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    スパイス・ハーブ解説重視本

    No. タイトル 作者 出版社
    初版年次
    ISBN番号 定価 種類
    内容概説と感想

    070 ザ・スパイス ナヴィ インターナショナル 大泉書店
    1997
    ISBN4-278-03731-7 C0077 1300円 レシピ スパイス解説
    スパイスのいろいろな形態を写真におさめてくれてい るので,普段知っているつもりのスパイスが実際にはどんな形であるのかを教えてくれる.

    069 スパイスのサイエンス 武政三男 文園社
    1990
    ISBN4-89336-050-7 C5077 1500円 スパイス解説
    写真はないが,スパイスの解説を文章で詳しく記述してくれている.解説部分が見開きで1項目となっており,読みやすい構成であるのも特筆.

    063 本格カレーを作ろう ナヴィ インターナショナル編著 ナツメ社
    1998
    ISBN4-8163-2461-5 C2077 1300円 食材 レシピ 歴史蘊蓄
    スパイスや食材の写真,アジア各国の各食材のカレーレシピ,簡単なカレーの歴史など,これ一冊で総合的な内容を誇る.「スパイスと食材の相性チャート」は珍しい.

    056 専門医が教える
    体にやさしいハーブ生活
    橋口玲子 幻冬社
    2000
    ****** ****** スパイスハーブ紹介 レシピ
    薬膳としてのハーブ・スパイスの利用法についてスパイスの紹介と利用レシピ(お茶が多い)で語っている.巻末にハーブショップリストもある.

    055 SPICES 実用版スパイスブック ****** 山と渓谷社
    1996
    ISBN4-635-58023-7 C0077 2060円 スパイス紹介 レシピ
    スクリューパインとかマーラブとかニゲラとかアサフェティダとかパラダイスグレインとか,この本で初めて見るスパイスがいくつもあるのだった.この世界はまだまだ深いとわかる.

    048 素敵ブックス
    スパイスの知識と料理
    有元葉子 グラフ社
    1997
    ISBN4-7662-0445-X C9477 1500円 スパイス紹介 レシピ
    前半にスパイスの紹介があり,後半にレシピ.最後に「日本のスパイス」として日本で昔からつかわれてきたスパイスを示している.ちなみに,高橋はこの「日本のスパイス」だけをつかって「純粋日本カレー」が作れないかどうか考えている.和風スパイスの性質から,いわゆるインド的なものとはずいぶんと違ったナニかができあがるのではないかと思われる.タンドールというお店には,「梅カレー」というメニューがあり,梅干しと紫蘇をペースト状にして加えたカレーがあるそうなので(No.014,料理百科43)一度試してみるのもいいかもしれない.

    046 スパイス塾
    50のスパイスと100のレシピ
    武政三男 園田ヒロ子 グラフ社
    1998
    ISBN4-7662-0508-1 C9477 1000円 スパイス紹介 レシピ 蘊蓄
    スパイス一つについて2種類程度のレシピが掲載されている.レモングラスが2種類に分類される事はこの本で初めて知った.

    045 料理上手のスパイス50 武政三男 園田ヒロ子 日本文芸社
    1997
    ISBN4-537-01867-4 C0077 1400円 スパイス紹介 レシピ 蘊蓄
    基本的に上の本と似ているが,こちらの方 がより詳しい.特にスパイスの特性まで化学的に(それほど難しくなく)書いてある.

    044 インド スパイス料理 レヌ・アロラ 柴田書店
    1991
    ISBN4-388-05659-6 C2077 3800円 スパイス紹介 レシピ
    インド出身の方が生活の中の視点でスパイス解説とレシピを記している.力作.上の武政さんの記述と比較してみると面白い.

    036 料理と食シリーズ No.26 ハーブ料理 スパイス料理 ****** 旭屋出版
    1998
    ISBN4-7511-0121-8 C9477 1800円 店舗紹介 レシピ ハーブ・スパイス紹介
    各地のハーブガーデンの 紹介とそのメニュー,有名店のレシピ,世界のスパイス料理の地域別紹介等,盛りたくさん.スパイス料理でカレー以外を扱っている.

    034 レタスクラブ 初めてのハーブとスパイス ****** SSコミュニケーションズ
    2000
    ISBN4-8275-4066-7 C9477 1000円 ハーブ紹介 レシピ
    ハーブの種類一つにつき1種類程度のレシピが掲載さ れている.食べ物ばかりではなく,キャンドルなどの応用品もある.ハーブの育てか たも.

