矢』すら余りつつある状況なので、こちらの皆様には昨今出番がないのであった。
 そこで、世間の皆様にお使いいただくことにした。放出品のセールである。

 これで部屋が多少は広くなった。

 ただし、最大の問題は、むしろ『追尾クロスボウの特殊矢弾』が「まとまらない」ことだ。
 数値の種類が多すぎて、困ったことになっている。

 ただでさえ、普通の『追尾クロスボウの矢(+10,+10)』は400本を超えている一方で、それに加えて上記のような特殊な性質の矢弾がある。

 さらに、各々に(+10,+11)とか(+11,+10)とか(+10,+13)(+11,+11)(+10,+12)(+12,+10)(+10,+13)などなどの値の相違がある。おかげで、同じ機能の矢弾でも、微妙に精度や打撃力がずれていてまとまらないため、インベントリが別々になってしまう。参ったなあ。せっかく矢弾を減らしても、結局また矢弾で一杯になってしまいそうだ。
 本当に、矢弾の数値を劣化させる機能がほしいくらいだ。

 これは頭が痛い。

vs バルログ!

 さて、元に戻ってお次は『エルフのスモールソード』 vs 御大バルログ。どうなるだろう。

バルログを攻撃した。
ミス! バルログにかわされた。
バルログを攻撃した。 <4x>
手ごたえがあった!
バルログを攻撃した。
手ごたえがあった!
バルログの攻撃をかわした。
かわした。 <3x>
バルログを攻撃した。 <3x>
手ごたえがあった!
バルログを攻撃した。
ミス! バルログにかわされた。
バルログを攻撃した。 <2x>
バルログを倒した。

 うーん、何とか倒しているよなあ。あんまり問題ないように見えるのだけど。

再び☆☆

 ぼやきつつ地上に戻る。
 商店街に入手物品を卸した後、さらにもう一度潜る。

 地下24階にて、出現した瞬間に、ネズミのピットを検知する。他にも、ご近所にWの群がいらっしゃるようである。

 拾った『狂戦士の人形』を試しにソーサラーに向かって投げたところ、捻じ曲がって消えてしまった。残念である。

 それらを平らげた一連の戦いの後で、こんなものが出てきた。

☆戦闘用つるはし『エグラエライン』 (1d8) (+20,+18) (+3加速) {+速器r盲乱;活/竜動(器}
それは器用さに影響を及ぼす
それは採掘能力に影響を及ぼす
それはスピードに影響を及ぼす
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは自然界の動物に対して特に恐るべき力を発揮する。
それはあなたの器用さを維持する。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは体力回復力を強化する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 加速+3があるのはいいのだが、それ以外の機能はあまり目立つものがない。打撃力はそこそこ大きいので、この@以外ならうれしい☆だったろう。そう、この@以外なら。

 次はこんなシールド。

☆革製スモール・シールド『インメレス』 [3,+18] (+3隠密) {+隠r炎冷;遅明[魔}
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは反魔法バリアを張る。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 革にしてはかなり硬く、かつ反魔法バリアのあるいいシールドではあるのだが、逆にそれ以外の機能は無かった。

 結局、上記はすべて世の中に出ていただいた。

自宅閲覧

 昔発見していて、すっかり忘れていた「自宅の所蔵物を確認する」コマンドを息子1が再発見した。
「Shift+\」だ。

 これを見ると、他にもいろいろな情報が入手できた。ユニークモンスターとの思い出などもあり、この@がまだゴスモグさんを倒していないことなどが伺える。一度アクシデントでお会いしたサウロン先生なども書かれている。そうか、出会ってしまうとここに出てくるのだね。

 これはこれでとても便利なものなので、また意識して使うことになるだろう。このハーフオーク戦士@だけでなく、他の@たちも同じである。

まとめ

 そんなこんなで、微妙な実験を行っていた今週であった。結果は出たような出ないような、という感じであった。
 どの装備も、それなりのものであり、ここまできたらもう後は趣味の問題なのかもしれないと思った。

 また、漠然とだが、+2回攻撃よりも、精度と打撃ボーナスの向上の方が戦闘に際しての確実性が高いという印象を受けた。+2回の攻撃も、当たらなければどうということはないからだ。

 だが、強さがここまで来てしまうと、これもほぼ誤差のようなものとも言える。


 これに関連して、強いて今後の改善が期待できるのなら、セスタスやブーツなどの装備に対しても、攻撃力強化の数値を持ったものを採用するかどうか、というところだ。特に、セスタスについては、そもそも『★上級王セスタス』が(+10,+10)の機能を持っているわけなので、これを採用する方向に向かってみるのもいいだろう。

 ただし、現在の手装備である『☆ドラゴン・グローブ』には「反魔法機能」を担ってもらっているので、それを他の装備に任せることができれば、の話になる。
 これについては、今後作るか拾うしかない。頭装備あたりが候補だろうか。高AC&高打撃補正&反魔法機能を期待して、『ドラゴンヘルム』か『鋼鉄ヘルメット』あたりに『アーティファクト生成の巻物』を読んでみるのは良いかもしれない。

 また、スピードも微妙に足りていないので、なんとかかの『★フェアノールブーツ』の登板を期して、あの『有名な電撃免疫の指輪』を拾うという野望を果たさねばならない。とはいえ、いつのことになりますやら。


 武器装備については、どのみち、*鑑定*機能を重視せざるを得ないのであれば、あの『エルフのスモールソード』を持ち歩くしかないのであり、あれ以上の打撃を期待したいのなら、素の『ダイヤモンド・エッジ』なり『粉砕のメイス』なりに『アーティファクト生成の巻物』をかけ続け、同じ*鑑定*機能を持った装備が出てくるまで、ひたすらに試験を行うほかはない。どのくらいの数を行えばそれが出現するのかは想像がつかない。

 とはいえ、現在4本にまで増殖した『願いのスタッフ』と、半ば”この世界のバグ”であるのかもしれない『凡庸の巻物』の効能により、事実上無限の『アーティファクト生成の巻物』生産能力を持つこの@にとっては、その手間などは別段どうということはないのかもしれない。
 なんといっても、待つことには慣れている@だ。
 いつかはきっと希望通りの装備を生成してしまうに違いない。
 それがいつになるのかはわからないが。

 また、今回一つ気がついたのは、『吸血機能のある☆ダイヤモンドエッジ』とはいえ、敵を鋭く切り裂いているときには吸血機能は働かないということだ。つまり、たくさんの機能がある場合には、そのどれが実際に機能するのかはそのとき次第であり、吸血機能があるからといって、安心はできない。囲まれて戦っていたら、気がついたらHPが大きく減っているということはありそうだ。
 すごい装備ではあるのだが、頼りすぎてはいけないということだろう。

 その意味で、むしろ純粋な吸血機能しかない『銘入り+2回攻撃の切り裂きの大鎌』の方が、@の身を守る機能は高いのかもしれない。

第143週

 今週はZepperiさんをお呼びしてみた。

ハイエルフ 魔法戦士 魔術男爵 レベル 31 経験 297908 $ 846599 \)}=="![(]]] 腕力 :18/196 知能 :18/185 賢さ :18/139 器用 :18/*** 耐久 :18/146 魅力 :18/136 AC( 108) HP 511/ 511 MP 185/ 185 [**********] 名前 : Zepperi 性別 : 男性 年齢 111才 腕力 : 18/196 種族 : ハイエルフ 身長 243cm 知能 : 18/185 職業 : 魔法戦士 体重 98kg 賢さ : 18/139 魔法 : 仙術 社会的地位 52 器用 : 18/*** 守護神 : マンウェ 耐久 : 18/146 魅力 : 18/136 打撃修正 (+38,+43) HP 511/ 511 打撃攻撃 :伝説的 [20] MP 185/ 185 射撃攻撃 :伝説的 [27] 打撃回数 5 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 232 レベル 31 隠密行動 :大変良い 経験値 297908 射撃修正 (+43,+13) 最大経験 297908 知覚 :良い 射撃倍率 x4.84 次レベル 360000 探索 :良い 射撃回数 1.62 所持金 846599 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [28,+80] 日付 30日目 19:18 加速 (+15) プレイ時間 78:57:25 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/96 1 1 8 18/196 .......223.1. 知能 18/95 3 2 4 18/185 .....4....... 賢さ 18/99 0 0 4 18/139 .....4..s.... 器用 18/93 3 1 10 18/*** .3.......34.. 耐久 18/96 1 0 4 18/146 .........3.1. 魅力 18/56 3 1 4 18/136 .......22.... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..+.. 加速 : ...++........ 耐麻痺 : .........++.+ 耐電撃: .......++...+ 反射 : ........+.... 透明視認 : ............+ 耐火炎: .+.....+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .......++.... 火オーラ: ............. テレパシ : ..........+.. 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ........+.... 警告 : ............. 耐恐怖: ..+......+... 冷オーラ: ........+.... 遅消化 : ............. 耐暗黒: .......+..... 魔力減少: ............. 急回復 : ............. 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ........+.... 耐混乱: ........+.... 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+.+.... 耐轟音: ........+.... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ........+.... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) \ 右手 : (吸血)ムチ (1d6) (+9,+9) {経|吸 Elbereth} 1.5 kg b) ) 左手 : 耐火の金属製ラージ・シールド『天鷹』 [8,+10] (+3) {+器r炎} 6.0 kg c) } 射撃用 : 強力射のロングボウ (x4) (+14,+13) {r恐;倍} 2.0 kg d) = 右手指 : スピードの指輪 (+8) 0.1 kg e) = 左手指 : スピードの指輪 (+7) 0.1 kg f) " 首 : 知性のアミュレット (+4) 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) [ 体 : ★アルヴェドゥイ王の鎖かたびら (-2) [12,+10] (+2) {+腕魅r酸電炎冷毒暗} 11.0 kg i) ( 体の上 : ☆クローク『グランノン』 [1,+10] (+2) {+腕魅r電冷乱轟獄;反浮明[電冷(賢} 0.5 kg j) ] 頭 : 力の金の冠 (+1,+3) [0,+13] (+3) {+腕器耐r恐;麻(腕器耐} 1.5 kg k) ] 手 : ★上級王フィンゴルフィンのセスタス (+10,+10) [5,+10] (+4) {+器r酸;麻感!!} 2.0 kg l) ] 足 : ドワーフの軟革ブーツ [2,+11] (+1) {+腕耐 Elbereth} 1.0 kg a) ? 4冊の 仙術の魔法書[仙術入門] 6.0 kg b) ? 4冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} 6.0 kg c) , 3つの 食料 1.5 kg d) ! 28服の ヒーローの薬 {25%引き} 5.6 kg e) ! 24服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 4.8 kg f) ! 19服の 経験値復活の薬 {25%引き} 3.8 kg g) ? 8巻の テレポートの巻物 {90%引き} 2.0 kg h) ? 7巻の レベル・テレポートの巻物 1.8 kg i) - 5本の トラップ感知のロッド 3.8 kg j) - 鑑定のロッド {@!k!!} 0.8 kg k) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg l) - 5本の 癒しのロッド 3.8 kg m) - 5本の 岩石溶解のワンド (60回分) 2.5 kg n) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg o) _ 3本の スターライトのスタッフ (3x 4回分) {Elbereth} 7.5 kg p) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) {50%引き} 2.5 kg q) | (聖戦者)首切りソード (4d5) (+12,+10) [+1] (+1攻撃) {+攻賢r恐;視祝/邪デ死(賢} 13.0 kg r) { 41本の 追尾の矢 (6d4) (+6,+6) (164/265) 4.1 kg

 と、これだけ派手にオープニングを決めたものの、実は探検自体は1回しか潜れなかった。

 この週も、実のところ、プレーヤーは雑用仕事に押しつぶされていて、とても地下に潜る処ではなかったからだ。体力的にもへとへとだった。

 まず、地上のブラックマーケットで『レベルアップの薬』を7万$ほどで購入した。これはこれで運がよかった。

 そうして潜ったのは地下15階。中階層だ。

 ここで、キメラに虎の子の『スターライトのスタッフ』を燃やされてしまった。「地下15階」なので、そもそもナズグルは出てこないはずだ。持って行く必要がなかったのだ。一応、レイスの群れにはそこそこ有効ではあったが、過剰殺傷という気もした。矢弾で十分だからだ。

 がっかりして地上に戻った。

 探索の成果物として、『周辺抹殺の巻物』と『*破壊*の巻物』を一巻ずつ拾って持ち帰ることができたのはせめてもの救いだった。

 ということで、今日の探検はほぼ一瞬で終わった。

虚空の願い

 実は、前回拾ったあの『願いのスタッフ』が気になっていた。今の@に何が願えるのか、何を願うのが良いのか、決まっていなかったからだ。

 今回、通常探索とは別に並行世界を作って試験をしたのだが、今日はどういうわけか何を願ってもまともに出てこなかった。前回出てきたはずの『★スラインのアーケン石』や『★クブラゴル』も、なぜか今回は「消えてしまった」という表示が出てきて、顕現しなかったのだ。

 ということで、今日のところは『願いのスタッフ』を使うのは諦めた。そういう日なのだろう。

 しばらくはこういう日が続く。現実世界の雑用が、まだまだプレーヤーの肩に重く重くのしかかっている。

第144週

 プレーヤーの状況は相変わらずよくない。

 疲れすぎて微妙に頭痛がする。絶妙に大切な雑用が次々と押し寄せてきて、精神的にも身体的にも休息するという時間がない。いつかこの歪みがどこかに出てくることは想像に難くない。

 この週末も、土曜日は100キロほど離れた実家に車で向かうことになっているし、日曜日には遠方からの来客に職場で対応する。


 休みたい。


 などとぼやきつつ、今週は林石隆老師をお呼びした。
 ごきげんいかがでしょうか、老師。

ドゥナダン 魔法戦士 魔術男爵 レベル 32 経験 337250 $ 1054368 |)}=="*((]]] 腕力 !18/160 知能 !18/160 賢さ !18/150 器用 !18/180 耐久 !18/170 魅力 !18/130 AC( 85) HP 596/ 596 MP 188/ 188 名前 : 林石隆 性別 : 男性 年齢 51才 腕力 ! 18/160 種族 : ドゥナダン 身長 187cm 知能 ! 18/160 職業 : 魔法戦士 体重 75kg 賢さ ! 18/150 魔法 : 仙術 社会的地位 41 器用 ! 18/180 守護神 : トゥルカス 耐久 ! 18/170 魅力 ! 18/130 打撃修正 (+29,+38) HP 596/ 596 打撃攻撃 :伝説的 [15] MP 188/ 188 射撃攻撃 :伝説的 [12] 打撃回数 8 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 416 レベル 32 隠密行動 :卓越 経験値 337250 射撃修正 (+28,+10) 最大経験 337250 知覚 :卓越 射撃倍率 x5.90 次レベル 440000 探索 :大変良い 射撃回数 0.83 所持金 1054368 解除 :超越 魔法道具 :超越 AC [24,+61] 日付 23日目 6:13 加速 (+11) プレイ時間 86:13:55 赤外線視力:0 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 1 4 18/160 .4........... 知能 18/100 2 2 2 18/160 .........2... 賢さ 18/100 2 0 3 18/150 1........2... 器用 18/100 2 1 5 18/180 ..........5.. 耐久 18/100 3 0 4 18/170 .4..........s 魅力 18/100 2 1 0 18/130 s............ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .*.....+..... 加速 : ...+..+...... 耐麻痺 : .+........... 耐電撃: .......+..... 反射 : .....+....... 透明視認 : +.....+...... 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ......+...... 耐冷気: .......+..... 火オーラ: ............. テレパシ : .........+... 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ++........... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ............. 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: .........+... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ...........+. 耐混乱: ..+......+... 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: .+........... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 94.1 kg (限界の104%) コマンド: ドゥナ a) | 右手 : (聖戦者)グレート・ソード (4d6) (+14,+13) [+2] (+1攻撃) {+攻賢r恐;視祝/邪デ死(魅 劣化しない} 10.0 kg 魔法戦 b) ) 左手 : ★トーリン王の金属製スモール・シールド [5,+11] (+4) {+腕耐*酸r轟恐;麻} 3.3 kg 魔術男 c) } 射撃用 : 強力射のクロスボウ (x5) (+13,+10) {r乱;倍} 3.0 kg レベル d) = 右手指 : スピードの指輪 (+10) 0.1 kg 経験 3 e) = 左手指 : 追加攻撃の指輪 (+2攻撃) 0.1 kg $ 10 f) " 首 : 反射のアミュレット 0.2 kg |)}=="* g) * 光源 : ★丈高きエレンディルの星 (+1加速) {+速;視経明!!} 0.3 kg 腕力 !1 h) ( 体 : 耐性の硬革よろい (-1) [6,+6] {r酸電炎冷毒獄} 5.0 kg 知能 !1 i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+6] (+3隠密) 0.3 kg 賢さ !1 j) ] 頭 : ★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+9] (+2) {+知賢r盲乱;感} 0.8 kg 器用 !1 k) ] 手 : 俊敏のセスタス [5,+7] (+5) {+器} 2.0 kg 耐久 !1 l) ] 足 : 浮遊の軟革ブーツ [2,+7] {浮} 1.0 kg a) ? 4冊の 仙術の魔法書[仙術入門] {50%引き} 6.0 kg b) ? 4冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} 6.0 kg c) ! 28服の ヒーローの薬 {50%引き} 5.6 kg d) ! 27服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 5.4 kg e) ! 12服の 経験値復活の薬 {50%引き} 2.4 kg f) ? 14巻の テレポートの巻物 {25%引き} 3.5 kg g) ? 3巻の レベル・テレポートの巻物 0.8 kg h) - 6本の トラップ感知のロッド 4.5 kg i) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg j) - 2本の 癒しのロッド {!k!!} 1.5 kg k) - 5本の 岩石溶解のワンド (60回分) 2.5 kg l) _ 鑑定のスタッフ (17回分) 2.5 kg m) _ 3本の スターライトのスタッフ (3x 4回分) {Elbereth} 7.5 kg n) = 耐暗の指輪 0.1 kg o) | (吸血)ロング・ソード (2d5) (+9,+9) {経|吸} 6.5 kg p) { 70本の 鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+6,+6) (147/122) 10.5 kg

 レベル32の、世に言うところの「魔法男爵」。かっこいい。ところでこの呼び名、誰が決めているのだろう。いくらなんでも本人じゃないと思うんだけど。

 基本能力値はすでにすべてが18/100に到達している。すなわち、功は成っている。

 特に、打撃力は『追加攻撃の指輪(+2)』のおかげで400を超えている。この水準の@にしてはすごい。さらにトゥルカス様のご加護で全方位攻撃ができる。

 体勢は暗黒耐性以外は一通り揃っており、ついでに『★トーリンシールド』のおかげで酸免疫がある。これはとてもありがたい。
 一方でACは85。装甲は薄い。600近くあるHPでカバーしている。
 加速は+10で、悪くはない。

 トータルバランスのとれた、よい状態であると判断して良いのだろう。

 さて、一通り準備ができたところで、地下に出かけて見ましょうか、老師。

ワンミス

 なんといきなり地下20階。結構深みにはまっている感じがする。少し驚く。

 入っていきなり『レベルアップの薬』を拾った。これは幸先が良い。 

 ところが、『スターライトのスタッフ』をミスってへぼなことになった。ナズグル対策で3本も持って入ったものを、操作ミスで間違ってどうでもいいときに1本使ってしまったのだ。
 おかげで持ち物インベントリが余計に埋まってしまい、持ち物の選択に困ることになった。

 次に、ドラゴンを一匹退治したところ『ミラーシールド』を入手した。”上質以上”ということで期待していたが、悲しいことにただの上質だった。とはいえ、もちろん持ち帰る。

