047 | インド料理 ダイエット・レシピ集 | ロイチョウドゥーリ・ジョイ ロイチョウドゥーリ・邦子 | スパイク | 1998 | ISBN4-89621-278-9 C0077 | 1400円 | レシピ 蘊蓄 |
「ダイエット」という観点からインド料理を紹介している.
「野菜と豆」「卵と肉」「魚」「米と粉」「ミルク」の各項目に分れてレシピが掲載されている。「野菜と豆」では「じゃがいもとカリフラワーのカレー」「カボチャとインゲンのドライカレー」「ナスのカレー」「ほうれん草のにんにく炒め」「レンズ豆のカレー」など。「卵と肉」では「ゆで卵のカレー」「ダブルペパーオムレツ」「チキンカレー」など。「魚」では「エビのココナツカレー」「カジキマグロのヨーグルト風味カレー」「小あじの辛子味カレー」。「米と粉」では「チャパティ」「しょうがのフレンチトースト」「豆粥・キチュリ」「クミンライス」、「ミルク」では「カッテージチーズ&ミルク菓子」「ニンジンのミルク煮」そして「チャイ」である。
まず初めにダイエットのための5つのルールが示される。(1)朝1昼2夜1の割合で食べる。(2)鮮度にこだわり旬のものを食べる。(3)火を通して消化をよくして食べる。(4)食事中に冷たい水は飲まない。(5)消化力を助けるスパイスを賢く使う。 結果的にはバランスよくいろいろなものを食べ,リズムを崩さず,スパイスで体の調子を調整していく,ということのようだ.ごもっともである.
各章の始めに基本的なスパイスである「ターメリック」「赤唐辛子」「クミン」「コリアンダー」「マスタード」「フェネグリーク」「ブラックペッパー」「ローリエ」そして複合スパイスので「ガラムマサラ」「パンチホロン」の解説がある。この本の料理はすべてこれらのスパイスで作られている。