    025 ハウスポケットライブラリー2
    唐辛子遍路
    ****** ハウス食品
    1989
    ****** 600円 蘊蓄 レシピ
    ハウス食品が発刊しているポケットライブラリーの一つで,唐辛子というスパイスの一つに集中してさまざまな事柄を語っている.唐辛子の歴史,栽培農家の様子,アジアの唐辛子事情をめぐる対談,唐辛子の科学的考察,唐辛子をめぐる文化,そして世界各国(中華・タイ・インド・ハンガリー・スペイン・ガーナ・ペルー・トルコ)のレシピである.カレーをめぐるなかで,こうした一つのスパイス軸からの視点も面白い.

    021 カレーなる物語 吉田よし子 筑摩書房
    1992
    ISBN4-480-04163-X C8339 1068円 蘊蓄 スパイス紹介
    カレーの歴史やアジア各国の料理,そしてスパイスの紹介を含めた多角的カレー談義.“カレーを分析する”の章ではここのスパイスではなく,カレーという広がりの内部でどのような位置づけがなされるか,といった意味でのスパイスや各種食材の解説がなされている.とうがらしだけは,別に一章を割いて化学的成分なども含めて解説している.

    019 スパイスの本 桐島竜太郎 婦人画報社
    1961
    ****** 1200円 スパイス紹介 蘊蓄
    古い本だが, 内容的にはスパイスの歴史にも触れ,ハーブ類も含めて約70種類の紹介がある.料理に対して,味ばかりではなく,香りや見た目に影響を与えるものを「スパイス」とし,コカや朝鮮人参,大根おろし,トリュフ,ホップ,またたび,酒類,おひつの木の香り,あるいは合成エッセンス類まで含めて紹介している.こういうところはむしろ最近の本にはあまり見られない姿勢で,かえって新しいのではないだろうか.

    014 料理百科 43 特集1 エスニック料理 ****** 柴田書店 2000 ISBN4-388-80581-5 C9477 1000円 食材紹介 レシピ 店舗紹介
    料理玄人相手の月刊誌の「エスニック料理」特集.冒頭に東南アジアで利用される各種スパイス(バイ・マックルー,クラチャイ,タクライ,カー等)の写真入りの簡単な解説がある.冷凍品の紹介もあり,どれもオープン価格というのはコンピュータ業界の悪しき真似のような気もした.確かによく考えてみればこちらの「オープン価格」には自然現象などの要因が関ってくるのではあるが,冷凍食品というのはそのあたりのコントロールが比較的楽なのではなかったか.他にも基本調味料である醤類,加工ソース類などの紹介もある.

    012 体によく効くスパイス&ハーブ活用事典 ハーブ・香辛料研究会編 池田書店
    1999
    ISBN4-262-12841-5 C0077 1300円 スパイス・ハーブ紹介 レシピ 蘊蓄
    スパイスというよりも,香りやくせのある食材全般について紹介している.特に「葱類」の分類・記述に詳しい.基本的には各食材の「薬効」の紹介とそれを目的としたレシピが多い.全体を「にんにく・ねぎ類」「とうがらし」「刺激と芳香」「日本の香味野菜・あしらい野菜」「木の葉・木の皮」「ハーブ」「シード」「酸味」「色づけ香りづけ・複合」に分類し,各々一つのスパイスを見開きないし1ページで解説している.

    011 ハーブ&スパイス料理 ****** 池田書店
    1998
    ISBN4-262-12827-X C0077 1300円 ハーブ紹介 レシピ
    ハーブを中心とした紹介とレシピ.食べるばかりではなく,暮らしの中にハーブを取入れるクラフトやポプリ,ソープ,またハーブの育てかたまで言及している.扱っているハーブは「バジル」「ミント」「ロケット」「ラベンダー」「チャイブ」「マロウ」「バイマックルー」「シャンツァイ」「木の芽」「にんにく」など38種類で,各々について2から3種類のレシピがある.

    010 新・儲かるメニュー カレー ****** 柴田書店
    1985
    ISBN4-388-00776-5 C2377 2570円 店舗紹介 レシピ 食材紹介 蘊蓄
    食材の紹介が数ページにわたっている.肉類から野菜,各種調味料が説明されている.いずれも作って食べさせる側の視点からの記述で,仕入れや仕込みのときに参考になるような情報としてかかれている.「ブロイラーは大きさによって特大,大,大小,中,中小,小の6種類あり,さらに肉づき,脂肪のつき方,鮮度,外傷等によってA級,B級,級外に分けられる」という具合.業務用ルーやレトルトパックなどの説明も簡単になされている.簡単なスパイス解説も約20種類.