 ほかにも、貴重な資源である『体力回復の薬』や『聖預言の巻物』などを手に入れて地上に戻る。

 なお、自宅を確認したところ、『レベルアップの薬』は7服目だった。レベル43まで耐えれば後は何とかなるということのようだ。道は遠いが、希望はある。

 地上にて、忘れていた『アイテム感知のスタッフ』を75%引きで手に入れた。79$という破格の値段。これはこれで嬉しいものだ。

現状分析

 引き続いて同じく地下20階。

 ワイバーンを倒したところ、
『耐冷のミスリル製鎖かたびら『猛鳳』 (-1) [20,+10]』
が出現した。

 ミスリル製品が銘入りというのは珍しい。

 とりあえず、現場で拾った『自己分析の薬』を飲んで現状を確認してみた。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 100/100です。
あなたは透明なモンスターを見ることができる
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸に対する完全なる免疫を持っている
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは混乱への耐性を持っている。
あなたは音波の衝撃への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの目は盲目への耐性を持っている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの攻撃速度は装備によって影響を受けている。
あなたの武器は敵から生命力を吸収する。

 うむ。こんなところだろう。

 さて、先ほどのミスリル製の鎖帷子だが、その実力はこんな感じだった。

耐冷のミスリル製鎖かたびら『猛鳳』 (-1) [20,+10] {r轟}
それは寒さへの耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。
それは冷気では傷つかない。

 うーん、すごいのかすごくないのか良くわからない。

王様の鎖かたびら

 次に潜ったときにはこんなものを拾った。

つ『★アルヴェドゥイ王の鎖かたびら (-2) [12,+10] (+2)』

 おお、強そうな王様の装備だ。

★アルヴェドゥイ王の鎖かたびら (-2) [12,+10] (+2) {r乱}
体にフィットするよう皮の詰め物をした、鉄の輪を編んだ鎖帷子と具足と肩当からなる。これを装備する者はアルノールの最後の王アルヴェドゥイのような力強さを感じる
それは腕力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 多少動きが鈍くなってしまっているとのことだが、MPはわずか2の減少ですんだ。
 ACが10増え、打撃のダメージも20以上増えたことをよしとして、この王様の鎖帷子を装備することにした。

不意打ち

 すると、不意に@の周囲にモンスターが出現した。しかも大量に。
 この召還パターンは、「キリスウンゴルの番人」に違いない。しかし、どこにいたのだろう。

 こういうときのための「全包囲攻撃」である。トゥルカス様のご加護を最大限にお借りした。なんとか周囲のモンスター数匹を退治する。

 だが、問題は右下にいたgだった。とにかく硬い。なかなか削れない。
 そこで、考え方を変えて『岩石溶解のワンド』を叩きこんでみた。だが、効果がなかった。これは鉄ゴーレムだったらしい。通りで硬いわけだ。

 現状、ただでさえこの@の打撃力は弱い。おまけに冷気は一次耐性しかないので、鉄ゴーレムの冷気のブレスでHPが一気に100近く削られた。周囲には赤い蟻さんやら緑のTやらがうろうろしている。


 …これはよろしくないなあ。


 三十六計逃げるに如かず。ここは「テレポートの巻物」で退避する他はない。

 現状で、ダンジョンの西の1/3程度しか判明していないわけで、跳んで出た先に何があるのかわからないのだが、それでもこのままここにいるよりはましかと思えた。
 これはもう仕方がない。

 運に任せて跳んでみる。

 どりゃっ!(ぽーん)

 すると、東側のちょっとした小部屋に飛びこんだ。幸いにも近くにはこれという強敵はいなかった。
 そこで、なんとか体力を回復し、その周囲の哨戒に努め、トラップとアイテムを探知し、魔法で地形を確認し、といつもの一連の手続きを経て、なんとか通常状態に復帰した。


 やれやれだ。


 隅の部屋にはリッチなどもいたのだが、今の@がまじめに相手をするには少々荷が重いと思った。

 このあたりで、虎の子の『スターライトのスタッフ』が、なんだかんだで2本も火に焼かれてしまった。これはどうしようもない。参った。

 先ほどのモンスター軍団に別な部屋から近づいて遠距離から「モンスター感知」をしてみたところ、@から死角になっていた岩の陰に、一体のgがいるのが分かった。これが今回の主犯の「キリスウンゴルの番人」なのだろう。
 面倒だったので、もうそれらのモンスター軍団は放置することにした。

 現在の@はでは地下20階は厳しい。
 この階層はあきらめて、一度物資の補充に中階層に戻るべきだろう。他の多くの@と同じように。


 そして、最後の戦いで、よりによって、『スターライトのスタッフ』がガーゴイルとドラゴンによってさらに破壊された。
 3本もあったのに、もう一本も残っていない。
 なんてことだ。なんてことだ。

 林さんは涙が止まらなかった。

 ああ、火の免疫がほしいなあ。


 ということで、今回はこれで終わった。

まとめ

 ということで、今週もちょっとした探索であった。
 休日がないのだから、仕方がない。

第145週

 今週末は久々の二日間の休みだった。
 よく寝て、よく食べた。
 ありがたいと思った。

 さて、今週は久々の王子博士の登場だ!

 博士、最近はどんな感じだったでしょうか。

ハイエルフ 魔法戦士 魔術闘士 レベル 30 経験 182511 $ 197514 |[}=="![(]]] 腕力 !18/130 知能 :18/166 賢さ :18/112 器用 :18/175 耐久 !18/110 魅力 : 18/20 AC( 107) HP 400/ 400 MP 151/ 151 名前 : Dr.Strangelove 性別 : 男性 年齢 117才 腕力 ! 18/130 種族 : ハイエルフ 身長 254cm 知能 : 18/166 職業 : 魔法戦士 体重 103kg 賢さ : 18/112 魔法 : 仙術 社会的地位 96 器用 : 18/175 守護神 : トゥルカス 耐久 ! 18/110 魅力 : 18/20 打撃修正 (+37,+46) HP 400/ 400 打撃攻撃 :伝説的 [17] MP 151/ 151 射撃攻撃 :伝説的 [22] 打撃回数 5 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 294 レベル 30 隠密行動 :超越 経験値 182511 射撃修正 (+37,+12) 最大経験 182511 知覚 :良い 射撃倍率 x4.60 次レベル 216000 探索 :良い 射撃回数 1.66 所持金 197514 解除 :超越 魔法道具 :英雄的 AC [42,+65] 日付 16日目 17:17 加速 (+11) プレイ時間 54:34:24 赤外線視力:120 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 1 1 18/130 1....s....... 知能 18/96 3 2 2 18/166 .........2... 賢さ 18/82 0 0 3 18/112 1........2... 器用 18/95 3 1 4 18/175 .....s....4.. 耐久 18/100 1 0 0 18/110 .....s....... 魅力 16 3 1 0 18/20 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..+.. 加速 : ...+.......+. 耐麻痺 : .....+....+.. 耐電撃: .......+..... 反射 : .+........... 透明視認 : .....+....+.+ 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: .......+..... 火オーラ: .....+....... テレパシ : .........+... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: .....+....... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ........+.... 魔力減少: ............. 急回復 : .....+....... 耐盲目: .........+... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: .........+... 反テレポ: ............. 永遠光源 : +.....+...... 耐轟音: ..+.......... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : 神罰のグレート・ソード『天豹』 (3d6) (+10,+11) (+1) {+腕賢;明祝|吸切/デ死!!} 10.0 kg b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+7] 5.0 kg c) } 射撃用 : エルフのクロスボウ (x4) (+10,+12) (+2隠密) {+隠r轟;射} 3.0 kg d) = 右手指 : スピードの指輪 (+8) 0.1 kg e) = 左手指 : 浮遊の指輪 0.1 kg f) " 首 : 勇者のアミュレット (+5,+3) [+3] (+8) {(耐} 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) [ 体 : エルフの金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+9] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷獄} 14.5 kg i) ( 体の上 : 忍びの影のクローク [6,+8] (+1隠密) {+隠r暗} 0.3 kg j) ] 頭 : ★スランドゥイル王の硬革帽子 [2,+9] (+2) {+知賢r盲乱;感} 0.8 kg k) ] 手 : ★上級王フィンゴルフィンのセスタス (+10,+10) [5,+10] (+4) {+器r酸;麻視!!} 2.0 kg l) ] 足 : スピードの鉄鋲底の靴 [6,+7] (+3) 4.0 kg a) ? 4冊の 仙術の魔法書[仙術入門] 6.0 kg b) ? 4冊の 仙術の魔法書[魔道大成] {Elbereth} 6.0 kg c) , 8つの 食料 4.0 kg d) ! 25服の ヒーローの薬 {75%引き} 5.0 kg e) ! 20服の 致命傷の治癒の薬 {50%引き} 4.0 kg f) ! 21服の 経験値復活の薬 {25%引き} 4.2 kg g) ? 19巻の テレポートの巻物 {25%引き} 4.8 kg h) ? 3巻の レベル・テレポートの巻物 {Elbereth} 0.8 kg i) - 4本の トラップ感知のロッド 3.0 kg j) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg k) - 3本の 岩石溶解のワンド (36回分) 1.5 kg l) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg m) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg n) { 81本の 鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+6,+6) (124/206) 12.2 kg

 現状でレベルが30のハイエルフの魔術闘士である。加速は+11。打撃は300弱。超越の隠密性能で静かに密かに潜っている。

 また、よく見ると武器装備がわりとすごい。『吸血機能つきの祝福された切れ味鋭い神罰ソード』である。これはなかなかイカス。

 腕周りには『★上級王のセスタス』が燦然と輝く。腕回りだけはほぼ最終装備といっても良い。

 次レベルまでは後3万5000程度。遠いような、近いような。

 さて王子、共に地下に参りましょうか。

輝く盾

 地下13階。
 あまりなにもない。このレベルにしては浅い階層だ。

 イベントも特になく、東夷の戦士数名と戦ってこれを倒した程度だ。

 あまりにも何もないので、地下14階に出向くことにした。

 ここでオークピットを平らげた跡地に箱が3つあり、その中から一ついいものが出てきた。
 それが
『★アナリオンの金属製ラージ・シールド [8,+10]』
であった。

 *鑑定*したところ、こんな風だった。

★アナリオンの金属製ラージ・シールド [8,+10] {r毒}
かつてサウロンと勇敢に戦ったエレンディルの息子アナリオンの金属製の盾だ。
それはあなたの腕力を維持する。
それはあなたの知能を維持する。
それはあなたの賢さを維持する。
それはあなたの器用さを維持する。
それはあなたの耐久力を維持する。
それはあなたの魅力を維持する。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど、基本的ないろいろなものを維持してくれる盾だ。

 とはいえ、これが悪いわけではないのだが、今の『ミラーシールド』を外せない。反射機能は必須だからだ。

拾った巻物での地味な改善

 例のごとく、地味な改善を行う。

『スピードの鉄鋲底の靴 [6,+7] (+3)』を
『スピードの鉄鋲底の靴 [6,+8] (+3)』にした。

 続いて地下14階を繰り返したのだが、これもまた何もない。どうしたものか。
 そこで、さらに潜ることにした。

地下15階の攻防

 BMで入手しておいた『啓蒙の薬』を飲む。だが、最初の探索では特にこれというイベントもなかった。

 なんとか
『*破壊*の巻物 {!r!k}』
『周辺抹殺の巻物 {!k}』
など、いくつかの資源を手に入れて自宅に蓄える。もちろんこれはこれでありがたい。というか、資源だけはたくさんあったので『鑑定のスタッフ』を使い潰して地下に置いてきた。

 あとは、こんなものも拾った。

つ『忍びのエルフのクローク [4,+6] (+6隠密) 』

 これについては、+6隠密はすごい。はじめてみたかもしれない。これ一つで超越水準までもっていけそうだ。もう少し詳しく調べてみよう。

忍びのエルフのクローク [4,+6] (+6隠密)
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない

 隠密以外はこれという機能は無いが、場合によっては採用するかもしれないと思った。

うっかり

 もう一度地下15階。
 不意に出現したフロストジャイアントに驚かされる。

 倒したところで割といろいろなものを拾ったが、ここでなんと『鑑定のスタッフ』を荷物に入れるのを忘れてきたことに気がついた。さっきの探索で地下に捨ててきたのだった。

 仕方なく、乏しい魔法力でいろいろとしのぐ。鑑定魔法は使えるものの、MPが150程度しかないので、連発はできない。かなり間をあけて、用心深く使うことになる。

体力ランク

 次も地下15階だが、今回は茶色のSのピットに遭遇した。
 が、時折、耐性のない「毒」状態に陥る以外は何の問題もなく退治した。

 自己分析の薬を拾ったのでなんとなく飲んでみる。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 104/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは透明なモンスターを見ることができる。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたは炎のオーラに包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは暗黒への耐性を持っている。
あなたは混乱への耐性を持っている。
あなたは音波の衝撃への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの目は盲目への耐性を持っている。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの器用さは維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの武器は神の祝福を受けている。
あなたの武器は非常に鋭い。
あなたの武器は敵から生命力を吸収する。
あなたの武器はアンデッドに対して神聖なる力を発揮する。
あなたの武器はデーモンに対して神聖なる力を発揮する。

 取り立てて見逃していたことはないように見える。他の@と違って免疫は一切ない。

 しかし、体力ランクが104/100というのはどういうことなのだろうか。そもそも、この「体力ランク」とは何なのだろうか。

 わからない。何もわからない。これだけプレイしてきて、実はプレーヤーのこの世界についての知識はまだまだ少ないのだと思う。

★のグローブ

 オークピットとの戦いの跡で、
『★革グローブ『カンミスリム』 [1,+10]』
が出現した。

 拾った*鑑定*の巻物で確認した。

★革グローブ『カンミスリム』 [1,+10]
このグローブは、身に着ける者の道を照らすかのように明るく輝き、魔法の矢を素早く放つことができる。
始動したときの効果...
マジック・ミサイル(2d6) : 2 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それはあなたの耐久力を維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど、麻痺免疫と明かりになるグローブだ。初期に拾っていればありがたかっただろう。

 とはいえ、この@はすでに利用が期待できる最上級の装備である『★上級王のセスタス』を持っているので、交換はありえない。自宅にて静養していただく。

 ここでは、
『15本の ドラゴンキラーのクロスボウの矢 (2d5) (+5,+5) (105/175)』
も入手し、ついでに
『22本の ドラゴンキラーの細矢 (1d4) (+6,+10)』
も入手した。

 細矢でドラゴンキラーというのは珍しい。このゲームで初めて見たかもしれない。
 とはいえ、実際『細矢』でドラゴンに立ち向かうことはあるのだろうか?とやや疑問に思う。

ニッケルと緑の輝き

 もう一度地下15階。
 今度は雰囲気が茶色だ。

 新たに出現した
「ニッケルのワンド」

『ドラゴン・ブレスのワンド (5回分)』
であった。

 そして、また新しく出現した「緑色の薬」は『レベルアップの薬』だった。
 そうか、王子、まだ拾われていなかったのですね。

 ありがたく思い、丁寧に梱包し、すぐに帰還する。

神罰と吸血

 茶色のSである「闇の森蜘蛛」には、ソードに付属する始動機能である”邪悪存在退散”機能が効くことがわかった。今まであまり気がつかなかった。父のプレイを横で見学していた息子の指摘で判明した。

 この『吸血機能つきの神罰ソード』は、なかなかよい。吸血機能がほどほどの頻度で発動してくれるのだ。Dr.Whoの例の『吸血機能つきの☆ダイヤモンド・エッジ』が、多機能ゆえに吸血発動頻度が低いのに比べて、この武器は、切り裂くか、あるいは吸血するか、という二択程度の選択しかないゆえに、いずれもなかなか望ましい感じの効果を示してくれている。
 これ、いい装備だなあ。

そろそろ

 地下16階を経て地下17階に潜ってみた。本日はこれというイベントがないので、どんどん深く潜ってしまう。いいのだろうか。少し不安になる。

 そろそろやばい匂いがしてくる頃合である。
 なので、『スターライトのスタッフ』を一本手荷物に入れておいた。

 とはいえ、今回も特にどうということもなく終わった。

徒労感覚

 ここまで相当潜ったものの、得られた経験値はわずか5000程度。
 特に危機にも陥らないが、得られたものも少ない。

 少々疲れて辛くなってきたので、プレーヤーは一度寝ることとした。

心機一転

 翌日である。新しい日だ。

 ふと、思い立って
『エルフの金属製ブリガンダイン・アーマー (-3) [13,+9]』
をはずしたら、MPが26もあがった。これは割と大きい。これまでこんな制約の下で戦っていたのか。魔法戦士は弱いのだなあ。

 だが、現状の深層探索では地獄耐性をはずせないので、ここはいかんともしがたい。
 そのまま装備を戻して地下に潜る。微妙に身体が重い。

力の盾

 あらためて地下17階で戦った。
 そして、ここではこんなものを拾った。

『力の金属製ラージ・シールド『碧龍』 (+3,+3) [8,+13] (+2)』

 おお、これは何だろう?
 ということで、地上に戻って正体を明らかにしてみた。

力の金属製ラージ・シールド『碧龍』 (+3,+3) [8,+13] (+2) {r盲(賢}
それは腕力に影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはあなたの賢さを維持する。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。
それは火炎では傷つかない。

 これは悪くない。いつか反射機能を何か別のものでまかなうことができたら、いつかしてみたいものだ。

 ついでに、『 (吸血)ヘヴィ・フレイル (3d6) (+6,+5) 』も拾って持ち帰る。

 次レベルまで後11000。道は遠い。

地下18階の赤い王

 再度地下17階に出向いたが、新しいことは何もなかった。
 ということで、地下18階に出向くこととした。


 さすがにそろそろナズグルが出現してくる頃合である。 
 用心深く進む。


 ここでは久々のユニークである「ウルクハイの大王「アゾグ」」氏に遭遇した。例の赤いoのいかしたダンディだ。赤いけれども通常の三倍速いと言うわけではない。
 というか、王子、まだ倒していなかったのでしたっけ?

 ということで、げしげしと戦う。
 確かに相応に固い相手ではあったが、やはり『神罰吸血ソード』の敵ではなかった。

 けだし、たいした物は落とさなかった。大王なのに。アルファラゾーン王といい、この大王様といい、なぜ立派な王様なのにこれというものを落とさないのだろう。大切なものはご自宅というか王宮とかにしまってあるからかなあ。
 もしかして、時々見つかるvalutというのは、彼らの宝物殿だったりするのだろうか。

 などと考えつつ、一度地上に戻った。

アリさんとガレ場

 次に潜って出現したとたん、周辺をアリに囲まれた。瞬間的に全包囲攻撃で何とかする。出現したばかりの頃はまだ寝ている敵が多いので助かる。
 このゲームでは一度起きた敵が再度眠るということはないので、やばい敵は早く倒すに越したことはない。

 この階にはガレ場があった。とたんに嬉しくなるプレーヤーである。
 掘って掘って掘りまくる。

 ガレ場のなかに潜んでいたウルクと戦闘したところで、
『 ★ダガー『ナルサンク』 (2d4) (+4,+6) {%}』
が登場した。なるほど、こんなところにいたのか。
 しばらく荷物に入れておく。

レベルアップ31

 ここで、茶色のpの小集団と戦ったところでようやくレベルアップした。

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 1 1 18/130 知能 18/96 3 2 2 18/166 賢さ 18/89 0 0 3 18/119 器用 18/95 3 1 4 18/175 耐久 18/100 1 0 0 18/110 魅力 16 3 1 0 18/20

 レベル31だ。長い道だった。
 賢さが82から86に上昇した。それ以外は変化がない。

 次レベルは32万。あと11万。うわあ、遠いなあ。
 最後の強力な魔法が使えるようになるのはレベル38。いつになるのか気が遠くなる。

焔の牙

 地上に戻って鑑定したところ、『★ナルサンク』さんはこんな感じだった。

★ダガー『ナルサンク』 (2d4) (+4,+6) {r毒!!}
「焔の牙」を意味する名を持つこの燃え盛る短剣は、その刃から焔の矢を迸らせる力をもつ。
始動したときの効果...
ファイア・ボルト(9d8) : 8 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは火炎によって大きなダメージを与える
それは投げて使うのに適している。
それは火への耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

「焔の牙」という二つ名というか原義はなかなかかっこいい。
 しかし、使うかどうかといえば、たぶん使いにくいものだ。
 投げてしまうとなくなりそうで怖いというのもある。

突然!

 引き続いて地下18階。

 出現した瞬間に、今度は狂戦士と隣接していた。あわてて戦う。あちらも、突然自分の真横に敵が出現したのは困惑したことだろう。

 しかし、この階も特にこれということもなく終わった。

 仕方がない。変化を求めるのであれば、冒険をするほかはない。

深層へ

 地下19階へ。無理があることは承知の上だ。

 T軍団の中に白いTがいた。
 岩トロル「トム」であった。が、特にこれという問題はなかった。どうやらこれも生き物扱いらしく、@は吸血機能でもりもりと回復していた。岩人間(from JOJO第7部)みたいなものなのだろうか。

 この『吸血機能つきの神罰ソード』、やはりなかなかすごいと思う。

 しかし、アイテム的にはこれというものはなく、むしろ、地上に戻ってからがアイテムの見つけどころだった。

 BMでいくつかいい買い物をする。『体力回復の薬』『聖預言の巻物』『対邪悪結界の巻物』などを割引で買った。BMとは思えないサービスっぷりだ。

寺院にて

 お寺にこんなものが売られていた。

光のフレイル『猛鷹』 (2d6) (+7,+8) (+3) {r暗}
始動したときの効果...
スター・ライト : 30 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは探索能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは電撃への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは電気のバリアを張る。

 対ナズグル用攻撃である「スターライト」が一発撃てる。要するに充填できる『スターライトのスタッフ』なわけだが、果たしてどうしたものかと思う。

 お値段は1万2千$程度。

 なんとなく購入する。もっていって一度使ってみるか。
 などとぼやきつつ、地下に戻る。

焼き尽くすムチ

 地下19階である。
 うろうろしていて、こんなものを拾う。

焼棄のムチ『翔豹』 (1d6) (+8,+10) (+4隠密) {+隠}
始動したときの効果...
火炎への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは隠密行動能力に影響を及ぼす
それは火炎によって大きなダメージを与える
それは火への耐性を授ける。
それは永遠の明かりを授ける。
それは火炎では傷つかない。

出た!?

 少しはなれたところに灰色のWがいた。
 ついに来たか?

 ここぞとばかりに意気込んでアナグマを掘ったが、残念ながらただのレイスだった。

 あらためてもう一度潜ってみたが、「なんて退屈なところだ…」とため息をつかれる程度の階だった。

 まあ、そういうことだ。

 件の『光のフレイル』は持ってはいったものの、そういえば結局使うことなく終わった。こういうこともある。

まとめ

 割と長くプレイをして、少しプレイが雑になってきた。疲れたのだろう。
 ということで、今週はこれで終えた。

 特段のイベントはなかったが、資金は倍増以上(19万から46万へ)、階層も6階層程度は深く潜った。これがいつまでも続くとは思えないが、今週は何とかなった模様だ。

 アイテムもそこそこ増えた。なんといっても、『レベルアップの薬』を2服拾ったのは大きい。
 探索中のレベル自体は1しか上がらなかったが、これハイエルフゆえに仕方がないところだ。次のレベルアップまではまだ10万程度の経験値が必要となる。遠い道だ。

『スピードの薬』『聖預言の巻物』『対邪悪結界の巻物』『体力回復の薬』など、今後必要となるであろう資源を地道に貯めた。

 こうした地味な探索があってこその派手なイベントだ。
 次回は何かすごいことが起きるのかもしれない。

 むしろ、この階層でナズグルが出現していないことの方がおかしいわけで、次からは覚悟を決める必要がありそうだ。
 次回はきっと派手な戦いになるだろう。乞うご期待。

息子探索報告

 なお、息子1もこの世界を探索していたので報告しておく。

 息子のドゥナダンの戦士はレベルが32で18階を探索していた。

 一人での地味な探索が続いていたが、途中赤い文字で「悪い予感がする…」と出てきたので、一度プレイを止めて父を呼びにきた。ちなみに、父は昼寝をしていたので、しばらく保留となった。

 しばらくして起きてきた父が見守るところで、息子は探索を再開した。

 すると、濃い灰色のWがいた。

 初めてのナズグルであった。
 これが”悪い予感”の源のようであった。

 岩をはさんで対峙する。
 ワンドで岩を崩して戦闘開始である。ちなみに、あちらは岩を崩したり通過したりする力を持たないらしい。意外といえば意外なのだが。

 息子は夢中で戦っていた。夢中すぎて『スピードの薬』も飲まずに戦っていたので、そこは注意をした。

 さすがに固い相手だったが、最後には何とか倒しきり、永遠の呪いつきの『幽鬼の指輪』を入手していた。

 この階では、他にも高隠密&高機能の『☆クローク』があり、息子は現在の装備の『エルフのクローク』と交換していた。あれはいいものだった。

 8歳にして、息子は息子でまた独自の道を歩みつつある。よいだろう。これが父と息子というものだ。

第145.5週

#この週は本来なら「第146週」だったのだが、誤って第145週を2回カウントしていた。その後もそのカウントで継続していたので、今回も敢えてそのままの週数で進める

ツモの偏り

 この週はまず、息子その1の探索からである。

 息子が地下18階を探索しているのを横から見ていて、あらためて気が付いた。

 息子の@はレベル32の戦士なのだが、そのレベルに比して、装備が妙に貧弱なのだ。
 たとえば、頭装備はACの高さだけが売りの無銘の『守りの鋼鉄ヘルメット』だし、飛び道具と足装備に至っては未だにただの上質品だ。また、基本の4元素耐性こそ埋まっているものの、それ以外の耐性がほとんど空いたままである。
 レベル32にしてこれはない。

 この理由の一つは、装備の引きが偏っていることによる。よろい装備などはいくつもいいものを拾っているが、飛び道具と足装備は本当に何も拾っていない。店の販売品を含めても、息子@の世界には”これ”というアイテムが登場していないのだ。

 また、もう一つには息子のプレイ方針によるところも大きい。息子は安いアイテムであってもとにかく持ち帰る。ただの上質品であっても、ある意味敬意を持って扱っていて、丹念に持ち帰っては店に卸す。おかげで、階の探索が途中であっても、持ち物インベントリが一杯になると、そこで帰還してしまうのである。

 このおかげで、本来ならばもう少し何かいいアイテムがありそうな階であっても、途中で引き返してしまうので、後一歩粘れば手に入るであろうアイテムの”引き”が弱い印象がある。

 もちろん、これは息子の”慎重プレイ戦略”の一つの側面であり、そのおかげで未だに生き延びているということも事実である。

 それはそれでいいのだが、その一方で(テレパシーや反射といった深層での必須機能は備えているが)、各種上位耐性が甘いので、いざという時に何が起きるのかわからない。


 というところで、今回の息子は、とりあえず、地下18階の探索を何回か行っていた。

 少し離れたところにいた東夷の隊長が、@とは無関係に次々と手下を呼び出しているのをテレパシーで検知しつつ他の部分の探索を行っていた。こちらを検知しているわけでもなさそうなので、何を目的に呼び出しをかけていたのかはよくわからない。

 最終的に、p軍団がほとんどピットといってよいほどに増殖したところで、息子はおもむろに攻撃を仕掛けていた。

 結構な人数だ。大丈夫か?

 と父的にはやや心配したが、終わってみれば圧勝であった。さすが戦士だ。強い。
 息子よ、よくやった。

 この一人大合戦の後に、戦場で
『★槌手王の鋼鉄ヘルメット』
を入手した。

 これは、弱い戦士をパワーアップしてくれるアイテムだ。腕力や器用さ、耐久力に+3の修正を加えてくれる。おかげで、@の腕力と耐久力に***が付き、HPは730を超えていた。なかなかの数値だ。

 これで、装備が一つ向上した。

 あとは、飛び道具と足装備だなあ。

 ということで、息子の探索はここまでとなった。

父の探索

 今週の父プレイは銭湯でのオープニングからとなる。
 息子2名と銭湯に出向き、湯に浸かり、風呂から出た後におもむろにノート型コンピュータを開く。

 今週は満を持しての戦士アランゴルの兄貴の登場だ!
 兄貴、最近の調子はどうだい?

ドゥナダン 戦士 英雄 レベル 31 経験 205181 $ 661718 |)}=="~((]]] 腕力 !18/190 知能 :18/175 賢さ :18/148 器用 !18/190 耐久 :18/207 魅力 !18/110 AC( 93) HP 699/ 699 名前 : アランゴル 性別 : 男性 年齢 78才 腕力 ! 18/190 種族 : ドゥナダン 身長 200cm 知能 : 18/175 職業 : 戦士 体重 85kg 賢さ : 18/148 社会的地位 56 器用 ! 18/190 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/207 魅力 ! 18/110 打撃修正 (+29,+44) HP 699/ 699 打撃攻撃 :伝説的 [22] MP 0/ 0 射撃攻撃 :伝説的 [15] 打撃回数 6 魔法防御 :超越 平均ダメージ 336 レベル 31 隠密行動 :超越 経験値 205181 射撃修正 (+24,+9) 最大経験 205181 知覚 :良い 射撃倍率 x4.84 次レベル 243000 探索 :大変良い 射撃回数 1.00 所持金 661718 解除 :超越 魔法道具 :超越 AC [27,+66] 日付 17日目 11:55 加速 (+6) プレイ時間 73:18:59 赤外線視力:0 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 4 4 18/190 3..........1. 知能 18/95 2 -2 8 18/175 ......5..12.. 賢さ 18/98 2 -2 5 18/148 3.........2.. 器用 18/100 2 2 5 18/190 ......5...... 耐久 18/97 3 2 6 18/207 ......5....1s 魅力 18/100 2 -1 0 18/110 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .+.....+..... 加速 : ...+......... 耐麻痺 : ..........+.. 耐電撃: .+.....+..... 反射 : ............. 透明視認 : ............. 耐火炎: .+.....+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: .+.....+..... 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............+ 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: ..+.......... 乱テレポ: ............. 浮遊 : ....+........ 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : +............ 耐轟音: ......+...... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ......+...... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 80.2 kg (限界の86%) コマンド: ドゥナダン a) | 右手 : 神罰の首切りソード『紅燕』 (4d5) (+13,+16) (+3) {+腕賢;明祝|電凍/デ死!!} 13.0 kg 戦士 b) ) 左手 : 耐性の金属製ラージ・シールド [8,+10] {r暗} 6.0 kg 英雄 c) } 射撃用 : 強力射のロングボウ (x4) (+8,+9) {r盲;倍} 2.0 kg レベル 3 d) = 右手指 : スピードの指輪 (+6) 0.1 kg 経験 20518 e) = 左手指 : 浮遊の指輪 0.1 kg $ 66171 f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg |)}=="~((]] g) ~ 光源 : ☆フェアノールのランプ『碧狼』 (+5) {+知器耐r轟獄(知!!} 3.0 kg 腕力 !18/19 h) ( 体 : エルフの硬革よろい (-1) [6,+8] (+3隠密) {+隠r酸電炎冷毒} 5.0 kg 知能 :18/17 i) ( 体の上 : 忍びのエルフのクローク [4,+7] (+3隠密) { } 0.3 kg 賢さ :18/14 j) ] 頭 : 知能の硬革帽子 [2,+6] (+1) { } 0.8 kg 器用 !18/19 k) ] 手 : 隠者の革グローブ [1,+8] (+2) 0.3 kg 耐久 :18/20 l) ] 足 : ドワーフの鉄鋲底の靴 [6,+13] (+1) {+腕耐} 4.0 kg a) ! 25服の ヒーローの薬 {50%引き} 5.0 kg b) ! 26服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 5.2 kg c) ! 22服の 経験値復活の薬 {50%引き} 4.4 kg d) ? 13巻の テレポートの巻物 {25%引き} 3.3 kg e) - 4本の トラップ感知のロッド 3.0 kg f) - 2本の 鑑定のロッド {@!k!!} 1.5 kg g) - 3本の 帰還のロッド 2.3 kg h) - 4本の イルミネーションのロッド 3.0 kg i) - 4本の 癒しのロッド 3.0 kg j) - スピードのロッド {!k!!} 0.8 kg k) - 4本の 岩石溶解のワンド (48回分) 2.0 kg l) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg m) _ 周辺感知のスタッフ (11回分) {Elbereth} 2.5 kg n) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg o) { 28本の 矢 (2d4) (+6,+6) (96/96) 2.8 kg p) { 19本の 破邪の矢 (2d4) (+6,+6) (96/96) 1.9 kg

 レベル31のドゥナダンの戦士。世間では英雄と称されている。
 身長2メートルの大男だ。2m30cmとかのハイエルフほどではないが、一般的にドゥナダンも割と大きい。やはりただの人間ではなく、出自からして特殊な種族ということなのだろう。

 基本能力はほぼカンストに近い。いろいろと超越している。眼とか耳だけがちょっと普通だ(なんだこの表現)。
 対混乱以外はすべての耐性を持っている。透明視認はないが、テレパシーでカバーしているので問題ない。

『スピードのロッド』と2本の『鑑定のロッド』がありがたい。

 よく見ると、自宅には件の『☆幽鬼の指輪』が一つしまわれていた。最近ナズグルと一戦交えていたようだ。なるほど。

 ということは今回も似たような展開になる可能性は高い。
 少し気が重い。

 ということで、兄貴、出かけるとしましょうか。今回もよろしくお願いします。

地下16階層

 地下16階に出現した。
 ということは、特に対ナズグル戦闘は想定しなくてもよいようだ。

#これが生ぬるい希望的観測であったことを思い知らされるのは少し先の話だが、今はおいておく

 オークの群れを、武器装備に付随する「邪悪存在退散」機能の始動で2回ほど溶解させた。
 しかし、魔法が使えない戦士ゆえ、持ち物が多くてお土産がほとんど持てない感じがする。

 とりあえず一度戻ることとした。

vs ソーサラーx2

 地下16階に登場してすぐに、敵の仲間内での戦闘が心に飛び込んできた。
 ここでもpの皆さんが活躍している。今回はそういう週なのかもしれない。

 よく見ると、オレンジ色のソーサラーが二人もいるようだ。これはどうなんだと思った。

 雰囲気は茶色。何かいいことはあるようだが、よくわからない。

 しかも、その二人ともがこちらに向かって近づいてきている。やばくないだろうか。

 とりあえず遠距離から『火炎の追尾の矢』を撃ちまくって何とか倒した。召喚戦に持ち込まれなかったのは幸いだった。おとなしいソーサラーで助かった。

 しかし雰囲気はまだ茶色だ。

 そこから西方向にしばらく出向いたところ、白いWが群れている現場に遭遇した。
 これはこれで嫌な場面だ。


 どうしたものだろうか。

 とはいえ、あまりできることもない。加速して、『ヒーローの薬』を飲むことくらいだ。
 武器装備の邪悪存在退散の攻撃は、レイスに対しては一撃必殺というわけにはいかないので、余力を残しておく必要がある。

小さな世界

 とりあえず、レイス軍団との直接対決は避け、南から大回りして西に向かった。

 すると、妙なものが見えてきた。


 なるほど、とても小さなvaultもどきのようだ。永久壁こそないものの、罠が通路に沿って設置されていて、中央付近にモンスターが数匹いるのが見えた。

 これが茶色の理由なのであろう。

 そこで、方針を変更し、先に余計な要素を排除しておくことにした。

 少し戻り、避けていたオーク&ワイトの部隊と戦うことにした。状況が変わるとこういうこともある。

 例の武器の発動でオークとワイトにダメージを与えておき、あとは遠距離から『火炎の追尾の矢』でワイトを倒していった。
 これで後顧の憂いを絶った。


 いざ、本番の小vaultもどきへ。戦いがオログの群れから始まるので、吸血武器に持ち替えた。そして、ナーガの群れとオークを退治した。

 だが、悲しいことに、これという戦利品はなかった気がした。どれも普通の上質品だけであった。
 茶色の雰囲気は何だったのだろうか。

 疑問に思いつつ地上に戻る。
 いろいろと商売をして少し休む。

再帰的

 再度潜るが、特にこれということはない。これが繰り返される。

 BMにて『凡庸の巻物』を買い入れる。将来、いつか拾うかもしれない『願いのスタッフ』活用のための投資である。BMの割に価格的にはそれほど高くないのでありがたい。

冷気免疫!

 再度地下16階。

 小さな部屋の中央で
『☆鉄鋲底の靴『サリオンモルニエ』 [6,+17] (+4) 』
なるものを拾う。
 久々のいい感じの足装備である。

 正体は何だろう。

 と思っていたら、その近所に『*鑑定*の巻物』が落ちていた。これはありがたい。といういうことで*鑑定*と相成った。

☆鉄鋲底の靴『サリオンモルニエ』 [6,+17] (+4) {+知*冷r獄}
それは知能に影響を及ぼす
それは寒さに対する完全な免疫を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 まじか! 冷気免疫じゃないですか! 素晴らしい! というか、むしろ”珍しい”。

 件のハーフオーク戦士でも、冷気免疫を備えた装備は『☆ミスリルの超鎧』と『★ネンヤ』の二つしか持っていない。他の@は言うに及ばずで、この兄貴で二人目という珍しさだ。

 現状のこの@の装備が『ドワーフの鉄鋲底の靴 [6,+13] (+1) {+腕耐}』なわけで、耐性面でこれに負っているものはない。ということは、今拾った装備をしても特に問題はないわけだ。

 実際、冷気免疫の有効性は現在よくわからないところがあるが、しかしありがたい。すくなくとも、薬類が壊されなくなるのは良いことだと思われる。


 再び『凡庸の巻物』をBMで買い入れる。いつかこれが役に立つといいなあ。


 また足装備の高級品を拾っていた。

『浮遊の軟革ブーツ『嵐虎』 [2,+11] (+4)』

浮遊の軟革ブーツ『嵐虎』 [2,+11] (+4) {+賢}
それは賢さに影響を及ぼす
それは宙に浮くことを可能にする。

 まあ、銘入りとはいうものの、これは装備することはないような気がする。

 @はとりあえず地下から自宅に戻ってご飯を食べて寝た。
 ついでにプレーヤーも風呂屋から自宅に戻ってご飯を食べて寝た。

翌日

 翌日、今度は自宅でプレイした。

 よく見ると、反射機能がないのに気がついた。これは極めてまずい気がする。

 しかし、この階層では『ミラーシールド」はなかなか入手できない。どうしたものかと思う。
 思いつつ地下に潜っていく。

ワールドレコード

 20回を残していた『鑑定のスタッフ』に『魔力充填の巻物』をかけたところ、なんとなんと、
『鑑定のスタッフ (31回分)』
が出現した。
 これはこれまでのプレイでのTinyAngband世界新記録である。このお兄さん、実はとても器用な方?

 この界隈では、ほかにもこんなものを拾って帰宅した。

『スターライトのスタッフ』
『スピードのスタッフ』
『体力回復の薬』

 ありがたいことであった。

パワーアップ&取りまとめ

『火炎の追尾の矢 (6d4) (+6,+6)』を巻物で地道にパワーアップし、今手元に持っている
『火炎の追尾の矢 (6d4) (+7,+7)』
にパワーアップして、自宅のモノとまとめることができた。
 うれしいものだと思った。

いろいろと確認

 例のごとく、『自己分析の薬』を拾ったのでその場で飲んでみる。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 101/100です。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃への耐性を持っている。
あなたは火への耐性を持っている。
あなたは冷気に対する完全なる免疫を持っている
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは暗黒への耐性を持っている。
あなたは音波の衝撃への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたは全く恐怖を感じない。
あなたの目は盲目への耐性を持っている。
あなたの知能は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの賢さは装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている。
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの武器は神の祝福を受けている。
あなたの武器は敵を感電させる。
あなたの武器は敵を凍らせる。
あなたの武器はアンデッドに対して神聖なる力を発揮する。
あなたの武器はデーモンに対して神聖なる力を発揮する。

 なるほど、「冷気に対する完全な免疫を持っている」というのは心強い。うむ。薬類を壊されないというのは実はとても助かる。
 また、武器装備が、神の祝福があったりアンデッドとデーモンに対して神聖な力を発揮してくれたり、感電させたり凍らせたりと、なかなかの業物であることが伺えた。

獲得発→祝福行き

 新しく登場した

"イプトロル ソ ハ"と書かれた巻物(g)

はありがたいことに『獲得の巻物』だった。やった。

 即座に読んだところで、この巻物は
『 (祝福)フレイル (2d6) (+6,+5) (+1)』
に化けてくれた。

 こんなものだ。

(祝福)フレイル (2d6) (+6,+5) (+1) {視}
それは賢さに影響を及ぼす
それは透明なモンスターを見ることを可能にする
それは神に祝福されている。

 なるほどねえ。使うかどうか、といえば、たぶん使うことはあまりなさそうだが、自宅に置いておくことにした。

不安

 一瞬画面がフリーズしたのであわててゲームを保存する。

 自分のPCはとても調子よいとはいえないので、こういうところ、ヒヤヒヤものだ。

慶びの歌

 特にこれということはないので地下17階に出向くことにした。

 そこで、『邪悪存在退散のスタッフ』を拾うことに成功した!やった!

 武器装備の「邪悪存在退散」始動機能は、若干パワーが足りないので、ワイトやレイスを一撃で滅ぼすことができない。やはりこのスタッフは必須アイテムだと思う。
 なかなか入手できないけど。

 余談だが、原初の戦士であるハーフオーク戦士@は、この『邪悪存在退散のスタッフ』を40本ほど自宅に所持している。なんというか無駄に豊富である。

商売Rock

 地下で拾ったアイテムで、こんな取引をした。

反魔法のアミュレット {未鑑定}(p)を売却する。
即座にこの金額にまとまった。
そうしよう!
反魔法のアミュレット {呪われている}を $30000で売却しました。
店主が悔しげにわめいている!
もう反魔法のアミュレット {呪われている}を持っていない。

 これもご商売、恨まないでいただきたい。
 こういうことを繰り返すと信用度が下がりそうだが、幸いにも今の所そういう実装は聞いたことがない。

強い矢弾

 現在持ち歩いている『火炎の追尾の矢』が強力である。
 東夷の戦士なら問題なく一撃で倒してしまうし、あの強靭なヴァンパイアなどでも2,3発であの世に送り届けてしまう。
 良い物を拾ったものだ。

 …このありがたい矢弾がだんだん少なくなっていくのが少し怖い。

準備

 次のレベルアップまで一万を割った。

 ここで『スターライトのスタッフ』をBMで購入した。わーい。

 全部で4本を担いで、地下17階へ。
 さあ、ナズグルよ、来るなら来ていただきたい。

 だが、ここでは特にこれというイベントもなかった。
 そこで、割とすぐに地下18階に向かうことにした。

愛と悲しみと光と

 出現したところが、溶岩で崩壊したオーピットと、同じく溶岩で崩壊している内部不明のピットの近くだった。

 これは、間違いなくゼリーピットだ。

 その半壊したゼリーピットに近づいたところ、吹き荒れる”酸のブレス”で虎の子の『スターライトのスタッフ』を2本も壊されてしまった。

 ぬおおおおおお!なんてことだ~!

 悲しみの咆哮がダンジョンに響き渡るのであった。

 っていうか、兄貴、酸免疫抜きでゼリーピットに近づくのが悪いと思うんだよ。

レベルアップ32

 そんなこんなで、悲しみに沈みつつ闘っていた。しばらくして、キメラを倒したところでレベルが上がった。

能力 基本種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 4 3 18/180 知能 18/95 2 -2 12 18/215 賢さ 18/98 2 -2 5 18/148 器用 18/100 2 2 5 18/190 耐久 18/97 3 2 5 18/197 魅力 18/100 2 -1 0 18/110

 HPが上がった以外は特に何もなかったようだ。
 そういうこともあるのだなあ。少し残念だが、どの能力ももう上限に達しつつあるわけなので、仕方がないと思った。

再度の悲しみ

 あらためて接近したゼリーピットに、またもや『スターライトのスタッフ』を消されてしまった。

 これで、ナズグルと一戦もしていないのに、4本中3本の『スターライトのスタッフ』が消滅していたことになる。

 ひいいいい。

 確かに、わかっていたのなら、『スターライトのスタッフ』を別な場所にきちんとしまってからゼリーピットに挑むべきであった。

 これは大失敗した。要反省である。

 っていうか、次からはゼリーピットはきちんと無視しましょうよ、兄貴。

超賢い人

 こんなものを拾った。

賢者のアミュレット [+5] (+8探索)
それは探索能力に影響を及ぼす
それは赤外線視力に影響を及ぼす
それはあなたの知能を維持する。
それはあなたの賢さを維持する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする
それは危険に対して警告を発する。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 +8探索は始めてみたかもしれない。すごい探索能力だ。すごく賢い人になれる装備に違いない。とはいえ、その”賢さ”が上がると何がよくなるのかはよくわからないのだった。

 この代わりに同じアミュレットの「+2探索」が自宅にしまわれていたので、これを売った。

 対ナズグル用の最終兵器であるところの『スターライトのスタッフ』が失われたことについて、悲しんで寝ることにした。

 …ああ、もう火と酸の免疫装備が欲しいなあ!もう! いやまあ、今回レアな冷気免疫を手に入れたわけなので、贅沢な願いといえばそうなんだけど。

まとめ

 今週はこれで終わった。

 冷静に考えて、「反射機能」がないのは危険すぎる。これで地下18階は明らかにまずい。すこし先走りすぎた。ミラーシールドの出現階層が地下19回程度だと感じていたので試してみたが、万一を考えるとリスクが大きすぎた。

 優秀な矢玉が減少傾向にあるので、これが尽きたところで厳しいことが生じるだろう。

 とはいえ、今回は冷気免疫を入手できたのはありがたい。めったにないものだ。冷気のブレス攻撃でも、薬が割れなくなるのはありがたいと思う。

 次レベルまでは後7万程度。ハイエルフほどではないが、相変わらず道は遠い。

 それじゃ兄貴、また今度。

第146週

年末調整

 さて、年末である。
 比較的時間も体力も戻ってきた。

 今週はかごめお姉さんの出番であろうか。
 最近はいかがお過ごしでしたか?

ハイエルフ パラディン 騎士 レベル 26 経験 44925 $ 25925 /[}=="!((]]] 腕力 :18/100 知能 : 12 賢さ : 18/50 器用 : 18/90 耐久 : 18/96 魅力 :18/179 AC( 97) HP 341/ 341 MP 91/ 91 名前 : かごめ 性別 : 女性 年齢 130才 腕力 : 18/100 種族 : ハイエルフ 身長 203cm 知能 : 12 職業 : パラディン 体重 76kg 賢さ : 18/50 魔法 : 生命 社会的地位 39 器用 : 18/90 守護神 : ヴァイレ 耐久 : 18/96 魅力 : 18/179 打撃修正 (+19,+42) HP 341/ 341 打撃攻撃 :伝説的 [2] MP 91/ 91 射撃攻撃 :伝説的 [2] 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 192 レベル 26 隠密行動 :超越 経験値 44925 射撃修正 (+23,+12) 最大経験 44925 知覚 :大変良い 射撃倍率 x4.48 次レベル 58750 探索 :卓越 射撃回数 0.83 所持金 25925 解除 :大変良い 魔法道具 :超越 AC [35,+62] 日付 15日目 9:17 加速 (+0) プレイ時間 28:02:21 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/70 1 2 0 18/100 ............. 知能 11 3 -2 0 12 ............. 賢さ 16 0 1 6 18/50 s.......33... 器用 18 3 0 6 18/90 ..1....4..1.. 耐久 18/66 1 2 0 18/96 ............. 魅力 18/99 3 2 3 18/179 .........3... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ............. 耐麻痺 : +............ 耐電撃: .......++.... 反射 : ............. 透明視認 : +...........+ 耐火炎: .......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .++....+....+ 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .+........... 電オーラ: ........+.... 警告 : +............ 耐恐怖: .+........... 冷オーラ: ............. 遅消化 : +............ 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : +............ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ..+.......... 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: .+........... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) / 右手 : 護りのパイク (2d5) (+10,+10) [+3] {麻視経遅活警(賢!!} 8.0 kg b) [ 左手 : ドラゴン・シールド [8,+7] {r冷毒暗轟恐} 5.0 kg c) } 射撃用 : 高精度のクロスボウ『燦狼』 (x4) (+14,+12) (+1) {+器r冷;浮!!} 3.0 kg d) = 右手指 : ダメージの指輪 (+12) 0.1 kg e) = 左手指 : 殺戮の指輪 (+3,+8) 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の革製スケイル・メイル『蒼龍』 (-1) [8,+12] (+4) {+器r酸電炎冷獄} 7.0 kg i) ( 体の上 : 電撃のエルフのクローク『焔燕』 [4,+12] (+3隠密) {+賢隠探r電[電} 0.3 kg j) ] 頭 : ★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3) {+賢魅} 1.0 kg k) ] 手 : 俊敏の革グローブ [1,+6] (+1) {+器} 0.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+5] (+3隠密) {+隠} 1.0 kg a) ? 3冊の 生命の魔法書[一般祈祷] b) ? 2冊の 生命の魔法書[上級祈祷] c) ! 9服の スピードの薬 {!k} d) ! 43服の ヒーローの薬 {25%引き} e) ! 16服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} f) ! 7服の 経験値復活の薬 {25%引き} g) ? 13巻の テレポートの巻物 {25%引き} h) ? 2巻の レベル・テレポートの巻物 i) - 10本の トラップ感知のロッド j) - 帰還のロッド k) - 4本の イルミネーションのロッド l) - 6本の 岩石溶解のワンド (72回分) m) _ 鑑定のスタッフ (21回分) n) _ 周辺感知のスタッフ (11回分) o) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) p) _ 邪悪存在退散のスタッフ (8回分) q) = 知能維持の指輪 r) " 魅力のアミュレット (+2) s) ( クローク [1,+6] t) ) 金属製ラージ・シールド [8,+6] u) | レイピア (1d6) (+1,+6) v) { 26本の クロスボウの矢 (2d5) (+4,+2) (89/74) w) { 22本の クロスボウの矢 (2d5) (+5,+5) (103/85)

 あれ、なんか変なものを持ったままだな。これ、本当に最終結果か?

 確認したところ、やはり間違えていた。この先があったようだ。
 ということで、あらためまして、こちらが正しい。

ハイエルフ パラディン 騎士 レベル 26 経験 52788 $ 42759 /[}=="!((]]] 腕力 :18/100 知能 : 12 賢さ : 18/50 器用 : 18/80 耐久 : 18/96 魅力 :18/179 AC( 102) HP 341/ 341 MP 91/ 91 名前 : かごめ 性別 : 女性 年齢 130才 腕力 : 18/100 種族 : ハイエルフ 身長 203cm 知能 : 12 職業 : パラディン 体重 76kg 賢さ : 18/50 魔法 : 生命 社会的地位 39 器用 : 18/80 守護神 : ヴァイレ 耐久 : 18/96 魅力 : 18/179 打撃修正 (+21,+40) HP 341/ 341 打撃攻撃 :伝説的 [5] MP 91/ 91 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :超越 平均ダメージ 196 レベル 26 隠密行動 :超越 経験値 52788 射撃修正 (+22,+9) 最大経験 52788 知覚 :大変良い 射撃倍率 x2.24 次レベル 58750 探索 :卓越 射撃回数 2.00 所持金 42759 解除 :大変良い 魔法道具 :超越 AC [35,+67] 日付 19日目 21:00 加速 (+3) プレイ時間 39:07:42 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力 基本種族/職業/装備 合計 現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/70 1 2 0 18/100 ............. 知能 11 3 -2 0 12 ............. 賢さ 16 0 1 6 18/50 s.......33... 器用 18 3 0 5 18/80 .......4..1.. 耐久 18/66 1 2 0 18/96 ............. 魅力 18/99 3 2 3 18/179 .........3... abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : +......+..... 加速 : ..+.......... 耐麻痺 : +............ 耐電撃: +......++.... 反射 : ............. 透明視認 : +...........+ 耐火炎: +......+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : ............. 耐冷気: ++.....+....+ 火オーラ: ............. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .+........... 電オーラ: ........+.... 警告 : ............. 耐恐怖: .+........... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: .+........... 魔力減少: ............. 急回復 : +............ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : +............ 耐混乱: +............ 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...... 耐轟音: .+........... 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: .......+..... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) / 右手 : (防衛者)バトル・アックス (2d8) (+13,+8) [+6] (+1隠密) {+隠r酸電炎冷乱;麻視活浮(賢} 8.5 kg b) [ 左手 : ドラゴン・シールド [8,+7] {r冷毒暗轟恐} 5.0 kg c) } 射撃用 : 高速度のスリング (x2) (+14,+9) (+3加速) {+速} 0.3 kg d) = 右手指 : ダメージの指輪 (+12) 0.1 kg e) = 左手指 : 殺戮の指輪 (+3,+8) 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の革製スケイル・メイル『蒼龍』 (-1) [8,+12] (+4) {+器r酸電炎冷獄} 7.0 kg i) ( 体の上 : 電撃のエルフのクローク『焔燕』 [4,+12] (+3隠密) {+賢隠探r電[電} 0.3 kg j) ] 頭 : ★センゲル王の金属帽子 [3,+12] (+3) {+賢魅} 1.0 kg k) ] 手 : 俊敏の革グローブ [1,+7] (+1) {+器} 0.3 kg l) ] 足 : 忍びの軟革ブーツ [2,+7] (+3隠密) {+隠} 1.0 kg a) ? 3冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 4.5 kg b) ! 16服の スピードの薬 {!k} 3.2 kg c) ! 47服の ヒーローの薬 {25%引き} 9.4 kg d) ! 24服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 4.8 kg e) ! 15服の 経験値復活の薬 {25%引き} 3.0 kg f) ? 16巻の テレポートの巻物 {25%引き} 4.0 kg g) ? レベル・テレポートの巻物 0.3 kg h) - 6本の トラップ感知のロッド 4.5 kg i) - 帰還のロッド 0.8 kg j) - 5本の イルミネーションのロッド 3.8 kg k) - 4本の 岩石溶解のワンド (48回分) 2.0 kg l) _ 鑑定のスタッフ (21回分) 2.5 kg m) _ 2本の 周辺感知のスタッフ (2x 11回分) 5.0 kg n) _ アイテム感知のスタッフ (22回分) 2.5 kg o) { 19個の 鉄弾 (2d2) (+5,+5) (38/76) 7.6 kg

 レベルこそ変わらないが、経験値にして5000ほど追加していたようだ。武器装備も機能の多い『防衛者』に変更している。また、『高精度のクロスボウ』を『高速度のスリング』にしている。攻撃力よりも速度を重視しているのがわかる。とはいえ、まだ速度は+3しかない。

 レベルは26。いろいろあって、他の@達よりもかなり低めだ。

 とはいうものの、ハイエルフの人生は長い。このプレーヤーのプレイ時間も相当に長くなるだろうから、これくらいがちょうどいいのだ。

 って、よく見たら『上級祈祷書』を持っていない。これはどういうことだったっけ?
 特に理由はないと思われたので、自宅から2冊持っていくことにした。自宅には残り一冊しかない。なんとまあ、厳しい資源状況だ。ある意味どうでもいい人には次々と補充されて、必要な人に限って補充されないのはどういうわけか。それが世の中というものなのか? よくわからないけど。

 さらに、『ダメージの指輪』と『殺戮の指輪』を重ねてしても、打撃が200に届かない。お仲間を作るプレイを目的とした”魅惑のパラディン”だから仕方がないとはいえ、さすがに中階層での戦闘力としては厳しい気がしてきた。

 そして、武器を強化しようと『武器殺傷力強化の巻物』を3巻持ち出して防衛者さんにかけてみたが、見事に全失敗だった。こういうこともある。

 前口上はこのくらいにして、さて、かごめさん、ご飯を食べてから地下に潜りましょうか。

地下12階

 出現は地下12階である。なんだか浅いところに出現した。
 かなり用心深い感じがする。

 落ちていた『トラップドア破壊の巻物』を読んだところ、隣にあった罠がきちんと壊れた。なるほど、こう使うのか。今頃になって初めて知った。でもあまり”使える道具”という気はしない。なくても罠を一つずつ外していけば何とかなるんじゃないかしら。これまでもそうだったように。

 ここで、世間様から「この場所は好きになれない」とのこと。そうなのね。

『スロー・モンスターのスタッフ』を使って敵を遅くして戦っていたところで、そのへんに立っていた茶色のpにうっふんと”魅惑の目”をかけて見たところ、こんなことを言われてしまった。

ウルファングの息子『ウルワルス』には効果がなかった!

 あれ?あなた地味だけどユニークだったのね。pってことは人間なのかしら。

 ということで、戦闘になった。加速とヒーローで普通に打撃戦で倒した。あんまりあたしの”流儀”ではない気がするのだけど、仲間にしたいモンスターがいなかったので仕方がないのよね。

 この人は
『グレート・アックス (4d4) (+7,+7)』
を落とした。うーん。自動破壊。


 地上に戻り、いろいろと換金する。まだ財産は5万$もない。まだまだこれから稼がなくちゃだわ。

 自分の速度がないことがわかっているので、ここは『スローモンスターのスタッフ』を活用して相対速度を上げることにした。

 また一つ荷物が増えてしまったけど、これは仕方がないわ。


 ワーグ二匹を魅惑の目でお供にして東夷の戦士に立ち向かった。だが、ワーグはどちらも矢で撃ち殺された。かごめさんも一発撃たれてダメージを食らったが、なんとか接近して屠った。

 そこで、次はワーグ4匹とウルクとオークシャーマンを仲間にして、市松模様の駐屯地に攻めに行った。
 これは功を奏した。無事に全員生き延びた。

 ということで、この回でできたお友達とお別れした。
 さようなら、皆さん、またいつか会いましょう。会えるものなら。

かごめさんまとめ

 ということで、今回はかごめさんはこのくらいとなった。

 なんだか、プレーヤーはこの”お友達プレイ”に少し疲れてきたようだ。
 瞬間瞬間を切り抜けるには良い能力なのだが、トータルでの効率が上がらないので、ストレスを感じてしまう。
 どうしたものだろうなあ、と思う。
 まあ、長い時間がかかるということなのだろう。

 とはいえ、この@でナズグルを倒すにはかなり手間がかかりそうな予感がする。

師匠登場

 この週は実は年末である。
 年末と言えば、銭湯である。

 昨年同様、プレーヤーは一人のんびりとスーパー銭湯に来ている。そして、ひとっ風呂浴びたところで、リアルに飯を食いつつ、地下世界に潜ることにした。

 年末年始ということで、今回はもうお一人、ドゥナダンの舞台芸人、トニー谷師匠をステージにお呼びいたしました。
 師匠、年末のお忙しいところお呼び立てして申し訳ありません。

 さて師匠、最近のステイタスはいかがでしょうか。

ドゥナダン パラディン 重騎士 レベル 31 経験 216354 $ 512604 \[}=="!((]]] 腕力 !18/170 知能 :18/139 賢さ !18/130 器用 !18/120 耐久 !18/150 魅力 :18/106 AC( 105) HP 561/ 561 MP 154/ 154 名前 : トニー谷 性別 : 男性 年齢 69才 腕力 ! 18/170 種族 : ドゥナダン 身長 160cm 知能 : 18/139 職業 : パラディン 体重 68kg 賢さ ! 18/130 魔法 : 生命 社会的地位 72 器用 ! 18/120 守護神 : マンウェ 耐久 ! 18/150 魅力 : 18/106 打撃修正 (+20,+44) HP 561/ 561 打撃攻撃 :伝説的 [7] MP 154/ 154 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 7 魔法防御 :超越 平均ダメージ 350 レベル 31 隠密行動 :超越 経験値 216354 射撃修正 (+19,+9) 最大経験 216354 知覚 :大変良い 射撃倍率 x2.38 次レベル 289500 探索 :卓越 射撃回数 2.00 所持金 512604 解除 :卓越 魔法道具 :超越 AC [35,+70] 日付 32日目 6:21 加速 (+6) プレイ時間 81:15:17 赤外線視力:40 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 2 4 18/170 ..........4.. 知能 18/99 2 -2 4 18/139 .........4... 賢さ 18/100 2 1 0 18/130 ............. 器用 18/100 2 0 0 18/120 ............. 耐久 18/100 3 2 0 18/150 ............s 魅力 18/66 2 2 0 18/106 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ....+........ 耐麻痺 : ............+ 耐電撃: .++....+....+ 反射 : .+........... 透明視認 : ............. 耐火炎: ..*....+..+.. 魔法道具: ............. 生命保持 : +............ 耐冷気: .......+..... 火オーラ: ..........+.. テレパシ : .....+....... 耐毒 : .......+..... 電オーラ: ............. 警告 : ............. 耐恐怖: ............. 冷オーラ: ............. 遅消化 : .........+... 耐暗黒: .......+..... 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: ............. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ...........+. 耐混乱: ............. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ......+...+.. 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ..+.......... 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. 装備: 合計 117.2 kg (限界の130%) コマンド: a) \ 右手 : (吸血)ウォー・ハンマー (3d3) (+11,+10) {経|吸} 6.0 kg b) [ 左手 : 耐電のミラー・シールド [10,+9] {r電;反} 5.0 kg c) } 射撃用 : ☆スリング『フィアカルン』 (x2) (+10,+9) (+4) {+掘*炎r電獄|電!!} 0.3 kg d) = 右手指 : 追加攻撃の指輪 (+2攻撃) 0.1 kg e) = 左手指 : スピードの指輪 (+7) 0.1 kg f) " 首 : テレパシーのアミュレット 0.2 kg g) ! 光源 : ★ガラドリエルの玻璃瓶 (+1探索) {+探;明!!} 0.5 kg h) ( 体 : 耐性の革製スケイル・メイル (-1) [8,+8] {r酸電炎冷毒暗} 7.0 kg i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+10] (+4隠密) 0.3 kg j) ] 頭 : ☆鉄ヘルメット『カランヒス』 (+0,+15) [5,+10] (+4隠密) {+知隠赤;遅} 3.8 kg k) ] 手 : ★ガントレット『パウアハッハ』 [2,+15] (+4) {+腕r炎;明[炎(腕!!} 1.3 kg l) ] 足 : 浮遊の鉄鋲底の靴 [6,+10] 4.0 kg a) ? 4冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 6.0 kg b) ? 3冊の 生命の魔法書[上級祈祷] {Elbereth} 4.5 kg c) ! 16服の スピードの薬 {!k} 3.2 kg d) ! 35服の ヒーローの薬 {50%引き} 7.0 kg e) ! 32服の 致命傷の治癒の薬 {75%引き} 6.4 kg f) ! 体力回復の薬 {!k} 0.2 kg g) ! 24服の 経験値復活の薬 {25%引き} 4.8 kg h) ! 啓蒙の薬 0.2 kg i) ? 13巻の テレポートの巻物 {75%引き} 3.3 kg j) ? 4巻の レベル・テレポートの巻物 1.0 kg k) ? 8巻の 対邪悪結界の巻物 2.0 kg l) - 5本の トラップ感知のロッド 3.8 kg m) - 鑑定のロッド {@!k!!} 0.8 kg n) - 2本の 帰還のロッド 1.5 kg o) - 3本の 癒しのロッド 2.3 kg p) - 2本の 岩石溶解のワンド (24回分) 1.0 kg q) _ 鑑定のスタッフ (21回分) {Elbereth} 2.5 kg r) _ 4本の スターライトのスタッフ (4x 4回分) {Elbereth} 10.0 kg s) _ 邪悪存在退散のスタッフ (8回分) {Elbereth} 2.5 kg t) \ (祝福)ヘヴィ・フレイル『焔虎』 (3d6) (+13,+10) (+1) {+賢;活祝/死 Elbereth} 14.0 kg u) { 30個の 鉄弾 (2d2) (+6,+6) (42/84) 12.0 kg

 レベルは31。なのだが、装備によるステイタスへの支援がほとんどない。免疫や耐性を優先しているためだが、おかげで、基本能力値はほぼカンストなのに、最終状態値がそれとほとんど変わらない。

 持ち物を確認したところでは、どうも対ナズグルを想定しているように見える。幸いにも火免疫があるので、『スターライトのスタッフ』が燃やされてしまう可能性は低い。これは気が楽だ。いや、もしかしたら酸のブレスで燃やされてしまうかもしれないけど。

 魔法による周辺感知を行うため、周辺感知機能のある装備は持っていない。とはいえ、MPはまだ150少々しかない。7Kgの『革製スケイルメイル』ですら重すぎるといわれてしまうのは、屈強なドゥナダンとしてはどうなんだろう。

 あと、意外に耐性が不足している。恐怖、盲目、混乱、轟音の各耐性がない。いささかどうかという気もするが、致し方ない。自宅の『ドラゴンシールド』を装備することができれば、このあたりが埋まるのだが、反射機能を『ミラーシールド』に頼っている現在、さすがにこれは外せない。

 などなどいろいろあって、とにかく荷物が多い。持ち帰る品はせいぜい4,5個ということになりそうだ。

 そして、次レベルまでは後7万以上。道は遠い。

 などとぼやいていても仕方が無い。師匠、早速参りましょうか。

地下16階の平凡

 地下16階に出現する。まあ妥当な階層だろうか。

 ウルクの群れと遭遇戦をしたところ、早速『"フォル ゴプブル"と書かれた新しい巻物』を拾う。これ、何だろう。

 ていっ『鑑定のスタッフ』ミ

凡庸の巻物

 おお、これがこの世界の凡庸さんだったのか。


 次いで、『スターライトのスタッフ』でレイスの群れを消滅させる。ただし、4本持っていて、1本落ちてしまったので残り3本も無駄に使う羽目になった。他の@もそうなのだけど、こういうところ、少し考えたほうが良いかもしれない。持っていくの、1本でいいのかなあ。

 ここでは、『抹殺の巻物』『サンダーボールのロッド』『アイスボールのロッド』『肉体強化の指輪+3』を手に入れた。
 そして、気がつくと、『凡庸の巻物』が2巻に増えていた。あれ、いつのまに? まあこの巻物には昔からよくあることなんだけど。自己増殖でもするのか? んなまさか。

 試験的に『肉体強化の指輪(+3)』を装備してみたところ、HPを564から623まで60近く上げてくれた。これはこれで悪くはない。

 ということで、『追加攻撃の指輪+2』を外し、『肉体強化の指輪(+3)』を装備して出かけてみることにした。打撃は265まで下がった。やっぱりちょっと厳しいかなあ。とは思ったが、これで行こう。

 また、地下16階ではナズグルの侵攻はないと思われるので、『スターライトのスタッフ』は置いて行くことにした。


 …これが甘かったことに気がつかされるのは、しばらく後のことだ。

自己分析

 ワイトの群れをスタッフで消滅させた。が、見事に呪われた。やっぱりWは嫌だなあ。

 その直後に『自己分析の薬』を飲む。こんな感じだった。

あなたの状態:
現在の体力ランクは 96/100です。
あなたの瞳は赤外線に敏感である。
あなたは飛ぶことができる。
あなたは麻痺知らずの効果を持っている。
あなたは素早く体力を回復する。
あなたは食欲が少ない。
あなたはテレパシー能力を持っている。
あなたは自己の生命力をしっかりと維持する。
あなたは矢やボルトを反射する。
あなたは炎のオーラに包まれている。
あなたの身体は光っている。
あなたは酸への耐性を持っている。
あなたは電撃に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは火に対する完全なる免疫を持っている。
あなたは冷気への耐性を持っている。
あなたは毒への耐性を持っている。
あなたは暗黒への耐性を持っている。
あなたは地獄の力への耐性を持っている。
あなたの腕力は維持されている。
あなたの耐久力は維持されている。
あなたの器用さは維持されている。
あなたの腕力は装備によって影響を受けている。
あなたの知能は装備によって影響を受けている。
あなたの器用さは装備によって影響を受けている。
あなたの耐久力は装備によって影響を受けている。
あなたの隠密行動能力は装備によって影響を受けている
あなたの探索能力は装備によって影響を受けている。
あなたの赤外線視力は装備によって影響を受けている。
あなたの採掘能力は装備によって影響を受けている。
あなたのスピードは装備によって影響を受けている。
あなたの武器は敵から生命力を吸収する。
あなたの武器は敵を感電させる。

 マンウェ様のご加護ということで、「電撃免疫」を持っている。さらに、スリングのおかげで「火の免疫」もある。これだけ見れば、けっして悪い状況ではない。むしろすごい。
 …でもなぜか辛いんだよなあ。なんでざんしょ。

旅情

 道をふさいでいた小さな岩を崩したところ、木の箱が埋まっていた。だが、中に入っていたのは上質品2点だけだった。なんだかすこしがっかりした。思わせぶりという感じだ。まあ世の中こういうこともあると思う。

 さくさくと高速移動していたら、東夷の射手にちまちまと矢弾を打ち込まれた。すべて反射した。ついでにスリングで撃ち返して反撃した。なかなかスリリングだった。スリングだけに。
 このあたり、芸人の渾身の駄洒落だと思ってほしい。

 地上の防具屋で『永続のローブ』が売られていた。が、今の装備を脱いでもMPの減少は3しかないことが分かったので、スルーした。軽ければよいというわけでもない。

 次の地下16階はほぼ何も収穫がなかった。『知性のアミュレット(+3)』が4000$近くで売れたことがせめてもの救いだった。これ、割といいお値段なんだなあ。下手な指輪よりも優先すべきかもしれないと思う。

 旅はまだ続く。

恐怖の未知世界

 次の地下16階は溶岩階だった。中央部に広い灼熱の岩の海が広がっている。よくある風景だ。

 ところが、だ。
 通常通りに周辺を感知し、穴を掘って、少し歩いたところで、周囲が突然暗く様変わりし、真っ暗な”未知の世界”に変化した。
 どうやら、いきなり@の記憶がなくなってしまったようだった。


「緊急事態発生!」

 いったいなんだ!?何が起きた?!


 そこで、世間が言っている内容を見て驚愕した。

不浄な東夷『カムル』の顔を見てしまった!
何もかも恐くなってきた!
あまりの恐怖に全てのことを忘れてしまった!

 なに? 東夷カムル? ナズグルじゃないザンスか!!!!!
 シェーーーーーーー!!!!!(例のポーズ)

 地下16階だぞ!なんでここで出て来るんざんすか!!
 
 おまけに、少なくとも、同じ部屋には東夷カムルはおろか、誰もいない。たしかに少しはなれたところにWはいるけれども、視界に入っていないはずのだが。テレパシーで検知してしまったことが問題なのか。そんなことってあるのか?

 つまり「恐怖」耐性がないと、こういうことが起きるということか。これまでそういう状態でナズグルに遭遇したことがなかったので、はじめての体験だ。

 なんてことだ。地下16階ということで、対ナズグル装備は持っていない。完全に想定外だ。なんということか。よりによってこのタイミングで。
 ショックで行動が鈍くなっている。@も、そしてプレーヤーも。

 それにしても、まずいことになった。いろいろなことを忘れている。自分の装備も、*鑑定*したもの以外は記憶の中から消えている。

 そして、濃い灰色のWが急速に近づいてくる。
 もう逃げられない。

 現実世界にまで影響する”呪縛”がかけられてしまったのか、プレーヤーと@が呆然としている中で、ナズグルとの戦闘が開始された。

 ここから、ちょっと長くなるので覚悟してほしい。

東夷『カムル』が極寒の矢の呪文を唱えた。
攻撃が跳ね返った!
邪悪なる存在から守られているような感じがする!
もう対邪悪結界の巻物を持っていない。
東夷『カムル』は身震いした。
あと 7 回分の魔力が残っている。
東夷『カムル』が魔法でアンデッドの強敵を召喚した!
東夷『カムル』「逃げ出すのか?貴様は背後に地獄を感じるだろう!」
東夷『カムル』に殴られた。
撃退した。 <2x>
かわした。
ミス! 東夷『カムル』にかわされた。
東夷『カムル』を攻撃した。
会心の一撃だ!
ミス! 東夷『カムル』にかわされた。 <2x>
東夷『カムル』を攻撃した。
手ごたえがあった!
東夷『カムル』に殴られた。
殴られた。
かわした。
触られた。
エルフのクローク(i)は劣化してしまった!

 この辺りは、戦闘開始から接敵までだ。『対邪悪結界の巻物』を読み、余計な心配を少しでも減らす。たぶん気やすめだとは思う。

 そして、直接触れることで装備が劣化させられる。いやな気分になる。

 とりあえず、正面切ってのどつき合いを続けるしかない。

スケルトンの攻撃をかわした。
ミス! 東夷『カムル』にかわされた。
東夷『カムル』を攻撃した。 <4x>
最高の会心の一撃だ!
東夷『カムル』は魔法で手下を召喚した。
東夷『カムル』を攻撃した。 <3x>
ミス! 東夷『カムル』にかわされた。
東夷『カムル』を攻撃した。
かなりの手ごたえがあった!
レイスがアイス・ボールの呪文を唱えた。
東夷『カムル』にはかなり耐性がある!
レイスにはかなり耐性がある!
スケルトンにはかなり耐性がある!
レイスの攻撃をかわした。
かわした。 <2x>
東夷『カムル』が地獄球の呪文を唱えた。
レイスには完全な耐性がある。
スケルトンには完全な耐性がある。
レイスには完全な耐性がある。

 レイスの繰り出したアイスボールの攻撃はどうやらお仲間のカムルさんにもあたっているようだ。
 一方、地獄球という魔法攻撃については、レイスにもスケルトンにも完全な耐性が備わっている。へええ。そうなんだ。こういうところ、面白い。

 ここで『邪悪存在退散のスタッフ』を振る。今更ではあるが。

東夷『カムル』は身震いした。
スケルトンはドロドロに溶けた!
レイスは身震いした。 <2x>
あと 6 回分の魔力が残っている。
レイスの攻撃をかわした。
殴られた。
レイスは突然熱くなった!
撃退した。
東夷『カムル』は呪文を唱えようとしたが失敗した。
東夷『カムル』は身震いした。
レイスは身震いした。 <2x>
あと 5 回分の魔力が残っている。

 このスタッフは範囲攻撃で一撃80ダメージだ。オークなどの敵には鉄板なのだが、このナズグルには身震いをさせる程度の効果しか与えていない。

 そして、戦いが続く。

レイスがアイス・ボールの呪文を唱えた。
東夷『カムル』にはかなり耐性がある!
レイスにはかなり耐性がある!
スピードの薬 {!k}(c)が一個壊れてしまった!
東夷『カムル』の動きが速くなった。
レイスの動きが速くなった。 <2x>

 ここで、壊されたスピードの薬が、敵のレイスとカムルさんを素早くしてしまうというアクシデントが発生する。なんてことだ。

ヒーローの薬 {50%引き}(d)が一個壊れてしまった
東夷『カムル』の攻撃をかわした。
撃退した。 <2x>
かわした。
東夷『カムル』「降伏しろ、哀れなザコめ!」
東夷『カムル』は魔法で手下を召喚した。
レイスがアイス・ボールの呪文を唱えた。
東夷『カムル』にはかなり耐性がある!
レイスにはかなり耐性がある!
ナズグルにはかなり耐性がある!
スピードの薬 {!k}(c)が一個壊れてしまった!
東夷『カムル』はダメージを受けていない。
レイスはダメージを受けていない。
ナズグルの動きが速くなった。
レイスはダメージを受けていない。
レイスに殴られた。
レイスは突然熱くなった!
撃退した。 <2x>
ミス! 東夷『カムル』にかわされた。 <2x>
東夷『カムル』を攻撃した。 <3x>

戦の終わり

 そして、この激しい戦いの最後はこんなオチが付いた。

東夷『カムル』があなたの足を指さした。
あなたは天井を突き破って宙へ浮いていく。

 うわあああ、ふわふわと浮かされてしまったぞ!

 なすすべもなく「なんだなんだ!?」と思ううちに、@は上の階に送られてしまったのであった。

 どうやら、強制レベルテレポートさせられたらしい。東夷カムルのHPは半分程度には削っていたはずなのだが。


 とはいえ、上記のログを見たところでは、カムルは他のナズグルを応援に召還していたようだ。そのまま闘い続けたら危ないところだった。こちらのHPは623から419まで削られていた。運がよかったかもしれない。むしろ、逃がしてもらえたというべきか。『体力回復の薬』がない状況では、かなり危険な状態だったとみるべきだろう。

 しかし、地下16階でナズグルが出てきたのは初めてだった。まったく油断ならない。今後は用心しなくては。要するに、一度深い階層に潜ると、それから先はフラグが立ち、実際の階に関わりなくイベントが発生するということなのだろう。
 恐ろしいことだ。

 もともとこのトニー谷さんは、地下17階に初めて潜ったあたりで、よりによって数人のナズグルに襲われてしまい、這う這うの体で逃げ出したことがあった。
 言ってしまえば”ナズグル運”が悪いということなのかもしれない。

 …今に見ているザンス。

 静かに復讐の時を待つ芸人である。
 そして、こういう人が意を決した時の強さはすごいのだ。

強制地下15階

 昇らされた地下15階はガレ場階だった。
 少し震えながら、ほどほどに掘る。ほどほどに掘り出す。

 引き続いてオークピットを退治したところで『獲得の巻物』をゲットした。

 すると、なんと、この巻物が変化して
『★アルヴェドゥイ王の鎖かたびら (-2) [12,+10] (+2)』
が出現した。

 とはいえ、重くて装備できない気がするなあ。
 ま、とりあえず一度戻って、地上で*鑑定*を。

★アルヴェドゥイ王の鎖かたびら (-2) [12,+10] (+2) {r毒}
体にフィットするよう皮の詰め物をした、鉄の輪を編んだ鎖帷子と具足と肩当からなる。これを装備する者はアルノールの最後の王アルヴェドゥイのような力強さを感じる それは魅力に影響を及ぼす
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。

 実際に装備したところ、やはりMPが大きく下がってしまった。
 パラディンには酷な装備さ。

 ということで、自宅に安置した。

覚・悟・完・了

 しかし、16階でもナズグルが出てくるとは、予想していなかった。
 ホント、参ったざんすねえ。

 この@には、今現在”ナズグル出現フラグ”が立っているとしか思えない。
 そう言うことなら、そのつもりで行こうじゃないですか。本気で。

 そこで、『スターライトのスタッフ』2本を持ち歩くことにした。

 であれば、もう地下15階にこだわっている意味はない。むしろ、経験値を稼ぐために深く進攻してもよいはずだ。

 ということで、”意思を持って潜る”ことにした。

 敵はナズグル。
 もう迷わない。

侵攻

 地下15階から一気に地下17階に出向く。
 気合を入れる。

 東夷の隊長が手下を呼び始めたので早急に対処した。
 さらに、手下の東夷の射手が大量の矢弾を撃ってきたのだが、こちらの自動反射システムで反射された自分の矢弾で死んでいた。間抜けといえば間抜けな話である。稀にこういうこともある。

 一通りの戦闘の後、一度自宅に戻る。

 指輪を『追加攻撃(+2)』に戻し、また『致命傷回復の薬』を、虎の子の『体力回復の薬』に置き換えた。もう完全に”本気モード”だ。


 再度地下17階へ。

 現場で拾った『獲得の巻物』は『力の革製スモール・シールド (+5,+4) [3,+10] (+2)』に変化した。悪いものではない。
 さらに『影のクローク』を拾って地上に戻る。

 だが、目的はまだ果たしていない。

 ナズグルはまだか。


 地下17階。いろいろな敵と闘い、そこそこの成果を得るが、ナズグルはいない。


 ナズグルはどこだ。


 次の探索では、鉄の箱の中から『ドラゴンヘルム』を拾う。

ドラゴン・ヘルム [8,+6] {r電冷盲}
それは電撃への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは盲目への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない

 だが、今の☆ヘルメットを交換する必然性に欠ける。

 同じときに拾った『毒殺のスモールソード』も同じだ。

毒殺のスモール・ソード (1d6) (+8,+11)
始動したときの効果...
毒への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン・
...ただし装備していなければならない。
それは敵を毒する。
それは毒への耐性を授ける。

 これも使うことはない。

 ナズグルはどこだ。カムルはどこだ。奴は今どこにいる。

★の小刀

 引き続いて地下17階。

『ダガー (2d4) {%all}』を拾った。これが

『★ダガー『デサンク』 (2d4) (+4,+6) {%all}』

であった。伝説の武具であり、あり難い逸品だ。

 だが、当面の戦況を大きく変えるものではないだろう。

 同じ部屋で今度は『ブロンズのロッド』を拾った
 なんだろう?
 
つ『鑑定のロッド』

 じゃーん(効果音)

『周辺感知のロッド』

 おお、この使うのが難しいロッド。どうしたものか。とりあえずは持ち帰ろう。


 さらに地下17階。
 しばらくして、この場所は好きになれないといってきた。
 そろそろか。

 だが、レイスが数匹いたくらいで、どうということもなかった。
 せっかくの『スターライトのスタッフ』の出番すらなかった。

 地上に戻る。

黒の牙

 さて、見せてもらおうか、『★デサンク』さんの性能とやらを。

★ダガー『デサンク』 (2d4) (+4,+6) {r電轟;投|電!!}
「黒の牙」を意味する名を持つ、この短剣は雷光に覆われ、その刃から雷の矢を迸らせる力をもつ。
始動したときの効果...
サンダー・ボルト(4d8) : 5 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは電撃によって大きなダメージを与える
それは投げて使うのに適している。
それは電撃への耐性を授ける。
それは轟音への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 使わないけれどもありがたい『★デサンク』を自宅にしまう。

 もう一度地下18階に向かう。ナズグルはどこだ。カムルはどこだ。

トムとジェリー改

 今度は白いTを含んだトロル軍団と遭遇する。

 そこで、『岩石溶解のスタッフ』で細い通路をつくって対応する。

岩トロル『トム』は突然熱くなった!噛まれた

 吸血武器のおかげで、特にこれという問題もなくトムさんを含んだ全員を退治した。
 このジェリーさんはとても強いのだ。


 引き続いて地下18階。
 出現した瞬間に、オークピットが検知できた。美しい模様である。なんとしかも、隣接して二つあるようだ。この地下世界には時々こういうことがある。

 最終的に、ここでは、オークピット二つと、手下を呼び出す東夷の隊長を2回退治した。後者はしつこかった。

「あたしも経験したけど、よくいるのよね、こういう人」 と、この戦闘を別世界から眺めているかごめさんがぼやいている。

 この戦闘は押井守の「アヴァロン」よろしく、他の@の皆さんのところにも中継されているのだろうか。多分そういうことなのだろう。現実的には、この日記自体はそういうものなのかもしれない。


 さらにこんなものを拾う。

ドラゴンスレイヤーのマン・ゴーシュ (1d5) (+9,+6) (+1) {r冷/デ}
それは耐久力に影響を及ぼす
それはドラゴンに対して特に恐るべき力を発揮する。
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それは寒さへの耐性を授ける。

 だが、こちらもまた装備には至らない。当面の敵はドラゴンではないからだ。

 さらに灰色のWが威勢よく近づいてきたので、勢い込んでアナグマ&スターライト砲で迎え撃ったが、残念ながらこれもレイスだった。明らかにオーバーキルである。

 ついでといっては何だが、その際にこんなものを拾った。

溶解のグレート・ソード『猛鳳』 (3d6) (+8,+10) (+2) {+耐}
始動したときの効果...
酸への耐性(期間 20+d20) : 40+d40 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは耐久力に影響を及ぼす
それは酸によって大きなダメージを与える
それは酸への耐性を授ける。
それは酸では傷つかない。

 銘入りで、もちろん悪いものではない。ゼリー対策において、酸の二次耐性は実は大切だ。

 だが、ナズグルはいない。カムルはどこだ。

熱愛激闘

 次の階に、やっとナズグルと会うことができた。やっと遭えたね(はあはあ)。
 あれ、カムルちゃんじゃないんだ。でもいいや。

 ともあれ、いろいろ考えていたこともあったのだが、とにかく夢中で闘った。だって相思相愛だから。
 互いに足を止めてげしげしと殴り合い、斬り合い、どつき合い、最後には何とかこちらが競り勝った。
 いい勝負だった。


 その結果、@は初めてのすごい指輪
『☆幽鬼の指輪『ライカ』 (+10,+10) (+1) {呪われている} 』
を手に入れた。

 それにしても、今回かろうじてナズグルへに勝利はしたが、戦い方はひどい体たらくであった。
 せっかくの「自己祝福の魔法」も、『対邪悪結界の巻物』も、すっかり忘れて、『スターライトのスタッフ』も普通の通路で撃つ次第。ひどいプレイだった。
 そして、それでも勝った。
 気合と根性と愛の勝利であった。

 なお、トニー谷さんのはじめての『幽鬼の指輪』はこんな感じだった。

☆幽鬼の指輪『ライカ』 (+10,+10) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅;視遅浮明呪}
始動したときの効果...
悪臭雲(12) : 4 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは宙に浮くことを可能にする。
それは永遠の明かりを授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは経験値を吸い取る。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 あれ、これって、実は使える指輪だ。ネガティブ要素は経験値吸収しか無いみたいである。
 ということで、一応呪いを解いて自宅に安置しておくことにした。

 同時にこんなものも拾ったが、こちらは世に出ていただくこととした。6000$ほどになった。割といいお値段だった。『穴掘りのつるはし』って意外に高く売れるのだなあ。

穴掘りのつるはし (2d3) (+6,+11) (+5) {+掘|酸}
それは採掘能力に影響を及ぼす
それは酸によって大きなダメージを与える
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

中間まとめ

 ということで、この日はナズグルを一名倒したところで終わりとした。

 なんだかひどいプレイだったが、ある意味、この一年を象徴したような状況だった気もした。
 落ち着け、プレイヤー。

 ということで、大晦日、プレーヤーは静かに眠りについた。ドゥナダンの芸人の師匠もいったんお休みと相成った。

新年探索会

 さて、現実世界では新年が来た。

 この世界では正月であるが、TinyAngband世界ではこれというイベントがあるわけでもない。たぶん、実カレンダーと連動してのイベント実装はないのだろう。そもそも、この世界、いったいいつなのかもよく分からない。未来なのか、過去なのか。季節はあるのか、ないのか。

 この世界のすべては謎だ。それいいのだろう。

 とにかく、ナズグルを倒すのだ。このドゥナダンのビルボード芸人は、その一念で地下18階まで潜ってきている。ろくな耐性もないのに、無茶をするが、それだけ怒っているのだ。

 普段面白い人は、怒らせると怖い。

 ちなみに、プレーヤーが新年当初に引いた実世界の「おみくじ」では、争いごとは「作戦次第」と出ていた。確かに何事もそのとおりだ。当然このTinyAngband世界でも同様である。

地下18階にて汝瞑すべし

 さて、地下18階にて。
 出現した直後にウルクと闘うが、問題はない。

 少し歩くと、灰色のWがいるのが見えた。来たのか。来たのか。

 しかし、レイスであった。残念。


 その後、雰囲気は茶色になった。何かあるのだろうか。

 しばらくすると、トロルの群れの中に白いTがいるのが見えた。あれ、また白い人だ。

 だばだばと接近してみよう。

岩トロル『ビル』を攻撃した。

 なるほど、あのトロルの皆さんの一人だ。

 ということで、問題なく倒した。だが、これというものは得られなかった。いつものことである。

 隅にもう一人灰色のWがいたが、こちらもレイスだった。

あえての

 落ちていた『反魔法のアミュレット』二つを持ち帰り、未鑑定のまま店に卸す。計6万$となった。一つは呪われていたようだが、相すまんですな、という感じ。

 今度の探索は『スピードのスタッフ』を持っていく。『スピードの薬』の消耗が多くなったためだ。火免疫があるので、燃やされることはないだろうという計算である。
『スピードのロッド』も考えたが、とりあえず回数を稼げるスタッフを採用することにした。もう一本あれば話は違ってくるのだが、レアものゆえに簡単には手には入らないだろう。

 さて、もう一度地下のステージへ。

意図的なひより

 地下18階でも特にこれということは起きなかった。

 続いて地下19階に行くべきか。
 それとも、一度ひよったように見せかけて17階に上昇するか。


 とりあえず、一度ひよってみようと思った。
 ということで、一度上昇した。


 18階で拾っていた『啓蒙の薬』で全体を見渡す。

 先日のナズグルとの遭遇戦で(+4,+7)まで劣化していたエルフのクロークを、拾った『*防具強化*の巻物』で(+4,+9)まで戻した。助かったと思った。

無為のロッド

 珍しく強気なVに混乱させられたのだが、こんなときのために持ってきていた『癒しのロッド』を活用してみた。

 それっ。
 それっ。
 それっ。
 それっ。
 …それっ。

 だが、何回振っても一度も機能しなかった。これは駄目だ。話にならない。なんなんだこれは。

 ということで、地上に戻った際に『癒しのスタッフ』と交換した。こちらは自宅に7本もあるので、活用したかったというところもある。一般に、ロッドよりもスタッフの方が発動率は高い。だが消失する可能性もあるというところでバランスが取れている。

 よく見ると、後わずか375の経験値で次レベルだ。

レベルアップ32

 その直後、地下17階でハーフオークの集団を魔法で溶かしたところでレベルアップした。
 HPが15、MPが5上がったようだ。地味ではあるが、その積み重ねこそが人生だ。

 そんなところで、なぜか『癒しのスタッフ』ばかり3本も拾う。回数がばらばらだったので、最低回数である5回に揃えてすべて持ち帰った。

 ちなみに、地上ですべて充填するのに5000$近くかかった。結構な金額で焦る。いつか売り飛ばして回収できるといいのだけれど。

どんどこどんどこ恐慌始動!

 この@の現行装備である『☆スリング『フィアカルン』』に「恐慌」という特殊技能が備わっていることが分かったので、使ってみた。実はこのゲームを通じてはじめてだ。
 いったい何が起きるのだろう。ちょっとわくわくする。

 始動した瞬間、あたり一面におどろおどろしい轟音が鳴り響いた。敵は右往左往してびびりまくっている。あの強面のヴァンパイアすら一瞬ビビッていた。

 それほど長く続く効果でもないようだが、緊急時にワンテンポを稼ぐのには使えるかもしれない。またいつか使ってみよう。囲まれた乱戦時にマメに使えば、相手からの反撃の頻度を低下させるという面でそれなりに効果がありそうだ。

ロッドS

 そして、地下17階で、なんと2本目の『鑑定のロッド』を拾った!やった!これは嬉しい。

 もしかしたら、もう『鑑定のスタッフ』抜きでもいけるんじゃないざんすかね。

 ということで、『鑑定のロッド』2本装備で行くこととした。

 さらに、『帰還のロッド』の3本目を拾う。これも嬉しいものだ。アーケン石が手に入るまで、このロッドには永らくお世話になるだろう。

雲の如し運

 地下17階。雰囲気は茶色。運が向いているらしい。

 が、どうも『スピードのスタッフ』の模様。少し残念。

 もっとも、小さなガレ場で『*破壊*の巻物』を拾った。これはこれで嬉しい。

折れた上質

 道端で折れた剣を見つけたので、一応ロッドで鑑定してみた。

折れた剣 (1d2) (+5,+4)がある。
折れた剣 (1d2) (+5,+4)を自動破壊します。

 しまった、これは持ち帰って修復してもよかったのか?
 と一瞬思ったが、おそらく意味はなかっただろう。上質品は修繕しても上質品だと思われる。

 そういえば、折れた剣である『★ナルシル』は、このTinyAngbandでは実装されていないのだろうか。少し疑問になる。
 もっとも、鍛えなおされた『★アンドゥリル』は出てくるようなので、それでいいのかもしれない。

究極の器用さ

 また、ここで『器用さの指輪(+6)』を拾う。これは器用さ世界新記録かもしれない。使うかどうかといえば、明らかに使わないのだが、珍しい数値ではあるので、一応自宅に持ち帰ることにした。この指輪をしたら4玉のジャグリングとか余裕でできるようになりそうだ。

お気楽極楽赤C地獄

 さて、地下17階に降り立った瞬間、とんでもないものを検知した。

 赤いCの群れだ。四角い枠の中に収まっている。
 赤い火を噴くお犬様、ヘルハウンドのピットである。うわ、すげえ。

 でも師匠、なんか既視感があるような気がしませんか?

 そう言えば、その昔、この師匠は同じようなヘルハウンドピットを、火免疫のおかげで無事に平らげていたような気もする。あれは地下13階でしたっけ?

 今回も同じようにうまく行くだろうか。

 早速、赤いお犬様が怒り狂ってこちらに向かってきた。相変わらずこのワンワンは鼻がいいなあ。


 あらためまして、お犬様チャレンジ!


 的な感じで意気込んでは見たが、以前と同様に問題なくHPを吸収させていただいた。火免疫のおかげで被ダメージもなく、さらには吸血機能のおかげで闘えば闘うほど元気になる@であった。


 ということで、あっという間に経験値を2万8000ほどいただいた。ありがたやありがたや。他の@だとこんなに気楽にはならないだろう。


 その後も特に問題なく進む。


 これはこれで、ある意味なんだか不穏だ。

 だが、ここで引くわけには行かない。
 改めて地下18階へ。

L&j&W地獄

 数回は安全に潜ったところで、今度はリッチピットを発見した。白いLが100匹群れている。

 こちらはどうか。
 火や電撃の免疫が意味を持つ相手ではなく、さすがに厳しい気がする。


 幸いにも、まだ眠っているようだ。
 そこで、とりあえず、先に片付けるべきところを片付ける事とした。
 西は不穏だったので、まずは東方向に進み、一通りモンスターを退治した。


 すると、そこに『抹殺の巻物』があった。
 なるほど、リッチピットはこれで対応可能だろう。


 その後、南西の駐屯地に出向いたところ、なんとそこに件の”ナズグル”がいた。
 なるほどよろしい。望むところである。


 しかし、場所が悪い。いまひとつ穴が掘れないのだ。
 そこで、一度テレポートした。

 のだが、なんとまあ、そのテレポートとの結果、先ほどの「リッチピット」の真横に出てきてしまった。うわあああ。

 仕方なく、ここで『抹殺の巻物』を読んで「L」を消し飛ばした。これでなんとかなるだろう。

 だが、それでも3匹のリッチが生き延びた。これはまずい。どうしたものだろうか。

 うち一匹を接敵して退治したところで、なんとまあ、よりによって新しいナズグルを救援に呼ばれてしまった。これでこの階2匹目のナズグル登場というわけだ。
 ぐぬぬぬ。

 とりあえず、対応できる状況&環境ではなかったので、再度テレポート。

 なんとか狭いところに出現した。
 かろうじて回復をする。


 世界の雰囲気は「悪い予感がする…」とのこと。そうだろう、そうだろう。


 さて、回復後、再び戦場の近くに匍匐前進で舞い戻る。
 2匹のナズグルさんがいるのが遠くに小さく見えている。幸いにも連携はしていないようだ。

 そこで、駐屯地にいた一匹をうまく誘い出して、掘った深い通路に誘い込んで消滅させることができた。スターライト砲の効果大である。


 ところが、その直後。

何かが酸のブレスを吐いた。
防具強化の巻物は融けてしまった!
ヘヴィ・フレイルは融けてしまった!
鉄鋲底の靴は融けてしまった!
浮遊の鉄鋲底の靴がダメージを受けた

 なんと、隠れていた”怒れるj”がものすごい勢いでブレスを吐いてきて、いろいろとダメージを与えてくれたではありませんか。テレパシーで検知できないので、下手なヴァンパイアよりもずっと怖い。

 ああ、酸免疫が欲しいなあ。もっとも、免疫は電撃・火と揃っているわけなので、贅沢なのかもしれないけど。

 さらに、駐屯地に新年のご挨拶に出向いたところ、なんとあの「キリスウンゴルの番人」がいたらしく、面倒な召還が次々と襲いかかる。なるほど、確かにこの階層だとこれを想定しておかなければいけないのだった。


 さて、このままでは埒があかない感じがする。


 とりあえず、諸悪の根源であるところの「キリスウンゴルの番人」を倒すべく、武器装備を、正月らしい『祝福された銘入りフレイル』に持ち替えて加速して臨む。20キロはなんとも重い気がするが、会心の一撃が出やすいという意味ではよい装備だ。

 やや時間がかかったが、なんとかこれを倒した。

 引き続いて、これまたむやみに手下を呼びまくる勤勉な東夷の隊長さんに接近して、これを倒した。手下の皆様は年明けから苛酷な労働であったろう。心静かにお休みください。


 残るは対ナズグル戦である。
 これも何とかスターライト砲で殲滅できればと思っていたのだが…。

 ところが、殲滅を逃れて残っていたリッチにしてやられた。

 ナズグル戦の前に、リッチに接近して闘った際に、なんと、万全の体制で望んだはずの『スターライトのスタッフ』の魔力パワーを、すべて吸収されてしまったのだ!
 参った。4本すべてだ。なんということか。

 これは想定外だった。


 …ふう。
 もう、慌てても仕方がない。


 そこで、まずは遠距離から強化鉄弾を打ちまくる。効いているのかどうかは定かではない。
 さらに、テレポートで強制接近させられたところを幸いとして、『祝福されたフレイル』で直接攻撃した。

 げしげしげしげしげしげし。

 打撃力が弱いゆえ、多少時間はかかったが、最後にはなんとかナズグルとリッチを倒しきった。

 ぜいぜい。疲れた…。ひどい目に遭った…。


 その後になって今頃「悪い予感がする…」とか出てきた。遅いんですよね。いつものことですが。


 ここでは、例の『☆幽鬼の指輪』以外にこんなものを拾った。なお現場で*鑑定*済みである。

ドラゴン・ヘルム [8,+7] {r冷乱}
それは寒さへの耐性を授ける。
それは混乱への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない

高速度のクロスボウ (x4) (+15,+9) (+3加速)
それはスピードに影響を及ぼす

 いずれも装備交換に届かない。加速は悪くはないが、それ以外の機能がない。


 次レベルまで残り36000。

小さな☆と悪い予感

 引き続いて地下18階。

 今回も悪い予感とのこと。トニー谷さん的にはむしろ良い兆候だろう。

 中央部の大きなスペースを占拠していたモンスター群を退治した。だが、まだ雰囲気は悪い。

 西に向かうと、また駐屯地のような場所があるのが見えた。
 おそらく、またナズグルがいるのだろう。

 このあたりで、なんとあり難いことに『鑑定のロッド』をもう一本拾うことができた。これで3本目。かなりうれしい。

 さらに、部屋の入り口でこんなものを拾った。

床上: ☆ショートボウ『サウレイセル』 (x2) (+17,+14) (+4)。

 これはなんだろうか。とりあえず持ち帰ることにして背嚢の中に放り込む。

 さて、駐屯地には何がいるのだろうか。

シェロブ登場!&退場!

 とりあえず、灰色も白もWはいないようだ。
 では、特にここは問題ないのではなかろうか。

 そこで部屋に攻め入り、なんということもない蜘蛛の群れを蹴散らそうとしたのだが、世間様に意外な事を言われてしまう。

闇の蜘蛛『シェロブ』を攻撃した。

 なんと、シェロブだ!あの恐ろしい巨大な蜘蛛だ!地下18階だとこういうこともあるのか。まあそれはそうか。

 とはいえ、以前他の@でもあったことだが、『吸血装備』はこの手の生物的なモンスターには鉄板である。こんな感じだ。

刃が闇の蜘蛛『シェロブ』から生命力を吸い取った!
とても気分が良くなった。

 基本的には、この繰り返しであった。
 念のため、一服だけ『癒しの薬』(HP回復50)を飲んだものの、特に問題なくこの古代の大蜘蛛を倒してしまった。

鑑定

 地上に戻る。
 先ほど入手した☆装備の正体を明らかにしてみる。

☆ショートボウ『サウレイセル』 (x2) (+17,+14) (+4) {+器耐r炎;視(器}
始動したときの効果...
全感知 : 55+d55 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それはあなたの器用さを維持する。
それは火への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 うーん、これというものはない。始動の全感知は確かに嬉しいが、感知範囲が限られているわけで、そこまでのものではないかもしれない。
 おまけにショートボウだしなあ。スリングよりは強力だけど。やっぱり火免疫には代えられない。

 ついでに、もう一つ拾っていたのはこんなもの。

ジャイアントスレイヤーのメイス (2d4) (+7,+12) (+1) {|凍}
それは腕力に影響を及ぼす
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはジャイアントに対して特に恐るべき力を発揮する。
それは麻痺に対する完全な免疫を授ける。

 おそらくは使わないと思われたが、とりあえず自宅に置くことにする。

ショーウインドウの輝き

 地上の店売りでこんなものを入手した。

神罰のスピア (1d6) (+8,+10) (+2) {|凍!!}
始動したときの効果...
邪悪退散(x5) : 50 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは冷気によって大きなダメージを与える
それはデーモンに対して聖なる力を発揮する。
それはアンデッドに対して聖なる力を発揮する
それは投げて使うのに適している。
それは永遠の明かりを授ける。
それは神に祝福されている。

 始動の邪悪退散機能も含めて、こちらの方が対ナズグル戦に向いている気がする。
 ということで、購入することにした。お値段は1万6千$。レベルと共にギャラが上がったためか、貯金が増えてきつつある今の師匠には取るに足らない値段である。

 強いて言えば『スピア』の打撃力が低いのは心配だ。もしかしたら、実は今のフレイル装備の方が打撃力は大きいかもしれない。

 さらに、道をふさいでいた岩の中から
『エルフのクロスボウ (x4) (+5,+14) (+2隠密)』
が出てきた。悪いものではないけれど、やっぱり火免疫には代えられないざんす。

まとめ

 ということで、今回はここで終えた。

 いろいろあったが、結局、今回は対ナズグル戦に尽きた。

 三体のナズグルと闘った。4本あったはずの『スターライトのスタッフ』がすべてリッチに吸われるというアクシデントはあったものの、なんとかリカバーすることができた。他にも相当な苦労もしたが、今週はなんとかなった。さらにシェロブも倒した。

 中盤のコクのあるところに入ってきたといえるだろう。ここから先しばらくは、対ナズグル戦闘が中心となる。

 今回もいろいろなアイテムを拾ったが、結局、現役装備自体は始めたときと終わったときでまったく変わることがなかった。
 そういうこともある。


 実のところ、今現在、運用していて微妙に困るのは「飛び道具」だ。火免疫の装備がよりによって『スリング』なので、飛び道具的にかなり苦戦している。せめてミスリルの弾でも手に入ればなあ。でも、あれかなりのレアものなのだよね。

 このあたりは同じ火免疫でも『超強力クロスボウ』である蛮野君とは状況がかなり異なる。あちらはむしろむちゃくちゃ強い『強力&速射のクロスボウ』に”火免疫のおまけ”がついている装備なので、十分に使う意味がある。一方、こちらはある意味「火免疫」が要で、肝心な打撃力は弱い。撃っても撃っても敵へのダメージが通らない。中盤では正直厳しい。

 しかし、その中盤以降、火免疫はどうしても必要だ。火免疫があるとないとでは、戦い方がかなり異なるし、アイテムの損耗も気にならなくなるのが大きい。
 おまけに、ここまでのところ、この火免疫のおかげで、ヘルハウンドピットから数万の経験値をほぼ無傷で得ているわけなので、費用対効果としては十分すぎるという見方もできる。
 いろいろ鑑みて、痛しかゆしというところである。バランスの良いゲームというべきか。

 一方で、今週特にありがたかったのは『鑑定のロッド』が3本に増えたことだ。おかげで事実上無制限の鑑定ができるようになった。『鑑定のスタッフ』が不要になったおかげで、持ち帰り品が一つ増えた。これはこの後、いい意味でボディブローのようにじわじわと効いてくるはずだ。

 また、財産もかなり増えた。倍増とまでは行かないが、相当な増額になった。総じて、今週は財産と資源を貯める週だったともいえる。万一ブラックマーケットに何かすごいものが売られていても、今の師匠なら比較的余裕で買えるだろう。

 そして、冷静に考えると、せっかくのマンウェ様のご加護である「風のオーラ」機能を使うのを忘れていた。あれを使えば、もう少し戦いが楽になっていたはずだ。
 いろいろと考えが足りないプレーヤーである。

 次レベルまでは1万を切っている。いずれにしても、地道な修行を続けるしかない。お笑いと闘いの道は遠く険しい。

 それではトニー師匠、またいずれお会いいたしましょう。

第147週

 この週は特に忙しいはずではなかったのだが、意外に時間がなく、この記録文面をまとめているだけで週末が過ぎてしまった。

 正月近辺にはそういうこともある。
 どのみち、しばらくすると地獄のような忙しさが訪れる。
 少し体と心を休めておこうと思った。

第148週

 実世界は三連休。今週は、順番的には蛮野君のターンであろうか。

 久々だけど、元気だった?

ドゥナダン パラディン 重騎士 レベル 31 経験 300302 $ 920665 |[}=="*((]]] 腕力 !18/130 知能 :18/111 賢さ :18/154 器用 :18/109 耐久 :18/163 魅力 :18/104 AC( 106) HP 544/ 544 MP 174/ 174 名前 : 蛮野ゼロ 性別 : 男性 年齢 55才 腕力 ! 18/130 種族 : ドゥナダン 身長 203cm 知能 : 18/111 職業 : パラディン 体重 84kg 賢さ : 18/154 魔法 : 生命 社会的地位 57 器用 : 18/109 守護神 : トゥルカス 耐久 : 18/163 魅力 : 18/104 打撃修正 (+17,+43) HP 544/ 544 打撃攻撃 :伝説的 [5] MP 174/ 174 射撃攻撃 :英雄的 打撃回数 4 魔法防御 :英雄的 平均ダメージ 214 レベル 31 隠密行動 :卓越 経験値 300302 射撃修正 (+23,+18) 最大経験 300302 知覚 :英雄的 射撃倍率 x5.75 次レベル 322500 探索 :英雄的 射撃回数 1.66 所持金 920665 解除 :卓越 魔法道具 :超越 AC [25,+81] 日付 22日目 23:50 加速 (+26) プレイ時間 64:32:50 赤外線視力:60 feet 能力修正 能力基本種族/職業/装備合計現在 abcdefghijkl@ 腕力 18/100 1 2 0 18/130 ............. 知能 18/81 2 -2 3 18/111 .....s3...... 賢さ 18/94 2 1 3 18/154 .....s3...... 器用 18/89 2 0 0 18/109 ............. 耐久 18/93 3 2 2 18/163 .......2....s 魅力 18/64 2 2 0 18/104 ............. abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ abcdefghijkl@ 耐酸 : .......+..... 加速 : ...+..+....+. 耐麻痺 : .....+....... 耐電撃: .......+..... 反射 : .+........... 透明視認 : .....++..+... 耐火炎: ..*....+..... 魔法道具: ............. 生命保持 : +.....+...... 耐冷気: .......+..... 火オーラ: ............. テレパシ : .........+... 耐毒 : ............. 電オーラ: ............. 警告 : .....+....... 耐恐怖: .......+..... 冷オーラ: ............. 遅消化 : ............. 耐暗黒: ..........+.. 魔力減少: ............. 急回復 : ............+ 耐盲目: .....+...++.. 乱テレポ: ............. 浮遊 : ............. 耐混乱: .....++...+.. 反テレポ: ............. 永遠光源 : ..+...+...... 耐轟音: ............. 反魔法 : ............. 反感 : ............. 耐地獄: ..........+.. 経験吸収: ............. 邪悪呪 : ............. a) | 右手 : (吸血)グレート・ソード『猛虎』 (3d6) (+9,+10) {|電} 10.0 b) [ 左手 : ミラー・シールド [10,+10] 5.0 c) } 射撃用 : ☆クロスボウ『アエゴロド』 (x5) (+15,+18) [+5] {*炎;明倍射|焼} 3.0 d) = 右手指 : スピードの指輪 (+13) 0.1 e) = 左手指 : ダメージの指輪 (+11) 0.1 f) " 首 : 賢者のアミュレット [+6] (+6探索) {+探赤r盲乱;麻視警(知賢} 0.2 g) * 光源 : ★スラインのアーケン石 (+3加速) {+速知賢r乱;視経明!!} 0.3 h) ( 体 : 耐性の軟革よろい『燦虎』 [4,+13] (+2) {+耐r恐} 4.0 i) ( 体の上 : エルフのクローク [4,+7] (+4隠密) 0.3 j) ] 頭 : 鋭敏の宝冠 [0,+7] (+7探索) {感!!} 2.0 k) ] 手 : ドラゴン・グローブ [4,+7] {r暗盲乱獄} 1.5 l) ] 足 : ★フェアノール王の硬革ブーツ [3,+20] (+10加速) {+速!!} 2.0 a) ? 4冊の 生命の魔法書[一般祈祷] 6.0 kg b) ? 3冊の 生命の魔法書[上級祈祷] 4.5 kg c) ! 15服の ヒーローの薬 3.0 kg d) ! 17服の 致命傷の治癒の薬 {25%引き} 3.4 kg e) ! 7服の 経験値復活の薬 1.4 kg f) ? 13巻の テレポートの巻物 {25%引き} 3.3 kg g) ? 6巻の レベル・テレポートの巻物 1.5 kg h) - 3本の トラップ感知のロッド 2.3 kg i) - 4本の 岩石溶解のワンド (41回分) 2.0 kg j) _ 鑑定のスタッフ (2回分) 2.5 kg k) _ 2本の スターライトのスタッフ (2x 4回分) 5.0 kg l) _ 邪悪存在退散のスタッフ (5回分) {Elbereth} 2.5 kg m) { 79本の 鋼鉄のクロスボウの矢 (3d5) (+6,+6) (189/315) 11.9 kg

 レベル31のパラディンの重騎士。もう少しで次のレベルにアップする。
 自宅には『幽鬼の指輪』が一つある。ナズグル戦はすでに一度経験している。最初の遭遇である「東夷カムル」は撃破しているようだ。

 御大『★スラインのアーケン石』のおかげで、マップの検知はかなり楽だ。帰還機能も兼ねているので、持ち物が少なくて済んでいる。

 ただし、打撃は弱い。ダメージの指輪のサポートをもってしても、200少々しかない。その代わり、『強力&速射&火免疫のクロスボウ』が遠距離攻撃をサポートしている。

 加速は素で+26。このレベルにしては相当なものだ。スピードキングの名を恣にしている。すごいぜ。

 そんなところで、そろそろ出かけようか、蛮野君。

探索開始!

 出現は地下18階。

 灰色のWがいて一瞬びびるが、これはレイスだった。
 雰囲気は黄色だったが、別段どうということもなく、また特にこれというものもなく、地上に戻った。
 
 『ダメージの指輪+11』を拾った同じく+13に代えたら、わずかに打撃がアップした。これはこれでいいことだ。


 いろいろと資源を拾っては地上に戻る。


 ここでは『スターライトのスタッフ』が追加で拾えたのはうれしかった。これで手持ち分だけで3本である。
 火免疫があるので、燃やされる心配がないのは大きい。先日のトニー師匠のお話を聞くダニ、リッチの吸収には用心しなければなるまいが。

 次に、不気味な四角い箱部屋をモンスター感知したところ、予想通りjのピットだった。君子危うきに近寄らずでスルーする。
 酸免疫装備が入手できるまではこんな感じが続く。先日の兄貴の事例を参考にしたと思ってほしい。

潜りつつ行く

 しばらく地下18階の探索を繰り返した結果、あまりこれということもなくなったので、地下19階に行くことにした。

 打撃力が220少々でこの深層に潜るのは実のところ少し怖いのだが、そもそもが『スターライトのスタッフ』で遠方からナズグルを倒すことを考えているので、直接攻撃についてはあまり考えていないのが実情だ。

 とはいえ、この探索では特に報告するほどのことも生じなかった。

 一度地上に戻り、久々に宿に泊まる。店の品揃えが微妙だったことと、魔法の店がいっぱいだったからだ。「身体を休める」という行為フラグが、果たしてプラスに働くのかどうかはよくわからない。

 よく見ると、財産が100万$を超えていた。めでたいね。ついにミリオネアーだよ、蛮野君。かつての貧乏生活が思い出されるが、もう過去の話だ。

地味な改善

 例のごとく拾った巻物にて。

武器精度強化の巻物がある。
(吸血)グレート・ソード『猛虎』 は明るく輝いた!

 これまためでたい。これで精度とパワーがともに(+10,+10)を示すようになった。ありがたいことである。
 見方によっては、ほぼ行き着くところまで行き着いたともいえる。一応、理論上は(+15,+15)までは巻物で鍛えることができるのだそうだが、そこまで行く道のりが遠すぎて果てが見えない。ちなみにそれ以上は何をどうやっても上がる確率は0なのだそうだ。不条理といえば不条理である。

謎の浮遊機能

 次の地下19階の溶岩階で、明らかになったことがある。
 
 蛮野君は、浮遊機能がなくとも、溶岩の上でダメージを受けない。
 これは不思議な感じだ。
 何に浮遊機能がついているのかはわからないのだが。

 …水辺はどうなんだろう。
 
 そんな感じで多少悩んでいる最中に、『スターライトのスタッフ』をまた一本拾った。ありがたいことだ。もっとも、件のリッチにかかればすべてまとめて吸収されてしまうわけだが。

 あと経験値1000少々で次のレベルに達する。

レベルアップ32

 暗黒の蝙蝠の群れである緑色のbと戦っていたところで、レベルアップした。

レベル 32 にようこそ。
最大ヒット・ポイントが 26 増加した!
最大マジック・ポイントが 5 増加した!
トゥルカスの声が響き渡った:
「我がささやかなる賜物を受けとるがよい!
ワーオ!とても知的になった!
ワーオ!とても賢くなった!
ワーオ!とても器用になった!
ワーオ!とても健康になった!
ワーオ!とても美しくなった!

 すごい勢いでいろいろなものの数値が高くなっている。これは”増強”という現象だと思われた。

 トゥルカス様、ありがとうございます。
 具体的な数値を拝見してみましょう。
 

能力 基本 種族/職業/装備 合計 腕力 18/100 1 2 0 18/130 知能 18/85 2 -2 3 18/115 賢さ 18/97 2 1 3 18/157 器用 18/92 2 0 0 18/112 耐久 18/96 3 2 2 18/166 魅力 18/71 2 2 0 18/111

 いろいろと元気になっている。あともうすこしで数値的にはカンストしてしまうのは少し寂しい気もするが、もう少しだけ伸び代はある。ほんの少しだけど。
 
 この勢いを駆って、そのまま地下20階に再進出する。
 
 さて、どうなりますやら。


 この20階ではキリスウンゴルの番人と戦った。幸いにも召還がなかったので何とかなったが、この打撃力ではやはり倒すのが厳しい。

幽鬼ナズグル慎重派

 そして、ついにナズグルらしき濃い灰色のWを検知することに成功した。
 早速、手近な岩山に穴を掘る。

 あちらもこちらを検知したらしく、動き始めた。よし、来い。

 だが、このナズグル、なかなか動いてくれないのだ。2x2の駐屯地に司令官として赴任しているようだが、なかなか慎重派らしく、中途半端なところでとどまったまま、こちらのアナグマ戦法に乗ってこない。

 仕方なく、途中の壁を『岩石溶解のワンド』で崩してショートカットを作ってあげたところ、そのルートに乗って近づいてきた。そこで、スピードを『★フェアノールブーツ』の始動機能で+35まで上げてから逃走し、罠に引き込んでスターライト砲の射程に捕らえて退治した。

 まず一人。

強い弓

 さらに、もうお一人ナズグルがいた。こちらも岩に阻まれて近づいて来れなかったので、直線状の射程に穴を掘り、岩を砕いてご招待差し上げた。

 実はスターライト砲はぎりぎり射程外だったのだが、今度は『鋼鉄のクロスボウの矢(+6,+6)』が強烈に効果があり、なんとわずか5,6発でナズグルを沈めた。
 うわ、これすごいよ。マジですか。つええー。

 実はこのクロスボウ、威力が半端なかった。下手をすれば、『鋼鉄のクロスボウの矢(+6,+6)』であっても、Vなどは2発程度で倒してしまう。多くても3発だ。4発も必要になることはまずない。前にも書いたが、同じ火免疫の装備であるトニー谷師匠の『☆スリング』とは打撃力が異次元の強さである。

 今回もナズグルを5発程度であの世に送り返していたわけで、もしかしたら、一射撃300打撃くらいはあるということか。
 すごいな。他の@の弓とは一味違う。『★クブラゴル』や『★ベルスロンディング』よりも、強力な印象を受ける。

 …もしかしたら、この弓があれば『スターライトのスタッフ』はいらないのかも?

 などと心の隅で考えつつ、とりあえず、地に落ちていた妖しく輝く二つの『幽鬼の指輪』をゲットする。

正体判明!

 ということで、新たに入手した恐ろしい指輪を、拾った『*鑑定*の巻物』で正体を確認した。

☆幽鬼の指輪『マルタ』 (+11,+11) (+2) {呪われている, +腕知賢器耐魅探;視活呪}
始動したときの効果...
恐慌 : 10 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは探索能力に影響を及ぼす
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それは体力回復力を強化する。
それは経験値を吸い取る。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 強力な呪いだけなので使おうと思えば使える。あまり効果も無いが。

 それでは、もう一つのほうはどうだろう。

☆幽鬼の指輪『ルスタ』 (+11,+11) (+1) {呪われている, +腕知賢器耐魅具r毒獄;視遅呪}
始動したときの効果...
ファイア・ボール(72) : 12 ターン毎
...ただし装備していなければならない。
それは腕力に影響を及ぼす
それは知能に影響を及ぼす
それは賢さに影響を及ぼす
それは器用さに影響を及ぼす
それは耐久力に影響を及ぼす
それは魅力に影響を及ぼす
それは魔法道具使用能力に影響を及ぼす
それは毒への耐性を授ける。
それは地獄への耐性を授ける。
それは透明なモンスターを見ることを可能にする。
それはあなたの新陳代謝を遅くする。
それは経験値を吸い取る。
それは強力な呪いがかけられている。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 あれ、こちらも強力な呪いだけだ。悪くない。反感を持っていないので、使おうと思えば使えそうだ。
 
 とりあえず、ここでは二人のナズグルを退治した。

ドラゴンの炎

 今頃になり、新しいワンドを拾ったようだ。なんだっけ、これ?

 タングステンのワンド(l)を拾った。
 ザック中: ドラゴンの火炎のワンド (3回分)

 ああ、ドラゴンシリーズか。使うかどうかはわからないけれど、とりあえず自宅に持ち帰る。

聖戦者登壇!ただし重い。

 ということで地上に戻り、整理整頓を行う。
 
 次の階も同じだった。大きなイベントはなかった。ありがたい『スターライトのスタッフ』をさらにもう一本拾ったくらいである。これはこれで安心につながる。

 ここで、とりあえず、対ナズグル用に『聖戦者』さんを持ち歩くことにした。だが、重量が20キロとあまりに重過ぎるため、”追加攻撃機能+1回”を含めても4回の打撃回数しかなかった。これだと今の普通の吸血グレートソードと変わらない。
 もっとも、こちらも10キロあるのだけどね。

 この@、左手に『ミラーシールド』をしているので、この10キロなり20キロなりを片手で振り回していることになる。それはパラディンでなくとも大変だろうにと思った。これを平然とこなしてのける”戦士”という職業は大変なものだ。

ソーサラー瞬間攻撃

 次の地下20階。
 出現した瞬間に、お隣にソーサラーがいてびびる。まじか。
 問答無用で吸血ソードで消滅させる。

 挑発してアイテムをゲットしようなどという行為は、件のハーフオーク戦士以外には無理な話である。
 ああびっくりした。

いろいろ

 広場で新しく拾った『チタンのロッド』を振ってみた。
 振った瞬間に「方向を定める」様な指示が出たのだが、結果的にこれは『癒しのロッド』であった。どういうことなのだろう。ゲーム側のカムフラージュかなあ。

 そして、途中から雰囲気が茶色になった。
 
 ここでは『エメラルドのアミュレット』が『勇者のアミュレット』であることが判明した。

勇者のアミュレット (+1,+4) [+4] (+6)

 悪くはないし、これを現状装備の『賢者のアミュレット』と交換してもデメリットはあまりないのだが、それでもなんとなく装備はそのままにすることにした。探索機能が高いのは、『箱』を見つけたときになんとなく楽だと感じているからである。
 もしかしたら、次に同じ『勇者のアミュレット』を拾ったとき、打撃サポートが(+5,+5)以上だったら交換するかもしれない。

ガレ場ステージ!

 次は、広大なガレ場ステージだった。胸が高鳴るね、蛮野君。
 ここには何があるのだろうか。

 とはいえ、焦ってはいけない。あくまでガレ場は最後に味わうものだ。

 ということで、最初にモンスター感知で検知したキリスウンゴルの番人を真っ先に叩き潰しに走り、それ以降は周囲のVとか赤いPとかの相手をしていた。

 さらに、ガレ場の入り口には青いDがいた。ワイバーンだ。
 吸血装備で対応する。
 特に問題はなかった。
 相変わらず強いなあ、吸血装備。


 さて、一通り敵を倒してしまったので、ここからは掘るフェーズに入っていく。お楽しみはここからだ。

 いろいろと出てくる出てくる。

 まずは、新しい『楡のスタッフ』は、なんと『*破壊*のスタッフ』であった。恐ろしいものを拾ってしまった。しかも立て続けに2本も。

 さて、お次の『カバのスタッフ』は、なんと『体力回復のスタッフ』であった。珍しく、ロッドよりも先にこちらを拾ったか。おまけにこちらも2本セットである。これ、使えるものなら使いたいものだが、どうしたものか。

 さらに、拾った何ということのないシールドが『革製ラージ・シールド [6] {特別製} 』ときた。
 いったいなんだなんだ?

 やはりこれも現場で掘り出した『*鑑定*の巻物』で、こんなことがわかった。

★金髪のケレゴルムの革製ラージ・シールド [6,+10] {r毒}
いまでは見られなくなった数々の伝説の生き物の装飾が施されたこの盾は、かつてヒムラドの王ケレゴルムを守っていた。地水火風のエレメントのせめぎ合いを内包し、それらの神秘的なバランスを保っている。
それは酸への耐性を授ける。
それは電撃への耐性を授ける。
それは火への耐性を授ける。
それは寒さへの耐性を授ける。
それは毒への耐性を授ける。
それは暗黒への耐性を授ける。
それは酸・電撃・火炎・冷気では傷つかない。

 なるほど、金髪さんのシールドであった。だが、反射機能が無いわけなので、使うことはできそうにない。残念だ。

 さらにここで新しい武器が落ちていた。

つ『(吸血)ロング・ソード『焔狼』 (2d5) (+10,+10) 』
 
 おお、銘入りの吸血装備だ。これは期待できる。

呪いの危惧

 装備している『鋭敏の宝冠 [0,+7] (+7探索)』が、ふと気が付くと見事に呪われていた。

 そこで、これを、掘り出した『*防具強化*の巻物』で現場強化したところ、
『鋭敏の宝冠 [0,+9] (+7探索)(呪われている)』
 となった。呪いが解けなかったのは残念だが、これはこれでとてもうれしい。

 とはいうものの、この”いつの間にか呪われていた”『鋭敏の王冠』は、”始動”させることができなかった。肝心な「モンスター感知」ができないのは少々辛い。
 パラディンなので、自分で「解呪の魔法」を使ってみたが、なんと解呪できず。ということは、これは重いほうの呪いだということか。
 うーん何ということか。

 が、こんなこともあろうかと?『*解呪*の巻物』を2巻も掘り出していたので問題はなかった。一瞬で呪いが解け、目的の「モンスター感知」ができるようになったのであった。
 こういうこともある。

 ただし、これは将来における危惧も示唆していた。
 万一、『★アーケン石』が強く呪われて始動しないとしたら、この@は地上に還るのにとても苦労することになるのだ。

 これまでアーケン石はハーフオーク戦士@が装備していたわけだが、今までそうしたアクシデントに遭遇したことがなかった。これはたまたまだったのだろうと思う。
 今後は少し気をつけなければいけないのかもしれない。

よくない人形

 掘り出した『お人形』があったので、とりあえず投げてみた。

ハーピーの人形 {未鑑定}がある
これはあまり良くない気がする。

”よくない気がする”という表示の意味がなんとなく分かってはいたのだが、試さずにはいられないのが人の性である。

ハーピーの人形は消えた。
ミス! ハーピーにかわされた。
ハーピーを攻撃した。
ハーピーを葬り去った。

 やはり呪われていた人形で、敵として出現していたらしい。
 とはいえ、想定内の事象であったので、問題なく戦って消滅させた。

ガレ場バンザイ

 結局、この広大なガレ場階ではこんなものを入手していた。

『体力回復の薬』
『レベルアップの薬』←3服目
 6服の『癒しの薬』
『抹殺の巻物』
 2本の『スターライトのスタッフ』
 2本の『体力回復のスタッフ』
『邪悪存在退散のスタッフ』
 2本の『*破壊*のスタッフ』
『耐性のアミュレット』
『★金髪のケレゴルムの革製ラージ・シールド [6,+10] {r酸電炎冷毒暗}』
『(吸血)ロング・ソード『焔狼』 (2d5) (+10,+10)』
『ドラゴン・ブレスのワンド (5回分)』

素晴らしい階だった。ナズグルもいなかったし。

 新しい武器について、うれしいこともあった。これまでの『吸血電撃グレートソード』が10キロと重過ぎて打撃回数が4回だったのに対して、ここで新しく拾った『吸血対邪悪ロングソード』は 6.5キロと多少軽いためか、打撃回数が5回となっていて、そのため同じような装備なのに打撃力が220から255に増えていた。なるほど、これはすごいことだ。
 おまけに、対アンデッド装備でもあったので、万一のときには、ナズグルにはこれで直接対応することも可能だ。

忘れ物

 その後も1,2回潜ってみた。

 どちらも『鑑定のスタッフ』を忘れて潜ってしまったが、幸いにも拾うことができた。
 特に問題はなかった。

 …早く『鑑定のロッド』が出てこないかなあ。蛮野君は装備のツモ運は総じて悪くはないが、この『鑑定のロッド』だけはまだ入手できないでいる。
 3本も入手しているトニー谷師匠が少々うらやましい蛮野君であったが、これはバランスというものかもしれない。蛮野君が持っている『☆火免疫のクロスボウ』は誰もがうらやむ垂涎の逸品だからだ。

 ともあれ、地下をさまよううちに、蛮野君もそろそろ資源が溜まりつつあるようだ。回復力がそれほど期待できない『致命傷回復の薬』を、20服以上貯まってきた『体力回復の薬』に変更しても良いかもしれないのだが、まだ冷気免疫がないので壊されてしまいそうで怖い。いっそ、今回拾った『体力回復のスタッフ』を持っていくというのもありかもしれない。

 ということで、今週はこのあたりで終えた。

まとめ

 最後のガレ場階を代表例として、今回はひたすら資源を貯めた。
 もちろん、ナズグルも2体倒したが、後半はそれもなく、ただお土産を持ち帰るための探索となった。それはそれでよかった。広いガレ場は心が和む。

 ある意味順当である。

息子その2記録

 久々に登場する息子その2である。

 息子その2は、以前はかごめさんのコピーを操作して地下1階あたりでぶいぶい言わせていたのだが、深層に潜るとなると少々心配であると父は思った。

 そこで、ハーフオーク戦士@のデータをコピーし、息子その2の名前をつけて送り出した。
 この世界に、どこかで見たことのある超強力な@がいきなりデビュー、という感じだ。
 その辺で暇していた強いロボットを適当に駆り出して作った「リアル女子高生騎士団、ルミナスナ~イッ!」という感じだが、これは多くの読者には意味が分かるまい。いや、この文章を読むような人だと割とみんなわかるのか? FSSってどこまで知られているのだろうか。

 武装も少々変更した。
 本筋の@の現行の武器は*鑑定*機能つきの『銘入りエルフショートソード』だったが、ひたすら戦闘だけを行いたい”武闘派”である息子その2(6歳)には不要な機能だと思った。

 そこで、自宅に戻り、+2回攻撃つきの『(吸血)切り裂きの大鎌』を持ち出した。
 これであれば、相手が生物ならは吸血機能で対応できるし、もし吸血機能が効かない相手であっても、ターン攻撃あたり期待値1150というとんでも打撃パワーで比較的スムースにあの世に送り込むことができる。
 恐れるべき敵は「岩投げ攻撃」のあるPのピットくらいだろう。これはこの@でも(そもそもこのゲームではどんな@でも)防げない。バルログピット相手だと、脳攻撃などで多少苦戦するがいい勝負をしそう、という印象だ。

 とはいえ、最初の探索で、気が付くとお腹がすいて死にそうになっていたので、あわてて父が助け舟を出した。ほぼ瀕死の状態でかろうじて地上の宿屋にたどり着いて、そこで飯(というか、例のビールとつまみだが)を食べさせてもらった。
 何とか復活した。この@が衰弱して真っ赤だったのは久々に見た。

 危ない危ない。

 とりあえず、自宅に99個貯めてあった『エルフの口糧』を10個ほど持たせ、ご飯の食べ方のコマンドを復習して送り出した。基本は大切だ。


 息子その2は、とにかく戦闘しかしない。サイヤ人並みの戦闘民族だ。落ちているものなどには目もくれない。『鑑定のロッド』は14本ほど持っているようだが、あまり使う気もない。
 とにかくひたすらその階を蹂躙し、終わったら次の階に侵攻していく。ある意味”正しい”プレーヤーである。

 一応、通路の感知(ついでにお家に帰る)のための『★アーケン石』と、トラップ感知のための『全感知のロッド』との使い方も教えているが、手探りで探索するのが好みらしい。また、お金をひたすら集めていて、かなり遠くの岩の中のお金も穴を掘って迎えに行っている。おかげでお腹がとてもよく減ることだ。
 途中で落ちている食べ物を食べることを教えたが、覚えているかどうかは微妙なところだった。


 そんなこんなで、息子その2は1階からはじめて最後には地下17階まで来ていた。なかなか深い階層までやって来たものだが、まあ実質があのハーフオーク戦士@なので、当面は特に問題ないだろう。

 この先、息子その2がこの@と共にどんな冒険をするのかについては、良くわからないと思う父であった。

第149週

 土曜日だというのに朝早くから公務にいそしんでいる。へとへとになる。朝7時過ぎから延々とほぼ終日立ちっぱなしの業務である。足に持病があるこのプレーヤーには本当に向いていないお仕事である。正直、むちゃくちゃしんどい。勘弁してほしい。

 夜になり、休みがてら、この世界で簡単な実験をすることにした。

『岩石溶解のロッド』実験

 蛮野君を呼び出し、『岩石溶解のロッド』を4本担ぎ出し、地下1階に潜って試してみた。
 果たして、このロッドがどの程度使えるのかを試してみたかったのだ。具体的には、復帰までの体感的なタイムラグを知りたいと思った。

 さて、実際に試してみたところでは、使った後、意外に復活まで時間がかかる印象だ。少なくとも『鑑定のロッド』よりも時間がかかる。4本程度だと、連続しての利用は無理だった。

 この「穴掘り」をしたいタイミングというのは、近場のお金を掘り出すとき以外は、割と長い通路を掘って敵の裏をかいたり、検知されないように遠回りすることが目的となる。すなわち、かなりの回数の「連続使用」が大前提なのだ。以前にも触れているが、この穴掘りツール、ただの道具ではなくて、いわば「戦略兵器」である。
 だが、再充填に時間がかかるということだと、そうした使い方には限界が出てくるということになる。

 つまり、この『岩石溶解のロッド』については、おそらくだが、十数本以上は所持していないと、まともな活用はできないだろう。そして、同じことをしたいのであれば、『岩石溶解のワンド』が2,3本で20から30回の連続利用が可能なわけで、こちらのほうが確実性が高く、重量も軽く、しかも充填も安上がり、という感じだ。

 ということで、この『岩石溶解のロッド』は、実質的には利用価値がないということが分かってきた。確かに、ロッド全般は自動充填なので、無限に掘り進めることができるのはそれなりに嬉しいわけだが、それにしても大量に持ち歩くとなると重量が気になる。

 おまけに、なんだかんだいいつつも、貴重な『ロッド』だと、いざというときに捨てることもしにくい。もったいなくて、心理的な抵抗が出てきてしまう。その点、比較的入手がたやすい『ワンド』だと、vaultなどで持ち帰り品が多くなって、手持ちの何かを捨ててこなければいけないというときに、比較的気楽に選択することができる。同時に持ち歩くのはせいぜい3,4本で、その程度なら捨てても惜しくない。そもそもが、ワンドは発動回数が分かれば持ち物インベントリ上では一つにまとまることから、持ち帰ることも容易で、そこから、自宅にもそこそこ貯めることができるのだ。

 ということで、『岩石溶解のロッド』は、一見うれしいものではあるが、実質的には使う意味がないものだということが分かった。

ドラゴンブレスのワンド実験

 今度は、少し昔のDr.Who氏を呼び出した。レベルは50に到達して久しいが、まだ自宅の整理ができておらず、いろいろなワンドやロッドが山積みになっている時代のものだ。

 ちなみに、息子その1が横で父を観察している。勉強したいということらしい。

 とりあえず、15本ほどある『ドラゴンブレスのワンド』をすべて持ち出して、この強力なワンドでどの程度無双できるのかを試してみた。

 このワンドは、振るとランダムにいくつかのパターンの攻撃をしてくれる。具体的には「火のブレス」「冷気のブレス」「酸のブレス」「電撃のブレス」のうちどれかを発射してくれるのだ。一つ一つの攻撃は、各単体のワンドよりも実は打撃パワーが大きい。なので、うまくはまれば大当たり、という感じになる。
 1本当たり5回の発動が可能なので、全部で75回使うことができるのだ。これは結構期待できますねえ。

 さて、さっそく潜ってみた。出現は地下20階である。

 このワンド、発動するとかなり広い範囲にわたってブレスを出してくれるので、群れに対して使うのが効果的だ。

 オークやスナガなどは、あっさりと倒せる。何の攻撃でも耐性がないみたいだから。pの類に対しては大文字小文字含めてかなり有効だ。ワイトもある程度何とかなる。

 一方で、なかなか効果がない相手がいることにも気が付いた。

 たとえば、赤いアリさん。火と酸には強いらしく、実質的には冷気ブレスと電撃ブレスしか効果がないので、攻撃のうち半分がほぼ無効になる。

 さらに、この「ドラゴン無双プレイ」でもっとも辛かったのが、意外にも「プーケル人」だった。このモンスターは、原作では過去の姿を写したただの石像として登場しており、攻撃も何もなかったのだが、このゲームではどういうわけか石像のくせに現役バリバリで登場する。しかも、火と冷気と電撃の耐性があるらしく、このワンドでの攻撃がほとんど通らない。石像ということで、実は『岩石溶解のワンド』でダメージを与えられるのだが、それとて威力はそれほど大きくはない。
 総じて、かなり面倒な相手であった。

 また、このワンドを使うと、その副作用で、地上に落ちているものがあらかた消えてしまうことも分かった。「火のブレス」では様々な巻物が、「冷気のブレス」では薬瓶が、「酸のブレス」では装備品類が、などといった形で、モンスターを倒した時に得られるはずのドロップが、自分の攻撃それ自体によって消滅してしまうのだ。おまけに、各々のブレスが適当な頻度で出現するため、様々な種類のダメージが適度に与えられてしまうので、最終的に地上のアイテム類はほとんど残らないということになる。

 これはまったくもってよろしくない。
 せっかくの『獲得の巻物』とか『アーティファクト生成の巻物』ないしは、御大『願いのスタッフ』などが消えてしまうというのでは、そもそも話にならないではあ~りませんか。

 ということで、「ドラゴン無双プレイ」には限界があることが判明した。


 さらに”真のダメージ”はその後に現れた。

 75回分のブレスを無理やり使い切って帰還したのだが、地上に戻って「すべてのアイテムを充填」したところ、なんと16000$近くかかってしまったのだった。

 うわああああ。なんてこと。この@だから気にしないでいられるけれど、貧乏な@だとこれだけで破産しかねない(もっとも、初期の貧乏な時期にこのワンドをたくさん持っていること自体がまずありえないが)。

 なるほどなあ、これは贅沢な道具なんだなあ。

 ある意味感心するプレーヤーと息子その1であった。

(続く)


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